北海道清水町議会

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平成27年度予算審査特別委員会(3月18日_教育費)

○委員長(西山輝和) これより、第10款、教育費、171頁から226頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 学校教育課長。

 

○学校教育課長(菅野靖洋) 学校教育課が所管しております新年度予算のなかで特に説明を要する点につきまして説明させていただきます。

 まず、10款の教育費全体では1,471,619千円で、一般会計に占める割合は18%となっています。その中で、学校教育課に関わる予算の総額につきましては1,042,489千円で、前年度と比較し618,178千円の増額となっております。

 それでは順に主な増減理由につきまして説明させていただきます。

 予算書の171頁をお開きください。

 1項、教育総務費のなかで1目、教育委員会費は前年度と比較し6,146千円の増額となっております。教育委員会費人件費につきましては、昨年の6人から7人になり、5,857千円の増額となっています。教育委員・教育指導幹人件費・教育委員経費につきましては、法令の改正に伴う10月からの教育委員の1名増。教育指導幹報酬の増額などにより259千円の増額となっております。

 教育総務費事務につきましては、しみず教育の四季の宣言から10年目を迎え、より一層の浸透を図るために講演会を開催したく、8節、報償費、10番、教育の四季推進事業報償が200千円の増額となっております。

 173頁をお開きください。

 2目、教育振興費は前年度と比較し13,166千円の増額となっています。

 内訳としましては、教育振興事業の7節、賃金、10番、スクールソーシャルワーカー賃金につきましては、前年度は補正予算で計上いたしましたが1,066千円の増額となっております。なお、英語指導助手の報酬、共済費のうち小学校英語活動指導助手にかかる4,050千円につきましては、地域住民生活等緊急支援交付金、地方創生先行型として平成26年度補正予算を提案させていただく予定です。

 176頁のコンピュータ教育事業につきましては、昨年度小学校のコンピュータ機器を更新しましたので、23節、償還金利子及び割引料、10番、北海道市町村備荒資金組合償還金で9,630千円の増額となっております。

 179頁をお開きください。

 2項、小学校費につきまして説明いたします。

 1目、小学校管理費につきましては、前年度と比較し3,409千円の増額となっております。 

 主な理由としましては、小学校運営で8節、報償費、13番、スケートリンク設営管理報償で御影小学校の散水車の老朽化による更新のため700千円を増額しております。

 11節、需用費、10番、事務事業用消耗品費で小学校の教科書改訂による教師の指導書や資料の購入費3,604千円を増額しております。

なお、清水小学校少人数指導教諭の共済費551千円、賃金3,492千円につきましても地域住民生活等緊急支援交付金、地方創生先行型として平成26年度補正予算を提案させていただく予定です。  

 184頁をお開きください。

 3項、中学校費について説明いたします。

 1目、中学校管理費につきましては、前年度と比較して590,133千円の増額となっています。

 188頁をお開きください。

 中学校施設改修整備事業で清水中学校大規模改修工事を実施します。

 予算に関する資料の18頁、主要事業施策シートにも内容を記載されていますが、602,000千円を計上しています。

 2目、スクールバス管理費ですが、前年度比較し1,527千円の増額となっております。 

 主な理由としましては、13節、委託料、50番、スクールバス運行委託料と町民バス運行委託料でタイヤの更新等により1,359千円の増額となっています。また、本年度もスクールバス松沢線の中型バス1台を更新します。この事業につきましても予算に関する資料の19頁、主要事業施策シートに記載されています。

 頁は飛びますが221頁をお開きください。

 6節、保健体育費、3目、学校給食管理費は前年度と比較し2,193千円の増額となっております。

 225頁、給食センター施設維持管理の13節、委託料、22番、給食センター厨房機器保守点検委託料98千円を増額していますが、給食の安全管理・点検の万全を図るため、長期休業中に専門業者による保守点検を実施します。

 18節、備品購入費につきましては、10番、給食用備品として食器かご、ご飯用保温箱の更新、厨房施設として12番、スチームコンベクションオーブン、19番、球根皮剥機の更新を計上し、1,003千円の増額となっています。

 以上、簡単ではございますが学校教育課に関わる予算につきまして説明をさせていただきました。ご審議よろしくお願いいたします。

 

○委員長(西山輝和) 子育て支援課長。

 

○子育て支援課長(真野 篤) 子育て支援課が所管する主な増減内容についてご説明申し上げます。

 190頁をお開きいただきたいと思います。

 1目、幼稚園管理費では、幼稚園園長報償費につきまして増額の改正をするものでございます。また、合わせまして、臨時職員の賃金が増額となっております。英語活動賃金につきましては、昨日の保育所運営費と同様に英語活動講師に関わる謝礼から賃金として計上するものでございます。

 工事請負費につきましては、教室黒板の張替工事を予定しておりまして、マグネット式のものを更新いたします。これによりまして、マグネット式の授業教材の有効的な活用を図ってまいります。

 備品購入費では児童用のいすを更新する予定でございます。

 以上、簡単ではございますが説明と代えさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(山下清美) 第10款、社会教育課に関わる主な新規事業等につきましてご説明を申し上げます。

 194頁をお開き願います。

 5項、社会教育費、1目、社会教育総務費の社会教育総務事務の関係でございます。社会教育推進員といたしまして地域おこし協力隊員を配置し、芸術鑑賞事業の企画、立案、町民組織の立ち上げの働きかけ及び公民館講座の企画、参加啓発等を行う予定でございます。費用につきましては、共済費、賃金、旅費、委託料、使用料及び賃借料並びに備品購入にわたっておりまして、合計2,832千円となってございます。これにつきましては、特別交付税の財源措置がある予定でございます。

 196頁をお開き願います。

 社会教育委員事務の関係でございます。本年度につきましては、平成28年度からの第8次社会教育計画の策定の年度にあたります。その策定にあたりまして、臨時に2回の社会教育委員会を開催するため、前年度と比較しまして報酬及び費用弁償の合計48千円を増額してございます。

 199頁をお開き願います。

 3目、文化会館費の関係でございます。文化会館芸術鑑賞事業の8節、報償費の関係で、11番、第九文化継承事業報償300千円を新たに計上させていただきました。これにつきましては、昭和55年に文化センターのこけら落としといたしまして第九を合唱いたしました。会館30年の大きな節目となりました平成22年には、集大成としての演奏会を開催したところでございます。今後、第九のまちしみずといたしまして、第九の文化、精神性を次世代へ継承していくためには30年後、50年後を見据えながら新たな第九の方向性を見据えていきたいと考えまして、大きく転換の時期と考えてございます。

 201頁をお開き願います。

 文化会館施設管理費の関係でございます。

 15節、工事請負費の関係です。前年度に引き続き残りの屋上防水工事を17,529千円見込んでございます。また、文化センターのトイレを洋式に改修する工事費15,747千円を見込んだところでございます。

 202頁をお開き願います。

 4目、図書館・郷土資料館費の関係でございます。

 図書館・郷土資料館運営事業で子ども読書推進員としまして地域おこし協力隊員を配置したく、乳幼児期から本に親しんでいただき、そういった事業を更に展開を行う予定でございます。費用及び財源措置につきましては、社会教育推進員と同様でございます。

 205頁をお開き願います。

 図書館・郷土資料館施設管理費の関係でございます。

 18節、備品購入費の関係で、15番、図書館システム6,949千円を計上いたしました。これにつきましては信頼性・安全性の高いシステムに更新するものでございます。

また、図書館用公用車管理事務の関係でございます。288千円につきましては総務課から図書館に所管替えとなりましたボンゴ車の運行管理のための費用でございます。

215頁をお開き願います。

皆さまにはご案内のことと存じますが、昨年の3月25日の町議会定例会におきまして社会体育施設の指定管理の指定並びに指定管理委託に関わる補正の議決をさせていただきまして、平成26年4月1日からNPO法人清水町体育協会に7施設の指定管理を開始したところでございます。それによりまして、平成26年度の当初予算書と比較しますと6項、保健体育費の記述内容が変わっておりますので、よろしくお願いいたします。

6項、保健体育費の新規事業等につきましてご説明を申し上げます。

1目、保健体育総務費のスポーツ推進員事務の関係でございます。前段で説明いたしました社会教育委員事務と同様に、第8次の社会教育計画策定のために報酬及び費用弁償で臨時的な委員会の費用として増額してございます。

216頁をお開き願います。

2目、体育施設費の関係でございます。

学校体育施設開放事業の217頁、15節、工事請負費の関係に繋がってございます。工事請負費の関係につきましては、御影小学校プールサイドの点検口について改修工事を行います。1,167千円を計上してございます。

次に、社会体育施設運営事業の関係でございます。

218頁、13節、委託料、17番、体育館高樹木剪定委託料714千円、また15節、工事請負費では体育館、農業研修会館のトイレを洋式化する工事費3,657千円、同様に体育館、農業研修会館でございますが、網戸の設置工事について324千円を見込んだところでございます。

また、平成26年度に測量調査を実施いたしました町民野球場につきましては、本年度その改修に向けまして、実施設計委託料800千円を見込み、バックネット等の改修工事費45,000千円を計上したところでございます。工事内容につきましては、別添の予算に関する資料の20頁、主要事業施策シートを詳細についてはご覧いただきたいと存じます。

町民プールにつきましては、昭和58年建築で塩素を使用しているため、施設設備の痛みが激しく、平成26年シーズン終了間際に熱交換弁が故障いたしました。急遽、平成27年シーズンに間に合うように熱交換弁を交換したく、工事請負費500千円を計上いたしましたが、施設維持がかなり難しくなってきてございます。近い将来の改築に向けまして、町民プール建替事業基本設計委託料3,000千円を見込んだところでございます。

