平成27年度予算審査特別委員会(3月18日)
○委員長(西山輝和) ただいまの出席委員数は12名です。定足数に達しておりますので、これより、平成27年度予算審査特別委員会を開催いたします。(午前10時00分)
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○委員長(西山輝和) 昨日に引き続き、一般会計予算農林業費の審査を行います。
これより、一般会計関連条例の審査を行います。
議案第16号、清水町農業委員会事務処理手数料条例の制定についてを審査します。
それでは、条例の内容を説明願います。なお、発言をする際は挙手をし、「委員長」と呼び、発言の許可を求め、最初に職名を言っていただきますが、質疑においてはそれぞれの委員の最初の答弁の際にだけ職名を言っていただきますようお願いいたします。
農業委員会事務局長。
○農業委員会事務局長(山村雅志) 清水町農業委員会事務処理手数料条例の制定についての提案理由のご説明をさせていただきます。
こちらは新設条例としての提案となっております。
提案条例をご覧いただきたいと思います。
最初に、第1条からご説明申し上げます。制定理由となります第1条についての趣旨についてご説明申し上げます。農業委員会で行っております農業委員会固有の事務及び町から委任されている事務等の手数料につきましては、清水町手数料条例に基づき徴収しておりましたが、町の他の執行機関での使用料等を規定している条例等と同様に農業委員会で処理する事務における手数料につきましては、町の手数料徴収条例とは別に条例を定めることを目的とした条例提案となっております。
第2条、手数料の額についてということで、手数料を徴収するものの額につきましては別表で規定する内容となっております。
申し訳ありませんが一番下にあります別表(第2条関係)をご覧いただきたいと思います。
別表の番号1及び番号2についてご説明申し上げます。
農地法の改正により、本年4月1日から農地台帳の内容を農地法施行細則及び農地法運用通知に基づき公表しなければならないため、2月26日に開催されました第8回農業委員会総会におきまして、清水町農業委員会農地台帳点検等実施規定を全文改正する決議がなされ、同日告示しております。改正後の規定のなかで閲覧用農地台帳の閲覧及び農地台帳記録事項要約書の交付に関する事項も定めておりまして、この2つの手数料の額等につきましては、今回提案申し上げておりますこちらの手数料条例で規定する内容となっております。手数料の額としましては、2月20日に開催されました清水町使用料等審議会におきましてご審議いただいた結果、一筆450円につきましては適切であると認めるとの答申をいただいているところでございます。
番号3につきましては従来から行っておりました農地に対する現況証明書の交付手数料といたしまして、一筆につき300円、一筆増すごとに100円を加算し、現地調査を要するものにつきましては一筆400円とし、一筆増すごとに100円を加算することを規定する内容となっております。
番号4につきましては、その他の証明書に関する証明書の交付の手数料といたしまして、一件につき300円と規定する内容となっております。
戻りまして、第3条をご覧いただきたと思います。
手数料の免除の規定でございます。営農証明書及び税の控除に関する証明書の交付につきましては、手数料を免除することを規定する内容となっております。
第4条では、手数料の徴収方法の規定でございます。この手数料に定めるもののほか、手数料の徴収方法その他につきましては、清水町手数料徴収条例の規定を準用する内容の規定となっております。
附則としまして、この条例は公布の日から施行すること。ただし、別表の番号1及び番号2につきましては7月1日から農地台帳の内容を公表することから、平成27年7月1日から施行する内容となっております。
以上、清水町農業委員会事務処理手数料徴収条例の制定についての提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
これで関連条例の審査を終わります。
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○委員長(西山輝和) これより、第6款、農林業費、130頁から147頁までの審査を行います。
担当課長に申しあげます。予算のなかで特に説明を要する点があれば説明願います。
農業委員会事務局長。
○農業委員会事務局長(山村雅志) 農業委員会に関わります歳出予算につきましてご説明を申し上げます。
ご説明します内容につきましては、130頁・131頁でございます。
1目、農業委員会費及び143頁の最下段から144頁にかけてございます8目、農地適正化斡旋事業費となっております。
130頁・131頁をご覧いただきたいと思います。
1目、農業委員会費につきましては、昨年度と比較いたしまして418千円の減となっておりますが、減額の主なものといたしましては職員人件費と本年度当初予算では節がなくなっておりますが、18節にございました備品購入費の減となっております。
続きまして、143頁・144頁をご覧いただきたいと思います。
8目、農地移動適正化斡旋事業につきましては、昨年度と比較しまして565千円の増となっております。増加した要因は、昨年度の補正予算で議決いただきました農地中間管理事業に関わる当初予算措置によるものでございます。斡旋委員の報酬及び費用弁償の増となっております。
以上、簡単ではございますが農業委員会に関わります歳出予算のご説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 私の方からは、第6款、農林業費のうち産業振興課の予算概要につきましてご説明申し上げます。
農林業費の総額は857,899千円で、昨年度と比較いたしまして139,833千円の減でございます。
主な理由につきましては、予算書にはございませんが昨年度まで農協で実施してございました農山漁村活性化プロジェクト支援交付金172,980千円が平成26年度をもって事業を終了しましたので、それに伴いましての減額でございます。
132頁中段でございます。
農業振興費、19節、負担金補助金及び交付金、50番、農地中間管理機構集積協力金交付事業補助金2,000千円でございます。昨年より始まりました国の事業で、営農していた方が何らかの事情で経営を転換または離農により自作農地を手放し、中間管理機構を通して担い手に農地を賃貸で集積した場合、農地の面積に対して集積協力金が国から支払われるという事業でございます。
次にその下から135頁上段にかけて記載されています多面的機能支払事業事務でございます。これが、昨年より49,394千円増の61,458千円となってございます。平成27年度から交付金の支払い方法が変わりまして、これまで北海道協議会に国・道・町の負担金をそれぞれ集積して、それを直接地域に下ろしていたのですが、今度は国・道の交付金を町の方に集中させまして、町の方から交付するといったようなかたちになったため、大幅な増額になってございます。
次に、136頁中段、畜産業費になります。19節34番に初乳加温機装置導入補助金ということで、新規事業でございますけれども1,500千円が計上されてございます。1戸あたりの頭数が増えるといったようななかで、哺乳期の事故を低減させるために、農協と4分の1ずつの補助をするものでございます。
その下、新規事業でございますが35番、清水町バイオマス利活用促進事業補助金ということで1,742千円を計上してございます。これは、今後の家畜糞尿対策としてバイオマスというものは欠かせないものであるというふうに考えてございまして、これにかかる負担の軽減ということで固定資産税相当額を5年間補助するものでございます。
次に、138頁、5目、牧場費、11節、需用費、70番、飼料費でございます。配合飼料の量を平成26年度の補正分と同量の量で計算いたしまして、当初に計上させていただいてございます。そのため2,825千円の増ということになってございます。
最後に、139頁、18節、備品購入費、10番、牧場管理用備品でございます。マニアスプレッダーと牧場用の管理用車両の購入費ということで7,751千円を計上してございます。
なお、132頁・133頁にございます担い手コーディネーター関係予算2,362千円。同じく132頁下段、清水町農業施設整備奨励金2,000千円。133頁下段、畑作総合振興事業補助金9,580千円。136頁中段、自給飼料増産対策助成金1,500千円。それから、今説明いたしました清水町バイオマス利活用促進事業補助金1,742千円につきましては、地方創生先行型というかたちで計上させるためにのちほど補正予算を提案する予定でございますので、併せてご了解いただきたいと思います。
以上を申し上げまして説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) 都市施設課参事。
○都市施設課参事(堀 秀徳) 都市施設課の所管いたします予算についてご説明いたします。
142頁をお開きください。
1項7目、御影農業用水管理費でございますが、需用費のうち電気料につきましては、料金改定に伴い275千円の増。施設修繕料は機械修繕分940千円の減となってございます。
143頁をお開き願います。
13節、委託料のうち14番、農業用水施設管理委託料につきましては、業務内容の一部変更に伴い249千円減。15節、工事請負費はメーター器交換台数減により542千円の減となっております。
18節、備品購入費ですが1,386千円の増となっておりますが、メーター器の交換台数減となってございますが、今年度のメーター器につきましては口径が25㎜に対しまして、平成27年度につきましては口径が50㎜と大きく、単価の高いものが対象となっております関係で増となっております。
以上が主な変更箇所となってございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) これから、順次質疑に入ります。
第6款1項1目、農業委員会費、130頁・131頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) 次に、第6款1項2目、農業総務費、131頁・132頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) 次に、第6款1項3目、農業振興費、132頁から135頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
桜井崇裕委員。
○委員(桜井崇裕) 133頁で青年就農給付金でございますけれども、どのくらいの方が利用されているのかお聞きしたいのと、現在、いろいろな資金の要件のなかで認定農家という認定があります。清水町の農業者のなかでどのくらいの方が認定農家とされているのかお聞きしたいと思います。
○委員長(西山輝和) 農政係長。
○農政係長(近藤芳行) 青年就農給付金につきましては平成24年度から行われている事業でございまして、5年間継続してもらえるという事業でございます。本町で対象となっているのは3件なんですけれども、そのうち1件につきましては平成24年度目が5年度目になってしまうということで、その方は1年間しか1,500千円をもらっておりません。その他については平成24年度からもらっている方が1件で、この方は平成24年度、平成25年度、平成26年度と3年間もらっております。平成25年度から1件もらっている方がいまして、その方が2年度間もらっているということで、現在給付が続いている方については2件でございます。その方については来年度も予算を計上というかたちになっております。
認定農業者なんですけれども、340件程度なんですが、これは今精査しているところなんですけれども、一応経営安定所得対策で、以前、品目横断のときは認定農業者が交付金をもらえる対象だったんですが、今、経営安定所得対策になって、その要件がいったん緩和されたんですけれども、また来年度から経営安定所得対策交付金をもらうためには認定農業者にならなければならないということで、今、町の基本構想に到達している方につきましては認定できるということになっていますけれども、国の方から経安の交付金をもらえるためにその辺も緩和して、なるべくなれるようにしなさいというような支持もきておりますので、認定農業から漏れている方も拾い上げるようなかたちで、なるべく増やしていきたいというふうに思っておりますけれども、現在は350件程度ということでございます。
○委員(桜井崇裕) わかりました。
○委員長(西山輝和) 鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) ご質問させていただきたいと思います。
3目の担い手コーディネーターのことについてお聞きしたいと思います。担い手コーディネーターの平成26年度と違う平成27年度での役割、もしくはこれまでの実績等を教えていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長補佐。
○産業振興課長補佐(渡邊義春) 担い手コーディネーターでございますけれども、平成26年度の実績でございますが、実習等の問い合わせが44件ありまして、そのうち1件受け入れをしております。出会いを中心といたしました協議会、担い手の方の交流会でございますけれども、6回行っております。結婚予定候補者といいますか、農業後継者の方がグループをつくっておりまして、グリーンアップルというグループがあるんですけれども、そっちについては3回で、合計9回の交流会を開催しております。
新規農業者の研修といたしまして、農業塾を開催し、マネジメントコースというのは3回、2年計画で平成26年度から3回行っておりまして、来年度も3回を行い、計6回行う予定でございます。
新規就農の方の担い手というところの農業塾も計画しておりますけれどもそういう点につきましては参加人数が少ないということで、平成26年度は中止をしております。
その他のすずらん会の活動が年4回、ファームスクールということで旧農業公社の横なんですけれども、畑で小学生や保育所の児童等に対しまして作物の収穫等を体験していただいております。
平成25年の9月からなんですが、ホームページを立ち上げておりまして、そちらにつきましては月に平均約900回程度のアクセスをいただいておりまして、2件ほど問い合わせがあり資料を送り、1件については来町している状況でございます。
新年度の事業といたしましては、婚活事業を全町的にできないかということで検討する予定でございます。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 来年度事業のことについてのご質問がございました。今、補佐の方から来年度につきまして一部町全体の活動をしたいというような発言をしました。それと合わせて、今年、担い手コーディネーターの担当者の方が辞めるということもございまして、今までやってきたことを踏襲しながら、今、農協の常勤の皆さんともお話をしているんですけれども、新たな方法も考えていきたいということで検討中でございます。
仕事の中身ですずらん会の事務局についてはJAの方でもたせてもらいますということで、仕事のなかの再編含めて農協さんと協議していますので、それを決めながら進めていきたいと思っています。
○委員長(西山輝和) 鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) これは昔でいう後継者対策協議会の延長線だと思うんですけれども、現実的に実質お聞きしたいのは後継者対策の部分のメインが実はそこにあるのかなというふうに思ってはいたんですが、そこの成果というのはこの何年かではどういうかたちであったのか教えていただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 答弁を求めます。
産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 成果というような話がございました。個人情報の関係もございますので、あまり成果というのは表に出すということにはならないというふうに思ってございます。先ほど渡邊補佐の方からお話ししたということで、回数のみということでご了解をいただきたいというふうに思います。
○委員長(西山輝和) 鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) 昨日も思っていたことなんですけれども、昨日の人事評価の構築ということでコンサルに依頼していると、それはそれで問題はないというふうに考えています。ただし、この部分については何年かやって実績部分について、要は専門の方がやっていらっしゃるのかどうかというか、本当の専門のコンサル等を入れながらやった方がより効率的ではないかと、そういう部分はそういう部門に発注するのが一番いいのではないかなというようなことを考えるんですが、そういう部分の検討はされたんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 先ほども若干申し上げたんですけれども、今後のことについては農協の常勤の皆さんとお話をしています。そのなかで担当者を置くことが本当にいいのか、それとも札幌のプロの方を呼んできてそちらの方に相談していった方がいいのか、そのへんも含めて考える必要があるだろうということでの検討課題には入ってございます。場合によってはプロの方の指導を受けながら進めていくというのも大事かなというふうに思います。
昨年までも全然やっていなかったのかということになりますと、それはまた別でございまして、札幌等で西部4町や十勝という単位でプロの方をお招きして、対象者となる方たちに講義をしたり、どういうような方法で接触していったらいいのかということを講義されたりということはやってございました。それをまた更に一歩進めたかたちで検討しようということで、今農協の常勤の皆さんともお話しているという状況でございます。
○委員長(西山輝和) 鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) わかりました。
先ほど、これを町全体の活動にしていくということは非常に評価できるところだと思いますので、ぜひ検討をしていただきたいと思います。また、本来担い手コーディネーターの部分で、例えば後継者対策の部分と新規就農の担い手もここに入っていますよね。そこの部分はある意味切り離して考えてやられた方が本当はよろしいのかなというふうに思います。今年はまた変わっていくということで、そこを注目していきたいと思います。
もう1点、その下になります19節、負担金の営農対策協議会負担金とありますが、営農対策協議会のここ数年の具体的な活動はだいたいわかっているので聞く必要はないんですけれども、要は関係団体との、例えば役場であれば農協、共済組合、普及センター等あると思いますけれども、このへんとの交流が希薄になっている部分ではないかなというふうに考えておりますので、もう少しいろんな会合や座談会でもできるような仕組みで、もっと予算を上げてもいいのかなという気はしていますが、最近の交流状況があるのかどうかという部分をお聞きしたいと思います。
○委員長(西山輝和) 農政係長。
○農政係長(近藤芳行) 営農対策協議会、先ほど言われましたように農業委員会や普及所、農協、ホクレンの現業所などが入って、今やっていることは作況調査などをやっているんですが、あとは合同作況調査もやっておりますし、畜産部会というものがありまして、畜産に対するいろいろな検討部会を開いて行っているところでございます。交流ということであれば、例えば1月の末に営農懇談会ということで営農対策協議会が主催しまして各地区に1年間の作柄の話やビートを増産していくための方策などを研究した結果を話したりということをやっております。
あと、1年間をとおして、例えば凍害の被害があったり、今年につきましては小麦が春先に枯れてしまったりという対策が必要なときは、営農対策協議会の農産部会で集まってどうしていくかということの話し合いも随時行っているところでございます。
○委員長(西山輝和) 鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) 15年、20年前だともっと活発にやられていました。いろいろなかたちで先進視察もされていました。僕は、特に基幹産業が農業のこの町において、全体がスクラムを組んでやるというところが今はなかなかありません。予算も非常に厳しいという部分がありますけれども、将来的な清水町の基幹産業をどういうふうに導いていくかという部分で考えていくと、こういうところにどんどん力を入れていくべきだと思っておりますので、ぜひ今年度検証してほしいと思いますがいかがでしょうか。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 応援をいただいたというふうに理解させていただきたいと思います。営対協はこれまで30年以上になるかと思いますけれども、活動をずっと続けてきております。それぞれの職場のなかで皆さんが集まって、清水町のそういった問題をどうするかといったようなことで、常々話をさせてもらっています。
今、農政の方の話をしましたけれども、畜産の方についても衛生対策等も含め、口蹄疫などが出たときに大変な思いをしながら皆さん走り回ってくれています。そういった意味では活動は随分進めていますけれども、視察というのもいろいろ考えていますし、交流の場もどうなんだということもやっているんですけれども、仕事がそれぞれうまく合わないということで進んでいないような状況にあるということもご理解いただきたいと思います。
ただ、今お話しいただいたような中でいろいろな交流をしながら、情報交換をしながら益々進められるように、より活発な活動をしていきたいというふうに思いますので、これからもよろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) 私も担い手コーディネーターについて質問したいと思います。
先ほど、答弁の中で個人情報の関係で、実績については件数のみということでしたが、担い手コーディネーターから提出される実績の把握の仕方を教えていただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 答弁を求めます。
産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 把握の仕方というかたちになってございますけれども、一応一覧表にしてこういった事業につきましてはこういうふうにやりましたということで、何回やりました、いつやりましたというような報告書をいただいております。その中での把握ということです。個人的にいろいろ動いている部分については、その都度復命書等をいただいておりますので、その復命書を見ながらコーディネーターがどういう活動をし、誰とコンタクトを取っているというようなことは逐一復命書をもって報告いただいてございます。
○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) 復命書と一覧表の報告書のみということで、精査は行っていないということですね。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 復命書と一覧表は別でございます。あくまでも復命書はその都度で、誰と会ってこういう話をしました。こういった方がどこからきて、誰々さんとお話をしていただいきました。結果はどうでした。あとは、西部十勝でこういうような交流会をやって、こういうふうにやったんですけれども、カップリング率はこうでした。誰々がこうなりましたというような復命書をいただいてございまして、それぞれの活動の報告をいただいています。それを一覧表にしたものが年度末にいただけるということでございます。
○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) その1年間の復命書の枚数を教えていただけますか。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 枚数については、今は持ってきていませんので、今はお答えできません。
○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) 後ほど教えていただきたいと思います。
もう1点、その対象者のニーズはどのように把握していますか。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 対象者のニーズということになりましたけれども、清水町にいる人間の方の対象者というふうに理解させていただいたうえでのニーズをということだと思います。
昨年までグリーンアップルというようなかたちで団体を組んでやっていただいてございました。その中で、その人たちの活動を支援するかたちのやり方でございまして、基本的には西部4町や十勝といった団体、その他にはグリーンアップルという団体がこういうふうにやりたいんだといったような独自の活動をやらせてあげながら進めてきたというようなことでございます。ニーズというかたちにはならないのかもしれませんけれども、それぞれの機会を何回も与えるというようなかたちでの進め方をしてきたというふうに考えてございます。
○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) 実際に対象者(担い手)の方と私が話した内容とちょっと違うような気もしますけれども、今これを押し問答をしてもはじまらないので、なるべくなら今後そういう対象者(担い手)の方たちとよく話をして事業を進めていただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 応援ありがとうございます。
これから、やり方も随時変えていきたいというふうに考えてございますので、その中でそういった方たちのニーズ等についても膝を割って話ができるような機会をつくっていきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第6款1項4目、畜産業費、135頁・136頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 136頁で1問お尋ねをいたします。
