北海道清水町議会

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平成27年度予算審査特別委員会(3月17日_衛生費)

○委員長(西山輝和) これより、第4款、衛生費、114頁から127頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。なお、発言する際には挙手をし、「委員長」と呼び、発言の許可を求め、最初に職名を言っていただきますが、質疑においてそれぞれの委員の最初の答弁の際にだけ職名を言っていただきますようお願いいたします。

 保健福祉課長。

 

○保健福祉課長(細野博昭) 4款、衛生費のうち保健福祉課に関わる予算で主なものについて説明をさせていただきます。

 114頁、1目、保健衛生総務費でございます。前年対比では72,071千円の増となっておりますが、内訳といたしましては国民健康保険特別会計への繰出金の増及び清水赤十字病院救急医療対策費補助金の増によるものでございます。

 120頁をお願いいたします。

 2目、保健予防費の最後の部分でございます。20節、扶助費、20番、特定不妊治療助成費1,033千円でございます。これにつきましては地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金事業といたしましてのちほど補正予算を提出させていただきますので、ご審議くださいますようお願いいたします。

 以上、ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○委員長(西山輝和) 町民生活課長。

 

○町民生活課長(中村富志男) 第4款、衛生費の町民生活課関係につきましてご説明を申し上げます。

 初めに121頁をお開き願います。

 1項3目、環境衛生費につきましては平成26年度に公衆トイレ2か所の撤去を行いましたことなどから、公衆トイレ管理関係としまして、前年度と比べ791千円の減額となってございます。

 次に122頁をお開き願います。

 墓地管理につきましては清水霊園を中心に樹木剪定等を行いますことから、前年度と比べ1,186千円の増額となり、3目の環境衛生費全体では前年度に比べ308千円の増額となってございます。

 同じく122頁から124頁をご覧いただきたいと思います。

 1項5目、公衆浴場管理につきましては、平成17年度から使用の発券機入れ替えによる借り入れとして272千円、また脱衣室の床張り替えと自動制御設備機器の更新等工事に合わせて5,111千円を計上しております。前年度に地下配管設備工事などが終了していますことから、前年度に比べて1,470千円の減額となってございます。

 124頁・125頁をお開き願います。

 2項1目、清掃費では収入証紙に在庫がありますことから、印刷製本費は前年度に比べ減額となりましたが、収集区域や業務委託内容の見直しによります増や複合事務組合負担金の増などにより、1目、清掃費では前年度に比べ2,622千円の増額となってございます。

 125頁から127頁をご覧いただきたいと思います。

 2項2目、清掃センター費につきましては、最終処分場の残容量を鑑みながら広域化に向けて延命を図りながら必要最小限の修繕を行うものでございますが、耐火物張替工事や破砕機改修工事等により、前年度に比べ工事請負費で1,814千円の増額。2目の清掃センター費全体では、施設消耗品や広域化に向けた検討等での委託料などの増により、22,896千円の増額となってございます。

 以上、衛生費にかかります町民生活課関係の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

 

○委員長(西山輝和) これから、順次質疑に入ります。

 第4款1項1目、保健衛生総務費、114頁・115頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 休日夜間応急診療事業報償の中身を教えてください。

 

○委員長(西山輝和) 保健福祉課参事。

 

○保健福祉課参事(小林秀文) ご質問の休日夜間応急診療事業報償につきましては、1病院に年間1,200千円を休日夜間の時間外診療をしていただいている民間の医療機関にお支払いをしております。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) その医療機関というのは何箇所あるんですか。

 

○委員長(西山輝和) 保健福祉課参事。

 

○保健福祉課参事(小林秀文) 2医療機関です。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 11番、救急医療啓発普及事業負担金ですが、これはどういった内容なんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 答弁を求めます。

 保健福祉課長補佐。

 

○保健福祉課長補佐(吉森文子) 救急医療啓発普及事業負担金の関係です。これは十勝市町村会で十勝医師会に委託し、救急啓発に関する普及事業を行っております。新聞広告や救急夜間の医療を行う在宅当番員制度などを十勝医師会に委託しまして行っている事業です。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) ざっくばらんにお聞きしますと、新聞等の広告料ということですか。