なお、建物の規模は現況を上回らないかたちで、また有利な資金を活用できる方法を考えてまいりたいと思います。

219頁、アイスアリーナ等の施設運営事業の関係でございます。

アイスアリーナの玄関前の風除設備を設置するために486千円を計上いたしました。

次の頁をご覧いただきたいと思います。

リンクのライン塗り替えのために561千円の予算を計上しているところでございます。リンクの塗り替えにつきましては、ルール変更によるリンクのラインの引き直しでございます。

また、18節、備品購入費の関係でございます。御影パークゴルフ場のスタート台及びホールのカップを全て28セット購入する予算1,410千円を見込んだところでございます。

以上、簡単ではございますが社会教育課の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

 

○委員長(西山輝和) 御影支所長。

 

○御影支所長(細田秀夫) 教育費のうち御影支所が所管する6目、御影公民館費についてご説明申し上げます。

 頁数は208頁から210頁でございます。

 平成26年度に対比して1,540千円の増額となっております。

 210頁をご覧ください。

 工事請負費ですが、昨年、大集会室舞台本体の改修工事を行いましたが、新年度につきましては大集会室の緞帳スクリーン、照明などを操作するワイヤー、滑車、モーターなどの舞台装置の改修工事に3,168千円を計上いたしました。

 備品購入費といたしまして、会議用のテーブル30台1,410千円を計上いたしました。

 以上、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

 

○委員長(西山輝和) これから順次質疑に入ります。

 第10款1項1目、教育委員会費、171頁から173頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(西山輝和) これより、第10款1項2目、教育振興費、173頁から178頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) 何点かあるんですが、まずスクールソーシャルワーカーという方はどんな勤務体系でしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課長補佐。

 

○学校教育課長補佐(斉木良博) スクールソーシャルワーカーというのは、児童生徒の例えば不登校などの問題行動があったときに、その解決に向けてカウンセリングをしたり必要な関係機関と連絡を取ったりするという役割をする方をスクールソーシャルワーカーといっています。

 勤務体系については、今考えているのは帯広市から来ていただいている方を予定しておりまして、その方については問題行動があった案件ごとに来ていただくというふうに考えています。

 もう一人は前々年まで心の教室相談員というかたちで対応をしておりましたかたちで、中学校等に三、四時間くらいを週3日程度滞在するというような勤務体系を考えています。

 

○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) 今までにそのスクールソーシャルワーカーが必要だと感じた事例はありますか。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課長補佐。

 

○学校教育課長補佐(斉木良博) スクールソーシャルワーカーにつきましては、今年度補正予算で道の委託事業を受けまして実施をしました。今年度につきましては、28日程度学校の方に来ていただいてカウンセリングなどの対応をしております。

 

○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) 次の質問をさせていただきます。

 選手等派遣費なんですけれども、こちらの支出定義をお聞かせ願います。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(菅野靖洋) 優秀選手派遣費は、中学校の部活動に関わる出場に対する経費を報償として出すものです。

 十勝の大会については参加で、十勝の大会で選ばれて全道大会に出場する場合は十勝の代表ということで出します。全道大会で優勝し、全国大会に出場する場合は報償費ということで出します。

 

○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) これはあくまでもクラブ活動の一環ということで、少年団等は該当にならないということですか。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(菅野靖洋) 教育委員会の振興費でみている部分については中学校の部活動のみでございます。

 

○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) 町民のなかでそこらへんを不満に思っている方が多く、最近年あらゆる分野で活躍する子どもたちが多くなってきていて、部活動のほかにも十勝選抜、北海道選抜に選ばれる子どもたちが多くなってきていると思うんですけれども、その子たちはせっかく選ばれても補助がないばかりで行けない子はいないとは思うんですけれども、行きづらい面が出たりして、そこを教育委員会に言ってもなかなかきまりで出してもらえないということなので、なるべく十勝選抜や北海道選抜に選ばれた子たちへも支援していただけるような方向で検討していただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(山下清美) 少年団関係につきましては社会教育課の項目のなかで予算化されておりまして、少年団の全道大会あるいは全国大会の報償費を見込んでございます。

 選抜等につきましても基準がありまして、十勝の大会で選手を選んでいく場合は選抜大会も該当にしてございます。

 支給につきましては、交通費は実費、宿泊費は5千円以内ということで支給をさせていただいております。

 

○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) 次の質問に移させていただきます。

 頁数は177頁、備品購入費のなかの10番、書画カメラとありますけれども、これの使い方及び台数は何台でしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。

 

○学校教育課総務係長(大尾 智) 書画カメラにつきましては、清水中学校6台、御影中学校3台の購入を予定しております。使い方としましては、授業中にカメラで本などを写し、プロジェクターを通して大きな画面で皆で見ながら授業をするというかたちです。今のICT教育の情報通信の一環として授業の中で活用していただくというものでございます。

 

○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) 先生からの要望なのかわかりませんけれども、いまいちこの書画カメラが普及していない理由は、拡張性がなく、使い方が一つしかありません。プロジェクターに比べると持ち運びが便利になっただけのものであって、その他にタブレットを利用するなどは考えなかったんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。

 

○学校教育課総務係長(大尾 智) タブレットの件に関しましては、昨年小学校のコンピュータを更新したんですが、そのなかでタブレットを小学校の方へ入れさせていただきました。今、タブレットも含めた活用をしていただいているというところです。中学校に関しましては、更新時期を平成28年度と考えておりますので、その際には小学校と同様にタブレットを含めたかたちのなかでコンピュータの更新で活用を含めてお願いしていきたいというふうに考えております。

 

○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) 平成27年度のためだけに書画カメラ800千円弱を予算化したという把握でよろしいですか。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(菅野靖洋) 書画カメラにつきましては先ほども説明しましたが、小学校につきましては平成26年度に設置しました。中学校の方からも書画カメラにつきましてはぜひ設置をしてほしいという要望があり、教育的な効果がいろいろとあるということですので、平成27年度の予算で中学校の分も予算計上しました。

 

○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) 中学校から希望があって学校教育課の方に上がってきたという説明だと思うんですけれども、他にどんなものがあるのか中学校と学校教育課で検討した経過はあるんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。

 

○学校教育課総務係長(大尾 智) 毎年度、各学校から次年度の要望をいただいております。そのなかで中学校の方からは先ほど課長の方から申しましたように、小学校の方に入れて効果が高いということで入れていただきたいという要望をお聞きしたところでございます。

 そういう要望に基づきまして、学校の現場、管理職含めて先生方と協議させていただいております。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 英語指導助手についてお聞きします。

 今、いらっしゃる方は女性の方と男性の方の2名いらっしゃるかと思うんですが、小学校と中学校でいわばネイティブの発音や英語の基礎的なことを指導するための助手をやっていらっしゃると思うんです。このことと、国際交流事業との兼ね合いで、以前にもこういったAETの方がいらっしゃったと思うんですが、その辺のつながりはいまだにあるのかお聞きしたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課長補佐。

 

○学校教育課長補佐(斉木良博) 国際交流事業の発端は2代目のAETの方の出身地と縁がありまして国際交流事業ということで、中学生がこちらから行ったり、むこうから来ていただいているという交流事業が平成6年から続いています。発端はそういったようなかたちで国際交流事業は始まりました。現在いる英語指導助手2名につきましては、北村光明委員がおっしゃったとおり小学校と中学校について英語授業の助手をしているところです。関わりとしてはチェルシーに国際交流事業で中学生をこちらから派遣するわけですが、そのときの引率ということで前年度一緒に行きました。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 2代目のAETの方の縁で国際交流的な事業が今も継続されていると思うんですが、以前は派遣された学生に助成金を払っていたと思うんですが、今はかなり自己負担分が多いというお話を何度か聞いたことがあります。帰ってきた後の報告やその後の活動がいまひとつうまくいっていないというようなお話を聞いたんですが、実際に何人行って帰ってきてどうだったのかということをお聞きしたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課長補佐。

 

○学校教育課長補佐(斉木良博) 平成6年から事業を行って、引率も含めて総計で187名と聞いております。引率者については一、二名ということで、詳細については把握していないんですけれども、合計で187名。子どもたちについては毎年派遣をしていますが、重複している方はいないと聞いております。

 報告等につきましては、国際交流協会の方で実施をしている事業ですので、こちらの方では把握をしていない状況です。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) そうしましたら、学校教育の領域の部分と社会教育の領域の部分がAETの関連するところでいえばオーバーラップする部分があるのかなというふうに思います。学生だけではなく今日的なグローバル社会に対応できる人材育成ということを考えていった場合、英語教育というのはいろいろなことで論議されています。親たちの教育のところを多少は考える必要があるのではないでしょうか。学校でせっかくいい発音を習ってきたのに親が変な発音でそれを壊してしまうようなことがあると思いますので、そこらへんをもう少しサポートできるような、もっというならば、そういったことを親たちがやれるような環境整備をぜひとも考えていただきたいと思います。現実には学校のAETが社会人に対して講師をやっていただけるというのは、個人的なレベルや努力、犠牲も含めてやっていただいているような現状があるのではないかと思うんですが、その辺について何かご意見がありました教えていただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(山下清美) 206頁の中央公民館費のなかで公民館講座講師謝礼で公民館講座などを実施しておりますが、特にAETの活用につきましては無償でございまして、学校教育と相談をしながらAET2名の方の活躍をいただきまして、平成26年度につきましても女性の方と男性の方の講座を開かせていただいたところです。また、今後も活用をさせていただく予定はしております。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 公民館講座の部分のことに絡むと場所が外れますか。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員、公民館の活動費はまた別にしてください。

 

○委員(北村光明) 終わります。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 中島里司委員。

 