先ほども担当課長から説明をいただきましたが、清水町のバイオマス利活用促進事業の関係で、家畜糞尿が相当数あるわけで、負担の軽減のための補助だという話です。一昨年も産業厚生常任委員会のなかでもバイオマスの関係について、より積極的に進める方策についていろいろな話をしたと思っているんですが、現状で私たちの町ではバイオマス利活用について現状どのような状況になっていて、今後どのように進めようとしているのか、このへんを1点お尋ねいたします。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 今のご質問でございますけれども、バイオマスプランとガスプラントにつきましては、これから昔と違って牛がいるのだから臭いがするのは当たり前ということは言っていられません。やはり、観光者などを受け入れる以上はそのようなことを言わないで、きちんと前向きに向かい合わなければならないということで、役場の中でも農協さんともお話をしてございます。その上で、昨年度もエネコープさんや丸紅さんなどいろいろなところが来ていたんですが、そういった方とも情報交換をしながら前に進めようということで今います。
バイオマスの関係ですけれども、そのときに確かお話ししたのかなと思いますが、事業費が150,000千円といった高額な中で1件の方がそれを始めていて、昨年の11月に供用を開始というかたちになってございます。たったの1件しかまだなっていないんですけれども、今後伸ばしていかなければならないだろうというふうに思います。ただ、問題が固定買取制度で電気の固定買取制度が清水町については対象にならず、ソーラー発電の方でいっぱいになっているので、清水の変電所だけならまだ余裕があるみたいなんですが、その上の方が全部いっぱいですから、清水からあげられても困りますというようなことを言われてきている状況のなかで、どうやって進めていくのかというのがこれからの課題になっていくということだと思います。
1つにはそれがあったとしても専門家の方から言わせればガスの方がより効率的に利用できるんだというようなご意見もいただいてございますので、電気と言っても地域内なら使えるのかといったようなことなどいろいろなことがあります。そういったものをトータル的に全体計画を立てなければいけないだろうというふうに思ってございまして、そのことを他の業者さんや農水省や他の省庁も含めて安定に広げさせてもらい、助成をいただけるようなものはないのかといったようなことで、今進めてございます。
もう少し経ったら明るい話題が入ってくればいいなというふうに思っておりますけれども、今の段階では決定されている事業がございませんので報告はできませんけれども、今はそういった方向で各種の方にアンテナを広げながら活動をさせていただいているということでございます。近い将来、いい報告ができるようにしていきたいと考えてございます。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) いろいろと進めるうえで障害があるというような話ですけれども、当然のことながら事前にそのことについては担当課や農協を含めて、まったく予知できなかったことではないと私は思うんですが、そのことについては、全然予知もできない状況で片方の事業が進んだために、現状このようになっているということでしょうか。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) そういうことではございません。事業の進め方といったところで、どうしてもバイオ発電所というものについては大変高価であるというのと、準備にすごい時間がかかるということです。2年・3年とどうしてもかかるというものです。それに比較をして、ソーラーというものはつくられているものがほとんどで、形式も登録されているものです。そういったものでは手続き的にはソーラーの方がはるかに速い、そういったところからソーラーの方が先に進んでしまったというのが現実でありまして、その分の差があるんだということを農水省も含めて、あるんだからバイオの方はもう少し考えてやるべきではないのかというようなことで動いているという話を聞いてございます。決してソーラーを野放しにしたからこうなったんだということではないというふうに覚えておいてください。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 一連の大きな事業をやろうとすると、そう簡単にできるものではないということは誰でも当たり前のことであります。やはり、農協や町が戦略的にいろいろと研究を重ねて進めなければうまくいかないと思っているんです。したがって、今課長が言われたように農協ともいろいろと協議しているということですから、たぶんこれからそういう立場でより強めてやっていただけるんだろうなと、こういうことに期待をするよりないんですが、隣町を見ても非常に進んでいるというところを見ると羨ましいという限りということから、もう少し腰を据えてやれよというような町民が結構いると思うんです。したがって、心構えを含めて決意を一度聞かせてください。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 応援ばかりいただいて本当に恐縮でございます。
この件につきましても、バイオもありますし、ソーラーはすでに発していて、その他に水力というのも出てくるかもしれないといったエネルギーがたくさんあるなかで、そのエネルギーをどういうふうに調整しながら、更には他の事業にも進めていけるのかもしれない、広がっていくのかもしれないといったなかで雇用も増えていけばいいというようなことをいろいろと計画していく、そういった事業を今探してございます。昨年から、農水省、経産省も含めて、そういう省庁にいろいろと声をかけたなかでご助言等もいただいてございますので、こういった事業が入ってくればその段階ですぐに着手できるような体制をとっていこうというふうに思っています。それができあがってからどういうふうに進めていくかということもまたあると思いますので、そのときはまた皆さんのご協力をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) 桜井崇裕委員。
○委員(桜井崇裕) この場でお聞きしていいのかわからないのでお聞きしますけれども、畜産クラスターについての関連の事項についてはこの場でよろしいんでしょうか。
○委員長(西山輝和) よろしいです。
○委員(桜井崇裕) 畜産クラスターは私の一般質問の中で申し上げましたけれども、今後どのように進めるかということをお聞きしたいのと、それに関連する予算が見当たらない。私も畜産農家でございますので、いろいろな条件があって、これはできるこれはできないというものがありますけれども、機械屋さんあたりが近々の中で条件が変わってきているところがかなりございます。これはできないと諦めたものが、取り入れるのではないかという部分もございますので、しっかりと畜産農家のためにいろいろと早めに情報を出していただかないと出遅れます。ましてや5年と言っておりますけれども、早い者勝ちとは言いませんが清水町のためにこういった事業を成立させるのであれば、農家や農協さんと合わせていろいろなアドバイスを受けたなかで精査していただきたいと思いますが、そのへんの計画をお聞かせいただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 畜産クラスターの関係でございます。畜産クラスターにつきましては平成26年度補正ということで、11月中に国の方から説明会があって進めてきたということです。最初に入ればすごい髙い確率のなかで当たりますよというようなことが振りまわれたわけですけれども、たいていの町はそのような予定をしてございませんので、乗り遅れるというような状況になっています。たまたま平成26年度補正で乗っかっていたところは平成27年度に強い農業づくりか何かで事業を進めようとふうにすでに計画をしていました。だけれども、それが入ってきたからそっちの方がいいのでそちらの方に乗り換えましたといったようなところで進んでいます。清水町は遅れているかということになるとそうではなく、今、たぶん農家の皆さんの方にもそれぞれ希望調査などが出ていると思いますけれども、そういった意向をどういうふうに実現していくかというのは平成27年度に向かって事業を進めていくというようなことでございます。
もう1点、町の方の予算に入っていないということでございますけれども、多くが農水省から受託され、例えばこの中の1つに確か入っているかと思いますけれども、ロボットの関係があったと思います。ロボットについては、清水町のなかで希望を取りました。これは農協から農水省に直の事業で、農水省から承認証が出れば予算化されるということになりますが、お金については農水省から直接農協に振り込まれるというかたちになってきて、町の予算を通らないというようなことでございます。詳しいことは全然出てきておりません。昨日、Q&Aがあがってきています。それが今農協さんの方に回っていますので、随時それをもって農家の皆さんへの説明会等が行われるというふうに思ってございます。
○委員(桜井崇裕) わかりました。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
北村光明委員。
○委員(北村光明) バイオマスについて、私の方からも質問させていただきたいと思います。
昨年度は予算がないようなので新規事業ですよね。これは例えば何年間続けるという計画があるのか、またこれを促進するにあたってターゲットのところがあるのかをお聞きしたいと思います。
鹿追町のように町全体として計画的なことを考えていく部分が一方であるとしたら、先にやってしまったところの問題があとで起きてくるのではないかという気がしています。
助成金が4分の1補助ということで、あと4分の1は農協からも出るかわかりませんが、それをお聞きしたいと思います。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) バイオマスの利活用促進事業でございますけれども、これはバイオマスプラントを自らつくった方で、補助事業については今国の方でバイオマス産業都市構想のなかでそういったことを進めるための補助事業がございます。その補助事業は2分の1出るんですが、もし売電を進めるのであれば売電施設については補助外ですよというようなかたちでの補助金です。清水町については売電できませんので、そういった意味では半分の補助金をもらっている事業でございます。
ターゲットはもう決まっているかということですけれども、ターゲットはもう決まっておりまして、清水町のなかでは1件しかそれをやっているところはございません。そこが昨年11月に供用開始をしたと、要するにできあがったというようなことでございます。その方の補助予算75,000千円を自費で払ってございます。それに対して負担軽減をしてあげようというようなことで、できあがったものについての固定資産税分が百七十なにがしということでございまして、それを5年間考えているということでございます。
それから、4分の1というのを言われましたけれども、4分の1というのは別の事業で、初乳加温機の関係の補助事業でございます。町と農協で4分の1ずつ、残り半分は自分で払ってくださいということです。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 私の認識が間違っていたということがわかりました。ありがとうございます。
別な観点から言いますと、糞尿の処理の対策という観点があると思うんですが、春になると悪臭の問題、雨が降ったときに流れ出て河川に流れ込むといった話もあるので、そういったことに対しては直接この助成には該当しないのかもしれませんが、その辺のことは何か考えていらっしゃるのかをお聞きしたいと思います。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 臭い対策につきましては、今申し上げましたとおりバイオなどのそういったかたちでしか対応はできないだろうと思います。消臭剤をまくなど、そういったこともあるのかもしれませんけれども、一時の気休め程度に終わるようなことではなく、根本的なところに手をつけなければいけないだろうということで、先ほどから言ってございますけれども、農協さんともその辺をきっちり協議しながらどちらの方に進めていくかということを協議中でございます。更には、業者さんは比較的大きな業者さんにお願いをするといったようなことも考えていこうというふうに思ってございます。
また、雨の日の流出の関係でございますけれども、そういうふうにならないように十勝振興局が毎年堆肥板の実態調査をやってございます。もう5年になりますので、確か平成27年度で最後になるのかなというふうに思うんですが、そういった中で十勝振興局からの指導をもらいながら改善策をしているというようなことでございます。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) ありがとうございます。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) ここで休憩します。 (午前10時56分)
○委員長(西山輝和)休憩前に引続き会議を開きます。(午前11時05分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) ここで、先ほど農業振興費において答弁保留となっておりました髙橋政悦委員の質疑に対する答弁を求めます。
産業振興課長補佐。
○産業振興課長補佐(渡邊義春) 先ほどの担い手コーディネーターの活動状況報告の関係でございますけれども、復命書等ということでご報告させていただきます。平成25年度につきましては12件報告をいただいておりまして、その他に毎日の町内に出かけた分は町職員と同じようにどこに行って何で行ったという報告書と、町外におきましても町職員と同じように旅行命令書等で処理させていただいております。
平成26年度につきましては、今まで復命・報告書等が6件、その他に先ほど言いました町内旅行と町外旅行の処理をさせていただいておりますことを報告させていただきます。
○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) あまり深く突っ込む気はないんですけれども、去年の実績で9回行事が行われたにもかかわらず復命書が6件しかないという報告ですけれども、それは何か矛盾しているんじゃないかと思うんですが。
○委員長(西山輝和) 答弁を求めます。
産業振興課長補佐。
○産業振興課長補佐(渡邊義春) 協議会主催の交流会が平成26年度は6回開催しておりまして、その他にグリーンアップルというところでやっております交流会についてはこのなかに含まれておりません。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) もうちょっと書類があったと思っていたんですが、だいたい月に2回程度担い手コーディネーターの方と渡邊補佐と私の3人で、現状と来月の行動についての打ち合わせを行ってございます。ほとんどは口頭で行っているものですから、書類的には残していないんですが、そういったかたちでやっていて、こういったものをこれからもお金を出していいのかといういろいろな細かいところを指示させていただいたりしているということで、ご報告に代えていきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) こういう事業というのは、担い手コーディネーターの方がずっと続けるというお話ではなく、今回も変わられるということですけれども、過去の経緯を次の人に伝えるためにもその辺はしっかり復命等履歴を残しておくのが普通だと思います。それを今更言っても仕方のない話なので、今後はそういうことをしっかりと足跡を残すような事業展開にしていただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 今のご指摘のとおりだと思います。このあと、まだ次の方が決まってございませんので、補佐と事務引き継ぎをしていただいて、事業そのものの基本的なところは引き継ぐというようなことも考えてございますし、先ほども言いましたけれども、農協さんとの話し合いのなかで事務分担、ファームスクール等については誰がやるのかということもございます。普及センターから指導をもらいながら進めていくか、すずらん会については農協さんの方の助成を担当している方1人ではかわいそうだという話も含めて進めてございます。その他、担い手の後継者対策についてもホームページはしっかりとできて、情報は相当な量が入ってきていますので、そういったものを活用しながら新たな方法で進めていきたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) 以上で終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) 次に、第6款1項5目、牧場費、137頁から140頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
口田邦男委員。
○委員(口田邦男) 牧場総体の中から預託牛の育成管理についてお伺いいたします。以前、預託者のなかから出された問題で、「町の牧場に預けると牛がだめになってしまう」「町は何をやっているんだ」というようなご意見が知らされました。その意見を聞いて課長にもお話をした経過がございますし、副町長にもお話をした経過がございます。それで、この問題が解消されたのか。されたのであれば何が原因だったのかを最初にお伺いいたします。
○委員長(西山輝和) 牧場長。
○牧場長(水野秀明) 口田邦男委員のご質問にお答えいたします。
預託牛の育成管理でございますけれども、口田邦男委員のおっしゃるとおり牧場の預託牛管理が近年、状態あるいは発育が芳しくないというような状況で、私も預託者の方から何人かに直接お叱りをいただいていたところでございます。そこで、平成26年度に対策をいたしまして、特に状態が悪いという部分でありまして、冬季舎飼の配合飼料を幾ばくか増やしてございます。1頭あたり1.5㎏平均であったものを2㎏あるいは2.5㎏と月齢によって変えているわけでございますけれども、こういった対応をしてきました。その結果、前年度よりは若干状態の方も良くなってきている、あるいは繁殖状況も良くなってきたと担当する方では感じております。ですが、これで完璧だというふうには思っていないのでありまして、今後も普及センターあるいは民間のコンサルなどの話を聞きながらどんどん改善していきたいと考えております。
○委員長(西山輝和) 口田邦男委員。
○委員(口田邦男) ただいま、濃厚飼料の量を少し増やしたため多少は傾向が良くなってきたというふうに報告がありましたけれども、予算のなかで昨年からみたら少し増やしたという報告がありましたが、この程度で改善されるのかなという心配があります。その点はどのように考えていますか。
○委員長(西山輝和) 牧場長。
○牧場長(水野秀明) 配合飼料代だけで2,800千円ほど増やさせていただいたわけでございますけれども、これは冬季舎飼についてです。夏季放牧におきましてもまだまだ冬季舎飼と違いまして、餌を増やせばいいという単純なものではなくなってくる問題もあります。夏季放牧の場合特に草地の維持管理や草地更新、追播など長い目で見ていかなくてはならないものもございます。ですので、これで完璧だというふうには考えてございません。
町営牧場の草地更新を長くしていない場所もございますので、これからそういったかたちでやろうとすれば多額の費用がかかってくるということも考えなくてはいけません。その辺のところを今後も改善に向けて検討していきたいと考えております。
○委員長(西山輝和) 口田邦男委員。
○委員(口田邦男) 課長に伺います。
根本には、大きな問題はやはり草地の問題ではないか。牧場の草地そのものが古くなり、栄養価の少ない草地になって、それが影響したのではないかというふうに思うんですが、そこら辺のとらえ方は課長としてどういうふうにとらえていますか。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 同感であります。草地について、牧場長の方からも長い間更新していないところがあるんだというようなこともございました。それも含めて平成29年度以降に道営草地の関係で改良をしていこうというようなことを考えてございます。それと合わせて一昨年くらいから簡易更新というものをやろうということで、お金がかかりますので簡易更新も結構効果が上がってくるということも聞いています。そういったことをしながらなるべく農家の皆さんに負担をかけないというのが第一ですし、それを含めて、だけどいい牧場。昔、清水の牧場に入れたくて仕方がないという人が内地の方からわんさかと来ていたんですが、今は町内でいっぱいですけれども、そういった意味ではとてもいい牧場だったわけで、それをまた復活できるように草地改良をしていきたいというふうに考えておりますので、その辺、ご理解をいただきたいなと思います。
○委員長(西山輝和) 口田邦男委員。
○委員(口田邦男) 牧場料金も管内で高い方なので、ぜひ牧場に入れて良かったなという牧場に努めていただきたいと思います。
次に町長に伺います。
牧場の関係で毎年のように伺っているわけでございますけれども、牧場の将来について、指定管理者あるいは民間譲渡ということが問題になっておりますけれども、その件について今はどういうふうに進められているかお伺いいたします。
○委員長(西山輝和) 町長。
○町長(高薄 渡) いつも質問を受けておりますので、担当課に命じております。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 昨年、その辺の話をどうしてもしておかなければいけないだろうということで、農協の組合長や常務、畜産部長とお話をさせていただきました。将来のことについて、「自分の任期もあるのであまり遠い話をされても困るんだけど」という前置きがあったなかで、将来的には町がいつまでも持っていることにはならないだろうという見識を持っていらっしゃるということでございます。遠くないなかで、農協がどんなかたちになるかわかりませんが、指定管理者になるのかもしれませんし、そのまま譲渡を受けていくのかもしれませんけれども、いずれにしても農協がこの牧場事業については手をかけていかなければならないという認識があるというふうにだけ、「あとで俺は聞いていないなんて絶対言わないから」というふうに言ってくれましたので、そういうようなことでご理解をいただければと思います。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) この指定管理者が出てくると、私も一言言わせていただかなくてはならないなと思っているんですが、今、担当課長から色よい答弁がございました。しっかり育ててほしいなと思います。今言われたように、いつまでも現組合長がやることではないんでしょうけれども、自分の考え方を次期の組合長にも伝えて、町としっかり連携を取って前向きに取り組んでほしいと思います。町長は決意を「担当課長にもう言ってある」と言われましたけれども、「私も同感だ」というくらいのことは言ってほしいなと思うんですけれども、どうでしょうか。
○委員長(西山輝和) 町長。
○町長(高薄 渡) お答えします。
口田邦男委員には何度か言われておりましたので、そのことについては今担当課の方で進めています。私はずっと3役含めて、理事の皆さまにもこうあるべきではないかということはずっと問いかけてきておりましたので、今後もそういうふうにしていかなければならないというふうに思っておりますので、担当課の方から詳しくお伝えします。
○委員長(西山輝和) 産業振興課長。
○産業振興課長(池守輝人) 今、原紀夫委員から言われたとおりでございます。今回、降りるというお話も聞いてございますけれども、まだわかりません。そのなかで「俺は聞いていないとは絶対言わないから」と言ってくれていますから、そのことについては後の方にもきちんとお話をしてもらえるように、私からもお願いしておきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
安田薫委員。
○委員(安田 薫) 先ほど説明のなかで、マニアスプレッターを購入して自分で堆肥をまくような話だったんですけれども、コントラの方が安くなかったのではないでしょうか。
○委員長(西山輝和) 牧場長。
○牧場長(水野秀明) マニアスプレッターの購入の件でございますけれども、委託やサポートセンターあるいは他の業者で堆肥散布をやってございますけれども、やはり時間あたりの単価で考えると、牧場の堆肥はトータル的に7,000トン以上を散布しなければならないんですけれども、それをすべて業者でやるとなると時間あたり20千円がかかってくるわけでございまして、膨大な額になってくるかなと考えております。
ですので、ある程度自分たちで賄えることがベターなのかなと考えております。
○委員長(西山輝和) 安田薫委員。
○委員(安田 薫) 牧場の持っている土地で堆肥のまける面積はどのくらいあるんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 牧場長。
○牧場長(水野秀明) 牧場の草地面積は全体で、放牧地・採草地含めて775ヘクタールございます。このうちマニアスプレッターで散布可能な面積というのは概ね半分程度と考えております。それ以外は傾斜地やぬかるみもありますので、マニアスプレッターが入れない場所も多々ございます。平成26年度の実績では250ヘクタールほど散布しております。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第6款1項6目、土地改良事業費、140頁から142頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) 次に、第6款1項7目、御影農業用水管理費、142頁・143頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
口田邦男委員。
○委員(口田邦男) この問題も一言言っておかなければいけないなと思いますので、申し上げます。
先にも言った経過がございますけれども、農業用水の畑総でやった農業用水と上水道からいっている農業用水との利用料がどうも公平ではありません。もともとの積算根拠がメーターあるいは面積というふうになっておりますから、どっちがどうという証拠はございませんけれども、だいたい同じ規模の農業形態でいくとどうも開きがあるというふうに思えてなりませんので、面積でやっているところにメーターをつけて、実際問題リッターあたり単価がどのくらいになるのかというような根拠を示してもらいたいと思います。前回、副町長は利用料改定のときにやるとおっしゃいましたけれども、利用料改定の前にそういった積算根拠がなかったら何もできないので、今からメーターを二、三個つけて、単価の割り出しができるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