 

○委員長(西山輝和) 保健福祉課長補佐。

 

○保健福祉課長補佐(吉森文子) そうです。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 13番の清水赤十字病院救急医療対策費補助金37,991千円の具体的な内容は医療機器に対する助成ということでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 保健福祉課参事。

 

○保健福祉課参事(小林秀文) ただいまの質問ですけれども、清水赤十字病院は救急告知病院として救急患者の受け入れをしていただいております。そこで、概ね救急医療にかかる費用というのは約70,000千円弱が救急告知病院としての運営経費がかかっていて、そこから諸経費を引いた金額、自主的な診療収入が10,000千円程度と新得町からの補助が約10,000千円、概ね50,000千円近く赤字なわけです。それで、平成26年度については47,000千円程度の補助金を出しているんですが、平成27年度については37,000千円としたということですけれども、これはこういった救急告知病院に補助を出すと特別交付税の対象になります。その金額の上限額が37,991千円ということですので、今回はその上限額に合わせて補助をしていくということで、この金額を補助金として計上いたしました。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) そうしますと、具体的に何か医療機器を購入するための助成ではなく、国からお金が出るからその分を回すという理解でよろしいでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 保健福祉課参事。

 

○保健福祉課参事(小林秀文) そのとおりです。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 今、北村光明委員の質問がありました日赤の救急医療対策補助金の関係です。

 昨年は70,000千円をからめていろいろと努力をされて、今は町民の信頼回復に努めているだろうという認識をしています。過日の全員協議会のなかでも外科医が1人、8月1日からもう1人。私が調べたところ元公立芽室病院に勤務されていた医師で、名前を聞いたことがあるなと思っていたら私が若干お世話になったことがあり、他の町にもう行っていて知りませんでしたけれども、その方だなということはわかりました。したがって、これから、内科、外科、小児科を担当していた先生ですので、今まで聞いた話では当直医が小児科の先生が当直の場合があったりすると救急は受けられないので帯広市に行ってもらうということがいろいろあると思うんです。先日、芽室岳で遭難した際には、本来はこういう補助・助成をしているわけですから、まっすぐ日赤で対応すべきものだろうと私は判断していたんですが、全く違って前田先生のところに来て、人だかりがあるから何をやっているのかなと思ったらあちらから送られてきてこちらに入っていたということがあって、メインである日赤病院がそういう状況であるのは情けない話なんですけれども、これをきっかけに相当前向きに努力をしてもらって、日赤にいい医者がきたと、これで心配ないというようなことで頑張ってもらわなければならないなと思っているんですが、救急車の関係について、どのくらいの頻度で相当数増えているとか減っているとかということになるとわかるんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 保険福祉課参事。

 

○保健福祉課参事(小林秀文) ただいまのご質問ですけれども、直近の救急車の搬入状況というのは詳しくはわかっておりません。

 平成25年度の救急外来件数については941件ということで報告がされております。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 日赤病院で対応して終わりという件数はわかりませんね。

 

○委員長(西山輝和) 保健福祉課参事。

 

○保健福祉課参事(小林秀文) ただいまの941件というのは日赤が救急として受け入れた件数で、日赤で初期の処置をしたのち帯広市の病院に行ったという部分については把握しておりません。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第4款1項2目、保健予防費、115頁から120頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 保健予防の関係でいきますと、今日本人における糖尿病患者が予備軍も含めていうとかなり増えているわけですけれども、日赤の今の経営の問題でいきますと、清水町に住んでいる住民がもっとこの日赤をわが町の病院という意識の啓蒙活動も必要かと思っています。そういった意味合いでいくと、救急医療だけではなく生活習慣病も含めてある程度の病状が固定したような方に対する継続的な医療といったことを考えていく必要があるのではないかと思います。それは、住民が個々に判断するのではなく、そういった啓蒙活動とか、もっと言えば日赤がずっと医療機関として信頼される病院になっていくような状況を町や議会議員も含めての啓蒙活動が必要ではないかと思うんですが、そのへんについての町長も含めてのお考えをお聞きしたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 保健福祉課長。