○委員(中島里司) ここで聞くのはいいのかなと思うんですが、174頁、スキー事業報償費は学校で実施しているスキー授業に対しての報償費ですね。実は、町内回覧で来年度からの冬季体育についてということで回ってきました。これは、教育委員会でもなく、町でもなく学校から学校だよりと一緒に送られてきました。私は、これをどういう立場で読んだらいいのかなという感じがしていました。学校の教員の事情なのか、報償費の削減なのか、授業数に対してもいろいろ多種多様にわたっていて、そういうものの確保が大変なのか、どういう視点でこういうことが学校サイドから出てきたのか。学校で出てくるということは当然教育委員会で了解をしていると理解をしてよろしいですね。これをまず、1点目にお伺いいたします。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(菅野靖洋) 清水小学校のスキー学習の件についてですが、学校の方から順次スケートの授業に移行するということで、教育委員会も話を聞いています。

 

○委員長(西山輝和) 中島里司委員。

 

○委員(中島里司) その報告で「はい、わかりました」ということでここに至ったという理解でよろしいですか。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(菅野靖洋) スケートの授業を行うということで聞きましたので、父兄の方に対しまして説明・協議の方もきちんとしてくださいということで話はしています。

 

○委員長(西山輝和) 中島里司委員。

 

○委員(中島里司) 学校教育に関して、教育の四季を軸にしてということで教育委員会では取り組んでいますよね。教育の四季、春夏秋冬ですよね。ある部分では教育には季節を感じさせてもらうというなかで、清水町は外で授業として取り組めることといったらスキーとスケートです。とにかく、そういう考え方をしてスケートに移行していきますよ。教育というのは教育委員会でわが町の教育という部分に対して、子どもの指導というものに対して方向性を示す必要があると思います。学校からスケートに移行しますと言われて、今のお話ではそれを了解しているということですから、次に質問にいきますけれども、授業にスケートを取り入れますよといったら、冬場で何日間スケートできると教育委員会でとらえていますか。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(菅野靖洋) 何日間というのはとらえておりませんけれども、1月から2月の初めくらいまでスケートは滑れると思います。

 

○委員長(西山輝和) 中島里司委員。

 

○委員(中島里司) 3学期に入るのは1月20日頃です。温かい冬の場合は1月末で終わってしまいます。うまくいっても2月の一週でだいたい終わっています。冬期間の学校での野外スポーツ授業というのはそれだけになるんですね。教員は授業にあたっては全部評価をしなければなりません。スキーは全部見られないので、評価ができないと書いてあります。今は逆に体力をつけなさいと言っているので、北海道の雪のある土地を考え、子どもをどんどん外に出すという指導を願うのが教育委員会の役目ではないですか。そのへんの考え方をどういうふうに認識していますか。スキーとスケートを冬のスポーツとしてどういうふうにとらえますか。

 

○委員長(西山輝和) 教育長。

 

○教育長(伊藤 登) 私ども教育委員会といたしましては、スケートもスキーも北海道特有の優れたスポーツで、また体力向上についても効果があるという評価はしております。ただ、期間の問題や距離的な問題、スキー場が廃止になって以来、学校では時間的な制約があり、1時限の時間が小学校では45分というなかで、スクールバスを使って他町村のスキー場に行くと中身が非常に短いというのも一つの考えであろうかと思います。スケートについては冬期間学校のグラウンドにつくりますから休み時間も入れて滑っているというようなことも聞いております。また、土日についても行きやすい場所にあるということで、利用もしている状況であると聞いております。ただ、どちらが大事かということではなく、体力向上も含めてスキー・スケートは北海道の学校教育の一つではないかなととらえております。

 

○委員長(西山輝和) 中島里司委員。

 

○委員(中島里司) 今の答弁で、スキー場がまず清水から無くなり、他町に行かなければならない。他町に行くとなると時間がかかるような感じがしますが、小学校から日勝のスキー場までと小学校から新得スキー場では新得町の方が早く着きます。地吹雪もないし、車は走りやすいしということで、今教育長が言った時間ロスというのは理由にならないと思います。授業そのもので地元のスキー場と新得山のスキー場は時間的には関係ありませんと私は断言できると思っています。

 教育委員会全体でいっている生涯学習は生涯といっていますよね。これは子どもたちにはいろいろなことを可能な限り経験をしたなかで、そこから自分が生涯何をしたいか、何ができるかということを間を置いてもそういうものを経験していなければなかなかそういうところに入れないんです。北海道の良さはたくさんあるわけですから、少なくとも子どもたちにそういう経験をさせる必要があるというふうに私は思っています。

 生涯学習との絡みからいっても今一度考えてもらうわけにはいかないかなということでお聞きしたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 教育長。

 

○教育長(伊藤 登) 生涯学習というお話がありました。当然、私も生涯学習の観点からいけば長く続けられるスポーツではないかなと思っています。スケートについても体力的なものを含めてどっちが長いかということは言えませんけれども、楽しさも含めると個人の差はあろうかと思いますが寒い方が好きか温かい方が好きかということも含めまして、両方とも必要な部分ではないなと思います。これは選択する方の裁量に任せなければいけないと思いますけれども、学校教育、社会教育含めて教育委員会といたしましては健康づくりも含めて長い間スポーツに親しんでいただくということを望んでいるわけですけれども、その経験を積ますということにつきましては非常に重要なことだと思っております。

 教育委員会は指導するということではなく、学校の考え方もありますし、もちろん保護者の考え方もあります。その辺の整理をしながらどちらがいいかではなく、両方できればいいなと思っているところです。

 

○委員長(西山輝和) 中島里司委員。

 

○委員(中島里司) 昔の話はしたくないんですが、私はど素人で経験もなく教育委員会の方に関わらせていただきました。そのなかで文化関係の鑑賞はいろいろなものを子どもたちに本物を見せて、触らせて、聞かせるということで、学校サイドにお願いをいたしました。当然、予算は町でみますということで。そういうときにある方がきて「ピカソの絵を小学生の1・2年生はわかりますか」と言われました。子どもはわかるんです。わからないということがわかるんです。何が描いてあるのかわからないという理解ができるんです。私は教育とはそういうものだと思っていました。先ほどチェルシーの問題も出ましたが、あのこともある方に言われました。「こっちからアメリカに研修に行っても向こうから来なかったら」という話がありました。結果的にいまだに続けていただいています。これはありがたいことだと思っています。

 要するに、教育、特に小学校の教育というのは、子どもにいろいろな経験をさせる必要があると思っています。教育長は、今教育委員会がうんぬんという話をされましたけれども、清水町の教育に関して教育委員会がリーダーシップを発揮しなかったら誰が清水町の教育のリーダーをとるんですか。私は全部とは言いません。学校の経営に介入してはいけない部分もあると思います。だけれども、本町の子どもに対する教育ということに関してのリーダーは教育委員会でなければ誰が言えるんですか。そのへんについて、教育長、今一度考えて、これはもう方向は出ているのかもしれませんけれども、私はスキー少年団を40年近くやっているからといって言っているわけではないんですが、本当に滑れない子が一、二時間で滑れるようになるんです。指導者が足りないと書いてありますが、これは町ぐるみで協力したらいいじゃないですか。職員の方でもスキーが上手な人もいるんですから。勤免でもいただいて指導に協力してくれというような、実際にはそこまでいかなくても指導者はある程度確保できると思います。その辺をゆっくり教育委員会としてリーダーシップを発揮していただいて、もう少し議論を深めていただきたいということをお願い申し上げるところですが、それについて教育長、今一度お考えを伺えればと思います。

 

○委員長(西山輝和) 教育長。

 

○教育長(伊藤 登) いろいろなご示唆をいただきました。先ほども言いましたけれども、経験させるということは将来的に子どものため、人づくりのためということになろうかと思います。その部分について、教育委員会としては教育の四季という方針を出していますから、それが浸透していきまして、学校の方ではいろいろとバージョンを変えたりしながら進んでいるということです。そういう面からいっても、やはり教育委員会である程度方針を出さなければと思っているところです。

 また、文化の部分でお話がありましたが、今は芸術鑑賞も含めて、幼稚園、保育所から中学生までということで、芸術鑑賞をやっております。そのなかで、いろいろなメニューを探しながら、これはというものを実施しているわけですけれども、当然、今中島里司委員が言われたとおり、非常に好評を得ているとか、知らないものがわかったとか、そういうものが効果として表れているというようなことでありますので、スポーツについても協議をしながら、どういう方向がいいのかということで、スキーからスケートに変わるということではなく、スポーツ全体にわたって、どういう教育委員会の関わり方がいいのか、方針をどうしたらいいのかということについても協議をしてまいりたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第10款1項3目、教員住宅費、178頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 教員住宅費の関係ですが、予算書を見る限り教員住宅の修繕料であるとか、屋根の修繕等が計上されているわけですが、これは今まで入っていなかった教員住宅、新たに清水町に住んでいただくために、以前から私が申し上げているとおり、多くの方が清水町に通ってきているという実態があって、「清水町に住んでもらわないといらないとまで言え」という話もしたことがありますが、そういうことも含めて清水町に住んでもらうために直しているということなのか、加えて、教員住宅に入る教員が以前より増えているのかどうか、この辺についてお尋ねをいたします。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(菅野靖洋) 教員住宅の修繕につきましては計画性をもちまして、年度ごとに修繕を行っています。教員住宅の入居状況につきましては、平成26年度につきましては70%くらいで、今異動の関係が来ていますので来年度につきましてはそれ以上に入ってもらえるというふうに考えています。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) ここに計上されている修繕料2,414千円とありますが、これは現在入居している教員住宅を改修するということですか。

 

○委員長(西山輝和) 答弁を求めます。

 学校教育課総務係長。

 

