平成26年第7回定例会会議録(9月24日_日程第1_討論・採決)
○議長(加来良明) これより順次、討論・採決を行います。
認定第1号、平成25年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
討論はありますか。
まず、認定に反対者の発言を許します。
9番、奥秋康子議員。
○9番(奥秋康子) 平成25年度一般会計決算について不認定とすべきであるとする立場で討論いたします。
私は、議会選出監査委員という立場であり、決算認定の過程では質疑等をいたしませんでしたが、認定に賛成しがたい理由を明らかにしたいと存じます。
決算の審査は、平成26年4月8日から8月8日までの間、領収書と出納証拠書類、関係帳簿照査の上、関係法令との適合性と計数の確認に主眼を置いて審査をしてまいりました。その結果、明らかにされたものが交流人口拡大支援事業の不適正な会計処理であり、補助金交付要綱にそぐわないものでありました。また、実績報告書も要綱に定められました7号様式に従っていないという部分もありました。そういうものの事務処理などを町職員が担っているという状況にありました。これは、結果的に別途人件費を補助しているということになります。
次に、一昨日の決算認定の中で、口田副議長の質問で町長はご答弁のなかで、実はご自身もスポーツツーリズムとは何かよくわからなかったとのご発言をなされました。それをご自身の選挙公約としてスポーツツーリズムとは何かを理解されないまま、昨年6月定例議会にご提案をされました。また、そのスポーツツーリズムとは何かをおわかりにならないまま執行側の提案に賛成をした議員がいらした。これはあまりにも無責任な双方の姿勢を示すものと理解をせざるを得ないのであります。348万円もの町民の血税を原資とする多額の補助金の事務効果額は、参加選手の昼食弁当88個のみ、町内業者に発注をし、経済効果が表れたとしております。それでは、備品の購入は町内業者を一切利用しなかったということになります。いずれにしても、これはスポーツツーリズムに対する認識の甘さと具体的な計画がないまま、見切り発車をした結果、町民に損害を与えたということは紛れもない事実であります。本決算につきましては不認定とすべきであることを強く申し上げて、私の討論を終わります。
○議長(加来良明) 次に、認定に賛成者の発言を許します。
5番、山岸政彦議員。
○5番(山岸政彦) 私は、平成25年度一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論に参加させていただきます。
平成25年度の一般会計においては、執行率は93.4%となっており、翌年度の繰越額4億1,500万円、不用額が約1億5,000万円となっており、予算に計上された事業は順調に執行されていたものと考えます。平成14年度から行われております、行財政改革の取組みにより、実質公債費比率も11.2%となり、将来負担比率も48.9%と改善されてきております。基金残高も29億2,400万円となっており、6年連続で増加しており、一定の成果があがっているものと考えられます。しかし、町内には老朽化した施設も多く、今後建替えや修繕などの多額の費用が見込まれ、今後も厳しい財政運営になることが考えられます。これからも国や道の動向を注視しながら、最小の経費で最大の効果が発揮できるよう、また、健全な財政運用を務められることに期待し、賛成討論といたします。
○議長(加来良明) 次に、認定に反対者の発言を許します。
4番、木村好孝議員。
○4番(木村好孝) 平成25年度一般会計決算の認定の討論に参加します。
決算の交流人口拡大支援事業、いわゆるツーリズムと言われている問題の補助金について、先般の質疑応答の中で、西山議員の質問に対しまして代表監査委員より実績報告書の問題、領収書の不透明さ、備品購入について、車の借上料の問題等について、補助金としてそぐわない主旨のご指摘がありました。補助金に関わっては、事業を開始していない団体への助成決定は、町民理解が得られず、時間をかけて議論すべきの議員質問等があり、私も実現性や財政負担の問題から、町長の公約で掲げたことであり、町民との約束を民意として実行しなければならない。NPOを設立してまで取り組もうとしている町民の情熱が冷めないうちにやらねば二度と取り組めず、清水町としては衰退するとの緊急性に不信を抱いた一人です。提出された資料の実績報告書及び精算書等からは、監査委員からのご指摘を受け止めることができませんでした。しかしながら、ご指摘は極めて重要な問題であり、不透明な点があるわけで、町民の質問に私自身明確に答えられません。町政のチェック機能を町民から付託されている議員として、監査委員会報告を厳粛に受け止め、了承するわけにはいかないと考え、反対討論といたします。
○議長(加来良明) 次に、認定に賛成者の発言を許します。
8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) 一般会計の決算につきまして、賛成の立場で討論に参加をさせていただきます。
今、質疑の中でも出てきました交流人口の増につきましては、平成25年度、ある部分では捉えようによったら、急に出てきた話というふうにも捉えられます。そういうなかにあって、私はどちらをとるかということで、経理上につきましては監査委員の意見書として的確なご指摘があったというふうに理解をしております。今後、そのご指摘を確実に生かした執行体制、ある部分では強い姿勢で臨んでいただきたいというふうに思っております。とは言いましても、新しい事業ですから、町長も先ほどお話がありましたとおり、若干承知の上でスタートしたものでありますし、当然、議会にはかったわけですから、そういうなかにあって、どちらをとるかということになりますと、私は新しい事業に対して、少なくても議会で慎重、数多い審議をされた。その結果可決されたのであれば、私はそういう団体を伸ばしてあげる。俺は反対したんだからいつまでも反対。問題は新しい事業ですから、探せばなんかかんかあります。その中で、私は新しい事業として町民の有志が集まってスタートされた。補助金を無駄にしないような活動を私は大きな期待をもっている一人であります。そういうことで、私自身も若干相談を受けたり、応援しながらやっている部分もありますが、これがうまくいくか、いかないか私もわかりません。そんなに中に溶け込んでいるわけではありませんから。ただ、私は新たな事業としてスタートしたものに対して、なんとか町民の方々に頑張っていただいて、成功していただきたいというふうに大きな期待をもって、一般会計の決算について賛成をいたしたいと思います。
議員諸侯のご同意を得て、認定されることを切にお願い申し上げて、賛成討論にかえさせていただきます。
○議長(加来良明) 次に、認定に反対者の発言を許します。
7番、西山輝和議員。
○7番(西山輝和) 平成25年度一般会計決算不認定の討論に参加をいたします。
本決算の中で、平成25年度から実施されている交流人口拡大支援事業は会計監査委員の審査意見書の中で、補助金交付要綱にそぐわない補助金の交付があると指摘されている。備品の購入が2分の1を超えていること、自動車借上料は1㎞20円となっているにもかかわらず、別途に2万円を支給され、備品の購入ではカメラが8万円という高額な支払いをしている。電気料や電話料は端数がなく、一律で支払いするなど、会計の処理に問題があり、事務事業にも不備があるなど、公正な運営を行っているとは認めがたい。本町には補助金交付要綱等に整備されており、これらに従わない使用は町民の理解が得られないものと考える。前者2名の議員が指摘したこともあり、併せて賛成できないことから、不認定の意見といたします。