○委員長(西山輝和) 副町長。
○副町長(金田正樹) 先に公平が保たれていないのではないかというお話を伺いました。それで、使用料の検討委員会のなかで実際にいろいろと調べまして、そういうことはないという結果がでました。そこでメーターを取り付けてやるという話にはなっておりません。
もし、詳細がいるのであれば担当の方でわかるかと思います。
○委員長(西山輝和) 口田邦男委員。
○委員(口田邦男) そのデータはいつ見せてもらえますか。
○委員長(西山輝和) 答弁を求めます。
都市施設課参事。
○都市施設課参事(堀 秀徳) こちらの農業用水の違いの資料ですが、設定した当時の資料といいますか、設定した内容の文書等をまとめたものがございますので、あとで提出させていただきたいと思います。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) ここで休憩します。 (午前11時27分)
○委員長(西山輝和)休憩前に引続き会議を開きます。(午前11時28分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) 都市施設課参事。
○都市施設課参事(堀 秀徳) 先ほどは申し訳ございません。資料の提出要求がない中で資料を提出するということにつきましては、訂正させていただきます。
料金の設定の関係でございますが、先に御影の農業用水については平成16年度にメーター器による使用料の設定を行いました。一方、熊牛につきましては平成21年に道営畑総の事業完了に合わせて、平成22年度から使用料を制定すべく使用料の検討を行いました。その際に、賦課方法を検討し、メリットとデメリット等の検証を行いまして、耕作面積に対する使用者からの料金を賦課する等について検証しました。
御影地区につきましてはメーター器の設置をしておりますが、熊牛につきましては多目的給水栓の使用者が複数になるということがあり、公平な負担ができない恐れがある関係がありまして、経営面積の大小により不公平感がなくなるように検討を行いまして、年間の維持管理費の5割分を面積割で負担し、残りの管理費については戸数割で負担する計算方法によりまして、面積割10アールあたり50円の設定と基本割で受益者1戸あたり16千円という設定をいたしました。年間の使用料は昨年の決算委員会の際に40ヘクタールあたりで差があるのではないかというお話でしたが、だいたい同じように30千円から36千円前後の使用料で、これで差はないというふうな結論を出しています。
○委員長(西山輝和) 口田邦男委員。
○委員(口田邦男) かなりの差はないというふうにおっしゃられますけれども、私は差があると思っているので、のちほど私の納得のできる説明をお願いいたしまして、今回はこれで終わります。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第6款1項8目、農地移動適正化斡旋事業費、143頁・144頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
中島里司委員。
○委員(中島里司) この項目ではないんですが、1項の農業費の関係で担当課長の話を聞いているなかで、農協という項目が大変多く出てきています。私は一度、課長が議会で答弁をして、農協はそれを聞いていないという話を聞いたことがあります。それを攻めるのではないんですが、今、質問内容を聞いていても、これだけ多くの議員が関心を持って質問をしています。そのなかで、数多く農協という言葉が出てきています。ということは、農協との連携がいかに大事な課であるのかという私は認識を持ちました。その辺はここで言いっぱなしではなく、全体的なものを見たときに重要なポストを与えられているという認識を持っていただきたいと思います。昨日の公園の話を聞いていて国の話が出ていましたが、あれは役場におかれましてはそんな感じがしました。どうか、答弁に対して責任ある処理、事後処理というのはまして団体と協調している場合に必要かと思うんですが、そのへんの全体的な考え方として、課長の覚悟を聞かせていただきたいと思います。
もう1つは、先ほどの他の団体の人事に予測でものを言ってはいけません。これは...(中断)
○委員長(西山輝和) 中島里司委員、今は農地移動適正化斡旋事業費で、農業委員会費です。
他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第6款2項1目、林業振興費、144頁から146頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 145頁の清水町林業推進協議会負担金が毎年ありますけれども、この推進協議会で町としてはどういう役割を担っているのか、このへんについて説明をいただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 林務係長。
○林務係長(中島公大) 林業推進協議会につきましては、平成2年から始まっている団体でございまして、町と森林組合が300千円ずつ持ち出して、町内の植樹祭の経費及び緑の募金等を行っている事業でございます。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 町と森林組合以外に林業に携わる関係団体はないのでこの2か所という理解でよろしいですか。
○委員長(西山輝和) 林務係長。
○林務係長(中島公大) 今、お金の面だけお話をしました。組合が300千円、役場が300千円、その他に西部森林管理署の方もしくは道職員の方、町内の林業事業体の方、森林所有者の方、グリーンクラブの方、緑森会の方、緑友会の方、合わせまして12名ほどの団体となっております。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) メーンの比較的大きな団体で森林組合と町、その他の今関わりのあるところは他に12名はより大きな組織体もありますよね。そこの方には何がしかの負担をいただくということはないんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 林務係長。
○林務係長(中島公大) 年によるんですが、毎年事業を行っております。例えば、植樹祭であれば道の方から植樹指導の専門員を3人ほど派遣していただいて、子どもたちに苗木の植え方や育ち方を説明していただいております。その他にもシイタケのほだ木作成の際にも国の方の協力を得まして、一緒にやっております。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
佐藤幸一委員。
○委員(佐藤幸一) 144頁のエゾシカ被害防止緊急対策事業交付金ですが、現在、清水町には何頭エゾシカがいて、何頭の駆除を考えているかをお聞きします。
○委員長(西山輝和) 林務係長。
○林務係長(中島公大) エゾシカは移動しますので、町に何頭いるというのは断言はできませんけれども、平成21年をピークといたしまして道内では65万頭程度生息していると思われます。現在はどうかと言われますと、平成25年に全道で56万頭で、前年比と比べて3万頭減になっております。
十勝を含めた東部地区では、今は21万頭で、これも前年比2万頭減となっております。
道におかれましても、向こう何年かで38万頭に減らしていこうという取組みをもって、わが町も鳥獣被害防止計画を立てまして、1年間あたり250頭を捕獲していこうという目標を立てて、個体数減につなげております。
○委員長(西山輝和) 佐藤幸一委員。
○委員(佐藤幸一) エゾシカ被害は大変大きなものと考えております。こういったことにつきましては、できるだけ減らしていかなければならないというふうに考えておりますが、町としてはこの予算の中で何頭駆除したいと考えておりますか。
○委員長(西山輝和) 林務係長。
○林務係長(中島公大) 有害鳥獣駆除につきましては、北海道猟友会の十勝清水部会と委託契約をしながら進めております。先ほど、計画のなかでは250頭と申し上げましたが、町は1頭3千円の報酬を払っているだけでございましたが、やはり増えすぎましたので、2年前から国の方から10分の10事業でシカを獲った場合は1頭8千円あげますよという制度が今回の予算にもついております。ですから、シカ1頭獲った場合は3千円プラス8千円で11千円をハンターの方にお支払いをしております。
啓発にもつながるのかなと思いますので、ハンターの方につきましてはこれから有害鳥獣駆除の期間に入りますので、獲っていただければなと考えております。
平成25年度から3か年計画で鳥獣被害防止計画を立てました。そのときはものすごく頭数がいました。平成25年の農業被害金額につきましては25,000千円程度ありました。その前の年は44,000千円程度ありました。それをもとにこちらの方でこれぐらい獲ってはどうかという捕獲頭数を目標として立てております。
実際、平成26年度であれば250頭という頭数を目標頭数にしたんですが、現在でいいますと254頭のシカを捕獲しております。
平成27年度につきましても緊急捕獲計画が250頭になっておりますので、250頭を目標に獲っていくところでございます。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
桜井 崇裕委員。
○委員(桜井崇裕) 146頁の有害駆除委託料でございますが、これは今のシカのみならず有害鳥獣ということだと思いますけれども、これを駆除したハンターや猟友会に支払われる料金でしょうか。
○委員長(西山輝和) 林務係長。
○林務係長(中島公大) 有害鳥獣駆除につきましては、清水町と猟友会の委託契約のなかで行っておりますので、金額につきましては猟友会の口座に振り込んでおります。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第6款2項2目、町有林整備費、146頁・147頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 以前も若干触れたことがありますが、未立木地がないために民間の土地を購入して、去年は500千円でしたが今年は700千円、来年以降もまた同じようなかたちというようなことがありますが、この購入計画については町有財産を増やすということから好ましいことだと思いますが。今後は面積を増やしていこうとされているのか、あと1年か2年で未立木地を購入していくというのはやめようとしているのか、この辺はどうなんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 林務係長。
○林務係長(中島公大) この事業につきましては、近年山林所有者の高齢化が進み、木材価格の低迷が続いていることから町が一定の基準をもとに購入していこうという事業でございます。
町内的にも300ヘクタールほど未立木地、ようは裸山ですね、切ったら植えられていないという森林がございます。そういう森林を何とかしようという目的で創設された事業でございます。金額的には500アール500千円程度なので、林地供給事業の中でこちらに持ってきていただけるという事業がなかなか少ないんですけれども、たまたま12月にそういう金額でも構わないという方がいらっしゃいまして、3町ほど購入させていただきました。この方につきましては、来春、造林予定でございます。
少しでも未立木地を少なくしていこうということで続けていければと考えております。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) わかりました。
その前段で、町有林の整備事業の委託料の関係ですが、人工造林の関係の事業で保育を含めていろいろと計画をされておりますが、昨年度から購入している未立木地に造林をして、保育にかけるお金ということで理解をしてよろしいでしょうか。
○委員長(西山輝和) 林務係長。
○林務係長(中島公大) そのとおりでございます。
3月に購入したので、今は苗木が足りないものですから平成28年の春に植栽を予定しております。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) わかりました。
農林業費の森林整備事業費の後段にありますふるさとの山づくり総合対策事業補助金6,800千円とありますが...(中断)
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員、そこは違います。
他に質疑ありませんか。
桜井崇裕委員。
○委員(桜井崇裕) 今の町が購入した3町の購入代金を教えていただきたいと思います。私も森林組合の役員をしているので、高齢の方や今は清水町に住まわれていない方が、なんとか森林組合で買ってくれないかと、そのあと森林整備、伐採も森林組合にお願いした方がいいのではないかということで、購入計画もございます。そういった中で、町も買われたということでございますけれども、できれば購入金額を教えていただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 林務係長。
○林務係長(中島公大) 1反10千円ということで計算しております。
ですから、33.1ヘクタールですから310千円程度という金額になっております。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第6款2項3目、レクリエーションの森整備費、147頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 先ほどは失礼しました。
30番の...(中断)
○委員長(西山輝和) 今は、レクリエーションの森です。
○委員(原 紀夫) 2つあるんですもんね。
わかりました。変えます。
レクリエーションの森の関係です。どこの場所でどういうことをしているのかということは説明はいりません。
レクリエーションの森の整備事業の関係は、当初まだまだ多かったんですけれども、近年、委託料を含めてこの程度でずっと推移をしてきておりますが、この下草刈委託料200千円あがっていますけれども、これはいつごろまで下草を刈るという計画なんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 林務係長。
○林務係長(中島公大) 通常であれば、例えば6月から8月まで下刈りを行うんですが、どうしても雪解けが遅いものですから7月以降に実施して8月までには終わっております。
○委員(原 紀夫) これから何年やるんですか。
○林務係長(中島公大) 下刈りは一般的に背丈を超えればやめるというのが補助事業でいうと原則なんですけれども、そこの場所につきましては風が強い、風にたたかれる、見てのとおりなかなか成長が遅いということで、今しばらく続けていかなければならないのかなという気はしております。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 非常にこれは難しいです。一定の成長をしていれば何年でやめると特例的にいろいろありますけれども、標高700メートル近くあるのかな。いろいろと高いところにありますから、風害を受けるところも強いんでしょうから問題あるんでしょうが、そうであればあまり手を加えない方が風通しも悪くなって成長も良くなるということだってあり得るので、もう何年も刈っていますが、私はかえって刈らない方がいいのではないかと思います。専門家に聞いてほしいのですが、そういう場所はどうしたらいいかということを含めて検討した方がいいのではないかという気がします。何かもったいないなという気がいつもして、1年ほど行っていませんからどのくらい成長しているのかは見ていないんですけれども、いつも見るたびにそう思っていますので、若干、そういう面でいろいろな専門家の知恵も借りて、だめなものは天然に任せておくということも必要ではないかと思います。
○委員長(西山輝和) 林務係長。
○林務係長(中島公大) 専門家は道の普及指導員もおりますので、そういう方にご意見を伺いながら検討してまいりたいと思います。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第6款2項4目、森林整備事業費、147頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) ふるさとの山づくり総合対策事業補助金の関係ですが、これは町が事業をやっているものではなく、どちらかに委託をしてやっているものなんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 林務係長。
○林務係長(中島公大) 今ご質問にありましたふるさとの山づくり総合対策事業補助金8,600千円ということですが、内訳が2つございます。
6,800千円の方は、四、五年前に名称が変わりまして、未来につなぐ森づくり対策事業という事業に変わっています。中身はあまり変わっていないんですが、一般的に木を皆伐すると68%しか補助金が出ません。具体的に申しますと、1ヘクタール切る場合と造林しようとした場合に1,000千円かかります。その68%を公費用で補助金を与えましょうと、ただ、それでも後継者不足の方やあまり山に関心がない方がいらっしゃいますので、それを道単事業で68%プラス26%。26%の内訳につきましては、26分の16が道、26分の10が町、合わせて94%とそこまで補助金を高く上げて、ぜひ再造林を図っていただきたいということを町から森林使用者の方に申し上げている事業でございます。
実施しているのは民有林だけで、国有林や町有林はありません。一般の民有林使用者の方だけです。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 一般の方がほとんど出費をしなくてもこの補助金で造林ができるということなんですね。この造林をした造林地の財産はどこに帰属するんですか。民間だから、そちらの方で補助金を要請しているところの財産ということなんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 林務係長。
○林務係長(中島公大) 補助金の取りまとめにつきましては森林組合さんが行っております。それで、各組合員さんに68%のお金が入った分、26%のお金が入った分をお金として個人に渡していると認識しております。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○林務係長(中島公大) 一つ訂正をさせてください。
先ほど、未立木地の買取制度のなかの平成26年度の実績が3.11ヘクタールなんですが、間違いまして33ヘクタールと申し上げました。正しくは3.11ヘクタールでございます。訂正いたします。
○委員長(西山輝和) これで、農林業費の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) ここで休憩します。 (午前11時57分)
○委員長(西山輝和)休憩前に引続き会議を開きます。(午後1時00分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) これより第7款、商工費、148頁から153頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。なお、発言する際には挙手をし、「委員長」と呼び、発言の許可を求め、最初に職名を言っていただきますが、質疑においてはそれぞれの委員の最初の答弁の際にだけ職名を言っていただきますようお願いいたします。
産業振興課参事。
○産業振興課参事(高金信昭) 第7款1項1目、商工振興費及び観光費、148頁から151頁までの産業振興課所管分につきまして、ご説明申し上げます。
初めに、商工振興事業につきましては148頁に登載してございますとおり73,490千円。149頁からは2目、観光振興事業6,739千円が産業振興課の所管分となってございますので、ご説明を申し上げます。
この2つの合計が80,229千円となっておりまして、前年対比1,129千円の増となっております。主な増減につきましては、商工振興事業では住宅リフォーム奨励金が2,000千円の増額、商工会補助金が1,237千円の増額、中小企業近代化資金利子補給等補助金が723千円の増額、交流人口拡大支援事業補助金5,167千円が減額となっております。
また、観光振興事業につきましては新規で予算化しております、地域おこし協力隊関係分につきまして、各費目にわたりますが3,273千円の増額となっております。
1目、商工振興費の歳出の中身についてご説明申し上げます。先ほど、増減の関係で申し上げました8節10番、地域住宅リフォーム・太陽光発電システム導入奨励金につきましては、今年度2,000千円を増額させていただきますが、この件につきましてはのちほど提案される予定でございます地域創生にかかる平成26年度の補正予算に計上させていただくことになるということになります。
19節36番、清水町商工業活性化店舗開店等支援事業補助金につきましては、今年度は家賃4件、固定資産分1件、新規土地取得を新規に予算を計上いたしまして2,779千円を計上しておりますが、この件につきましてものちほど提案させていただく予定でございます地域創生にかかる補正予案に対応するものとなっております。
19節38番、地域活性化生活応援商品券事業補助金につきましては、商工会の継続事業として継続しておりますが、これも前項の補助金と同様に平成26年度の地域創生にかかる補正予算の対応の予算となっておりますので、お知らせいたします。
2目、観光費、観光振興事業についてご説明を申し上げます。今年度、新たに地域おこし協力隊(観光・移住交流推進員)を設置いたします関係で予算を計上いたしました。この推進員につきましては、移住・二地域居住など、都市と農村の交流に関する支援業務や観光協会の総合連携と活動の活発化などに資するために要員を配置し、最長3年間雇用を予定するものであります。
19節、補助金ですが、清水町観光協会の中身ですが物産振興費で増額をしておりまして、前年度対比660千円ほどの増額となっております。
以上、産業振興課所管分についての説明といたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) 企画課長。
○企画課長(松浦正明) 商工費における企画課で計上いたしました関連予算についてご説明いたします。
149頁をお開きください。
1目、商工振興費、右の説明欄の中段になります地域活性化事業について説明いたします。
19節、負担金、補助及び交付金として30番、企業立地促進補助金につきましては、平成22年度に指定した増設分の事業1件について平成24年度から補助しておりますけれども、その予算額について計上しているところでございます。
31番、起業・雇用促進補助金につきましては、企業立地促進補助金に該当しない、比較的小規模の企業や個人を対象に工場や店舗などの新増設を促そうというもので、投資と雇用を要件として町内の建設業などへの波及効果や定住促進を合わせて町の活性化につなげる制度でございますけれども、本年度は継続雇用分の2件について予算計上したところでございます。
なお、今ご説明いたしました2件につきましては地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金の地方創生先行型の企業立地促進事業として同額を平成26年度補正予算に提案する予定でございます。
以上、企画課にかかる予算の内容を説明いたしました。ご審議をよろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) これから、順次質疑に入ります。
第7款1項1目、商工振興費、148頁・149頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) 次に、第7款1項2目、観光費、149頁から151頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) 次に、第7款1項3目、観光施設費、151頁・152頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 委託料の関係で1点質問をいたします。
日勝の展望台の関係ですが、毎年、この件についてはこの程度がずっと計上されています。私も二十数年前に国有林を管理していた職場におりましたので、このことについてはよく理解をしているわけであります。今、以前と違って高速自動車道が標高600メートル台にできあがったことにより、車の流れそのものは相当変わっていると思うんですが、この箇所の入込数というのをもし押さえておられるとしたら、以前からみると相当数減っているとなるのか、そう変わらないとなるのか、この辺についてもし押さえているとしたら教えていただきたいです。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 日勝展望台の交通量等の関係ですけれども、だいたい最盛期は高速道路が通る前から比べると4割程度の交通量と押さえております。1時間無料化時代については2割で本当に少なくなったかなという感じでしたけれども、有料化に戻りまして4割くらいの交通量で、トラックやバス、一般乗用車についてもだいたいそのくらいの感覚で、トイレ利用や展望台、冬場におきましても展望台に上がっていく足跡がありますので、通りかかったお客様は来られているのかなというふうに押さえております。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 普通車関係はたぶん下の方を多く利用されるんでしょうから、大型トラックが多いのかなという気はいたします。展望台もありますし、以前は売店もありましたが、今はそういうのが全くないというなかで、この辺についてトイレの利用やその他展望台の観光客がいて利用している数というのは、相当数減っているのではないかという気がするんですが、その辺はどうですか。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 交通量を合わせた感じということで、三、四割程度ということで減っているのかなというふうに思います。トイレットペーパーの使用量を見ると利用者はいることはいます。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 道から補助金をいただいて管理をするということではなく、全額町負担ですよね。これはそっくりやめたらどうなりますか。
