平成26年第7回定例会会議録(9月22日_日程第3_一般会計農林業費)
○議長(加来良明) 第6款、農林業費、第1項、農業費、151頁から166頁の質疑を行います。
質疑ありませんか。
12番、口田邦男議員。
○12番(口田邦男) 2点について、お伺いいたします。
牧場費についてです。以前に、牧場の管理について、どうも清水町の牧場の管理は良くないと、牛が出牧のときには太ってこないというクレームを私は受けました。そのときに、副町長にお話もしたし、町長にもお話をしたんだけれども、これを見ると利益が優先で、どうも餌をあまり与えていないのではないかと、それが原因かなというふうに私は思うんですが、そこらへんをどう受け止めているか、1つお聞かせ願いたいということと、もう1つ・・・(中断)
○議長(加来良明) 1問1答ですので、1項目ずつお願いいたします。
答弁を求めます。
産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 今のご指摘、私も随分聞いてございます。
ただ、利益優先という話は聞いてございませんけれども、お金はけっして安くはない入牧料をいただいてございますので、あくまでも餌の不足とか栄養不足とかということがないようにということで牧場長のほうには指示しております。
○議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。
○12番(口田邦男) そうすると何が原因なんですか。いろいろ他町村の例を数字的なものを伺ったけれども、清水町はやっぱりあまり良くないという数字が出ているんですが、原因としては何が挙げられるか教えてください。
○議長(加来良明) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 栄養としてはまず牧草、放牧している放牧地の牧草の状況だというふうに捉えています。平成24年度が特にひどかったと思うんですが、やっぱり入れすぎだったと、要望が大変多いので、それに十分応えようとして頑張りすぎちゃったのかなというのがございます。
平成25年度については、これもあまりよろしくない状況ではあったんですが、それでも牧草の状況が悪いので頭数制限をさせていただいて、なおかつ妊娠牛で分娩が近いものについては少し早めに下牧していただくといったような状況をさせていただいたというようなことです。更には、冬の関係ですけれども、配合飼料のたんぱくがちょっと足りなかったというようなことで、普及センターのほうにお願いをして牧草の状況等を調べていただきました。そこで、配合飼料につきましてはたんぱくの高いもの、それで価格的にはほとんど変わってないらしいんですけれども、なぜ少ないものを使っていたのかよくわからないのですが、とにかく高いものをちゃんと食べさせろということで、昨年の12月から餌を変えて対応をしてございます。
○議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。
○12番(口田邦男) 当然、餌の質が悪かったら、濃厚飼料で補わなければならないのだけれども、それを変えてから結果はどのようになっていますか。良いほうに上向いているかどうか。
○議長(加来良明) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 餌というのは本当に正直なものでございまして、1月以降、肥育の度合いがちょっと変わってきているという話は聞いてございます。
○議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。
○12番(口田邦男) ぜひ、大事な牛でございますからクレームがつかないように、今後とも維持・管理により、十分気を付けていただきたいというふうに思います。
○議長(加来良明) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) そのようにさせていただきたいと思いますし、これから普及所の意見を十分聞きながら牧草の簡易更新とか、なるたけできることでそれほどお金もかからないでできることがたくさんありますので、そういったことを十分やっていくというようなことで、牧場と話してございます。
○議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。
○12番(口田邦男) 次に、農業用水の関係でお伺いいたします。
農業用水の御影の管理の農業用水でございますけれども、維持管理協議会に対して負担金1,400万円ほどしておりますけれども、この維持管理協議会はどなたが中心になって運営に携わっているのかお聞かせ願います。
○議長(加来良明) 都市施設課参事。
○都市施設課参事(堀 秀徳) 御影農業用水の管理につきましては、清水町と芽室町でそれぞれ負担金を出し合って、町のほうで協議会を組んで管理しております。
○議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。
○12番(口田邦男) それで、前にも言ったことがあるけれども、どうも御影とその部分はそういった協議会で管理している制度上、利用料が非常に高いというふうに私は思います。かんがい用水と比較してもかなり生産者の負担が多い。というのは、協議会に負担金を利用料から全部出すんです。そうでなしに、一般会計のほうから出して、もっと利用料を下げて使うような方策を考えてもらいたいなと思うんです。というのは、やっぱり同じ農業用水の中でも単価が全然違うんです。公平ではないというふうに私は思うんだけれども、どう押さえていますか。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
都市施設課参事。
○都市施設課参事(堀 秀徳) 申し訳ございません。管理費の関係ですが、例えば熊牛地区は面積割、御影地区については1トン80円をいただいている状況ですが、当初からそのような形で進んできたなかで、今、高い安いの話を申し訳ございませんがお答えできません。
○議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。
○12番(口田邦男) なんだかわけのわかならい説明だけれども、要するに反別とメーターの違いなんです。やっぱり、同じ公平でいくと一本化してもらわなければ、どうも不公平が生じてどうにもならないので、ぜひ同じ形の中で利用料算出をお願いできるような方法をとっていただきたいと、これは誰にお願いすればいいんでしょうか。答弁できる人。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
都市施設課参事。
○都市施設課参事(堀 秀徳) 要するに、メーターを付けて同じように管理して、同じような料金設定をしていただきたいという内容でよろしかったでしょうか。
○議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。
○12番(口田邦男) 私のお願いは、メーターを外して反別でやってほしいと。畑地かんがい用水の場合は10アール当たり50円です。これはメーターだったらとんでもない数字になりますよ。反別に直したら50円どころか500円くらいになるのではないですか。それはオーバーだけれども、要するに公平ではないということなんです。それは、あなた答弁しましたけれどもできるんですか。誰がやるんですか。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
