北海道清水町議会

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平成27年度予算審査特別委員会(3月19日_下水道事業会計)

○委員長(西山輝和) これより、議案第35号、平成27年度清水町下水道事業会計予算、404頁・405頁・413頁から429頁までの審査を行います。

 担当課長に申しあげます。予算のなかで特に説明を要する点があれば説明願います。

 都市施設課参事。

 

○都市施設課参事(堀 秀徳) 下水道会計につきましてご説明いたします。

 下水道事業につきましては、前年度まで特別会計として公共下水道と農業集落排水事業に分かれておりましたが、平成27年度からは公営企業法を適用し、新たに下水道事業会計として一本化して計上しております。

 なお、予算説明は事業ごとに分かれておりますので少しお時間をいただきご説明をさせていただきます。

 413頁をお開き願います。

 公共下水道事業の収益的収入である事業収益についてご説明いたします。総額で302,400千円です。

 内訳をご説明いたします。

 1項、営業収益でございますが、総額で112,198千円です。

 1目、下水道使用料については100,871千円。

 2目、一般会計負担金11,297千円。これは公共下水道汚水分の企業債償還金維持管理費分です。

 3目、その他営業収益は30千円で、検査手数料です。

 2項、営業外収益は総額で190,202千円です。

 1目、受取利息及び配当金は3千円。

 2目、一般会計補助金126,462千円で、主に起債等元利償還金です。

 3目、長期前受金戻入63,736千円は減価償却費のうち補助金等相当分を収益化する金額です。

 4目、雑収益1千円は雑入です。

 414頁をお開き願います。

 収益的支出である事業費用についてご説明いたします。

 総額で243,800千円です。

 内訳をご説明いたします。

 1項、営業費用でございますが、総額で220,675千円です。

 1目、管渠費471千円はマンホール、公共桝の修繕費等です。

 416頁にかけて2目、処理場管理費52,156千円は下水終末処理場の委託費を含む維持管理全般です。

 416頁から418頁にかけて、3目、総係費24,315千円は主に人件費と事務委託料です。

 4目、減価償却費143,732千円は建物、機械、構築物等有形固定資産会計システム(GISシステム)等無形固定資産分です。

 5目、資産減耗費1千円は有形固定資産除却費です。

 418頁から419頁にかけて、2項、営業外費用ですが、総額で21,720千円です。

 1目、支払利息及び企業債取扱諸費、14,512千円は企業債利息一時借入金利息です。

 419頁に移り、2目、消費税及び地方消費税は7,208千円です。

 3項、特別損失でございますが、総額で1,305千円。

 1目、過年度損益修正損110千円は不能欠損金と過年度重複払い使用料返還分です。

 2目、賞与引当金繰入額は1,205千円です。

 4項、予備費は100千円です。

 420頁をお開きください。

 資本的収入及び支出についてご説明いたします。

 資本的収入総額44,800千円です。

 内訳を説明いたします。

 3項、出資金44,756千円は一般会計出資金で、臨時財政特例債元金、資本的収支不足分及び資本強化資金としての運転資金分です。

 4項、分担金及び負担金44千円は下水道受益者負担金です。

 421頁をお開きください。

 資本的支出総額で181,400千円で、内訳をご説明いたします。

 1項、建設改良費は、1目、施設費9,877千円で、汚水管布設替工事と公共桝新設工事分です。

 2項、企業債償還金、1目、企業債償還金171,523千円は借入企業債償還分です。

 次に、集落排水事業の収益的収入である事業収益についてご説明いたします。

 422頁からになります。

 総額で85,900千円です。

 1項、営業収益でございますが、総額で30,598千円です。

 1目、下水道使用料については30,588千円。 

 2目、その他営業収益は10千円で、検査手数料です。

 2項、営業外収益でございますが、総額で55,302千円です。

 1目、受取利息及び配当金は1千円。

 2目、一般会計補助金は27,251千円で、主に地債等元利償還金です。

 3目、長期前受金戻入28,049千円は減価償却費のうち補助金等相当分を収益化する金額です。

 4目、雑収益1千円は雑入です。

 423頁をお開き願います。

 収益的支出である事業費用についてご説明いたします。

 総額で86,800千円です。

 1項、営業費用でございますが、総額で79,697千円です。

 1目、管渠費402千円はマンホール、公共汚水桝の修繕費等です。

 425頁にかけて2目、処理場管理費15,144千円は、御影排水処理上の委託費を含む維持管理費全般です。

 425頁から426頁にかけて3目、総係費9,692千円は主に人件費と事務委託料です。

 4目、減価償却費51,139千円は建物、機械、構築物等有形固定資産、GISシステム等無形固定資産分です。

 5目、資産減耗費3,320千円は有形固定資産除却費です。

 2項、営業外費用ですが、総額で6,392千円で企業債及び一時借入金利息です。

 426頁から427頁にかけて3項、特別損失ですが、1目、過年度損益修正損109千円は不能欠損金と過年度分重複払い使用料返還分です。

 2目、賞与引当金繰入額は502千円です。

 4項1目、予備費は100千円です。

 428頁をお開きください。

 資本的収入及び支出について、資本的収入総額80,000千円です。

 内訳は、1項、企業債24,000千円及び2項、国庫補助金24,000千円は農業集落排水事業機器更新事業に係る下水道事業債及び事業交付金です。

 3項、出資金31,988千円は一般会計出資金で、臨時財政特例債元金、資本的収支不足分及び資本強化資金としての運転資金分です。

 4項、分担金及び負担金12千円は農業集落排水事業受益者分担金です。

 429頁をお開きください。

 資本的支出総額で80,700千円です。

 1項、建設改良費は1目、施設費48,706千円で農業集落排水事業機器更新事業に係る実施設計委託料、排水処理場機器更新工事、汚水管布設替工事請負費です。

 2項、企業債償還金は1目、企業債償還金31,994千円で、借入企業債償還分です。

 以上、下水道事業会計の公共下水道事業と農業集落排水事業ごとの説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○委員長(西山輝和) これから、収入、支出一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 公共下水道事業の資本的支出の建設改良費のなかで、汚水管の布設替工事と桝の新設工事が計上されておりますが、本年度の下水道事業関係ではこの2点のみが工事ということになるんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 都市施設課参事。

 

○都市施設課参事(堀 秀徳) 工事としてはそれだけになります。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 機器の更新はひととおり以前のときに終わっていると聞いていたんですが、その部分については今年度は出てきていないという理解でよろしいですか。

 

○委員長(西山輝和) 都市施設課参事。

 

○都市施設課参事(堀 秀徳) 今年度については計上はしていないのでやりませんが、来年以降につきましては修繕工事等が計上される可能性はあります。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 集落排水事業についても建設改良費のなかで工事請負費が汚水管の布設替工事、公共桝工事がありますが、ここには機器の更新が一部ありますが、この分についても同様に現在のところ工事はないという理解でよろしいですか。

 

○委員長(西山輝和) 都市施設課参事。

 

○都市施設課参事(堀 秀徳) 汚水管布設替と公共桝新設工事は毎年少しずつの更新というかたちになりますが、一番下の処理場機器更新事業につきましては、平成31年までの継続事業として補助事業で継続してやってまいります。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 これで、議案第35号、平成27年度清水町下水道事業会計予算の審査を終わります。