○委員長(西山輝和) 都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) やめたらどうなるかというご質問ですけれども、以前、売店があったときもトイレは設置しています。そのときにも役場内や関係課でも協議いたしましたけれども、やはり町の観光施設という部分で押さえておりますので、トイレの維持管理はこのまま継続していくことで決定して今に至っていますので、やめたらどうなるかという答弁は差し控えさせていただきます。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) いずれ建物そのものが老朽化していったあかつきには、改修するなりトイレを新しくするということまで観光施設なのでいきつかざるを得ないのかなという気もするんですが、そこまでは考えていませんか。
○委員長(西山輝和) 都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) 部分的にいろいろと修繕などもやってきておりますし、当面今のかたちのなかで修繕等も出てくると思いますけれども、その部分を変えながら当面管理していきたいというふうに考えております。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
北村光明委員。
○委員(北村光明) 8節、報償費なんですが、登山施設等管理報償というのは、登山施設というのはどこにあるのか教えていただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 登山施設につきましては、剣山の山小屋の登山施設の清掃と薪割準備を地域の方にお願いしております。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 地域の方とお答えいただいたので、旭山地区ということでよろしいですか。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 剣山の山小屋の近くに住んでおられる方にお願いをしております。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 清水町にはもう一つ芽室岳という山があるんですが、芽室岳の登山口にもバンガロー的な施設があったと思うんですけれども、これは観光施設というか商工費のなかでは管理をしていないんでしょうか。また、管理をしているのはどこになるのかを教えていただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 私どもの方で管理をさせていただいています。それにつきましては、13節、委託料、16番、登山施設等管理委託料で、このへんについては山が奥深くなので業者の方にお願いをしてやっていただいております。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 管理はどこか業者の方にお願いをしているということでしょうか。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 町内の業者にお願いをしています。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 管理委託というのは、清掃を主にやっていらっしゃるということでしょうか。それとも、暖房施設があったか記憶が定かではないんですが、薪を用意するなどしていたんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 業者の方については、山小屋の清掃と駐車場周辺の草の刈払い作業についてお願いをしています。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) そうしますと、実際に町外の方が宿泊をする場合の鍵はいつも開いている状態なんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 鍵は開いておりまして、いつでも使えるような状況になっております。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
北村光明委員。
○委員(北村光明) 13節、委託料、50番、桜並木下草刈委託料278千円なんですが、これはどこにあるものを指しているんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) これにつきましては、旧国道で清水公園の池横から羽帯の方に向かっての道路沿いに寄付をいただきました桜を植えておりまして、その植えている道沿いの草刈りをしております。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) これで質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第7款1項4目、消費経済費、152頁・153頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
これで、商工費の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) ここで休憩します。 (午後1時19分)
○委員長(西山輝和) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後1時21分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) これより、第8款、土木費、154頁から169頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。なお、発言をする際には挙手をし、「委員長」と呼び、発言の許可を求め、最初に職名を言っていただきますが、質疑においてはそれぞれの委員の最初の答弁の際にだけ職名を言っていただきますようお願いいたします。
都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) 私の方から8款土木費に係ります助成、道路、住宅の整備事業等の関係につきまして、説明をさせていただきたいと思います。
初めに158頁から161頁になります。
第8款2項3目、道路新設改良費、15節、工事請負費の関係であります。これは道路の改良及び舗装等の整備事業の関係でありますが、清水地区では西清水1号道路と清水南2条道路の2路線。また、御影地区では御影停車場線道路の整備ということで、平成27年度におきましては3路線の整備計画となっております。道路整備事業に伴います工事請負費といたしまして、西清水1号道路は8,880千円、清水南2条道路は36,100千円、御影停車場線道路は24,640千円を計上させていただいております。施行箇所につきましては、清水地区の西清水1号道路につきましては西清水町内区域、清水南2条道路につきましては交睦町内と日の出2町内にまたぐ路線であります。また、御影地区の御影停車場線道路につきましては、御影の大平町内区域の路線であります。それぞれ未整備路線の道路整備事業であります。
なお、道路整備等の詳細につきましては説明資料といたしまして配付させていただいておりますので、ご参照いただきたいと思います。
次に、166頁から168頁をお開きいただきたいと思います。
第8款5項1目、住宅管理費、15節、工事請負費の関係でございます。これは、公営住宅等の管理事業の関係であります。公営住宅につきましては、北星団地2棟につきまして屋根葺き替え及び外壁塗装工事。また貸付住宅につきましては、下佐幌住宅1棟につきまして屋根葺き替え工事をそれぞれ老朽化対策として実施するものであります。
また、町営住宅解体工事と要しまして、清和団地の建て替えに伴い、本年度におきましては既存団地8棟の解体を行うものであり、住宅管理費の工事といたしまして、総額37,239千円を計上させていただいております。
2目、住宅建設費、17節、公有財産購入費の関係であります。これは、老朽化いたしました公営住宅の建替事業といたしまして、昨年度に引き続き清和団地の建設につきましては平成27年度においては2期分の買取事業といたしまして、住宅12戸分と集会施設1棟を取得するものであり、建物購入費といたしまして238,131千円を計上させていただいております。
以上、道路、住宅の整備事業の関係につきまして説明させていただき、土木費の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) これから、順次質疑に入ります。
第8款1項1目、土木総務費、154頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) 次に、第8款2項1目、道路維持費、155頁から157頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) 次に、第8款2項2目、除雪対策費、157頁・158頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 除雪対策費の中で1点、今後のことも含めてお願いをしておきたいことがございます。
過日、湿った重たい雪が降りまして、大変ご苦労されたことと思います。その中で、以前からいろいろと言われてはいたんですが、昨日、高齢者学級がありまして、私の連れ添いも去年から高齢者学級でお世話になっておりまして、出席した際に、いろいろな方から「あなたのご主人町議なんだから言ってやってよ」なんてことを言われたということで、何を言われたかというと、高齢者学級に来るお年寄りの方の多くは車で来ておりますが、交差点の除雪が全くなっていないと。私も以前からそう思っておりました。今年の除雪の中で、2度も3度も前へ出て、走ってくる車がやっと見えたところで止めるために、走ってくる車がその前を迂回、ちょっ前をずれていくというようなことがあちこちで出ています。私も以前からそういうことは言われていたし、思っていたし、自分で何とならないかなと思ってスコップでいろいろと努力はしたんですが、まったく硬くてできません。
したがって、今までのことは別にして、今後のことですが、たぶん町の職員の方も毎日通勤されているので、町の職員の方もわかっていると思うんですが、誰も施設課の方にクレームをつけない、何も言わないということでなっているのか。担当を外れてはものを言えないことになっているのかと、そんな事さえ考えざるを得ない。
今後の除雪について、特に交差点については一時的に見通しがいいような除雪をぜひしてほしいと私は思っているのですが、相当長い間ご苦労をされた担当課長に言うのは忍びないんですけれどもご答弁をお願いしたいと思います。
○委員長(西山輝和) 都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) ただいまご指摘いただいた件は本当にそのとおりだと私たちも認識しております。また、そういう交通安全の部分で雪の関係ですけれども、庁議のなかでも原紀夫委員がおっしゃったように、通勤や現場に出た際に必要であれば都市施設課の方に連絡するようにというかたちで、連絡をいただいた部分の中で全てではないですけれども実施している部分はあります。今おっしゃっていた交差点の部分については、おそらく排雪などの部分で対応していかなければならないと思いますが、特に危険な箇所でございますので、その部分につきましては今年は今のような状態で残っているところもありますけれども、それにつきましては明年度から安全確保に努めていきたいと思っております。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 庁舎内でも交差点の除雪はちょっと悪いと聞かれていたということなんですか。
○都市施設課長(越井義樹) はい。
○委員(原 紀夫) そうですか。これ以上言いません。
今後のことなので結構です。特に、昨日そういうことで、お年寄りの皆さんが「私は車を置いてきたんだ」という人もいたそうですから、特に事故が起きてからでは遅いので、そういうところを特にお願いいたします。
そういう状況のときに担当課の方で、今日は集中的にここをやろうということで巡回されていると思うんですが、これだけ広い地域ですから巡回の密度が1人や2人では無理だと思うので、そのことについての職員の体制を含めて考えた方がいいのではないかと思うんですが、この辺についてはどうでしょうか。
○委員長(西山輝和) 都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) うちの体制といたしましては車両の専門技術員1名いますけれども、それが主に中心になってパトロール等を実施していただいております。私たちも事務所にいますけれども、町民からいろいろと苦情を受けましたら、別にパトロールや現場を見て歩きます。
また、除雪関係につきましては、ほとんど委託に出しておりますけれども、その委託業者の方にもパトロールをしていただいたりして、危険な箇所を全てではないですけれども、そういうかたちで対応をさせていただいているところでございます。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) これで質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第8款2項3目、道路新設改良費、158頁から161頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) ここでいいかちょっとわからないんですけれども、行政執行方針にある国道、道道の整備について積極的に要請をするということになっていましたが、現在、清水町に関わる要請すべき箇所を特定されていますか。
○委員長(西山輝和) 都市施設課長補佐。
○都市施設課長補佐(内澤 悟) 現在、国道38号線の部分と道道の部分で熊牛御影線と道道清水大樹線、あとは河川関係などは把握して順次国や道なりに要請をかけているかたちです。38号線の神居橋も含めて要請をしているところであります。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第8款3項1目、河川改良費、161頁・162頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) 次に、第8款4項1目、都市計画総務費、162頁・163頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) 次に、第8款4項2目、公園管理費、163頁から166頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) ここでも1点お願いということになるんでしょうけれども、清水公園のなかにトイレがあります。これは、過去冬期間休止をしています。あそこにサルビアがあり、非常に盛況だというふうに私は見ております。二、三度用事があってあそこに行ったときに台数を数えたら、私の軽トラックをいれて23台になっていることもありましたので、非常にはやっているんだなという気がいたしました。そこで、帯広市から来たお客さんが横にいて、トイレの除雪がされていなくて盛り上がっているのを横目に見て、「除雪をして開けておけばいいのにね」という話を聞いたりして、それまでは閉まっているのが当然だと思っていたのですが、そんな会話を聞くと「なるほどな」と、やはり見た目にもトイレが開いているといいのかなという気もしました。どのくらいの費用がかかるのかはわかりませんが、これから含めて、あの地域を盛り上げて観光計画等を立てて相当やっていかなければならないときでもありますので、今後については冬期間も開けた方がいいのではないかと思っているのですが、この辺についてどうお考えでしょうか。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 現在のトイレにつきましては、開設当初から冬期間の利用においてドアに雪が挟まったり凍結することが多数ありました。なかで暖房ヒーターをつけても完備するのが大変な状況にあり、配管等を凍らせてしまって使えない状況が続いたもので、閉鎖させていただいているところです。また、もし開けるとなりましたら冬期間の電力や暖房料、入り口のドアを二重ドアにしないと冬期間の寒さに耐えきれません。また、冬期間に浄化槽を動作させなくてはならなくなるとかなりの費用がかかるような状況であります。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) あそこの場所にトイレを開設してから1度も冬期間使ったことがないというような理解でよろしいですか。
○委員長(西山輝和) 公園緑化係長。
○公園緑化係長(佐藤和二郎) 開設してから十六、十七年くらいだと思うんですけれども、トイレを開けていた時期がありました。そのときにおいても12月、1月と寒いときになりましたら凍ってしまい、それで業者を呼んで配管を溶かして、また開けてということを繰り返していた状況であります。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 町のなかのトイレで冬期間も開けているトイレがありますが、今言われたことについて全部サポートできていて開けているという理解でよろしいでしょうか。
○委員長(西山輝和) 都市施設課長補佐。
○都市施設課長補佐(内澤 悟) 今、清水公園のトイレの部分なんですけれども、まず1点目に気象状況が全然違うようなかたちになっております。あそこの部分につきましてはかなり風が強いというかたちのなかで、うちの係長の方からお話したのが、その風によってどうしてもドアが開いてしまいまして、冷気が入り、トイレ内の凍結等が起こってきた状況がありました。そういう観点から、一時的に閉鎖させていただいたというかたちのなかで、現在も進めさせていただいているようなかたちです。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 今お伺いしたところを見ると非常に大変だということがよくわかりました。今後についてもこの部分については無理だというような理解をしてよろしいですね。
○委員長(西山輝和) 都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) そういうことではなく、そういうお話も原紀夫委員からありましたとおり、また観光資源構想の計画を今練っているところですけれども、その中で清水公園の位置付けや今後の整備計画でいろいろと基本計画が示されるなかで、公園のあり方にトイレも付随するものですから、それについても当然改修費用もかかってくることもあるかもしれませんけれども、それについては検討していくことになろうかと思います。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第8款5項1目、住宅管理費、166頁から168頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) 次に、第8款5項2目、住宅建設費、168頁・169頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) 次に、第8款6項1目、下水道費については繰出金のみの予算ですので、下水道事業会計で審査を行います。
これで、土木費の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) ここで休憩します。 (午後1時43分)
○委員長(西山輝和) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後1時45分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) これより、第9款、消防費、170頁の審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。
(説明なし)
○委員長(西山輝和) 質疑に入ります。
第9款1項1目、消防負担金、170頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
これで、消防費の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) ここで休憩します。 (午後1時45分)
○委員長(西山輝和) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後1時47分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) これより、一般会計関連条例の審査をします。
最初に、議案第13号、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定についてを審査します。
それでは、条例の内容を説明願います。なお、発言する際には挙手をし、「委員長」と呼び、発言の許可を求め、最初に職名を言っていただきますが、質疑においてはそれぞれの委員の最初の答弁の際にだけ職名を言っていただきますようお願いいたします。
総務課長。
○総務課長(小笠原清隆) 議案第13号につきまして提案理由の説明をさせていただきます。
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が施行されるに伴い、関連する条例の整備を行うものでございます。
改正内容につきましては6点ございます。
1点目は、教育長が一般職から特別職に位置付けられることから、常勤特別職の給与に関する条例に教育長を追加するものでございます。
2点目は、教育委員長と教育長を一本化した新たな教育長が特別職として位置付けられることから、非常勤職員の報酬及び費用弁償条例にある教育委員長の字句を削除するものでございます。
3点目は、清水町職員等の旅費に関する条例におきまして、教育長が特別職として位置付けられていることから、教育長の字句を削除するものでございます。
4点目は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正により、引用条例が繰り上がったことから、清水町職員定数条例の引用条文の改正を行うものでございます。
5点目は、同じく教育長が特別職となり地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律におきまして、教育長の給料、勤務時間、その他勤務に関する条例の根拠である教育公務員特例法の規定が削除されたことから、同様に条例を廃止するものでございます。
6点目は、清水町教育委員会の委員定数を地方教育行政の組織及び運営に関する法律に定められた数とすることから、関係条例を廃止するものでございます。
お手元にお配りいたしました議案説明書の1頁、新旧対照表をご覧いただきます。
第1条といたしまして常勤特別職の給与に関する条例の新旧対照表でございます。
第2条に、特別職となった教育長を加え、別表の給料月額に教育長の給与、勤務時間、その他勤務に関する条例第2条で規定しました給料月額540千円を追加いたします。
同じく、中段になりますが、第2条、非常勤職員の報酬及び費用弁償条例の新旧対照表でございます。
第3条で教育長の職にある職員を含むと規定がありますが、教育長が特別職となることからかっこ書きの部分を削ります。
更に2頁になります。
別表1その1、各執行機関の長と委員の報酬額を規定してございますが、教育委員長と教育長が一本化され教育委員長の職がなくなることから、委員会の長、月額51,700円を削ります。
同じ頁の中段、第3条、清水町職員等の旅費に関する条例の新旧対照表でございます。教育長が特別職に位置付けられたことから、第2条及び別表第2移転料表並びに別表第3、外国旅行の旅費の表から教育長の字句を削ります。
5頁をご覧ください。
第4条、清水町職員定数条例の新旧対照表でございます。
清水町教育委員会事務局組織の定数に関する規定が法改正前は第21条にありましたが、先ほども申し上げましたとおり地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正によりまして、同規定が第9条に繰り上がったため引用条項を21条から19条に改めるものでございます。
更に、第5条で教育長の給料、勤務時間、その他勤務に関する条例を廃止し、第6条で清水町教育委員会委員の定数を定める条例を廃止いたします。
附則といたしまして、この条例は平成27年4月1日から施行するものといたします。
また、経過措置といたしまして、現教育長が教育委員として在職する期間は一般職として扱われますので、この条例を適用しない旨の規定をしてございます。
以上、議案第13号の提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) 次に、議案第14条、教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の制定についてを審査します。
それでは、条例の内容を説明願います。
総務課長。
○総務課長(小笠原清隆) 続きまして、議案第14号、教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例についての提案説明をさせていただきます。
この条例につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、新たに制定するものでございます。
法改正前の教育長は一般職として地方公務員法第35条の規定により職務専念義務が課せられていましたが、新たな教育長は改正後の法律により特別職に位置付けられ、地方公務員法第35条の規定が適用されなくなります。しかし、改正後の法律によりまして、条令、法令または条例に特別な定めがある場合を除くほか、職務に専念する義務が課せられる規定がございます。一般職同様、職務に専念する義務の免除を規定する条例をこのたびこの条例によって制定するものでございます。
条例は、趣旨規定と職務に専念する義務を免除するの2条から構成してございます。
