平成26年第7回定例会会議録(9月24日)
○議長(加来良明) これより本日の会議を開きます。 (午前10時00分)
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○議長(加来良明) 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。
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○議長(加来良明) 日程第1、認定第1号、平成25年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号、平成25年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、平成25年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号、平成25年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号、平成25年度清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号、平成25年度清水町集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号、平成25年度清水町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号、平成25年度清水町上水道事業会計決算の認定について、以上、合計8件の各会計決算の認定についてを一括議題とし、一昨日の議事を続けます。
○議長(加来良明) 認定第2号、平成25年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを審議します。
これから質疑を行います。
281頁をお開きください。
清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書により、歳入歳出並びに調書について一括して質疑を受けます。
質疑ありませんか。
6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) おはようございます。よろしくお願いいたします。
平成25年度の国民健康保険に関わって、一連の事業を進めているなかで、平成25年、今年は平成26年ですが、今後、健康保険税、国保税について、現状のままいくと上げざるを得ないという認識をしているのか、今後も平成25年度、平成26年度の状況の中を見ながらであるけれども、なるべく上げない方向で努力をしなくてはならないと考えておられるのか、この点についてお尋ねをいたします。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
町民生活課長。
○町民生活課長(中村富志男) ただいまの原議員のご質問ですけれども、今後の国保税の状況ですが、現段階では基金等が4,000万円強を目指してやっておりますけれども、これを維持しながらやっていくということは大変厳しい状況ではありますが、事業等努力をしながら上げない方向でやっていきたいと考えております。ただ、状況が変化をして上げざるを得ない場合には、議会に提案していくということもありますが、現状では上げないように努力していきたいと考えています。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 今言われた状況の変化ということですが、考えられることというのはどういうことでしょうか。
○議長(加来良明) 町民生活課長。
○町民生活課長(中村富志男) 今、推移的には多いときで5,000万円くらい出たりしますが、入院等が重なれば国保から出てくる分が多くなりますので、こういう状況が発生すれば当然基金等から償還等が増えるなどした場合、上げざるを得ないということも考えられます。
○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
以上で、認定第2号、平成25年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。
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○議長(加来良明) 認定第3号、平成25年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを審議します。
これから、質疑を行います。
335頁をお開きください。
清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書により、歳入歳出並びに調書について一括して質疑を受けます。
質疑ありませんか。
4番、木村好孝議員。
○4番(木村好孝) 主要政策成果表でいうと207頁なんですが、滞納繰越分の保険料についてというところに関わってお聞きしたいと思います。
収入済みの額の推移ですが、平成24年度比較では収納率が15.11%と増になっております。それでも42.8%が未済となっていますが、この未済となっている方々は軽減等を受けている方々でしょうか。詳しい数字はいいんですが、だいたいの傾向としてお伺いします。
○議長(加来良明) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(細野博昭) そこまで詳しい分析は行っておりません。
○議長(加来良明) 4番、木村好孝議員。
○4番(木村好孝) わかりました。
2014年度から2015年度の保険料が平均保険料が2013年度までよりも1,053円、1.56%下がって、5割軽減、2割軽減の対象世帯が拡大されたんですが、均等割の比率が上がったことで所得の低い層の人が実際に支払う保険料が逆に増えています。そういうことから考えると、今年度以降、来年度含めて収納率の低下が非常に心配されるんですが、現状から考えてどのように押さえられているか伺います。
○議長(加来良明) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(細野博昭) 経済状況等を勘案いたしますと、なかなか厳しい部分はあるかと思いますが、この保険制度についてのご理解をいただきながら収納率の向上に努めてまいります。
○議長(加来良明) 4番、木村好孝議員。
○4番(木村好孝) 北海道の保険料滞納処分件数が東京都よりも多いということで、年々多くなってきています。平成24年度の滞納だと思うんですが、2,200件の増となって、差し押さえが平成23年度の840万円から2,300万円となっている状況です。そういう状況を考えると、取立てが市町村任せとなっているのが現状です。そういう現状の中で、滞納処分の停止要綱が要求されてきているんですが、その制度が続く限りはこの停止要綱が必要なのではないかと思うんですが、広域連合の要請等の方法がとれないのか、現実に行われているとすれば、どのように行われているのかを町長にお伺いいたします。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
