北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成27年第3回定例会(6月19日_日程第1_一般質問 佐藤幸一議員)

○議長(加来良明) 次に、5番、佐藤幸一議員。

 

○5番(佐藤幸一) おはようございます。議長の許可を得ましたので、通告に従って質問をいたします。

 町道の改修について伺います。本町は早くから道路の舗装整備に取り組んできており、産業の振興や救急時における車両の走行など、町民の生活向上に果たしてきた役割は非常に大きなものがあります。しかし、古いところは舗装整備から40年も経過し、交通量の増加とともに道路の損傷箇所も多くなってきております。部分的に大割れしたりパッチワークでの補修も行われておりますが、そろそろ本格的に改修をしなければならないという時期と感じます。

 そこでお伺いをいたします。

 1点目は、町道の現状に対する町長の認識を伺います。

 2点目は、町道の改修計画を策定し、年次的に改修事業を進める考えはないか伺います。

 以上、2点について質問いたしますので、よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

 

○町長(高薄 渡) 佐藤議員の質問にお答えします。

 道路問題につきましては傷みが激しい状況になってきているのは事実でございまして、鋭意緊急度の高いものから整備はしてきているものの、年間の予算の財源的なものから大きく改良・補修というのはなかなかできないわけであります。これまでも総合計画に盛り込んでいますように、1年に改良部分や補修部分、調査といったものを含めて計画的には進めてきているしだいでございます。しかしながら、先ほども申し上げましたように財源的に思うような状況が取れないということから、改良では年間3本くらい、補修は4、5本というかたちになっています。そういう中で進めてきているのが現状です。

 当時は道路改良に相当予算をつぎ込んだ時代がありましたが、現状ではなかなか思うようなことができない状況であります。非常に傷んでおりまして、見苦しい点もありますし、歩道もない部分もある。また、車道に穴が開いてきているということも現状にあります。非常に大変な状況にきているなと思いますが、道路と同時に橋の長寿命化計画も含めて、今後そういった状況にしていかなければならないなと思います。

 町道の現状につきましてと申しますと、延長、延長で644kmという距離を持っておりまして、そのうち舗装道が約400kmとなっております。昭和48年くらいから道路の整備が急激に進んできたということでありますが、その後は補修等でやってきています。また、改良につきましてもやっているわけですが、舗装にできない原因もあります。例えば、道路用地が不足している。障害の物件がある。そこに住まわれているということもあり、住んでいなくなればすぐに改良できるわけですが、なかなかそうもいかないということであります。

 一昨年から道路用地のない部分の調査を始めておりまして、年次計画で調査が終了次第、支障物件含めて道路用地の拡幅、これをしたうえで改良というかたちにつなげていきたいと考えるしだいであります。

 本年度は主要幹線道路の路面上調査を行いまして、調査・点検内容を基に順次改修・修繕事業を実施してまいりたいと考えています。

 将来にわたりまして、適切な維持管理も含めて安全な道路も構築しなければならないと考えているしだいであります。

 

○議長(加来良明) 5番、佐藤幸一議員。

 

○5番(佐藤幸一) いろいろと取り組んでいただいているというようなお答えをいただきました。このことにつきましては、道路のことですので、交通も支障がございますし、舗装道路の穴の補修などは砂利道より大変で、地域住民ができるものではありません。ぜひ取り組んでいただきたいと思いますが、再度伺います。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(菅野靖洋) 町長の方から答弁がありましたとおり、今後につきましても今までどおり計画的に補修に取り組んでいきたいと考えております。

 

○議長(加来良明) 5番、佐藤幸一議員。

 

○5番(佐藤幸一) 取り組んでいきたいという返答がございましたが、それはいつ頃から予定されていますか。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(菅野靖洋) 先ほど申し上げましたとおり、路面状況調査につきましては本年度調査を行い、来年度計画を立てまして、その次から年次的に事業を実施していきます。