○学校教育課総務係長(大尾 智) 修繕費に関しましては、現在入っているところを中心に修繕させていただいておりますが、一部長期間空き家になっていたということで不都合が生じる部分もありますので、その部分も含めて修繕させていただくというかたちでございます。大部分は現在入っているところに不都合が生じたものについて修繕しております。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 一戸ではなく複数の建物という感じの答弁だろうと思いますが、4月の異動で清水町に住むという方がみえたときに、教員住宅を直していつでもお迎えしますよというような体制は今聞いた限りではできていないということですか。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(菅野靖洋) 新しく入っていただける場合にはきちんと受け入れできる体制は整えています。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) そうであれば結構です。空いている教員住宅が以前から言っているようにいつでも入っていただけるようになっているという状況だということで理解をしてよろしいですね。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第10款1項4目、特別支援教育費、178頁・179頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第10款2項1目、小学校管理費、179頁から184頁までの審査を行います。

 質疑ありませんか。

 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 頁数182頁になりますが、需用費の50番、施設修繕料1,884千円計上されております。これは大規模改修を終えたばかりの学校に更に修繕を要するようなものが出てきているのか、また別のものなのかということになると、どういうことなんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。

 

○学校教育課総務係長(大尾 智) こちらにつきましては、大規模改修を終えた学校に新たな修繕が発生したという部分ではございません。ガラスが割れたりなどの既存の施設の部分で修繕が必要になったというところの修繕費ということでございます。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) それにすると随分額が2,000千円近くあって、ガラスも相当高いガラスなのかわかりませんが、そういうような部分が出てきているということなんですか。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。

 

○学校教育課総務係長(大尾 智) ガラスはそうでもないんですが、例えば今年度でいえば消火栓のホースの取り替えなどについても計上させていただいておりますので、日常の修繕のなかでは高額だと感じられる部分もあるかなと思いますが、ある程度の額が毎年かかっているということでございます。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第10款3項1目、中学校管理費、184頁から188頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 中学校の関係で、本年度から中学校は大規模改修を行うことになっているわけですが、中期の財政推計では平成27年度の改修工事は324,000千円という見方をして、大型の事業については見込みを立てていたのでありますが、今回、大規模改修は6億円近い597,000千円ということになっていますが、これはなぜこれだけ大きな開きが出たのかについてご説明をいただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(菅野靖洋) 今回、実施設計をいたしまして正式な設計をかけました。そのなかで出てきた数字がこの数字です。あと、物価上昇や資材の上昇がありまして、最終的に設計をつくった関係で金額の差が生じたということです。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) そう言われればそうなのかなという気はしますけれども、あまりにも開きが大きいものですから、今言われたように資材も学校だけではなく全国的に見ても物価の上昇、労賃から含めて上がっているなということは認識ができるんですが、1個の学校を改修するにあたって324,000千円を予定していたのが1億円増えたとなるとなるほどなという感じはしますけれども、倍近くになるのはなぜなのかなと思います。当然、大型事業の見込みを算定する際にも、担当課で勝手にこのくらいだろうとつかみで出しているわけではないと思うんですが、この辺はどうなんですか。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(菅野靖洋) 先ほど申しましたとおり、最終的な要望を聞いて設計した段階でこの数字が最終的に出てきたもので、原紀夫委員が言われるように最初の金額が甘かったのではないかと言われればそうかもしれませんけれども、当初のときも話し合ってこの金額を出したんですが、最終的な数字で差が生じたという状況です。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 申し訳ありません。今いわれている部分については188頁まででしたか。

 

○委員長(西山輝和) 188頁までです。

 

○委員(原 紀夫) 終わります。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 188頁の自動体外式除細動器借上料124千円ありますけれども、これはどういったところから借りているんでしょうか。中学校に設置されているということで理解してよろしいですか。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。

 

○学校教育課総務係長(大尾 智) 自動体外式除細動器(AED)につきましては昨年からレンタルというかたちで4校に備えております。その借上料というかたちで計上させていただいております。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 借り上げた方が安いと理解してよろしいですか。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。

 

○学校教育課総務係長(大尾 智) 借り上げた方が安い部分もありますし、どうしても対応年数がございますので、買い上げですと対応年数で交換しなければならないということもありますので、昨年からレンタルというかたちで計上しております。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) AEDについては公共施設に設置されている時代ですけれども、いざ使うときになかなか使い切れないというのが実態だと思うんです。そこら辺の使い勝手のところは学校の先生は訓練を受けていると理解をしてよろしですか。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。

 

○学校教育課総務係長(大尾 智) 学校の先生は各研修等を通じて受けているということでございます。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) その場合はどういったところの方が来て指導をしていただいているんでしょうか。例えば消防署や医療機関だと思うんですが。

 

○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。

 

○学校教育課総務係長(大尾 智) 消防署のご協力をいただいてやっているというふうに聞いております。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第10款3項2目、スクールバス管理費、188頁から190頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 鈴木孝寿委員。

 

○委員(鈴木孝寿) スクールバスの件につきまして質問させていただきます。

 何度か総務文教常任委員会でもお話をさせていただいた件なんですが、冬期間の運行、通称部活バスといわれる運行につきましては、今の段階で検討されたかどうかだけご確認をさせていただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(阿部剛裕) 清水中学校の教頭先生の方には確認をしましたけれども、現在中学校の方に父母の方からのご要望等がなく、従来どおりのかたちで来年度は予定しております。

 

○委員長(西山輝和) 鈴木孝寿委員。

 

○委員(鈴木孝寿) わかりました。私のところにはそういう話ではなく、複数の方から依頼が来ているのは事実なんです。ただ冬期間になる前にいったん学校の方で調査をしない限りは言ってこないということがあると思いますし、現実的に七、八時過ぎまで中学生が帰れないでいるという状況もあります。何人か聞き取りをさせていただいたなかでは無料でやってもらいたいと言っているわけではないと、受益者負担はしてもいいという方も結構いらっしゃいます。そういう部分で逆にないからといって部活ができない、部活動をしないという子どもが増えないようなかたちで、子ども本位というか、そういう部分で考えて今年度弾力的に運用していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 これについて何かあればお願いします。

 

○委員長(西山輝和) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(阿部剛裕) その点については学校の方と十分協議させていただきます。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) スクールバスの関係でお尋ねをいたします。スクールバスの運行委託料ですが、スクールバスと町民バスともに昨年からみると大きく変化をして上がっているんですが、この分についてはなぜ上がっているのか説明をしてください。

 

○委員長(西山輝和) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(阿部剛裕) まず、スクールバスの関係については昨年度との予算対比におきましては101.9%ということで、若干の差異ということでございます。こちらの関係についてはタイヤの関係の更新の部分の差異ということとなります。人件費の積算単価で町の臨時運転技術員の積算単価を参考にして積算しておりますけれども、町の臨時職員の運転技術員等についても1.3%程度の賃金の上げがありましたので、そういった部分も若干委託料の増加に含まれております。

 また、町民バスについては3年ごとにスタッドレスタイヤと夏タイヤということで更新しておりますので、平成27年度についてはスタッドレスタイヤの更新ということでございますので、そちらの部分の上昇分が増加幅です。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 燃料の関係を積算する際にどういう見方をして委託料のなかに入れているんでしょうか。例えば、産油国の動きかよくわかりませんけれども、乱高下がずっとあったりしておりますけれども、これは低い見方をしているのか、上限の方でみているのかということになると、どういう見方をしているんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(阿部剛裕) 委託料の方の直接経費、燃料費につきましては町の方の予算編成単価で積算し、それから大幅な減少や上昇であれば両者協議をしたなかで委託料の変更ということで、現在のところ今までも大きな変動のなかではありますけれども、かなり更新更新で委託をしておりますので、その燃料費単価によって増減したことはありません。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 今言われましたように、燃料費の上限でいえば手をつけていないということですが、これから先含めてよくわかりませんが、極端に上がったときには協議ということになるんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 給食センター所長。

〇学校給食センター所長(阿部剛裕) 協議して委託契約を変更し、減少または増加ということになります。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) わかりました。

 もう1点お願いします。スクールバスは8台ありますが、雪が降ったり凍結したりと天候が非常に不順で運転する方も大変だと思うんですが、運転技術の優秀な方ばかりだと思うので、車をこすったりぶつけたりというのは全くないなかで推移をしているんだと思うんですが、そういう理解でよろしいですか。

 

○委員長(西山輝和) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(阿部剛裕) そのとおりでございます。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) ここで休憩します。   

 

○委員長(西山輝和) 休憩前に引続き会議を開きます。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 次に、第10款4項1目、幼稚園管理費、190頁から194頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 鈴木孝寿委員。

 

○委員(鈴木孝寿) ご質問をさせていただきます。

 昨日は保育所の関係で、今日は幼稚園に関してなんですけれども、共通して言えることは昨年の中途から幼稚園教諭及び保育士の募集等、更にホームページを見たところ臨床発達心理士の募集をされていると思います。年度途中にこれだけ人員が募集されるということは、先の計画がどういうふうになっているのか。例えば、子どもの数は最初にわかると思います。ただし、途中から転入、転出される方々もいますので確定した数字は出ないと思うんですが、子どもの数はある程度わかっているのに募集が中途の時期になっているという部分が非常に疑問に思います。今回、幼稚園の部分ではございますが、全般を含めてご質問したいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 子育て支援課長。

 

○子育て支援課長(真野 篤) 昨日も木村好孝委員からのご質問があって正職や臨職の数等をお知らせしましたけれども、このたび年度途中で募集をかけさせていただきましたけれども、今回は正職の応募は1名でございました。よそからというよりも従来の臨時職員から応募があったわけですが、そういうような実情のなかでたまたま1人しか応募がありませんでした。また、幼稚園関係につきましては正職3名、臨職3名でございますけれども、特に幼稚園等の運営に関しては特に問題ない職員の配置でございます。

