平成26年第4回臨時会(5月27日_日程8)
○議長(加来良明) 日程第8、議案第49号、平成26年度清水町一般会計補正予算(第2号)の設定についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。副町長。
○副町長(金田正樹) それでは、議案第49号、平成26年度清水町一般会計補正予算(第2号)の設定について、ご説明を申し上げます。
総額に5,714千円を追加し、それぞれの総額を7,607,484千円とするものでございます。
歳入よりご説明を申し上げます。
6頁をお開き願います。
15款3項4目、教育費道委託料につきましては、北海道スクールソーシャルワーカー活用事業の委託先市町村として、本町が採択されましたことから道委託金400千円を追加するものでございます。
17款1項2目、特定寄附金につきましては、田村建設株式会社様より会社創立50周年記念事業の一環として、福祉及び教育の振興に対します5,000千円の寄附と、清水山岳会様より登山施設整備に対します314千円の寄附を賜りましたことから、併せまして5,314千円を追加するものでございます。
7頁にまいりまして、歳出につきましてご説明をいたします。
3款1項3目、老人福祉費、さらに7頁の下段になります10款1項1目、教育委員会費につきましては、福祉及び教育振興に対します特定寄附金の受領にともないまして、次年度事業の財源として活用するため、老人福祉基金積立金に2,500千円、教育基金積立金に同じく2,500千円を追加するものでございます。
7頁の中段になります。
7款1項3目、観光施設費につきましては、登山施設整備に対します特定寄附金の受領にともないまして、剣山山小屋休憩室の通路改修等に係ります工事請負費600千円を追加するものでございます。
8頁にまいります。
10款1項2目の教育振興費と3項1目の中学校管理費につきましては、北海道からの委託を受け実施しますスクールソーシャルワーカー活用事業の採択にともないまして、中学校管理費に計上いたしておりました心の教室相談員賃金530千円を減額し、教育振興費にスクールソーシャルワーカー賃金530千円を追加する予算の組み替えを行うものでございます。また、教育振興費の9節の20番、普通旅費につきましては、スクールソーシャルワーカーの研修等に係ります旅費78千円の追加でございます。
最後になります。13款2項1目、基金費につきましては、今回の補整予算に係ります調整額といたしまして、財政調整基金積立金36千円を追加するものでございます。
以上、一般会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) これより、質疑を行います。
質疑ありませんか。
6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 副町長からスクールソーシャルワーカーの関係の話がございましたが、今、説明を受けたなかで、前段では本町が採択されたものでという話もありまして、後段では委託を受けてという話がありましたが、本町がやってだめとか、そういうことは全くないわけでありますけれども、過去も子ども達の教育のなかで過去と違って多くの教員を動員して、マンツーマンでやったり、いろいろ広範にしていると、したがって、相当教員数も多くなっているわけで、この部分についてスクールソーシャルワーカーを入れて、なんとか対応しようという積極的な考えから、町が道になんとかならないかという提案をして、それが採択されて本町で行うということになっているのかどうか、このへんについてお尋ねをしたいわけです。
スーパーバイザーとエリアバイザー、エリアスーパーバイザーという担当者が道内に配置されているわけですけれども、十勝では帯広に配置されていて、このエリアスーパーバイザーが担当する大谷短期大学の方が本町に来て指導するようになるのか、また、別途、その資格を持っている人が本町に来て、助言・指導をするのかというとになるとどうなのか、この2点をお尋ねいたします。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。学校教育課長。
○学校教育課長(菅野靖洋) スクールソーシャルワーカー事業につきましては、道の委託を受けまして、いじめや不登校、児童生徒の問題行動の問題解決のために、児童生徒さんと親御さんの支援を行うためにソーシャルワーカーをおいて、道の委託を受けて実施するものです。
あと、ソーシャルワーカーにつきましては、帯広市在住の高谷みゆきさんという方で、心理検査士、心理カウンセラー、社会福祉主事と保育士の資格を持っている方が教育委員会の要望に応じて、各学校に来ていただいて、カウンセリング等の活動を行ってもらうということで進めていく予定です。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 今、聞いたスーパーバイザーだとかエリアスーパーバイザーの関係の名前を今言われましたけれども、十勝には相当多くの方がいて、それぞれの町村に十勝教育局のほうから派遣をされている状況にあるのかどうかということになると、どうなんでしょう。
○議長(加来良明) 学校教育課長。
○学校教育課長(菅野靖洋) 十勝のなかにそのような人がいるんですけれども、清水町としては今回、帯広市のスクールカウンセラーもやっているんですけれども、高谷みゆきさんと契約を結んで、活動をしていくということになっています。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 本町の教育委員会から要請をして、月に何回来てほしいとか、その都度事案が発生したときに来るとか、本町の指導者の層で無理難題がいろいろあって助言を受けるとか、いろいろあると思うんですけれども、これは頻度としては相当多くお願いをしようとしているのかということになると、どうなんでしょう。
○議長(加来良明) 学校教育課長。
○学校教育課長(菅野靖洋) 補正予算であげた金額で約180時間で1日4時間ですので、年間でだいたい45日来てもらう予算を設置しております。
○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、議案第49号、平成26年度清水町一般会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。