 

○保健福祉課長(細野博昭) 町内には日赤のみならず他にも医療機関がございます。日赤はもとよりそれぞれの医療機関、歯科の部分も含めて町内の医療機関が町民からより信頼される医院として頑張っていただきたいと思いますし、特に日赤につきましては町民の皆さまから非常に多くの心配をいただいているところでございます。新年度以降、医師も2人確保の見込みが立ったということでございますけれども、この間医師が足りないということで町民の皆さまにはいろいろな不便や不信を招いたということも聞いております。まず、それらの信頼を回復していただいて、日赤が一日も早く元の姿に戻っていただきたいといったなかで町民の皆さまの健康を日赤のみならず、町内の医療機関、歯科医の先生も含めたなかで、全体として皆さんのお手伝いをいただきながら、健康管理を考えていかなければならないというふうに考えております。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 今、課長からのお話はごもっともな話だと私も思いますし、それで医療機関が3つくらいあるわけですけれども、それは均等にということではなく、清水町だけではなく、新得町、鹿追町も含めて西部十勝地区における医療関係を考えた場合、ある程度単なる開業の先生のところではなく、1.2次なり1.5次的な医療機関として存在していってほしいと思います。また、そういった体制もやはり町や住民側で考えていく必要があるのではないかというふうに思っています。単にフリーアクセスでどこにでも行けるんだということだけではなく、清水がだめだったら芽室の公立病院へ行けばいいということではなく、もうちょっと地域の医療連携システムとして考えていくような、それを議論する場も必要ではないかと思うんですが、そこらへんお考えがありましたら聞かせていただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 町長。

 

○町長(高薄 渡) この面については医療連携ということで、医療懇談会に事務長さんが代理で来る場合もありますし、うちの事務方スタッフとそれらの事務との幹事会みたいなものもやっております。これについて医療連携はしております。

 ただ、もう一歩踏み出して、例えば近隣町村ということになりますと非常に難しい部分もありますが、新得町においては入院施設はあるにはありますけれどもドクター1名ということでありまして、なかなかできないので当町への入院ということで、その部分については先生方とも連携を持っているし、自治体としてもそういうことはやっています。 

 更に今後、包括ケアシステムを含めて医療と切り離せれない福祉を合わせたなかでは、もう少し密度の濃い、今の線を面的にする、点にするという深みのある医療連携、福祉連携というのを必ずやらなければならないというふうに思っていますので、4月か5月に先生方と集まったなかでそういう方向性にしていきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 今、町長のお話があったので、それはそれとして評価をしたいというふうに思っています。これから高齢社会における認知症の予防も含めて地域包括ケアシステムづくりが必要だと思うので、在宅医療、在宅における訪問看護も含めて介護の問題も触発的に考えていかなければならないと思います。このことは当然、執行側の皆さん方は認識されていることだと思いますけれども、そのなかで例えば医師の確保の問題等を病院や大学にお任せしているだけでいいのかという危惧があります。もう少しいうと、ぜひともわが町にはいい先生を回してくださいというような働きかけも日赤北海道支部、場合によっては日本赤十字社本社も含めて働きかけは必要かなと思っています。

 大学における医師派遣の関係はいろいろと難しい問題はありますけれども、やはりいい先生を送ってもらってここに定着をしてもらうと、いってみれば骨をうずめてもらえるような先生を日赤だけではなく必要なわけですから、そこらへんを地域全体の課題としてこれから考えていかなければならないのではないかと思っています。そういった意味合いで私自身も精一杯何かできることはないかと思って考えているんですが、今すぐどうのこうのといかないのがもどかしいところなんですが、そんなふうに考えていますので、ご答弁がありましたらよろしくお願いします。

 

○委員長(西山輝和) 町長。

 