 

○委員長(西山輝和) 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 保育所と幼稚園の先生の配置の関係なんですが、まず保育基準に基づいて年齢や段階に応じて必要人数は何人必要か、更にそのクラスの状況を見まして、支援が必要な子がいる場合についてはそこの部分について手厚くするなどを考え、更に将来の子どもの状況も見ながら職員配置をしているところです。ただ、今回はたまたま予想をしていなかった職員が最近になりまして退職を申し出てきたという関係上、途中で正職員の募集をかけたという状況でございますので、ご理解いただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 鈴木孝寿委員。

 

○委員(鈴木孝寿) 年度途中に募集がかかると疑問に思うのは、もちろん辞められる方もいらっしゃいますが、計画がされていたのかという部分が疑問に思えるところもありますし、これだけ募集をしているということは、現場においてはそれぞれ大混乱をしているのではないかと容易に想像できますので、人員の募集については計画をしっかり練ったうえでやっていただきたいと思いますが、今年度以降、もしくは来年以降は情勢としてはどのようになっているかだけお聞かせいただければと思います。

 

○委員長(西山輝和) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 職員の採用の関係でございます。今、総務課長がお話を申し上げましたが、ある程度の計画性をもってやっております。ただ、来年あたりは熊牛保育所も閉じるというお話で、そこらへんでも職員は出てきます。また、将来的な児童の推移を見まして計画的にやっております。繰り返しになりますけれども、突然辞められるとか、女性が多いものですから結婚されるとか、結婚されてお子さんができて育児になりますと3年間いなくなりますので、そこら辺の補充も含めて随時やっていく場合もございます。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第10款5項1目、社会教育総務費、194頁から197頁までの審査を行います。

 質疑ありませんか。

 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 頁でいきますと197頁、清水町子ども会育成連絡協議会補助金なんですが、子ども会が存在している町内会はいくつくらいあるか教えていただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育係長。

 

○社会教育係長(安ヶ平宗重) 現在、町内会が120くらいありますが、そのうち20の団体で子ども会が設立されております。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 120のうち20ということでいきますと、比率的には子どもがいないから子ども会がないんだと思うんですが、今後、少子高齢社会という現状のなかでいうならば、その町内会に子どもがいなくても子ども会育成のことに従事するような仕組みが必要ではないかと思うんですが、その辺をご意見いただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育係長。

 

○社会教育係長(安ヶ平宗重) ご承知のとおり町内会に子どもがいない町内会も数多くあります。そのような子ども会につきまして、特に御影地区におきましては近隣の町内会と合併して1つの子ども会を組織しているという工夫をされております。清水町市街においてもそのような体制ができないかと検討をしているところであります。

 また、旧校下単位であります旭山小学校区につきましては農事組合という単位ではなく、旧小学校区単位ということで子ども会を組織して運営しております。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) わかりました。次に移らせていただきます。

地域おこし協力隊員の関係なんですが、町全体で6人ほどと考えているということで、例えば、子どもの読書推進員ということでいきますと、図書館や郷土資料館の関係事業ということになります。また、社会教育の教育推進員などと連携をとって、成人が社会教育的に子どもに関わるようなことを推進するのにコーディネーター的なことをやっていただけるのではないかなと思ったりもしたんですが、そこら辺の考えはございますか。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(山下清美) ただいまの北村光明委員のご質問でございますが、社会教育推進員を社会教育の関係で活用できるあるいは地域おこし協力隊を社会教育に活用できるかどうかというご質問でございました。私どもの社会教育推進員につきましては、チャレンジクラブや公民館講座の企画・立案、あるいはホール関係の各種団体のお手伝いといった部分で活躍をいただく予定をしております。

 また、全体に関わっては企画課の関係になりますけれども、いろいろな部分での6名を予定しておりますが、そういった部分のいろいろな打ち合わせは今年度やりたいという企画からのお話がございましたので、そういった部分では社会教育に関わっていただけるような話も打ち合わせのなかでさせていただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 今のお話を聞いて、それはいい方向だなというふうに受け止めています。例えば、公民館講座がありまして、先ほど国際交流協会の助成の話をしたんですが、公民館講座は別なところだからと切られてしまったんですけれども、例えば、国際交流をやるといったときにこちらから行くだけではなく、向こうから来る人たちを受け入れる。そして、受け入れたときの受け皿も必要だと思うんです。そのための任意団体の協会みたいなものがあるのかもしれませんけれども、そういったことなんかは社会教育課として認識していらっしゃるし、つながりを持っていますし、そういう受け皿をつくったときに人を増やすために公民館講座やマイプラン講座を利用して、多くの人が関われるような社会教育にできないかなと思っているんですが、ご意見いただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(山下清美) ただいまのご質問でございますが、国際交流関係の団体とかも社会教育で受け皿をつくってはどうかというお話でございました。ただいまの質問は該当するかわかりませんが、いろいろな部分の団体関係、公民館講座関係はいろいろな科目にわかれてございます。社会教育関係総体に関わって私から説明をさせていただきます。

 いろいろな部分で各団体との調整等を社会教育課でさせていただいています。ただいまの国際交流の関係につきましては、国際交流関係の補助金ということで、学校教育で補助金を出しております。今のところその報告会や向こうからの交流の受け入れといった部分につきましては国際交流協会の方々にお願いしている部分が大きいと思っております。社会教育に関わって一緒に行事をやろうという部分でございましたら、またこちらの方も協力をさせていただきますし、現在も国際交流協会の方に向こうから来て清水町で受け入れをした場合、いろいろな部分の文化活動では公民館を提供し、書道関係の人材についてもいろいろ連絡を取りながらやっている状況にはございます。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 国際交流の受け皿をつくるときの活動を通じて、私も公民館講座を受けてみようかといった人も増えると思うし、昨日の金井先生のお話でいきますと、「私のような団塊の世代でも勉強をしなければならない。むしろ勉強させた方がいい」というお話がありました。今日的に言いますと、振り込め詐欺の問題も起きていますけれども、頭が少し朗らかになってからそういう注意の勉強をするよりも、まだ頭がしっかりしているときにリタイアしたあと、これから地域社会のなかで生きていくうえで必要なライフプランなどを教えてくれる講座があってもいいかなと思っています。そのためには帯広市でやっているようなところまでいかないにしても大学の先生やプランナーの方を講師としてお招きしてやっていただければいいのではないかなと思いますが、何かお考えはありますか。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(山下清美) ただいまのご質問で、いろいろな講師を招いて公民館講座をという話でございます。申し訳ございませんが、公民館講座につきましては次の206頁から208頁の関係になってございますので、もしよろしければそちらの方でご質問いただければ社会教育係長から説明をさせていただきたいと思います。今ご答弁した方がよろしいでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 質疑終わってよろしいですか。

 

○委員(北村光明) はい。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 私も地域おこし協力隊員の関係でお尋ねをいたします。社会教育の推進員という立場で努力をしてもらうという感じの話をされました。現行、教育委員会の担当者を含めて取り組んでいる業務について、社会教育推進員に委ねる分が結構出てきて、そのことによって現職の職員を含めて密度の濃いものができるというような理解でよろしいでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(山下清美) ただいまの社会教育推進員の関係でございますが、これにつきましては新たな事業というかたちで考えております。ただいまここにいる職員につきましては今やっている業務ですが、加盟団体の育成に新たに関わっていく、あるいは文化継承事業に新たに関わっていく部分で、深く別の分野で関わっていく部分を主に考えております。例えば、芸術鑑賞事業を企画・立案する自主組織の立ち上げ、育成などの新たな部分を中心に活躍をいただきたいと考えています。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 6名採用で、6名決まるかは全くわからない状況です。ひょっとしたらだめかもしれないということもあるわけですよね。

 今、課長の説明を聞くと相当広範な社会教育に関する能力を備えていないとなかなかそういうかたちに計画をし、広めるということは大変だろうと思うんですが、採用する際にもそういうことも含めて面接をする際に、今言われたことについてもじっくりこういうことをやってもらうんですよということを含めて採用するということで、理解をしてよろしいですか。

 

○委員長(西山輝和) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 地域おこし協力隊の関係のご質問でございます。

 社会教育推進員の関係で担当課長からいろいろ新しい事業もしてもらうという話でございますけれども、若干、今までの既存の事業もお手伝いをしてもらうと。社会教育推進員というより推進協力員といいますか、そのような意味合いもあるかと思います。更には、共通の地域おこし協力隊のなかで、地域のイベントやコミュニティー活動、観光振興なども一緒に取り組んでいただきたいという考えももっています。その係だけではなくて。実際に、社会教育推進員につきましては、すでに面接を実施しました。社会教育主事、図書館司書・学芸員の資格をもっている職員に応募をいただきました。まだ決定はしておりませんけれども、そういう人に手伝ってもらっていく考えではおります。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第10款5項2目、文化振興費、197頁から199頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 文化振興費の開拓史跡等管理報償というのは、例えば松浦武四郎の宿泊地などの話でしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 文化振興係長。

 

○文化振興係長(佐藤一成) ご質問の件ですが、今北村光明委員がおっしゃったように松浦武四郎の碑他3か所で、計4か所にあたる町内の史跡でございます。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 不勉強で申し訳ないんですが、その4か所のところを教えていただけるのでしたら教えていただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育課長補佐。

 

○社会教育課長補佐(高橋英二) 4か所につきましては、松浦武四郎宿泊の地、十勝開墾合資会社跡、ドイツ人農家コッホの家、開拓農機具資料館でございます。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) その開拓の資料館というのはどこにあるんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育課長補佐。

 

