北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成27年第2回定例会(3月10日)

 議長(加来良明) 平成27年第3回清水町議会定例会を開会します。
 本日の会議を開きます。(午前10時00分)

 

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議長(加来良明) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

  会議録署名議員は会議規則第126条の規定により議長において

 2番 桜井崇裕 議員

 3番 北村光明 議員

 5番 佐藤幸一 議員     を指名いたします。

 

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議長(加来良明) 日程第2、会期決定についてを議題とします。

 おはかりします。

 本定例会の会期は、本日から3月23日までの14日間にしたいと思います。これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 会期は、本日から3月23日までの14日間に決定しました。

 

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議長(加来良明) 日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。

 

(事務局長 諸般の報告 朗読)

 

議長(加来良明) これで、諸般の報告を終わります。

 

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議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。

 町長並びに教育委員会から行政報告の申し出がありました。これを許可します。町長。

 

町長(高薄 渡) 北海道芸術高等学校の教育特区による学校廃止につきまして、ご報告申し上げます。

 北海道芸術高等学校の学校法人化の状況につきましては、昨年12月の第9回清水町議会定例会において行政報告をさせていただいたところですが、仁木町において学校法人の設置認可がされたことに伴い、12月22日に株式会社教育工房より、本町での教育特区による株式会社立の学校廃止認可申請が提出されました。

 北海道芸術高等学校は、平成18年から熊牛地域への積極的な活動協力のみならず、本町の地域振興にも多大な貢献をいただいておりましたが、平成27年3月31日をもって学校を廃止することを、平成27年2月2日付で認可したところです。

 北海道芸術高等学校が、生徒たちの学びの機会を与える学校としてその役割を果たし、本町での9年間を糧として、今後ますます発展することを願っております。

 学校移転後の校舎跡地利用等につきましては、熊牛地域の方々と協議を重ねてきた結果、熊牛福祉館として利用する計画であります。

 なお、本件に係る清水町教育特区学校審議会条例を廃止する条例を本定例会にご提案させていただいておりますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 以上、北海道芸術高等学校の教育特区による学校廃止についての行政報告とします。

 次に、熊牛保育所の閉所につきまして、ご報告申し上げます。

 へき地保育所である熊牛保育所の運営につきましては、将来的に児童数が10名を下回った場合、町内3か所の常設保育所に統合(通所)する方針が確認されておりましたが、この度、北海道芸術高等学校の移転に伴う校舎跡地利用と並行して、地域連合会並びに保育所父母会の方々と協議を行ってまいりました。

 その結果、現施設の老朽化並びに小学校への入学等、様々な課題を検討いただいた結果、平成27年度末をもって閉所する方針が地域連合会並びに保育所父母会の方々から示されましたので、熊牛保育所の閉所に向けて諸準備を進めてまいります。

 残すところ1年というわずかな期間ではありますが、これまで熊牛保育所が地域活動の中心的な役割を果たしてきたことを受け止め、より一層充実した保育環境の提供に向けて努力してまいる所存であります。

 以上、熊牛保育所の閉所についての行政報告といたします。

 次に、除雪車両による物損事故につきまして、ご報告申し上げます。

 物損事故の内容につきましては、平成27年2月1日午後3時50分頃清水町字御影南1線64番2地先の道道熊牛御影線との交差点において、除雪車両が方向転換する際、十分な安全確認をせずに後退したため、北海道釧路方面公安委員会所有の信号柱に接触し、破損させたものであります。

 事故を起こした除雪車両につきましては、町が委託業者に貸与している車両であり、北海道釧路方面公安委員会に対しての損害賠償につきましては、貸与契約に基づき町が損害を賠償し、除雪車両の一部損傷につきましては、委託業者の負担により修繕を行います。

 除雪業務につきましては、常に慎重な運転をするよう指導しておりますが、今回の事故を受けて委託業者並びに運転手に対しまして、再発防止に向けて指導の徹底を図るとともに、今後におきましても、より一層慎重に業務を行うよう指揮監督してまいりたいと考えております。

 なお、本件に係る議案及び補正予算につきまして、本定例会にご提案させていただいておりますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 以上、除雪車両による物損事故についての行政報告とします。

 

議長(加来良明) 次に、教育長。

 

教育長(伊藤 登) 学校給食での異物混入につきまして、ご報告申し上げます。

 2月9日午後0時20分頃、清水中学校の給食時に、教室で親子丼を喫食した生徒が、具材を食べた際に硬い食感の異変を感じ、異物を出してから担任に報告がありました。

 すぐに清水中学校教頭より給食センターに金属片の異物混入について電話連絡があり、ただちに給食センター所長が学校に赴き状況の聞き取りと異物を確認したところ、大きさ約4ミリ×1ミリの金属片であることを確認しましたので、清水中学校以外の小中学校に親子丼の喫食停止の措置を行いました。

 当日、全小中学校の異物混入及び健康被害の有無を調査しましたが、当該異物以外の混入及び児童生徒の健康被害はありませんでした。

 10日には保護者、各学校に事実説明と謝罪、現在原因調査中である旨の文書を配布しました。

 その後、混入原因につきましては、帯広保健所による調理場の立入調査を受けましたが特定することができませんでした。

 18日に混入異物について、検査機関に依頼していた試験結果の報告があり、アルミニウムの小片と判断され、再度、調理機器専門業者と共に点検調査をしましたが、原因の特定には至っておりません。

 今後も調査を行い、原因が特定され次第保護者、学校に報告したいと考えております。

 これまでに、損傷劣化が予想される調理用消耗品や備品につきましては更新を行っておりますが、今回の異物混入を重大に受け止め、再発防止に向け食材料の検収や調理過程での目視確認など、学校給食における危機管理マニュアルに基づく安全管理をさらに徹底し、万全を期してまいります。

 以上、学校給食での異物混入についての行政報告といたします。

 

議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これで、行政報告は終わりました。

 

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議長(加来良明)  日程第5、議案第4号、専決処分の承認を求めることについて、議案第41号、専決処分の承認を求めることについて、以上2件を一括議題とします。

 本案について、提案理由の一括説明を求めます。

 副町長。

 

副町長(金田正樹) おはようございます。

 それでは、議案第4号の専決処分の承認を求めることについて並びに議案第41号の専決処分の承認を求めることについて、いずれも除雪経費にかかる予算追加の専決処分でございますので、一括してご説明を申し上げます。

 初めに、議案第4号、専決処分(第1号)、平成26年度清水町一般会計補正予算(第11号)の設定について、ご説明いたします。

 総額に21,500千円を追加し、それぞれの総額を8,683,685千円とするものでございます。

 補正予算の内容につきましては、今年度の除排雪につきまして、出動回数の増加、特に吹雪による農村部の出動が増加している状況にあり、2月8日の降雪によりまして除雪予算の追加が必要となりましたことから、2月9日に補正予算の専決処分を行ったものでございます。

 歳入よりご説明を申し上げます。6頁をお開き願います。

 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、補正予算の財源調整として繰入金21,500千円を追加するものです。

 7頁にまいりまして、歳出でございます。

 8款2項2目、除雪対策費につきましては、出動回数の増によります町道除雪委託料21,500千円の追加でございます。

 続きまして、遅れて送付をさせていただきました議案第41号、専決処分(第2号)、平成26年度清水町一般会計補正予算(第12号)の設定について、ご説明いたします。

 総額に30,800千円を追加し、それぞれの額を8,714,485千円とするものでございます。

 先に説明をいたしました、2月9日に補正予算の専決処分を行った後、2月14日、23日、27日、3月2日と4度の降雪がございましたこと、また風の強い日が続き、吹き溜まりの除雪に連日の出動となり、更に湿った雪の吹き溜まりにあっては除雪に多くの時間を要する状況となりましたことから、除雪予算の追加が再度必要となり、3月2日に補正予算の専決処分を行ったものでございます。

 歳入よりご説明を申し上げます。6頁をお開き願います。

 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては補正予算の財源調整として、繰入金30,800千円を追加するものです。

 7頁、歳出でございます。

 8款2項2目、除雪対策費につきましては、町道除雪委託料30,800千円の追加でございます。

 以上、専決処分(第1号)、一般会計補正予算(第11号)並びに専決処分(第2号)、一般会計補正予算(第12号)の説明でございます。

 ご承認方、よろしくお願いをいたします。

 

議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

議長(加来良明) これより、議案第4号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。

 おはかりします。

 本案は、承認することにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第4号は承認することに決定しました。

 

議長(加来良明) これより、議案第41号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。

 おはかりします。

 本案は、承認することにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第41号は承認することに決定しました。

 

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議長(加来良明) 日程第6、町政執行方針について、町長より平成27年度町政執行方針を述べていただきます。

 町長。

 

町長(高薄 渡) 

Ⅰ はじめに

 平成27年第2回清水町議会定例会の開会にあたり、新年度の町政執行方針と施策について、議員各位と町民の皆様に概要を申し上げ、ご理解とご協力を賜りたいと存じあげる次第であります。

 さて、私も多くの町民の皆様のご支援を得て、町政を担わしていただき任期の折り返しの年を迎えることとなりました。

 この間、経済状況や政治状況が大きく変革する中、常に町民の皆様の幸せを願い、本町が前進する基盤を盤石にすべく誠心誠意努力をしてまいりました。

 さて、経済状況は、ゆるやかな回復基調へ向かいつつあるとのことですが、その効果が地方に浸透しているとは言えない状況にあり、政府は「まち・ひと・しごと創生本部」を発足させ、地方の人口減少を食い止めるための具体策を本格的に検討するなど、地方活性化を重点課題として取り組んでおります。

