北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成26年第7回定例会会議録(9月22日)

議長(加来良明) これより本日の会議を開きます。(午前10時00分)

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議長(加来良明) 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。

 

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議長(加来良明) ただいま、原紀夫議員から、9月18日の会議における発言について、会議規則第63条の規定によって、清水赤十字病院の診療体制についての一般質問における、再質問1回目の出張医の対応部分を取り消したいとの申し出がありました。

 おはかりします。

 これを許可することにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明)  異議なしと認めます。

 よって、原紀夫議員からの発言取り消しの申し出を許可することに決定しました。

 

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○議長(加来良明)  日程第1、一般質問を行います。

 順番に発言を許します。

 8番、中島里司議員。

 

8番(中島里司) 通告してございます1項目、町長のお考え方をお聞きして再質問等を行ってまいりたいというふうに思っております。

 町の空き住宅につきまして、このタイトルでは子育てしやすいまちづくりをということで書いてございますが、清水・御影地域でも広範囲な町有地という意味というわけではなくて、宅地として使えるような小規模の土地と言いますか、そういうものを対象にして土地を開放しながら、子育てのために移住をしていただく、そういうようなことを町として検討し、実施してはいかがかなというような考え方で質問を通告してございます。

 実際に、子育てと言いますと高薄町長も町長として子育てに大変力を入れているという認識はもっております。その現れとして、子育て支援課という課を設けて、専門的にそういうものに積極的に取り組んでいこうということであろうと、私は理解をしていますし、期待もしているところでございます。ただ、この支援とかいろいろな部分で、町からの発信体制にちょっと疑問をもっております。というのは、私は全部把握していませんから多少間違った質問になるかもわかりません。

 まず1つ目は、各課で何カ所かまたがってそれぞれの状況に応じて支援策を講じているだろうと。それぞれの課で発信しているだろうというふうに思います。今の発信というのは、私は平面発信だと思っています。直接顔を合わせて、相手の状況を踏まえて、こちらの状況を伝えるという対面情報じゃないんです。まずは、パソコン等で平面的に見て、相手がどういう感じか、あるいは町の状況がどうなのかということをその画面上でしか拾えない。私はこれを否定しているわけではないんです。今の時代には絶対必要なことです。速やかに伝達をする。ところが、中身についてのやりとりというのは、現実問題としてかなり遅れているだろうと思います。というには、昔の仕事的には全て対談方式でした。それが、いろいろな情報が全部面的な部分で把握できるけれども、それが各課でやっていくと、そのつながり部分がそういうものに対して感じ取れない部分があるのではないかなと思います。これは、庁舎内の組織の中で、私はそれを集約すれとは言いません。1つ1つの課でやる仕事ですから。答弁にもよるんですが、土地を解放しようという考え方があるのであれば、かえって、土地から含めて子育てにこういう町のメリットがあり、こういうことを清水町はやっていますということを含めて、1つのグループといいますか、そんなことも考えてはいかがかなということを思いまして、今回、通告をさせていただいています。

 それらについて、町長のお考えをよろしくお願いいたしたいと思います。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。町長。

 

○町長(高薄 渡) それでは、中島議員のご質問にお答えさせていただきます。

 町有地を利用してというお考えのご質問とともに全般的にそういう土地があるならばそれに子育てを主体として、移住定住につなげることを必要としないかというご質問だったと思います。現在、そういう観点も含めて町内に住んでいただこうということで、前回の国調で人口1万人割れたわけでありまして、その割れる前から案じておりまして、町に財政力があれば支援策をもって、民間のアパート建設等々に助成措置も含めて、拡充していきたかったわけでありますけれども、残念ながらできなくて、今、事業者の皆様に大変ご理解をしていただきまして、自力でアパート建設に入っていただいたわけであります。ちょうど、平成21年ごろから大きくアパートの建設に入りまして、通っている方々二百数十名おったわけでありますけれども、一部屋でも一戸と考えた場合に140戸くらい増えてきているという状況でございました。非常に感謝をし、敬意を表するところであります。しかしながら、人口減少は少なからず、急激ではありませんけれども、当町におきましても20年後の数値でありますけれども50%くらいの減少になっていくんだということでありますので、これはやはり何もしなければそういうことになりますので、真剣に取り組んでいかなければならないかなと、このように思っております。

 これまで、先ほどもちょっとお話をしましたけれども、町外からの就労人口でありますけれども、16.4%の方が帯広市、芽室町、音更町などから通勤されている状況にあるということであります。そういった面も含めて住宅情勢を政策しなければならないなということで考えておりまして、前回からご質問を何度か中島議員にもお話をしてありましたので、町の土地利用は全体でありますけれども、町有地で活用できる部分をとりあえず考えてみましょうということで検討しております。できれば、来年度からその旨を進めていきたいと思っているしだいでございます。

 ただ、インフラ整備が伴うものでありますから、そのへんの部分でどの程度かかるか、今、試算をさせているところであります。また、大きな用地といたしましては、4,000㎡または3,000㎡くらいなのが2カ所くらいあるところでございますが、いずれにしても、そこだけではなくて、民有地や空き地で、インフラが終わっているなかで空いている場合、その場合との価格の差を含めて考えていければなというふうに思うところであります。そういった面で教員住宅の跡地が宅地として可能であるということはご存じのとおりでありますけれども、そこにインフラがかかるかどうなのかということになるわけでありますけれども、そういったものも含めて、なるべく子育てですから本当は近い町の中、買い物、病院、保育、小学校1・2年生くらいまでは学校が近いところがいいかなとか、そういうことも含めて、あらゆる面で考えていきたいなということでおります。

 ご指摘のありました発信力の不足でございますけれども、確かに、ホームページや町の広報、役場の窓口、それぞれの金融機関、事業所等々にあるわけでありますけれども、全体的にそれが町外に全部発信できているかということになりますと、できていないということでありますので、今、この問題については子育てという施策、定住という対策から全課でもってグループセクションみたいな形をとっていく必要があるだろうと思いますので、今、企画のほうで各課から所有している行政財産も含めて調査をしておりますので、早急にこの問題に取り組んで、来年度実施に向けるように努力をしてまいりたいと、このように思いますので、よろしくお願い申し上げます。

 

議長(加来良明) 8番、中島里司議員。

 

8番(中島里司) 今の町長のご答弁、前向きなのかなというふうに感じ取らせていただきました。その中で、前向きにぜひともということになるわけですが、今、項目にかけていませんから何項目目ということにはならないんですが、町長のご答弁のなかから1つずつ再質問させていただきたいと思います。

 人口減少は続くから何かしなければならないという発想にするのか、今住んでいる方、町民の方ですね。その方にも出生から高校までという部分では、今住んでいる方にもそういうものがはっきり見える情報を出すべきだろうと思っております。そういうものをよその町の人に、清水町はこういうことをやっていますということを、極端に言えば、人目、あるいは一ヶ所に行ってわかるような考え方ということで、先ほど申し上げておりますので、今、いく課にまたがっているかわかりませんが、そのへんについて、町長、今、取りまとめは現状の組織はと聞かれたら企画課ということなんですが、私はそういう部分で予期備えてとなるような、企画は企画ですから。たぶん今の状況で企画に行ったら、それは子育て支援課です。教育委員会です。福祉です。町民課です。そういう割振りでしか、今の段階ではできないだろうというふうに思っています。ですから、町長が目指している子どもを育てやすい町といいますか、そういう部分では、そういうものを超えたものを考えてほしいということで、まず、1点目として、その組織として、私はこんなことも考えていました。課を離れてしまったら、そういうプロジェクトを作ったときにそこに入っていないんです。例えば、企画課長を経験ある人が全然別のところにいったって、そういう部分のところで、そういうときには入ってもらって、流れとかそういうものを知るということも必要だと思います。だから、町全体の中で、そういう課ではなく、そういうようなプロジェクトというか審議会というか、協議会というか、それは課職員全体を含めたなかで、そこに経験をした人を何人か入ってもらう。場合によってはOBの方でもいたら入ってもらってもいいのではないかと、私は思っていますけれども、そこまではちょっと無理かなと思いながら、そのへんは町長どうですか。配置換えしたから関係ないよではなくて、今までやっていろいろな流れを知っているんだから、そういう人も含めて、そういう審議会なり、プロジェクト化するというものを今、するとかしないとかではなく、そういうことを町長考えられないでしょうか。役場内につくるということは。

 

議長(加来良明) 町長。

 

町長(高薄 渡) 町組織の中につくることは可能なんですけれども、部会が入ってくるとなるとまた大きなものになってきますし、その会議を進めていく内容の問題もありますし、それはそれとして別な方法で考えていかなければならないかなと思うところがあるんです。ただ、計画にもありますように、よりよい環境の住宅政策ということで、これまで住宅のそれぞれの政策を進めてきておりますので、その計画とともに一緒に行かなければならない部分もありますから、二本立て、帳締めを強化するとか、住みよい環境の住生活空間などの問題だとか、そういうものもありますので、今まではどちらかというとその部分は都市施設課とか、この部分は子育て支援課とか、その部分は企画課となっていたものを今回大きく土地利用というご提案をいただきましたので、その中のくくりの中の1つとして町有地の未利用地でそういう、これからの町、人、仕事ということも含めた移住定住、子育て環境、教育環境、全て含めて、そういうもののでき得る可能性がある部分について、何カ年の計画になるかわかりませんけれども、その中の1つとして早急に総合計画でも進めなければならない業務でありますから、そこらへんを少し来年度から取り付けていかなければならないかなと思っています。そこの中で、今言われた部外も含めた組織で、皆で考えていけるようなセクションをつくったらどうかということでありますので、検討させていただきたいと、このように思います。

 

議長(加来良明) 8番、中島里司議員。

 

8番(中島里司) 今のお話で、組織について難しい部分があるということで、要するに庁舎内だけではなく、庁舎外から出た人たちをということになれば難しいとか、時間がかかるということだと思いますが、その時間もどの程度かわかりませんけれども、町長ですから町全体を見ていますから、いろんなことに絡めたいという気持ちはわかるんです。ですが、広げすぎることによって前に進まないということも私はあるかのように思います。だから、1つずつ実行、実施をしていく、今、私は子育てについては新たなものは一切お話をしていません。今ある制度を集約化して、どう発信していくべきかというお話をしているんです。だから、今財政が厳しい、まだまだ厳しさが続いていると思っていますので、今ある制度をしっかり伝達して、町長、先ほど民間で住宅を140戸協力してくれて建ててくれたと、これはほとんど独身ですよね。ですから、それを私は悪いとは言いません。どんどん働く場所があれば若い人が来てくれます。ただ、私は子育て、要するに出産から高卒までを「清水にきたら実にこうだった」というものを今のお金をかけないで何かやれる方法があるのではないですかということをお話しているんです。ですから、町長、あまり他に広げないで、今ある制度の中で移住してきたいという、清水町に住みたいという、そういう発信形態ということを考えていただきたいと思います。私は上手にしゃべれてないですが、そのへんについて、町長、改めて、広げないでお答え願えればなと思います。

 

議長(加来良明) 町長。

 

町長(高薄 渡) ところが広がるんですよ。わかりました。要するに、出生から高齢終末期までという1つのラインがありましたら、その中に、例えば、生まれる前では不妊治療から困って、こういうことをやっていますよと、生まれたらこういうものをやって、絵本を出したり、おむつがあったりやっていますよと。検診はこうですよ、こういうふうにしていますよと、医療は小・中学生まで無料化をやっていますよ、給食は地元のものを使いながら、アレルギー対策もやっていますよと。高等学校はそれぞれ高等学校に進んでいけばスポーツ部分でこうですよとか、成人になればこうです。あるいは、環境で根室本線があって特急が何本停まって、こうですよと、札幌まで車でこうだよと、全部時系列的に1枚にすれば、もしかしたら素晴らしいものになるかもしれませんので、検討させていただきます。

 

議長(加来良明) 8番、中島里司議員。

 

8番(中島里司) 町長ですから、町の中全体を見ておられるので、そこまで到達するだろうと思って、当然のことだというふうに思っています。今、広げてというか、町長は縦に長く説明していただいたと思っています。広げないで。それからいくと、1枚でもしつくれたとしたら、今度内容の問合せがあったときに、その中身に1つ1つの課に割り振らないで、1つのところで受け答えできるようなチーム編成はできないでしょうか。

 

議長(加来良明) 町長。

 

町長(高薄 渡) それもできるように検討してみます。

 

議長(加来良明) 8番、中島里司議員。

 

8番(中島里司) これで終わりますけれども、私がお話申し上げたのは、町の状況うんぬんではなくて、せっかくいろんなことをやっている、素晴らしいことも多々あると思います。そういうものをしっかりした平面発信だけではなくて、立体発信できるような組織をぜひ作っていただきたいし、窓口は企画でもいいんですが、そのなかにそういうものに対して精通した人をしっかりしたかたちで配置するなり、託すなり、そういう方法を今一度、人事の部分にまで触れる部分があって謁見かもわかりませんが、組織的なものとして、当町に今一度理解をしていただきながら、ちょうど来年4月には組織、前にお話したときに1年かけてうんぬんというお話もありますから、それに合わせて検討していただきたいと思うのですが、そのへんについていかがでしょう。町長の答弁によって、質問を終わらせていただきたいと思います。

 

議長(加来良明) 町長。

 

町長(高薄 渡) 先般、お話をしておりますけれども、明年度は事務組織の見直しということで、考えさせていただきたいと思います。それと併せて、組織ではないですけれども、ちらっとご意見を頂戴したんですけれども、組織内だけのプロジェクトというのは意外と簡単なんですが、外側のをやるというのはどうするかというと、要するに、1回限りの会議だとか3回限りの会議だとかに出てきただけでは、なかなか理解できません。専門的に考えていただくには学識含めたなかで、最近取り出してきている顧問的なものを考える制度のところもたくさん出てきておりますので、そういったものも含めて考えていかなければならない時代に入ってきているのではないかなというふうにも認識をしておりますので、そのようなことは内部のほうをしっかりしながら、また外のほうのそういう有識者のご意見を問えるような形をとりながら、更に住民、一般の皆さまとの対応ができるような組織も必要になってくるかなと思いますが、当面、庁内の一部見直しをきちっとさせていただいて、そういう時系列的なもので1ヵ所、問い合わせのときには、住民の皆さんなり町外の皆さんにお答えできるような体制づくりをしたいと思っています。

 

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議長(加来良明) 次に、10番、安田薫議員。

 

10番(安田 薫) 人口減少による地域消滅の対策についてと題しまして、一般質問をさせていただきます。

 今、日本の社会は超高齢化人口減少という今まで経験のしたことのない急激な変化に直面しています。また、社会保障関係費は年々増大する中、その財源の確保が課題です。そして、地域においては、安心して暮らせる地域の医療と介護の整備、支え合いによる生活支援サービスの充実、更に安定した住まいの提供と課題は山積みであります。私は、昨年12月の定例会でも人口減少を食い止めるための施策等を聞いておりますが、再び質問させていただきます。

 先日、民間有識者らで構成する「日本創成会議」が2040年までの人口減少の予測に基づき、896自治体が消滅の危機に直面するという試算を公表しました。本町が生き残るためには、町長にどのような考えがあるかを伺います。

 今後は、地域包括ケアシステムと併せて、子育て支援策の充実や結婚をサポートする出会いの場の創出、地元雇用の確保等に取り組んでいただきたいが、いかがかを伺います。

 よろしくお願いいたします。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

 

町長(高薄 渡) 安田議員のご質問にお答えしたいと思います。

 先般、民間有識者でつくる「日本創成会議」の人口減少問題検討分科会では、現行ペースでいけば大都市への人口流出が続くのではないかということであります。したがって、結婚から子どもの出生までの女性の統計数字を取ったところ、全国で896自治体、道内では147市町村の約8割がその統計数字の中にはまるだろうということでございます。

 当町では、先ほど五十数%と言いましたが、50.4%の減で、この中に含まれているということで、管内におきましては、減少率は19あるうちの上から13番目ですから、少ないほうというかたちになろうかと思います。しかし、これに甘んじることはできないだろうと思いますので、先般、中島議員の質問に答えたように、子育てのしやすい、結婚して生活できやすい、そして安心して生活ができるような施策、まちづくりをしていく必要があるだろうと、このように思うところであります。そういう意味で今回、この式では一極集中というかたちになってしまいますということでございます。ところが、現代の若い方々というのはスピードのある文化論を求めておりますので、それを取り入れるというのは容易ではない状況になろうかと思います。そうしたらどうするかというと、人間どちらかというと土をいじったり草をいじったりいろいろするわけでありますから、そういうのを助長していくためには、そういう作物を作っていくような、物を作らせるという自然的に物を作らせるかどうかということを考えていくのも1つの方策にはなるのではないかなというふうに思うところでございます。しかし、農業といいますと大きくなりますから、そうなりますとなかなか農家の方々そこまでは生産力を上げるために手が回らないとなると、空き地を利用した家庭菜園的な子ども菜園をしていくのはどうかなというのも考えられます。

 現在、知るところによりますと、極めて近い生き方ですと、千葉県、茨城県、東京圏から1時間くらいの後継者がいない土地を借りて、持ち主が管理人となって、6畳間くらいのスペースに区切って、いろんな作物を植えさせて、幼児期から触れさせているというふうに聞いております。そういうことをここでできるかなと思いますと、札幌圏からは遠いかなというふうになるわけでありまして、そういうものも含めながら考えていく必要があるだろうというふうに思うところであります。

 ご質問の中身では、包括ケアシステムと併せて子育て支援策の充実や結婚サポート、出会いの場、地元雇用の確保ということでありますので、ちょっとだけ説明させていただきます。

