平成27年第5回定例会(9月10日_日程第2_一般質問 原紀夫議員)
○議長(加来良明) 一般質問を続けます。
7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) 私は今回4点の質問をさせていただくことにしています。ただいま新人議員の桜井議員が農業問題に精通している素晴らしい質問をされておりました。私は9年目を迎えますが、なかなかうまくいかず、再度勉強をし直して臨まなければならないのかなと思うところでございます。今回は、町民税についてお尋ねするのと最終の段階の町職員がより多く来年の3月までに退職することについて、職員からも心配という声も聞かれておりますので、お尋ねします。また、12月の定例会でお墓について町独自で造っていただくということでの質問をしておりますが、町民からも再三にわたって言われておりますので、お尋ねをします。また、空き缶やごみの焼却関係について、私自身危ない目にあった体験がありますので、このことを追加し、4点お尋ねすることにしておりますので、よろしくお願いをいたします。
人口減少克服に向けて、地方創生を最重要課題として掲げ、昨年の9月に政府の司令塔であるまち・ひと・しごと創生本部がつくられました。昨年末には人口減少対策の5か年計画と言われている総合戦略が閣議決定されています。加えて、今年の6月には総額1,080億円に及ぶ新型交付税を2016年度に創設すると決まっていますが、現下の情勢では特定秘密保護法の成立や安保法案の審議を優先しているという中から、その結果、今年の4月から6月にかけての国内総生産(GDP)についてはマイナス成長に陥っているという情勢もあり、また中国経済が急降下し、先の見えない状況に陥っているということになると思います。この中にあって、本町の税金について、過去10か年、そして今後の税についていろいろと考え、お尋ねをするものであります。
1項目目、本町の町民税の主な税金である個人町民税あるいは法人町民税、及び固定資産税等の過去10か年を振り返ってみますと、12億円から13億円というかたちで推移をしています。昨年の決算の中では不納欠損の額が過去10か年では最低という額を示しておりますが、町民税の収入未済額については平成17年度から平成21年度までは年々減少していました。平成22年度以降平成26年度までは増加に転じておりまして、本年度の決算では5,000万円を超えているという状況にあります。過日、このことについてお尋ねをしたところ、温泉関係が絡んでいるのではないか。〇〇〇〇というところに売り払いをしたことに関して、そうではないかという話がありますが、このことについてお尋ねをいたします。
本町全体の今年度の一般会計を見ますと、常々申しておりますが、スタートから80億円を超えるという大型予算でスタートをしております。今後、人口動静を見たときには、十分このことを頭に入れて、国民こぞって知恵を借りて総合戦略をつくり、財政状況に見合う事業規模にしなくてはならないと考えています。本町の主要産業である農業分野で先ほども質問がありましたが、農家の所得向上を目的としている体制、農協法などの農協改革関連法案が先月28日に成立いたしました。成立はいたしましたけれども、このことによって所得が増えるという道筋が私は見えていないのではないかと思っておりますし、加えて、問題のTPPにつきましても、現状妥結の見通しには全くなっていないということで、農家の皆さんと国との約束を含めて、今後どうなっていくのかということはそれぞれ心配をしているところだろうと思います。今後の財政見通しについて、今後どのような推計を出されようとしているのか、もしつくるのであればいつ出されるのかについてお尋ねをすると同時に、来年度の予算についてどのように考えているのかをお尋ねをいたします。
2項目目、スプレー缶の回収でございます。各種新聞等で大きく報道されたりしておりまして、情勢ではいろいろな案があるのも確かなことであります。環境省は自治体に対して穴あけをしないようにと切り替えを伝えていますが、「国が強制する権限はない」ということで、要請するところでとどまっていることは、皆さんご承知のことだと思います。使用を終えたスプレー缶やカセットコンロのガスボンベなどをごみとして出す場合のルールについては、道内では穴あけを住民に求めていた150市町村のうち16市町村が「穴あけ不要」と変更していると報道がありました。具体的な検討に着手していると報道されていることでありまして、スプレー缶の製造会社などでつくっている協会等も「缶に入ったガスはビニールの袋でおきる静電気でも引火する可能性がある。使い切った後もガスが残っている場合があり穴を開けるのは危険だ。」と警告しています。これらを踏まえて全国的にみると、死者が出ているという厳しい状況になっています。当然のことながら穴を開けないと別のトラックで回収し、人件費等が増え、いろいろなコスト増になると言われていますが、一部では消防署にスプレー缶を持ち込んで処理をしているところもあると聞いております。過日、担当課の補佐にお尋ねをし、聞いたところでは、わが町は従前同様に穴あけをお願いするということでありましたが、今後も高齢人口が増えるということも当然ながらあり、「穴あけが不安だ」という町民もいることを踏まえて、危険を除去するという立場から何らかの方法を考える必要があるのではないかと思います。将来、わが町はくりりんセンターに移送すると考えていますので、帯広市がどういう考えに立って処理をするのかということも今後合わせて考える必要があると思いますが、この辺についてどのように考えておられるのかお尋ねをさせていただきます。