町長。
○町長(高薄 渡) 広域連合の方には十勝から代表で町村長が出ているところでございますが、詳しい内容については我々の方で存じないところでございます。確かに、低所得者の改正によりまして、低所得部分の負担が若干増えてきているのは間違いないところでございます。そういう意味から考えますと、今後、経済状況によるところも大なんですが、今のままの状況ですといい結果が生まれないだろうなと思います。ですから、期待するのは経済状況が良くなって、いろいろな制度の中の改善も求めている部分が、いわゆる社会保障のほうに回る財源が生まれるように我々としては運動展開をしているところでありますから、そういう面で、所得の低い部分への対応策をすべきだということで言っております。一方、高所得者については料金をもう少し上げるべきではないかと、こういうようなことも出ておりますので、今は上を押さえて下をちょこっとあげているという状況で、真ん中が高いというようなことだと思いますので、そのへんのバランスをいかに今の中で進めていくかということで、議論をされているところでありますので、それを期待しながら低所得者層の軽減策についての中身の内容についての精査をもう少ししていただきたいと思っております。一般的な概論ではなく中身のところをみて、個々にあった所得割、税の課税のあり方というものをもう少し深める必要があると考えております。
○議長(加来良明) 4番、木村好孝議員。
○4番(木村好孝) 機会があれば、何らかの方法で地方からの声をぜひ上げていっていただきたいと思います。
次に、一般会計から軽減の部分は、市町村が繰入れを行っているわけです。そういうふうに成果表には載っているんですが、1つは平成20年度の4月にこの制度が施行されてから保険料について特例軽減措置という方を合わせて、制度と同時に行われてきました。それが、本来、こういう制度を設立して、国が軽減措置の予算措置を組むべきなんですが、そういうのが組まれてきていないということに、制度がもっている基本的な矛盾の1つがあると思うんです。厚労省が平成13年10月に特例措置について全廃する方針を示して、早ければ今年度、段階的にはそのときから縮小し、最大7割軽減にするという提案をしているんですが、この動きはその後押さえられているとすれば、説明願いたいと思います。
○議長(加来良明) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(細野博昭) 詳細につきましては情報がございませんので注視しているところでございます。
○議長(加来良明) 4番、木村好孝議員。
○4番(木村好孝) もし、この制度が廃止されるとすれば、地方にとっては一般会計からの繰入れというのが非常に多くなってきます。滞納分が多くなってきます。そういう状況が今の制度の中にはあるわけで、今後何らかの措置を行っていく必要があるのではないかと思います。道の連合は恒久的な制度となるよう、全国区的なはたらきかけをしたいという答弁をしていますので、ぜひとも機会があれば町長の方でもそういう動きを広げていただきたいと思います。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
町長。
○町長(高薄 渡) ただいまの件については、懸念するところが多々ありますので、十分この声についての要望措置をとってまいりたいと思っております。
○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。
7番、西山輝和議員。
○7番(西山輝和) 今、滞納や不納欠損、収入未済額などいろいろあるんですが、高齢者の方が多いのでちょっとでも溜まるとなかなか回収が難しくなると思うので、頑張って、なるべく早いうちに手を打って、回収の努力をしてほしいと思います。
○議長(加来良明) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(細野博昭) 納期ごとに滞納が出た場合につきましては、すぐ連絡をして納付をお願いしているところでございます。また、納付額が1度で納めるということが無理であれば、分割というような方法もとって、無理のない形でなんとか納めていただきたいということで、現在努力しているところでございます。
○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
以上で、認定第3号、平成25年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。
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○議長(加来良明) 認定第4号、平成25年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを審議します。
これから、質疑を行います。
357頁をお開きください。
清水町介護保険特別会計歳入歳出決算書事項別明細書により、歳入歳出並びに調書について一括して質疑を受けます。
質疑ありませんか。
6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 国の方針として、介護度の低い方には自宅でしっかりと生活をしてもらうような方向が示されていますが、私どもの町も年々高齢化が進んで、この関係についても要介護、要支援認定者等についても増えていると思います。今のままの推移でいくと、今後、介護保険料等についても値上げの方向も出てくるのではないかと私は考えているのですが、現状はどういう状況になっているのかを教えていただきたいと思います。
○議長(加来良明) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(細野博昭) 保険給付を受ける方が多くなれば負担する保険料も多くなるというのは当然のことであります。本町の場合、近年、町内に介護保険を使うことのできる施設が充実してまいりましたので、現在、3カ年計画の計画を着手したところでございますが、その計画の中で具体的な見込みの金額を出すところでございますけれども、給付が増えることが予想されますので、若干の保険料負担の増をお願いするというようなことになるかと思います。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 現在、施設に入っておられる方に出ていただいて、在宅でサービスを受けてもらうという方向というのは、今、本町においてとっているのか、全くそういう動きはないのか、このへんはどうなんでしょうか。