 これから、若年人口が減って高齢者が多くなるということでありますので、包括ケアシステムは確立しなければなりません。今までには介護施設とか、社会福祉協議会、ボランティア、そういうものでのあれでございましたけれども、それにも増して、もっと深みのあるものを求めていかなければならないだろうと思っております。それには、どうしても全医療機関の協力が必要になってくるということになってきますので、さらなる新しいものを構築していかなければならないと、このように思います。それに対応する人口減少社会への対応を進めます。

 次に、子育ての問題でありますけれども、全部で7本から10本くらいあるわけでありますから、時間的にこの場で申し上げられません。ちょっと変わってきているのはベビーマッサージなどです。それから、問題は登校時・下校時をどうするかということです。いろんな事件もあり、安心できないお母さん方も多いということもありますので、そういったものの組み合わせをどうしていくか、お母さん方が子どもに対して読み聞かせや手遊びのものがなかなかできないというような中で、機械を利用してお子さんだけで遊んでいて、親は一緒になってやっていない、お母さんも創作することがなかなかできない、こういったことを活動させていく手法をどのようにするかということを構築しなければならないかなというふうに思っております。保育の問題ですけれども、保育に欠けるという言葉が以前にありましたが、そうではありません。子どもが少ないんだからもう全てが欠けているんだという意識で、保育業務などに取り組んでいかなければならないだろうというふうに思うところであります。

 あと、塾に行っているからそれでいいのかというと、そうではないので、塾に行けない子達はどうするかということも考えていかなければなりません。このように、子どもに関するだけでもたくさんありますので、そういうことを考えていかなければならないだろうと思います。

 一番頭が痛いのは結婚の問題であります。私のほうでは専門においておりますけれども、農業者が主体でありまして、商業者、工業者の方々への門戸を開いておりますけれども、一応商工会というものがありますから、そちらのほうを重視しながらやっているんですけれども、いずれにしても120~130人は独身がいるかもしれません。女性を入れるともっと多いんですが、後継者といわれる人で120~130人くらいいるのかなと思います。農業だけでも80~90人くらいおりますので、商業を入れるとそのくらいになるのかなと思います。今まで、そういった面で、農業委員会ともいろいろと共催しながら進めておりますけれども、なかなか成立する確立が少ないということでありますので、商工会の皆様も悩んでいらっしゃいます。それを共にしていくような体制が必要と考えているところであります。

 最後になりますけれども、地元雇用の確保ということでありますが、さまざまなことで企業の雇用促進補助制度を含めながら雇用確保をしているわけでありまして、1名50万円から60万円の体制をとりながらの空き店舗を含めた新規開店含めて、そういうことをやっております。しかし、それだけでは人を使うだけの数だけの需要がないので、なかなか大変です。企業はどうなのかといいますと、企業は非常に進出するのは難しいと言われております。全十勝で取り組んでおりますけれども、なかなか難しい状況であります。ですから、小さな支援、今やっている方が規模を拡充できるような状況が生まれるためにはどうしたらいいかということを考えなければならないわけであります。製造をしていても、それを引き取ってくれる業界がどこでもできるだろうかということになると、流通関係は非常に難しいわけでありまして、デパートにいれば10%~15%の手数料を払う、手数料を払ってまでやれるかどうかという問題も出てきますので、非常に雇用をキープするのは大変であります。しかし、今いる企業に対しての雇用確保だけはしっかりしてもらおうということで、そのためには地方都市だけではなく、地元製品を愛用するということを考える必要があるのではないかと思います。現在、十勝圏自立、定住自立圏のいわゆる協議会、活性化協議会、町村会、さまざまな分野でこの問題の取組みをしているところでございますけれども、今後も一層、そういったものを含めて、さまざまな環境の中からそういう方向にいけるような方法がないものか努力をしていきたいと思います。今後、具体的な取組みとしましては、結婚、出産、子育て支援、教育、生活環境、仕事が関連できるような方法をとらなければならないと思いますが、現在、国の新たなこととして、町・仕事、人・仕事ということになってきている政策が出てきますので、それらも有効に活用できるところはしながら対策を進めてまいりたいと考えております。

 

議長(加来良明) 10番、安田薫議員。

 

10番(安田 薫) 細かくご答弁いただきました。また、先ほど、中島議員の質問の中でありました子育て支援策については、かなり細かい、また中身のある質問をいただきましたので、私は人口減少している自治体同士の協力体制はどうなっているのかを伺います。

 

議長(加来良明) 町長。

 

町長(高薄 渡) 先般、町村の人口が半減していくんだということで、非常に危機感を抱いた方々がおりまして、北海道の中で数名の市町村長が音頭をとって、そういう問題を研究していこうというかたちになりました。来月の20日前後にそれが開かれます。もう一方では、全国福祉ユニットというのがあるんですが、これに私も随分誘われていたんですけれども、いかんせん負担金が高いものでございまして、更に町村長が集まる会議が年間4回くらいあります。それに担当者が集まる研究会、そうなりますと、旅費と会費含めて100万円くらいかかってしまうということがございまして、財政難でありましたので、そこは少し、もっと私どもの財政が良くなってからということでお断りしていました。今般、そこが中心になって全国で97~8自治体が来月20日にあるから出席しないかとお誘いいただいたんですが、会員ではないので行くのにお金がかかるし、どうかなと思っているところであります。この間、十勝管内で入っている町村が6つぐらいありますが、町村会では「そこだけでやっていいものかどうか」と「北海道町村会として1本にまとめて、北海道の中で2つに分かれるようなことがあってはいけない」ということで、来月に全道の政策懇談会がありますので、やっぱり北海道町村会で取り組むべきではないかということでお話をさせていただこうと思っております。 

 そういうことですから、十勝では関心がそれぞれありますので、皆で協調して十勝圏、事実圏という、そういう特区的なものを受けておりますので、そこで皆で検討していきたいと、このように思います。

 

議長(加来良明) 10番、安田薫議員。

 

10番(安田 薫) 予算がかかることですけれども、そういうようなところに出席をしながら人口減少の食止めを何とかしていただきたいと思います。

 今、JAが地域に根ざしたということで、改革をされようとしております。たまたま、振興公社跡に加工施設ができます。それで、なんとか独自産業化の連携を取りながら、雇用の確保ということは考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 

議長(加来良明) 町長。

 

町長(高薄 渡) まだ、JAから詳しい内容は聞いておりません。ただ、作業の中でのパート的な方は数名雇用するということだけは聞いております。私や農協が望んでいるのは、青森県から入れている種ではなくて独自開発した種を作りたいということで、これまで町も支援してきたわけであります。7年くらいでできるものが1年ちょっと、悪かったので8年かかっているわけですけれども、それができれば極めて良好な環境の中の雇用措置、いわゆる工場的なものが作られるのかなということで考えておりまして、期待をしているところであります。そういう面での雇用対策を考えたいなと思います。また、一方では農業の関係で、バイオマスを含めたり、酪農の面での若牛が足りないというなかで、拡充をしたいというJAさんのお話も聞いておりますので、そういったところで働く場が生まれるようになればなと思います。そういう農業主体のもので行くのが今のところ一番いいのかなと考えているしだいであります。

 

議長(加来良明) 10番、安田薫議員。

 

10番(安田 薫) 先ほどの町長の答弁で、包括ケアシステムの中でもっと深みのあるものと言われました。私自身も清水町の医療と介護、それから大きな介護施設、さくらさくらや松沢の郷など、充実はしているのかなと思います。また、地域にも根ざしていると思いますけれども、これらの連携をとっていける組織づくりというのはどのようになっていきますか。

 

議長(加来良明) 町長。

 

町長(高薄 渡) 前座でちょっとお話をしたはずなんですけれども、これからは医療と福祉ということで、極めて密接に重なり合う部分もたくさん出てきます。家庭があって、家庭ができなかったら地域、地域でできないものは医療、医療が一応ある程度病気が治るとなるときに、介護施設ということになってきます。それから、リハビリというふうに入ってまいりますから、予防、リハビリ、介護とこういうふうになってきますので、大体、給食だとか移送だとか15本くらいのものを包括的なシステムにしていく必要があるだろうということで、今までは個々にいっていたものを、さっき子育ての関係のところで1本の線でということで、医療福祉も一本の線でいく必要があるのかなと、このように思います。

 

議長(加来良明) 10番、安田薫議員。

 

10番(安田 薫) 私もそのように考えておりますので、ぜひとも進めていただきたいと思います。

 最後になりますけれども、先ほど、町長が一番頭の痛いことだと言われた後継者というか、独身の人をなくす政策ですけれども、先ほど中島議員の言われたように、今、若い人がホームページ等でしっかり見れば町内の状況とかいろいろなことがわかるかと思います。そのへんの発信とともになんとか結婚できるような名案をつくれるスタッフを考えてほしいと思いますが、そのへんはいかがでしょうか。

 

議長(加来良明) 町長。

 

町長(高薄 渡) これは、スタッフが充実しても相手があることですから、なかなか難しいことはご理解していただけると思います。しかしながら、手法を変えて手を尽くしながらも今日に至っているという部分もありますので、全部がいくということはなかなか不可能に近いのではないかなと思います。できるだけ楽しい中で会話ができ、その人の持っている人間性を引き出せるような対策というのは、今まであまりしていなかったので、そのへんを引き出せるお話をする先生を入れてやっていくことも必要だなというふうに思います。それで、努力をしていきたいと思います。

 

議長(加来良明) 10番、安田薫議員。

 

10番(安田 薫) 終わります。

 

議長(加来良明) これで、一般質問を終わります。

 

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議長(加来良明) ここで休憩します。     (午前10時52分)

 

議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時05分)

 

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議長(加来良明) 日程第2、議案第71号、平成26年度清水町一般会計補正予算(第5号)の設定について、議案第72号、平成26年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の設定について、議案第73号、平成26年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)の設定について、議案第74号、平成26年度清水町介護保険特別会計補正予算(第2号)の設定について、以上4件を一括議題とします。

 本案について、提案理由の一括説明を求めます。

 副町長。

 

副町長(金田正樹) それでは、補正予算4件一括して提案の説明をさせていただきます。

 まず、議案第71号、平成26年度清水町一般会計補正予算(第5号)の設定についてご説明を申上げます。

 総額に242,552千円を追加し、それぞれの総額を7,871,626千円とするものです。

 歳入よりご説明を申上げます。9頁をお開き願います。

 一般会計歳入の9頁でございます。

 1款1項1目、町民税、個人につきましては現年課税分の賦課決定による増収見込みにより20,000千円を追加するものです。

 9款1項1目、地方特例交付金につきましては、交付額の決定による295千円の追加です。

 10款1項1目、地方交付税につきましては、普通交付税の交付額決定による追加です。平成26年度の普通交付税決定額は3,083,371千円となりました。対前年で159,586千円の減です。本年度の予算対比では、ここに記載してありますが133,371千円の増となったところでございます。

 続きまして14款2項1目、民生費国庫補助金につきましては、子育て世帯臨時特例給付金の対象世帯の増によります国庫補助金920千円の追加です。

 次、10頁にまいります。

 6目、総務費国庫補助金につきましては、社会保障・税番号制度の施行に対応していくために住民基本台帳システム改修、これらのシステム整備に対する国庫補助金7,533千円を追加するものです。

 3項2目、民生費国庫委託金につきましては、事務費、交付単価の増額に伴い、特別児童扶養手当事務費委託金6千円を追加するものでございます。

 15款2項2目、民生費道補助金につきましては、交付額の決定による電源立地地域対策交付金45千円の追加です。

 4目、労働費道補助金につきましては、緊急雇用創出推進事業の一部取りやめによりまして2,114千円を減額するものでございます。

 10頁の一番下となります。

 5目、農林業費道補助金につきましては、1節の農業委員会費補助金につきましては、農地情報公開システム整備事業、これらの交付決定に伴いまして1,080千円を追加するものです。

 3節の農業振興補助金につきましては、農地利用集積円滑化事業から農地中間管理機構による農地集積事業への移行によりまして、まず3番の戸別所得補償経営安定推進事業交付金2,000千円を減額しまして、13番の農地中間管理機構集積協力金交付事業補助金9,586千円を追加するものです。また、6番の経営所得安定対策直接支払推進事業補助金につきましては、農地利用集積円滑化事業にかかる農地利用調整委員の経費ですとか、事務費に対する補助金でございますが、補助事業が廃止され、農地中間管理機構からの業務委託金となりますことから770千円を減額するものです。一番下になります。14番の経営体育成支援事業補助金につきましては、松沢地区の農業者2件の農業機械整備費、これらの補助金が交付決定となりましたことから3,720千円を追加するものです。

 次、下の頁11頁にまいります。

 17款1項2目、特定寄附金につきましては、いきいきふるさとづくり寄附が4件で110千円。清水小学校の学校図書購入費で寄附1件100千円。それと、本定例会開会初日に行政報告をさせていただきましたが、清水町土地改良区の残余財産の寄附23,165千円。これらを合わせました23,375千円を追加するものでございます。

 次に18款2項1目、介護保険特別会計繰入金につきましては、平成25年度の一般会計から介護保険特別会計への繰出金につきましては、支払金交付金等の次年度精算交付分を一時的財源として繰り出しておりますことから、平成25年度決算に基づき法定繰越額との差額を平成26年度会計において繰り戻しするために45,542千円を追加するものでございます。

 続きまして、20款4項3目、雑入につきましては、3節35番の農地中間管理業務委託金につきましては、農地中間管理機構による農地集積事業の実施に伴う斡旋委員経費や事務として、業務委託金486千円を追加するものでございます。

 その下の58番、健康づくり推進地域支援事業助成金につきましては、冬の健康教室事業に対して、北海道健康づくり財団からの助成が決定いたしましたことから250千円を追加するものでございます。

 次、12頁にまいります。

 5項2目、保育所受託事業収入につきましては、第二保育所、御影保育所におきまして、他市町村からの広域入所がありましたことから、受託事業収入1,834千円を追加するものです。

 歳入の最後となります。

 21款1項6目、臨時財政対策債につきましては、普通交付税の振替え分として算定しております。発行額が確定いたしましたことから607千円を減額するものでございます。

 次に、歳出にまいります。13頁をご覧願います。

 2款1項6目、企画費につきましては、いきいきふるさとづくり寄附4件の受領に伴いまして、基金積立金110千円を追加するものでございます。

 2目、情報化推進費につきましては、社会保障・税番号制度の施行に対応するため、住民基本台帳システム改修時のシステム整備委託料7,236千円と、中間サーバーの整備負担金981千円を追加するものです。

 一番下の2項1目、税務総務費につきましては、税申告による還付の増によりまして、還付金・還付加算金2,000千円の追加でございます。

 続きまして、14頁にまいります。

 4項4目、農業委員選挙費につきましては、全て選挙執行経費の確定によります不用額の減額でございます。 

 下、15頁にまいります。

 3款1項4目、障害福祉費につきましては、障害福祉サービス費、補助用具の平成25年度の給付実績の確定によりまして、国庫道費負担金返還金17,974千円の追加と、障害者支援事業の平成25年度の給付実績の確定によりまして、国庫道費負担金返還金384千円の追加でございます。

 2項1目、児童福祉総務費につきましては、8節12番のファミリーサポート事業報償につきましては、利用者増により90千円の追加、20節10番の乳児保育金につきましては、給付対象者が生じたことによります400千円の追加でございます。

 一番下になります。保育所運営事業につきましては、要支援児童の途中入所に伴いまして、熊牛保育所の代替職員賃金957千円を追加するものでございます。

 次に、16頁にまいります。

 3目、児童措置費につきましては、11節10番、事務事業用消耗品費につきましては、特別児童扶養事務費委託金の追加に伴いまして6千円を追加するものです。

 23節10番、国庫道費委託金返還金につきましては、平成25年度の特別児童扶養手当事務委託金の確定により2千円の追加でございます。

 その下の23節10番、国庫道費負担金返還金につきましては、平成25年度分の育成医療給付事業の確定により127千円の追加でございます。

 5目、学童クラブ運営費につきましては、学童クラブ利用児童の増によりまして、児童傷害保険料56千円を追加するものです。

 6目、子育て世帯臨時特例給付費につきましては、対象世帯の増によりまして、給付金920千円を追加するものでございます。

 4款1項1目、保健衛生総務費、16頁から17頁上段にかかります部分でございます。国民健康保険特別会計、後期高齢者医療保険特別会計の予算補正に伴いまして、それぞれ繰出金を補正するものです。

 2目、保健予防費につきましては、8節14番、運動教室講師謝礼244千円と11節10番、事務事業用消耗品費6千円につきましては、北海道健康づくり財団の助成を受けまして実施をいたします、冬の健康教室事業経費として予算を追加するものでございます。

 13節50番、予防接種委託料につきましては、本年10月より高齢者の肺炎球菌ワクチン接種が予防接種法の定期接種となりますことから1,756千円を追加するものでございます。

 5款1項1目、労働諸費につきましては、緊急雇用創出推進事業の実施を予定しておりました事業分につきまして、補助事業を満たすことが困難になりましたことから、事業委託料2,114千円を減額するものでございます。

 続きまして、18頁にまいります。

 6款1項1目、農業委員会費につきましては、国が実施する農地情報公開システムに対応するため、農地台帳システム改修業務委託料1,080千円を追加するものでございます。

 3目、農業振興費でございますが、1節の報酬、9節の旅費、11節の需用費、12節の役務費と19頁の一番下に飛びまして、9目、農地移動適正化斡旋事業費の1節の報酬、9節の旅費につきましては、農地利用集積円滑化事業から農地中間管理機構農地集積事業への移行によりまして、それぞれ補正をするものでございます。