3項目目、昨年の12月議会で質問をさせていただいて、将来、2~3年先ということでありますけれども、この必要性について町長から答弁をいただいたところであります。現在、道内では増加しているという傾向があり、町独自で建立しているところもあります。議会報告会や町民からもこのことについてはどうなっていのかとの問い合わせもあります。現在、納骨塚建立に向けての進捗状況はどのようになっているのかをお尋ねさせていただきます。
4項目目、管理職の方が多く退職をされるということで、退職された後の体制はしっかりとできているのかということのお尋ねです。
1点目、自治大学校で一般研修や専門研修、特別研修などを行っているわけでありますが、本町の幹部候補養成についてはどのように行っているのかをお尋ねいたします。
2点目、本年度退職する幹部職員の後任者を自治大学校に入れて、研修を終えて配置をされようとしているのか、またはそういうことをなしに年功序列やその他の方法等で昇任をさせるという考えなのかをお尋ねいたします。
3点目、研修などを全く行うことなく配置するということであれば、配置したあとにどのような対応を取って、事務処理を含めてスムーズな業務の執行を進めようとされているのかをお尋ねいたします。
以上、4点質問をいたします。よろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
町長。
○町長(高薄 渡) それでは、原議員のご質問にお答えいたします。
1点目は税収の現状と今後の財政見通しでございます。ご案内のように、見通し状況というか、財政の経営推計を平成24年から平成27年にかけまして、概要ではございますが推計をさせていただいております。今後については平成28年から3年ないし、地方創生もありますので4年、5年というペースで年限を定めながらフォローアップをしていかなければならないと思うところであります。
ご案内のように、町民税やその他を含めた税収はここ数年、徐々に減ってはおりますが、ここ10か年は約12億円から13億円ということで推移しているところであります。非常に安定的な収入であるということから、交付税の減資の推計の中では、これが影響して多く交付税がいただけないという状況になっているのも現状であります。主要産業の農業でありますが、農家の所得向上といいますか、農業の税体制の中では、酪農畜産は非常に必要経費が多いために、町税に還元するのはなかなか大きくは推移できないわけでありますけれども、畑作全般も含めて農業の所得向上を国では目指すということでやっておりますが、果たして本当にそうなのかと言いますと疑問なところもあります。結局、所得が低くなっている原因は飼料・資材が高騰しているということであり、必要経費がぐんと上に上がっていますから、所得が少なくなっています。これを上げるとなると、そういうところにまで手を付けていかなければならない。ただ売上を増やすだけではどうなのかなということもあり、大きな課題となっています。農業政策は国でありますが、町の政策としてどのような方法がいいのかということも、クラスターも含めた中で考えていかなければならないだろうと思っております。
当然、財政推計をしていくときにどこまでの農家戸数を見てくかということも考えていかなければなりません。そういう意味で、今後の財政状況については、従来であればある程度予想はできましたが、なかなか予想がつきにくいということがご理解いただけるかと思いますが、目安としてやらなければならないだろうと思います。今後の戦略の中でも財源的な物を考えていかなければならないし、総合計画の中でも合わせた中でいかなければならないというふうに考えるところであります。
来年度予算につきましては、そういう面から財政推計を合わせて、今後の総合計画、12月末までには総合計画のヒヤリングを全て終えて、見直しをし、考えながら予算に向けていかなければならないと思っております。
ただ、来年度予算は老朽化したものをどうしても改修・改築しなければならない部分もあり、老朽化していく中での改修もあります。引き続き2か年で進めているものもありますし、さまざまな分野における備品等の更新もしていかなければならない状況が生まれてくるのではないかなと思います。
さらに、医療福祉の問題で自立をし、あるいは拡充をしていかなければならないというものも生まれてくるし、地域包括ケアシステムに伴う専門の職員等の配置も考えていかなければならないということも含めると、それなりの予算編成も考えていかなければならないと思うところであります。
2点目のスプレー缶の回収でございますが、これは私も危ないものだと思っております。これは、若い人ほど缶を使う可能性が高いので、それをやることによって非常に危険で、全般的に危険な状況にあるということは間違いありません。製造元が安全なものに作り変えていかないと到底難しい状況も出てくるのではないかと思います。当町としては、ご案内のように不燃ごみとして取り扱っていますが、これはわが町だけではなく、将来、集約して十勝全体で一括していくので、全体の課題として取り上げていかなければならないと思います。くりりんセンターは帯広市にありますので、帯広市がどう対応していくかによって変わってきます。今、帯広市は札幌市を参考にして研究していきたいということでありますので、私どももそれと合わせながら検討してまいりたいと思います。