○町長(高薄 渡) これだけはご承知をお願いしたいと思うんですが、赤十字病院につきましては何度も医師確保について私ども行政がお願いにあがりたいというお話をさせていただきましたけれども、赤十字社としてはその方針は受け入れられないということでありますので、あくまでも日本赤十字社という事業のなかで配置がされるということでありますので、私どもは残念ながらこのへんのところは手が回らないということであります。

 また、開業医につきましては、先生方それぞれのルートをもっておりますので、よほどルートがないということであれば我々としても協力をしていくということはお話してありますので、もしそれがなければ協力をしていかなければならないだろうと思います。

 大学の医局にありましては、市町村トップが送られることは相成らないということでございますので、トップはなかなか参れない。また、事務方も大学の方に行ってもなかなかつながりができないという状況で、非常に今は難しい状況にあります。これを何とかしてほしいということで、我々町村自治体、北海道庁もそうですけれども、盛んに北海道医療連携会議で道医師会を通じていろいろな面で力を出しておりますけれども、なかなか医師が地方に配置されないというのが現状であります。難しいからといって黙っているわけにもいかないので、あらゆる手を使っていくという方向でいかなければならないかなと思っております。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 今、町長の話を聞いてちょっとがっかりしたんですけれども、あれもできないこれもできないというお話をされるのは、現状の認識からいってそういうことなのかなと思いますが、それを一歩前へ進めていただくような姿勢が町長以下役場の職員の方、我々自身もあるのではないかと思っています。

 町長がお話になりましたから私なりの認識で述べたいと思うんですが、老人保健福祉施設、いわゆる中間施設は日赤ができないということはないと思います。現実には東京都にそういったセンターがありますし、伊勢市には伊勢赤十字病院のなかに老人福祉施設があります。全国で七、八か所あると思うんです。ですから、日本赤十字社ができないということはないと思います。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員、保健の方とは違います。保健予防費の方でそちらをお願いします。

 今は、保健衛生総務費です。

 

○委員(北村光明) 関連でお話をしているんですけれども、そういうふうにぶつぶつ切って話を止めるようなことは委員長としてどうなんですか。

 それは考えていただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 保健予防費の質疑でお願いします。

 他に質疑ございませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) これで質疑を終わります。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第4款1項3目、環境衛生費、120頁から122頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 木村好孝委員。

 

○委員(木村好孝) 環境衛生費の121頁、公衆トイレ管理の施設修繕料についてお聞きしたいと思います。この修繕の内容についてまずお伺いしたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 生活環境係長。

 

○生活環境係長(川上 均) 修繕費につきましては開栓時期、閉栓時期、夏と秋があるんですが、そのときに専門の業者に頼んでいるので、それが主な費用になっています。

 

○委員長(西山輝和) 木村好孝委員。

 

○委員(木村好孝) 修繕する内容についてお聞きしたいんです。どういったところを修繕されるんですか。

 

○委員長(西山輝和) 生活環境係長。

 

○生活環境係長(川上 均) 内容ですけれども、凍結防止のための不凍栓の管理や機器類の取り外し、取り付け等になっております。

 

○委員長(西山輝和) 木村好孝委員。

 

○委員(木村好孝) 2つ目の内容なんですが、今回の選挙のなかで多くの方々とお話をする機会を得たんですけれども、そのなかで私自身が意外だなと思ったのが公衆トイレの洋式化の問題なんです。今回の修繕内容には含まれていないので、私自身認識不足で、公衆トイレというと担当が1か所かと思ったら、公園に付属する公衆トイレ等もあって担当がわかれているということで、都市施設課の方からは公園関係の公衆トイレの洋式化の問題の資料をいただいたんです。それを見ますと男子の大便器のトイレの洋式化が36%になっています。女子の方の洋式化が24%、男女共有の方の洋式化が36%というふうになって、いずれも50%にいっていないというのが現状なんですが、こちらの担当の公衆トイレの洋式化の状況というのはどのようになっているかお伺いしたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 生活環境係長。

 