 戻りまして、19頁の一番上になりますが、19節45番、戸別所得補償経営安定推進事業交付金2,000千円の減額と、50番、農地中間管理機構集積協力金交付事業補助金9,586千円の追加につきましても、農地集積事業の移行に伴う補正でございます。

 51番、経営体育成支援事業補助金につきましては、歳入でご説明いたしましたが、松沢地区農業者2件の農業機械整備費への補助金につきまして、道からの交付決定に伴い3,720千円を追加するものでございます。

 6目、土地改良事業費につきましては、明渠排水路の土砂上げ箇所が増加しておりますことから、明渠排水路維持管理等工事費786千円を追加するものでございます。

 7目、御影農業用水管理費につきましては、ファームポンド施設及び管路の修繕箇所が増加しておりますことから、施設修繕料500千円を追加するものです。

 次、20頁にまいります。

 7款1項2目、観光費につきましては、情報発信拠点の整備等を中心とした、観光資源再生基本構想を推進するための基本ビジョンの策定にかかる委託料499千円を追加するものです。

 8款2項1目、道路維持費につきましては、道路歩道の損傷、劣化箇所が増加しており、補修経費の追加を要しますことから、道路等補修工事995千円、道路補修の原材料費477千円を追加するものです。

 9款1項1目、消防負担金につきましては、西十勝消防組合会計におきます清水消防庁舎耐震診断経費及び平成25年度の決算による繰越金等の補正に伴いまして、負担金401千円を追加するものでございます。

 21頁にまいります。

 10款2項1目、小学校管理費につきましては、清水小学校学校図書購入の指定寄附を受けまして、図書備品100千円を追加するものでございます。

 13款2項1目、基金費につきましては、歳入でご説明いたしました清水町土地改良区の残余財産寄附23,165千円を次年度以降の明渠排水路維持管理費用の財源とするために、公共施設建設等基金に積み立てをいたしますとともに、普通交付税の予算上振れ等によります、今回の補正予算調整額164,329千円を老朽化する公共施設の整備に向け、今後活用していくために公共施設建設等基金に積み立てをするものでございます。残余財産基金寄附分と補正予算調整分を合わせまして187,494千円の追加でございます。

 続きまして、22頁、給与費明細書、1、特別職につきましては、報酬予算の補正に伴うものでございます。また、23頁、24頁の一般職につきましては、農業委員選挙にかかる職員の時間外手当、これらの補正予算に伴う給与費明細書となります。

 次に、地方債の補正につきましてご説明を申し上げます。

 恐れ入ります。5頁までお戻り願います。

 一般会計の5頁でございます。

 第2表、地方債補正でございます。臨時財政対策債につきまして、発行可能額の確定に伴いまして、限度額を607千円引き下げ、289,393千円に変更するものでございます。

 以上、一般会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第72号、平成26年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の設定について、ご説明を申し上げます。

 総額に6,159千円を追加し、それぞれの総額を1,385,149千円とするものでございます。

 歳入よりご説明をいたします。5頁をお開き願います。

 1款、国民健康保険税につきましては、7月の当初賦課額及び8月の月割り賦課額確定に伴いまして10,000千円を減額するものです。総額では現年課税分で348,000千円となります。

 2款2項1目、財政調整交付金につきましては、今年度実施をいたします保健事業、これは特定健診の未受診者等の対策事業で、この事業が国の特別調整交付金の交付対象と見込まれますので、3,120千円を増額するものでございます。

 4款、前期高齢者交付金につきましては、本年度交付額の確定により165千円を減額します。

 8款1項、一般会計繰入金につきましては、保険税の減額に伴い10,000千円の増額、その他各種交付金等の確定により164千円、合わせまして10,164千円を増額するものでございます。

 次、6頁にまいりまして、2項、基金繰入金につきましては、平成25年度退職者医療交付金の確定によりまして3,040千円を増額するものでございます。

 歳出にまいります。下、7頁をご覧願います。

 2款、保険給付につきましては、繰入金等の特定財源内訳のみの補正となります。

 3款、後期高齢者支援金等、4款、前期高齢者納付金等、次に8頁の中段になります6款、介護納付金につきましては、いずれも平成26年度納付金等の確定に伴います減額でございます。

 8款、特定健康診査等事業費につきましては、主に特定健診対象者に対して受診を勧奨する事業を実施するもので、アンケート実施に伴う郵便料等が171千円、勧奨結果データ分析等の委託料が2,949千円、合わせまして3,120千円を追加するものでございます。なお、歳入において、国の特別調整交付金の対象になります。

 最後、9頁になります。

 10款の償還金につきましては、前年度の退職者医療交付金の確定に伴いまして、償還金としまして3,040千円を追加するものでございます。

 以上、国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第73号、平成26年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)の設定についてご説明を申し上げます。

 総額に101千円を追加し、それぞれの総額を157,715千円とするものです。

 歳入よりご説明申し上げます。5頁をお開き願います。

 1款、後期高齢者医療保険料につきましては、滞納繰越分保険料の確定に伴いまして101千円を増額するものです。

 2款、繰入金及び3款、繰越金につきましては、平成25年度の繰越額の確定に伴い282千円を減額するものでございます。

 6頁、歳出にまいります。

 1款、総務費につきましては、平成25年度の繰越額の確定に伴いまして財源内訳を変更するものでございます。

 2款、後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、歳入でご説明いたしましたが、平成25年度の滞納繰越額の確定によりまして101千円を追加するものでございます。

 以上、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)の説明といたします。

 続きまして、議案第74号、平成26年度清水町介護保険特別会計補正予算(第2号)の設定について、ご説明を申し上げます。

 総額に72,518千円を追加し、それぞれの総額を1,204,569千円とするものです。

 歳入よりご説明を申し上げます。5頁をお開き願います。

 2款、国庫支出金、3款、支払基金交付金及び4款、道支出金につきましては、いずれも平成25年度の負担金等が確定したことにより、それぞれ精算分として追加をするものでございます。

 7款、繰越金につきましては、平成25年度の確定によりまして11,010千円増額するものでございます。

 歳出にまいります。6頁をお開き願います。

 3款、基金積立金につきましては、前年度の各負担金と精算額の確定により剰余分25,854千円を準備基金として積み立てをするものです。

 5款1項2目、償還金につきましては、地域支援事業の確定に伴いまして、精算還付金として国庫支出金で607千円、支払基金交付金で212千円、道支出金で303千円、合わせまして1,122千円を追加するものです。

 最後、5款の他会計繰出金につきましては、決算額の確定に伴いまして、精算分としまして45,542千円を増額するものでございます。

 以上、介護保険特別会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。

 以上、補正予算の一括説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いいたします。

 

議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) 2点お尋ねをさせていただきます。

 まず1点目ですが、歳出の総務費の中のいきいきふるさとづくりの関係ですが、2、3日前に他町村を含めて、国をあげて今後、ふるさとづくり等の寄附金等について力を入れるような動きがありますが、今年度、過去3年ほどみると、昨年は前年度より落ちているということがありますが、今年度は今のところどういう流れになっているのか、まず1点目、このへんをお尋ねいたします。

 2点目ですが、商工費の観光費の中で観光資源再生基本ビジョンの策定委託料が500千円近く出ておりますが、これは先日議員の皆さんに、清水町の観光資源再生基本構想の報告書が提出されましたが、これとの関係で必要なものなのか、どういうものなのか、もう一度説明をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 企画課長。

 

企画課長(松浦正明) 今年度の見込みというのは、たぶん歳入見込みかなと思います。前年度は9月に大きな寄附をされた方もおりますけれども、それを除きましては前年と額的には同じ流れかなと、前半部はちょっと少なめでございますので、寄附された方については比較的には同じくらいとみております。

 

議長(加来良明) 産業振興課参事。

 

産業振興課参事(高金信昭) 原議員の質問についてお答えをいたします。

 全員協議会のときにご説明申し上げた内容の繰り返しになりますが、前回ご説明申し上げた報告については構想について策定が完了いたしました。その構想について、今後、本町の観光に対する理念、それとビジョンが次の年限で会議を進めていくというような方法をとっておりましたので、今回改めまして補正予算を計上させていただきました。

 

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) ふるさとづくり基金の寄附金の関係では、若干昨年よりちょっと落ち込んでいるというような話でしたけれども、現在、企画課のほうで、今年度相当あるわけですけれども、鋭意多くの寄附金が募れるような方向付けを考えているとか、そういうことはないのでしょうか。

 

議長(加来良明) 企画課長。

 

企画課長(松浦正明) 現在、ふるさと納税につきましては、特産品について今月中にはホームページ等で周知はしようと思っています。特産品につきましては、前に説明しましたけれども、5万円から10万円を寄附された方には5千円相当、10万円以上の場合は1万円相当の特産品を贈るかたちで進めております。現在、7事業者で5千円相当のものが8種類、1万円相当が3種類ということで進めており、ホームページにすぐ載せられるかたちで準備を進めております。今後、すぐにとはいかないと思いますけれども、そういうのが全国に広まってくれば寄附する方も増えるかなと思っております。

 

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) わかりました。

 商工費の関係ですが、これは資料作りの費用とかそういうことではなくて、この50万円近いものは何に使われるのか、もう少しわかりやすくお願いします。

 

議長(加来良明) 産業振興課参事。

 

産業振興課参事(高金信昭) この策定業務の内容につきましては、また繰り返しのご説明になりますが、構想でお手伝いをいただいた観光会議のメンバーを再度招集いたしまして、論議を深めてまいります。その中で、本来清水町がもっているポテンシャルをより深く考えまして、本町の観光の基本理念とビジョンを策定するものでございます。

 

議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 12番、口田邦男議員。

 

12番(口田邦男) 2点についてお知らせ願いたいというふうに思っております。

 1点目は、労働諸費の雇用創出事業についてのマイナス補正でございますけれども、説明ではうやむやな説明で、もし差し支えなかったらもう少し詳しく説明を願いたいということでございます。

 もう1点は、私の一般質問にも上がっていたような農地管理機構の関係でございまして、今回の補正で農業委員会に全てが移行するんだなというふうにわかりますけれども、そのなかで農地中間管理機構集積協力金交付金事業補助金9,586千円となっておりますが、この内容についてご説明を願います。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 産業振興課参事。

 

産業振興課参事(高金信昭) 口田議員のご質問の1番目でございますが、本年度、緊急雇用創出事業におきましては、新たに国が地域・人づくり事業ということで募集をいたしまして、町内の2法人に受託をしていただきました。雇用拡大という方針がございまして、本年4月1日から雇用の関係で募集をいたしました。正式な資格を有する方の募集をかけたところですが、1つの事業者につきましてはなかなかその募集に応募される方がおりませんでした。それが、月日が経ちまして、4月・5月・6月・7月・8月と募集が来ないということで、事業費の見直しをかけなければならないということで、お問い合わせをして協議をした結果、これからもなかなか有能な人材が確保できる見通しがないということで、今回については事業を辞退するという申し出がありまして、こちらでこのように減額の補正をさせていただいたところでございます。

 

議長(加来良明) 次の答弁を求めます。

 産業振興課長。

 

産業振興課長(池守輝人) 今の口田議員からのご質問でございます。

 6款1項19節50番に出てきております農地中間管理機構集積協力金交付事業補助金9,586千円のことについてでございますけれども、これにつきましては一般質問のときにもお答えしたと思うのですが、2通りの事業がありますということで、1つは離農もしくは経営変換といったものがありますということです。それと、もう1つあったのが、今借りていたものを出して、他のものを借りるとかという、集積に対して協力された方についての補助金といったような2通りがあったんですが、その中で、基本的には離農というのは70万円が限度というかたちになってございます。それともう1つの集積に協力するために自分の農地を出した人というのは、免責要件がございませんので、10アール当たり2万円というふうに一律書いてございます。どちらか高いほうを出していいですということが要綱の中に出ているものですから、今回どのくらい協力をされる方がいるだろうというようなことで、農業委員会と調整させていただきまして、今出てきているのが47.93ヘクタールというような数字を仮で出させていただいて、かける2万円というようなかたちでの数字のつくりでございます。

 

議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。

 

12番(口田邦男) その理由については、この間聞いたのでわかっているけれども、このお金の予算というのはこれからいろいろ協議をして出る数字ですよね。

 

議長(加来良明) 産業振興課長。

 

産業振興課長(池守輝人) 全額国のお金でございまして、実績に基づいてお金が出されるということです。一応、予算はこういうかたちで作らせてもらいましたけれども、あくまでも実績報告を上げて、それに対してお金が出てくるというかたちになります。うちを通して、うちから交付をするというかたちになります。

 

議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。

 

12番(口田邦男) 作業はこれからということで押さえてよろしいですね。

 

議長(加来良明) 産業振興課長。

 

産業振興課長(池守輝人) そのとおりでございます。

 

議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 8番、中島里司議員。

 

8番(中島里司) 1点、17頁ですが、今、口田議員からもお話がありましたが、たまたま参事が答弁をされた中で4・5・6・7・8月という話がありました。これは、当初予算で組まれていたわけですよね。ということは、前年度で補助要望があったということですよね。私は、どこが該当しなかったかは全く関係ないんですが、参事、結局、そういう補助要望をした会社、団体というところは、補助申請をした時点で受理をしているわけでしょ。ということは、4月以降、企業としては補助をいただけるという予算編成をしますよね。なのに、この時期に該当しないから減額いたします。減額が悪いと言っているわけではないです。これは、たぶん窓口、国と道のあれだから、道が窓口になっているのかな。私は役場に責任うんぬんじゃなくて、道の窓口がどう対応したのかなと、企業は当て込んでいたのではないか、この時点でそれがまた0になってしまった。企業の予算としては非常に、ある分でやりくりをしていかなければ、人が雇えなかったからいいと言えばそれまでのことですが、そのへんの手続きは道とどういうふうなやりとりをしてだめですよという話になったのか、詳しい話ではなくやりとり、事務のやりとりについてお聞かせ願いたいと思います。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 産業振興課参事。

 

産業振興課参事(高金信昭) 中島議員の質問にお答えしたいと思います。

 まず、この緊急雇用促進事業につきましては、失業者の方を対象に雇用を創出する考えで事業が推進しております。つきましては、今回辞退を申し出てきていただいた団体につきましては、契約する段階の業務については人員が充足をしておりました。更に、緊急性を帯びる部分の雇用について、私どもの団体で引き受けて、将来的にはその方が正式に雇用されていくという方向をつくりながら、そういうような事業に手をあげていただいた団体でございます。そういう内容をもちまして、道と協議をいたしまして、平成25年度にそういう内容で事前に協議をいたしまして、団体がなんとか緊急雇用の部分の失業者に対応する雇用を考えていきましょうということの提案がありましたので、それを申請といたしまして、提案いたしまして、事業採択をいただいた経過でございます。

 

議長(加来良明) 8番、中島里司議員。

 

8番(中島里司) 流れ的にはそういうことになるんでしょうけれども、要するに補助申請を受けた時点で、今言った失業者、雇用を増やそうということでしょうから、具体的な候補者がいなくて申請しても受理されたという理解をしてよろしいですか。それで、そういうことなんだというルールですから、そうだったらそれはもう質問はいいんですけれども、具体的に誰々、こういう立場の誰々を、こういう人をというか、具体的な物を出さなくても補助申請できるという理解をしていいのかどうか。

 

議長(加来良明) 産業振興課参事。

 

産業振興課参事(高金信昭) 今、中島議員ご指摘の内容のとおりでございまして、申請の段階では必ずそういう方がいるということが前提で申請をしなければならないという条件ではございません。

 

議長(加来良明) 8番、中島里司議員。

 

8番(中島里司) 答えとしては、それでいいんです。ただ、私が言うのは、そうやって受理をして、その団体としては当て込んでいたはずなんです。名前を上げたから、1回受理していれば、それができなかったら企業の責任というか、読みの甘さというか、そういうふうな、企業が悪いとかって言っているわけではなくて、手続き上でちゃんとしていたけれども企業が先ほど説明があった現実に4月以降、今までその人と話合いがつかないということでだめなんだという、その理解でいいわけですね。

 

議長(加来良明) 産業振興課参事。

 

産業振興課参事(高金信昭) 今、中島議員からご指摘いただいた内容が原則としてもあるのかと存じます。

 

議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 7番、西山輝和議員。

 

7番(西山輝和) 17頁の保健予防費の予防接種委託料1,756千円ですけれども、これはどのくらいの人数の方を予定しているんでしょうか。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 保健福祉課参事。

 

保健福祉課参事(小林秀文) ご質問にお答えいたします。

 対象者につきましては、731人を予定しております。731人に対して6割がたの方が受診していただけるというようなかたちで計算をしております。439名の方を見込んでおります。

 

議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。

 討論はありますか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

議長(加来良明) これより、議案第71号、平成26年度清水町一般会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。

 

議長(加来良明) これより、議案第72号、平成26年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。

 

議長(加来良明) これより、議案第73号、平成26年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。

 

議長(加来良明) これより、議案第74号、平成26年度清水町介護保険特別会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

議長(加来良明) ここで休憩します。      (午前11時53分)

 

議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時00分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

議長(加来良明) 日程第3、認定第1号、平成25年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号、平成25年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、平成25年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号、平成25年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号、平成25年度清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号、平成25年度清水町集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号、平成25年度清水町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号、平成25年度清水町上水道事業会計決算の認定について、以上、合計8件の各会計決算の認定についてを一括議題とします。

 提出者より、一括議題とした合計8件について、総括的な提案理由の説明を求めます。

 副町長。

 