○社会教育課長補佐(高橋英二) 開拓農機具資料館につきましては、美蔓の山田浩さんの自宅のところに併設してございます。

 

○委員長(西山輝和) よろしいですか。

 

○委員(北村光明) はい。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) 先ほど課長から説明を受けました第九文化継承事業報償300千円なんですが、この報償というのは...(中断)

 

○委員長(西山輝和) それは次です。

 

○委員(髙橋政悦) すみません。間違いました。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第10款5項3目、文化会館費、199頁から201頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) 第九文化継承事業報償についてなんですけれども、これは文化継承を目的とした団体からの要請なのか、それとも先ほどの説明ではいい時期なので文化継承事業を展開していただくために執行側が予算を計上したものなのか説明願います。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(山下清美) ただいまのご質問でございますが、第九文化については実施側か教育委員会からかというご質問でよろしかったでしょうか。

 

○委員(髙橋政悦) はい。

 

○社会教育課長(山下清美) この関係につきましては、文化センターがこけら落としのために実施をしました第九を30年間の区切りとして平成22年、7回目で集大成として実施したところです。その後、教育委員会として社会教育、教育委員会全体として今後、そこにそのまま合唱団の組織を置いていいのだろうかという検討をさせていただきました。そういった中で、町民手づくりといいますか町民に誇りのもてる第九の精神、第九のそういった部分の内容的な中身の部分を継承する必要があるのではないかという方向で考えまして、合唱団の方にも相談をさせていただき、また5年前の実行委員会の方々にも相談をさせていただき、教育委員会の案としてこういう方法を提示させていただいてある程度の了解をいただきました。高橋亮仁先生にも了解をいただき、元実行委員の方にも了解をいただきながら社会教育としてこうしたいんだという思いを伝えさせていただいて、今回の予算提案とさせていただきました。

 

○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) よくわかりました。ただ、何をしてもらうつもりで300千円なのかを説明願います。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(山下清美) ただいまのご質問でございますが、これにつきましては各小中学校、高校を交えまして何かできないかなということを模索しながら実行委員会を組織していただいて、町全体として何かできないだろうかという部分を考慮しまして、それに関わっての講師を招いての講演や何かやったときのよそから呼んだ費用、ポスター、プログラムなどの費用についてここに300千円を計上させていただきました。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 奥秋康子委員。

 

○委員(奥秋康子) 201頁ですが、工事請負費で文化センターのトイレの改修を予算してございます。手すりをつけていただいたりしていろいろとご配慮をしていただいているところでございますが、今回は思い切り洋式化をしてくださるということですが、これは現状のトイレの数は何個くらいあって、全部洋式化を予定していますか。

 

○委員長(西山輝和) 文化振興係長。

 

○文化振興係長(佐藤一成) 奥秋康子委員のご質問でありますトイレの数ですが、公民館側と文化会館側の文化センター全体の利用者のトイレは総数で24ございます。その24個の便座を全て洋式のトイレに交換するものでございます。

 

○委員長(西山輝和) 奥秋康子委員。

 

○委員(奥秋康子) 24か所全て洋式化をするという予定でございますけれども、1個1個のトイレのスペースは役場のように広くなく、非常に狭い状態のなかで、あのまま洋式化をしたときに非常に狭くて使い勝手が悪いのではないかと心配するところでございます。そこらへんはどのようにお考えでしょうか。コンサルなどにお伺いするとか、女性の意見をお聞きするということもされたのかどうかもお尋ねをしたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 文化振興係長。

 

○文化振興係長(佐藤一成) 先ほどのご説明のなかで少し説明が足りませんでした。申し訳ございません。

 総数24個あるうちの女性のトイレにつきましては、個数が9個ありまして、9個和式のトイレが並んでいるんですが、そちらを全て洋式にすると面積の関係上物理的に全部入らない計算になります。その9個ある文化会館ロビーの女子トイレについては、7つに減らされる予定でございます。総数24個あるトイレが22個の洋式トイレに整備されるということでご理解いただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 奥秋康子委員。

 

○委員(奥秋康子) ありがとうございます。そういうかたちでしたら、かなりスペースも広くなって使い勝手がいいかなというふうに思います。また、今はほとんど洋式化がされていますので抵抗はないと思います。足の悪い方たちは洋式化を望んでいるところなんですが、かといって高齢の方ばかりが利用するということにもならないわけです。若い方も洋式のところが嫌だという方もいると聞いたことがありますので、1か所くらい和式を残していただくという気配りも必要かなと思いますが、いかがでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 文化振興係長。

 

○文化振興係長(佐藤一成) 時代の趨勢(すうせい)ではございませんが、洋式化に向けて取り掛かる次第であります。洋式のトイレに対して要望が強かったのは事実であります。和式を残してもらうように声があったことは実はありません。ただ、奥秋康子委員がおっしゃるようにそういう配慮も必要なのかということで職員のトイレが2つございますが、男性用女性用の2部屋あります。個室は1個ずつついておりますが、そこについては実は和式を残したうえで、職員用トイレなんですが利用者が洋式トイレにアレルギーや何らかの事情で使えない理由があれば職員のトイレを提供し、そちらを利用していただくよう事務所内ではお話をしていたところでございます。

 

○委員長(西山輝和) 奥秋康子委員。

 

○委員(奥秋康子) 若い方もそういうアレルギーの方もいるという認識をしてくださっていることもありがたいと思いますので、改修しても職員のトイレも使えますよということも提示していただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 1点だけお願いをいたします。

 報償費の自主文化事業の公演料3,312千円が計上されておりますが、これはどういう公演をしようとされているのか、もし決まっているのであれば教えてください。

 

○委員長(西山輝和) 文化振興係長。

 

○文化振興係長(佐藤一成) 原紀夫委員のご質問がありました自主文化事業公演料でございますが、内訳といたしまして幼児を対象とした芸術鑑賞事業が1つ、小学生対応で1つ、中学生対象で1つ、更には映画会を主催する予定が3回ございます。更にはロビーコンサートと称しまして、公民館の大集会室もしくはロビー、文化会館のホワイエ等を利用して音楽関係の方にコンサートを開いていただくよう求めて、計7本の事業を予定しております。

 内訳につきましては、幼児対象の事業につきましては400千円相当の公演、小学生・中学生対象のものについては各700千円相当の催し物、映画会につきましては1回200千円相当のものを合計3回予定しておりますので、年間600千円の消費税、更にはロビーコンサートは50千円でございます。まだ未定なのですが、一般公演といたしまして700千円相当の町民が喜ばれる催しを企画できればと思った合計の数字でございます。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第10款5項4目、図書館・郷土資料館費、201頁から206頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 先ほど出ていました地域おこし協力隊員のなかで、学芸員的な専門性や能力を持った方を採用予定というお話があるということで、副町長の方からお話があったと思います。図書館の郷土資料館というものがありますが、管内におきましても浦幌町や足寄町など学芸員がいる町村においては、博物館や記念館などの文化活動的な施設があって、単に施設だけではなく、そういう活動が高まっていると思うんですけれども、そんな期待ができるのかお聞きしたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 図書館長。

 

○図書館長(市川優一) 今回の地域おこし協力隊は図書館・郷土資料館にかかります方につきましては、子ども読書推進員ということで、図書館もいろいろな事業をやってございますが、小さいときから本に親しんでもらうというようなことを積極的に前に出していろいろな事業をしております。今回の読書推進員につきましては新たな人の配置ということもありますので、いろいろな団体や各小学校、保育所、幼稚園などに熟知していただいて子ども読書の推進の方に特化というかたちで考えております。その他に地域おこし協力隊の全般的な仕事の方もやっていただく予定でおります。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 副町長のお話でしたら学芸員的な存在のお話がありましたけれども、それはどうなりますか。

 

○委員長(西山輝和) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 先ほど、3つの資格の話をさせていただきました。ただ、学芸員の資格を取得しているということで、まだ実際実務には就いていないような職員でございます。また、この規模で学芸員を置いておくというのは今のところ難しいかなと思っております。今回、そういうことでいろいろなお話が聞けますので、そこら辺は検討しますけれども当面は難しいと思っております。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第10款5項5目、中央公民館費、206頁から208頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 中島里司委員。

 

○委員(中島里司) 1点だけ、206頁の11節21番、チャレンジクラブ事業用食糧費の対象者は誰なんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育係長。

 

○社会教育係長(安ヶ平宗重) チャレンジクラブ事業の食糧費の対象は参加している子どもが対象として支出しております。

 

○委員長(西山輝和) 中島里司委員。

 

○委員(中島里司) チャレンジクラブ事業の回数は年何回でしたか。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育係長。

 

○社会教育係長(安ヶ平宗重) チャレンジクラブは月に1回活動しておりまして、年間11回活動しております。そのうち食糧費の対象としておりますのは、夏に1泊2日で行っているキャンプのときの食糧費及び町内の団体に協力していただいております料理教室の際の食糧費の2回にあてております。

 

○委員長(西山輝和) 中島里司委員。

 

○委員(中島里司) 年に11回ということで、参加料の負担は願っていますか。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育係長。

 

○社会教育係長(安ヶ平宗重) チャレンジクラブの参加料は無料です。ただし、食糧費、材料費が生じる場合はその都度参加料を徴収しております。この食糧費の対象としておりますキャンプの事業につきましては1人600円、料理教室につきましては1人100円から200円の参加料をいただいて歳入の方に入れております。

 

○委員長(西山輝和) 中島里司委員。

 

