北海道清水町議会

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平成26年第9回定例会会議録(12月10日_日程第7)

議長(加来良明) 日程第7、議案第99号、清水町営公衆浴場条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 町民生活課参事。

町民生活課参事(高橋覚史) 議案第99号、清水町営公衆浴場の一部を改正する条例につきまして、ご説明を申し上げます。

 例規集は、第2巻、4,111頁から搭載されております。

 今回の改正は、公衆浴場の入浴料につきまして、法令により都道府県が統制額の上限額を指定することと定められており、北海道において、本年8月11日に入浴利用者の減少や燃料費の高騰、消費税率の引き上げなどによってコストが増加している現状から、6年ぶりに統制額が引き上げられたところです。本町の入浴利用者数につきましては、近年19,000人前後で推移しておりますが、統制額の引き上げの現状と同じく、コスト増の状況となっており、北海道公衆浴場料金の統制額引き上げに合わせ、入浴料金の改正を行うものです。

 別冊の議案説明資料の16頁をご覧ください。

 今回の改正では改正後のとおり、別表中の「1、入浴料」の3区分のうち「12歳以上の者」について、1回券で20円引き上げて「440円」に、回数券で200円引き上げて「4,400円」にそれぞれ改正を行うものです。

 附則といたしまして、この条例は平成27年4月1日から施行するとするものです。

 今回の入浴料引き上げに伴う影響額は、平成25年度決算数値を参考に積算しますと、35万円ほどの増となる予定であります。

 管内の状況についてですが、近隣の新得町・鹿追町についても、本町と同じ改正内容で、12月定例議会で提案していると聞いております。

 今後も町民の皆さんが、1日の疲れを癒していただける社交の場として、施設の管理運営をしていきたいと考えております。

 以上、議案第99号、清水町営公衆浴場条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由の説明とさせていただきます。

 よろしくご審議のほどお願いいたします。

議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 8番、中島里司議員。

 

8番(中島里司) 料金改定につきましては、今、担当参事から)縷々説明をいただきまして、一定の理解ができるのかなというふうな感じがします。こういう料金改定をする前に、サービス向上という部分を考えたときに、お風呂ですから特別なことはないのかなと思いながらも、実を申し上げますと、最近、早めに消灯したり、お風呂の状況が変化するという話を聞きました。これは、たぶん基本的には入浴者がいないという部分の判断でやっているのかなと思いながらも、私のところに耳に入ったということは、0ではなかったということです。それを体験した人からの電話で、9時半頃になったら暗くなる。それと、泡というのか、それが止まってしまう。これは、料金改定から離れた話になるかもしれませんが、入浴料というのは420円で入浴して、何時に入ろうが同じ条件下の中で入浴を済ませるというのが原則だというふうに思います。だから、実際に大きな赤字をしょっているわけですから、管理上いろいろな工夫をしようとしている担当課の努力は認めるんですが、入っている人が同じ料金で条件が変わるというのは、好ましいことではないので、原則として10時まで営業であれば、10時まで消灯してはいけないという基本的な考え方を改めて、受託している会社にしっかりとした指導をしていただきたい。これは、していただきたいということが、まず1点です。

 これは、一問一答でしたか。まとめて言ってもいいんでしたか。

 

議長(加来良明) はい。

 

8番(中島里司) 2点目として、料金改定を利用者にお願いするわけですから、そういう実態があると思いますので、原則として10時まで消灯しないということを即刻開示していただきたいという考え方と2点お伺いしたいと思います。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町民生活課参事。

 

町民生活課参事(高橋覚史) 1点目、2点目重複するかもしれませんけれども、今言われた利用者の方から一時的にたぶん遅い時間、データ的には3時からのお客さん、1時間程度が3割程度、6時、7時がその残り3割、他は0人という時間帯もありますけれども、いずれにしても、中島議員が言われたように420円をお支払いいただいて、営業時間は午後3時から午後10時までということになっておりますので、そのへんについては平成24年から業者委託をしているわけですけれども、指導等をして、利用者に迷惑がかからないような、ただ、ある面、節電・節約に関してはご理解をいただく場面もあるかと思いますけれども、そういった周知をしていきたいと考えております。

 

議長(加来良明) 8番、中島里司議員。

 

8番(中島里司) 今のご意見、私がお願いしている部分というか、意見として出させていただいた部分は、参事はある程度理解していただいたと思います。最後の一言で、状況は、私たちはこの場で聞くことではなくて、担当課としてお風呂ばかりではなく、可能な限り節電・節約というのは、今の時代当然続けていただきたいという気持ちがあります。この部分であまりこれを出しちゃうと、電気消して当たり前ということになるので、原則ではなく、同じ料金なので同じ条件で最後まで入っていただきたいということで、あとはケースバイケースで担当課として努力をするという部分で私はいいのかと、そういう理解でいいですよね。積極的に節約していくということではないという理解をしていいですね。その確認だけさせていただいて、終わりたいと思います。

 

議長(加来良明) 町民生活課長。

 

町民生活課長(中村富志男) ただいまの中島議員のおっしゃるとおり、節電は節電としてやらせていただきたいと思いますけれども、中島議員がおっしゃるように、負担にならないにように努力していきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。

 

議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

議長(加来良明) これより、議案第99号、清水町営公衆浴場条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第99号は原案のとおり可決されました。