平成27年度予算審査特別委員会(3月18日_商工費)
○委員長(西山輝和) これより第7款、商工費、148頁から153頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。なお、発言する際には挙手をし、「委員長」と呼び、発言の許可を求め、最初に職名を言っていただきますが、質疑においてはそれぞれの委員の最初の答弁の際にだけ職名を言っていただきますようお願いいたします。
産業振興課参事。
○産業振興課参事(高金信昭) 第7款1項1目、商工振興費及び観光費、148頁から151頁までの産業振興課所管分につきまして、ご説明申し上げます。
初めに、商工振興事業につきましては148頁に登載してございますとおり73,490千円。149頁からは2目、観光振興事業6,739千円が産業振興課の所管分となってございますので、ご説明を申し上げます。
この2つの合計が80,229千円となっておりまして、前年対比1,129千円の増となっております。主な増減につきましては、商工振興事業では住宅リフォーム奨励金が2,000千円の増額、商工会補助金が1,237千円の増額、中小企業近代化資金利子補給等補助金が723千円の増額、交流人口拡大支援事業補助金5,167千円が減額となっております。
また、観光振興事業につきましては新規で予算化しております、地域おこし協力隊関係分につきまして、各費目にわたりますが3,273千円の増額となっております。
1目、商工振興費の歳出の中身についてご説明申し上げます。先ほど、増減の関係で申し上げました8節10番、地域住宅リフォーム・太陽光発電システム導入奨励金につきましては、今年度2,000千円を増額させていただきますが、この件につきましてはのちほど提案される予定でございます地域創生にかかる平成26年度の補正予算に計上させていただくことになるということになります。
19節36番、清水町商工業活性化店舗開店等支援事業補助金につきましては、今年度は家賃4件、固定資産分1件、新規土地取得を新規に予算を計上いたしまして2,779千円を計上しておりますが、この件につきましてものちほど提案させていただく予定でございます地域創生にかかる補正予案に対応するものとなっております。
19節38番、地域活性化生活応援商品券事業補助金につきましては、商工会の継続事業として継続しておりますが、これも前項の補助金と同様に平成26年度の地域創生にかかる補正予算の対応の予算となっておりますので、お知らせいたします。
2目、観光費、観光振興事業についてご説明を申し上げます。今年度、新たに地域おこし協力隊(観光・移住交流推進員)を設置いたします関係で予算を計上いたしました。この推進員につきましては、移住・二地域居住など、都市と農村の交流に関する支援業務や観光協会の総合連携と活動の活発化などに資するために要員を配置し、最長3年間雇用を予定するものであります。
19節、補助金ですが、清水町観光協会の中身ですが物産振興費で増額をしておりまして、前年度対比660千円ほどの増額となっております。
以上、産業振興課所管分についての説明といたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) 企画課長。
○企画課長(松浦正明) 商工費における企画課で計上いたしました関連予算についてご説明いたします。
149頁をお開きください。
1目、商工振興費、右の説明欄の中段になります地域活性化事業について説明いたします。
19節、負担金、補助及び交付金として30番、企業立地促進補助金につきましては、平成22年度に指定した増設分の事業1件について平成24年度から補助しておりますけれども、その予算額について計上しているところでございます。
31番、起業・雇用促進補助金につきましては、企業立地促進補助金に該当しない、比較的小規模の企業や個人を対象に工場や店舗などの新増設を促そうというもので、投資と雇用を要件として町内の建設業などへの波及効果や定住促進を合わせて町の活性化につなげる制度でございますけれども、本年度は継続雇用分の2件について予算計上したところでございます。
なお、今ご説明いたしました2件につきましては地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金の地方創生先行型の企業立地促進事業として同額を平成26年度補正予算に提案する予定でございます。
以上、企画課にかかる予算の内容を説明いたしました。ご審議をよろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) これから、順次質疑に入ります。
第7款1項1目、商工振興費、148頁・149頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) 次に、第7款1項2目、観光費、149頁から151頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) 次に、第7款1項3目、観光施設費、151頁・152頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 委託料の関係で1点質問をいたします。
日勝の展望台の関係ですが、毎年、この件についてはこの程度がずっと計上されています。私も二十数年前に国有林を管理していた職場におりましたので、このことについてはよく理解をしているわけであります。今、以前と違って高速自動車道が標高600メートル台にできあがったことにより、車の流れそのものは相当変わっていると思うんですが、この箇所の入込数というのをもし押さえておられるとしたら、以前からみると相当数減っているとなるのか、そう変わらないとなるのか、この辺についてもし押さえているとしたら教えていただきたいです。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 日勝展望台の交通量等の関係ですけれども、だいたい最盛期は高速道路が通る前から比べると4割程度の交通量と押さえております。1時間無料化時代については2割で本当に少なくなったかなという感じでしたけれども、有料化に戻りまして4割くらいの交通量で、トラックやバス、一般乗用車についてもだいたいそのくらいの感覚で、トイレ利用や展望台、冬場におきましても展望台に上がっていく足跡がありますので、通りかかったお客様は来られているのかなというふうに押さえております。