北海道清水町議会

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平成27年度予算審査特別委員会(3月19日_水道事業会計)

○委員長(西山輝和) これより、議案第34号、平成27年度清水町水道事業会計予算、368頁・369頁・377頁から387頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。なお、発言する際には挙手をし、「委員長」と呼び、発言の許可を求め、最初に職名を言っていただきますが、質疑においてはそれぞれの委員の最初の答弁の際にだけ職名を言っていただきますようお願いいたします。

 都市施設課参事。

 

○都市施設課参事(堀 秀徳) 水道事業会計についてご説明を申し上げます。水道事業につきましては、前年度まで上水道事業を企業会計、簡易水道事業は特別会計として別々に会計を設置しておりましたが、平成27年度からは簡易水道事業を上水道事業に吸収統合して水道事業企業会計として一本化して計上しております。

 377頁をお開き願います。

 収益的収入である水道事業収益について、前年度との比較についてご説明いたします。

 1項1目、給水収益については、簡易水道事業分の追加により60,262千円の増額です。

 2項、営業外収益でございますが、総額で95,508千円の増額です。

 378頁をお開きください。

 主な内容は、3目、長期前受金戻入額で92,659千円の増額。これは旧簡易水道事業の償却資産を資産計上することに、償却資産取得の際に交付された補助金等の減価償却相当分を収益化する金額であります。

 5目、他会計補助金については、旧簡易水道事業の公債費利子2分の1について一般会計から補助を受けるもので5,307千円の増となっております。

 379頁をお開きください。

 収益的支出である水道事業費用の前年度との比較についてご説明いたします。

 1項、営業費用でございますが、総額で148,136千円の増額です。

 1目、原水及び浄水費については、380頁、7節、修繕費で浄水場屋外防水修繕等により34,315千円の増。

 384頁をお開きください。

 4目、減価償却費については、簡易水道分資産の増加等により111,779千円の増額です。

 5目、資産減耗費については、償却資産の除却により880千円の増となっております。

 2項、営業外費用では、総額で13,516千円の増額です。

 1目、支払利息及び企業債取扱諸費において、企業債償還利息が簡易水道事業分を含めるため10,392千円の増です。

 385頁にまいります。

 2目、消費税では3,124千円の増となっております。

 3項、特別損失では、総額で8,652千円の減額です。前年度計上しておりました退職手当引当金繰入額の減によるものであります。

 386頁、上段に記載してございます資本的収入の前年度比較でございますが、1項の企業債は、総額で30,300千円の増額です。

 1目、上水道事業債は、重要給水施設等の老朽管更新事業及び第2浄水場機器更新事業分の地債借り入れによる増額です。

 2項、工事補償金でございますが、本年度道路改良工事等に伴う排水管布設替工事補償金として8,240千円の増。

 3項、国庫補助金については、重要給水施設更新事業費に対する国庫補助金として16,660千円の増。

 4項、出資金として、企業債償還金のうち旧簡易水道事業に係る元金償還額の一部として28,000千円を計上しております。

 387頁、下段に記載しております資本的支出の前年度比較でございますが、1項、建設改良費は、総額で55,043千円の増額です。

 1目、施設費では、本年度より5か年計画で実施する重要給水施設更新事業による導水管布設替工事や排水管布設替工事等により54,534千円の増。

 2目、営業設備費では、資産管理図バックアップシステムの計上等により509千円の増。

 2項1目、企業債償還金は、簡易水道事業分が増となったことにより、40,057千円の増額となり、資本的支出総額95,100千円の増額となっております。

 以上、水道事業の予算説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○委員長(西山輝和) これから、収入、支出一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 これで、議案第34号、平成27年度清水町水道事業会計予算の審査を終わります。