北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成27年度予算審査特別委員会(3月19日_歳入)

○委員長(西山輝和) 一般会計予算、歳入の審査を行います。

 第1款、町税、15頁・16頁の審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要する点があれば説明願います。なお、発言をする際には挙手をし、「委員長」と呼び、発言の許可を求め、最初に職名を言っていただきますが、質疑においてはそれぞれの委員の最初の答弁の際にだけ職名を言っていただきますようお願いいたします。

 税務課長。

 

○税務課長(上出 進) 15頁・16頁の歳入第1款、町税についての予算概要をご説明申し上げます。

 款全体の前年度対比につきましては12頁の一番上の町税の欄の一番右の比較を見ていただきますと29,014千円、率にしまして2.4%の増となっております。その要因につきまして税目ごとにご説明申し上げます。

 15頁にお戻りいただきまして、1項1目、個人の町民税につきましては全国的に景気回復の流れがあり、十勝経済の概況、これは帯広財務事務所から2か月ごとに公表になるものですけれども、その公表内容につきましては一部に弱さがみられるものの持ち直しているとの判断が出されているところですけれども、景気回復の実感ができるまでには至っていない状況から、課税のベースとなります昨年の所得の状況と平成25年と比較しまして、まず農業所得につきましては売り上げは伸びているものの経費も高騰しているとの状況を参酌し、若干の伸びを見込みましたが、給与所得につきましてはプラス要因が少ないことから若干のマイナスを見込んだところであり、結果的には平成26年度当初予算との比較ではプラスではありますけれども平成26年度の補正後の予算額420,200千円になりますけれども、それと比較しますと1,300千円ほど減額となったところでございます。

 次に1項2目、法人町民税につきましては国税であります法人税を基本にすることから、この法人税の動向によるところになります。法人税につきましては景気回復は上向きつつあると言われているものの、法人税割の税率改正により税の引き下げが今後影響しますので、若干の伸びにとどまるであろうと見積もったところでございます。

 2項、固定資産税につきましては、土地と償却資産、家屋それぞれに分けて見積もったところでございます。

 土地につきましては、評価替えがあるものですから、それについての減額。

 償却資産につきましては、既存の工場設備の終了などにより減額を見込みました。

 家屋につきましては、大型店舗や農家畜舎の新築がありましたので、昨年の当初予算と比較しまして10,000千円の増を見込みました。

 なお、一般の住宅の新築の増はありますが、3年間の減額措置の適用があることから急激な伸びとはならない状況でございます。

 16頁に移りまして3項1目、軽自動車税につきましては、自家用の4輪の乗用車の登録が伸びていることと、バイクやトラクター等の税率改正がありましたので2,000千円ほど増額をさせていただきましたが、平成27年度税制改正により、税率改正の適用開始を急遽1年間延期することとなりましたことから、今後町税条例の改正の提案をさせていただくことになりますけれども、その際については精査させていただくことを予定しております。

 4項1目、町たばこ税につきましては、喫煙者が減少傾向にありますので、3,000千円ほど減収を見込んだところでございます。

 以上、歳入の町税についての概要のご説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

 

○委員長(西山輝和) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 町税に関わっていろいろとお尋ねをさせていただきたいと思うんですが、平成18年から本年の予算案まで若干調べてみたんですが、一番低いところで平成18年1,150,000千円からその次が平成21年1,180,000千円とこういうのが若干低くなっている程度で、あとは12億円を超える町税ということで現在まで推移しているということがわかりました。

 そこでお尋ねしたいのは、今年以降についてもアベノミクスがどういうかたちで地方に浸透してくるかによることもあるかと思うのですが、たぶん12億円台はしっかりと確保できるだろうという認識を担当課として持っておられるのかについてお尋ねをいたします。

 

○委員長(西山輝和) 税務課長。

 