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 普通車関係はたぶん下の方を多く利用されるんでしょうから、大型トラックが多いのかなという気はいたします。展望台もありますし、以前は売店もありましたが、今はそういうのが全くないというなかで、この辺についてトイレの利用やその他展望台の観光客がいて利用している数というのは、相当数減っているのではないかという気がするんですが、その辺はどうですか。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 交通量を合わせた感じということで、三、四割程度ということで減っているのかなというふうに思います。トイレットペーパーの使用量を見ると利用者はいることはいます。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 道から補助金をいただいて管理をするということではなく、全額町負担ですよね。これはそっくりやめたらどうなりますか。
○委員長(西山輝和) 都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) やめたらどうなるかというご質問ですけれども、以前、売店があったときもトイレは設置しています。そのときにも役場内や関係課でも協議いたしましたけれども、やはり町の観光施設という部分で押さえておりますので、トイレの維持管理はこのまま継続していくことで決定して今に至っていますので、やめたらどうなるかという答弁は差し控えさせていただきます。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) いずれ建物そのものが老朽化していったあかつきには、改修するなりトイレを新しくするということまで観光施設なのでいきつかざるを得ないのかなという気もするんですが、そこまでは考えていませんか。
○委員長(西山輝和) 都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) 部分的にいろいろと修繕などもやってきておりますし、当面今のかたちのなかで修繕等も出てくると思いますけれども、その部分を変えながら当面管理していきたいというふうに考えております。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
北村光明委員。
○委員(北村光明) 8節、報償費なんですが、登山施設等管理報償というのは、登山施設というのはどこにあるのか教えていただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 登山施設につきましては、剣山の山小屋の登山施設の清掃と薪割準備を地域の方にお願いしております。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 地域の方とお答えいただいたので、旭山地区ということでよろしいですか。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 剣山の山小屋の近くに住んでおられる方にお願いをしております。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 清水町にはもう一つ芽室岳という山があるんですが、芽室岳の登山口にもバンガロー的な施設があったと思うんですけれども、これは観光施設というか商工費のなかでは管理をしていないんでしょうか。また、管理をしているのはどこになるのかを教えていただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 私どもの方で管理をさせていただいています。それにつきましては、13節、委託料、16番、登山施設等管理委託料で、このへんについては山が奥深くなので業者の方にお願いをしてやっていただいております。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 管理はどこか業者の方にお願いをしているということでしょうか。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 町内の業者にお願いをしています。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 管理委託というのは、清掃を主にやっていらっしゃるということでしょうか。それとも、暖房施設があったか記憶が定かではないんですが、薪を用意するなどしていたんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 業者の方については、山小屋の清掃と駐車場周辺の草の刈払い作業についてお願いをしています。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) そうしますと、実際に町外の方が宿泊をする場合の鍵はいつも開いている状態なんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 鍵は開いておりまして、いつでも使えるような状況になっております。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
北村光明委員。
○委員(北村光明) 13節、委託料、50番、桜並木下草刈委託料278千円なんですが、これはどこにあるものを指しているんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) これにつきましては、旧国道で清水公園の池横から羽帯の方に向かっての道路沿いに寄付をいただきました桜を植えておりまして、その植えている道沿いの草刈りをしております。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) これで質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第7款1項4目、消費経済費、152頁・153頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
これで、商工費の審査を終わります。