○生活環境係長(川上 均) 洋式化ですけれども、現在水洗トイレを5か所こちらの方で管理しておりますけれども、男女別のなかでは洋式化は0です。

 

○委員長(西山輝和) 木村好孝委員。

 

○委員(木村好孝) 5か所のトイレが全部洋式化されているということですか。

 

○委員長(西山輝和) 答弁を求めます。

 生活環境係長。

 

○生活環境係長(川上 均) 男女別の中では洋式化されているものはありません。ただ、身障者のトイレが付随されていますので、5か所のうち1か所だけは身障者のトイレがないんですけれども、残り4か所については身障者トイレの方で洋式化されていますので、ご利用されるのであればそちらの方でお願いしたいと思っております。

 

○委員長(西山輝和) 木村好孝委員。

 

○委員(木村好孝) 今後、天気も良くなって温かくなり、健康管理の面で高齢者の方々が歩いたり運動したりという機会が非常に多くなります。そういう面からの要望が多いので、ぜひ洋式化の割合を高めていただくご努力をお願いしたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第4款1項4目、水道施設費、122頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第4款1項5目、公衆浴場管理費、122頁から124頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

鈴木孝寿委員。

 

○委員(鈴木孝寿) 公衆浴場のことでお伺いをさせていただきたいと思います。先般、12月の定例議会で利用料の改正があったと思いますが、それを受けて町民に周知されたのが先日配られた広報でありました。この期間が約3か月近くあったのはなぜかお聞きしたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 答弁を求めます。

 町民生活課参事。

 

○町民生活課参事(高橋覚史) 今、ご指摘の12月定例議会で条例改正をさせていただいて、準備等はないんですけれども事務的な部分で若干3月の上旬、公衆浴場の施設についても3月の中旬にお知らせ版というか、啓発のチラシを貼らせていただいて、今、鈴木孝寿委員のご指定の3月13日号のお知らせ版で町民の方にお知らせをしたところであります。

 また、同日付でホームページで記載をしております。事務的には若干遅れたことについてはお詫びをしたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 鈴木孝寿委員。

 

○委員(鈴木孝寿) 料金の改正は利用者にとっては一番身近な問題ですので、1か月以上前ぐらいには本来あってほしいなと思います。休館や工事で休みますということは直前でいいと思うんですけれども、そのへんは今後丁寧にやっていただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第4款2項1目、清掃費、124頁・125頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) ごみ収集業務委託料なんですけれども、去年よりも9,000千円程度アップしているようですが、先ほど説明のあった業務委託内容の変更であるならば、その変更内容を教えていただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 生活環境係長。

 

○生活環境係長(川上 均) 従来1社の方で委託業務をしていただいておりましたが、町から業務内容の委託になったのが年度ごとに差がありまして、今までそれによって年度で3回に分けて業務の委託をしていました。それを今回、平成27年度から全部まとめて業務委託をするというかたちになりました。今まで3つに分かれていましたけれども、それを2つに統合してやることになりまして、併せて業務内容の見直しも含めまして、今回増額となっています。

 

○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) 今の答弁では集約して、例えば委託料が減るのであれば納得できるんですけれども、集約して上がるというのは意味がわからないんですが。

 

○委員長(西山輝和) 生活環境係長。

 

○生活環境係長(川上 均) 集約したのは集約したんですが、内容を見直し、現状に則して今回2社体制になりましたので、それに合わせたかたちの業務内容の見直しも含めまして、トータル的には増額となっています。

 

○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) 最初の質問に戻ります。業務委託内容の変更内容を教えてください。

 

○委員長(西山輝和) 生活環境係長。

 

○生活環境係長(川上 均) 先ほども申しましたように今まで3つに分かれていた委託を2つに集約したという内容でございます。

 

○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) 答弁の内容が全然わかりません。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) ここで休憩します。     

 

(答弁調整)

 

○委員長(西山輝和) 休憩前に引続き会議を開きます。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 財政係長。

 