○税務課長(上出 進) 原紀夫委員のご質問なんですけれども、私どもとして人口減少に今後至るにあたり、過去の経過と町税との関係を調べていたんですが、これまで町税全体と人口の減少とは直接の相関関係は数字的には見られませんでした。どちらかというと経済状況によって、特に個人町民税については上下するという状況が見られました。特に、今原紀夫委員がおっしゃいました平成18年に下がってきて平成19年は上がるわけですけれども、平成19年というのは国から市町村に税源移譲をされた年度でありまして、そのときに急激に上がったわけです。そのときに初めて12億円を超えたと思います。それもまた、3年ごとに下がって、また上がって下がってというのがありますけれども、町税全体に関わる清水町の大きな要因としまして、バイオエタノールの工場がありまして、それに関わる固定資産税がありましたものですからなんとか確保できたということがあります。

 今後、ご存じのとおりこの工場につきましても休止の方向であるということと、更に人口減少もおそらく下がっていくだろうというふうに予想しておりますので、町税全体の12億円はそういう要因から考えると必ずしも12億円を確保できるという予想には至っておりません。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 私も課長と同じような思いでずっと調べた結果、そんな感じをしています。実は町民税、個人税、法人税とありますが、法人税が今国でもいろいろと問題になっておりますが、うちの町はどうなっているのかなと、見ると年々減少しています。平成19年あたりは法人税が1億円くらいあった時代がありますが、今年度は70,000千円くらいの予定をしています。平成25年は決算のなかでは90,000千円程度になっていて、これからみると年々減少しているということになろうと思います。

 加えて今言われた12億円確保できるのということになると、またそこもなかなかはっきりとしない面があるということになると、相当予算をつくる計画のなかでは財政係長が大変なのは重々わかりますが、今まで以上に頭をひねって努力をしなかったらなかなか先ほど私に答弁してくれた8億円の公債費を守って、町民の願いを叶えるような事業を進めていくということは難しいのかなという気がしているのですが、私が今言いました見解についてはどのようにお考えでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 税務課長。

 

○税務課長(上出 進) 町税につきましては純粋に町のために使える財源でございますので、この辺が確保できることが今後の事業の展開にも一般財源としての重みが増してくるんであろうと思います。歳出に関わる部分なので私ども立場からそれ以上のことは言えませんけれども、貴重な町民の方からいただいている町財を有効に活用して行政としては進めなければならないのではないかなと考えています。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 固定資産税の関係でお尋ねをしますが、昨年もちょっと触れたことがあるんですが、相当住宅が建っていたなという思いがあって、軒数までは数えませんでしたけれども、優遇措置があるために表面に出てくるのは相当先になるというのは十分理解をしているんですが、今年は630,000千円で、多いときには640,000千円が平成24年、平成23年にあるわけですが、これから二、三年先まで見ると今よりは若干上がるのか下がるとみるのか、現状のまま推移するのではないかとみるとか、この辺はどうでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 税務課長。

 

○税務課長(上出 進) 先ほどの説明にも一部加えさせていただきましたけれども町内の大きな工場が休止になるということは、固定資産税に限っての話としては非常に大きなマイナス要因になろうかと思います。確かに現在、農家の倉庫等を建築していただいているので、その分がなんとか維持ができていますけれども、おそらくこれから右肩に上がっていく状況ではないと考えております。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 これで、町税の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 次に、第2款、地方譲与税、17頁、第3款、利子割交付金、18頁、第4款、配当割交付金、19頁、第5款、株式等譲渡所得割交付金、20頁、第6款、地方消費税交付金、21頁、第7款、ゴルフ場利用税交付金、22頁、第8款、自動車取得税交付金、23頁、第9款、地方特例交付金、24頁、第10款、地方交付税、25頁、第11款、交通安全対策特別交付金、26頁、以上第2款から第11款までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

 

○委員長(西山輝和) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 これで、第2款、地方譲与税から第11款、交通安全対策特別交付金までの審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) ここで休憩します。     

 

○委員長(西山輝和) 休憩前に引続き会議を開きます。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 第12款、分担金及び負担金、27頁の審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