○議長(加来良明) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(細野博昭) 現在入所されている方につきましては、それなりの要件を満たして入所という判断になっておりますので、飛躍的な回復があれば別ですけれども、なかなかそういう状況に至るというのは難しいと思われます。もちろん本人の状況にもよりますけれども、制度の改正等によって自宅に帰っていただくというようなことは現在考えられないと思っております。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 余裕があって認定されることにより、3・4と急遽なったときには、現状で入所ができる予備的な部屋や施設はありますか。
○議長(加来良明) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(細野博昭) 現在はございません。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) そういう方については在宅でのサービスで極力ということになると思うんですが、これは、昨年、その前も含めて在宅サービスの数が伸びているのかということになると、前年等を見てもあまり差はないという押さえ方でよろしいでしょうか。
○議長(加来良明) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(細野博昭) 在宅の方につきましては、具体的な数字の比較は別といたしまして、増加傾向にございます。
○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
以上で、認定第4号、平成25年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。
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○議長(加来良明) 認定第5号、平成25年度清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを審議します。
これから、質疑を行います。
397頁をお開きください。
清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算書事項別明細書により、歳入歳出並びに調書について一括して質疑を受けます。
質疑ありませんか。
7番、西山輝和議員。
○7番(西山輝和) 水道料の未収金が随分多いんですが、76,030円ほど増になっているんですけれども...(中断)
○議長(加来良明) 西山議員、公共下水道事業ですけれども、下水道使用料ということでよろしいですか。
○7番(西山輝和) はい。すみません。
○議長(加来良明) 質疑なしでいいですか。
○7番(西山輝和) いいです。
○議長(加来良明) 他に質疑ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
以上で、認定第5号、平成25年度清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。
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○議長(加来良明) 認定第6号、平成25年度清水町集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを審議します。
これから、質疑を行います。
427頁をお開きください。
清水町集落排水事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書により、歳入歳出並びに調書について一括して質疑を受けます。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
以上で、認定第6号、平成25年度清水町集落排水事業特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。
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○議長(加来良明) 認定第7号、平成25年度清水町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。
これから、質疑を行います。
459頁をお開きください。
清水町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書により、歳入歳出並びに調書について一括して質疑を受けます。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
以上で、認定第7号、平成25年度清水町簡易水道事業歳入歳出決算の質疑を終わります。
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○議長(加来良明) 認定第8号、平成25年度清水町上水道事業会計決算の認定についてを審議します。
これから、質疑を行います。
485頁をお開きください。
収益的収入及び支出、資本的収入及び支出、財務諸表、事業報告書について、一括して質疑を受けます。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
以上で、認定第8号、平成25年度清水町上水道事業会計決算の質疑を終わります。
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○議長(加来良明) これより順次、討論・採決を行います。
認定第1号、平成25年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
討論はありますか。
まず、認定に反対者の発言を許します。
9番、奥秋康子議員。
○9番(奥秋康子) 平成25年度一般会計決算について不認定とすべきであるとする立場で討論いたします。
私は、議会選出監査委員という立場であり、決算認定の過程では質疑等をいたしませんでしたが、認定に賛成しがたい理由を明らかにしたいと存じます。
決算の審査は、平成26年4月8日から8月8日までの間、領収書と出納証拠書類、関係帳簿照査の上、関係法令との適合性と計数の確認に主眼を置いて審査をしてまいりました。その結果、明らかにされたものが交流人口拡大支援事業の不適正な会計処理であり、補助金交付要綱にそぐわないものでありました。また、実績報告書も要綱に定められました7号様式に従っていないという部分もありました。そういうものの事務処理などを町職員が担っているという状況にありました。これは、結果的に別途人件費を補助しているということになります。