○財政係長(藤田哲也) 髙橋政悦委員のご質問にお答えいたします。

 平成26年度の委託と平成27年度の委託の違いということでございます。

 先ほど、生活環境係長の方からありました3本が2本にということを言っている点でございますけれども、詳細に申しますと平成26年度は市街地紙資源収集業務委託料として5,991千円を計上してございます。更にごみ収集業務委託料として32,449千円を計上しております。このごみ収集委託料については2路線ということで、収集業務1・2というかたちで業務発注をしておりますので、紙資源の収集とごみ収集1・2ということで3つということです。これを平成27年度当初予算においてはごみ収集業務委託料というふうに1つの業務にして、2本のその部署に発注をします。

 従いまして、平成26年度の紙資源とごみ収集の合計額は38,440千円を当初予算計上してございまして、これに対して平成27年度は41,416千円の計上になります。その差し引き2,976千円の増額になるわけでございますが、率にしまして約7.7%で、増額の内訳については労務単価並びに燃料単価の上昇ということで予算編成経過のなかで担当課の方から説明を財政の方で受けて予算の調整・精査・編成を行った経過があります。

 なお、この件につきましては平成26年12月の議会におきまして債務負担行為というかたちでの議決で、すでに議会の方で議決をいただいているという経過がございますことをよろしくお願いいたします。

 

○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) よくわかりました。

 最後の質問です。行政方針にあった「資源の有効活用を図るため、分別、排出方法やリサイクル等の推進に努める」というのは、どの予算に反映されているんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 答弁を求めます。

 町民生活課参事。

 

○町民生活課参事(高橋覚史) 具体的にどの予算科目や金額がこれだというものはありませんけれども、全般的に清掃費のなかで、日常のなかで資源ごみ、年間雑収入で8,000千円を超える金額を収入として得ていますけれども、町民の方々の協力を得られるように今後もそういった啓発活動をして、資源、リサイクルできるような取組みをしていきたいと考えております。

 

○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) では、例年どおりというとらえ方で構いませんか。

 

○委員長(西山輝和) 町民生活課参事。

 

○町民生活課参事(高橋覚史) 先週3月13日号で新年度のごみ収集カレンダーのなかでも裏面に資源ごみの関係で、内容等については毎年修正を加えるところ等について見直しをさせていただいて、皆さんに周知をし、少しでもリサイクルをしていただくように、この予算のなかでやっていきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 奥秋康子委員。

 

○委員(奥秋康子) 1点だけ確認させてください。

 127頁の工事請負費で今回焼却炉の...(中断)

 

○委員長(西山輝和) 125頁までです。

 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第4款2項2目、清掃センター費、125頁から127頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 奥秋康子委員。

 

○委員(奥秋康子) 焼却炉の内部補修工事が今年度も37,000千円ほどありますけれども、これはやむを得ない工事費だと思います。この焼却炉は平成30年度までこの状態で清水町で使い、その後は帯広市のくりりんセンターの方に業務委託をするといった話を昨年されたと思うんですが、その後の進捗状況はどのように進んでいますか。

 

○委員長(西山輝和) 町民生活課長補佐。

 

○町民生活課長補佐(田本尚彦) ただいまご質問のありました焼却炉内部の補修工事でございますが、従来より施設の補修については必要最小限度の予算のなかで対応をしてきているという事情もありまして、今回焼却炉本体の部分の損傷箇所についての修繕というのが高額な状況になってございます。

 今回、この補修を行うことによりまして、先ほどもお話がありました平成30年までの施設の円滑な運用を図っていくという考えのもとに進めております。それ以降の広域の部分につきましては庁舎内のなかで検討委員会等で工程を集めていくという段階でございまして、具体的な対外的な確定要素というのはまだ積み上げもしていない状況であります。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 毎年、衛生費の関係では施設の補修関係で、過去に戻ると相当修理をしてきているわけです。当然のことながらもう少し長持ちできないのかと言われても常時炉そのものに火が入っているという状況ではなく、止めたり点けたりということがあって弱っているんだという話も過去に聞いたことがあります。ごみ関係のセンターに関わって、町が単独でごみ焼却所含めて特別公債含めて以前、何かしら町でもつくることができるようなことが報じられたことがあったんですが、この辺について、今はどのようになっているのか教えてください。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) ここで休憩します。     

