北海道清水町議会

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平成26年第7回定例会会議録(9月18日_日程第1_一般質問佐藤議員)

議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 3番、佐藤幸一議員。

3番(佐藤幸一) 議長の許可をいただきましたので、通告に従い2点についてお伺いをいたします。

 まず、パークゴルフ場の無料化について伺います。

 町内のパークゴルフ場は町民の健康づくりの場として活用されておりますが、ここ数年利用者の減少が感じられます。その原因として、プレイヤーの高齢化もあると思いますが、利用料の負担も原因の1つとしてあると感じております。管内町村のパークゴルフ場も近年、有料から無料に切替えてきているところもあります。清水町においても気軽にプレーができ、町民の健康づくりの増進を進めるためにも新年度から無料化を進めてはいかがと思いますが、町長の考えを伺います。

 次に、清水10号道路踏切の拡幅について伺います。

 清水10号道路には歩道が整備されておりますが、踏切に進入すると急に道幅が狭くなる箇所であります。特に、朝夕の高校生の通学時には狭い踏切が混雑し、非常に危険な状態であり、事故が起きてからでは遅いと考えております。交通安全の上からも踏切の道幅の拡幅を図る必要があると考えますが、町長の考えをお聞きします。

 以上、2点について答弁を求めまして、最初の質問といたします。

議長(加来良明) 答弁を求めます。町長。

町長(高薄 渡) それでは、佐藤議員の質問にお答えいたします。

 第1点目は、パークゴルフ場の無料化についてでございます。

 以前にも、この問題についてのご質問を受けておりまして、その際、検討してまいりたいということでお話をさせていただいているところであります。本年の6月の定例会でも早期に検討というお話をさせていただいたところでございますが、今後につきましては、平成27年度からの使用料の見直しが随時検討していくこととなっております。その中での本年度のパークゴルフ場の利用状況、あるいは使用料、収入等の実績等について、再度分析をいたしまして、パークゴルフ場の使用料等についての検討をしてまいります。私としましては管内の状況を調査させていただいたところ、平成26年4月の段階では、全面無料化が10市町村であるということ、それから、今後、無料化に向けていきたいという残りの9町村もそういう方向でいらっしゃるようにお聞きしているところでありますので、私としましては、委員会をしなければなりませんけれども、先般の6月でも答弁させていただいたとおり、方向性を考えてまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解ください。

 次に、10号道路であります。

 若干広くはしたものの、まだ狭い状況でありますが、これはJRのほうと1度このことについて改良の要請をしたことがあります。根室本線の踏切がうちには14カ所設置されております。それで、10号道路に設置されている踏切につきましては、幹線道路の踏切ということで1番広い、幅員9.5メートルが確保されております。歩行者や自転車等の安全性を確保することは10号道路や踏切のみならず、町内全般の道路になるわけで、大変重要なことだと思っております。

 改良について、以前、JRと協議をしたところであります。これをやる場合は町が全面的に費用実施、負担をしなければならないと、こういうことになります。その際に、町内業者はできません。JRの専属の指定業者になるわけであります。その当時で、過去平成14年、今から10年以上になりますけれども、踏切拡幅についてJRと協議をしました結果、6,000万円強の町の予算が必要で、概算工事が示されております。今では、まず6,000万円ではできかねると思います。そういうことで、その当時、工事を見合わせたという経過であります。今後も改良事業については、金額の問題を別としまして、協議をしていく所存であります。なお、付け加えますけれども、1番ホームの関係で要望をしているところでありますけれども、JRとしての判断が出ていないのでありますので、この問題についても恐らく判断されるのはかなり遅くなるのではないかなというふうに思っております。あと、高校生については、いくら指導しても3列、4列になるので、再度、教育委員会側のほうから学校長に対して要望をして、車が通れるように、また歩く方も重ならないようにして踏切を渡っていただくようにお願いをしていかなければならないかなと、このように思っております。

 いずれにいたしましても、JRに関わる件数が2件になっておりますので、近々、JRとの協議もまたしてまいりたいと、このように思っております。

議長(加来良明) 3番、佐藤幸一議員。

3番(佐藤幸一) パークゴルフ場については見直しをしていくということですので、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 10号道路の踏切は大変難しい問題が多々あるようでございます。しかしながら、住民の皆さんの安心安全を1日も早く見直していただきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思いますが、10号道路の踏切については1日も早く拡幅されて、安全な通行が確保されることを期待いたしますが、町として今後の対応について、今一度お聞きをしたいと思います。

議長(加来良明) 町長。

町長(高薄 渡) 先ほど、お願いをするということでお話をさせていただきましたが、JRのほうでは国との協議を整えなければならないということを言われておりますので、JRの体制が整って、国との協議もできるということになれば調整が図られるのかなと、このように思っております。