次に、一昨日の決算認定の中で、口田副議長の質問で町長はご答弁のなかで、実はご自身もスポーツツーリズムとは何かよくわからなかったとのご発言をなされました。それをご自身の選挙公約としてスポーツツーリズムとは何かを理解されないまま、昨年6月定例議会にご提案をされました。また、そのスポーツツーリズムとは何かをおわかりにならないまま執行側の提案に賛成をした議員がいらした。これはあまりにも無責任な双方の姿勢を示すものと理解をせざるを得ないのであります。348万円もの町民の血税を原資とする多額の補助金の事務効果額は、参加選手の昼食弁当88個のみ、町内業者に発注をし、経済効果が表れたとしております。それでは、備品の購入は町内業者を一切利用しなかったということになります。いずれにしても、これはスポーツツーリズムに対する認識の甘さと具体的な計画がないまま、見切り発車をした結果、町民に損害を与えたということは紛れもない事実であります。本決算につきましては不認定とすべきであることを強く申し上げて、私の討論を終わります。
○議長(加来良明) 次に、認定に賛成者の発言を許します。
5番、山岸政彦議員。
○5番(山岸政彦) 私は、平成25年度一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論に参加させていただきます。
平成25年度の一般会計においては、執行率は93.4%となっており、翌年度の繰越額4億1,500万円、不用額が約1億5,000万円となっており、予算に計上された事業は順調に執行されていたものと考えます。平成14年度から行われております、行財政改革の取組みにより、実質公債費比率も11.2%となり、将来負担比率も48.9%と改善されてきております。基金残高も29億2,400万円となっており、6年連続で増加しており、一定の成果があがっているものと考えられます。しかし、町内には老朽化した施設も多く、今後建替えや修繕などの多額の費用が見込まれ、今後も厳しい財政運営になることが考えられます。これからも国や道の動向を注視しながら、最小の経費で最大の効果が発揮できるよう、また、健全な財政運用を務められることに期待し、賛成討論といたします。
○議長(加来良明) 次に、認定に反対者の発言を許します。
4番、木村好孝議員。
○4番(木村好孝) 平成25年度一般会計決算の認定の討論に参加します。
決算の交流人口拡大支援事業、いわゆるツーリズムと言われている問題の補助金について、先般の質疑応答の中で、西山議員の質問に対しまして代表監査委員より実績報告書の問題、領収書の不透明さ、備品購入について、車の借上料の問題等について、補助金としてそぐわない主旨のご指摘がありました。補助金に関わっては、事業を開始していない団体への助成決定は、町民理解が得られず、時間をかけて議論すべきの議員質問等があり、私も実現性や財政負担の問題から、町長の公約で掲げたことであり、町民との約束を民意として実行しなければならない。NPOを設立してまで取り組もうとしている町民の情熱が冷めないうちにやらねば二度と取り組めず、清水町としては衰退するとの緊急性に不信を抱いた一人です。提出された資料の実績報告書及び精算書等からは、監査委員からのご指摘を受け止めることができませんでした。しかしながら、ご指摘は極めて重要な問題であり、不透明な点があるわけで、町民の質問に私自身明確に答えられません。町政のチェック機能を町民から付託されている議員として、監査委員会報告を厳粛に受け止め、了承するわけにはいかないと考え、反対討論といたします。
○議長(加来良明) 次に、認定に賛成者の発言を許します。
8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) 一般会計の決算につきまして、賛成の立場で討論に参加をさせていただきます。
今、質疑の中でも出てきました交流人口の増につきましては、平成25年度、ある部分では捉えようによったら、急に出てきた話というふうにも捉えられます。そういうなかにあって、私はどちらをとるかということで、経理上につきましては監査委員の意見書として的確なご指摘があったというふうに理解をしております。今後、そのご指摘を確実に生かした執行体制、ある部分では強い姿勢で臨んでいただきたいというふうに思っております。とは言いましても、新しい事業ですから、町長も先ほどお話がありましたとおり、若干承知の上でスタートしたものでありますし、当然、議会にはかったわけですから、そういうなかにあって、どちらをとるかということになりますと、私は新しい事業に対して、少なくても議会で慎重、数多い審議をされた。その結果可決されたのであれば、私はそういう団体を伸ばしてあげる。俺は反対したんだからいつまでも反対。問題は新しい事業ですから、探せばなんかかんかあります。その中で、私は新しい事業として町民の有志が集まってスタートされた。補助金を無駄にしないような活動を私は大きな期待をもっている一人であります。そういうことで、私自身も若干相談を受けたり、応援しながらやっている部分もありますが、これがうまくいくか、いかないか私もわかりません。そんなに中に溶け込んでいるわけではありませんから。ただ、私は新たな事業としてスタートしたものに対して、なんとか町民の方々に頑張っていただいて、成功していただきたいというふうに大きな期待をもって、一般会計の決算について賛成をいたしたいと思います。
議員諸侯のご同意を得て、認定されることを切にお願い申し上げて、賛成討論にかえさせていただきます。
○議長(加来良明) 次に、認定に反対者の発言を許します。
7番、西山輝和議員。
○7番(西山輝和) 平成25年度一般会計決算不認定の討論に参加をいたします。
本決算の中で、平成25年度から実施されている交流人口拡大支援事業は会計監査委員の審査意見書の中で、補助金交付要綱にそぐわない補助金の交付があると指摘されている。備品の購入が2分の1を超えていること、自動車借上料は1㎞20円となっているにもかかわらず、別途に2万円を支給され、備品の購入ではカメラが8万円という高額な支払いをしている。電気料や電話料は端数がなく、一律で支払いするなど、会計の処理に問題があり、事務事業にも不備があるなど、公正な運営を行っているとは認めがたい。本町には補助金交付要綱等に整備されており、これらに従わない使用は町民の理解が得られないものと考える。前者2名の議員が指摘したこともあり、併せて賛成できないことから、不認定の意見といたします。
○議長(加来良明) 次に、認定に賛成者の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 次に、認定に反対者の発言を許します。
6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 平成25年度決算につきまして、ただ今まで3名の方が不認定の意見を述べたところであります。私も昨年の6月に修正動議を提出した議員として、不認定せざるを得ないということで意見を申し上げたいと思います。
