平成26年第7回定例会会議録(9月16日_日程第4)
○議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。
町長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。町長。
○町長(高薄 渡) 第7回定例会におきまして、行政報告を2件申し上げます。
清水町土地改良区の清算につきまして、ご報告申し上げます。
本年3月の清水町議会定例会において、清水町土地改良区の解散について、行政報告を申し上げたところですが、この度、清水町土地改良区の清算事務が完了いたしましたので、これまでの経過と清算内容について、ご報告申し上げます。
平成26年3月12日に開催した清水町土地改良区総代会において解散を可決し、同日に清算人会が設置され、その後は清算人により、官報による解散公告、残余財産である現金23,164,640円、土地175筆240,510.99平方メートル、用水路2条11,988メートル、水利権1件につきましては清水町に寄附をいただき、7月3日の清算結了に係る総代会において清算完了の可決がされ、清算事務を完了したところであります。
なお、本定例会に今回寄附いただきました現金につきまして、清水町公共施設建設等基金に積み立てし、今後の明渠排水路維持管理費用に充当するよう補正予算をご提案させていただいておりますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
以上、清水町土地改良区の清算についての行政報告とさせていただきます。
次に、9月1日現在の農作物の生育状況等につきまして、ご報告申し上げます。
本年の播種作業は、降雪量が少なかったことからてん菜の移植、馬鈴薯のまき付けが7日ほど早かった他は、概ね平年通り終了し、5月に干ばつがあったものの、その後の天候の回復により、一部の作物を除き概ね順調な生育経過となっております。
主な作物の生育状況等は、収穫作業を終了した秋まき小麦につきましては、開花期の天候不良等により、収穫量が減少となり平均7.9俵となりました。
春まき小麦につきましては、平均6.1俵の収穫となり、平年並みとなっております。
てん菜につきましては、根部肥大が概ね順調で「良」となっておりますが、今後も気温が高く推移すると予想されるため褐斑病・ヨトウガの発生を懸念しているところです。
馬鈴薯につきましては、食用・加工用及び澱粉原料用の品種ともに、平年より収量が多く、「並からやや良」となっております。
豆類につきましては、開花期の好天により着峡数が平年を大きく上回っており、生育も順調で「やや良」となっておりますが、全体的に草丈が高く、倒伏が心配されます。
次に、飼料作物につきましては、牧草の一番草は、高温小雨の影響や収穫時期に降雨が続き刈り遅れとなりましたが、収量は「並」に、二番草につきましても、順調に生育が進み「並」となっております。
サイレージ用とうもろこしは、好天により草丈が順調に伸び、登熟も進み乳熟期には7日早く到達し「良」となっており、収量・品質ともに期待できる状況であります。
以上、9月1日現在の農作物の生育状況等についての行政報告といたしますが、今後におきましても農作物の適期収穫指導等に万全を期して参りたいと考えております。
○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。
質疑はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
これで、行政報告は終わりました。