職務専念義務の免除がされるのは一般職と同様の項目を規定してございます。
附則といたしまして、この条例は平成27年4月1日から施行するものといたします。
また、先ほどの条例の整備と同様、経過措置といたしまして、現教育長が教育委員として在職する期間は一般職として扱われますので、この条例を適用しない旨の規定をしてございます。
以上、議案第14号の提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) 次に、議案第21号、清水町立清水幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例の制定についてを審査します。
それでは、改正内容を説明願います。
子育て支援課長。
○子育て支援課長(真野 篤) 議案第21号、清水町立清水幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例の制定についてご提案申し上げます。
例規集では第2巻821頁になります。
改正の内容といたしましては、国の子ども・子育て新制度の移行に関わり、保育料の算定が所得税から住民税所得割に改正されることから同条例の改正をするものでございます。
配付の議案説明資料の30頁をお開きいただきたいと思います。
第2条に次のただし書きを加える。「ただし、第3条に定められた保育料の階層区分が1に認定された園児が属する世帯の場合の入園料は、無料とする。」。
第3条中、「月額7,200円」を「別表に定める額」に改め、同条ただし書きを削る。
第3条の2に次のただし書きを加える。「ただし、前条に定められた保育料の階層区分が1及び2に認定された園児が属する世帯の場合の預かり保育は、無料とする。」。
第6条、見出しも含むなかで「減免」を「免除」に改める。
附則の次に「別表(第3条関係)」を加える。別表の詳細については割愛させていただきますので、ご覧いただきたいと思います。
備考、この表における保育料は、8月以前は前年度分の市町村民税額、9月以降は当該年度分の市町村民税額による。
附則といたしまして、この条例は平成27年4月1日から施行するものでございます。
なお、このたびの新制度の移行に関わりまして保育料が3階層に区分されておりますけれども、本町においては影響はございません。また、第2子無料化の拡充に関わる内容では、清水町立清水幼稚園保育料等徴収条例施行規則を同時に改正いたします。
従いまして、先般の常設保育所と同じように、幼稚園におきましても今回の第2子無料化の拡充に伴いまして軽減が発生いたします。入園世帯は全体で43世帯でございますけれども、うち軽減対象となる世帯は21世帯で、額といたしましては1,383千円が考えられております。
以上で説明に代えさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
これで、関連条例の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) ここで休憩します。 (午後2時00分)
○委員長(西山輝和)休憩前に引続き会議を開きます。(午後2時10分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) これより、第10款、教育費、171頁から226頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。
学校教育課長。
○学校教育課長(菅野靖洋) 学校教育課が所管しております新年度予算のなかで特に説明を要する点につきまして説明させていただきます。
まず、10款の教育費全体では1,471,619千円で、一般会計に占める割合は18%となっています。その中で、学校教育課に関わる予算の総額につきましては1,042,489千円で、前年度と比較し618,178千円の増額となっております。
それでは順に主な増減理由につきまして説明させていただきます。
予算書の171頁をお開きください。
1項、教育総務費のなかで1目、教育委員会費は前年度と比較し6,146千円の増額となっております。教育委員会費人件費につきましては、昨年の6人から7人になり、5,857千円の増額となっています。教育委員・教育指導幹人件費・教育委員経費につきましては、法令の改正に伴う10月からの教育委員の1名増。教育指導幹報酬の増額などにより259千円の増額となっております。
教育総務費事務につきましては、しみず教育の四季の宣言から10年目を迎え、より一層の浸透を図るために講演会を開催したく、8節、報償費、10番、教育の四季推進事業報償が200千円の増額となっております。
173頁をお開きください。
2目、教育振興費は前年度と比較し13,166千円の増額となっています。
内訳としましては、教育振興事業の7節、賃金、10番、スクールソーシャルワーカー賃金につきましては、前年度は補正予算で計上いたしましたが1,066千円の増額となっております。なお、英語指導助手の報酬、共済費のうち小学校英語活動指導助手にかかる4,050千円につきましては、地域住民生活等緊急支援交付金、地方創生先行型として平成26年度補正予算を提案させていただく予定です。
176頁のコンピュータ教育事業につきましては、昨年度小学校のコンピュータ機器を更新しましたので、23節、償還金利子及び割引料、10番、北海道市町村備荒資金組合償還金で9,630千円の増額となっております。
179頁をお開きください。
2項、小学校費につきまして説明いたします。
1目、小学校管理費につきましては、前年度と比較し3,409千円の増額となっております。
主な理由としましては、小学校運営で8節、報償費、13番、スケートリンク設営管理報償で御影小学校の散水車の老朽化による更新のため700千円を増額しております。
11節、需用費、10番、事務事業用消耗品費で小学校の教科書改訂による教師の指導書や資料の購入費3,604千円を増額しております。
なお、清水小学校少人数指導教諭の共済費551千円、賃金3,492千円につきましても地域住民生活等緊急支援交付金、地方創生先行型として平成26年度補正予算を提案させていただく予定です。
184頁をお開きください。
3項、中学校費について説明いたします。
1目、中学校管理費につきましては、前年度と比較して590,133千円の増額となっています。
188頁をお開きください。
中学校施設改修整備事業で清水中学校大規模改修工事を実施します。
予算に関する資料の18頁、主要事業施策シートにも内容を記載されていますが、602,000千円を計上しています。
2目、スクールバス管理費ですが、前年度比較し1,527千円の増額となっております。
主な理由としましては、13節、委託料、50番、スクールバス運行委託料と町民バス運行委託料でタイヤの更新等により1,359千円の増額となっています。また、本年度もスクールバス松沢線の中型バス1台を更新します。この事業につきましても予算に関する資料の19頁、主要事業施策シートに記載されています。
頁は飛びますが221頁をお開きください。
6節、保健体育費、3目、学校給食管理費は前年度と比較し2,193千円の増額となっております。
225頁、給食センター施設維持管理の13節、委託料、22番、給食センター厨房機器保守点検委託料98千円を増額していますが、給食の安全管理・点検の万全を図るため、長期休業中に専門業者による保守点検を実施します。
18節、備品購入費につきましては、10番、給食用備品として食器かご、ご飯用保温箱の更新、厨房施設として12番、スチームコンベクションオーブン、19番、球根皮剥機の更新を計上し、1,003千円の増額となっています。
以上、簡単ではございますが学校教育課に関わる予算につきまして説明をさせていただきました。ご審議よろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(真野 篤) 子育て支援課が所管する主な増減内容についてご説明申し上げます。
190頁をお開きいただきたいと思います。
1目、幼稚園管理費では、幼稚園園長報償費につきまして増額の改正をするものでございます。また、合わせまして、臨時職員の賃金が増額となっております。英語活動賃金につきましては、昨日の保育所運営費と同様に英語活動講師に関わる謝礼から賃金として計上するものでございます。
工事請負費につきましては、教室黒板の張替工事を予定しておりまして、マグネット式のものを更新いたします。これによりまして、マグネット式の授業教材の有効的な活用を図ってまいります。
備品購入費では児童用のいすを更新する予定でございます。
以上、簡単ではございますが説明と代えさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(西山輝和) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) 第10款、社会教育課に関わる主な新規事業等につきましてご説明を申し上げます。
194頁をお開き願います。
5項、社会教育費、1目、社会教育総務費の社会教育総務事務の関係でございます。社会教育推進員といたしまして地域おこし協力隊員を配置し、芸術鑑賞事業の企画、立案、町民組織の立ち上げの働きかけ及び公民館講座の企画、参加啓発等を行う予定でございます。費用につきましては、共済費、賃金、旅費、委託料、使用料及び賃借料並びに備品購入にわたっておりまして、合計2,832千円となってございます。これにつきましては、特別交付税の財源措置がある予定でございます。
196頁をお開き願います。
社会教育委員事務の関係でございます。本年度につきましては、平成28年度からの第8次社会教育計画の策定の年度にあたります。その策定にあたりまして、臨時に2回の社会教育委員会を開催するため、前年度と比較しまして報酬及び費用弁償の合計48千円を増額してございます。
199頁をお開き願います。
3目、文化会館費の関係でございます。文化会館芸術鑑賞事業の8節、報償費の関係で、11番、第九文化継承事業報償300千円を新たに計上させていただきました。これにつきましては、昭和55年に文化センターのこけら落としといたしまして第九を合唱いたしました。会館30年の大きな節目となりました平成22年には、集大成としての演奏会を開催したところでございます。今後、第九のまちしみずといたしまして、第九の文化、精神性を次世代へ継承していくためには30年後、50年後を見据えながら新たな第九の方向性を見据えていきたいと考えまして、大きく転換の時期と考えてございます。
201頁をお開き願います。
文化会館施設管理費の関係でございます。
15節、工事請負費の関係です。前年度に引き続き残りの屋上防水工事を17,529千円見込んでございます。また、文化センターのトイレを洋式に改修する工事費15,747千円を見込んだところでございます。
202頁をお開き願います。
4目、図書館・郷土資料館費の関係でございます。
図書館・郷土資料館運営事業で子ども読書推進員としまして地域おこし協力隊員を配置したく、乳幼児期から本に親しんでいただき、そういった事業を更に展開を行う予定でございます。費用及び財源措置につきましては、社会教育推進員と同様でございます。
205頁をお開き願います。
図書館・郷土資料館施設管理費の関係でございます。
18節、備品購入費の関係で、15番、図書館システム6,949千円を計上いたしました。これにつきましては信頼性・安全性の高いシステムに更新するものでございます。
また、図書館用公用車管理事務の関係でございます。288千円につきましては総務課から図書館に所管替えとなりましたボンゴ車の運行管理のための費用でございます。
215頁をお開き願います。
皆さまにはご案内のことと存じますが、昨年の3月25日の町議会定例会におきまして社会体育施設の指定管理の指定並びに指定管理委託に関わる補正の議決をさせていただきまして、平成26年4月1日からNPO法人清水町体育協会に7施設の指定管理を開始したところでございます。それによりまして、平成26年度の当初予算書と比較しますと6項、保健体育費の記述内容が変わっておりますので、よろしくお願いいたします。
6項、保健体育費の新規事業等につきましてご説明を申し上げます。
1目、保健体育総務費のスポーツ推進員事務の関係でございます。前段で説明いたしました社会教育委員事務と同様に、第8次の社会教育計画策定のために報酬及び費用弁償で臨時的な委員会の費用として増額してございます。
216頁をお開き願います。
2目、体育施設費の関係でございます。
学校体育施設開放事業の217頁、15節、工事請負費の関係に繋がってございます。工事請負費の関係につきましては、御影小学校プールサイドの点検口について改修工事を行います。1,167千円を計上してございます。
次に、社会体育施設運営事業の関係でございます。
218頁、13節、委託料、17番、体育館高樹木剪定委託料714千円、また15節、工事請負費では体育館、農業研修会館のトイレを洋式化する工事費3,657千円、同様に体育館、農業研修会館でございますが、網戸の設置工事について324千円を見込んだところでございます。
また、平成26年度に測量調査を実施いたしました町民野球場につきましては、本年度その改修に向けまして、実施設計委託料800千円を見込み、バックネット等の改修工事費45,000千円を計上したところでございます。工事内容につきましては、別添の予算に関する資料の20頁、主要事業施策シートを詳細についてはご覧いただきたいと存じます。
町民プールにつきましては、昭和58年建築で塩素を使用しているため、施設設備の痛みが激しく、平成26年シーズン終了間際に熱交換弁が故障いたしました。急遽、平成27年シーズンに間に合うように熱交換弁を交換したく、工事請負費500千円を計上いたしましたが、施設維持がかなり難しくなってきてございます。近い将来の改築に向けまして、町民プール建替事業基本設計委託料3,000千円を見込んだところでございます。
なお、建物の規模は現況を上回らないかたちで、また有利な資金を活用できる方法を考えてまいりたいと思います。
219頁、アイスアリーナ等の施設運営事業の関係でございます。
アイスアリーナの玄関前の風除設備を設置するために486千円を計上いたしました。
次の頁をご覧いただきたいと思います。
リンクのライン塗り替えのために561千円の予算を計上しているところでございます。リンクの塗り替えにつきましては、ルール変更によるリンクのラインの引き直しでございます。
また、18節、備品購入費の関係でございます。御影パークゴルフ場のスタート台及びホールのカップを全て28セット購入する予算1,410千円を見込んだところでございます。
以上、簡単ではございますが社会教育課の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○委員長(西山輝和) 御影支所長。
○御影支所長(細田秀夫) 教育費のうち御影支所が所管する6目、御影公民館費についてご説明申し上げます。
頁数は208頁から210頁でございます。
平成26年度に対比して1,540千円の増額となっております。
210頁をご覧ください。
工事請負費ですが、昨年、大集会室舞台本体の改修工事を行いましたが、新年度につきましては大集会室の緞帳スクリーン、照明などを操作するワイヤー、滑車、モーターなどの舞台装置の改修工事に3,168千円を計上いたしました。
備品購入費といたしまして、会議用のテーブル30台1,410千円を計上いたしました。
以上、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○委員長(西山輝和) これから順次質疑に入ります。
第10款1項1目、教育委員会費、171頁から173頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) これより、第10款1項2目、教育振興費、173頁から178頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) 何点かあるんですが、まずスクールソーシャルワーカーという方はどんな勤務体系でしょうか。
○委員長(西山輝和) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) スクールソーシャルワーカーというのは、児童生徒の例えば不登校などの問題行動があったときに、その解決に向けてカウンセリングをしたり必要な関係機関と連絡を取ったりするという役割をする方をスクールソーシャルワーカーといっています。
勤務体系については、今考えているのは帯広市から来ていただいている方を予定しておりまして、その方については問題行動があった案件ごとに来ていただくというふうに考えています。
もう一人は前々年まで心の教室相談員というかたちで対応をしておりましたかたちで、中学校等に三、四時間くらいを週3日程度滞在するというような勤務体系を考えています。
○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) 今までにそのスクールソーシャルワーカーが必要だと感じた事例はありますか。
○委員長(西山輝和) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) スクールソーシャルワーカーにつきましては、今年度補正予算で道の委託事業を受けまして実施をしました。今年度につきましては、28日程度学校の方に来ていただいてカウンセリングなどの対応をしております。
○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) 次の質問をさせていただきます。
選手等派遣費なんですけれども、こちらの支出定義をお聞かせ願います。
○委員長(西山輝和) 学校教育課長。
○学校教育課長(菅野靖洋) 優秀選手派遣費は、中学校の部活動に関わる出場に対する経費を報償として出すものです。
十勝の大会については参加で、十勝の大会で選ばれて全道大会に出場する場合は十勝の代表ということで出します。全道大会で優勝し、全国大会に出場する場合は報償費ということで出します。
○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) これはあくまでもクラブ活動の一環ということで、少年団等は該当にならないということですか。
○委員長(西山輝和) 学校教育課長。
○学校教育課長(菅野靖洋) 教育委員会の振興費でみている部分については中学校の部活動のみでございます。
○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) 町民のなかでそこらへんを不満に思っている方が多く、最近年あらゆる分野で活躍する子どもたちが多くなってきていて、部活動のほかにも十勝選抜、北海道選抜に選ばれる子どもたちが多くなってきていると思うんですけれども、その子たちはせっかく選ばれても補助がないばかりで行けない子はいないとは思うんですけれども、行きづらい面が出たりして、そこを教育委員会に言ってもなかなかきまりで出してもらえないということなので、なるべく十勝選抜や北海道選抜に選ばれた子たちへも支援していただけるような方向で検討していただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) 少年団関係につきましては社会教育課の項目のなかで予算化されておりまして、少年団の全道大会あるいは全国大会の報償費を見込んでございます。
選抜等につきましても基準がありまして、十勝の大会で選手を選んでいく場合は選抜大会も該当にしてございます。
支給につきましては、交通費は実費、宿泊費は5千円以内ということで支給をさせていただいております。
○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) 次の質問に移させていただきます。
頁数は177頁、備品購入費のなかの10番、書画カメラとありますけれども、これの使い方及び台数は何台でしょうか。
○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。
○学校教育課総務係長(大尾 智) 書画カメラにつきましては、清水中学校6台、御影中学校3台の購入を予定しております。使い方としましては、授業中にカメラで本などを写し、プロジェクターを通して大きな画面で皆で見ながら授業をするというかたちです。今のICT教育の情報通信の一環として授業の中で活用していただくというものでございます。
○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) 先生からの要望なのかわかりませんけれども、いまいちこの書画カメラが普及していない理由は、拡張性がなく、使い方が一つしかありません。プロジェクターに比べると持ち運びが便利になっただけのものであって、その他にタブレットを利用するなどは考えなかったんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。
○学校教育課総務係長(大尾 智) タブレットの件に関しましては、昨年小学校のコンピュータを更新したんですが、そのなかでタブレットを小学校の方へ入れさせていただきました。今、タブレットも含めた活用をしていただいているというところです。中学校に関しましては、更新時期を平成28年度と考えておりますので、その際には小学校と同様にタブレットを含めたかたちのなかでコンピュータの更新で活用を含めてお願いしていきたいというふうに考えております。
○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) 平成27年度のためだけに書画カメラ800千円弱を予算化したという把握でよろしいですか。
○委員長(西山輝和) 学校教育課長。
○学校教育課長(菅野靖洋) 書画カメラにつきましては先ほども説明しましたが、小学校につきましては平成26年度に設置しました。中学校の方からも書画カメラにつきましてはぜひ設置をしてほしいという要望があり、教育的な効果がいろいろとあるということですので、平成27年度の予算で中学校の分も予算計上しました。
○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) 中学校から希望があって学校教育課の方に上がってきたという説明だと思うんですけれども、他にどんなものがあるのか中学校と学校教育課で検討した経過はあるんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。
○学校教育課総務係長(大尾 智) 毎年度、各学校から次年度の要望をいただいております。そのなかで中学校の方からは先ほど課長の方から申しましたように、小学校の方に入れて効果が高いということで入れていただきたいという要望をお聞きしたところでございます。
そういう要望に基づきまして、学校の現場、管理職含めて先生方と協議させていただいております。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
北村光明委員。
○委員(北村光明) 英語指導助手についてお聞きします。
今、いらっしゃる方は女性の方と男性の方の2名いらっしゃるかと思うんですが、小学校と中学校でいわばネイティブの発音や英語の基礎的なことを指導するための助手をやっていらっしゃると思うんです。このことと、国際交流事業との兼ね合いで、以前にもこういったAETの方がいらっしゃったと思うんですが、その辺のつながりはいまだにあるのかお聞きしたいと思います。
○委員長(西山輝和) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 国際交流事業の発端は2代目のAETの方の出身地と縁がありまして国際交流事業ということで、中学生がこちらから行ったり、むこうから来ていただいているという交流事業が平成6年から続いています。発端はそういったようなかたちで国際交流事業は始まりました。現在いる英語指導助手2名につきましては、北村光明委員がおっしゃったとおり小学校と中学校について英語授業の助手をしているところです。関わりとしてはチェルシーに国際交流事業で中学生をこちらから派遣するわけですが、そのときの引率ということで前年度一緒に行きました。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 2代目のAETの方の縁で国際交流的な事業が今も継続されていると思うんですが、以前は派遣された学生に助成金を払っていたと思うんですが、今はかなり自己負担分が多いというお話を何度か聞いたことがあります。帰ってきた後の報告やその後の活動がいまひとつうまくいっていないというようなお話を聞いたんですが、実際に何人行って帰ってきてどうだったのかということをお聞きしたいと思います。
○委員長(西山輝和) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 平成6年から事業を行って、引率も含めて総計で187名と聞いております。引率者については一、二名ということで、詳細については把握していないんですけれども、合計で187名。子どもたちについては毎年派遣をしていますが、重複している方はいないと聞いております。
報告等につきましては、国際交流協会の方で実施をしている事業ですので、こちらの方では把握をしていない状況です。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) そうしましたら、学校教育の領域の部分と社会教育の領域の部分がAETの関連するところでいえばオーバーラップする部分があるのかなというふうに思います。学生だけではなく今日的なグローバル社会に対応できる人材育成ということを考えていった場合、英語教育というのはいろいろなことで論議されています。親たちの教育のところを多少は考える必要があるのではないでしょうか。学校でせっかくいい発音を習ってきたのに親が変な発音でそれを壊してしまうようなことがあると思いますので、そこらへんをもう少しサポートできるような、もっというならば、そういったことを親たちがやれるような環境整備をぜひとも考えていただきたいと思います。現実には学校のAETが社会人に対して講師をやっていただけるというのは、個人的なレベルや努力、犠牲も含めてやっていただいているような現状があるのではないかと思うんですが、その辺について何かご意見がありました教えていただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) 206頁の中央公民館費のなかで公民館講座講師謝礼で公民館講座などを実施しておりますが、特にAETの活用につきましては無償でございまして、学校教育と相談をしながらAET2名の方の活躍をいただきまして、平成26年度につきましても女性の方と男性の方の講座を開かせていただいたところです。また、今後も活用をさせていただく予定はしております。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 公民館講座の部分のことに絡むと場所が外れますか。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員、公民館の活動費はまた別にしてください。