副町長(金田正樹) それでは、平成25年度決算につきまして、全会計を含めまして総括的な説明をさせていただきます。

 平成25年度の決算につきましては、認定議案に監査委員による決算審査意見書を添付し、また冊子にて各会計歳入歳出決算書と各会計主要政策成果表をお届けさせていただいております。

 まず、主要政策成果表の1頁・2頁をお開き願います。216頁からなっている冊子でございます。

 会計別の決算額総括表でございます。各会計別に歳入、歳出、歳入歳出差引残高を記載しておりますが、2頁の左側です。決算額欄の歳入歳出差引残高をご覧願います。

 一般会計の歳入歳出差引残高ですが、1億9,237万8,283円となっております。なお、右の欄にも記載してございますが、繰越額が1,373千円と次年度繰越額5,000千円を合わせました6,373千円を平成26年度会計に繰り越しをしますとともに、地方財政法及び地方自治法の規定に基づき、決算剰余金1億8,600万5,283円を財政調整基金に積み立てをするものでございます。

 次に、国民健康保険特別会計につきましては、歳入歳出差引残高は152万8,977円でございます。決算剰余金として全額を国民健康保険基金へ積み立てをするものでございます。

 次に、後期高齢者医療保険特別会計は、28万3,259円を平成26年度会計へ繰り越しとなっております。

 以下、介護保険特別会計が1,101万1,161円、公共下水道事業特別会計が71万3,726円、集落排水事業特別会計が96万3,619円、簡易水道事業特別会計が64万9,163円、これらにつきましてもそれぞれ平成26年度会計の繰り越しとなっております。

 上水道事業会計につきましては、収益的収支の収支差引残高が4,850万9,878円、資本的収支の収支差引残高がマイナス5,412万1,705円となり、資本的収支の不足額は当年度分の損益勘定留保資金などでの補てんとなっております。なお、上水道事業の損益は議案第66号の審査の際にも設問させていただきましたが、当年度の純利益が4,699万5,400円を計上し、前年度繰越利益剰余金を合わせました平成25年度末の未処分利益剰余金は8,522万7,824円でございます。

 次に、決算書の本体をご覧願います。決算書本体の276頁をお開き願います。

 4の基金といたしまして、一般会計におきます基金ごとの決算年度末現在高を記載してございます。

 (1)の財政調整基金から(8)のいきいきふるさとづくり基金までの決算年度末現在高を合計いたしますと29億2,425万9,119円で、前年度末と比較して2億7,433万784円の増となったところでございます。

 基金現在高の増加など、本町の財政状況は回復をしてきておりますが、公共施設の老朽化対応への財政事業への高まりや地方財政都市縮小の懸念など厳しい状況は依然として続くものと見込まれるところでありまして、将来を見据え、一層効率的な事業執行に努めていくところでございます。

 以上、大変雑ぱくではございますが平成25年度の各会計決算の認定議案にかかります説明とさせていただきます。

 ご審議よろしくお願いいたします。

 

議長(加来良明) 質疑を行う前に、各議員にお願いをいたします。

 質疑をされる場合は、初めに質疑箇所の頁数を言ってから質疑していただくようお願いいたします。なお、主な事業内容、事業効果等につきましては、配付しております主要成果表に記載されておりますので、できるだけ省略をしていただき、効率よく審議を実施していきたいと考えておりますので、ご協力をお願いいたします。

 ここでおはかりします。

 認定第1号から認定第8号にかかる平成25年度清水町各会計決算認定の8件につきましては、本会議での質疑を3回までとする会議規則第54条の規定を適用しないで審議を進めたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、認定第1号から認定第8号にかかる平成25年度清水町各会計決算認定の8件につきましては、会議規則第54条の規定を適用しないで審議を進めることに決定いたしました。

 なお、審議につきましては、一般会計の歳入は款ごと、歳出は項ごとに、特別会計は会計ごとに進めます。

 質疑の方法は、最初の質疑から一問一答方式により行い、それぞれ款、項、会計ごとに連続して質疑していただきますよう、よろしくお願いいたします。また、質疑、答弁にあってはわかりやすく、簡潔に行われるよう、特にお願いいたします。

 

議長(加来良明) 認定第1号、平成25年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定についてを審議します。

 これから、質疑を行います。

 清水町各会計歳入歳出決算書11頁をお開きください。

 清水町一般会計歳入歳出決算事項別明細書により、歳入は款ごとに質疑を受けます。

 第1款、町税、11頁・12頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 12番、口田邦男議員。

 

12番(口田邦男) たばこ税についてお伺いいたします。

 必要な喫煙者のおかげで、随分たばこ税がありますけれども、この税率というのはどういうことになっておりますか。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 税務課長。

 

税務課長(上出 進) たばこ税の税率のご質問かと思いますけれども、これは地方税法で決まっておりまして、おおよその話でいきますと、例えば1箱20本入りの場合は国税も含めておよそ64.5%が税額となりまして、それぞれ金額が決まっておりまして、それに基づいて、国内であれば2社から町内に売られたたばこの額を計算されて、町のほうに交付されるという状況になっております。

 

議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。

 

12番(口田邦男) 喫煙者が減っているなかで、かなり税額が上がっているということで、その税の交付金というのは前とは違っているのではないかなと思って、どういうふうに変わったのかなということを知りたいわけです。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 税務課長。

 

税務課長(上出 進) この説明書の26頁を開いていただきまして、ここにたばこ税の詳細が載っております。この表の一番下の3というところで、この5年間の本数の推移が載っております。これを見ますと平成24年度から平成25年度、それぞれ消費されている本数は減っていますけれども、たばこ税の税率が平成25年4月1日から改正になっておりますので、その関係がありまして若干本数は減っているけれども税額的には増えたという流れになっております。

 

議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第2款、地方譲与税、13頁・14頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第3款、利子割交付金、15頁・16頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第4款、配当割交付金、17頁・18頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第5款、株式等譲渡所得割交付金、19頁・20頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第6款、地方消費税交付金、21頁・22頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第7款、ゴルフ場利用税交付金、23頁・24頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第8款、自動車取得税交付金、25頁・26頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第9款、地方特例交付金、27頁・28頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第10款、地方交付税、29頁・30頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第11款、交通安全対策特別交付金、31頁・32頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第12款、分担金及び負担金、33頁・34頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第13款、使用料及び手数料、35頁から40頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

議長(加来良明) 第14款、国庫支出金、41頁から44頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第15款、道支出金、45頁から52頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第16款、財産収入、53頁・54頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第17款、寄附金、55頁・56頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第18款、繰入金、57頁・58頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第19款、繰越金、59頁・60頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第20款、諸収入、61頁から66頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第21款、町債、67頁・68頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) これより、歳入全般について、特に質疑があればお受けします。

 質疑ありますか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、歳入の質疑を終わります。

 

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議長(加来良明) 次に、69頁からの歳出の質疑を行います。

 清水町一般会計歳入歳出決算事項別明細書により、歳出は項ごとに質疑を受けます。

 第1款、議会費、第1項、議会費、69頁から72頁までの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、議会費の質疑を終わります。

 

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議長(加来良明) 第2款、総務費、第1項、総務管理費、73頁から92頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第2款、総務費、第2項、徴税費、91頁から94頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第2款、総務費、第3項、戸籍住民基本台帳費、93頁から96頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第2款、総務費、第4項、選挙費、95頁から98頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第2款、総務費、第5項、統計調査費、97頁から100頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第2款、総務費、第6項、監査委員費、99頁・100頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、総務費の質疑を終わります。

 

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議長(加来良明) 第3款、民生費、第1項、社会福祉費、101頁から120頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 6番、原紀夫議員。

6番(原 紀夫) 102頁に関わってのお尋ねなんですが、一連の議会のいろいろと紛糾したことを受けて、今、しっかりと旭山学園の施設が立派に完成をして、町の中央にそそり立っているという状況にあります。

 以前もお話をしたことがありますが、これだけ大きな施設が本町にあって、この施設には入れない人もまだいるわけでありますけれども、この施設から町民へのPR的なものについては全く理解できないような状況にあるのではないかということを以前もお話したことがありますが、当然のことながら入所されている方のほうには、園のほうからいろいろなものがあるのでしょうけれども、清水町にこれだけ大きな施設があって、入所するにはこういう状況の人が入れますよとか、そういうことも含めて施設のほうにもう少し、町として要請なりを含めて指導したほうがよいのではないかと、私は常々そのように考えているのですが、このへんについて、どのような考えなのか聞かせてください。

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 保健福祉課長。

保健福祉課長(細野博昭) 確かに、立派な施設でありますし、議員の皆さんも中を視察等されて、非常に素晴らしい施設だということはご認識のとおりでございます。目的がああいった施設でございますので、一般の店のように買いたい人が自由に買ってくださいというような施設ではございません。入所したい人は皆さんどうぞ来てくださいという施設でもございません。当然定員がありますので。そういった中で、自由に施設見学をしていただいてもその目的を果たすことができないと、「これは素晴らしい施設だ。ぜひ私も入りたい」という希望があっても、入所待ちという状況でございますので、町といたしましては、機会があればそういったお話もしたことはございます。完成したときに、皆さんにPRというのはどうなんですかというお話もしたことはあるんですけれども、施設側としてはそのようなことは考えてはいないんだというお返事をいただいたところでございます。なお、入所に該当すると思われるような方につきましては、私どもの担当係のほうで日頃接触しておりますので、介護保険の認定ですとか、自宅訪問等々の際には、例えば清水町にこういった施設ができましたよというようなお話はさせていただいておりますけれども、いかんせん、すぐ入りましょうかということにはなりませんので、そのへんにつきましては、町としては積極的な働きかけはしていないというところでございます。

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

6番(原 紀夫) 町としては積極的なはたらきかけはしていないということについては、そのへんについては理解できますが、以前、あの施設を無償譲渡した際に、私もずっと傍聴に入っていたんですけれども、町はPRを全然していないとか、いろいろ出ておりました。したがって、そのへんを含めて、今課長が言われたように、細部にわたって町民に周知をするとかということではなくて、こういう施設ができて、こういう状況にあるというようなこと程度でもなんらかの、広報紙でもいいのではないかと思いますけれども、今は若干落ち着きがないのかもしれませんけれども、その段階で周知をしたほうがいいのではないかと、このように考えて質問をさせていただいているんですが、どうでしょうか。

議長(加来良明) 保健福祉課長。

保健福祉課長(細野博昭) なるべく早い機会に、どういった内容をお知らせするかということは検討しなければならないでしょうけれども、4億いくらという補助金を出した施設でございますので、原議員がおっしゃるとおり、こういった施設ができました。中はこういうようになっていますという程度のことであればお知らせすることは構わないと思います。ただ、中の見学とかとなりますと、管理上の問題もありますので、そこまではちょっと無理かと思いますけれども、何らかの方法で皆さんに周知をしてまいります。

6番(原 紀夫) 議長、申し訳ありません。何頁まででしたか。

議長(加来良明) 120頁です。

 6番、原紀夫議員。

6番(原 紀夫) 106頁の敬老会の関係なんですが、今、私は文教なので敬老会に出席をさせていただいておりませんけれども、年々、参加する方は多分多くはなっていないだろう、少なくなっているだろうと思います。したがって、過去、まんじゅうの話もしたことがありますけれども、1度お年寄りの方が「おお、すごいことをやるな」というくらいのことは、財政的にも若干、以前とは違う状況にありますので、そのへんを再度考えていただいて、今後のことですけれども「おお、今度は相当変わったような催しものを含めてやってくれるな」ということで、お年寄りの方を元気づけるようなものを少し考えたらどうかと、こういうことで考えているんですが、どうでしょうか。

議長(加来良明) 保健福祉課長。

保健福祉課長(細野博昭) 管内の市町村の状況について、各担当に伺ったところでございますけれども、管内の町村も本町と同じような事情を抱えておりまして、だんだん参加者が少ないと、財政的な問題もありまして町が敬老会を主宰していないという町村もございました。その町については、清水で言えば各町内会にお願いをして、実施をするのであれば1人につき1千円とかいう、お金をあげますので皆さんでお祝いをしてあげてくださいというような町村もございましたし、ある町ではホテルで昼食会をやりながら演芸大会と300万円程度のお金をかけて実施しているところもあるところでございます。今年も先日、敬老会を実施したところでありますけれども、対象者の1,603名の方にご案内を差し上げたところでございますけれども、実際に会場に入場いただいた方は281名ということで、身体の事情とか施設入所ということもあるかと思いますけれども、やはり年々少なくなってきているのが事実でございます。その1つとしては、やはり1時間程度の式典でございますし、毎年同じようなということで魅力のある式の内容ではないということが大きな原因かと思います。魅力ある、これは素晴らしいという式をするには、それなりの経費もかけなければならないところでございます。例えば、著名な芸能人の方を呼んで来て皆さんに楽しんでいただくとか、そういった方法をとれば皆さんも喜んで、毎年敬老会を楽しみにしていただけるかと思いますけれども、そのためには高額な経費がかかってしまうというようなこともございます。それらにつきまして、今後どのようにしていったらいいのか、たくさんの方に来ていただいて、喜んでいただいて、来年もぜひ元気でこの会場に来ようというようなことで企画できるようなことを検討してまいります。

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

6番(原 紀夫) 前向きな答弁をいただきましたので、よろしくお願いをしたいと思います。

 相当多くの方が高齢者学級で毎月行事を行っておりますけれども、あのなかで浪曲をしたり、いろいろな催しものをやっているなんて以前は思いませんでした。幅広く企画をしているということで、当然のことながらあの部分について町が多額の財源を使っているということではないと思いますので、今、課長が言われたようにいろいろな面から考えて、より多くの方が集まれるようなものを考えて、もしできなければ、先ほど言いましたように、これだけ多くの対象者がいて二百人ちょっとなんていうことであれば、主催する方もやりがいがないことになると思いますので、鋭意努力をお願いしたいということで終わります。

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 保健福祉課長。

保健福祉課長(細野博昭) 予算との兼合いもございますし、いろいろ検討しなければならないこともございますが、せっかく実施をするのであれば多くの方に来ていただいて、喜んでいただける内容にしたいと検討いたします。

議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 4番、木村好孝議員。

4番(木村好孝) 今の問題と関連しての質問でよろしいですね。

 今回、今年に入って特にですが、私の家にお電話があったり、直接聞かれたりした問題で、敬老会のおまんじゅうを敬老会そのものの式典にも行かれないし、お持ち帰りの中で知り合いや肉親の方に頼んで行かれないという方が、どうしたらいいのだろうとか、なんとかならないのかというお電話やお問合せをいただいたんです。今、敬老会そのものに対する前向きなご答弁を伺ったのですが、式典そのものについてはやむを得ないのかなと思うんですが、月間としての事業計画で言うと敬老月間としての位置づけをなされていますよね。そのなかであれば、おまんじゅうとはこだわらないで、昨年、一昨年の人数を見ますと700人以上の方々が対象でありながら来られないわけですよね。今年はもっと多いと思うんです。そういうことから考えると、来られなかった方々におまんじゅうとはこだわらないけれども、なんらかの敬意を表する方法がないものかなというふうに考えていたのですが、そのへんはどうでしょうか。

議長(加来良明) 保健福祉課長。

保健福祉課長(細野博昭) 今年も約半数の方が来ていただけなかった。いろいろな事情はあるかと思いますけれども、その半数の方に対して大向きでまたお越しくださいというような気持ちをどのようなかたちで伝えるのがいいのか、例えば、今年もですけれども、まんじゅうを1個1個、お1人お1人に届けるのが本当に良いのか。また、800人の方に届けるには日数もかかりますし、食べるものでございますので、どのような方法がいいのかということも考えなければならないと思っておりますけれども、いずれにせよ半数の方が来られないという町の敬老会という事業そのものを根本的に見直す必要があるのかなというふうに考えております。それで、来ることができない方もいらっしゃるかと思いますので、そういった方には別のかたちでなんらかの心の通った激励といいますか、またはお元気でというような気持ちを伝えるような方法を考えてまいります。

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 5番、山岸政彦議員。

5番(山岸政彦) 112頁の在宅福祉を支えるすずらんの会運営補助金なんですけれども、残念ながら平成25年度で活動休止ということなんですが、今まで利用してきた方に対して、例えば今年から町としてどのような対応を取るとか、そういうのはあったんでしょうか。

議長(加来良明) 保健福祉課長。

保健福祉課長(細野博昭) すずらんの会を利用されていた方につきましては、町それから社会福祉協議会等で行っておりますサービスに全ては移管しております。

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

議長(加来良明) 第3款、民生費、第2項、児童福祉費、119頁から132頁までの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 4番、木村好孝議員。

4番(木村好孝) 129頁の学童クラブ事業で、主要政策成果表の120頁なんですが、事業効果の中に放課後子どもプランによる放課後子ども教室の実施というのがあります。清水小学校を会場とした学童クラブが対象なんだと思うんですが、お聞きしたいのは、その対象児童の範囲と実施内容及び指導者がどうなっているのかをお聞きしたいと思います。

議長(加来良明) 子育て支援課長。

子育て支援課長(真野 篤) 対象学年については1年生から6年生を対象にしておりますし、指導体制については、現在、正職・臨職等で対応をしております。

議長(加来良明) 4番、木村好孝議員。

4番(木村好孝) 1年生から6年生までの学童保育の子どもということですね。

議長(加来良明) 子育て支援課長。

子育て支援課長(真野 篤) そうです。

議長(加来良明) 4番、木村好孝議員。

4番(木村好孝) そういうことであれば、また内容が違ってくると思うのですが、現在、全国的に文科省の管轄である全校児童を対象にした放課後の取組みと学童保育の取組みを一体化するというのが将来的な方向として決められているんです。そういうものからすれば、内容・主旨・目的するものが違うものが一緒になるという危険性があるんですが、今回の場合は学童保育の子どもを対象としながら教育的な事業としてという面であれば、またかたちは変わってくると捉えていいですね。