3点目、合同納骨塚の建立でございます。先般、12月議会に検討して、将来必要になるのではないかということで、答弁をさせていただいているところであります。当初は、帯広市の中島霊園を参考に調査をしておりましたが、実は清水霊園の敷地内に使用可能な納骨堂があることを確認したところであります。これは、清水霊園が改修、拡充をしたときに建立したということで、建物としてあります。私も見回りをしたときに、手洗い場の奥に大きくはないですが、立派なものが建っているなと、水道の何かかなと思っていたんですが、現担当者もそれはわからずにいました。書類を調べてみるとずっと前の担当者がそういうことで造られたものだということで、決裁等がありました。中に入って確認し、こういうものがあったという写真も撮りました。発見するまでこういうものがあったということがわからなかったということは、申し訳なかったという話がありました。それがあるならば、どうするかということで検討させていただきました。
私としては、担当者もそれぞれの塚に散灰すると、どこのものかわからないことになります。少しほしいと言われても担当者としては悩んでいると聞いたことがあります。他の者と一緒になってしまうので、どうかなということもあったんですが、それがわかりましたので、骨壺で100体は入れるしっかりとした棚がついていることがわかりました。それであれば、それを当面活用していった方がいいのではないかということで、容量を決めるなどして、協議を進めていこうということで、今後使用条件、申請条件、使用料等を含めて、早い時期に供用開始を進めていきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
4点目、多くの管理職が退職するということで、以前にさかのぼり、私の経験から申しますと、当時、御影村と合併したときに一気に御影村の職員が入ってまいりました。大半が年齢的に重複しているという中で、横に広がって入ってきました。下の方は少なく、上の方は辞められて、30代、40代がどんと来て、それが上に上がり、なかなか本町側にいる人が上に上がれず、向こうは課長から係長職に下がって、係長職は係に下がってまいりますから、どんどん上が詰まって上がれなくて、非常によその町村から見たらあれだなということで、大変苦しんでいた年代の人がたくさんおりました。それがどんと一気に辞めたんですけれども、まだまだ多いんですけれども、きちんと管理職として上に上がって、管理職になった以上学習をしていただきました。
4点目の質問でありますが、自治大学校が3部研修ということで、課長職になった人が行く研修があります。都道府県の管理能力研修でありますので、3部研修といわれております。これは、都道府県及び市町村の管理者として必要な行政能力や政策形成能力を学ぶということであり、それ以外は該当にならないわけであります。
2部というのは町村でありまして、中堅職員であります。係、主査、主任、係長クラスまでの中堅幹部が第2部です。3部はあくまでも管理者ですから、町でいえば課長職あるいは課長補佐職であります。こういうことで、現在も研修に出しているところであります。これが幹部養成のひとつであります。
2点目、後任者は自治大学校で研修を終えてから配置されるのかということですが、主になった方で希望者を募っていますので、公募をかけています。期間が長いので、行ける人ということになります。戻るときは今いる部署に戻り、人事異動のときに変わるというかたちになります。そういう意味で、他の研修もしておりますので、こうしたからこう上がっていくというエレベーターの状況にはないということであります。
3点目の研修を全く行わないで配置されるとすればということで、町の研修や初任者研修、中堅研修等をずっとやっております。札幌や帯広市役所との合同でもやっておりますし、専門研修も税務研修等もあります。そういう意味で、配置した場合は配置したところで研修を受けていただくということになっております。案ずるまでもなく、管理職というのは一気に係長職から飛び級でしておりませんので、必ず補佐職を経験した中からということになります。在職期間から早いか遅いかは別にしてもそういう方法で考えております。確実に事務の引き継ぎはされておりますし、継続性のあるものや課題のあるものはきちんとされておりますので、それなりに配置を受けた管理職等はしっかりとやっていただき、また各部屋に分かれているわけではありませんので、互いに聞きあって進めさせていただいているところであります。
○議長(加来良明) 質問を受けます。
7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) 相当前向きなお答えを頂戴したなというように理解をしております。