○委員(中島里司) これはたぶん歴史があったと思いますが、今時代の推移性からいって教育庁がやるのは無料で民間がやるのは有料、対象者は子どもでも大人でも同じですが、実費負担だけれども40千円みているということは、40千円は提供をしているということですよね。私が言うのは、こういう事業が全て無料化でいいのかということで、ほかの件でもあるんですが、時代の推移性としてこちらであると有料、こっちで無料。でも実際に有料でもかなり積極的に参加してくるというお話も聞いていますから、このへんは町全体でのこういう事業に対しての参加料の有料、無料を一度検討していただきたいと思います。たまたまこの項目が載っていたのでお話しましたが、町が軸になって町全体のそういう事業に関わる者に対しての参加する価値という判断を全体で検討してもらえないでしょうか。何か考えがあればお聞きします。教育委員会では答えられないので、町全体で無料ということがいいのかどうかということも含めて検討していただけないかということをお伺いしたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 使用料については審議会でいろいろとやっておりますけれども、ここら辺の参加負担金につきましてもどのようにするかは検討していきます。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 高齢者学級の講師謝礼の項目がありますが、今清水町における高齢者学級は年齢制限があるのか、高齢者というのだから65歳なのか60歳なのかといったものがあるのであれば教えていただきたいと思います。

 また、現役世代といいますか60歳よりも若い人たちの成人の講座というのは公民館講座しかないのか、そんなこともお答えいただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育係長。

 

○社会教育係長(安ヶ平宗重) 今ご質問のまず1つ目、高齢者学級の条件でありますが、町内在住の60歳以上の方として限定しております。平成26年度で245人の方が登録し、毎月活動していただいております。

 次に、それ以外の成人向けの学習の機会とありますが、予算書にあります公民館講座講師謝礼のほとんどが成人向けの講座として実施しております。今年度は7つの講座、男性のAETを活用した英語の講座、女性のAETを活用した英語の講座、文学の講座、工芸的なカービングの講座、整理収納の講座など公民館が主催して実施した講座が7つ、いずれも成人向けの講座で、そちらを実施しております。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 先ほど中島里司委員からありましたけれども受講するにあたって費用はある程度の受益者負担があっても中身の濃いものがいいのではないかという考えをもっているんですが、それがどのくらいなのか。例えば、公民館講座の場合は無料のケースが多かったのか教えてください。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育係長。

 

○社会教育係長(安ヶ平宗重) 公民館講座につきましてはチャレンジクラブも含めまして全て参加料は無料で実施しております。いただいておりますのは教材費または先ほどご指摘がありました食糧費などの実費をいただいております。

高齢者学級につきましては実費としまして毎月お弁当代をいただいております。お弁当代として年間5千円をいただいております。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 公民館講座のほかにマイプラン講座があって、何度かお聞きしたんですが今ひとつ私もわかりきっていない部分があるので、説明していただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育係長。

 

○社会教育係長(安ヶ平宗重) 公民館講座は今申し上げました7つの講座で、公民館職員が企画しまして実施しているものであります。町民の学習ニーズを図るにはそれだけでは不十分であります。マイプラン講座や社会自主講座というものをこれ以外に実施しております。

 マイプラン講座は町内で新たなグループをつくっていただきまして、学習したいもの、学習したい講師がいる場合は公民館の方に申請していただきまして、講師謝礼金相当分を新たな団体の方に交付しております。そちらの講座を実施しておりまして、今年度は新たな組織を2団体つくりまして、公民館の方へ申請して実施されました。それとともにありますのが、自主講座というものを実施しております。こちらは町内の文化団体、社会教育団体などを合わせますと100を超える団体がございますが、既存の団体が主催して自らが講師となって新たな人を募集する講座を実施しております。平成26年度は11の社会教育団体や文化団体の方が主催しまして講座を開設いたしました。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 実質的にそういったことをやるということはいいことだなと思うんですが、はっきりいうと会場に部屋なりが必要です。その費用については何らかの助成があるんでしょうか。文化団体としてつくってしまえばあとは自分たちで全部会費を集めてやるということになっているんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育係長。

 

○社会教育係長(安ヶ平宗重) 金銭的な支援の方ですが、現在は文化団体、登録している社会教育団体が文化センターを使用する場合は使用料を全ていただいております。ただし、今申し上げました自主講座及びマイプラン講座を実施する場合は使用料を免除しております。回数については制限をして10回までもしくは4回までと制限しておりますが、使用料の方を免除して優位に活動していただいております。

 

○委員長(西山輝和) 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 御影の場合は違うからあとにするということになるんでしょうか。御影も同じような考え方で実施をされているんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育係長。

 

○社会教育係長(安ヶ平宗重) 自主講座及びマイプラン講座につきましては、私が所管しております社会教育係の方で事業の起案をいたしまして、御影公民館の方にも合議をいただいております。よって、文化センターの使用料及び御影公民館及び御影改善センターの使用料もこの事業を活用する場合は無料ということで決裁をいただいております。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第10款5項6目、御影公民館費、208頁から210頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第10款5項7目、地域学習施設費、210頁から213頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第10款5項8目、農村環境改善センター管理費、213頁・214頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第10款6項1目、保健体育総務費、215頁・216頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 鈴木孝寿委員。

 

○委員(鈴木孝寿) 216頁の特定非営利法人清水町体育協会の関係なんですけれども、体育館のことはこの次の項目ですか。

 

○委員長(西山輝和) はい。

 

○委員(鈴木孝寿) わかりました。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第10款6項2目、体育施設費、216頁から221頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 鈴木孝寿委員。

 

○委員(鈴木孝寿) 体育館の運用のことでお聞きしたいんですが、町民の方から多く言われているのが、今清水高校が室内のフットサルで非常に強いということで期待をされているところですけれども、団体においてはサッカーができますが、個人利用についてはできないという運営がされています。親がついていてもだめだということでなっているんですが、その理由としては入って正面と手前については防護の網がついているんですけれどども、横がいまだにガラスである。団体においては申請者が管理して、割ってしまった場合には保険で直したりしているという話なんですが、どうしても個人だとそれが最終的に対応できない。何かあったときには体育館のNPOの負担ということで直しているということが実情と聞いております。サッカーが小さな子どもから高校生含めて一般も非常に活発な清水町において、その辺をNPOの方にも要請はしたんですけれども予算的にうちではできないという部分で、この辺について、今後取り扱う、もしくは改善していくような考え方はございますでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) スポーツ係長。

 

○スポーツ係長(菊池 敦) 高校のサッカー利用や小学校のサッカー少年団の利用に関しては団体の利用ということで、フットサルや室内サッカーというかたちで利用はされております。その際の物品の破損やガラスの破損については破損した方が明確な場合は状況によっては修繕していただいたこともあります。ただ、故意ではないという部分で破損した場合については施設管理をしていた体育館で修繕をしていた経緯がございます。それに関して、今後は検討していかなければならないところなのかもしれませんが、あくまで修繕に関しては故意ではなければ管理していた側で修繕の対応をしていたところでございます。

 

○委員長(西山輝和) 鈴木孝寿委員。

 

○委員(鈴木孝寿) まさにそのとおりなんですけれども、運用上小さなお子さんでサッカーをやられている方が、これからは冬ではなくなるので外でやれるからいいんですけれども、中でやる場合にはどうしても団体じゃないとできないという縛りがあって、それはなぜかというと中には割ってそのまま帰ってしまう方も結構いらっしゃるんですが、最後の最後まで監視をしているわけにはいかないという部分もあり、その辺の運用をぜひともNPOさんとしっかりやってほしいなと思います。その辺の打ち合わせを今度していただけますか。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(山下清美) ただいまのご質問でございますが、体育館の個人の使用について協議をしてほしいというお話でございます。体育館の利用につきましては、基本的に団体の方が多く使われておりまして個人で使用するスペースも限られております。また時間的な部分も限られておりまして、そういった部分できちんと管理できる部分が管理できないと、施設としては自由に使い放題という部分は難しいという状況はあると思います。良心的な使用のもとで使われる方の個人使用については可能かなと考えております。そこら辺についてはどの程度利用できるか体育協会と相談をしながら進めてまいりたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 鈴木孝寿委員。

 

○委員(鈴木孝寿) ぜひお願いしたいと思います。

 それと同時にサッカーは一生懸命僕も推進したいんですけれども、今度は逆に高校の部活の親御さんからよく言われているのは、5時もしくは5時半までで、汽車が6時過ぎだから6時までやりたいんだけれども、6時から他の団体があるということで、だいたい5時半くらいで終わらせているらしいんです。次に入っているサッカー少年団が来るのが6時過ぎで、どうしても30分から1時間の狭間があって、体育協会ともこの件の話をしたんですけれども、冬の間や夏の雨天のときのように土日は大会で取られ、他の団体が使いたくても使えない。そして、NPOとしては運用のなかで利用料金をいただいている団体なんだけれども減免措置の団体が取ってしまえばもちろん減免だけど、次の段階で雨が降らなかったときもそこの少年団や協会に貸している関係で誰も使えないという状況が生まれています。これは社会施設ですからしょうがないのかもしれないんですけれども、民間に委託するということはこういう部分も今後発生してきて大事な問題になってくるのかなというふうにも思いますので、これらを含めて協議をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(山下清美) ただいまのご質問ですが、団体の雨天時の利用が多く、その他に使えないというご質問でよろしいでしょうか。

 

○委員(鈴木孝寿) はい。

 

○社会教育課長(山下清美) この件についてはそういった団体がございましたら、体育協会が管理上不自由にならないようなかたちを各団体と協議をしていきたいと思います。その中には社会教育も関わりながら一緒に体育協会とどういった方法がいいのか相談しながら進めてまいりたいと思います。今年度は初年度なものですから、試行錯誤しながらやっている最中でございます。いろいろなご意見がございましたらこちらの方に申し出ていただければ相談をしながらいいものに進めてまいりたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 鈴木孝寿委員。

 

