平成27年第4回臨時会(7月27日_日程第5)
○議長(加来良明) 日程第5、議案第63号、平成27年度清水町一般会計補正予算(第2号)の設定について、議案第64号、平成27年度清水町水道事業会計補正予算(第2号)の設定について、以上2件を一括議題とします。
本案について、提案理由の一括説明を求めます。
副町長。
○副町長(金田正樹) おはようございます。
議案第63号、平成27年度清水町一般会計補正予算(第2号)の設定について、ご説明を申し上げます。
総額に20,548千円を追加し、それぞれの総額を8,305,926千円とするものです。
歳入よりご説明を申し上げます。6頁をお開き願います。
15款3項5目、教育費道委託金につきましては、北海道より道徳教育推進校として清水小学校が指定を受けましたことから、事業委託金301千円を追加するものです。
17款1項2目、特定寄附金につきましては、図書購入の指定寄附1件、26千円並びにいきいきふるさとづくり寄附333件、5,011千円、合わせまして5,037千円を追加するものです。
18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算におきます調整額といたしまして15,210千円を追加するものです。
なお、本補正後の基金残高につきましては2,953,320千円となります。
7頁にまいりまして歳出の補正でございます。
2款1項6目、企画費につきましては、いきいきふるさとづくり寄附5,011千円を基金積立金として追加をするものです。
10款1項2目、教育振興費につきましては、北海道より指定を受けました道徳教育推進校事業といたしまして、公開研修会の講師謝礼、道徳教育全道大会への職員参加報償費、消耗品費、郵便料を合わせまして301千円を追加するものです。
8頁にまいります。
2項1目、小学校管理費と中段を飛びまして下段から9頁にかかります、6項2目の体育施設費につきましては、町民プールの建て替えの関係ですので、合わせてご説明をいたします。
本年度当初予算に計上しております町民プール建替事業基本設計委託料3,000千円を減額し、清水小学校の学校水泳プール建設事業実施設計委託料18,210千円を追加するものでございます。
町民プールにつきましては、老朽化の進行が著しく、今シーズンの始業時点検では低学年用プールろ過機の不具合が確認され、応急的な修繕対応をしているところでございます。更に一般用プールの水槽ひび割れによる水漏れが激しいことなどから、早急に建て替えを行う必要性が生じており、また利用者におきましては、小学生が主となっており、一般の方の利用度が低いことなどから、一般の方は学校開放によりご利用いただき、清水小学校の学校水泳プールとして建て替えを進めていくものです。
なお、事業スケジュールとしましては、本年度に実施設計、平成28年度に工事、平成29年度から供用開始を予定しております。
今回の補正予算では実施設計費の財源は一般財源としておりますが、今後過疎対策事業債の二次申請に向け、道と協議を進めますとともに、平成28年度の工事施工費につきましても国庫補助金枠が大変厳しい状況下ではありますが、要望協議を進めていくところでございます。
先ほど飛ばしました8頁の中段をご覧願います。
5項4目、図書館・郷土資料館費につきましては、図書購入の指定寄附を受けまして、図書購入費26千円を追加するものでございます。
以上、一般会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第64号、平成27年度清水町水道事業会計補正予算(第2号)の設定について、ご説明をいたします。
2枚目をお開き願います。
3行目になりますが、収益的収入及び支出の補正につきましては、支出の既定額に3,240千円を追加し、水道事業費用総額を287,183千円とするものです。
収益的収入及び支出の内訳につきましてご説明いたします。
2頁をお開き願います。
収益的収入の補正はありませんので、支出の内訳につきましてご説明をいたします。
1款1項3目9節、委託料につきましては、水利権更新業務委託料として新規に3,240千円を追加するものです。今年度末で期限切れとなります熊牛水系の水利権の更新について帯広開発建設部と協議をした結果、水利用による河川への影響等についての資料提出が必要となったことから、専門的な外部機関へ業務を委託する経費について予算措置をするものです。
以上が水道事業会計補正予算(第2号)の説明でございます。
以上、一括しての提案説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) 平成27年度清水町一般会計補正予算(第2号)の8頁、学校プールの改築が1年早くなったということで大変喜ばしいと個人的に思っております。今、副町長の説明の中に学校開放で使えるということで、内心ほっとしております。現状のプールが一般町民の使用者が減っていると単純に説明されると、プール利用者が減っているのかなというふうに聞こえるんですが、現実は違います。町外に行っているというのが実態ですから、決してプール離れをしているわけではないというふうに私は現状を把握しております。学校プールですからいろいろと学校の条件が入ってくるのかなと思います。今回、私がお願いしておきたい点は、1点目は学校開放をするという前提で施設を考えていただきたい。学校プールが基本ですが、学校開放をしたときに一般町民が使いやすく、利便性を高める工夫を設計の段階で考えていただきたいと思います。業者がまだ決まっていませんが、念頭に置いておくべきだと思います。
2点目ですが、今お話しした部分から、設計業者は一般建築物とは違うということで、実績を多く持っている会社を選考し、一定の競争が成り立つような入札を行うように配慮してほしいと思うんですが、現状でその考え方を示していただければと思います。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 1点目の学校プールとして建設後の一般町民への利便性について考慮をということですが、現在のところ、町民の方がそのままの状態で使えることを前提に検討しております。現在の施設の関係で一般の町民の方で町外に移られている方もいらっしゃるということも承知はしておりますが、規模的に水面積では一応補助の基準がありますので、その基準の中で建設することを考えております。
○議長(加来良明) 2点目について答弁を求めます。
副町長。
○副町長(金田正樹) 設計にあたって実績の多い業者にということでございます。当然、指名をいただいている業者が複数ありますので、その中から過去の実績等を調べ、また補助金の関係もございますので5社程度指名をして競争原理を働かせて進めていく考えでございます。
○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) 2点目については、競争原理がしっかり働くような入札行為を行ってほしいと思います。
1点目の学校教育課長からご説明をいただいた部分ですが、私は補助事業の枠の中でやりますよという答弁を一番恐れていたんです。建て替えれば、5年、10年じゃないですからね。これから人口減の中でも町民の方がより町内で楽しめる場所づくりという部分でも、まちづくりの一環として補助事業の範囲内とどこまで許されて、その部分を町単費で持てるか持てないか、それらを補助申請をする段階で念頭に置いて取り組んでいただきたいということをお話ししています。ルール的には非常に厳しい部分もありますが、30年、40年先のことを見据えた上でですから、町単費や何らかの手当てで開放して、それを利用している町民が学校プールだけど使いやすいと思うように、設計業者が決まった時点で町の事情をよく説明し、担当課から申し入れをしていただきたいということを願いたいんですが、そのへんについてもう一度答弁をお願いいたします。
○議長(加来良明) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 今のご意見は最もだと思いますが、学校で使う時間は限られていますので、他は補助事業と言えども有効利用というのが1項目あります。そのへんは一般的に開放するという意味としてとらえていますので、学校開放事業として一般に開放するということを念頭に施設の整備等も進めてまいりたいと思います。設計の段階で私たちの意見を取り入れてもらえるように進めていきたいと思います。
○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、議案第63号、平成27年度清水町一般会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
○議長(加来良明) これより、議案第64号、平成27年度清水町水道事業会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。