 本町においても、各種政策を推進していくため、常に情報収集を行うとともに、人口減少対策本部を設置し、地方創生の実現に向けて町民の皆様や全職員と力を合わせ、協働のまちづくりを推進する所存であります。

 ここに、新年度の主要な施策につきまして「清水町総合計画」のまちづくり目標に沿って分野別に申し上げます。

 

Ⅱ 地方財政と予算概要

 平成27年度地方財政計画の規模は、地方創生への取り組みや公共施設の老朽化対策の推進等により85兆2,700億円で前年度比2.3パーセントの増となり、地方交付税の出口ベースは、地方税収の伸び等により16兆7,548億円で前年度比0.8パーセントの減となりました。

 本町の本年度当初予算につきましては、一般会計は81億9,000万円で前年度比7.9パーセントの増、一般会計と3特別会計、2公営企業会計を合わせた予算総額は120億4,170万円で前年度比9.0パーセントの増であります。

 また、主要財源の普通交付税につきましては、地方交付税総額や公債費算入額は減少するものの、普通交付税の振り替えであります臨時財政対策債の抑制により、前年度当初予算と同額の29億5,000万円を計上したところであります。

 

Ⅲ 主要施策の推進

1 自然と共生する安全で快適なまちづくり

◆自然環境の保全と環境との共生として

 森林は、人々が安全で安心して生活するために不可欠な多面的機能を有しており、適切な管理が求められております。

 町有林の管理につきましては、森林経営計画に沿い、継続的整備・保全に努め、民有林の整備も補助事業の積極的な活用により、維持管理事業や造林事業を継続して行い、自然環境の保全に努めてまいります。

 さらに、農畜産業に被害を及ぼす有害鳥獣駆除につきましては、関係団体と連携を図りながら被害減少に努めてまいります。

 快適な環境づくりに向けて、ごみ減量化と再資源化を推進し、限りある資源の有効活用を図るため、分別・排出方法やリサイクル等の推進に努めてまいります。

◆すべての世代が交流し住みやすいまちづくりとして

 町民の足を確保するコミュニティバスは、利用者の利便性向上を図るため、検証を行いながら日常の町民生活を支える交通サービスの構築に取り組んでまいります。

 また、老朽化が進んでいる町営住宅の改修を計画的に進めるとともに、建替事業につきましては「清水町営住宅長寿命化計画」に基づき、本年度は「清和団地Ⅱ期分」の建替を行い住環境の整備を進めてまいります。

 さらに、転入や転居のための「空き家、空き地、賃貸住宅などの情報」を提供し、民間による借家計画に協力するとともに、空き家の放置は住環境や町民生活への影響が大きい社会問題であり、個々に抱える多くの課題を解決しながら施策の実施に向けて取り組んでまいります。

◆緑豊かな森と水に親しむまちづくりとして

 花や樹木のある心安らぐ環境を目指して、春と秋の町内一斉清掃やクリーン・ディ、花いっぱい運動等を実施するとともに、各種団体と連携しながら、爽やかで美しいまちづくりに取り組んでまいります。

 また、地域の大切な資源であります自然環境を守り育てるために、河川、公園、緑地の維持管理に努めてまいります。

◆町民相互の支え合いと暮らしの安全安心として

 町民が犯罪被害に遭わないよう関係機関との連携を密にし、犯罪の抑止、事件・事故の未然防止に努めているところですが、消費者トラブルにおいては、年々、形態の多様化と巧妙化によって一層悪質化しており、国の基金等も活用しながら、消費生活相談等による問題解決への支援を行い、警察や関係団体との情報共有を進め、悪質商法対策等の啓発や消費者被害防止ネットワークを活用し、被害の未然防止を図ってまいります。

◆快適で良好な生活環境として

 安全な水を供給するため、水道施設の適正な運営に努め、老朽管路等布設替工事を実施し、水の安定供給を図るとともに、下水道施設の適切な維持管理と御影排水処理場の機器更新工事を引き続き実施してまいります。

 また、国費、道費による道路整備につきましては、車両及び歩行者の安全を図るため、車道及び歩道の整備に向けて積極的に要請してまいります。

町道整備につきましては、道路整備計画に基づき未整備路線の道路改良及び舗装工事を実施し、安全確保のため道路の維持管理を図り、橋梁関係につきましても「橋梁長寿命化修繕計画」に基づき、清水地区の「新錦橋」と羽帯地区の「羽帯橋」について橋梁修繕工事を実施してまいります。

 

2 誰もが健康で思いやりのあふれるまちづくり

◆町民の健康と健康づくり意識

 町民が心身ともに健やかに暮らしていくことを目標に、住民が主体的に健康づくりに取り組んでもらえるように、保健・医療・福祉の関係機関や団体と連携し、健康増進に向けて各種事業や各種検診の受診を勧奨し、疾病の早期発見・治療に努めるとともに、町内医療機関の救急医療体制への支援を継続してまいります。

 また、国民健康保険事業の安定運営を図るため引き続き保険税徴収率の向上と特定健診事業等の推進による給付費の抑制に努め、被保険者の負担軽減を図ってまいります。

◆高齢者の暮らしと社会参画

 高齢化社会の進展とともに、高齢者世帯が増加し、支援が必要な高齢者が増えています。このため地域包括支援センターを中心として、予防、介護、医療、生活支援の連携を強化させ、住み慣れた地域で自立した生活が送れるように、各種事業を実施してまいります。

 さらに、昨年から実施している介護予防ポイント制度の普及を図り、高齢者の健康増進と社会参画の機会を提供してまいります。

 また、介護保険事業、後期高齢者医療制度につきましては、第6期清水町高齢者福祉計画・介護保険事業計画により、引き続き円滑な運営に努めてまいります。

◆障がい者の社会参加として

 障がいのある方のニーズを把握し、的確なサービスが受けられるように、相談支援体制の充実に努め、地域で自立した日常生活を営むことができるよう、環境づくりに取り組んでまいりますとともに、新たに策定した清水町障がい福祉計画の目標値の実現に向けて努力してまいります。

◆すべての世代が交流し支え合うまちづくり

 少子高齢化が進展し、個人の価値観や生活スタイルが変化をしても、人々が互いに支え合う関係は、いつの時代でも大切であります。

 このため、人々に優しいまちづくりを目指して、ボランティア活動を普及し、団体への活動を支援するとともに、町内会などと協力して異世代が集う交流の場を提供してまいります。

◆ まちぐるみで子育て世帯を支え応援するまちづくりとして

 本年4月からの子ども・子育て支援新制度により、未来を担う子ども達が心豊かに成長し、親が安心して子育てできる環境を整備していくことが大切であります。

 このため本年度は、保護者負担軽減のために、保育料第2子以降の無料化の拡充と、多様化する就労形態に対応するために、保育所での延長保育、学童クラブの延長育成を行い、各施設も計画的に整備してまいります。

 また、子どもの発育や発達への支援につきましては、「きずな園」での早期発見、相談体制の充実など、適切な療育ができるよう引き続き取り組んでまいります。

◆安心して暮らせるまちづくりとして

 雇用環境の厳しさがある中で、清水高等学校の町内外での就職率が好調を維持していることは、喜ばしいことであります。

 季節労働者や再雇用を希望する方へは、ハローワークとの連携により雇用情報を提供し、十勝北西部通年雇用促進協議会の事業による通年雇用化に向けた働きかけを継続してまいりますともに、建設現場等の厳しい労働環境における事故防止の観点から、建設業協会とともに労働安全の啓蒙に努め、事故のない安全な職場環境の実現に努めてまいります。

 

3 新しい次代を担う人材を育むまちづくり

◆ 家庭・学校・地域がともに推進する教育のまちづくりとして

 未来を担う子どもたちが、心豊かにたくましく成長し、健やかに充実した生活を送ることは、私たちの願いであり、使命でもあります。

 幼児教育につきましては、特色ある教育課程を編成し、幼児一人ひとりの発達段階に応じた教育と、豊かな心の育成を図ってまいります。

 教育の振興としましては、家庭、学校、地域ぐるみでのしみず「教育の四季」の宣言から10年を迎えるにあたり、より一層の浸透を図るため講演会等を開催するとともに、清水中学校大規模改修工事、地元産食材を利用した学校給食の提供やスクールバスの更新等、教育環境の充実を図ってまいります。

 さらに、総合学科先進校として特色ある教育活動を展開している清水高等学校との連携を強化してまいります。

◆文化とスポーツ・レクリエーションに親しむまちづくりとして

 芸術・文化は、人々に感動や生きる喜びをもたらし、さらなる創造性を育みます。

 町民の皆さんが、心にゆとりと潤いが得られるよう、芸術・文化に触れる機会を提供するとともに、文化の継承活動を支援してまいります。

 また、心身ともに健康であるために、軽スポーツの普及やスポーツに親しむ機会を提供し、体を動かす習慣を身に付ける事業を進めてまいります。

◆ 学びの成果を活かすまちづくりとして

 まちづくりは「人づくり」であり、各種学習機会の提供や「しみず読書の日」の浸透を図り、学びの成果がまちづくりに活かされるよう努めてまいりますとともに、まちづくりを進める魅力ある人材の育成を推進してまいります。