 

(答弁調整)

 

○委員長(西山輝和)休憩前に引続き会議を開きます。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 答弁を求めます。

 財政係長。

 

○財政係長(藤田哲也) 原紀夫委員のご質問にお答えさせていただきます。

 ごみ処理の広域化につきましては平成24年度から町内内部も含めましての検討を進めてきております。その中で現施設についての焼却炉の補修ですとか、各整備の工事を行ってきたところでございます。

 ご質問にあった過疎対策事業債につきましては、平成26年から廃棄物処理施設についても過疎対策事業債のメニューに加わるという追加がなされているというところでございます。

 なお、事業に実際に過疎対策事業債を活用できるかどうかという点につきましては、今後の事業の施設の方向性等も含めて道内との協議というかたちのなかで進めていかなければならないということになろうかということでございます。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) わかりました。消えたのかと思って心配したんですが、生きているということを聞きましたんで若干安心したところもございます。

 過去、いろいろなことでお話をさせていただいておりますが、くりりんセンターに代わるにしても最低限費用をかけないような方向でくりりんセンターの方に移設するということにすべきだろうということは、どなたも同じだろうと思います。したがって、どの部分について、現焼却所を使って処理するかについてはまだわかりませんけれども、最大限、そういう面では上の流れを含めて努力をしてほしいなと思うところであります。

 1点お尋ねをしたいことは、補修工事3,700千円近くかかりますが、絶えずいうように内部の上部、中部、下部としょっちゅう分けて修理をしていた経緯があってよくお尋ねをしていたんですが、この工事は数社で競ってやるというものではなく、この補修工事は1社しかできないというものがあるのかお聞かせください。

 

○委員長(西山輝和) 町民生活課長補佐。

 

○町民生活課長補佐(田本尚彦) ご質問の件でございますが、ご案内のように焼却炉の本体は最も重要な心臓部ということもございまして、現状では1社で、当初の設置業者に大掛かりな工事については発注をしてきている状況であります。経費の節減等につきまして工夫等ができないかどうかは検討をしてまいりたいと考えております。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 設置当初から同じ業者ではなくほかの業者があるとすれば、これから先、余命いくばくもない年数だろうと思うので、極力安く上がるような方法として探っていただいて、調整をしてもらいたいと思っているんですが、いかがでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 町民生活課長補佐。

 

○町民生活課長補佐(田本尚彦) ただいまいただいたご意見を受け止めまして、対応してまいりたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) この項目でいくとどこに該当するかわからないんですが、以前、ペットなどの動物の焼却炉があったと思うんですけれども、今はそういうものが町にはなく、ペットを飼っていた人がペットを死なせたときに帯広市の業者に頼んで高額な費用を払っているということで、有料でも清水町で復活できないものかと言われたことがあるんですが、これについてはどうお考えでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 町民生活課長補佐。

 

○町民生活課長補佐(田本尚彦) ただいまのお話でございますが、過去には小動物用の焼却炉というものを設けておりまして、そちらの方で通常のごみとは分けて焼却をさせていただいた経過がございます。その後、焼却に関わる環境基準等が厳格になってまいりまして、本体の清掃センターにつきましても環境基準に合わせた大規模な改修等も行いましたけれども、小動物の焼却炉につきましては、そういった環境に対する部分からいきますと焼却にかけることができない状況になりましたことから、ペットの部分につきましては当方といたしましては大変申し訳ないんですが、一般の廃棄物と混同して焼却して構わないという方に限って受け入れをし、焼却処分しております。

 なお、自分のところのペットについてちゃんとした対応をしたいというお客様につきましては、帯広市等にありますペット霊園等もどうでしょうかというご案内は差し上げているところです。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) そうしますと、一般のごみ扱いで構わないというものについては焼却していただけるということですね。

 わかりました。ありがとうございます。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 これで、衛生費の審査を終わります。