○委員(北村光明) 終わります。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
中島里司委員。
○委員(中島里司) ここで聞くのはいいのかなと思うんですが、174頁、スキー事業報償費は学校で実施しているスキー授業に対しての報償費ですね。実は、町内回覧で来年度からの冬季体育についてということで回ってきました。これは、教育委員会でもなく、町でもなく学校から学校だよりと一緒に送られてきました。私は、これをどういう立場で読んだらいいのかなという感じがしていました。学校の教員の事情なのか、報償費の削減なのか、授業数に対してもいろいろ多種多様にわたっていて、そういうものの確保が大変なのか、どういう視点でこういうことが学校サイドから出てきたのか。学校で出てくるということは当然教育委員会で了解をしていると理解をしてよろしいですね。これをまず、1点目にお伺いいたします。
○委員長(西山輝和) 学校教育課長。
○学校教育課長(菅野靖洋) 清水小学校のスキー学習の件についてですが、学校の方から順次スケートの授業に移行するということで、教育委員会も話を聞いています。
○委員長(西山輝和) 中島里司委員。
○委員(中島里司) その報告で「はい、わかりました」ということでここに至ったという理解でよろしいですか。
○委員長(西山輝和) 学校教育課長。
○学校教育課長(菅野靖洋) スケートの授業を行うということで聞きましたので、父兄の方に対しまして説明・協議の方もきちんとしてくださいということで話はしています。
○委員長(西山輝和) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 学校教育に関して、教育の四季を軸にしてということで教育委員会では取り組んでいますよね。教育の四季、春夏秋冬ですよね。ある部分では教育には季節を感じさせてもらうというなかで、清水町は外で授業として取り組めることといったらスキーとスケートです。とにかく、そういう考え方をしてスケートに移行していきますよ。教育というのは教育委員会でわが町の教育という部分に対して、子どもの指導というものに対して方向性を示す必要があると思います。学校からスケートに移行しますと言われて、今のお話ではそれを了解しているということですから、次に質問にいきますけれども、授業にスケートを取り入れますよといったら、冬場で何日間スケートできると教育委員会でとらえていますか。
○委員長(西山輝和) 学校教育課長。
○学校教育課長(菅野靖洋) 何日間というのはとらえておりませんけれども、1月から2月の初めくらいまでスケートは滑れると思います。
○委員長(西山輝和) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 3学期に入るのは1月20日頃です。温かい冬の場合は1月末で終わってしまいます。うまくいっても2月の一週でだいたい終わっています。冬期間の学校での野外スポーツ授業というのはそれだけになるんですね。教員は授業にあたっては全部評価をしなければなりません。スキーは全部見られないので、評価ができないと書いてあります。今は逆に体力をつけなさいと言っているので、北海道の雪のある土地を考え、子どもをどんどん外に出すという指導を願うのが教育委員会の役目ではないですか。そのへんの考え方をどういうふうに認識していますか。スキーとスケートを冬のスポーツとしてどういうふうにとらえますか。
○委員長(西山輝和) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 私ども教育委員会といたしましては、スケートもスキーも北海道特有の優れたスポーツで、また体力向上についても効果があるという評価はしております。ただ、期間の問題や距離的な問題、スキー場が廃止になって以来、学校では時間的な制約があり、1時限の時間が小学校では45分というなかで、スクールバスを使って他町村のスキー場に行くと中身が非常に短いというのも一つの考えであろうかと思います。スケートについては冬期間学校のグラウンドにつくりますから休み時間も入れて滑っているというようなことも聞いております。また、土日についても行きやすい場所にあるということで、利用もしている状況であると聞いております。ただ、どちらが大事かということではなく、体力向上も含めてスキー・スケートは北海道の学校教育の一つではないかなととらえております。
○委員長(西山輝和) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 今の答弁で、スキー場がまず清水から無くなり、他町に行かなければならない。他町に行くとなると時間がかかるような感じがしますが、小学校から日勝のスキー場までと小学校から新得スキー場では新得町の方が早く着きます。地吹雪もないし、車は走りやすいしということで、今教育長が言った時間ロスというのは理由にならないと思います。授業そのもので地元のスキー場と新得山のスキー場は時間的には関係ありませんと私は断言できると思っています。
教育委員会全体でいっている生涯学習は生涯といっていますよね。これは子どもたちにはいろいろなことを可能な限り経験をしたなかで、そこから自分が生涯何をしたいか、何ができるかということを間を置いてもそういうものを経験していなければなかなかそういうところに入れないんです。北海道の良さはたくさんあるわけですから、少なくとも子どもたちにそういう経験をさせる必要があるというふうに私は思っています。
生涯学習との絡みからいっても今一度考えてもらうわけにはいかないかなということでお聞きしたいと思います。
○委員長(西山輝和) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 生涯学習というお話がありました。当然、私も生涯学習の観点からいけば長く続けられるスポーツではないかなと思っています。スケートについても体力的なものを含めてどっちが長いかということは言えませんけれども、楽しさも含めると個人の差はあろうかと思いますが寒い方が好きか温かい方が好きかということも含めまして、両方とも必要な部分ではないなと思います。これは選択する方の裁量に任せなければいけないと思いますけれども、学校教育、社会教育含めて教育委員会といたしましては健康づくりも含めて長い間スポーツに親しんでいただくということを望んでいるわけですけれども、その経験を積ますということにつきましては非常に重要なことだと思っております。
教育委員会は指導するということではなく、学校の考え方もありますし、もちろん保護者の考え方もあります。その辺の整理をしながらどちらがいいかではなく、両方できればいいなと思っているところです。
○委員長(西山輝和) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 昔の話はしたくないんですが、私はど素人で経験もなく教育委員会の方に関わらせていただきました。そのなかで文化関係の鑑賞はいろいろなものを子どもたちに本物を見せて、触らせて、聞かせるということで、学校サイドにお願いをいたしました。当然、予算は町でみますということで。そういうときにある方がきて「ピカソの絵を小学生の1・2年生はわかりますか」と言われました。子どもはわかるんです。わからないということがわかるんです。何が描いてあるのかわからないという理解ができるんです。私は教育とはそういうものだと思っていました。先ほどチェルシーの問題も出ましたが、あのこともある方に言われました。「こっちからアメリカに研修に行っても向こうから来なかったら」という話がありました。結果的にいまだに続けていただいています。これはありがたいことだと思っています。
要するに、教育、特に小学校の教育というのは、子どもにいろいろな経験をさせる必要があると思っています。教育長は、今教育委員会がうんぬんという話をされましたけれども、清水町の教育に関して教育委員会がリーダーシップを発揮しなかったら誰が清水町の教育のリーダーをとるんですか。私は全部とは言いません。学校の経営に介入してはいけない部分もあると思います。だけれども、本町の子どもに対する教育ということに関してのリーダーは教育委員会でなければ誰が言えるんですか。そのへんについて、教育長、今一度考えて、これはもう方向は出ているのかもしれませんけれども、私はスキー少年団を40年近くやっているからといって言っているわけではないんですが、本当に滑れない子が一、二時間で滑れるようになるんです。指導者が足りないと書いてありますが、これは町ぐるみで協力したらいいじゃないですか。職員の方でもスキーが上手な人もいるんですから。勤免でもいただいて指導に協力してくれというような、実際にはそこまでいかなくても指導者はある程度確保できると思います。その辺をゆっくり教育委員会としてリーダーシップを発揮していただいて、もう少し議論を深めていただきたいということをお願い申し上げるところですが、それについて教育長、今一度お考えを伺えればと思います。
○委員長(西山輝和) 教育長。
○教育長(伊藤 登) いろいろなご示唆をいただきました。先ほども言いましたけれども、経験させるということは将来的に子どものため、人づくりのためということになろうかと思います。その部分について、教育委員会としては教育の四季という方針を出していますから、それが浸透していきまして、学校の方ではいろいろとバージョンを変えたりしながら進んでいるということです。そういう面からいっても、やはり教育委員会である程度方針を出さなければと思っているところです。
また、文化の部分でお話がありましたが、今は芸術鑑賞も含めて、幼稚園、保育所から中学生までということで、芸術鑑賞をやっております。そのなかで、いろいろなメニューを探しながら、これはというものを実施しているわけですけれども、当然、今中島里司委員が言われたとおり、非常に好評を得ているとか、知らないものがわかったとか、そういうものが効果として表れているというようなことでありますので、スポーツについても協議をしながら、どういう方向がいいのかということで、スキーからスケートに変わるということではなく、スポーツ全体にわたって、どういう教育委員会の関わり方がいいのか、方針をどうしたらいいのかということについても協議をしてまいりたいと思います。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第10款1項3目、教員住宅費、178頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 教員住宅費の関係ですが、予算書を見る限り教員住宅の修繕料であるとか、屋根の修繕等が計上されているわけですが、これは今まで入っていなかった教員住宅、新たに清水町に住んでいただくために、以前から私が申し上げているとおり、多くの方が清水町に通ってきているという実態があって、「清水町に住んでもらわないといらないとまで言え」という話もしたことがありますが、そういうことも含めて清水町に住んでもらうために直しているということなのか、加えて、教員住宅に入る教員が以前より増えているのかどうか、この辺についてお尋ねをいたします。
○委員長(西山輝和) 学校教育課長。
○学校教育課長(菅野靖洋) 教員住宅の修繕につきましては計画性をもちまして、年度ごとに修繕を行っています。教員住宅の入居状況につきましては、平成26年度につきましては70%くらいで、今異動の関係が来ていますので来年度につきましてはそれ以上に入ってもらえるというふうに考えています。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) ここに計上されている修繕料2,414千円とありますが、これは現在入居している教員住宅を改修するということですか。
○委員長(西山輝和) 答弁を求めます。
学校教育課総務係長。
○学校教育課総務係長(大尾 智) 修繕費に関しましては、現在入っているところを中心に修繕させていただいておりますが、一部長期間空き家になっていたということで不都合が生じる部分もありますので、その部分も含めて修繕させていただくというかたちでございます。大部分は現在入っているところに不都合が生じたものについて修繕しております。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 一戸ではなく複数の建物という感じの答弁だろうと思いますが、4月の異動で清水町に住むという方がみえたときに、教員住宅を直していつでもお迎えしますよというような体制は今聞いた限りではできていないということですか。
○委員長(西山輝和) 学校教育課長。
○学校教育課長(菅野靖洋) 新しく入っていただける場合にはきちんと受け入れできる体制は整えています。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) そうであれば結構です。空いている教員住宅が以前から言っているようにいつでも入っていただけるようになっているという状況だということで理解をしてよろしいですね。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第10款1項4目、特別支援教育費、178頁・179頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) 次に、第10款2項1目、小学校管理費、179頁から184頁までの審査を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 頁数182頁になりますが、需用費の50番、施設修繕料1,884千円計上されております。これは大規模改修を終えたばかりの学校に更に修繕を要するようなものが出てきているのか、また別のものなのかということになると、どういうことなんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。
○学校教育課総務係長(大尾 智) こちらにつきましては、大規模改修を終えた学校に新たな修繕が発生したという部分ではございません。ガラスが割れたりなどの既存の施設の部分で修繕が必要になったというところの修繕費ということでございます。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) それにすると随分額が2,000千円近くあって、ガラスも相当高いガラスなのかわかりませんが、そういうような部分が出てきているということなんですか。
○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。
○学校教育課総務係長(大尾 智) ガラスはそうでもないんですが、例えば今年度でいえば消火栓のホースの取り替えなどについても計上させていただいておりますので、日常の修繕のなかでは高額だと感じられる部分もあるかなと思いますが、ある程度の額が毎年かかっているということでございます。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第10款3項1目、中学校管理費、184頁から188頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 中学校の関係で、本年度から中学校は大規模改修を行うことになっているわけですが、中期の財政推計では平成27年度の改修工事は324,000千円という見方をして、大型の事業については見込みを立てていたのでありますが、今回、大規模改修は6億円近い597,000千円ということになっていますが、これはなぜこれだけ大きな開きが出たのかについてご説明をいただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 学校教育課長。
○学校教育課長(菅野靖洋) 今回、実施設計をいたしまして正式な設計をかけました。そのなかで出てきた数字がこの数字です。あと、物価上昇や資材の上昇がありまして、最終的に設計をつくった関係で金額の差が生じたということです。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) そう言われればそうなのかなという気はしますけれども、あまりにも開きが大きいものですから、今言われたように資材も学校だけではなく全国的に見ても物価の上昇、労賃から含めて上がっているなということは認識ができるんですが、1個の学校を改修するにあたって324,000千円を予定していたのが1億円増えたとなるとなるほどなという感じはしますけれども、倍近くになるのはなぜなのかなと思います。当然、大型事業の見込みを算定する際にも、担当課で勝手にこのくらいだろうとつかみで出しているわけではないと思うんですが、この辺はどうなんですか。
○委員長(西山輝和) 学校教育課長。
○学校教育課長(菅野靖洋) 先ほど申しましたとおり、最終的な要望を聞いて設計した段階でこの数字が最終的に出てきたもので、原紀夫委員が言われるように最初の金額が甘かったのではないかと言われればそうかもしれませんけれども、当初のときも話し合ってこの金額を出したんですが、最終的な数字で差が生じたという状況です。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 申し訳ありません。今いわれている部分については188頁まででしたか。
○委員長(西山輝和) 188頁までです。
○委員(原 紀夫) 終わります。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
北村光明委員。
○委員(北村光明) 188頁の自動体外式除細動器借上料124千円ありますけれども、これはどういったところから借りているんでしょうか。中学校に設置されているということで理解してよろしいですか。
○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。
○学校教育課総務係長(大尾 智) 自動体外式除細動器(AED)につきましては昨年からレンタルというかたちで4校に備えております。その借上料というかたちで計上させていただいております。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 借り上げた方が安いと理解してよろしいですか。
○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。
○学校教育課総務係長(大尾 智) 借り上げた方が安い部分もありますし、どうしても対応年数がございますので、買い上げですと対応年数で交換しなければならないということもありますので、昨年からレンタルというかたちで計上しております。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) AEDについては公共施設に設置されている時代ですけれども、いざ使うときになかなか使い切れないというのが実態だと思うんです。そこら辺の使い勝手のところは学校の先生は訓練を受けていると理解をしてよろしですか。
○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。
○学校教育課総務係長(大尾 智) 学校の先生は各研修等を通じて受けているということでございます。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) その場合はどういったところの方が来て指導をしていただいているんでしょうか。例えば消防署や医療機関だと思うんですが。
○委員長(西山輝和) 学校教育課総務係長。
○学校教育課総務係長(大尾 智) 消防署のご協力をいただいてやっているというふうに聞いております。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第10款3項2目、スクールバス管理費、188頁から190頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) スクールバスの件につきまして質問させていただきます。
何度か総務文教常任委員会でもお話をさせていただいた件なんですが、冬期間の運行、通称部活バスといわれる運行につきましては、今の段階で検討されたかどうかだけご確認をさせていただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 給食センター所長。
○給食センター所長(阿部剛裕) 清水中学校の教頭先生の方には確認をしましたけれども、現在中学校の方に父母の方からのご要望等がなく、従来どおりのかたちで来年度は予定しております。
○委員長(西山輝和) 鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) わかりました。私のところにはそういう話ではなく、複数の方から依頼が来ているのは事実なんです。ただ冬期間になる前にいったん学校の方で調査をしない限りは言ってこないということがあると思いますし、現実的に七、八時過ぎまで中学生が帰れないでいるという状況もあります。何人か聞き取りをさせていただいたなかでは無料でやってもらいたいと言っているわけではないと、受益者負担はしてもいいという方も結構いらっしゃいます。そういう部分で逆にないからといって部活ができない、部活動をしないという子どもが増えないようなかたちで、子ども本位というか、そういう部分で考えて今年度弾力的に運用していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
これについて何かあればお願いします。
○委員長(西山輝和) 給食センター所長。
○給食センター所長(阿部剛裕) その点については学校の方と十分協議させていただきます。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) スクールバスの関係でお尋ねをいたします。スクールバスの運行委託料ですが、スクールバスと町民バスともに昨年からみると大きく変化をして上がっているんですが、この分についてはなぜ上がっているのか説明をしてください。
○委員長(西山輝和) 給食センター所長。
○給食センター所長(阿部剛裕) まず、スクールバスの関係については昨年度との予算対比におきましては101.9%ということで、若干の差異ということでございます。こちらの関係についてはタイヤの関係の更新の部分の差異ということとなります。人件費の積算単価で町の臨時運転技術員の積算単価を参考にして積算しておりますけれども、町の臨時職員の運転技術員等についても1.3%程度の賃金の上げがありましたので、そういった部分も若干委託料の増加に含まれております。
また、町民バスについては3年ごとにスタッドレスタイヤと夏タイヤということで更新しておりますので、平成27年度についてはスタッドレスタイヤの更新ということでございますので、そちらの部分の上昇分が増加幅です。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 燃料の関係を積算する際にどういう見方をして委託料のなかに入れているんでしょうか。例えば、産油国の動きかよくわかりませんけれども、乱高下がずっとあったりしておりますけれども、これは低い見方をしているのか、上限の方でみているのかということになると、どういう見方をしているんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 給食センター所長。
○給食センター所長(阿部剛裕) 委託料の方の直接経費、燃料費につきましては町の方の予算編成単価で積算し、それから大幅な減少や上昇であれば両者協議をしたなかで委託料の変更ということで、現在のところ今までも大きな変動のなかではありますけれども、かなり更新更新で委託をしておりますので、その燃料費単価によって増減したことはありません。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 今言われましたように、燃料費の上限でいえば手をつけていないということですが、これから先含めてよくわかりませんが、極端に上がったときには協議ということになるんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 給食センター所長。
〇学校給食センター所長(阿部剛裕) 協議して委託契約を変更し、減少または増加ということになります。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) わかりました。
もう1点お願いします。スクールバスは8台ありますが、雪が降ったり凍結したりと天候が非常に不順で運転する方も大変だと思うんですが、運転技術の優秀な方ばかりだと思うので、車をこすったりぶつけたりというのは全くないなかで推移をしているんだと思うんですが、そういう理解でよろしいですか。
○委員長(西山輝和) 給食センター所長。
○給食センター所長(阿部剛裕) そのとおりでございます。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) ここで休憩します。 (午後3時27分)
○委員長(西山輝和) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後3時40分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(西山輝和) 次に、第10款4項1目、幼稚園管理費、190頁から194頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) ご質問をさせていただきます。