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○議長(加来良明) 休憩します。 (午後2時00分)
(答弁調整)
○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後2時15分)
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○議長(加来良明) 口田議員の質疑に答弁をお願いします。
副町長。
○副町長(金田正樹) 口田議員の水の関係の公平性の問題でご質問がありました。水の性格ですとか、設備だったり、経緯もいろいろあるかと思います。明年度に使用料の検討委員会を平成28年度に向けて、相対的にやる予定をしております。その中の課題とさせていただきます。
○議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。
○12番(口田邦男) わかりました。いずれにいたしましても、先ほどざっと計算しても、やはり御影とかんがい用水との差は10倍くらいあると私の考えではありますので、今後検討するという答えでございますので、これで終わります。
○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
7番、西山輝和議員。
○7番(西山輝和) 主要政策成果表の153頁、小水力等再生可能エネルギー導入調査なんですけれども、これは2カ所の川を調査したということですか。
○議長(加来良明) 産業振興課参事。
○産業振興課参事(小林 進) これについては2カ所です。御影除じん施設、それと熊牛の浄水場に対して再エネルギーの使用について調査をしたということになります。
○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。
○7番(西山輝和) 水量が少なくて発電能力がなかなか難しいということで、だめだというような結果が出ているんですけれども、このほかのまあまあ大きいような川もあるんですが、そういうところは可能性はないんですか。水利権だとかいろいろな問題もありますけれども、そういうところの川というのはなかなかそういう具合に当てはまらないんですか。
○議長(加来良明) 産業振興課参事。
○産業振興課参事(小林 進) 御影につきましては、たしかに量は少ないというかたちなので、農業用水につきましては通年利用の水利権が持っていないというような形の中で再生エネルギーとしては費用対効果がでないというかたちでございます。今の西山議員の言われたとおり、若干、他の通年を通して水利権を持っているようなところについては、今回は対象としては調査しておりませんけれども、可能性はあるのではないかと思っております。
○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。
○7番(西山輝和) 次に、明渠排水路維持管理等の工事の件ですけれども、これは町道が2カ所となっているんですけれども、町道が塞がっていくということで、泥あげするんでしょうけれども、これは畑の土というのもかなり入っていると思うんですが、そういうようなことはどういう整理でやっているでしょうか。
○議長(加来良明) 産業振興課参事。
○産業振興課参事(小林 進) 道路の排水路に対してということでしょうか。
確かに、用途が土砂上げに関してはご指摘のとおり、畑からの泥等による流入、それと土砂の流入です。そういうものについて閉塞するというかたちの中で一応やっております。最終的に附帯明渠として各農家の明渠から、多少道路のほうに兼ねている明渠があります。排水路と明渠が兼ねているものがございますので、そういうところに流入したものについては土砂上げ等は実施するというかたちとなっております。
○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) 第6款、農林業費、第2項、林業費、165頁から170頁の質疑を行います。
質疑ありませんか。
6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 有害鳥獣の関係でお尋ねをしたいんですが、私は今年、私の町ではなく隣の町でクマに遭遇しました。よくぞこれだけクマが人里近くまで来るものだなということで驚いたんですが、この主要政策成果表を見ると本町は、以前は6頭・7頭捕獲しておりましたけれども、1頭ということで表示をされていますが、これは銃で捕ったものなのか、罠で捕ったものなのか、傾向としては、クマの頭数は増えていると認識はしていないのか、このへんはどうなんでしょうか。
○議長(加来良明) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 原議員からのご質問でございます。
ヒグマの1頭についての捕獲方法ですけれども、これは罠でございます。増えているか減っているかの状況ですけれども、以前からそれほど変わっていないというふうに思っています。通常は情報が入った段階で、農家の方からの通報も含めて、通行人からの通報等いただいてございます。そういったものを基に、猟友会と相談して、このへんに罠を仕掛けて捕獲しようかとか、そういうような計画を立てながらやってございます。昨年、一昨年についても同様の方法をやってございますけれども、かかるかかからないかの話でございまして、今回かかったのが1頭だったというだけでございまして、頭数的にはそれほど減っていないというふうに認識しております。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 私の体験からいくと、秋のデントコーンの収穫時期というのは、非常にクマは利口で、人の目につかないところをまず食べているような利口なところがあるんですけれども、そういう被害というのはここ2、3年本町は出ていないのでしょうか。
○議長(加来良明) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 今年についてもそうですが、例年についても被害等は出てございます。今年もビート畑、それからデントコーン畑の中に入っているという情報を得てございます。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 質問は変わるんですけれども、町有林の整備関係含めてお尋ねをいたしますが、季節外れの雪が降ったりして、カラマツの被害があうとかいうことが当分出てくるわけですけれども、平成25年度、町有地の被害というのは私は当然あると思うんですけれども、面積的にどのくらいあるのでしょうか。
○議長(加来良明) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 申し訳ございません。私のほうにはそのような情報は入ってございません。その情報は聞いてございませんので、面積がと言われても把握してございません。すみません。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 林地に被害がある、植栽木に被害があるということは聞いているけどわからないということなのか、そのへんをもう一度お願いします。
○議長(加来良明) 原議員、被害がないという答弁でした。
次の質疑を受けます。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
以上で、農林業費の質疑を終わります。