議長(加来良明) 子育て支援課長。

子育て支援課長(真野 篤) 実際に、子どもプランという1つの事業プログラムで本来やれればいいんでしょうけれども、なかなか教えられる専門的な部分も含めて、現在はあくまでも保育的な延長でというような内容が現状でございます。

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

議長(加来良明) 第3款、民生費、第3項、災害救助費、131頁・132頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、民生費の質疑を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

議長(加来良明) 第4款、衛生費、第1項、保健衛生費、133頁から144頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 7番、西山輝和議員。

7番(西山輝和) 主要政策成果表の123頁、赤十字の人工透析の人数というのは増えているかと思うんですけれども、成果表に人数は書いてないんですが、それはわかりますか。

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 保健福祉課参事。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 

保健福祉課参事(小林秀文) 町民の方で清水日赤病院で人工透析の治療を受けている方は今年の3月時点で35名から36名というふうに伺っております。

 

議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

 

7番(西山輝和) 受けている方は、毎年人数が増えているんですか。

 

議長(加来良明) 保健福祉課参事。

 

保健福祉課参事(小林秀文) 日赤病院での人工透析の患者の方は、そう多くは増えていないと思います。最近、その状況はどうだということは聞いておりませんけれども、増えて1名ないし2名、透析の方が増える方もいますけれども、中には治療を終了されるというような方もおりますので、それほど大きな差はないというふうに聞いております。

 

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) 主要政策成果表の122頁の中央に清水赤十字病院救急医療対策事業補助金を毎年出しておりますけれども、この事業概要の中にふれておりますけれども、救急医療の充実及び病院運営のために補助をするということなんですが、比率的に見て、救急医療対策に大半を使っているのか、それとも病院運営のほうにこの2,000万円は向いているのかということになると、このへんについてはわかるのでしょうか。

 

議長(加来良明) 保健福祉課参事。

 

保健福祉課参事(小林秀文) お尋ねの救急医療の分につきましては、清水赤十字病院からの補助申請について、救急利用に要する経費というものを出して、それに対する不足額、概ね救急医療に対する経費というのは6,000万円以上かかっております。それに対して、救急医療にかかる診療報酬、あとは新得町からの補助成というものを除いて、概ね4,000万円以上が赤字ということになっています。それに対して、清水町はその2分の1と2,000万円のどちらか少額のほうを補助するということですので、救急医療に対する費用というものについては明確に分けて、日赤のほうから補助申請を受けております。

 

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 10番、安田薫議員。

 

10番(安田 薫) 主要政策成果表の126頁です。清水町保健推進協議会の件なんですけれども、構成員は町内外より選出された保健係で構成し、68名とありますけれども、清水町内の町内会全部登録されているのでしょうか。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 保健福祉課参事。

 

保健福祉課参事(小林秀文) 今、お尋ねの保健推進委員の構成なんですけれども、清水・御影の市街地の町内会の範囲の中で選出していただいております。

 

議長(加来良明) 10番、安田薫議員。

 

10番(安田 薫) 市街地は全部参加していると捉えていいですか。

 

議長(加来良明) 保健福祉課参事。

 

保健福祉課参事(小林秀文) 中には推進委員を設置していないというところもありますけれども、ほぼ設置をしていただいて取組みをしていただいております。

 

議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 5番、山岸政彦議員。

 

5番(山岸政彦) 主要政策成果表の125頁の予防接種事業ですけれども、今、子宮頸がん予防ワクチンを打った方にいろいろ障害が起きたりとかという問題が起きていたと思うんですが、6月よりは積極的な接種勧奨を中止しておりますけれども、清水町内ではそういった障害が起こったとかいうことはなかったでしょうか。

 

議長(加来良明) 保健福祉課参事。

 

保健福祉課参事(小林秀文) そのとおり、清水町のほうでは副反応というものがあったという報告は聞いておりません。また、積極的な受診勧奨を控えるということとなってからは接種もされていないというふうに聞いております。

 

議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第4款、衛生費、第2項、清掃費、143頁から148頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) ごみの関係で2、3点お尋ねをしますが、焼却場を含めてあと何年もつということで、今後、将来的にはくりりんセンターのほうにということが以前から言われておりますが、現在、この方向について進んでいるのかどうか、このへんをまず1点お尋ねをいたします。

 

議長(加来良明) 町民生活課参事。

 

町民生活課参事(髙橋覚史) 今、ご指摘の関係についてですけれども、これは平成24年度に庁舎内で検討委員会をさせていただいて、平成25年度7月から町民の方が清掃センターに直接お持ちになる部分で、お名前等を記入していただいて、そういった部分でデータを集積して、まだ取りまとめはしておりませんけれども、そういったかたちでなるべく直接搬入していただかないで、収集の際にごみを収集していただくようなかたちでいろいろ検討しております。いずれにしましても、平成31年から広域化に向けての準備は日常の中で進めている状況であります。

 

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) 以前、くりりんセンターのほうにごみを運搬するときには相当経費もかかるという議論もしたことがあるんですが、このへんについては、現状をどのように押さえているのか教えてください。

 

議長(加来良明) 町民生活課参事。

 

町民生活課参事(高橋覚史) これについても、以前にご説明した関係で、現施設を中間の処理施設というかたちで、建物等は壊さないである一定程度集積をして、燃えないごみについては広域化のほうに運搬させていただいて、資源関係については町の唯一な資源、年間800万円ほどあるわけですけれども、そういった形を残したなかで、現場で働いている町内の方6、7名いるんですけれども、その雇用の場を残せるように今のところ考えております。

 

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) 運搬経費を含めて、相当詰めていかなくてはなかなか難しいものがあると思うんですけれども、以前、国の補助金の関係でお尋ねをしたことがありますが、これは現状、ごみの焼却炉、町独自で作るということになったときには、以前は補助はないという話だったんですが、これは変わったのか変わっていないのか、このへんはどうなんでしょうか。

 

議長(加来良明) 町民生活課参事。

 

町民生活課参事(高橋覚史) 現在のところ、そういった情報、国の政策が変わったとは聞いておりません。

 

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) ごみの量を減らすと、資源ごみを増やして、きれいな分別をして、その結果ごみを減らすというのが一番理想的だと思うのですが、このへんについて、分別、年々お年寄りが増えていくわけですから、しょっちゅう変わられても困るんですけれども、いろいろと私も言われて嫌な思いをして、担当課のほうに直接お伺いをして、こういうことがあるんだけれどもどうだろうと言うと、やはり、町民が指摘をしたとおり持って行ってもらわなくてはならないごみなんだけれども、このごみは持って行きませんというシールをばつっと貼られてしまうと。いろいろ調べてみると、これは全く業者側の手落ちで、本来持って行くべきものを持って行かないというのが何件かあって、私もその旨、町内の中で衛生係をしているものですから説明をしたりしているんですが、このへんも業者に比較的にお年寄りの方がやっておりましたから大変だと思うんですけれども、そのへんについては絶えず町も指導をする、業者も集積する人に指導をするということをしていかないと、なかなか難しいのだろうと思うのですが、このへんの指導については、現状どのようにされているのでしょうか。

 

議長(加来良明) 町民生活課参事。

 

町民生活課参事(高橋覚史) 今、ご指摘の指導方法、いずれにしても業者がといっても発注者は町でありますので、そのへん、いろいろなケース、分別ブック、平成25年度の下期に作って、平成26年度からまた新しい様式で、なるべく見やすい絵とか文字を大きくしたり、そういった形で対応させていただいていますけれども、そういった部分でまたわかりやすく、また業者に対しても委託業務3件あるわけですけれども、今の業者に指導をしていきたいと思います。

 

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) なしと認めます。

 以上で、衛生費の質疑を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

議長(加来良明) 第5款、労働費、第1項、労働費、149頁・150頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、労働費の質疑を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

議長(加来良明) 第6款、農林業費、第1項、農業費、151頁から166頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 12番、口田邦男議員。

 

12番(口田邦男) 2点について、お伺いいたします。

 牧場費についてです。以前に、牧場の管理について、どうも清水町の牧場の管理は良くないと、牛が出牧のときには太ってこないというクレームを私は受けました。そのときに、副町長にお話もしたし、町長にもお話をしたんだけれども、これを見ると利益が優先で、どうも餌をあまり与えていないのではないかと、それが原因かなというふうに私は思うんですが、そこらへんをどう受け止めているか、1つお聞かせ願いたいということと、もう1つ・・・(中断)

 

議長(加来良明) 1問1答ですので、1項目ずつお願いいたします。

 答弁を求めます。

 産業振興課長。

 

産業振興課長(池守輝人) 今のご指摘、私も随分聞いてございます。

 ただ、利益優先という話は聞いてございませんけれども、お金はけっして安くはない入牧料をいただいてございますので、あくまでも餌の不足とか栄養不足とかということがないようにということで牧場長のほうには指示しております。

 

議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。

 

12番(口田邦男) そうすると何が原因なんですか。いろいろ他町村の例を数字的なものを伺ったけれども、清水町はやっぱりあまり良くないという数字が出ているんですが、原因としては何が挙げられるか教えてください。

 

議長(加来良明) 産業振興課長。

 

産業振興課長(池守輝人) 栄養としてはまず牧草、放牧している放牧地の牧草の状況だというふうに捉えています。平成24年度が特にひどかったと思うんですが、やっぱり入れすぎだったと、要望が大変多いので、それに十分応えようとして頑張りすぎちゃったのかなというのがございます。

 平成25年度については、これもあまりよろしくない状況ではあったんですが、それでも牧草の状況が悪いので頭数制限をさせていただいて、なおかつ妊娠牛で分娩が近いものについては少し早めに下牧していただくといったような状況をさせていただいたというようなことです。更には、冬の関係ですけれども、配合飼料のたんぱくがちょっと足りなかったというようなことで、普及センターのほうにお願いをして牧草の状況等を調べていただきました。そこで、配合飼料につきましてはたんぱくの高いもの、それで価格的にはほとんど変わってないらしいんですけれども、なぜ少ないものを使っていたのかよくわからないのですが、とにかく高いものをちゃんと食べさせろということで、昨年の12月から餌を変えて対応をしてございます。

 

議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。

 

12番(口田邦男) 当然、餌の質が悪かったら、濃厚飼料で補わなければならないのだけれども、それを変えてから結果はどのようになっていますか。良いほうに上向いているかどうか。

 

議長(加来良明) 産業振興課長。

 

産業振興課長(池守輝人) 餌というのは本当に正直なものでございまして、1月以降、肥育の度合いがちょっと変わってきているという話は聞いてございます。

 

議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。

 

12番(口田邦男) ぜひ、大事な牛でございますからクレームがつかないように、今後とも維持・管理により、十分気を付けていただきたいというふうに思います。

 

議長(加来良明) 産業振興課長。

 

産業振興課長(池守輝人) そのようにさせていただきたいと思いますし、これから普及所の意見を十分聞きながら牧草の簡易更新とか、なるたけできることでそれほどお金もかからないでできることがたくさんありますので、そういったことを十分やっていくというようなことで、牧場と話してございます。

 

議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。

 

12番(口田邦男) 次に、農業用水の関係でお伺いいたします。

 農業用水の御影の管理の農業用水でございますけれども、維持管理協議会に対して負担金1,400万円ほどしておりますけれども、この維持管理協議会はどなたが中心になって運営に携わっているのかお聞かせ願います。

 

議長(加来良明) 都市施設課参事。

 

都市施設課参事(堀 秀徳) 御影農業用水の管理につきましては、清水町と芽室町でそれぞれ負担金を出し合って、町のほうで協議会を組んで管理しております。

 

議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。

 

12番(口田邦男) それで、前にも言ったことがあるけれども、どうも御影とその部分はそういった協議会で管理している制度上、利用料が非常に高いというふうに私は思います。かんがい用水と比較してもかなり生産者の負担が多い。というのは、協議会に負担金を利用料から全部出すんです。そうでなしに、一般会計のほうから出して、もっと利用料を下げて使うような方策を考えてもらいたいなと思うんです。というのは、やっぱり同じ農業用水の中でも単価が全然違うんです。公平ではないというふうに私は思うんだけれども、どう押さえていますか。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 都市施設課参事。

 

都市施設課参事(堀 秀徳) 申し訳ございません。管理費の関係ですが、例えば熊牛地区は面積割、御影地区については1トン80円をいただいている状況ですが、当初からそのような形で進んできたなかで、今、高い安いの話を申し訳ございませんがお答えできません。

 

議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。

 

12番(口田邦男) なんだかわけのわかならい説明だけれども、要するに反別とメーターの違いなんです。やっぱり、同じ公平でいくと一本化してもらわなければ、どうも不公平が生じてどうにもならないので、ぜひ同じ形の中で利用料算出をお願いできるような方法をとっていただきたいと、これは誰にお願いすればいいんでしょうか。答弁できる人。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 都市施設課参事。

 

都市施設課参事(堀 秀徳) 要するに、メーターを付けて同じように管理して、同じような料金設定をしていただきたいという内容でよろしかったでしょうか。

 

議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。

 

12番(口田邦男) 私のお願いは、メーターを外して反別でやってほしいと。畑地かんがい用水の場合は10アール当たり50円です。これはメーターだったらとんでもない数字になりますよ。反別に直したら50円どころか500円くらいになるのではないですか。それはオーバーだけれども、要するに公平ではないということなんです。それは、あなた答弁しましたけれどもできるんですか。誰がやるんですか。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

議長(加来良明) 休憩します。         (午後2時00分)

 

(答弁調整)

 

議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後2時15分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

議長(加来良明) 口田議員の質疑に答弁をお願いします。

 副町長。

 

副町長(金田正樹) 口田議員の水の関係の公平性の問題でご質問がありました。水の性格ですとか、設備だったり、経緯もいろいろあるかと思います。明年度に使用料の検討委員会を平成28年度に向けて、相対的にやる予定をしております。その中の課題とさせていただきます。

 

議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。

 

12番(口田邦男) わかりました。いずれにいたしましても、先ほどざっと計算しても、やはり御影とかんがい用水との差は10倍くらいあると私の考えではありますので、今後検討するという答えでございますので、これで終わります。

 

議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 7番、西山輝和議員。

 

7番(西山輝和) 主要政策成果表の153頁、小水力等再生可能エネルギー導入調査なんですけれども、これは2カ所の川を調査したということですか。

 

議長(加来良明) 産業振興課参事。

 

産業振興課参事(小林 進) これについては2カ所です。御影除じん施設、それと熊牛の浄水場に対して再エネルギーの使用について調査をしたということになります。

 

議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

 

7番(西山輝和) 水量が少なくて発電能力がなかなか難しいということで、だめだというような結果が出ているんですけれども、このほかのまあまあ大きいような川もあるんですが、そういうところは可能性はないんですか。水利権だとかいろいろな問題もありますけれども、そういうところの川というのはなかなかそういう具合に当てはまらないんですか。

 

議長(加来良明) 産業振興課参事。

 

産業振興課参事(小林 進) 御影につきましては、たしかに量は少ないというかたちなので、農業用水につきましては通年利用の水利権が持っていないというような形の中で再生エネルギーとしては費用対効果がでないというかたちでございます。今の西山議員の言われたとおり、若干、他の通年を通して水利権を持っているようなところについては、今回は対象としては調査しておりませんけれども、可能性はあるのではないかと思っております。

 

議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

 

7番(西山輝和) 次に、明渠排水路維持管理等の工事の件ですけれども、これは町道が2カ所となっているんですけれども、町道が塞がっていくということで、泥あげするんでしょうけれども、これは畑の土というのもかなり入っていると思うんですが、そういうようなことはどういう整理でやっているでしょうか。

 

議長(加来良明) 産業振興課参事。

 

産業振興課参事(小林 進) 道路の排水路に対してということでしょうか。

 確かに、用途が土砂上げに関してはご指摘のとおり、畑からの泥等による流入、それと土砂の流入です。そういうものについて閉塞するというかたちの中で一応やっております。最終的に附帯明渠として各農家の明渠から、多少道路のほうに兼ねている明渠があります。排水路と明渠が兼ねているものがございますので、そういうところに流入したものについては土砂上げ等は実施するというかたちとなっております。

 

議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第6款、農林業費、第2項、林業費、165頁から170頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) 有害鳥獣の関係でお尋ねをしたいんですが、私は今年、私の町ではなく隣の町でクマに遭遇しました。よくぞこれだけクマが人里近くまで来るものだなということで驚いたんですが、この主要政策成果表を見ると本町は、以前は6頭・7頭捕獲しておりましたけれども、1頭ということで表示をされていますが、これは銃で捕ったものなのか、罠で捕ったものなのか、傾向としては、クマの頭数は増えていると認識はしていないのか、このへんはどうなんでしょうか。

 

議長(加来良明) 産業振興課長。

 

産業振興課長(池守輝人) 原議員からのご質問でございます。

 ヒグマの1頭についての捕獲方法ですけれども、これは罠でございます。増えているか減っているかの状況ですけれども、以前からそれほど変わっていないというふうに思っています。通常は情報が入った段階で、農家の方からの通報も含めて、通行人からの通報等いただいてございます。そういったものを基に、猟友会と相談して、このへんに罠を仕掛けて捕獲しようかとか、そういうような計画を立てながらやってございます。昨年、一昨年についても同様の方法をやってございますけれども、かかるかかからないかの話でございまして、今回かかったのが1頭だったというだけでございまして、頭数的にはそれほど減っていないというふうに認識しております。

 