昨日は保育所の関係で、今日は幼稚園に関してなんですけれども、共通して言えることは昨年の中途から幼稚園教諭及び保育士の募集等、更にホームページを見たところ臨床発達心理士の募集をされていると思います。年度途中にこれだけ人員が募集されるということは、先の計画がどういうふうになっているのか。例えば、子どもの数は最初にわかると思います。ただし、途中から転入、転出される方々もいますので確定した数字は出ないと思うんですが、子どもの数はある程度わかっているのに募集が中途の時期になっているという部分が非常に疑問に思います。今回、幼稚園の部分ではございますが、全般を含めてご質問したいと思います。
○委員長(西山輝和) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(真野 篤) 昨日も木村好孝委員からのご質問があって正職や臨職の数等をお知らせしましたけれども、このたび年度途中で募集をかけさせていただきましたけれども、今回は正職の応募は1名でございました。よそからというよりも従来の臨時職員から応募があったわけですが、そういうような実情のなかでたまたま1人しか応募がありませんでした。また、幼稚園関係につきましては正職3名、臨職3名でございますけれども、特に幼稚園等の運営に関しては特に問題ない職員の配置でございます。
○委員長(西山輝和) 総務課長。
○総務課長(小笠原清隆) 保育所と幼稚園の先生の配置の関係なんですが、まず保育基準に基づいて年齢や段階に応じて必要人数は何人必要か、更にそのクラスの状況を見まして、支援が必要な子がいる場合についてはそこの部分について手厚くするなどを考え、更に将来の子どもの状況も見ながら職員配置をしているところです。ただ、今回はたまたま予想をしていなかった職員が最近になりまして退職を申し出てきたという関係上、途中で正職員の募集をかけたという状況でございますので、ご理解いただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) 年度途中に募集がかかると疑問に思うのは、もちろん辞められる方もいらっしゃいますが、計画がされていたのかという部分が疑問に思えるところもありますし、これだけ募集をしているということは、現場においてはそれぞれ大混乱をしているのではないかと容易に想像できますので、人員の募集については計画をしっかり練ったうえでやっていただきたいと思いますが、今年度以降、もしくは来年以降は情勢としてはどのようになっているかだけお聞かせいただければと思います。
○委員長(西山輝和) 副町長。
○副町長(金田正樹) 職員の採用の関係でございます。今、総務課長がお話を申し上げましたが、ある程度の計画性をもってやっております。ただ、来年あたりは熊牛保育所も閉じるというお話で、そこらへんでも職員は出てきます。また、将来的な児童の推移を見まして計画的にやっております。繰り返しになりますけれども、突然辞められるとか、女性が多いものですから結婚されるとか、結婚されてお子さんができて育児になりますと3年間いなくなりますので、そこら辺の補充も含めて随時やっていく場合もございます。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第10款5項1目、社会教育総務費、194頁から197頁までの審査を行います。
質疑ありませんか。
北村光明委員。
○委員(北村光明) 頁でいきますと197頁、清水町子ども会育成連絡協議会補助金なんですが、子ども会が存在している町内会はいくつくらいあるか教えていただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 社会教育係長。
○社会教育係長(安ヶ平宗重) 現在、町内会が120くらいありますが、そのうち20の団体で子ども会が設立されております。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 120のうち20ということでいきますと、比率的には子どもがいないから子ども会がないんだと思うんですが、今後、少子高齢社会という現状のなかでいうならば、その町内会に子どもがいなくても子ども会育成のことに従事するような仕組みが必要ではないかと思うんですが、その辺をご意見いただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 社会教育係長。
○社会教育係長(安ヶ平宗重) ご承知のとおり町内会に子どもがいない町内会も数多くあります。そのような子ども会につきまして、特に御影地区におきましては近隣の町内会と合併して1つの子ども会を組織しているという工夫をされております。清水町市街においてもそのような体制ができないかと検討をしているところであります。
また、旧校下単位であります旭山小学校区につきましては農事組合という単位ではなく、旧小学校区単位ということで子ども会を組織して運営しております。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) わかりました。次に移らせていただきます。
地域おこし協力隊員の関係なんですが、町全体で6人ほどと考えているということで、例えば、子どもの読書推進員ということでいきますと、図書館や郷土資料館の関係事業ということになります。また、社会教育の教育推進員などと連携をとって、成人が社会教育的に子どもに関わるようなことを推進するのにコーディネーター的なことをやっていただけるのではないかなと思ったりもしたんですが、そこら辺の考えはございますか。
○委員長(西山輝和) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいまの北村光明委員のご質問でございますが、社会教育推進員を社会教育の関係で活用できるあるいは地域おこし協力隊を社会教育に活用できるかどうかというご質問でございました。私どもの社会教育推進員につきましては、チャレンジクラブや公民館講座の企画・立案、あるいはホール関係の各種団体のお手伝いといった部分で活躍をいただく予定をしております。
また、全体に関わっては企画課の関係になりますけれども、いろいろな部分での6名を予定しておりますが、そういった部分のいろいろな打ち合わせは今年度やりたいという企画からのお話がございましたので、そういった部分では社会教育に関わっていただけるような話も打ち合わせのなかでさせていただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 今のお話を聞いて、それはいい方向だなというふうに受け止めています。例えば、公民館講座がありまして、先ほど国際交流協会の助成の話をしたんですが、公民館講座は別なところだからと切られてしまったんですけれども、例えば、国際交流をやるといったときにこちらから行くだけではなく、向こうから来る人たちを受け入れる。そして、受け入れたときの受け皿も必要だと思うんです。そのための任意団体の協会みたいなものがあるのかもしれませんけれども、そういったことなんかは社会教育課として認識していらっしゃるし、つながりを持っていますし、そういう受け皿をつくったときに人を増やすために公民館講座やマイプラン講座を利用して、多くの人が関われるような社会教育にできないかなと思っているんですが、ご意見いただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいまのご質問でございますが、国際交流関係の団体とかも社会教育で受け皿をつくってはどうかというお話でございました。ただいまの質問は該当するかわかりませんが、いろいろな部分の団体関係、公民館講座関係はいろいろな科目にわかれてございます。社会教育関係総体に関わって私から説明をさせていただきます。
いろいろな部分で各団体との調整等を社会教育課でさせていただいています。ただいまの国際交流の関係につきましては、国際交流関係の補助金ということで、学校教育で補助金を出しております。今のところその報告会や向こうからの交流の受け入れといった部分につきましては国際交流協会の方々にお願いしている部分が大きいと思っております。社会教育に関わって一緒に行事をやろうという部分でございましたら、またこちらの方も協力をさせていただきますし、現在も国際交流協会の方に向こうから来て清水町で受け入れをした場合、いろいろな部分の文化活動では公民館を提供し、書道関係の人材についてもいろいろ連絡を取りながらやっている状況にはございます。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 国際交流の受け皿をつくるときの活動を通じて、私も公民館講座を受けてみようかといった人も増えると思うし、昨日の金井先生のお話でいきますと、「私のような団塊の世代でも勉強をしなければならない。むしろ勉強させた方がいい」というお話がありました。今日的に言いますと、振り込め詐欺の問題も起きていますけれども、頭が少し朗らかになってからそういう注意の勉強をするよりも、まだ頭がしっかりしているときにリタイアしたあと、これから地域社会のなかで生きていくうえで必要なライフプランなどを教えてくれる講座があってもいいかなと思っています。そのためには帯広市でやっているようなところまでいかないにしても大学の先生やプランナーの方を講師としてお招きしてやっていただければいいのではないかなと思いますが、何かお考えはありますか。
○委員長(西山輝和) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいまのご質問で、いろいろな講師を招いて公民館講座をという話でございます。申し訳ございませんが、公民館講座につきましては次の206頁から208頁の関係になってございますので、もしよろしければそちらの方でご質問いただければ社会教育係長から説明をさせていただきたいと思います。今ご答弁した方がよろしいでしょうか。
○委員長(西山輝和) 質疑終わってよろしいですか。
○委員(北村光明) はい。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 私も地域おこし協力隊員の関係でお尋ねをいたします。社会教育の推進員という立場で努力をしてもらうという感じの話をされました。現行、教育委員会の担当者を含めて取り組んでいる業務について、社会教育推進員に委ねる分が結構出てきて、そのことによって現職の職員を含めて密度の濃いものができるというような理解でよろしいでしょうか。
○委員長(西山輝和) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいまの社会教育推進員の関係でございますが、これにつきましては新たな事業というかたちで考えております。ただいまここにいる職員につきましては今やっている業務ですが、加盟団体の育成に新たに関わっていく、あるいは文化継承事業に新たに関わっていく部分で、深く別の分野で関わっていく部分を主に考えております。例えば、芸術鑑賞事業を企画・立案する自主組織の立ち上げ、育成などの新たな部分を中心に活躍をいただきたいと考えています。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 6名採用で、6名決まるかは全くわからない状況です。ひょっとしたらだめかもしれないということもあるわけですよね。
今、課長の説明を聞くと相当広範な社会教育に関する能力を備えていないとなかなかそういうかたちに計画をし、広めるということは大変だろうと思うんですが、採用する際にもそういうことも含めて面接をする際に、今言われたことについてもじっくりこういうことをやってもらうんですよということを含めて採用するということで、理解をしてよろしいですか。
○委員長(西山輝和) 副町長。
○副町長(金田正樹) 地域おこし協力隊の関係のご質問でございます。
社会教育推進員の関係で担当課長からいろいろ新しい事業もしてもらうという話でございますけれども、若干、今までの既存の事業もお手伝いをしてもらうと。社会教育推進員というより推進協力員といいますか、そのような意味合いもあるかと思います。更には、共通の地域おこし協力隊のなかで、地域のイベントやコミュニティー活動、観光振興なども一緒に取り組んでいただきたいという考えももっています。その係だけではなくて。実際に、社会教育推進員につきましては、すでに面接を実施しました。社会教育主事、図書館司書・学芸員の資格をもっている職員に応募をいただきました。まだ決定はしておりませんけれども、そういう人に手伝ってもらっていく考えではおります。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第10款5項2目、文化振興費、197頁から199頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
北村光明委員。
○委員(北村光明) 文化振興費の開拓史跡等管理報償というのは、例えば松浦武四郎の宿泊地などの話でしょうか。
○委員長(西山輝和) 文化振興係長。
○文化振興係長(佐藤一成) ご質問の件ですが、今北村光明委員がおっしゃったように松浦武四郎の碑他3か所で、計4か所にあたる町内の史跡でございます。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 不勉強で申し訳ないんですが、その4か所のところを教えていただけるのでしたら教えていただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 社会教育課長補佐。
○社会教育課長補佐(高橋英二) 4か所につきましては、松浦武四郎宿泊の地、十勝開墾合資会社跡、ドイツ人農家コッホの家、開拓農機具資料館でございます。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) その開拓の資料館というのはどこにあるんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 社会教育課長補佐。
○社会教育課長補佐(高橋英二) 開拓農機具資料館につきましては、美蔓の山田浩さんの自宅のところに併設してございます。
○委員長(西山輝和) よろしいですか。
○委員(北村光明) はい。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) 先ほど課長から説明を受けました第九文化継承事業報償300千円なんですが、この報償というのは...(中断)
○委員長(西山輝和) それは次です。
○委員(髙橋政悦) すみません。間違いました。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第10款5項3目、文化会館費、199頁から201頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) 第九文化継承事業報償についてなんですけれども、これは文化継承を目的とした団体からの要請なのか、それとも先ほどの説明ではいい時期なので文化継承事業を展開していただくために執行側が予算を計上したものなのか説明願います。
○委員長(西山輝和) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいまのご質問でございますが、第九文化については実施側か教育委員会からかというご質問でよろしかったでしょうか。
○委員(髙橋政悦) はい。
○社会教育課長(山下清美) この関係につきましては、文化センターがこけら落としのために実施をしました第九を30年間の区切りとして平成22年、7回目で集大成として実施したところです。その後、教育委員会として社会教育、教育委員会全体として今後、そこにそのまま合唱団の組織を置いていいのだろうかという検討をさせていただきました。そういった中で、町民手づくりといいますか町民に誇りのもてる第九の精神、第九のそういった部分の内容的な中身の部分を継承する必要があるのではないかという方向で考えまして、合唱団の方にも相談をさせていただき、また5年前の実行委員会の方々にも相談をさせていただき、教育委員会の案としてこういう方法を提示させていただいてある程度の了解をいただきました。高橋亮仁先生にも了解をいただき、元実行委員の方にも了解をいただきながら社会教育としてこうしたいんだという思いを伝えさせていただいて、今回の予算提案とさせていただきました。
○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) よくわかりました。ただ、何をしてもらうつもりで300千円なのかを説明願います。
○委員長(西山輝和) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいまのご質問でございますが、これにつきましては各小中学校、高校を交えまして何かできないかなということを模索しながら実行委員会を組織していただいて、町全体として何かできないだろうかという部分を考慮しまして、それに関わっての講師を招いての講演や何かやったときのよそから呼んだ費用、ポスター、プログラムなどの費用についてここに300千円を計上させていただきました。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 201頁ですが、工事請負費で文化センターのトイレの改修を予算してございます。手すりをつけていただいたりしていろいろとご配慮をしていただいているところでございますが、今回は思い切り洋式化をしてくださるということですが、これは現状のトイレの数は何個くらいあって、全部洋式化を予定していますか。
○委員長(西山輝和) 文化振興係長。
○文化振興係長(佐藤一成) 奥秋康子委員のご質問でありますトイレの数ですが、公民館側と文化会館側の文化センター全体の利用者のトイレは総数で24ございます。その24個の便座を全て洋式のトイレに交換するものでございます。
○委員長(西山輝和) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 24か所全て洋式化をするという予定でございますけれども、1個1個のトイレのスペースは役場のように広くなく、非常に狭い状態のなかで、あのまま洋式化をしたときに非常に狭くて使い勝手が悪いのではないかと心配するところでございます。そこらへんはどのようにお考えでしょうか。コンサルなどにお伺いするとか、女性の意見をお聞きするということもされたのかどうかもお尋ねをしたいと思います。
○委員長(西山輝和) 文化振興係長。
○文化振興係長(佐藤一成) 先ほどのご説明のなかで少し説明が足りませんでした。申し訳ございません。
総数24個あるうちの女性のトイレにつきましては、個数が9個ありまして、9個和式のトイレが並んでいるんですが、そちらを全て洋式にすると面積の関係上物理的に全部入らない計算になります。その9個ある文化会館ロビーの女子トイレについては、7つに減らされる予定でございます。総数24個あるトイレが22個の洋式トイレに整備されるということでご理解いただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) ありがとうございます。そういうかたちでしたら、かなりスペースも広くなって使い勝手がいいかなというふうに思います。また、今はほとんど洋式化がされていますので抵抗はないと思います。足の悪い方たちは洋式化を望んでいるところなんですが、かといって高齢の方ばかりが利用するということにもならないわけです。若い方も洋式のところが嫌だという方もいると聞いたことがありますので、1か所くらい和式を残していただくという気配りも必要かなと思いますが、いかがでしょうか。
○委員長(西山輝和) 文化振興係長。
○文化振興係長(佐藤一成) 時代の趨勢ではございませんが、洋式化に向けて取り掛かる次第であります。洋式のトイレに対して要望が強かったのは事実であります。和式を残してもらうように声があったことは実はありません。ただ、奥秋康子委員がおっしゃるようにそういう配慮も必要なのかということで職員のトイレが2つございますが、男性用女性用の2部屋あります。個室は1個ずつついておりますが、そこについては実は和式を残したうえで、職員用トイレなんですが利用者が洋式トイレにアレルギーや何らかの事情で使えない理由があれば職員のトイレを提供し、そちらを利用していただくよう事務所内ではお話をしていたところでございます。
○委員長(西山輝和) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 若い方もそういうアレルギーの方もいるという認識をしてくださっていることもありがたいと思いますので、改修しても職員のトイレも使えますよということも提示していただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 1点だけお願いをいたします。
報償費の自主文化事業の公演料3,312千円が計上されておりますが、これはどういう公演をしようとされているのか、もし決まっているのであれば教えてください。
○委員長(西山輝和) 文化振興係長。
○文化振興係長(佐藤一成) 原紀夫委員のご質問がありました自主文化事業公演料でございますが、内訳といたしまして幼児を対象とした芸術鑑賞事業が1つ、小学生対応で1つ、中学生対象で1つ、更には映画会を主催する予定が3回ございます。更にはロビーコンサートと称しまして、公民館の大集会室もしくはロビー、文化会館のホワイエ等を利用して音楽関係の方にコンサートを開いていただくよう求めて、計7本の事業を予定しております。
内訳につきましては、幼児対象の事業につきましては400千円相当の公演、小学生・中学生対象のものについては各700千円相当の催し物、映画会につきましては1回200千円相当のものを合計3回予定しておりますので、年間600千円の消費税、更にはロビーコンサートは50千円でございます。まだ未定なのですが、一般公演といたしまして700千円相当の町民が喜ばれる催しを企画できればと思った合計の数字でございます。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第10款5項4目、図書館・郷土資料館費、201頁から206頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
北村光明委員。
○委員(北村光明) 先ほど出ていました地域おこし協力隊員のなかで、学芸員的な専門性や能力を持った方を採用予定というお話があるということで、副町長の方からお話があったと思います。図書館の郷土資料館というものがありますが、管内におきましても浦幌町や足寄町など学芸員がいる町村においては、博物館や記念館などの文化活動的な施設があって、単に施設だけではなく、そういう活動が高まっていると思うんですけれども、そんな期待ができるのかお聞きしたいと思います。
○委員長(西山輝和) 図書館長。
○図書館長(市川優一) 今回の地域おこし協力隊は図書館・郷土資料館にかかります方につきましては、子ども読書推進員ということで、図書館もいろいろな事業をやってございますが、小さいときから本に親しんでもらうというようなことを積極的に前に出していろいろな事業をしております。今回の読書推進員につきましては新たな人の配置ということもありますので、いろいろな団体や各小学校、保育所、幼稚園などに熟知していただいて子ども読書の推進の方に特化というかたちで考えております。その他に地域おこし協力隊の全般的な仕事の方もやっていただく予定でおります。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 副町長のお話でしたら学芸員的な存在のお話がありましたけれども、それはどうなりますか。
○委員長(西山輝和) 副町長。
○副町長(金田正樹) 先ほど、3つの資格の話をさせていただきました。ただ、学芸員の資格を取得しているということで、まだ実際実務には就いていないような職員でございます。また、この規模で学芸員を置いておくというのは今のところ難しいかなと思っております。今回、そういうことでいろいろなお話が聞けますので、そこら辺は検討しますけれども当面は難しいと思っております。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第10款5項5目、中央公民館費、206頁から208頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
中島里司委員。
○委員(中島里司) 1点だけ、206頁の11節21番、チャレンジクラブ事業用食糧費の対象者は誰なんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 社会教育係長。
○社会教育係長(安ヶ平宗重) チャレンジクラブ事業の食糧費の対象は参加している子どもが対象として支出しております。
○委員長(西山輝和) 中島里司委員。
○委員(中島里司) チャレンジクラブ事業の回数は年何回でしたか。
○委員長(西山輝和) 社会教育係長。
○社会教育係長(安ヶ平宗重) チャレンジクラブは月に1回活動しておりまして、年間11回活動しております。そのうち食糧費の対象としておりますのは、夏に1泊2日で行っているキャンプのときの食糧費及び町内の団体に協力していただいております料理教室の際の食糧費の2回にあてております。
○委員長(西山輝和) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 年に11回ということで、参加料の負担は願っていますか。
○委員長(西山輝和) 社会教育係長。
○社会教育係長(安ヶ平宗重) チャレンジクラブの参加料は無料です。ただし、食糧費、材料費が生じる場合はその都度参加料を徴収しております。この食糧費の対象としておりますキャンプの事業につきましては1人600円、料理教室につきましては1人100円から200円の参加料をいただいて歳入の方に入れております。
○委員長(西山輝和) 中島里司委員。
○委員(中島里司) これはたぶん歴史があったと思いますが、今時代の推移性からいって教育庁がやるのは無料で民間がやるのは有料、対象者は子どもでも大人でも同じですが、実費負担だけれども40千円みているということは、40千円は提供をしているということですよね。私が言うのは、こういう事業が全て無料化でいいのかということで、ほかの件でもあるんですが、時代の推移性としてこちらであると有料、こっちで無料。でも実際に有料でもかなり積極的に参加してくるというお話も聞いていますから、このへんは町全体でのこういう事業に対しての参加料の有料、無料を一度検討していただきたいと思います。たまたまこの項目が載っていたのでお話しましたが、町が軸になって町全体のそういう事業に関わる者に対しての参加する価値という判断を全体で検討してもらえないでしょうか。何か考えがあればお聞きします。教育委員会では答えられないので、町全体で無料ということがいいのかどうかということも含めて検討していただけないかということをお伺いしたいと思います。
