平成26年第4回臨時会(5月27日_日程9)
○議長(加来良明) 日程第9、議案第50号、物品の取得についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。総務課参事。
○総務課参事(堀田政洋) 議案第50号、物品の取得について、提案理由のご説明を申し上げます。
物品名は小型ロータリー除雪車1台、方法につきましては、平成26年5月15日、2社による指名競争入札の結果、落札によるものでございます。なお、指名業者につきましては、株式会社中島自工、ナラサキ産業株式会社道東支店でございます。契約金額につきましては、消費税込みで18,478,800円でございます。契約相手は、帯広市西20条北1丁目3番32号、株式会社中島自工、代表取締役社長中島慎司でございます。
納入期間につきましては、契約の日から平成26年11月28日を予定しております。また、入札の落札率は93.50%でございます。
以上、議案第50号の提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(加来良明) これより、質疑を行います。
質疑ありませんか。
6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 4点ほどお尋ねをいたします。
まず1点目、今の落札率は93.50%ということで、2社による指名競争入札ということでした。管内にこれらの特殊車両を扱っている会社が2社以外ないのか、相当数あるのか、もう少し範囲を広げてより落札率を低くするような方法を考えるようなことはなかったのかどうか、このへんをまず1点目にお尋ねをいたします。
2点目ですが、このロータリー除雪車は納入が12月という話がありましたが、聞くところによると除雪以外の用途で草刈り等にも使えるものだと、アタッチメントをつけてでしょうけれども、それが正解なのかどうか、除雪以外は全く使えないものなのかどうか、このへんについて2点目にお尋ねをいたします。
3点目です。新年度の予算のときにもお尋ねをいたしましたが、老朽化によって部品の調達もなかなか大変だという話で、平成5年の車両ですけれども、そういう説明を私は受けているのですが、今回、中島自工さんはどんな会社なのかと思ってちょっとめくってみますと、相当中古の売り払いの機械がだーっとびっくりするほどあります。ロータリー除雪車は昭和59年、60年、61年、平成元年、平成5年、平成9年と相当数多くロータリー除雪車があるんですけれども、清水町が購入しようとしている除雪車は外国の車両なのか、国産の車両なのか、今後使用するにあたってより長く使うということからすると、そのへんでは全く問題ないものなのかどうか、清水町に現在ロータリー車が3台ありますが、このことからすると、1台更新するわけですから、今後廃車になると思うんですけれども、4点目になるんですが、更新をせずに新たに4台を使用すると、3月いっぱいは使ったもんですから、そして、後半に冬季の歩道の除雪等も私の見る限りまだまだ行き届いてないようなところもあると見受けていますので、そういう面から見ると利用するような方法も考えては良いのではないかと、こういうことがありまして、この扱い、廃車にするのか、控えにおいておいて、業者に預けて使おうとしているのか、このへんについてお尋ねをします。
以上4点、よろしくお願いします。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) まず4点のうち1点目ですけれども、落札率といいますか、もう少し幅広く入札の関係ですけれども、現在購入いたします小型ロータリー除雪車につきましては、現在、全国で2社のみの製造となっております。そのなかで、その2社のうち十勝で代理店となっているのが、今回指名いたしました2社ということでございます。
次に、納入された後の用途の関係は、除雪以外に当然予算委員会のなかでもご説明をしたかもしれませんけれども、草刈りに使用する機種でございます。当面、現在更新も含めて3台を保有しておりますけれども、そのうち、今回入れます機械につきましては当面は除雪のほうに専念して使用するということで、残りの2台につきましては草刈りの委託業者のほうに貸与というふうに考えております。
続きまして、3点目の今回老朽化して更新するわけでございますけれども、現在更新の機械は平成5年車ということで、かなり古い機種でございますけれども、購入いたします小型ロータリーにつきましては、いろいろ改良されてきているものと考えておりますので、長期に利用していけるものと考えております。
今回、更新いたしますけれども、旧車両につきましては、一応廃車と言いますか下取りというかたちで入札に応じていただいております。
3番目なんですけれども、国内で製造されている2社ということで、国産ということでございます。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 1番目につきましては理解をいたしました。まだまだ、指折り数える以上に多くの会社があるのかなと思っておりましたが、2社のみということでありますので、理解をいたします。