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) 私の体験からいくと、秋のデントコーンの収穫時期というのは、非常にクマは利口で、人の目につかないところをまず食べているような利口なところがあるんですけれども、そういう被害というのはここ2、3年本町は出ていないのでしょうか。

 

議長(加来良明) 産業振興課長。

 

産業振興課長(池守輝人) 今年についてもそうですが、例年についても被害等は出てございます。今年もビート畑、それからデントコーン畑の中に入っているという情報を得てございます。

 

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) 質問は変わるんですけれども、町有林の整備関係含めてお尋ねをいたしますが、季節外れの雪が降ったりして、カラマツの被害があうとかいうことが当分出てくるわけですけれども、平成25年度、町有地の被害というのは私は当然あると思うんですけれども、面積的にどのくらいあるのでしょうか。

 

議長(加来良明) 産業振興課長。

 

産業振興課長(池守輝人) 申し訳ございません。私のほうにはそのような情報は入ってございません。その情報は聞いてございませんので、面積がと言われても把握してございません。すみません。

 

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) 林地に被害がある、植栽木に被害があるということは聞いているけどわからないということなのか、そのへんをもう一度お願いします。

 

議長(加来良明) 原議員、被害がないという答弁でした。

 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、農林業費の質疑を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

議長(加来良明) 第7款、商工費、第1項、商工費、171頁から176頁の質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 7番、西山輝和議員。

 

7番(西山輝和) 主要政策成果表の162頁、交流人口拡大支援事業のことで聞きたいんですけれども、議長、これは収支予算の内訳ですとか報告書だとかという資料を出してほしいんですけれども、どうでしょうか。

 

議長(加来良明) 執行側にお尋ねします。

 交流人口拡大支援事業費の内訳等の資料の要望がありましたけれども、提出可能でしょうか。

 産業振興課参事。

 

産業振興課参事(高金信昭) 西山議員ご指摘の資料要求ですが、どのような資料がご要望でしょうか。具体的にいただければこちらで用意をさせていただきます。

 

議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

 

7番(西山輝和) 収支予算・決算の内訳がほしいんですけれども。見ると事業報告も出されているようですので、何点か出ていると思うんですけれども、どのくらいの資料が出てきているのか教えてください。

 

議長(加来良明) 産業振興課参事。

 

産業振興課参事(高金信昭) 決算につきましては報告書として決算の内訳がございます。そのほかに事業報告ということで、実施いたしました事業報告の内容が報告されてございます。

 

議長(加来良明) ただいま、決算書と事業報告書、2点ということですけれども、その2点でよろしいですか。

 

7番(西山輝和) はい。

 

議長(加来良明) それでは、おはかりします。

 ただいま、西山議員から収支決算書、事業報告書、交流人口拡大補助金に関する2点の資料要求がありましたけれども、申し出の資料を要求することに異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 異議なしと認め、全員に資料を提出するよう要求いたします。

 西山議員にお尋ねします。

 その資料が来ないと質疑は続けられませんか。資料提出後に質疑を続けますか。

 

7番(西山輝和) はい。そのようにお願いします。

 

議長(加来良明) それでは、交流人口拡大支援事業補助金以外の質疑があれば続けたいと思いますけれども、質疑ございますか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしです。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

議長(加来良明) ここで休憩します。      (午後2時28分)

 

(資料配付)

 

議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後2時45分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

議長(加来良明) 先ほど、要求しました決算書、報告書に関する資料につきましては、執行側から提出がありましたので、お手元に配付いたしました。

 ただいま、配付しました資料に関する説明を産業振興課参事より説明を受けます。

 産業振興課参事。

 

産業振興課参事(高金信昭) お手元に配付しました資料について、ご説明を申し上げます。

 お手元の資料は2枚と少のうございますが、本来、それに実績報告書のかがみの文書がついております。更に、各事業で行いました資料としてのものが事業報告して載せておりますし、同時に領収証関係も提出されているということで、その部分についてはかなり部数がありますので、今回はお手元にお配りしました決算の額と事業を行ったものの内容の2枚について、ご提出をさせていただきました。

 

議長(加来良明) それでは、質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 7番、西山輝和議員。

 

7番(西山輝和) 定例議会の議案書の中に監査委員の方の11頁に、平成25年度から実施されている交流人口拡大支援事業においては、補助金交付要綱にそぐわない補助金の交付もあり、公正な行政運営を行うなか、補助金交付要綱等に基づいた執行を望むものであると書いてあるんですけれども、これの中身について報告をお願いいたします。

 

議長(加来良明) 報告ではなくて、質問ですね。

 答弁者は誰でしょうか。

 

7番(西山輝和) 監査委員にお願いします。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 代表監査委員。

 

代表監査委員(渡辺富士雄) 答弁を申し上げます。

 審査意見書に、今ご質問がありました補助金交付要綱にそぐわない補助金の交付があるという点について、若干説明させていただきます。

 清水町交流人口拡大支援事業につきましては、補助金交付要綱及び細則が作成されておりました。皆さまの手元にいっております平成25年度の事業実績報告書により補助金の確定が算定されておりました。監査委員としましては、その補助金が適正かどうかということを視点に関係書類の確認及び担当職員からの聞き取りを実施いたしました。そんな中で、主な指摘事項として4項目ほど取り上げさせていただきました。

 1つ目は、皆さまのお手元にいっています平成25年度実績報告書が、交付要綱に定めた様式に従っていないということでございます。様式第7号で実績報告を上げるようになってございますけれども、それが上がっていなかったということが1点でございます。

 2点目としまして、証拠確認書類である領収書等の一部に不備及び不透明なものがあったという点でございます。

 3点目に、備品の購入において、要綱では事務遂行の上で必要最低限の備品で2分の1以内となっているが、内容としてこの範囲を超えているものがございました。

 4点目としまして、要綱では、自動車借上料は清水町職員等の旅費に関する条例に準ずるとしており、また先ほど申し上げました細則では、1㎞20円と明記しておりますが、実際には1㎞20円の他に、月額2万円の定額部分も交付対象にしているという点がございました。

 以上でございます。

 

議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

 

7番(西山輝和) ありがとうございます。

 今、監査委員から指摘がありましたけれども、副町長はどのように捉えているのか、お聞きします。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 副町長。

 

副町長(金田正樹) 今、代表監査委員のほうから指摘事項の内容を伺いました。先日、口頭でも伺っております。やはり、補助金を支出していく上では、要綱、細則等に基づき支出していくのが当然、公平性の意味からも町民の皆様から頂いているお金を使う上からも大事なことだと思います。あと、備品の点は行き違いもあったかと思うんですが、初めてできた団体で、いろいろ揃えていかなければならないということもございまして、別な決裁をもって、多少の増額はしたところでございます。

 今後、更に要網等を確認しながら進めていかなければならないと思っております。

 

議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

 

7番(西山輝和) この事業成果表に載っているんですけれども、いろんな関係機関などとの連携により、交流人口増大を図っていくとあるんですけれども、いろんな機関となっていますが、どのような機関とお話をされているんですか。

 

議長(加来良明) 産業振興課参事。

 

産業振興課参事(高金信昭) 西山議員のご質問にお答えしたいと思います。

 連携を図り、協議をしている団体でございますが、商工会の一部、料飲店組合の宿泊を伴う部門の担当者の方、それから十勝サッカー協会及びコンサドーレの役員等の方、それからバレーボールで平成25年度で事業招へいしました関係で、堺ブレイザーズの監督を通してバレーボール協会の方と連携を伴っているようでございます。

 

議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

 

7番(西山輝和) 清水町合宿のまち基本構想・計画の策定とありますけれども、これは、町民にいつ頃公表するのか教えてください。

 

議長(加来良明) 産業振興課参事。

 

産業振興課参事(高金信昭) この団体の活動につきましては、平成25年度にお認めいただきまして、平成25年度活動いたしました。その継続で、平成26年度活動中でございます。

 平成25年度の成果として、この基本計画・構想をいただきまして、平成25年度の中でその構想の具体化がはっきりして、この構想が実現するということが実現性を帯びた場合については、公表をしたいと考えてございますが、現在のところまだ進行状況でございますので、そのへんについてはまだ、検討の段階ではございません。

 

議長(加来良明) よろしいですか。

 7番、西山輝和議員。

 

7番(西山輝和) 先ほど、監査委員からも報告がありましたけれども、やはり、自家用車の使用料ですとか、備品購入だとか、こういうものはきちっと守っていただかないとまずいと思うんですけれども、これは、事務所の借上料とかそういうものは内訳としてどこに入っているんでしょうか。

 

議長(加来良明) 産業振興課参事。

 

産業振興課参事(高金信昭) 事務所の借上げについては使用料のところに入ってございます。

 

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 12番、口田邦男議員。

 

12番(口田邦男) スポーツツーリズムのことについて、ひとつお伺いしたいと思っています。この件について、設立当初から町民自ら何でもやろうというときは、私は賛成したいということで、私は賛成の立場をとった人間でございます。過去をさかのぼればいろいろと問題点がないわけではないかもしれませんが、この中にやはりツーリズムだけでなしに、観光協会とか商工会とか、そうした大きな一本化の中でやるんだという展望の中で進めるならともかく、ツーリズムで、この形でずっといくことに対しては私もちょっと疑問を感じます。そして町長自らもこの設備投資には、今年一年は検討期間だよというニュアンスがあったんでないかと思いますので、町長の考え方として、今後、このツーリズムをどういうふうに導くか、この点について町長の考えをお聞かせ願いたいと思います。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

 

町長(高薄 渡)本件につきましては、大変ご心配をいただいているところでございまして、私も決して心配しないわけではありません。ただ求めるものは同じでございまして、町の形態、それから今後の清水町をより推進していく、また、活性化していくという考え方については協調できるし同調するものであります。
 私もスポーツツーリズムという名称そのものを私もよく存じなかったので、いってみればスポーツだけだなと思っていました。内容的にはそうではなくて、いわゆる清水の商店街が極めて困難な状況にあると、そういう中から少しでも活力ある商店街にしていく必要がある、合わせて観光を含めた交流もやっていく必要がある、あるいは物産とそれぞれやっておりますけれども、それらを集約して観光協会と商工会と協調しながらやっていくというようなお話をいただいたものであります。そういうことであれば、一つの手法として全国にはあるそうでございますけれども、今までにない方法です。
 問題は要するにそこまでもっていくということは、単純にスポーツ競技である、健康競技をやるわけではないわけでありますから、やはり知人の人脈がなければなかなか進まないことであろうと、こういうふうに思っていたわけであります。従って、そういう人を紹介したりして、小さいながらも積み重ねはしてきているだろうと思います。やるまでにはかなり伝統をつくらなければなりません。例えばアイスホッケーにしても、古くからやってきて、ようやく建物ができ、民間で合宿するところもつくってくれたりして、誘致活動を私もやってきたわけです。そうやって皆でやってきたという経緯がありますから、かなり歴史的な背景が必要になってくるだろうと思います。
 そこで私も口田議員が言われたように、名称をトータル的なものにできないだろうかと、前にもある議員から物産等の話がありましたので、物産協会などで物をつくって発信していく、それで多くの人たちが来ることによって、清水の物も売れていくような、そういう方向にもっていっていただきたいなと、こういう願いでいっぱいでありました。
 この間、全道・全国にいくバレーボールの女子チームがきて、挨拶をしたら身長も私以上あり、ものすごい強いチームでびっくりしました。その方々の父兄が前日から入って宿泊し、飲食店を回っていただいたとお話を受けました。それからお土産としてお菓子を買ったり、いろいろ寄って買っていったということもお伺いいたしました。やはりそうなんだなと、そうであればもっと頑張っていただく必要があるなと。それにしても泊まるところが足りないので、これは何とか力を合わせてやってもらいたいという気持ちがあります。
 今後、この団体がどのようにいくかは、まだはっきり聞いておりませんけれども、目指すところはそういうところだと聞いております。できるものならば、町の皆でそういうものを盛り上げていって、つくっていければと思います。例えば士幌町であれば商工会長さんが音頭をとって、商工会の人、町の人、皆で力を合わせて町も合わせて2,000人なら22,000人の交流人口を目指す。そういうことをやってきているわけです。士幌町も、それまでに至るには、2・3年いろいろあったそうでありますけれども、確か今年からきちっとできるようになったと思います。ですからできてすぐ、何でもすっといくわけはないので、歴史を重ねていく必要があるだろうと思います。ただそこで、間違ったことになっていれば、それは是正していかなければならないだろうと、期待は持っております。そういうことで、皆で進めるような、大切なところで会員も増やしていただいて、そういう方向性にもっていただければいいし、また、先程担当からありましたように、商工、観光協会等々ときっちりと連携しながら、外に向かっていただきたい、こういう願いであります。

 

12番(口田邦男)はい分かりました。ぜひ、ツーリズムが独り歩きしない、誰から見てもなるほどなという大きな視野に立っての形づくりを変えてもらいたいと思います。町長、待っていても駄目だから、町長自ら先導指揮で、そういう方向にもっていっていただきたいと思います。以上終わります。

 

町長(高薄 渡)私との話し合いは1、2回しかしておりませんので、しっかりさせていただきたいと思います。

 

議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) 交流人口拡大支援事業の関係です。

 今、監査のほうから補助金のそぐわない支出があるなどの指摘がありました。私は、今、前年度の決算ですけれども新年度、すでに4月から議会でもいろいろ議論させていただきましたが、いろいろ進んでいる状況、すなわち、7月頃までには新しいサッカー場をつくる用地をどうするか、一方宿泊関係については、私に御影のほうで民間で建てる動きがあるとか、そういう前提があっていろいろ進んでいるということを私は認識しております。今、町長が言われたことは、今年度ではなく今後の方向付け、今後の方向としては全町的な取組みをしないとまずいなという認識にあるということで理解していいのか、このへんをもう1つ聞かせてください。

 

議長(加来良明) 町長。

 

町長(高薄 渡) 先ほどの口田議員の質問は、将来構想を含めて、今後どう考えていくのかという質問でしたので、そのようにお答えさせていただきました。

 

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) そういうことであれば理解をいたします。

 新年度の動きというのは、全く見えておりませんし、わかりませんので質問するわけにはいきませんが、今、いろいろ指摘をされていることを踏まえて、今年度の中でしっかりと関係する部分について対応していただきたいと思いますが、それでよろしいですか。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

 

町長(高薄 渡) 先ほども申し上げましたけれども、団体とは1、2回しかお話をしておりませんので、来年度に向けてどうなっていくのか、今の状況はどうなのかも話をしていかなければならないと思っております。というのは、施設を充実していくということでありましたけれども、なかなか容易ではないなというのが現実に表れているわけでありますから、そうすると、その施設の方を町としてどう考えていくのかということも考えなければなりません。したがって、町だけではだめなので、多くの人々の賛同を得るようなことをしていかなければならないだろうと思うわけであります。そういうことから考えましても、早急にそのことが進むということは困難であろうと思います。しかし、方針はきちっと定めていかないと、やはり期限がないとだめだと思います。問題は、利用させていただく土地が借地でありましたから、その方の対応がどうなっているのかわかりません。それは団体のほうで進めていただいておりますから、町が出る場合は、町がきちっとお話をさせていただきますよということになっておりますけれども、先に団体のほうで進めさせていただきたいというお話をしておりましたので、私どもとしては控えておりました。今後、どうなっているのかを確認しながら、もし町を必要としていくのであれば、いかなければならないだろうと思います。

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

6番(原 紀夫) 将来展望の考え方については、町長の考え方もわかりましたが、今、進んでいる状況、3月の定例会でもお尋ねをしましたが、当初の予定から見ると大幅に遅れているという認識でいいのかどうか、確認させてください。

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 産業振興課参事。

産業振興課参事(高金信昭) 原議員の質問にお答えいたします。

 現在のところ、数度、専務、理事とお話し合いをさせていただいたところ、なかなか状況が好転をしているということはございませんが、かなり努力をしていることは見えておりますので、今後の活動に期待をしております。

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

6番(原 紀夫) 担当課としてはなんとかなるなという感触でいるのか、これはどうですか。

議長(加来良明) 産業振興課参事。

産業振興課参事(高金信昭) 町民の英知を結集して、この団体ができておりますので、会員の方々の努力が表れて、今後なんとかやっていただけるものと考えております。

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、商工費の質疑を終わります。

議長(加来良明) 産業振興課参事。

産業振興課参事(高金信昭) すみません。

 西山議員の答弁で間違った答弁をいたしましたので、訂正させていただきたいと思います。

 家賃のほうの計上経費につきましては、私が使用料及び賃借料のところに計上していると申しましたが、間違いでございまして、需用費のところに計上しておりますので、訂正させていただきます。

 すみませんでした。

議長(加来良明) 今、産業振興課参事のほうから答弁の訂正がありました。これを了承します。

 今の了承について、西山議員、特に何かありましたらお受けします。

 ありませんか。

7番(西山輝和) ありません。

議長(加来良明) 以上で、商工費の質疑を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

議長(加来良明) 第8款、土木費、第1項、土木管理費、177頁・178頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 6番、原紀夫議員。

6番(原 紀夫) 主要政策成果表の169頁の街路樹等維持管理の関係です。以前もお話をしておりますが、相当年数を経ているということから、ナナカマドそのものも相当腐っていたりしているんですけれども、もともと植えてあったところを抜いて、そのあとそこが空きになっているなど、いろいろあるんですが、これは朽ちるまでずっとこのままいって、ある程度限界に達した段階で改めて小さい木に植え替えようという構想というのは、担当課としてもっているのか、いないのか、このへんはどうなんでしょうか。