 

○委員長(西山輝和) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 これで、分担金及び負担金の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 第13款、使用料及び手数料、28頁から31頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

 

○委員長(西山輝和) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 28頁の民生使用料のなかに老人福祉施設の使用料と老人福祉センターの使用料がありますが、非常に少ない額ですのでこれは整理をして無料にした方がかえってすっきりするのではないかという気がするんですが、どうでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 保健福祉課参事。

 

○保健福祉課参事(小林秀文) ただいまのご質問なんですけれども、条例上使用料の料金を規定しておりますので、予算計上の1千円につきましては科目損じということでご理解いただきたいと思います。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 これで、使用料及び手数料の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 第14款、国庫支出金、32頁から34頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

 

○委員長(西山輝和) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 これで、国庫支出金の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 第15款、道支出金、35頁から38頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

 

○委員長(西山輝和) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 これで、道支出金の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 第16款、財産収入、39頁・40頁の審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

 

○委員長(西山輝和) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 不動産の売り払い収入の関係ですが、本年度1,634千円をみておりますが、町有地を売り払う関係で、売り払う用地は点在して相当数あるのか、量は相当少なくなっているのかということになると、どのようなことになるのか教えてください。

 

○委員長(西山輝和) 答弁を求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 不動産の売り払い収入につきましては例年公売に出しております普通財産の部分を売れる見込みをみまして一応予算計上をさせていただいております。今後、またいろいろなかたちで普通財産等が出てくるかと思います。例えば消防の跡地などが出てくると思いますが、そういったものにつきましても今後普通財産として売れる見込みがあれば売っていくというようなかたちで考えてございます。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 表面積で町のなかを含めて点在して、箇所的に相当数あるのかということを先ほどお尋ねしたんですが、その辺についてはどうなんでしょうか。

 

○委員長(西山輝和) 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 今、売りに出しているところは桂町町内のところと、鉄南町内にあります高校の裏の元情報統計事務所の用地を売る方向で今公売に出しています。ただ、公共用地の活用について検討させていただいておりますので、そのなかで更に協議を進めていきたいなというふうに考えます。

 

○委員長(西山輝和) 原紀夫委員。

 

○委員(原 紀夫) 今後、売り払う箇所というのはそんなにないというふうに理解してよろしいですか。

 

○委員長(西山輝和) 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 今、予定してございますのは2か所でございます。その後につきましては、先ほどご説明させていただきましたように、公共用地の活用等を検討したなかで決めていきたいというふうに考えております。

 

○委員長(西山輝和) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑を終わります。

 これで、財産収入の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 第17款、寄附金、41頁の審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

 

○委員長(西山輝和) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 これで、寄附金の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 第18款、繰入金、42頁の審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

 

○委員長(西山輝和) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 これで、繰入金の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 第19款、繰越金、43頁の審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

 

○委員長(西山輝和) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

これで、繰越金の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 第20款、諸収入、44頁から47頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

 

○委員長(西山輝和) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 これで、諸収入の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 第21款、町債、48頁の審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

 

○委員長(西山輝和) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 これで、町債の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 債務負担行為、1頁、第2条、8頁、第2表の審査を行います。

 特に説明があればお願いします。

 

○委員長(西山輝和) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 これで、債務負担行為の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 地方債、1頁、第3条、9頁、第3表の審査を行います。

 特に説明があればお願いします。

 

○委員長(西山輝和) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 これで、地方債の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 一時借入金、1頁、第4条の審査を行います。

 特に説明があればお願いします。

 

○委員長(西山輝和) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 これで、一時借入金の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(西山輝和) 歳出予算の流用、1頁、第5条の審査を行います。 

特に説明があればお願いします。

 

○委員長(西山輝和) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(西山輝和) 質疑なしと認めます。

 これで、歳出予算の流用の審査を終わります。

 以上で、議案第30号、平成27年度清水町一般会計予算の審査を終わります。