1点目の再質問をさせていただくわけでありますが、私は無計画で事業を行っているということは全くないと重々承知はしておりますので、計画的に毎年度いろいろと行っているということについてはわかっているわけであります。今、町長も答弁をされたように、現下の厳しい情勢の中では先行きが見えない部分が相当あると。したがって、来年の予算を組む以降、より慎重な上にも慎重を期して、過去の大変な時代に逆戻りをしないという基本的な考えを持ってやっていただくということがあってお尋ねをしているわけであります。そこで、額的に一番投資をしなければならないということは、常々言われている公共施設の老朽化に伴う部分や農業関係の基盤整備事業など、相当多額な費用を要する部分がありますが、この公共建設物、小学校を終えて中学校の改修を終え、今年度は消防庁舎も新たに造ったということがあって、過去の支払額を常々言っておりますが、公債費はなんとか8億円止まりで設計をしたいということを私は常々お尋ねをして聞いていますが、昨年、今年、その前を含めて平成26年度は11億5,700万円という額になっています。このまま続けていかれたら困るということがあって、先ほど言ったようにブレーキをということで言っているんですが、この辺の見解についてまずお尋ねをいたします。
○議長(加来良明) 副町長。
○副町長(金田正樹) 今後の予算規模、財政運営ということでございますけれども、新たな借金はつくらないという方針のもと、平成14年の行財政計画からやってきました。おかげをもちまして基金につきましても、当初平成22年、平成23年に私言ったと思いますけれども、30億円は持ちたいというお話しで、その予定でいきました。ただ、いろいろと事業を進めていく中で、老朽化を含めて予想もしていなかった、早めに修繕が必要だということも出てきております。そういうことで、若干前倒しでやったというような経過もございますが、起債につきましては当初の予定どおり一般、単独については借りないで、交付税措置である過疎債70%を今年されますから、そういうことでそういう考えは今後もしていきますし、多少前倒しでしていかなければならない事業もあるかと思います。ただ、常に職員にも言い聞かせておりますが、決して楽になったわけではないですよと、今後も今までと同じような考えで節約に努め、事業を進めていってほしいという話できております。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) よくわかりました。そのようなかたちでやっていただければ、私も意見は言わないつもりでおりますので、よろしくお願いいたします。
先ほど町長はどうしても改築しなければならないものがあるという答弁をされておりましたが、どうしても現下の中で改築をしなければならないというような考えでいる施設は体育館などでしょうか。
○議長(加来良明) 町長。
○町長(高薄 渡) 先ほど申し上げましたけれども、現下で使用不可能である部分ではプールが非常に困難な状況であります。考え方としては、隣町にあるし、両方あるからバスでも使ってという方法が可能かどうかも検討いたしましたけれども、大きな子どもの場合はいいが、小さい子どもの場合は脱ぎ着する時間がかかるし、危険も伴うということで、学校近くにあり、今までどおりのところにプールを建設してはどうかということで、学校プールで考えています。データを取った中で学校プールにして開放していくという、御影と同じ方式にしていく方が望ましいのではないか、その方が建設コストも下がり、補助事業も一般でやると全くつかないが、学校プールなら少ないけれどもつくし、起債も副町長が言ったようにできるということなので、それに取り組む必要があるだろうと思います。
また、大きなものとして、現状ではアイスアリーナのことで頭を悩ませているんですが、屋根が雨漏りする、今年は冷凍機がだめになり、これをやるとなると全部はがしてやらなければならないということで、どういうふうにするかということで頭を悩ませているところであります。だましだまし機械を使っていますので、昼間の熱いときは閉館とし、夜と朝ということでやっていますが、昼間の大事なときにやれない。そうすると合宿にも来てもらえないということになるし、大会もできません。そうなると、今まで高校生あるいは中学校や少年団が帯広市にしのぎを削っていかなければならないということもあるので、これもまた考えなければならないかなと思っています。
また、文化センターの耐震の結果が出ますが、耐震でどうなってくるのかという部分でどう考えるのか。合わせて医療・福祉ということで、医療の関係では診療所のリハビリの部屋が一昨年に先生が単独でお金を出してその部分をつくったんですが、だんだん増えて手狭になってきてしまいました。当然、減ることはないので、これを増やしていかなければならない。運営は民間でありますが、増築をしていかなければならないと思います。