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 都市施設課参事。

都市施設課参事(西尾 修) 原議員の質問にお答えいたします。

 現在、枯れている部分の木だとかにつきましては、危険な箇所についてはこちらのほうで切って、処理をさせていただいているところですけれども、抜いた部分のところについては、新たに植樹をするという考えは今のところありません。

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

6番(原 紀夫) 枯れたところの撤去をしているのはいいんですが、先ほどお伺いしたように、このくらいになったら補植をするということは今のところ考えていないということで、理解をしてよろしいですか。

議長(加来良明) 都市施設課参事。

都市施設課参事(西尾 修) そのとおりでございます。

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

6番(原 紀夫) 以前に数を押さえたことがあるんですけれども、どのくらい枯れていて、どのくらいあるのかということは押さえておりませんが、極端に街路樹に空間があるということは見づらいものですので、このへんは担当課でしっかりと考えてほしいと思いますが、そういうことでよろしいですか。

議長(加来良明) 都市施設課参事。

都市施設課参事(西尾 修) 原議員のおっしゃるとおりのほうで進んでいきたいと思います。

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

6番(原 紀夫) 170頁の公設灯(防犯灯)維持管理事業...(中断)

議長(加来良明) 原議員、何頁ですか。

6番(原 紀夫) 170頁です。

 失礼しました。やめます。

議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 10番、安田薫議員。

10番(安田 薫) 町道の除雪のときに目印になる、頁数はないんですけれども、主要政策成果表の168頁に入るかと思います。道路維持管理費の中で...(中断)

議長(加来良明) 今、第1項にはあたらないと思うんですけれども。

10番(安田 薫) わかりました。

議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 7番、西山輝和議員。

7番(西山輝和) 先ほど、原議員が言われたことと同じなんですが...(中断)

議長(加来良明) 何頁のどの部分ですか。

7番(西山輝和) 169頁です。

議長(加来良明) 169頁。

7番(西山輝和) 街路樹の関係です。

議長(加来良明) 主要政策成果表ですか。

7番(西山輝和) はい。そうです。

議長(加来良明) それは、次の費に入ります。今は土木費、第1項、土木管理費です。177頁から178頁です。

 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

議長(加来良明) 第8款、土木費、第2項、道路橋梁費、177頁から184頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 10番、安田薫議員。

10番(安田 薫) 町道の農村地帯で除雪用の印になる支柱が立っています。大きな機械が通ったりして破損するのは、年間どのくらいありますか。

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 都市施設課長。

都市施設課長(越井義樹) 何本くらいあるか、詳しくは押さえておりませんけれども、かなり以前から道路整備に合わせて設置した分もありますので、除雪の段階で、機械で壊す他にも腐ってきて倒れたりする部分もございますけれども、年間どのくらいかは押さえておりませんが、除雪の実施前に除雪業者はもちろん、うちのほうでもパトロールいたしまして、ポールばかりではなく、木のポールも設置してということでございます。

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 西山議員よろしいですか。

 7番、西山輝和議員。

7番(西山輝和) さっきの街路樹の維持管理なんですけれども...(中断)

議長(加来良明) 街路樹は違います。

 道路維持管理事業です。

 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

議長(加来良明) 第8款、土木費、第3項、河川費、183頁から186頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

議長(加来良明) 第8款、土木費、第4項、都市計画費、185頁から190頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 7番、西山輝和議員。

7番(西山輝和) 街路樹のことですけれども、先ほど言ったように木を新しく植える計画はないと言われて、この間広報紙にも出ていました。それで、町の中花いっぱい運動とか、いろいろなことをやっているので、冬の除雪のことを考えたら夏の間はそこに花を植えるなどの方法のほうがいいのではないかと思うんですが、どうでしょうか。

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 都市施設課長。

都市施設課長(越井義樹) 街路樹の関係ですけれども、先ほど、歯抜けになっているだとかという部分はございます。結果、老木や落葉の関係で地域の方から苦情があるのも現実でございます。今、西山議員がおっしゃいましたとおり、歯抜けの部分につきましても地域の方で花を植えたりしていただいている部分がございますので、その部分につきましては地域等で協議していきたいと考えております。

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 4番、木村好孝議員。

4番(木村好孝) 決算書の186頁、主要政策成果表でいえば107頁の公設灯(防犯灯)の維持管理事業についてお伺いいたします。

 事業目的として書かれているんですが、3点だと押さえたんです。

 1点目が老朽化の改修、2点目が自立式から電柱への設置、3点目が省電力型公設灯ということで押さえたんですが、この3点がセットでなければ防犯灯その他の改修というのは計画にはないのかどうかをお伺いします。

議長(加来良明) 都市施設課参事。

都市施設課参事(西尾 修) 木村議員のご質問にお答えします。

 今言われた3点の部分で変えるのかということにつきましては、必ずしも3点なければ変えないということではございません。その都度、その器具を見て交換をしていきたいと思っております。

議長(加来良明) 4番、木村好孝議員。

4番(木村好孝) 今の問題でわかりました。

 事前に課のほうに依頼をして資料をいただいたんですが、平成22年度から平成25年度までの中では、合計すると148基の防犯灯が直されているんです。この計画の進み具合が現実に町内の中にある防犯灯や街路灯の老朽化への対応が可能なのかどうかを伺います。

議長(加来良明) 都市施設課参事。

都市施設課参事(西尾 修) 主に自立式の公設灯(防犯灯)になりますけれども、交換をフォグ電柱のほうに強化替えというかたちでやっております。まだまだ、町内には自立式の公設灯がありまして、日々点検をさせていただいているんですけれども、この中で老朽化の著しいものとか、たまに車両との接触で傷んでいるものなどがございますので、そういうものを見つけしだい替えていきたいと思っております。

 計画の部分ですが、1,300基近くの公設灯がありますので、これらをいっぺんに替えるというのは難しい部分もあります。やはり、老朽化を一番に考えて徐々に計画をもって交換していきたいと思います。

議長(加来良明) 4番、木村好孝議員。

4番(木村好孝) 平成26年度から平成28年度までを合わせると120基くらいの計画があげられています。私も以前、指摘されて、何カ月か前に調べてみたんです。私が住んでいる御影の鉄南団地を調べてみたら、公園を含めて49基あるんです。素人なもので、そんなにわからないんですが、錆が特にひどいなと思われるのが18基あります。それから、損傷等で、例えば、除雪か何かで根本が壊れたり、地盤との関係で傾いていたり、そういうところが7基あるんです。これは私が住んでいるところを調べたので、その他は把握していないんですが、こういう状況が今後出てくると思うので、それらも含めた計画を練ることは、防犯上または防災上非常に大切なことになっていくのではないかなという気がしたものですから、そのへんのお考えはどうでしょうか。

 

議長(加来良明) 都市施設課参事。

 

都市施設課参事(西尾 修) 御影鉄南住宅団地以外にもそういう箇所がありますので、そういう部分では早い段階でうちのほうで確認させていただいて、交換していくというかたちをとっていきたいと思っております。

 

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) 防犯灯の関係で1つお尋ねします。

 ほくでんが今大幅に電気料金を上げると、若干圧縮されるかもしれませんが、上がるのではないかと予想しています。当然のことながら防犯灯以外の電灯にも関連するわけですが、防犯灯に関して、今、お話を聞いていると切れないと替えないと。1,300灯あるということですが、今年は100灯替える、来年は150灯替えるという計画は必要ではないかと。これだけ電気料が上がるとそういう思いがしますし、外灯をLEDに替えていただいたのを見ると、相当明るくて、電気は食わない。明るいということから見ると、理想的だなという感じがするんですが、担当課としては防犯灯に関して、今後どういう方向でやろうとしているのか。切れないと替えないというのか、このへんはどうなんでしょうか。

 

議長(加来良明) 都市施設課参事。

 

都市施設課参事(西尾 修) 現在、平成28年度までの総合計画の中に年間40基ほどの交換を見込んでいるところなんですが、金額的にいくと現在の予算をもっている部分の中では40基はちょっと難しいなというふうに思っております。それで、今後予算の見直しの部分も出てくるかなとは思っております。それと、電気料の関係なんですが、うちのほうでは定額で電気料の部分を契約しているものですから、LEDに替えたからといって、今のところ数が少ないので多少は下がる部分はあります。これも努力をして料金のかからないような部分でやっていきたいなというふうに思っております。

 

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) 電気料金をほくでんが上げることによって、定額で契約している分は、今後数字が変わっていくと、相手方が定額の料金を上げるということになるんでしょうか。

 

議長(加来良明) 都市施設課参事。

 

都市施設課参事(西尾 修) ほくでんとそういう協議はまだしていませんので、今後、協議をさせていただいて電気料金の値上げの部分で、うちのほうでかぶる部分がどうなのかということを確認しながら、町に負担が少ないようなかたちでやっていきたいなというふうには思っております。

 

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) 全道的な考えとして、札幌を含めて、ほくでんではなく新電力という会社があるようですが、そこは価格的にほくでんより安いということで、変えているんだろうと思いますが、そういう方法を本町がとれるのでしょうか、とれないのでしょうか。

 

議長(加来良明) 総務課長。

 

総務課長(小笠原清隆) 新電源によります電気料の試算だと思いますが、今、庁舎のほうで公設灯ではないんですが調査のほうでほくでん以外の新しい公売をする電力会社から購入した場合、どのくらい電気料が安くなるかといった部分について、試算をさせているところでございます。ただ、役場庁舎だけではなく、他の公共施設にも影響がありますので、そういったことを踏まえたなかで判断していきたいと考えております。

 

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) 素人的な感覚でものを言わせてもらって申し訳ないのですが、清水町の外周に太陽熱のソーラーがたくさんできました。あの電気はほくでんと契約しているんですけれども、それを外して清水町が安くなる方法で契約するということは現状ではできないんでしょうか。

 

議長(加来良明) 総務課長。

 

総務課長(小笠原清隆) 電力を販売する会社というのは、苫小牧市や札幌市にもありますが内地業者が多いです。今、原議員がおっしゃるように、今設置しているソーラーシステムから直接公共施設にという部分については、電力の販売として成り立つか、成り立たないかというところについては掌握しておりませんので、正しい回答はできませんが、たぶん今の状況では難しいのかなというふうに考えます。

 

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第8款、土木費、第5項、住宅費、189頁から192頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 7番、西山輝和議員。

 

7番(西山輝和) 西都団地の御影のほうの公営住宅が相当古くて、入っていないところもあるんですが、少し前倒しで古い所だけ壊すということは無理なんでしょうか。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 都市施設課参事。

 

都市施設課参事(西尾 修) 西都団地につきましては、1棟屋根が飛びまして、危険な状態で住民がいない部分については今年取り壊しを行いたいと思います。その他の入居者のいないところについては、来年度以降、計画をもって取り壊しをしていきたいというふうに考えております。

 

議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

 

7番(西山輝和) 町長に聞きたいんですけれども、この間農志塾に、よそからたくさん来るものですから、そばを食べに行ったんですけれども、その方たちが周りを見て、あまりにもこの周りが酷いのではないかとご指摘がありました。すぐに建て替えるということではなく、入居していなくて壊れているところは前倒しで、総合計画に載っているから無理かもしれませんけれども、なるべく早く始末できるような方法を考えていただきたいと思うんですが、どうですか。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

 

町長(高薄 渡) 今、参事が申し上げましたように、来年度からということなんですけれども、前々からあそこは気にしているんですが、清和団地が終われば、当初の計画では西都団地という話をしていたんですが、そこにいる方々が「いいんだ」ということで、まあ、安いほうがいいということなんでしょう。それと同時に年齢的にもかなりの高齢になっていくということでは、新しいものをつくってそこにすぐ移るということには難色を示していたということです。したがって、あのような状況であるということはご存じだと思います。あと、住んでいないけれども、そこに住所を置いて施設に入ったりしていますので、物が置いてあります。物が置いてあると、居住権、要するに住所も置いてあって、物も置いてあるということになると、強制が難しいのでありますけれども、話し合いをしながら、数戸だと思うのですが、順次整理していくということは間違いないです。ただ、草だけぼうぼう生えているから、これはちょっとできないでしょうから、早めにやらなければならないのではないかと、酷いところについては直していくということなんです。将来計画では、あそこはしていこうと思っておりますので、それと併せていかなければならないかなと、こういうことで、もう少し我慢していただくのと同時に、見苦しいところについてはお店屋さんの前ですからやらなければいけないだろうと思っております。

 

議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

 

7番(西山輝和) 玄関の欄間が割れて開いているところがあるんですが、そういうところをきちんと見て修正していかないと、何でも物が入ってきたりするので、もう少しちゃんと見てください。

 

議長(加来良明) 都市施設課参事。

 

都市施設課参事(西尾 修) 十分な管理をしていきたいと思っております。

 

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) 私の町内に22戸公営住宅が新設をされて、清和団地から移って住まわれているんですが、公営住宅22戸、全戸にわたって物置が施設の中にあります。それで、1戸だけ大家族の公営住宅があるんですが、当然のことながら子どもがたくさんいると、自転車だけでも5、6台になって、そのへんが非常に乱雑で、町内会、区枠そのものがピシッとしているなかで、どうなのかなということがあって、物が置けないので、入口の中のほうにずっと積んだりしているんですが、公営住宅法いろいろ規制がありますけれども、旧の公営住宅等は物置を各自作っておりましたけれども、ああいうところについては特例的に個人が小さいものであれば物置を認めてもいいのではないかと、こんな気もするのですが、そのへんの考え方について、お尋ねをさせていただきたいと思います。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 都市施設課参事。

 

都市施設課参事(西尾 修) そういう状況の部分があるということを原議員のほうから指摘を受けて初めて知った部分もありますけれども、法律や状況等を調べさせていただいて、その家庭のほうに行ってご相談をさせていただきたいと思います。

 

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) 相談をして、町のほうで物置を1つ作ってくれという要請があれば検討するということでいいんですか。

 

議長(加来良明) 都市施設課参事。

 

都市施設課参事(西尾 修) 町のほうで設置するということにはならないと思います。

 

議長(加来良明) 町長。

 

町長(高薄 渡) これはできません。作るときからそういう条件で中に作ったわけですから、それであればはじめから中に作らないで以前と同じように外に作るわけです。景観を考えて、町なかで皆さんから見てもきれいな環境にするということで作ったものでありますから、それは認めることはできません。ですから、しっかりとその家庭の方に中まで全部入りませんが、自転車でも置けばきちっとなりますが、バラバラにしていれば見苦しいので、そこらへんはお話していただきたいと思っております。建物を作って、そこだけを許したら、特例だと言いながらもどんどん特例でできることになりますから、そこはきちっとしていかなければならないと思っていますので、ご理解いただきたいと思います。

 

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) 規則、基準に照らすと町長の言われるとおりだと思うんです。そこだけではなく、他の公営住宅等を見ても家族数が1、2人であれば、全くそんなことはないんですが、1世帯の中に親が2人一緒に入って住んでいるとなると、物置に納まりつかなくて通路にびっしり積んだりしているところだって現実あるんです。したがって、そのことについて町長言われるように、規則上だめだということになるとどうするのか、大変ではないかということもあって、私が直接入居者から「何とか言ってもらえないか」ということではなくて、住民が「あそこはいつもぐちゃぐちゃして、見づらい」という話もあるので、そこはやっぱり小さい子どもがたくさんいれば難しいところがあるのかなと思って、特例的に何とかならないのかなというお話をさせていただいたのですが、今、町長のお話では、無理だということでありますから、入っている人がどういう対応をするか、冬期間は自転車等をまとめて他のところへ持って行ってしまうということになるのか、このへんだろうと思うんですけれども、無理なことを言う気はありませんが、対応できればということでお話をさせていただいたのですが、わかりました。

 

議長(加来良明) 答弁よろしいですか。

 

6番(原 紀夫) いいです。

 

議長(加来良明) 答弁いいそうです。

 

町長(高薄 渡) そんな一方的な...。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

 

町長(高薄 渡) 質問があれば必ず答えなければいけないです。

 要望だとか、そういうことはだめでしょうから。

 私は、あそこを建てた経緯を説明しているはずです。そのときに了解をした上で入居していると思います。ですから、しっかりこちらのほうで、そのときお話したことをもう一度言って、お子さんが散らかさないで、並べてあれば構わないわけですから、それがバラバラになっているから見苦しいのであって、例えば車を置くスペースくらいの自転車置き程度であれば差し支えないかなと思います。ですが、建物をつくるということについては、他の方もほしいと思いますが、整理整頓していただいて、やっていくのがいいのではないかなと思いますから、そういう意味で建てるということは認められません。その方によく説明をして理解を得られるような方向性を考えながらいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

 

6番(原 紀夫) やめようと思っていたのですが、町長から答弁をいただいたで、もうちょっと言わせてください。

 公営住宅の作り方はいろいろありますけれども、通路に物を置くということはしてはだめだということを周知しているんですか。

 

議長(加来良明) あそこの団地にですか。町全体の団地に対してですか。

 

6番(原 紀夫) 他の団地も含めて公営住宅の通路については、物を置いてはだめだとなっているんですか。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 都市施設課参事。

 

都市施設課参事(西尾 修) 公の人が通る通路という部分では、物を置くことはいけないということにしております。

 

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、土木費の質疑を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

議長(加来良明) 第9款、消防費、第1項、消防費、193頁・194頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、消防費の質疑を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

議長(加来良明) 第10款、教育費、第1項、教育総務費、195頁から202頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第10款、教育費、第2項、小学校費、201頁から208頁の質疑を行います。 

 質疑ありませんか。

 8番、中島里司議員。

 