 また、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の一部改正に伴い、総合教育会議にて大綱を策定するとともに、教育の政治的中立性、継続性・安定性を確保しつつ、教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築、教育委員会との連携をさらに強化してまいります。

 

4 町の資源を活かした活力あるまちづくり

◆クリーンな農業と資源循環型のまちづくりとして

 TPP参加交渉については、農業を基幹産業とする本町の命運をかけて、断固反対していかなければならないものと考えております。農業における食料の安定供給は勿論のこと、関連する多くの企業が地域経済や社会を支える重要な役割を担っており、安全で良質な農畜産物の生産確保に向けて、各種施策を実施してまいりますとともに、家畜ふん尿の有効利用によりクリーンな農業を推進してまいります。

 さらに、担い手対策につきましては、農業塾による担い手の技能向上を図るとともに、ホームページ等を活用しながら花嫁対策事業を推進してまいります。

また、食育を通して、心身の健康を守り、豊かな食文化を継承していくことが重要であり、関係団体の協力を得ながら食育計画を推進してまいります。

◆経営基盤の確立と後継者が働きやすいまちづくりとして

 持続的な畑作農業の推進に向けた合理的な輪作体系の確立と畑作振興事業、独自ブランドの確立に向けた支援、自給飼料増産対策事業を引き続き実施し、飼料の自給率を高め経営の安定化を図ってまいりますとともに、酪農経営の大型化に伴い、乳牛の育成期におけるコスト低減や労働力の軽減を図るため町営育成牧場の円滑な運営に努めてまいります。

 さらに、農業基盤整備につきましては、異常気象に負けない強い農業づくりに向けた基盤整備事業を推進し、農産物の生産性を高めてまいります。

 また、家畜伝染病の発生防止対策につきましては、今後とも関係機関と連携を図りながら、万全な防疫体制をとるとともに自衛防疫の普及啓発を行うなど指導徹底に努めてまいります。

◆まちの資源を活かした産業の振興と連携の促進

 地域資源を活かした付加価値の高い特産品の開発及び産業創出を目指す事業の展開や運営などに支援をしてまいりますとともに、既存の企業に対し低率な融資制度や店舗開店等支援事業補助金の活用により起業を目指しやすい環境を整えてまいります。

 また、工場の新増設は、雇用確保に伴う定住を促進し、経済効果をもたらすため、今後も立地企業などを支援していくとともに、起業・雇用促進事業補助金制度を推進しながら、起業しやすい環境を整えてまいります。

◆商業の活性化と異世代が集う多機能型まちづくりとして

 長引く景気低迷や消費税増税の影響による個人消費の減退が著しく、さらに消費購買行動の町外流失もあり、商工業全般において極めて厳しい現状が続いております。

 このような状況の中、関係団体とともにイベント等の開催により、中心市街地の賑わいを創出する取り組みを進め、子どもから高齢者までが安心して買い物ができる体制を進めてまいります。

 また、住宅リフォーム・太陽光発電システム導入奨励金及び農業施設整備奨励金事業を継続し、国における地域住民生活等緊急支援のための交付金事業を取り入れ、地元消費の拡大及び地域経済の活性化を目指し、厳しい商業環境の向上に努めてまいります。

◆地域の資源を活かした観光産業の創出として

 地域おこしを目指す十勝清水牛玉ステーキ丼地域活性化協議会は、「新・ご当地グルメグランプリ」で2連覇するなどの活躍により、これまでに道内外の方々が本町を訪れるきっかけとなり、さらに「ジャパンフードフェスタ2014(第2回地場もん国民大賞)」において、牛とろフレーク(牛とろ丼)が銀賞を受賞し、本年5月ミラノ万博で世界に発信されることになりましたことは、町民の誇りであり、関係者皆様のご努力に敬意を表するところであります。

 これら「食」による交流人口の増加と物産加工産業の振興は、今後の観光資源再生基本構想を進展に導く基本ビジョンの要素のひとつとして進めてまいります。

 

5 みんなで創る協働のまちづくり

◆町民誰もが参加する協働のまちづくりとして

 広報紙や町ホームページは、よりわかりやすい掲載方法や町民視点に立った情報提供に努め、まちづくりの資料となるよう各種広報活動の充実に取り組んでまいります。

 また、いきいきふるさとづくり寄附条例は、本町出身者や本町にゆかりのある方々から寄附をいただいており、今後も寄附者の意向を十分反映できるよう適切な活用に努めてまいります。本年度は一定額を寄附された方々への町内特産品贈呈制度を拡充し、特産品の魅力を発信してまいります。

 さらに、本町で活動したいという都市住民を受け入れ、地域の課題解決や地域の活性化に資するため、地域おこし協力隊を増員し、定住・定着や地域力の維持・強化を図ってまいります。

 また、移住定住促進事業につきましては、今後も積極的なPR活動と移住体験住宅を活用した生活体験事業などを通して、関係団体と一体となった移住施策を推進してまいります。

◆ 効率的でわかりやすい行政運営として

 住民が地域のことを自ら考え、その総意に基づいて最善策を判断し実践していく住民自治の充実が必要であり、町民がより参加しやすい環境の整備に努めてまいります。

 昨年、我が国の人口減対策として、「まち・ひと・しごと創生法」が公布され、国の長期ビジョンや総合戦略が示されたところですが、本町においても人口減対策は重要な課題であり、本年度は、総合戦略としての計画策定に取り組んでまいります。

 自主財源の確保につきまして、個人町民税では、農業所得は生産が上がっているものの資材経費の高騰もあること、給与所得については伸びる要因が少ないことなどを参酌したところですが、前年度実績などを勘案したところです。

 また、法人町民税につきましては、景気回復は上向きつつあると言われているところですが、税率改正の影響もあることから微増を見込み、固定資産税につきましても、土地評価替えの影響や償却資産の取得の減少があるものの農業施設等の建物の新築があることから、前年度と比較し増額としました。

 軽自動車税につきましては、四輪車の登録が伸びていることと税率改正のため増額とし、町たばこ税につきましては、喫煙者が減少傾向にありますので、減収を見込んだところです。

 なお、収納対策につきましては、早期の自主納税の推進に努めるとともに、十勝市町村税滞納整理機構とさらなる連携を図りながら、適切な滞納整理に取り組み、徴収率の一層の向上に努めてまいります。

◆ 広域行政の推進として

 十勝管内の消防本部を一つにする消防広域化につきましては、5月に新たな組合を設立し、来年4月の消防事務の開始に向け準備を進めるとともに、消防救急デジタル無線の共同整備と、高機能指令センターを整備してまいります。

 また、定住自立圏構想の取り組みにつきましては、現在の共生ビジョンが本年度で終了することから、これまでの検証と課題を踏まえ、平成28年度から5年間の次期共生ビジョンの策定を進めてまいります。

また、「フードバレーとかち」における産業振興等の事業を具体的に進め、十勝圏全体の発展に資する取り組みに努めてまいります。

 

Ⅳ むすびに

 以上、平成27年度の町政運営にあたり、方針と施策の一端を申し上げましたが、TPP交渉の行方も報じられることが少なくなり、歴史的な農協改革の推進や農業委員制度に抜本的な改革も取りざたされ、町の基盤産業である農業に大きな変革の風が吹こうとしています。

 これからの難しい時代を生き抜くためには、何事も挑戦していく精神と、諦めない強い意志が必要です。

 次代を担う子どもたち、そしてまた、これまでこのまちを支えてきた先輩方、全ての町民の皆様が住み続けられる、住んで良かったと思えるまちづくりに向かって全力で取り組んでまいりますので、議員の皆様をはじめ、町民の皆様の深いご理解とご協力をお願い申し上げ、町政執行方針を結ばせていただきます。

 

平成27年3月10日

清水町長  高 薄  渡

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

議長(加来良明) ここで休憩します。      (午前10時58分)

 

議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時10分)

 

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議長(加来良明) 日程第7、教育行政執行方針について、教育委員会委員長より平成27年度教育行政執行方針を述べていただきます。

 教育委員会委員長。

 

教育委員長(三澤吏佐子) 

Ⅰ はじめに

 平成27年第2回清水町議会定例会の開会にあたり、清水町教育委員会の所管行政の執行に関する主要な方針について申し上げます。

 4月1日から施行される、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律」に伴い、教育の政治的中立性、継続性・安定性を確保しつつ、地方教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築、町長部局との連携を強化してまいります。

 清水町教育委員会といたしましては、教育理念を「心響」、実践指標を"しみず「教育の四季」"とし、町民総ぐるみで「心かよわせ、互いに響き合う感性豊かな教育」を推進してまいります。

 

Ⅱ 学校教育の推進

 確かな学力、豊かな心、健やかな体を育むため、バランスのとれた教育を進めてまいります。

 本町を愛し、優しさと勇気を持ち、地域の発展に貢献できる子どもを育てるため、学校における全ての「教育力」を結集し、「学校力」を高め、子ども一人ひとりが意欲的に学びあい、可能性を伸ばす教育を推進してまいります。

 また、学校施設の整備に努めてまいりますが、本年度は施設の老朽化により清水中学校の大規模改修事業を実施してまいります。

 