○委員長(西山輝和) 副町長。
○副町長(金田正樹) 使用料については審議会でいろいろとやっておりますけれども、ここら辺の参加負担金につきましてもどのようにするかは検討していきます。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
北村光明委員。
○委員(北村光明) 高齢者学級の講師謝礼の項目がありますが、今清水町における高齢者学級は年齢制限があるのか、高齢者というのだから65歳なのか60歳なのかといったものがあるのであれば教えていただきたいと思います。
また、現役世代といいますか60歳よりも若い人たちの成人の講座というのは公民館講座しかないのか、そんなこともお答えいただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 社会教育係長。
○社会教育係長(安ヶ平宗重) 今ご質問のまず1つ目、高齢者学級の条件でありますが、町内在住の60歳以上の方として限定しております。平成26年度で245人の方が登録し、毎月活動していただいております。
次に、それ以外の成人向けの学習の機会とありますが、予算書にあります公民館講座講師謝礼のほとんどが成人向けの講座として実施しております。今年度は7つの講座、男性のAETを活用した英語の講座、女性のAETを活用した英語の講座、文学の講座、工芸的なカービングの講座、整理収納の講座など公民館が主催して実施した講座が7つ、いずれも成人向けの講座で、そちらを実施しております。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 先ほど中島里司委員からありましたけれども受講するにあたって費用はある程度の受益者負担があっても中身の濃いものがいいのではないかという考えをもっているんですが、それがどのくらいなのか。例えば、公民館講座の場合は無料のケースが多かったのか教えてください。
○委員長(西山輝和) 社会教育係長。
○社会教育係長(安ヶ平宗重) 公民館講座につきましてはチャレンジクラブも含めまして全て参加料は無料で実施しております。いただいておりますのは教材費または先ほどご指摘がありました食糧費などの実費をいただいております。
高齢者学級につきましては実費としまして毎月お弁当代をいただいております。お弁当代として年間5千円をいただいております。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 公民館講座のほかにマイプラン講座があって、何度かお聞きしたんですが今ひとつ私もわかりきっていない部分があるので、説明していただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 社会教育係長。
○社会教育係長(安ヶ平宗重) 公民館講座は今申し上げました7つの講座で、公民館職員が企画しまして実施しているものであります。町民の学習ニーズを図るにはそれだけでは不十分であります。マイプラン講座や社会自主講座というものをこれ以外に実施しております。
マイプラン講座は町内で新たなグループをつくっていただきまして、学習したいもの、学習したい講師がいる場合は公民館の方に申請していただきまして、講師謝礼金相当分を新たな団体の方に交付しております。そちらの講座を実施しておりまして、今年度は新たな組織を2団体つくりまして、公民館の方へ申請して実施されました。それとともにありますのが、自主講座というものを実施しております。こちらは町内の文化団体、社会教育団体などを合わせますと100を超える団体がございますが、既存の団体が主催して自らが講師となって新たな人を募集する講座を実施しております。平成26年度は11の社会教育団体や文化団体の方が主催しまして講座を開設いたしました。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 実質的にそういったことをやるということはいいことだなと思うんですが、はっきりいうと会場に部屋なりが必要です。その費用については何らかの助成があるんでしょうか。文化団体としてつくってしまえばあとは自分たちで全部会費を集めてやるということになっているんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 社会教育係長。
○社会教育係長(安ヶ平宗重) 金銭的な支援の方ですが、現在は文化団体、登録している社会教育団体が文化センターを使用する場合は使用料を全ていただいております。ただし、今申し上げました自主講座及びマイプラン講座を実施する場合は使用料を免除しております。回数については制限をして10回までもしくは4回までと制限しておりますが、使用料の方を免除して優位に活動していただいております。
○委員長(西山輝和) 北村光明委員。
○委員(北村光明) 御影の場合は違うからあとにするということになるんでしょうか。御影も同じような考え方で実施をされているんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 社会教育係長。
○社会教育係長(安ヶ平宗重) 自主講座及びマイプラン講座につきましては、私が所管しております社会教育係の方で事業の起案をいたしまして、御影公民館の方にも合議をいただいております。よって、文化センターの使用料及び御影公民館及び御影改善センターの使用料もこの事業を活用する場合は無料ということで決裁をいただいております。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第10款5項6目、御影公民館費、208頁から210頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) 次に、第10款5項7目、地域学習施設費、210頁から213頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) 次に、第10款5項8目、農村環境改善センター管理費、213頁・214頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。
○委員長(西山輝和) 次に、第10款6項1目、保健体育総務費、215頁・216頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) 216頁の特定非営利法人清水町体育協会の関係なんですけれども、体育館のことはこの次の項目ですか。
○委員長(西山輝和) はい。
○委員(鈴木孝寿) わかりました。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第10款6項2目、体育施設費、216頁から221頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) 体育館の運用のことでお聞きしたいんですが、町民の方から多く言われているのが、今清水高校が室内のフットサルで非常に強いということで期待をされているところですけれども、団体においてはサッカーができますが、個人利用についてはできないという運営がされています。親がついていてもだめだということでなっているんですが、その理由としては入って正面と手前については防護の網がついているんですけれどども、横がいまだにガラスである。団体においては申請者が管理して、割ってしまった場合には保険で直したりしているという話なんですが、どうしても個人だとそれが最終的に対応できない。何かあったときには体育館のNPOの負担ということで直しているということが実情と聞いております。サッカーが小さな子どもから高校生含めて一般も非常に活発な清水町において、その辺をNPOの方にも要請はしたんですけれども予算的にうちではできないという部分で、この辺について、今後取り扱う、もしくは改善していくような考え方はございますでしょうか。
○委員長(西山輝和) スポーツ係長。
○スポーツ係長(菊池 敦) 高校のサッカー利用や小学校のサッカー少年団の利用に関しては団体の利用ということで、フットサルや室内サッカーというかたちで利用はされております。その際の物品の破損やガラスの破損については破損した方が明確な場合は状況によっては修繕していただいたこともあります。ただ、故意ではないという部分で破損した場合については施設管理をしていた体育館で修繕をしていた経緯がございます。それに関して、今後は検討していかなければならないところなのかもしれませんが、あくまで修繕に関しては故意ではなければ管理していた側で修繕の対応をしていたところでございます。
○委員長(西山輝和) 鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) まさにそのとおりなんですけれども、運用上小さなお子さんでサッカーをやられている方が、これからは冬ではなくなるので外でやれるからいいんですけれども、中でやる場合にはどうしても団体じゃないとできないという縛りがあって、それはなぜかというと中には割ってそのまま帰ってしまう方も結構いらっしゃるんですが、最後の最後まで監視をしているわけにはいかないという部分もあり、その辺の運用をぜひともNPOさんとしっかりやってほしいなと思います。その辺の打ち合わせを今度していただけますか。
○委員長(西山輝和) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいまのご質問でございますが、体育館の個人の使用について協議をしてほしいというお話でございます。体育館の利用につきましては、基本的に団体の方が多く使われておりまして個人で使用するスペースも限られております。また時間的な部分も限られておりまして、そういった部分できちんと管理できる部分が管理できないと、施設としては自由に使い放題という部分は難しいという状況はあると思います。良心的な使用のもとで使われる方の個人使用については可能かなと考えております。そこら辺についてはどの程度利用できるか体育協会と相談をしながら進めてまいりたいと思います。
○委員長(西山輝和) 鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) ぜひお願いしたいと思います。
それと同時にサッカーは一生懸命僕も推進したいんですけれども、今度は逆に高校の部活の親御さんからよく言われているのは、5時もしくは5時半までで、汽車が6時過ぎだから6時までやりたいんだけれども、6時から他の団体があるということで、だいたい5時半くらいで終わらせているらしいんです。次に入っているサッカー少年団が来るのが6時過ぎで、どうしても30分から1時間の狭間があって、体育協会ともこの件の話をしたんですけれども、冬の間や夏の雨天のときのように土日は大会で取られ、他の団体が使いたくても使えない。そして、NPOとしては運用のなかで利用料金をいただいている団体なんだけれども減免措置の団体が取ってしまえばもちろん減免だけど、次の段階で雨が降らなかったときもそこの少年団や協会に貸している関係で誰も使えないという状況が生まれています。これは社会施設ですからしょうがないのかもしれないんですけれども、民間に委託するということはこういう部分も今後発生してきて大事な問題になってくるのかなというふうにも思いますので、これらを含めて協議をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○委員長(西山輝和) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいまのご質問ですが、団体の雨天時の利用が多く、その他に使えないというご質問でよろしいでしょうか。
○委員(鈴木孝寿) はい。
○社会教育課長(山下清美) この件についてはそういった団体がございましたら、体育協会が管理上不自由にならないようなかたちを各団体と協議をしていきたいと思います。その中には社会教育も関わりながら一緒に体育協会とどういった方法がいいのか相談しながら進めてまいりたいと思います。今年度は初年度なものですから、試行錯誤しながらやっている最中でございます。いろいろなご意見がございましたらこちらの方に申し出ていただければ相談をしながらいいものに進めてまいりたいと思います。
○委員長(西山輝和) 鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) ありがとうございます。
決して言ってくれと言われているわけではないんですけれども、サッカーの話と高校のバスケットの話ですけれども、このなかの時間の狭間がどうしても利用者にとっては狭間となっている部分があるので、これはやっぱり減免措置がある団体は早めに時間をとるという傾向がどうしてもあるので、初年度ということで運用面でぜひとも検討していただきたいと思います。なければいいです。
○委員長(西山輝和) 答弁はありますか。
(答弁なし)
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
木村好孝委員。
○委員(木村好孝) 体育館、農業研修会館トイレ改修工事の洋式化の状況がどのようになるのかをお伺いいたします。
○委員長(西山輝和) スポーツ係長。
○スポーツ係長(菊地 敦) 体育館、農業研修会館のトイレの回収状況についてですが、体育館の女子トイレですが、既存のトイレ数が和式のトイレが5、洋式のトイレが1ございます。そのトイレを和式2、洋式3というかたちで改修を予定しております。また、間仕切りも合わせて改修の予定でございます。
次に農業研修会館のトイレですが、農業研修会館1階の男子トイレと女子トイレです。まず女子トイレからですが、既存の部分が和式3、洋式1となっております。これを和式2、洋式2というかたちでトイレを改修いたします。
次に男子トイレですが和式のトイレが2ございます。これを洋式のトイレ1というかたちに大便器につきましてはこちらに変えさせていただきます。
今回、工事するものは体育館女子トイレの2か所と農業研修会館の洋式が1か所の追加、農業研修会館の男子トイレが洋式の1便座ということで変更になります。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 1点お尋ねをいたします。
220頁の御影のパークゴルフ場スタート台・ホールカップ1,410千円と計上されていますが、これは完全に既製品で購入するということなんでしょうか。
○委員長(西山輝和) スポーツ係長。
○スポーツ係長(菊地 敦) パークゴルフ場のスタート台につきましては既製品になります。平成26年度体育館前パークゴルフ場で購入した部分のパークゴルフ台と同じような考えをもっております。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) なぜこんなことを聞くかというと、パークゴルフ協会の役員が溶接機をもってきてカップを作っているのを見たことがあるもので、「あなた器用だね」とお話をしたことがあるものだからそういうことが大きさも含めていろいろあるのかもしれませんが、清水町に専門の鉄工所も何箇所かあります。ステンレスの溶接もできる技術もあるので、そういうところにお願いをしたらかえって業者のなかでは喜ぶ部分もあるのかなという感じでお話をさせていただいているんですが、その分は対して高くないんだけれども、スタート台は既製のものでなくてはだめなのかなという感じもしたんですが、スタート台も含めて町の業者でもしできるのであれば、かえってそういう活用も業者には喜ばれるのではないかなという気がしたものですから、お尋ねをしています。
○委員長(西山輝和) スポーツ係長。
○スポーツ係長(菊地 敦) 今年度の体育館前のパークゴルフ場の購入なんですけれども、町内の業者さんを通じてパークゴルフのスタート台を購入しております。同じようなかたちでスタート台については考えております。カップにつきましても町内の業者を通じて購入しようと考えておりますので、あくまで既製品で特殊なものではございませんので、加工等は必要ないのでそういったかたちで購入しようと考えております。
○委員長(西山輝和) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいまのご質問で、既製品と作る方と両方あるというお話でよろしかったでしょうか。
昨年度体育館前のスタート台を作る時点で作っていただこうか、あるいは既製のものを買おうかという相談を各町内の業者さんにもさせていただきました。予算的な部分を考えたら備品で購入してもらった方がいいと、見積もりの段階でそういった話をさせていただいております。そういった事情もございまして今回備品で合わせて計上させていただきました。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) わかりました。ちなみに単価ですけれども、カップは1個いくらで購入されるんでしょうか。
○委員長(西山輝和) スポーツ係長。
○スポーツ係長(菊地 敦) ホールカップですが1個9,450円に消費税というかたちで、27ホール分の購入を考えております。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 耐用年数は、今は腐食しないように設置したら何十年ももつとかそういうものではなく、何年かでだめになるとかそういうものなんでしょうか。
○委員長(西山輝和) スポーツ係長。
○スポーツ係長(菊地 敦) ホールカップにつきましては地中に埋まった状態でございます。ただし、冬期間につきましては蓋をするかたちでなかに雪が入らないような状態にして過ごしております。
また、他の町村にも確認をしたんですがすぐ傷むものではございません。一度購入すると10年来もつというかたちで話は聞いております。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 10年ももつんですか。私は貧乏性なものですから、ミルクの缶を入れても一、二年もつと思っていたものですから、そういうようなつくり方をしていたものですから、「何やっているの」と聞いたら、「パークゴルフ場のカップを作っているんだ」という話でやっていたのを見たことがあったものですから、今聞いたら10千円ですごいなという感じがしましたけれども、10年くらいもって上に蓋もできるということですから、よくわかりました。
○委員長(西山輝和) 答弁はよろしいですか。
○委員(原 紀夫) はい。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
北村光明委員。
○委員(北村光明) 町民プール建替事業の基本設計委託料に関わってなんですけれども、聞かれることが私もありまして、議員になるとそういうことも聞かれるんだなと思いましたけれども、ある程度建て替えができるとしたらどの辺のところを目途にされているのかお聞かせいただきたいと思います。
○委員長(西山輝和) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいまのご質問ですが、町民プールはどの辺にというお話でよろしかったでしょうか。
○委員(北村光明) 時期です。
○社会教育課長(山下清美) 時期ですね。失礼いたしました。
時期、場所等に関しましてお答えをさせていただきます。
時期につきましては、ただいま町長部局と調整中でございまして、いろいろな施設を先ほどの予算の大まかな説明のなかでお話をさせていただきましたが、腐食がかなりひどく、施設設備についてもいつどうなるかわからないという状況にございまして、そういった部分で基本設計をまずやらせていただいて、その後建てる時期につきましてはここ数年後になると思いますが、町長部局と財政関係等調整しながら、建てる時期については近い将来というお話をさせていただいて、場所等につきましても規模等につきましても今の規模を大きく上回らないという部分を考えまして、場所につきましてもそのときに一緒に検討させていただくという考えでございます。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
○委員長(西山輝和) 次に、第10款6項3目、学校給食管理費、221頁から226頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) 給食の納入食材についてなんですけれども、現場の調理員の方から納入食材の廃棄率が異常に高いという話を聞くんですが、それに対してセンター長は把握されていますか。
○委員長(西山輝和) 給食センター所長。
○給食センター所長(阿部剛裕) 廃棄率というのは納入食材の下処理段階ということですか。それとも最終的に残食率として子どもたちが残した残食率の割合でしょうか。
○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) 残食率ではなく、前段の調理するときに出る廃棄率です。
○委員長(西山輝和) 給食センター所長。
○給食センター所長(阿部剛裕) 当初の廃棄率というのはほとんどございません。一応予備食ということで予備食分については足りなかったときに提供する4食分を用意してございます。廃棄物として出るのは、根菜類の玉ねぎの皮や人参、じゃがいもの皮等については廃棄物等で出ます。ご飯の関係でいけば連続炊飯装置で釜ごとに炊飯をかけ、それを量って学校給食で提供します。大釜ですのでそのときに量った部分の残りということでごはんも余ることはあります。
○委員長(西山輝和) 髙橋政悦委員。
○委員(髙橋政悦) つまり、センター長は現場の調理員の話は聞いたことがなく、廃棄率は決して高くないということなので、私が聞いた話とは違うということなんですけれども、今年度異物混入事件等が多発したなかでそういう事実も聞いているので、今後野菜等、話を聞いていると5割も廃棄しているような話も聞きますので、その辺の納入量と廃棄量を調査することも必要だと思うんですが、いかがですか。
○委員長(西山輝和) 給食センター所長。
○給食センター所長(阿部剛裕) 納入品につきましては消費期限等がある物については管理を行っております。先ほどの野菜等につきましてはどうしても3回洗浄等で葉物類でも当然廃棄物が出てきますので、そのときの廃棄量というのは実際のところ見ておりませんので、そういったものを今後確認してまいりたいと思います。
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○委員長(西山輝和) 本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめ延長します。
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○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 1問でやめます。
22番目に給食センター厨房機器保守点検委託料がありますが、今までの予算書を見てきていないのでお尋ねをするんですが、これは過去もずっとやっていたんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 給食センター所長。
○給食センター所長(阿部剛裕) 過去には行っておりません。平成27年度につきましては夏季休業期間中に調理機器の専門業者によって厨房機器の点検、グリスアップについてもかけていただくということで予算を組んでおります。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 厨房機器がたくさんあるなかで点検を受けた後に厨房機器を原因とするようなものが異物として混入したというときにはどのようなことになるんでしょうか。
○委員長(西山輝和) 給食センター所長。
○給食センター所長(阿部剛裕) 近隣町を参考に委託の方を設計させていただいたんですけれども、機械が10年以上経っているものについては概ね15年で調理機器等についてはボルトなどの破損等も見受けられますので、それを全面的に委託のなかで損害賠償等含めて委託契約という予定はございません。責任をもって対応はしていただくんですが、賠償責任までは求めることはございません。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 関係する調理員や職員も点検し、加えて委託をかけている業者も点検をするということで、より異物が混入しないような対策をとるだけのことだということですか。
○委員長(西山輝和) 給食センター所長。
○給食センター所長(阿部 剛裕) 現在、機械、器具等類については私ども職員も日常点検、重要な機器については月1回、週1回にわけて定期点検ということでやっております。そのなかで調理機器専門業者の方からもアドバイスをいただいて機器点検、グリスアップ類もどういうような機種にオイルをどのくらい入れていいのかのアドバイスはしていただいているんですけれども、定期的にそういったアドバイスも含めて点検を行って、より十分な点検確認を行ってまいりたいと思います。
○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 見たところ0一つぐらい多ければもう少し言いたいんですけれども98千円なのでそんな回数なんてできるわけないと思うんです。年間を通してひと月に1回くらいのレベルで委託をするという考えでしょうか。
○委員長(西山輝和) 給食センター所長。
○給食センター所長(阿部剛裕) 原紀夫委員のおっしゃるとおり、そのようなかたちになる予定です。
○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。
これで、教育費の審査を終わります。
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○委員長(西山輝和) おはかりいたします。本日の委員会はこの程度にとどめたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(西山輝和) 異議なしと認めます。
明日は午前10時に委員会を開きます。
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○委員長(西山輝和) 本日はこれをもって延会いたします。 (午後4時59分)