8番(中島里司) 204頁の小学校管理費の中の報償費にスケートリンク設営管理報償費100万円みています。これは、今、議長からの指示は出てないんですが、学校の敷地内にプールもありますが、これはなぜか社会教育にいっています。学校という部分からいくと、一体化できないのかなという感じがするんですが、それぞれ分けなければならない理由をお聞きしたいと思います。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 学校教育課長。

 

学校教育課長(菅野靖洋) ただいま質問がありましたスケートリンク設営管理費報償100万円ということにつきましては、スケートリンクは清水小学校、御影小学校で冬期間の学習で使うということで、2校別々に先生方やPTAの協力を得て50万円ずつということで100万円を出して作っている状況であります。

 

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第10款、教育費、第3項、中学校費、207頁から216頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第10款、教育費、第4項、幼稚園費、215頁から220頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第10款、教育費、第5項、社会教育費、219頁から240頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 5番、山岸政彦議員。

 

5番(山岸政彦) 主要政策成果表の191頁の図書館の関係ですが、利用人数のほうを見ていきますと、平成22年に18,000人とこの中では一番多いんですが、平成25年度は前年と比べて2割くらい減少しています。この原因はどのように考えていらっしゃるのでしょうか。

 

議長(加来良明) 社会教育課参事。

 

社会教育課参事(市川優一) 原因につきましては、平成23年度に町民提案事業を受けまして、本来の図書購入費の他に90万円の予算が付きました。これによりまして、高齢者の方に好評な大活字本、字の大きい本ですが、それと児童書などの購入に充てることによりまして、この方達の本の貸し出しが増えました。それによりまして、本来、一般の図書購入費のほうで、大活字本と児童書の購入に充てた分を文芸作品、それから実用書の購入に充てることができたということで、相乗効果で平成24年度の貸出し人数・貸出し数とも増えたところでございます。平成25年度につきましては、そういう事業がなくなりまして、今やっております児童書の購入につきましては、学校の協力を得まして、小・中・高におすすめ図書という通常の購入費の中で割当てまして、やっております。山岸議員のおっしゃるとおり、利用人数については落ちておりますが、利用人数と貸出し点数の割りかえしでいきますと平成25年度は1人あたり4.27冊、平成24年度は4.55冊、平成23年度におきましては4.09冊というようなかたちで、1人あたりの貸出し点数についてはさほどの落込みはないというような分析をしております。

 

議長(加来良明) 5番、山岸政彦議員。

 

5番(山岸政彦) 立派な図書館ですので使用する方が多いほうがいいわけなんですが、今年度以降、貸出し数とか利用者の方が増えるような方策というのは考えていらっしゃるのでしょうか。

 

議長(加来良明) 社会教育課参事。

 

社会教育課参事(市川優一) これにつきましては、予算の関係もございますが、昨年度から幼児を対象にしました赤ちゃん絵本のコーナーですとか、それから1カ月サイクルでおすすめ図書というようなものを、今までは1箇所だったんですが、2箇所増やしまして利用の増加を図っております。

 

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 12番、口田邦男議員。

 

12番(口田邦男) 文化会館費についてお尋ねいたします。

 この間の敬老会のときに、お年寄りのご意見でございますけれども、トイレでしゃがむのは非常に足腰が痛くなって困難だと、なんとかならないかというご意見が聞かれました。文化会館の中には洋式トイレが何箇所かあって、そこに列になるという話がありますので、この計画についてお知らせ願いたいと思います。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 社会教育課長。

 

社会教育課長(山下清美) 文化センターのトイレにつきましては、洋式が現在足りない状況でございます。各箇所に1箇所ずつございますが、ご年配の方は洋式のほうがいいということで、今、耐震の診断をしておりますので、改修に向けて今後検討させていただきたいと思います。

 

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第10款、教育費、第6項、保健体育費、239頁から256頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 8番、中島里司議員。

 

8番(中島里司) 242頁の御影小学校プール管理等の賃金と先ほど学校教育で管理をしているスケートリンクが学校施設開放ということで、プールは開放事業でリンクは違うという見解はどういうことなのかというふうに思います。そのへんについてお聞きしたいと思います。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 社会教育課長。

 

社会教育課長(山下清美) ただいまのご質問でございますが、清水小学校プール管理費が体育施設費に計上されているという部分でございます。御影小学校プールにつきましては、学校敷地内にございますが、学校の管理上、施設台帳に載っていない状況にございます。それで、社会体育施設として管理をさせていただいている状況でございます。敷地内には設置をしておりますが社会教育で管理をさせていただいておりますのが現状でございます。

 

議長(加来良明) 8番、中島里司議員。

 

8番(中島里司) 清水小学校がそうだから御影小学校もそうなんだと、現実に御影小学校は地域の方も利用されているだろうと思いますが、使用について、学校から1回1回社会教育のほうに使用願いの届けを出した上で使用しているんですかということをお聞きしたいと思います。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 社会教育課長。

 

社会教育課長(山下清美) 利用状況の部分でございますが、社会教育課に個人として届け出はございません。団体で一括して使う場合には利用の申請はございますが、個人の場合は直接プールに行って、放課後の時間帯で料金を払っていただき、自由に使っていただく形になっております。

 

議長(加来良明) 8番、中島里司議員。

 

8番(中島里司) 今、私の聞き方が悪かったのかもしれません。私が聞いたのは、学校で授業等で使うときにということで聞いていますので、学校教育上で社会教育にそういう届けをいちいち出すんですかということを聞いたんです。清水プールの場合は、小学校プールは学校から届け出を出していますよね。同じ考えであればそういうことをちゃんとやっているのかどうかお聞きします。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 社会教育課長。

 

社会教育課長(山下清美) 大変失礼しました。

 利用にあたりましては、御影小学校プールについては学校の授業で使う場合は、授業がある時間帯については自由に使える状況にございます。

 清水の町営プールにつきましては、町民プールというかたちもございますので、その都度時間割との調整、一般に開放する部分の調整等ございますので連絡をいただきながら、また保育所等とも調整しながら町民水泳プールについては行っているところでございます。

 

議長(加来良明) 課長、申請等の手続きをきちっとしていますか、そこに違いがありますかという質疑の内容だと思うんですけれども、そこらへんの答弁をお願いいたします。

 社会教育課長。

 

社会教育課長(山下清美) 不足部分の説明をさせていただきます。

 御影については申請等はない形で実施しております。

 

議長(加来良明) 8番、中島里司議員。

 

8番(中島里司) それであれば、子ども達が授業等で使うんですから、私はどっちでもいいんです。ただ、筋が通ってないんです。今、届け出が出てないんですから、学校教育のほうに置いて、学校で自由に使ってくださいと、そういう形でもいいんじゃないですかということを私はお話しているのであって、なんで社会教育と分けて置かなければならないんですか。賃金でみているんですから、職員の方がうちでやっているからうんぬんということではなくて、賃金で運営しているんですから、どこに予算つけてもいいんです。学校で実際に自由に使っているようなのでいいことなんですが、堂々と使っていいような形をとっていいんじゃないですかということでお話していますので、そのへんはいかがなものかなと思います。

 

議長(加来良明) 教育長。

 

教育長(伊藤 登) 私のほうから答弁をさせていただきます。

 中島議員の言ったとおりなんですけれども、御影小学校のプール管理等の賃金については一般の学校開放施設ということでありますので、その場合に賃金を支払っています。今おっしゃったように手続きを同じにしなければおかしいというのは、私も感じておりますので、この件については次年度から同じような申請方法を検討して実施してまいりたいと思います。

 

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、教育費の質疑を終わります。

 

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議長(加来良明) 第11款、災害復旧費、第1項、公共土木施設災害復旧費、257頁から258頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 4番、木村好孝議員。

 

4番(木村好孝) 決算書で言いますと257頁で、主要政策成果表でいいますと199頁なんですが、災害復旧についての質問をしたいと思います。

 大雨災害による道路の復旧についてですが、道路横断管や排水関係、側溝の土砂堆積など、土砂災害につながる関係の復旧工事だと思いますけれども、復旧後、今年もかなりの雨量のときもありましたが、異常はなかったと押さえてよろしいでしょうか。

 

議長(加来良明) 都市施設課長。

 

都市施設課長(越井義樹) 平成25年度に災害で復旧した箇所につきましては、今年も去年ほどの大雨はありませんでしたけれども、先月の台風11号の関係もありましたが、去年当町で直したところは被災もありませんでした。今まで、いろいろと復旧工事、補強工事をしている部分がありましたので、補正につきましては砂利道のほうの洗掘等はございましたけれども、道路災害というふうには押さえておりません。

 

議長(加来良明) 4番、木村好孝議員。

 

4番(木村好孝) 昨年、委員会で熊牛・屈足間の道路災害復旧工事を調査・視察させていただいたときに、一旦工事を終えたあとに土砂が管に堆積されて、道路にあふれ出ているというような状態だったものですから、お聞きしたんです。それはそれでいいんですが、その後、その他の箇所も含めて土砂災害につながる危険が予想される箇所だとか、道路、民家、畑などの被害につながる箇所が現在どのように押さえられているか伺います。

 

議長(加来良明) 都市施設課長。

 

都市施設課長(越井義樹) ここ数年、毎年災害ということで被災を受けた箇所がございます。そういう箇所を降雨時につきましてはパトロール調査を実施しております。

 

議長(加来良明) 4番、木村好孝議員。

 

4番(木村好孝) 土砂災害の特徴について、やはり前兆現象が不確実で危険が切迫していることも現地の状況から判断するのが難しいと国土交通省も表明しています。そういう面で言えば、自治体が単独で対応していくということは大変なことなんでしょうけれども、新聞報道では防災の計画の土砂災害についての部分についても策定中とあったわけですが、雨の場合だとか、すでに工事が終了したところだとか、予想される場所だとか、そういうのを日常的に点検をする機会はとられているんでしょうか。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

都市施設課長。

 

都市施設課長(越井義樹) 都市施設課ということで主に道路ですが、その中には傾斜地もございますので、今までもそういう道路側溝、法面の崩壊などの土砂災害が傾斜地に多く発生しておりますので、そういう部分は重点的にパトロールしているところでございます。

 

議長(加来良明) 総務課長。

 

総務課長(小笠原清隆) 清水町につきましては、土砂災害危険区域というのが1箇所ございます。ご指摘のとおりなんですが、広島、礼文の災害のあと、その現地を確認させていただいたところでございます。

 

議長(加来良明) 4番、木村好孝議員。

 

4番(木村好孝) 予測不可能な部分というのが非常に多くなってきているわけですけれども、できる限り事前の点検というか、押さえをよろしくお願いしたいと思います。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 都市施設課長。

 

都市施設課長(越井義樹) 台風規模の大雨だけではなく少量の雨でも、いろいろと現地の方はパトロールして確認をとっていくところでございます。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

議長(加来良明) ここで休憩します。      (午後4時02分)

 

議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後4時15分)

 

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議長(加来良明) 先ほどの災害復旧費、第1項、公共土木施設災害復旧費、257頁・258頁の質疑を続けて行います。

 質疑ありませんか。

 12番、口田邦男議員。

 

12番(口田邦男) 旭山10号道路災害復旧工事の件についてお伺いしたいと思います。

 まず、この図を見ると事業費も先ほどの熊牛道路の次に続くくらいの事業費で載っておりますけれども、これについては多分、あの有名な別荘地帯の道路ではないかと思っております。あの道路については、道路自体が他の所より低いところに道路がついておりますから、当然、道路沿いに水が流れるということでございまして、上から下まで横によけるところがありませんので、ストレートに下まで来るというような状態で、雨が降れば必ず流れます。そこで、あれを改修すれとか、舗装にすれということを申すつもりはございません。なぜならば、あそこに入っている方々は自然が良くて入っているので、その自然のいいところに舗装道路は必要ないというふうに思います。でも、災害が来るたびに流れるということが決まっているので、何箇所か途中から水を切るような方策をとったほうが今後、砂利の流出がある程度食い止められるのではないかと思いますが、その点について何か考えておられるのかお聞かせ願いたいと思います。

 

議長(加来良明) 都市施設課長。

 

都市施設課長(越井義樹) 平成25年度の決算に載っております、旭山10号道路の災害復旧費につきましては、去年の4月の低気圧のときに、今口田議員がおっしゃった10号道路は10号道路なんですけれども、もっと下手といいますか山ではなく、水野さんのお宅といえばおわかりになると思うんですが、あの部分にちょうど明渠が道路を横断している部分があるんですけれども、その明渠が雪で埋まっていまして、融雪と降雨ということで排水の川に水が流れなくて、道路を走ってその部分の路面が洗掘されたというのが昨年の復旧工事でございました。上手につきましても、私の記憶をしているだけでもここ3、4年台風時には路面の洗掘、勾配もありますから、そういうことでたびたび被害を受けている部分もありますけれども、その後復旧工事ということで、水切りだとか、道路排水などをやった部分もございます。それによって以前よりは被災の大きさは低くなっておりますけれども、なんせ勾配があって、砂利道なものですから、どうしても降雨がありますと路面が流れたりする部分もあります。その部分についても口田議員もおっしゃったように私達も何箇所かやっておりますけれども、その分また対応はしていかなければならないと考えております。

 

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第11款、災害復旧費、第2項、農林施設災害復旧費、257頁・258頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、災害復旧費の質疑を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

議長(加来良明) 第12款、公債費、第1項、公債費、259頁・260頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、公債費の質疑を終わります。

 

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議長(加来良明) 第13款、諸支出金、第1項、行政費、261頁から264頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 1番、髙橋政悦議員。

 

1番(髙橋政悦) 1点、町例規集のデータベースの更新委託費の中で、事業内容5点ありますけれども、それぞれの事業費の内訳をご提示願います。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 総務課長。

 

総務課長(小笠原清隆) 5項目あると思いますが、それぞれどれだけ予算がかかっているかというご質問かと思います。総額で契約をしておりますので、総額で412万6,500円というかたちで決算を置いているということです。

 

議長(加来良明) 1番、髙橋政悦議員。

 

1番(髙橋政悦) すみません。質問の内容は、1番なんぼ、2番なんぼ、3番なんぼということを聞いているんですが。

 

議長(加来良明) 総務課長。

 

総務課長(小笠原清隆) 例えば、1番の条例規則、訓令等の改正については、たまたま平成25年度は70件というかたちですが、70件という年もあるし、65件という年もあるし80件という年もあります。そういった形でトータル的にだいたいこのくらいだろうというような形の中で試算しているものですから、特にこの部分についてなんぼという部分では決算はしておりません。申し訳ありません。

 

議長(加来良明) 1番、髙橋政悦議員。

 

1番(髙橋政悦) 質問を変えます。

 このデータベースの閲覧実績というのは把握されていますか。

 

議長(加来良明) 総務課長。

 

総務課長(小笠原清隆) 役場のホームページを見た方というのは、件数的には何件というような形で把握することはできるんですけれども、そのうちデータベースを見た部分が何件あるかというのは把握しきれないところでございます。

 

議長(加来良明) 1番、髙橋政悦議員。

 

1番(髙橋政悦) もしかしたらその例規集は誰も見ていないかもしれない、そんな事業に400万円かけているという見方もできるということですね。

 

議長(加来良明) 総務課長。

 

総務課長(小笠原清隆) もともと、全ての例規集が紙ベースで加除していたのが現状でございます。その例規集を紙ベースではなくデータベースで見られるようにという発想で、少し経費の削減を図った中で、現状にいたっているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。

 

議長(加来良明) 1番、髙橋政悦議員。

 

1番(髙橋政悦) 議場の各テーブルにある例規集は紙ベースですけれども、それを将来的にはデータベース化して使えるようにする構想はありますか。

 

議長(加来良明) 総務課長。

 

総務課長(小笠原清隆) 現在のところ、そこまでの検討には至っていないところですが、例えば、将来的にそういう必要性があれば検討しなければならないのかなと思います。

 ただ、現状の中ではそこまでの議論に至っていないところでございます。

 

議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 第13款、諸支出金、第2項、基金費、263頁から266頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、諸支出金の質疑を終わります。

 

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議長(加来良明) 第14款、予備費、第1項、予備費、267頁・268頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、予備費の質疑を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

議長(加来良明) ここで、木村議員の先ほどの質疑に対して、答弁の訂正がありますので、訂正をしていただきます。

 子育て支援課長。

 

子育て支援課長(真野 篤) 不慣れで大変申し訳ありません。木村議員にはご迷惑をかけたかと思います。

 学童クラブの関係なんですが、放課後子どもプランというのがありますけれども、それと併せて放課後子ども教室と現在空き教室を使って清水町学童クラブという2本立てでやっております。先ほどの対象範囲の話だったんですが、説明不足でございました。児童生徒全部ではなく、あくまでも事前に登録をされた児童ということで、育成業務を行っているということでございます。訂正方よろしくお願いいたします。

 

議長(加来良明) 木村議員、ただいまの訂正に対する質疑等ありますか。

 

4番(木村好孝) そのように押さえていましたのでありません。

 

議長(加来良明) それでは、訂正ということで認めます。

 

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議長(加来良明) これより、歳出全般について特に質疑があればお受けします。

 質疑ありますか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしとめます。

 以上で、歳出の質疑を終わります。

 

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議長(加来良明) 次に、実質収支に関する調書、269頁、財産に関する調書、271頁から276頁の質疑を行います。

 質疑ありますか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上をもちまして、認定第1号、平成25年度清水町一般会計歳入歳出決算の質疑を終わります。

 

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議長(加来良明) おはかりします。

 本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。なお、議事の都合により、9月23日は休会にしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 異議なしと認めます。 

 よって、本日はこれをもって延会し、9月23日は休会することに決定しました。9月24日は午前10時に会議を開きます。

 

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○議長(加来良明) 本日はこれで延会します。

(午後4時26分)