1 しみず「教育の四季」の推進

 清水町の厳しくも美しい自然の中で、家庭・学校・地域が一体となって感性あふれる表情豊かな子どもを育てるために、"しみず「教育の四季」"を宣言してから10年を迎えます。

 この取組を、教育の今日的課題を解決するための本町の特色ある活動として実践してまいります。

 

2 確かな学力の育成

 分かりやすい授業を展開するために、教職員の授業力の向上に向けて校内外の研修体制の充実や指導方法の工夫改善に努めてまいります。

 また、学ぶ意欲を高め、学習習慣を身に付け、思考力・判断力・表現力など「生きる力」を育成するための学習活動の充実を図ってまいります。

 さらに、教材や備品、学校施設の整備を行い、学びの環境の充実に努めてまいります。

 

3 学力向上支援プランの推進

 全国学力・学習状況調査などの調査結果で明らかになった成果や課題を踏まえ、学校での授業改善の取組などに活かしてまいります。

 また、学習習慣の定着や生活習慣の確立など家庭教育にかかわる面も多いことから、学校と家庭との連携に努めてまいります。

 

4 豊かな心と健やかな体を育む教育の推進

 生命を大切にする心、思いやりの心、感謝の心、互いに支え合う心など、子どもたちの規範意識や倫理感を育むため、家庭・学校・地域が一体となって、発達段階に応じた道徳教育や、奉仕・体験活動などの推進を図ってまいります。

 なお、いじめについては、「いかなる理由があろうと、人間として絶対に許されない」という認識に立ち、その未然防止、早期発見、早期対応に努め、命を大切にする指導や教育相談、スクールソーシャルワーカーの活用を充実してまいります。

 また、子どもたちの活動の源となる体力の向上や、健康の増進について、学校の教育活動全体での指導と合わせて家庭や地域との連携を図ってまいります。

 

5 子どもの安心・安全教育の推進

 子どもたちが事故や事件に巻き込まれないように安全教育を進めるほか、登下校時における通学路等のパトロールボランティアの協力を得るなど、保護者や地域ぐるみの取組を推進してまいります。

 また、防災教育や情報モラル教育につきましても、子どもたちの発達段階に応じ、家庭、学校との連携した指導を図ってまいります。

 

6 特別支援教育の推進

 特別に支援を必要とする児童生徒一人ひとりの教育的ニーズに応じた指導や支援に努め、特別支援教育支援員の配置などにより支援体制の充実を図るとともに、関係機関との連携を推進してまいります。

 

7 幼保小中の連携の推進

 幼児と児童との交流活動や教師など関係者の連携した取組により、なめらかな接続を進める幼保・小の連携は重要と考えております。

 なお、昨年度から実施している小学校低学年からの外国語活動につきましても、幼稚園、保育所と連携した活動を実施してまいります。

 また、教育課程の連続性を踏まえ、小学校と中学校の連携についても進めてまいります。

 

Ⅲ バスの運行及び学校給食の運営方針

1 スクールバス等の運行

 スクールバスにつきましては全路線を運行委託していますが、引き続き遠距離児童・生徒の通学手段として安全な運行に努めてまいります。

 また、本年度も中型バス1台の更新を行ってまいります。

 

2 学校給食の推進

 学校給食につきましては、地元産の食材を多く利用したメニューを取り入れ、子どもたちが食に興味や関心を高められる食育活動を進めてまいります。

 そして何よりも安全で信頼される、学校給食を提供するよう努めてまいります。

 

Ⅳ 社会教育の充実

 町民が充実した生活を送るため、学びの環境整備に努めるとともに、それぞれのライフステージに応じた多様な学びの場を提供し、学んだ成果をまちづくりに生かすことができる社会の実現を目指してまいります。

また、文化センターにつきましては、耐震診断の結果を受け、施設改修に向けた検討を行うとともに、町民野球場を本年度から2か年で改修し、町民水泳プールにつきましては改築に向け、基本設計を行ってまいります。

 

1 社会教育活動の推進

 各種活動団体の情報を発信し、団体活動の活性化を図るとともに、公民館講座の充実に努め、学ぶ意欲を引出し、いきいきとした地域社会に繋がる事業を展開してまいります。

 公民館につきましては、町民の皆さんが気軽に利用していただける社会教育活動の拠点として、その運営に努めてまいります。

 

2 文化芸術活動の推進

 町民一人ひとりが心豊かに潤いのある生活を送るため、子どもから大人まで、文化芸術に触れる機会並びに芸術鑑賞の場を提供するとともに、伝統文化の継承に努めてまいります。

 

3 スポーツ・レクリエーション活動の推進

 各年代やそれぞれの体力に応じた、「町民一人1スポーツ」を目指し、スポーツ推進委員並びに関係機関の協力をいただきながら、町民の皆さんの健康づくりを推進してまいります。

 

4 図書館の運営

 地域の情報の拠点として、住民の生涯学習の支えとなるように、また町民の読書要求と学習意欲に応えられる資料を収集・提供してまいります。

 子どもたちの読書活動につきましては、学校図書館との連携を深め、移動図書館を通じて多くの本に親しんでもらう機会を提供し、読書サービスの充実に努めております。

 しみず「教育の四季」推進協議会で、毎月19日は「読書の日」と定められましたので、図書館でも本にちなんだ「読書の日クイズ」など、色々な世代に、本に興味を持ってもらえる事業を展開し、「町民のふれあいの場」としての図書館を目指してまいります。

 

Ⅴ むすびに

 以上、平成27年度の教育行政執行に関する主要な方針について申し上げました。

 本年度も本町の教育・文化・スポーツの振興と生涯学習社会の構築に最善の努力を傾けてまいりますので、議員並びに関係各位の温かいご支援と積極的なご協力をお願い申し上げま

す。

 

平成27年3月10日

清水町教育委員会 委員長 三澤 吏佐子

 

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議長(加来良明) 日程第8、議案第13号、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定について、議案第14号、教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例に関する条例の制定について、議案第16号、清水町農業委員会事務処理手数料条例の制定について、議案第19号、清水町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第21号、清水町立清水幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例の制定について、議案第23号、清水町保育所条例の一部を改正する条例の制定について、議案第24号、清水町へき地保育所条例の一部を改正する条例の制定について、議案第26号、清水町学童クラブ育成料徴収条例の一部を改正する条例の制定について、議案第27号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第30号、平成27年度清水町一般会計予算の設定について、議案第31号、平成27年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、議案第32号、平成27年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、議案第33号、平成27年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、議案第34号、平成27年度清水町水道事業会計予算の設定について、議案第35号、平成27年度清水町下水道事業会計予算の設定について、以上15件を一括議題とします。

 提案者より、提案理由の一括説明を求めます。

 副町長。

 

副町長(金田正樹) 平成27年度の予算をご審議お願いするにあたりまして、概要を申し上げます。

 なお、条例の一部改正等につきましては、別途説明をさせていただきます。

 事前に資料といたしましてA4横版の予算に関する資料、20頁のものになっております。それと、A4縦版の平成27年度予算に関する資料の説明、これは両面1枚のものでございます。これをお配りさせていただいております。

 予算に関する資料、A4横版に沿って説明させていただきますが、資料の説明と見比べながらご覧いただきたいと思います。

 予算に関する資料の1頁をお開き願います。

 平成27年度の清水町予算(案)総括表といたしまして、一般会計及び特別会計、企業会計の予算額を前年度と比較するかたちで掲載しております。

 一般会計、3特別会計及び2企業会計の予算総額は12,041,700千円で、前年度比997,400千円、9%の増となったところでございます。

 一般会計の予算につきましては、8,190,000千円で、前年度比600,000千円、7.9%の増です。

 概要につきましては、2頁の平成27年度の一般会計予算(案)歳入歳出対比でご説明いたします。

 特別会計につきましては、国民健康保険特別会計は1,577,000千円で、保険財政共同安定化事業の制度改正による拠出金増等によりまして、前年度比200,000千円、14.5%の増でございます。

 後期高齢者医療保険特別会計は、159,800千円で、後期高齢者医療広域連合納付金、これらの増によりまして、前年度比2,200千円、1.4%の増となりました。

 介護保険特別会計は1,076,000千円で、事業者負担や介護報酬引き下げの制度改正による保険給付費の減等によりまして、前年度比56,000千円、4.9%の減でございます。

 なお、介護保険料につきましては改定でございますが、保険料基準額で月額4,500円から5,100円引き上げをするものとなっております。

 次に、水道関係の会計につきましては、平成27年度より簡易水道事業、公共下水道事業、集落排水事業につきましては公営企業法の適用会計に移行するものとなっております。

 まず、水道事業会計でございますが、前年度までの上水道事業会計と簡易水道事業特別会計を統合した会計となります。収益的支出と資本的支出を合わせました予算は、446,200千円で、簡易水道事業の統合による減価償却費の計上等によりまして、前年度の上水道事業会計と比較して248,100千円、125.2%の増でございます。

 下水道事業会計につきましては、前年度までの公共下水道事業特別会計と集落排水事業特別会計を統合した会計となります。収益的支出と資本的支出を合わせました予算は592,700千円となります。