昨年の修正動議の中ではいろいろな面で各議員から意見が出、町長からも強い姿勢が示されたことは言うまでもありません。私は、昨年の6月以降、本年の3月まで、この議会に上程されている部分について、しっかりと対応していただきたいものだという目で見ておりましたが、監査委員から指摘をされたということは残念でございます。本年、清水町議会が本町と御影で行った、初の議会報告会の中でもこれらのことについて、町民から指摘を受けているわけであります。したがいまして、私は町民にこのことについて説明がつかない。先ほど木村議員が言われましたように、私も同感でございます。一昨日の町長答弁、私は機械不良で聞き漏らすことが多く、数多くの質問はできませんでしたけれども、まさか町長がツーリズムについての理解が乏しいなどとは全く思っておらず、びっくりしたしだいであります。平成26年度のツーリズム事業は進行中であります。したがって、このツーリズム事業は、宿泊施設、サッカー場等については欠くべからざる施設であります。このことについて、本年度、進行している真っ只中、このような事後のことについて意見が出るなんてことは相成らんと私は考えているわけであります。このことについて、これから残された半年以上の中で、最大限実現に向けて努力をする姿勢が必要ではないかと申し述べ、不認定の意見とさせていただきます。
○議長(加来良明) 次に、反対者の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) これで、討論を終わります。
○議長(加来良明) これより、認定第1号、平成25年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本決算は、認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、認定第1号は認定することに決定しました。
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○議長(加来良明) 次に、認定第2号、平成25年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、認定第2号、平成25年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本決算は、認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、認定第2号は認定することに決定しました。
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○議長(加来良明) 次に、認定第3号、平成25年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、認定第3号、平成25年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本決算は、認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、認定第3号は認定することに決定しました。
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○議長(加来良明) 次に、認定第4号、平成25年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、認定第4号、平成25年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本決算は、認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、認定第4号は認定することに決定しました。
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○議長(加来良明) 認定第5号、平成25年度清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、認定第5号、平成25年度清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本決算は、認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、認定第5号は認定することに決定しました。
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○議長(加来良明) 次に、認定第6号、平成25年度清水町集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、認定第6号、平成25年度清水町集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本決算は、認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、認定第6号は認定することに決定しました。
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○議長(加来良明) 次に、認定第7号、平成25年度清水町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、認定第7号、平成25年度清水町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本決算は、認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、認定第7号は認定することに決定しました。
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○議長(加来良明) 次に、認定第8号、平成25年度清水町上水道事業会計決算の認定について、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、認定第8号、平成25年度清水町上水道事業会計決算の認定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本決算は、認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、認定第8号は認定することに決定しました。
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○議長(加来良明) 以上で、本日の日程は全部終了しました。
おはかりします。議事の都合により、9月25日は休会にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
よって、9月25日は休会することに決定しました。
9月26日は、午前10時に会議を開きます。
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○議長(加来良明) 本日はこれで散会します。
(午前10時49分)