2点目の除雪以外の草刈りのほうの用途に使おうということですが、当然、新車を購入して12月に納車ですから、3台使うというのは不可能ですけれども、これはすでに下取りにという話ですから、草刈りは2台で十分可能と、いままでもそうしてるし、今後もそういうことでできるということであるのか、このへんはどうなんでしょう。
○議長(加来良明) 都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) 草刈りにつきましては、一昨年度から一部委託ということで、昨年度はほぼ全面委託というかたちで2台を委託業者に貸与しておりまして、3企業体に委託しているんですけれども、1企業体につきましては自社で草刈り機を保有しておりますので、自社の草刈りを使用するということで、貸与車は2台ということで可能というふうに考えております。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) わかりました。非常に広範な草刈りのところもあるという認識をしておりますので、より台数を多く使用して草刈りをすることによって、楽にまた早く終わるのかなと、こういう認識もあったものですからお尋ねをしたわけであります。わかりました。
3点目の関係ですが、古い車両、今2社と言われましたので、私言ったように昭和59年の車両から今中古としてロータリー車を売り払いをしているんです。すると、うちの車からみると相当古い車でも中古として会社が売り出すということは、部品の調達をできないものを売るなんていうことにはならないという認識をしておりますので、そのへんから見ると財政的にも本町はそんなに楽な町ではありませんから、中古車を1台買うつもりで2台、3台、新しい年式の中古車を買った方がより効率的にできるのかなと、部品も会社2社で調達できるのではないかと、こういう認識をしているんですが、部品の調達に限ってみると、いままでの更新しようとした車が部品がなくて困ったというようなことは、過去相当あったのかどうかということになると、どうなんでしょう。
○議長(加来良明) 都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) 修繕につきましては、当然部品の調達ですとか、そういう部分でいろいろ難しい部分もあるかもしれませんけれども、修繕は可能だというふうに思います。ただ、特殊車両ということで構造が複雑なものですから、故障の頻度が多い、そういう場合は冬場は降雪時早い時期に実施し始めとなりますので、やはり故障というのは避けていかなくてはならないというふうに考えておりますので、更新をさせていただきたいというふうに考えております。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) わかりました。
下取りをしてもらったということなんですが、たぶん、この下取り車は即ホームページのなかで売り払いをするんだろうと思いますが、こういう機械、他の機械もそうなんですけれども、町民のなかから廃車にした機械がこの頃町民でいらないかということが全くないんですが、どうなっているんだと、こういう声も聞かれておりましたので、この除雪車に関してももう遅いわけですけれども、その前にまだ使えるのであればうちで買いたいという町民は、私はいるという認識をしているものですから、相当高く下取りをしてくれたということであれば、また別途いろいろあるんでしょうけれども、そういう面から見ると今後、機械を廃車にして更新をする際には、いろいろな機械がありますから、考えてほしいなと全体的に思うんですが、そのへんをちょっとお願いします。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) 今回の車両につきましては、除雪車両ということなんですけれども、なかなか町民の方といいますか、他の方にどういう利用があるのか、そのへんはちょっとあんまり考えるところがなかったものですから、今回はこのようなかたちを取らさせていただきましたけれども、ただ、なかなかこういう機械につきましては使用が限られてくる部分が大きいと思います。例えば、委託の除雪業者ですとか、行政といいますか市町村ですとか、ただ、こういう特殊な車両ということでそういう払い下げという部分では、希望者がいるのかなという部分もありますけれども、今後そのことにつきまして、検討をしていきたいというふうに考えております。
○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、議案第50号、物品の取得についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案について決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。