 2頁にまいりまして、平成27年度の一般会計予算(案)の歳入歳出対比表でございます。

 一般会計の歳入歳出をそれぞれ款別で掲載しております。

 一般会計の試算額は、先ほど申し上げましたとおり8,190,000千円で、前年度比600,000千円、7.9%の増となります。

 主な点を申し上げますと、歳入では保育料の第2子以降無料化の制度拡充、12款、分担金及び負担金で15,799千円の減となっております。また、歳出におきましては清水中学校の大規模改修事業、橋梁補修・道路改良舗装整備工事、町民野球場改修工事の予算計上が前年度比増の主な要因となっております。

 予算に関する資料の3頁以降につきましては、3~4頁は一般会計の款別歳出予算額と特定財源内訳、一般財源内訳を記載しております。平成27年度の一般会計予算(案)の総括表、5頁は一般会計予算(案)の款別節別集計表、6頁から11頁までは一般会計の主な事業、12頁には特別会計の主な事業、13頁には一般会計繰出金等の内訳、14頁は平成16年度からの債務残高、基金残高の状況、15頁は平成27年度からの地方債・債務負担行為年度別償還予定表、16頁以降は複数年度での実施を計画する大型事業につきまして記載をしました主要事業施策シートとなってございます。

 以上、簡単ですが、平成27年度の予算の概要につきまして申し上げました。関連条例とともに、よろしくご審議をお願い申し上げます。

 

議長(加来良明) おはかりします。

 ただいま、議題となっています15件の議案につきましては、議長を除く12人の委員で構成する「平成27年度予算審査特別委員会」を設置し、これに付託し、審査することにしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、一括議題となっております15件の議案につきましては、議長を除く12人の委員で構成する「平成27年度予算審査特別委員会」を設置し、これに付託し、審査することに決定しました。

 

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議長(加来良明) 日程第9、議案第17号、清水町課設置条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 総務課長。

 

総務課長(小笠原清隆) 議案第17号につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。

 清水町課設置条例につきましては、例規集第1巻1,503頁に登載してございます。

 今回の改正につきましては、行政サービスの向上と住民にわかりやすい組織とするため、見直しを行うものでございます。

 お手元にお配りいたしました議案説明資料9-1をご覧いただきたいと思います。

 課設置条例の一部改正に関する機構対照表でございます。

 機構対照表の左側が改正後の組織、右側が改正前の現行の組織でございます。全体に申し上げますと、現行8課を10課に2つの課の増となります。更に、一部事務分掌の移行を行うものでございます。

 まず、行政サービスの向上の視点から、町民生活課の「国保係」の名称を「保険係」に改めまして、現在、保健福祉課介護高齢者保険係で担っております、後期高齢者医療保険に関する事務を保険係に移動させます。健康保険に関する事務を一元化したいと存じます。これに伴いまして、「介護高齢者保険係」の名称を「介護保険係」に改めます。更に、産業振興課から商工観光部門を分課させまして、専門性と機動力の強化を図るため、商工観光課を新たに設置いたします。なお、商工部門が抜けることから「産業振興課」の名称を「農林課」に改称いたします。商工観光課には、現在、商工観光係で担っている事務分掌を二分し、商工労政係と観光振興係の2つの係で担うとともに、商工労政係には庶務規程で定めのある、企画の方で事務分掌となっております、企業立地及び経済活性化に関する事務を移動させまして、地元事業者と新たな企業の窓口を統一化し、総合的に商工振興を図ります。

 また、観光振興係にも、現在、企画統計係が担っている、移住・定住促進及び交流連携事業に関する事務を移行し、総合的に定住に結びつける体制を整えていきます。

 次に、住民にわかりやすい組織の視点から、都市施設課から水道部門を分課させ、簡易水道、下水道、集落排水が企業会計に移行することから、その専門性の向上を図るため水道課を新たに設置いたします。なお、水道部門が抜けることから、「都市施設課」の名称を「建設課」に改称し、住民にわかりやすい組織といたします。

 以上、8課が10課と2課増えまして、係では31係が32係と1係増となってございます。

 附則といたしまして、この条例は平成27年4月1日から施行いたします。

 以上、議案第17号の提案理由とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

議長(加来良明) これより、議案第17号、清水町課設置条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

議長(加来良明) 日程第10、議案第29号、清水町教育特区学校審議会条例を廃止する条例の制定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 企画課長。

 

企画課長(松浦正明) 議案第29号、清水町教育特区学校審議会条例を廃止する条例について、提案理由の説明を申し上げます。

 例規集では第2巻、881頁から登載されております。なお、お配りしております、議案説明資料の137頁から139頁までに新旧対照表として載せてありますので、ご覧ください。

 教育特区学校審議会は、構造改革特区法に基づいて設置認可した、株式会社立の北海道芸術高等学校について、毎年度、学校の教育や運営並びに施設等の評価などを行うために開催しております。

 北海道芸術高等学校の教育特区による学校廃止につきましては、行政報告で申し上げたとおり、本年3月31日で株式会社立の学校が廃止されます。教育特区学校としての同学校の廃止及び今後新たな設置が見込まれないため、認可等の諮問を行うための教育特区学校審議会を廃止するものでございます。

なお、附則といたしまして、この条例の施行期日は平成27年4月1日とする。また、本審議会の廃止や特区学校の廃止に伴う非常勤職員の報酬及び費用弁償条例の一部改正としまして、報酬額を規定する別表1その2のうち、教育特区学校審議会及び特別免許状検定審査会を削除するものでございます。

以上、提案理由の説明とさせていただきましたので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

 

議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

議長(加来良明) これより、議案第29号、清水町教育特区学校審議会条例を廃止する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。

 

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議長(加来良明) 日程第11、議案第38号、損害賠償の額の決定及び和解について、議案第5号、平成26年度清水町一般会計補正予算(第13号)の設定について、議案第6号、平成26年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の設定について、議案第7号、平成26年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第5号)の設定について、議案第8号、平成26年度清水町介護保険特別会計補正予算(第5号)の設定について、議案第9号、平成26年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第10号、平成26年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第11号、平成26年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第12号、平成26年度清水町上水道事業会計補正予算(第5号)の設定について、以上9件を一括議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 初めに、議案第38号について、都市施設課長。

 

都市施設課長(越井義樹) 議案第38号、損害賠償の額の決定及び和解につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 本件につきましては、先ほど行政報告をさせていただきました除雪車両による物損事故にかかります、損害賠償であります。この事故の内容及び原因につきましては、行政報告をさせていただきましたとおりでありますが、平成27年2月1日午後3時50分頃、町の除雪委託業者の除雪車両が前日からの発達した低気圧の強風により生じた吹き溜まり解消のための除雪作業中に、清水町字御影南1線64番2地先の道道熊牛御影線において、方向変換をするため後退したところ、運転を誤って北海道釧路方面公安委員会所有の信号柱に接触して破損させたものであり、除雪車両が十分な確認を行わなかったために発生したものであります。

 損害賠償の額につきましては、町の責任を100%として相手方の信号柱の修繕にかかります費用864千円をお支払いすることで、相手方、住所、釧路市黒金町10丁目5番地1、北海道釧路方面公安委員会と協議を済ませたところであり、議決をいただいた後に示談書を取り交わすこととなっております。

 なお、本件にかかります賠償費につきましては、本定例会に補正予算を提案させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上、説明とさせていただきます。

 よろしくお願いいたします。

 

議長(加来良明) 次に、議案第5号から議案第12号までについてを副町長。

 

副町長(金田正樹) 補正予算関係の説明をさせていただきます。

 まず、議案第5号、平成26年度清水町一般会計補正予算(第13号)の設定について、ご説明を申し上げます。

 総額から153,956千円を減額し、それぞれの総額を8,560,529千円とするものでございます。

 歳入よりご説明を申し上げます。10頁をお開き願います。

 10款1項1目、地方交付税につきましては、国の補正予算(第1号)に伴い、平成26年度普通交付税の調整減額分が追加交付となりましたことから3,478千円を追加するものでございます。

 12款1項1目、民生費負担金及び13款1項3目、農林業使用料につきましては、歳入決算見込みによりまして、それぞれ予算を補正するものでございます。

 なお、牧場使用料につきましては、冬季舎飼頭数の増加によりまして8,135千円の追加となります。

 11頁にまいります。

 14款1項1目、民生費国庫負担金につきましては、児童手当給付額の決定見込みによりまして、国庫負担金を6,493千円減額するものでございます。

 2項1目、民生費国庫補助金につきましては、当初、道補助金で予算計上しておりました、子育て支援対策事業費補助金が国庫補助金の保育緊急確保事業補助金に制度が移行されまして、補助金の交付決定がありましたことから、それぞれ予算を追加するものでございます。

 2目、衛生費国庫補助金につきましては、がん検診推進事業費の確定によります、疾病予防対策事業費等補助金230千円の減額です。

 3目、土木費国庫補助金、1節、土木費総務費補助金につきましては、住宅耐震診断及び改修費にかかる補助金でございます。補助対象がなかったことにより162千円を減額するものでございます。