○委員(鈴木孝寿) ありがとうございます。

 決して言ってくれと言われているわけではないんですけれども、サッカーの話と高校のバスケットの話ですけれども、このなかの時間の狭間がどうしても利用者にとっては狭間となっている部分があるので、これはやっぱり減免措置がある団体は早めに時間をとるという傾向がどうしてもあるので、初年度ということで運用面でぜひとも検討していただきたいと思います。なければいいです。

 

○委員長(西山輝和) 答弁はありますか。

 

(答弁なし)

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 木村好孝委員。

 

○委員(木村好孝) 体育館、農業研修会館トイレ改修工事の洋式化の状況がどのようになるのかをお伺いいたします。

 

○委員長(西山輝和) スポーツ係長。

 

○スポーツ係長(菊地 敦) 体育館、農業研修会館のトイレの回収状況についてですが、体育館の女子トイレですが、既存のトイレ数が和式のトイレが5、洋式のトイレが1ございます。そのトイレを和式2、洋式3というかたちで改修を予定しております。また、間仕切りも合わせて改修の予定でございます。

 次に農業研修会館のトイレですが、農業研修会館1階の男子トイレと女子トイレです。まず女子トイレからですが、既存の部分が和式3、洋式1となっております。これを和式2、洋式2というかたちでトイレを改修いたします。

 次に男子トイレですが和式のトイレが2ございます。これを洋式のトイレ1というかたちに大便器につきましてはこちらに変えさせていただきます。

今回、工事するものは体育館女子トイレの2か所と農業研修会館の洋式が1か所の追加、農業研修会館の男子トイレが洋式の1便座ということで変更になります。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 1点お尋ねをいたします。

 220頁の御影のパークゴルフ場スタート台・ホールカップ1,410千円と計上されていますが、これは完全に既製品で購入するということなんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) スポーツ係長。

 

○スポーツ係長(菊地 敦) パークゴルフ場のスタート台につきましては既製品になります。平成26年度体育館前パークゴルフ場で購入した部分のパークゴルフ台と同じような考えをもっております。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) なぜこんなことを聞くかというと、パークゴルフ協会の役員が溶接機をもってきてカップを作っているのを見たことがあるもので、「あなた器用だね」とお話をしたことがあるものだからそういうことが大きさも含めていろいろあるのかもしれませんが、清水町に専門の鉄工所も何箇所かあります。ステンレスの溶接もできる技術もあるので、そういうところにお願いをしたらかえって業者のなかでは喜ぶ部分もあるのかなという感じでお話をさせていただいているんですが、その分は対して高くないんだけれども、スタート台は既製のものでなくてはだめなのかなという感じもしたんですが、スタート台も含めて町の業者でもしできるのであれば、かえってそういう活用も業者には喜ばれるのではないかなという気がしたものですから、お尋ねをしています。

 

○委員長(西山輝和) スポーツ係長。

 

○スポーツ係長(菊地 敦) 今年度の体育館前のパークゴルフ場の購入なんですけれども、町内の業者さんを通じてパークゴルフのスタート台を購入しております。同じようなかたちでスタート台については考えております。カップにつきましても町内の業者を通じて購入しようと考えておりますので、あくまで既製品で特殊なものではございませんので、加工等は必要ないのでそういったかたちで購入しようと考えております。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(山下清美) ただいまのご質問で、既製品と作る方と両方あるというお話でよろしかったでしょうか。

 昨年度体育館前のスタート台を作る時点で作っていただこうか、あるいは既製のものを買おうかという相談を各町内の業者さんにもさせていただきました。予算的な部分を考えたら備品で購入してもらった方がいいと、見積もりの段階でそういった話をさせていただいております。そういった事情もございまして今回備品で合わせて計上させていただきました。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) わかりました。ちなみに単価ですけれども、カップは1個いくらで購入されるんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) スポーツ係長。

 

○スポーツ係長(菊地 敦) ホールカップですが1個9,450円に消費税というかたちで、27ホール分の購入を考えております。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 耐用年数は、今は腐食しないように設置したら何十年ももつとかそういうものではなく、何年かでだめになるとかそういうものなんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) スポーツ係長。

 

○スポーツ係長(菊地 敦) ホールカップにつきましては地中に埋まった状態でございます。ただし、冬期間につきましては蓋をするかたちでなかに雪が入らないような状態にして過ごしております。

 また、他の町村にも確認をしたんですがすぐ傷むものではございません。一度購入すると10年来もつというかたちで話は聞いております。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 10年ももつんですか。私は貧乏性なものですから、ミルクの缶を入れても一、二年もつと思っていたものですから、そういうようなつくり方をしていたものですから、「何やっているの」と聞いたら、「パークゴルフ場のカップを作っているんだ」という話でやっていたのを見たことがあったものですから、今聞いたら10千円ですごいなという感じがしましたけれども、10年くらいもって上に蓋もできるということですから、よくわかりました。

 

○委員長(西山輝和) 答弁はよろしいですか。

 

○委員(原 紀夫) はい。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 北村光明委員。

 

○委員(北村光明) 町民プール建替事業の基本設計委託料に関わってなんですけれども、聞かれることが私もありまして、議員になるとそういうことも聞かれるんだなと思いましたけれども、ある程度建て替えができるとしたらどの辺のところを目途にされているのかお聞かせいただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(山下清美) ただいまのご質問ですが、町民プールはどの辺にというお話でよろしかったでしょうか。

 

○委員(北村光明) 時期です。

 

○社会教育課長(山下清美) 時期ですね。失礼いたしました。

 時期、場所等に関しましてお答えをさせていただきます。

 時期につきましては、ただいま町長部局と調整中でございまして、いろいろな施設を先ほどの予算の大まかな説明のなかでお話をさせていただきましたが、腐食がかなりひどく、施設設備についてもいつどうなるかわからないという状況にございまして、そういった部分で基本設計をまずやらせていただいて、その後建てる時期につきましてはここ数年後になると思いますが、町長部局と財政関係等調整しながら、建てる時期については近い将来というお話をさせていただいて、場所等につきましても規模等につきましても今の規模を大きく上回らないという部分を考えまして、場所につきましてもそのときに一緒に検討させていただくという考えでございます。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 

○委員長(西山輝和) 次に、第10款6項3目、学校給食管理費、221頁から226頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) 給食の納入食材についてなんですけれども、現場の調理員の方から納入食材の廃棄率が異常に高いという話を聞くんですが、それに対してセンター長は把握されていますか。

 

○委員長(西山輝和) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(阿部剛裕) 廃棄率というのは納入食材の下処理段階ということですか。それとも最終的に残食率として子どもたちが残した残食率の割合でしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) 残食率ではなく、前段の調理するときに出る廃棄率です。

 

○委員長(西山輝和) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(阿部剛裕) 当初の廃棄率というのはほとんどございません。一応予備食ということで予備食分については足りなかったときに提供する4食分を用意してございます。廃棄物として出るのは、根菜類の玉ねぎの皮や人参、じゃがいもの皮等については廃棄物等で出ます。ご飯の関係でいけば連続炊飯装置で釜ごとに炊飯をかけ、それを量って学校給食で提供します。大釜ですのでそのときに量った部分の残りということでごはんも余ることはあります。

 

○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。

 

○委員(髙橋政悦) つまり、センター長は現場の調理員の話は聞いたことがなく、廃棄率は決して高くないということなので、私が聞いた話とは違うということなんですけれども、今年度異物混入事件等が多発したなかでそういう事実も聞いているので、今後野菜等、話を聞いていると5割も廃棄しているような話も聞きますので、その辺の納入量と廃棄量を調査することも必要だと思うんですが、いかがですか。

 

○委員長(西山輝和) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(阿部剛裕) 納入品につきましては消費期限等がある物については管理を行っております。先ほどの野菜等につきましてはどうしても3回洗浄等で葉物類でも当然廃棄物が出てきますので、そのときの廃棄量というのは実際のところ見ておりませんので、そういったものを今後確認してまいりたいと思います。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめ延長します。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 1問でやめます。

 22番目に給食センター厨房機器保守点検委託料がありますが、今までの予算書を見てきていないのでお尋ねをするんですが、これは過去もずっとやっていたんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(阿部剛裕) 過去には行っておりません。平成27年度につきましては夏季休業期間中に調理機器の専門業者によって厨房機器の点検、グリスアップについてもかけていただくということで予算を組んでおります。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 厨房機器がたくさんあるなかで点検を受けた後に厨房機器を原因とするようなものが異物として混入したというときにはどのようなことになるんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(阿部剛裕) 近隣町を参考に委託の方を設計させていただいたんですけれども、機械が10年以上経っているものについては概ね15年で調理機器等についてはボルトなどの破損等も見受けられますので、それを全面的に委託のなかで損害賠償等含めて委託契約という予定はございません。責任をもって対応はしていただくんですが、賠償責任までは求めることはございません。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 関係する調理員や職員も点検し、加えて委託をかけている業者も点検をするということで、より異物が混入しないような対策をとるだけのことだということですか。

 

○委員長(西山輝和) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(阿部   剛裕) 現在、機械、器具等類については私ども職員も日常点検、重要な機器については月1回、週1回にわけて定期点検ということでやっております。そのなかで調理機器専門業者の方からもアドバイスをいただいて機器点検、グリスアップ類もどういうような機種にオイルをどのくらい入れていいのかのアドバイスはしていただいているんですけれども、定期的にそういったアドバイスも含めて点検を行って、より十分な点検確認を行ってまいりたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 見たところ0一つぐらい多ければもう少し言いたいんですけれども98千円なのでそんな回数なんてできるわけないと思うんです。年間を通してひと月に1回くらいのレベルで委託をするという考えでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(阿部剛裕) 原紀夫委員のおっしゃるとおり、そのようなかたちになる予定です。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 これで、教育費の審査を終わります。