○議長(加来良明) 次に、認定に賛成者の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 次に、認定に反対者の発言を許します。
6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 平成25年度決算につきまして、ただ今まで3名の方が不認定の意見を述べたところであります。私も昨年の6月に修正動議を提出した議員として、不認定せざるを得ないということで意見を申し上げたいと思います。
昨年の修正動議の中ではいろいろな面で各議員から意見が出、町長からも強い姿勢が示されたことは言うまでもありません。私は、昨年の6月以降、本年の3月まで、この議会に上程されている部分について、しっかりと対応していただきたいものだという目で見ておりましたが、監査委員から指摘をされたということは残念でございます。本年、清水町議会が本町と御影で行った、初の議会報告会の中でもこれらのことについて、町民から指摘を受けているわけであります。したがいまして、私は町民にこのことについて説明がつかない。先ほど木村議員が言われましたように、私も同感でございます。一昨日の町長答弁、私は機械不良で聞き漏らすことが多く、数多くの質問はできませんでしたけれども、まさか町長がツーリズムについての理解が乏しいなどとは全く思っておらず、びっくりしたしだいであります。平成26年度のツーリズム事業は進行中であります。したがって、このツーリズム事業は、宿泊施設、サッカー場等については欠くべからざる施設であります。このことについて、本年度、進行している真っ只中、このような事後のことについて意見が出るなんてことは相成らんと私は考えているわけであります。このことについて、これから残された半年以上の中で、最大限実現に向けて努力をする姿勢が必要ではないかと申し述べ、不認定の意見とさせていただきます。
○議長(加来良明) 次に、反対者の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) これで、討論を終わります。
○議長(加来良明) これより、認定第1号、平成25年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本決算は、認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、認定第1号は認定することに決定しました。
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○議長(加来良明) 次に、認定第2号、平成25年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、認定第2号、平成25年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本決算は、認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、認定第2号は認定することに決定しました。
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○議長(加来良明) 次に、認定第3号、平成25年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、認定第3号、平成25年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本決算は、認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、認定第3号は認定することに決定しました。
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○議長(加来良明) 次に、認定第4号、平成25年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、認定第4号、平成25年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本決算は、認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、認定第4号は認定することに決定しました。
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○議長(加来良明) 認定第5号、平成25年度清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、認定第5号、平成25年度清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本決算は、認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、認定第5号は認定することに決定しました。
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○議長(加来良明) 次に、認定第6号、平成25年度清水町集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、認定第6号、平成25年度清水町集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本決算は、認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、認定第6号は認定することに決定しました。
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○議長(加来良明) 次に、認定第7号、平成25年度清水町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、認定第7号、平成25年度清水町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本決算は、認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、認定第7号は認定することに決定しました。
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○議長(加来良明) 次に、認定第8号、平成25年度清水町上水道事業会計決算の認定について、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、認定第8号、平成25年度清水町上水道事業会計決算の認定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本決算は、認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、認定第8号は認定することに決定しました。