 2節、住宅管理費補助金につきましては、町営住宅建替事業にかかる補助金です。補助対象事業費の確定により13,370千円を追加するものでございます。

 4目、教育費国庫補助金、3節、文化会館費補助金につきましては、文化センター耐震診断にかかる補助金です。事業費確定による194千円の減額でございます。

 6目、総務費国庫補助金につきましては、補助金交付額の確定により、社会保障税番号制度システム整備費補助金102千円の減額でございます。

 12頁にまいります。

 14款3項1目、総務費国庫委託金につきましては、選挙執行経費の確定に伴い、衆議院議員選挙事務委託金1,180千円を減額するものです。

 15款1項1目、民生費道負担金につきましては、児童手当給付額の決算見込みにより、道負担金を1,231千円減額するものございます。

 2項2目、民生費道補助金、5節、児童福祉総務費補助金及び6節、保育所運営費補助金につきましては、先ほどの国庫補助金でご説明いたしましたとおり、道補助金での予算計上の子育て支援対策事業費補助金が国庫補助金の保育緊急確保事業補助金に請託をされたことによりまして、それぞれ予算を減額するものでございます。

 8節、学童クラブ運営費補助金につきましては、補助対象経費の確定により、放課後子ども教育推進事業費補助金330千円を減額するものでございます。

 4目、労働費道補助金、13頁にまいりまして、5目、農林業費道補助金、7目、土木費国庫補助金につきましては、いずれも補助対象経費の確定により、それぞれ補助金を減額するものでございます。

 13頁の一番下の段になります。

 16款1項1目、財産貸付収入につきましては、建物貸付料の決算見込みによる補正でございます。

 2目、利子および配当金につきましては、8番、出資配当金以外は各基金の利子につきまして、決算見込みによる増減。

 8番、出資配当金につきましては、清水町森林組合出資者配当金の確定によりまして448千円の追加でございます。

 14頁にまいります。

 17款1項2目、特定寄附金につきましては、いきいきふるさとづくり寄附、12件の受領に伴う特定寄附金810千円の追加でございます。

 20款4項3目、雑入、3節3番、自動車事故共済金につきましては、行政報告をいたしました除雪車両による物損事故にかかります保険共済費864千円の追加でございます。

 その他につきましては、それぞれ決算見込みによる減額でございます。

 21款1項、町債につきましては、事業費の確定に伴う起債借入の減額により、それぞれ減額補正をするものでございます。

 15頁にまいりまして、歳出の補正でございます。

 1款1項1目、議会費につきましては、議員1名の減により、報酬で1,145千円、期末手当で558千円を減額するものでございます。

 2款1項1目、一般管理費につきましては、それぞれ事業費確定による不用額の減額でございます。

 一番下になります。

 3目、財産管理費につきましては、基金利子収入の増額に伴う学校施設整備積立金1千円の追加でございます。

 16頁にまいります。

 2款1項6目、企画費につきましては、いきいきふるさとづくり基金寄附の受領及び基金利子の収入の増加に伴いまして、いきいきふるさとづくり積立金811千円の追加でございます。

 11目、電子計算費、12目、情報化推進費、17頁にまいりまいて、4項1目、選挙管理委員会費、3目、町議会議員選挙費、18頁にまいりまして、5目、衆議院議員選挙費につきましては、事業費確定に伴い、それぞれ不用額を減額するものでございます。

 19頁の下の段にまいります。

 3款1項3目、老人福祉費につきましては、特別会計の補正予算に伴いまして、繰出金1,352千円を減額するものでございます。

 5目、在宅支援費につきましては、臨時職員の共済費、賃金につきましての不用額を減額するものでございます。

 20頁にまいります。

 2項1目、児童福祉総務費、21頁にまいりまして、2目、保育所運営費につきましては、特定財源のみの補正でございます。

 22頁にまいります。

 3目、児童措置費につきましては、給付額の決算見込みにより、児童手当8,500千円を減額するものでございます。

 5目、学童クラブ運営費につきましては、臨時職員の共済費、賃金、代替職員の賃金につきまして、不用額を減額するものでございます。

 4款1項1目、保健衛生総務費につきましては、2つの特別会計の補正予算に伴いまして、国保会計で2,836千円を追加し、後期高齢者会計で1,033千円を減額するものでございます。

 23頁でございます。

 2目、保健予防費、5款1項1目、労働諸費、24頁にまいりまして、6款1項2目、農業総務費、3款、農業振興費、25頁の下、4目、畜産業費、26頁の上段までかかります、5目、牧場費につきましては、それぞれ事業費確定等によります減額補正となっております。

 26頁の上から2段目、6目、土地改良事業費につきましては、特定財源の補正でございます。

 7目、御影農業用水管理費につきましては、事業費確定による不用額の減額でございます。

 8目、集落排水事業費につきましては、特別会計の予算補正に伴う繰出金201千円の減額でございます。

 27頁にまいります。

 7款1項1目、商工振興費、8款1項1目、土木総務費、28頁に進みまして、2項1目、道路維持費につきましては、それぞれ事業費確定による不用額の減額でございます。

 2目、除雪対策費につきましては、除雪車両による物損事故にかかります賠償金864千円の追加でございます。

 4項3目、公共下水道費につきましては、特別会計の予算補正に伴う繰出金1,802千円の減額でございます。

 29頁にまいります。

 5項1目、住宅管理費につきましては、特定財源の補正でございます。

 2目、住宅建設費につきましては、清和団地建替事業費の確定による不用額の減額でございます。

 29頁の下段から30頁の上段にかかります。

 9款1項1目、消防負担金につきましては、西十勝消防組合の予算補正に伴い、負担金132,381千円を減額するものでございます。

 なお、清水消防庁舎建設事業分では、工事管理委託料、工事請負費の確定並びに平成26年度の支払い分の工事請負費の減額により130,311千円減額となっているところでございます。

 30頁の中段でございます。

 10款1項2目、教育振興費につきましては、コンピュータ教育事業並びに就学奨励事業につきまして、事業費確定による不用額の減額でございます。

 3目、教員住宅費につきましては、特定財源の補正でございます。

 31頁の中段からになります。

 10款5項3目、文化会館費、6項2目、体育施設費につきましては、事業費確定により、それぞれ不用額を減額するものでございます。

 32頁の下段、13款1項1目、行政費、8節10番、臨時職員退職報奨金につきましては、該当職員の増によりまして950千円を追加するものでございます。

 その他につきましては、決算見込みによる不用額の減額でございます。

 33頁の下段になります。

 2項1目、基金費につきましては、25節11番、減債基金積立金につきましては、基金利子収入の増額により、積立金16千円を追加するものでございます。

 同じく12番、公共施設建設等基金積立金につきましては、今回の補正予算の調整額40,362千円を基金積立金として追加するものでございます。

 なお、本補正後の基金の残高は3,133,587千円の見込みでございます。

 34頁から36頁までは、今回の補正予算にかかります給与費明細書となっておりますので、説明は省略をさせていただきます。

 次に、地方債の補正予算につきまして説明いたします。5頁までお戻り願います。

 第2表、地方債補正です。先ほど、歳入予算で申し上げましたが、今回の補正予算では、地方債の減額補正を計上しております。地方債の限度額につきましても、これに合わせて変更するものでございます。

 過疎対策事業につきましては、農村浄化槽設置推進事業、企業立地促進事業、消防施設整備事業の町債減額に伴いまして、限度額を166,600千円から159,500千円に7,100千円引き下げをいたします。

 公営住宅建設事業につきましては、限度額を142,200千円から128,600千円で13,600千円の引き下げです。

 緊急防災・減災事業につきましては、清水消防庁舎建設費用の町債減額に伴いまして、限度額を673,200千円から537,600千円に135,600千円を引き下げするものでございます。

 6頁にまいりまして、債務負担行為の補正を説明いたします。

 第3表、債務負担行為補正でございます。債務負担行為の追加といたしまして、2項目ございます。

 1つ目、清水町アイスアリーナ及び清水町御影パークゴルフ場運営管理で、期間は平成27年度から平成28年度、限度額は4,738千円でございます。

 2つ目、清水町社会体育施設運営管理で、期間は平成27年度から平成28年度まで、限度額は1,084千円でございます。

 この2項目につきましては、いずれも指定管理施設にかかるものでございます。北海道電力による電気料金の値上げにつきまして、平成27年度、平成28年度の契約をして指定管理委託料にかかる債務負担行為を設定するものでございます。

 次に、債務負担行為の変更でございます。清水消防庁舎建設事業につきまして、工事期間が2か年にわたりますことから、平成27年度分の債務負担行為を当初予算で設定をしているところでございますが、平成26年度の歳出予算と平成27年度の債務負担行為にかかる工事請負費は、入札により837,324千円となりました。工事費の出来高から平成26年度支払い分を452,418千円、平成27年度支払い分が384,906千円となりますことから、平成27年度分の債務負担行為の限度額を変更するものでございます。

 以上、一般会計補正予算(第13号)の説明でございます。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

議長(加来良明) ここで休憩します。      (午後0時03分)

 

議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時00分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

議長(加来良明) 議案第6号から説明を求めます。

 副町長。

 

副町長(金田正樹) 補正の説明を続けさせていただきます。

 議案第6号、平成26年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の設定について、ご説明を申し上げます。

 総額に2,334千円を追加し、それぞれの総額を1,428,109千円とするものでございます。

 歳入よりご説明を申し上げます。5頁をお開き願います。

 2款1項1目、療養給付等負担金につきましては、歳出における一般被保険者の療養給付費及び高額療養費の伸びによる国庫負担金の交付決定見込み額の増額分、2,240千円を増額するものです。

 2款1項2目及び5款1項1目の高額医療費共同事業負担金につきましては、交付決定見込み額の減額分として国費と道費、それぞれ1,382千円を減額するものでございます。

 7款1項1目、利子及び配当金につきましては、国民健康保険基金利子の本年度分の額確定により22千円を増額するものでございます。

 6頁をお開き願います。

 8款1項1目、一般会計繰入金につきましては、歳入歳出の財源調整分といたしまして2,836千円を追加するものでございます。

 7頁をご覧願います。歳出につきまして、ご説明をいたします。

 2款1項1目、一般被保険者療養給付費につきましては、一般被保険者の医療費の伸びにより3,000千円の追加と財源内訳の補正。

 2款2項1目、一般被保険者高額療養費につきましても同様の医療費の伸びにより、4,000千円を追加するものでございます。

 8頁にまいります。

 7款1項1目、高額医療費共同事業医療費拠出金につきましては、拠出金額の確定に伴いまして5,530千円を減額するものです。

 同じく3目の保険財政共同安定化事業拠出金につきましても、拠出金額の確定により6,394千円を減額するものです。

 9款1項1目、基金積立金につきましては、歳入同様、本年度分利子配当額の確定により22千円を追加するものです。

 9頁の下の段になります。

 10款1項3目、償還金につきましては、平成25年度の療養給付費等負担金の交付額確定による精算分6,902千円でございます。それと、平成25年度の特定健診、保健指導国庫負担金の交付額決定による精算分で312千円。それと、過年度分の財政調整交付金国庫分の交付額の確定による精算分で22千円、合わせまして、7,236千円を追加するものでございます。

 以上、国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の説明でございます。

 続きまして、議案第7号、平成26年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第5号)の設定について、ご説明を申し上げます。

 総額から615千円を減額し、それぞれの総額を157,390千円とするものでございます。

 歳入よりご説明を申し上げます。5頁をお開き願います。

 1款の後期高齢者医療保険料につきましては、2月までの賦課状況等をもとに、特別徴収で6,460千円の減額。普通徴収で6,941千円を増額するものでございます。

 2款、繰入金につきましては、広域連合への事務負担金の減額に伴いまして1,033千円の減額。

 4款、諸収入につきましては、臨時特例交付金の確定によりまして63千円を減額するものでございます。

 6頁、歳出にまいります。

 1款、総務費につきましては、歳入でご説明をいたしました臨時特例交付金の確定に伴う財源内訳の変更となります。

 2款、後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、保険料見込み額の変更に伴いまして481千円を増額し、共通経費分で1,096千円を減額するものでございます。

 以上、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第8号、平成26年度清水町介護保険特別会計補正予算(第5号)の設定について、ご説明を申し上げます。

 総額から23,884千円を減額し、それぞれの総額を1,181,201千円とするものでございます。

 歳入よりご説明を申し上げます。5頁をお開き願います。

 1款、保険料につきましては、2月までの賦課状況等をもとに特別徴収で2,630千円、普通徴収で679千円、滞納繰越処分で691千円を増額するものでございます。

 2款1項、国庫負担金同じく2項1目、調整交付金、6頁にまいりまして3款、支払基金交付金及び4款、道支出金につきましては、いずれも現在までの交付決定並びに内示額の通知に基づきまして増減をするものでございます。

 戻っていただきまして、5頁の一番下になります。

 2款2項4目、介護保険事業補助金につきましては、システム改修にかかる経費補助といたしまして918千円を追加するものでございます。

 6頁の一番下になります。

 6款1項1目、一般会計繰入金につきましては、介護給付費にかかる繰入金として3,350千円を減額し、システム改修及び介護認定審査会共同設置負担金につきまして、合わせて1,998千円を追加するものでございます。

 7頁にまいりまして、2項、準備基金繰入金につきましては、本補正の財源調整といたしまして12,886千円を減額するものでございます。

 歳出にまいります。8頁にお移り願います。

 1款、総務費、1項、一般管理費及び3項、介護認定審査会費につきましては、事務処理システム改修委託料で1,836千円、西十勝介護認定審査会負担金で人件費の変更に伴いまして1,080千円を増額するものでございます。

 2款、保険給付費につきましては、2月までの支払い実績と今後の見込みをもとに、1目、住宅介護サービス給付費、9頁の2目、地域密着型介護サービス給付費、10頁にまいりまして3目、施設介護サービス給付費、4目、居宅介護福祉用具購入費につきまして、それぞれ増減をするものでございます。

 11頁、5目、居宅介護住宅改修費以降12頁・13頁とまいりまして、1目、高額医療合算介護サービス費までは財源内訳の補正となります。

 最後になります。

 2款4項1目、特定入所者介護サービス費につきましては、実績、今後の見込みをもとに4,000千円を増額するものでございます。

 以上、介護保険特別会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第9号、平成26年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定について、ご説明をいたします。

 総額から1,802千円を減額し、それぞれの総額を307,950千円とするものです。

 歳入よりご説明をいたします。5頁をお開き願います。

 3款1項1目、一般会計繰入金につきましては、本補正予算の財源調整として1,802千円を減額するものでございます。

 続きまして、6頁をお開き願います。

 歳出につきましてご説明をいたします。

 1款1項1目、一般管理費、13節、委託料につきましては、企業会計システムの本稼働に向けた試験導入期間のため、保守委託料が不用になったことにより175千円を減額するものでございます。

 27節、公課費につきましては、平成26年度の消費税及び地方消費税の中間申告確定見込みにより46千円を追加するものでございます。

 2項1目、管渠管理費、15節、工事請負費の公共桝設置等工事費と18節、備品購入費の資産管理図GISソフトにつきましては、事業費の確定見込みによる減額でございます。

 2目、終末処理場管理費、13節、委託料につきましても、確定見込みによる不用額の減額です。

 7頁になります。

 2款1項1目、元金につきましては特定財源のみの補正でございます。

 以上、公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の説明でございます。

 続きまして、議案第10号、平成26年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第4号)の設定について、ご説明をいたします。

 総額から580千円を減額し、それぞれの額を126,186千円とするものでございます。

 歳入よりご説明をいたします。6頁をお開き願います。

 3款1項1目、事業費補助金につきましては、農業集落排水事業交付金の確定見込みによりまして179千円を減額するものでございます。

 4款1項1目、一般会計繰入金につきましては、本補正予算の財源調整として201千円を減額するものでございます。

 7款1項1目、下水道事業債につきましては、対象事業費の確定見込みにより200千円を減額するものでございます。

 続きまして、歳出についてご説明いたします。7頁をご覧願います。

 1款2項1目、管渠管理費、18節、備品購入費の資産管理図GISソフトの29千円の減額につきましては、購入費の確定見込みによる減額でございます。

 2目、排水処理場管理費、13節、委託料につきましては、2件の委託料の確定見込みによる不用額の減額でございます。

 2款1項1目、事業費につきましては、13節、委託料及び15節、工事請負費とも事業費の確定見込みによる減額でございます。

 8頁にまいります。

 3款1項1目、元金につきましては、特定財源内訳のみの補正でございます。

 恐れ入ります。3頁までお戻り願います。

 第2表、地方債の補正につきましては、先ほど歳入でご説明をいたしました集落排水事業の確定見込みに伴い、長期借入金の発行限度額を25,000千円から24,800千円に変更するものでございます。

 以上、集落排水事業特別会計補正予算(第4号)の説明でございます。

 続きまして、議案第11号、平成26年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定について、ご説明をいたします。

 総額から4,081千円を減額し、それぞれの総額を153,311千円とするものです。

 歳入よりご説明をいたします。6頁をお開き願います。

 1款1項1目、負担金につきましては、熊牛地区の給水装置の新設が1件ありましたので、負担金収入見込み額として319千円を追加するものでございます。

 6款1項1目、簡易水道事業債につきましては、美蔓浄水場ろ過機1基増設工事費の確定見込みに伴い、簡易水道事業債及び現地対策事業債の予算額をそれぞれ2,200千円減額するものでございます。

 続きまして、歳出につきましてご説明をいたします。7頁をご覧願います。

 1款1項1目、美蔓簡易水道経営費、13節14番、浄水場施設維持管理業務委託料につきましては、経費確定見込みによる減額。16節10番、原水購入費につきましても、購入費の確定見込みによる減額。18節、備品購入費及び27節、公課費につきましても決算見込みによる減額でございます。

 2項1目、施設費につきましては、美蔓浄水場ろ過機1基増設工事費の確定見込みによる3,186千円の減額でございます。

 8頁にまいります。

 3項1目、元金につきましては特定の内訳の補正でございます。

 2款1項1目、経営費、13節14番、浄水場施設維持管理業務委託料につきましては、経費確定見込みによる減額でございます。

 9頁にまいります。

 15節、工事請負費及び18節、備品購入費につきましても、いずれも水道メーター取替工事費の確定見込みによる減額でございます。

 3項1目、元金につきましては特定財源内訳のみの補正でございます。

 3頁にお戻り願います。

 第2表、地方債補正につきましては、先ほど歳入でご説明いたしました美蔓浄水場ろ過機増設に伴う施設整備事業ですが、事業費の確定見込みに伴い、長期借入金の発行限度額を49,800千円から4,400千円を減額し、45,400千円に変更するものでございます。

 以上、簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の説明でございます。

 続きまして、補正予算の最後になります。議案第12号、平成26年度清水町上水道事業会計補正予算(第5号)の設定について、ご説明いたします。

 2枚目をお開き願います。

 3行目になりますが、収益的収入及び支出の補正につきましては、水道収益費の既定額に965千円を追加し、収入総額を150,665千円とし、水道事業費用の既定額から8,902千円を減額し、支出総額を123,833千円とするものでございます。

 資本的収入及び支出の補正につきましては、資本的収入の既定額から900千円を減額し、収入総額を19,200千円とし、資本的収入の既定額から1,481千円を減額し、支出総額を65,536千円とするものでございます。

 なお、資本的支出に対し不足する財源の補てんとしまして、中段に記載しておりますが、当年度分損益勘定留保資金41,824千円、繰越利益剰余金処分額1,700千円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,812千円を充当するものでございます。

 右頁をお開き願います。

 企業債の補正につきましては、後ほど具体的にご説明をいたしますが、事業費の確定に伴い、各事業における起債の限度額をそれぞれ減額するものでございます。

 事業別の限度額は、排水管更新事業で10,200千円。排水管整備事業で2,500千円。浄水場機器更新事業で6,500千円となります。

 また、利益剰余金の処分補正につきましても資本的収支の不足分財源として予定処分する繰越剰余金額を2,055千円から1,700千円に減額補正をするものでございます。

 5頁をお開き願います。

 収益的収入及び支出の内訳についてご説明をいたします。

 収入につきましては、1款1項1目、給水収益で水道料金の決算見込み額により593千円を追加するものでございます。

 2目1節、手数料につきましては、審査手数料及び検査手数料の決算見込みにより、それぞれ追加をするものです。

 2節、負担金につきましては、新規給水工事1件分の追加でございます。

 6頁をお開き願います。

 支出の補正内訳につきまして説明いたします。

 1款1項1目4節、委託料ですが、上水道施設委託管理業務及び浄水場電気・計装設備保守点検委託業務の確定見込みに伴いまして、合わせて343千円を減額するものでございます。

 4目、減価償却費につきましては、確定見込みにより112千円の減額。

 5目、資産減耗費につきましては、有形固定資産除却費の確定見込みによりまして3千円を追加するものでございます。

 2項2目、消費税につきましては平成26年度決算見込みにより、収入額の増加に伴い、支払消費税額を650千円追加するものでございます。

 3項2目、退職手当引当金繰入額につきましては、当初、水道事業会計職員の退職手当にかかる負担金が見込まれる経費を見込んでおりましたが、一般会計におきまして追加費用負担金等を支払う場合は、計上する義務がなくなったことにより、減額をするものでございます。

 続きまして、7頁をご覧願います。

 資本的収入及び支出の内訳についてでございます。

 資本的収入、1款1項1目、上水道事業債につきましては、排水管布設替等工事費の確定に伴い、それぞれ企業債を減額するものでございます。

 8頁にまいります。

 資本的支出の補正でございます。

 1款1項1目、施設費につきましては、清水11号道路他3路線の排水管布設替等工事費及び浄水場の計測機器更新工事費の確定に伴いまして、合わせて620千円を減額するものです。

 2目、営業設備費につきましては、水道メーター更新及び新設にかかる設置費の決算見込みによりまして、合わせて861千円を減額するものでございます。

 以上、上水道事業会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。

 以上、一括しての提案説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いたします。

 

議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 7番、原紀夫議員。

 

7番(原 紀夫) 議案第5号の関係でお尋ねをさせていただきます。

 町長からの報告の中にもありましたが、除雪車両が物損事故を起こしたということで、信号を壊したということで八十数万円の補償をしておりますが、この件について疑問がございまして、昼食のときに担当課長にもお尋ねをしたんですけれども、わからないところがありますのでお尋ねをさせていただきます。

 過去、町所有の車両が事故を起こしたときに町の保険を活用して修理をしてきたという経緯があります。教育委員会のバスが電柱にぶつけて修理したということで、私は委託業者に保険をかけさせて持たせれということを主張した経緯がありますけれども、今回、土木費の中でいわれている分については、信号については釧路公安委員会の部分については補償すると。委託業者がいつも車両の損傷の部分については修理をもっているということがありましたので、このことについて、車両を担当している課それぞれで対応が違うのかどうか、1点お尋ねをさせていただきます。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 総務課長。

 

総務課長(小笠原清隆) 委託契約に際しまして、担当課によって内容が違うのかというご質問かと思いますが、内容につきましては、それぞれ担当の方でつめているところがございます。ただ、議員ご指摘のようにスクールバスの車両については町が修繕費を負担しました。土木車両については委託業者がやったということで、それぞれ契約の中身に応じて、例えば保険の掛け金などのお金がかからないようなかたちの中で、それぞれ契約を結んでいるのが現状だと思います。

 ただ、片方は町、片方は委託業者というのはどうかなという部分がございますので、そのへんは担当課といろいろ相談しながら、これから精査していきたいなというふうに考えます。

 

議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

7番(原 紀夫) たぶん、担当課長も理解をしていなかったところを見ると、まちまちというか、大方の人が変だなと思っていると思うんです。私は、なぜこういうことを言わせていただくのかというと、今回、契約の中身がそれぞれ違うというようなことを言われましたけれども、仮に軽微な破損ということでしたからいいんですが、信号や車も壊したということになったときに、果たしてそのことについて対応契約の中でしっかりうたっていればいいんですが、もしそれがないときにはえらいことになるのではないかということがありましたので、あえてここでお尋ねをさせていただいているんですが、今後、課それぞれではなくて、統一して進めていくべきものなのかも含めて検討願えるということですか。

 

議長(加来良明) 副町長。

 

副町長(金田正樹) 保険の関係でございます。どうしても、委託の方式が1年間通じて委託するのと、夏場は町で使って、冬場だけ業者に委託するなど、形態が若干違います。ただ、町でかけるのと民間の人がかける保険では金額が違うんです。町でかける方が安いんです。大きな事故になった場合には、そのへんで支払いができるのかという心配がございますので、それにつきましては検討をしていきたいと思います。

 

議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

議長(加来良明) これより、議案第38号、損害賠償の額の決定及び和解についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。

 

議長(加来良明) これより、議案第5号、平成26年度清水町一般会計補正予算(第13号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。

 

議長(加来良明) これより、議案第6号、平成26年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。

 

議長(加来良明) これより、議案第7号、平成26年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。

 

議長(加来良明) これより、議案第8号、平成26年度清水町介護保険特別会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。

この採決は、起立によって行います。

本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。

 

議長(加来良明) これより、議案第9号、平成26年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定ついてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。

 

議長(加来良明) これより、議案第10号、平成26年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。

この採決は、起立によって行います。

本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。

 

議長(加来良明) これより、議案第11号、平成26年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。

 

議長(加来良明) これより、議案第12号、平成26年度清水町上水道事業会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。

 

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議長(加来良明) 日程第12、請願第1号、TPP交渉等国際貿易交渉に係る請願について、請願第2号、農協関係法制度の見直しに関する請願について、以上2件を一括議題とします。

 請願文書を朗読させます。

 事務局長。

 

(請願文書表 事務局長 朗読)

 

議長(加来良明) 請願第1号について、紹介議員の説明を求めます。

 11番、安田薫議員。

 

11番(安田 薫) TPP交渉等国際貿易交渉に係る請願について、JA清水町と清水町農民連盟から出されております。テレビ等では毎日話題になっておりますので、皆さんも内容等はご承知のとおりと思います。今日の執行方針でも町長もしっかり断固反対との言葉がありました。議会としてもしっかり反対していきたいと思いますので、意見案の内容等読んでいただいて採択するよう、よろしくお願いいたします。

 

議長(加来良明) これから、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) 請願第2号について、紹介議員の説明を求めます。

 2番、桜井崇裕議員。

 

2番(桜井崇裕) 請願第2号について説明をいたします。安倍政権のアベノミクスの岩盤規制の改革ということで、産業競争力会議、あるいは規制会議の予定の中で農協改革が断行されて法制化されようとしているわけでございますけれども、北海道・全国一律の改革、それから農協法の改正については、現場の声を十分に反映していただくよう要請するものでございますし、事務組合についてもしっかりと組合の中で役割を十分考慮していただいて、この請願についてをよろしくお願いを申し上げたいと思います。

 

議長(加来良明) これから、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

議長(加来良明) おはかりします。

 ただいま議題となっています、請願第1号、TPP交渉等国際貿易交渉に係る請願について及び請願第2号、農協関係法令制度の見直しに関する請願については、産業厚生常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、請願第1号及び第2号は産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定しました。

 

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議長(加来良明) 日程第13、所管事務調査についてを議題とします。

 各常任委員会の報告書はお手元に配付のとおり、所管部局の事務事業について、所管課職員の出席を求め、説明を受け調査を行ったとの内容です。

 おはかりします。

 本案についての各常任委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定に基づき、省略することにしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 異議なしと認めます。

よって、委員長報告は省略することに決定しました。

各常任委員会の報告は、報告書のとおり報告済みとします。

 

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議長(加来良明) 以上で本日の日程は全部終了しました。

 おはかりします。

 議事の都合により、3月11日は休会したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

議長(加来良明) 異議なしと認めます。 

 よって、3月11日は休会することに決定しました。

 3月12日は午前10時に会議を開きます。

 

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議長(加来良明) 本日はこれで散会します。

(午後1時41分)