また、消防庁舎も移しておりますので、いつまでも放っておくわけにはいかないし、前田クリニックさんがやるのであればそちらの土地を提供しながら、町の医療を守っていただきたいということでありますので、そういうふうになれば早急に壊していかなければならないということもあります。もちろん、農業の基盤整備もありますし、医療、福祉、教育といったものであります。体育館は計画ではあと10年の間に考えなければならないかもしれませんけれども、前から補修をしながらやっていくという考え方でおりますので、そんなことを来年度は考えられる事業となるのではないかなと、今のところそういうことで考えているところであります。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) 今、町長が言われたことについては町民主体のまちづくりという面からいって、当然だろうなという気がいたします。そこで、財政の推計はどうするのかとお尋ねをしているんですが、先ほど3年であるとか4、5年とフォローアップをすると言われておりますが、まとめて5年くらいの計画で今後出すと、今町長が言われたようなことを含めて、いろいろと全体の意見を統一して、知恵を借りながらやると。非常に難しいことだろうと認識しておりますが、出そうとされているのか、全く出さないでその場で現下の情勢を見極めながら実行しようとしているのか、この辺はどうですか。
○議長(加来良明) 町長。
○町長(高薄 渡) 総合計画でも総括では出していますから、それに合わせて、ローリングしてから縮小したり変化があるわけでありますけれども、更に加えて地方創生も絡んでまいります。地方創生は来年度から4年間で、それに合わせるという手もあります。総計もそこまで合わせていきたいという考えはありますので、それで3ないし4と言ったのはそこにあるわけでありますから、そういう方向で最大でも5年以内という中で合わせた方がいいのであれば合わせていこうかなと考えているところであります。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) いろいろご苦労をされて合わせていろいろと作ると、国の動きもいろいろとありますから、そういうことになろうかと思うんですが、それはいつ頃出そうと思われているんですか。
○議長(加来良明) 町長。
○町長(高薄 渡) 新設ではなく、だいたい改築あるいは増築ということでありますから、議案の提案は新年度予算というかたちになります。先にどうしてもやらなければならない部分があれば先に提案しなければなりませんが、いずれにしても12月までには総合計画のヒヤリングを全部して固め、先ほどの地方創生のものも固めていかなければなりません。住民の皆さんにご説明をしなければならないのは、地方創生の関係でご意見を賜っておりますので、これは当然していかなければならないので、その際にするか、それが終わって1月にでも予算前にするか、そこら辺のところはまだ決定はしておりません。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) 私も若干公債費の関係で触れましたけれども、平成18年から平成27年くらいまでいろいろと調べさせていただいて、平成24年以降町債が10%を超えている状況にあります。平成27年度の予算を見ても13億6,100万円という数字が出ています。ずっと追ってみると、平成24年は8億1,000万円、平成25年は10億円、平成26年は11億円、平成27年は13億円ということになっているものですから、このままどんどん上げていくとえらいことになると、これは誰が見てもそう思うはずです。したがって、今まで実行していたものについてもブレーキをかるところはしっかりとブレーキを踏むということをしてもらわないと、町長はこの間も20億円以上の借金払いをずっとしてきたときがあって、職員の給料を下げたり大変な苦労をして今に至っているわけなので、そこのところをしっかりと考えてもらわなければならない。私はそのために今回、税の関係についてお尋ねをしているんです。この辺についてはどうですか。
○議長(加来良明) 町長。
○町長(高薄 渡) 念頭には常に持っております。ただ、しかれども崩れてきたり穴が開いていたりと、人命にかかわるものについては優先していかなければならないものですから、その点ご理解をいただきながら、きちんと返せる条件は保ちながらやるべきところはやっていかないと、締めてばかりでは逆に危険になります。スプレーの缶を開けるのは人件費がかかりますし、集める車も用意しなければならないとなると、どっちが優先順位かと言われると、どっちも命に関わり、日常の命もどうなのかということもありますので、そういうところの優先順位をしなければならないなと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) 当然、私は雨漏りをして大変なところを直すなということは全く言っているわけではなく、当然、これは早く手を打たないと後で大きなことになるわけであります。私の聞いたところでは、私の町内にある老人福祉センターなどもひどいところにはバケツを置いて処理をしているという話もあり、そういうところの手立てをするなということではなく、過去に進めている事業、例えば皆さん税金を払っていますから、同じ感覚で進めるというのはいいんですが、道路1本とっても郊外の方に舗装を広げてみたりするということは、若干考えてもらわないと。昨年もいろいろとありましたが、この場では言いませんけれども、そういうこともしっかりと念頭に入れて、業者をどうということではなく、少しずつ、例えば1,000万円、2,000万円であってもその辺は抑えて、今言ったようなところに回すなどという配慮は当然してもらわなければならない。そうではないと、先ほど言いました、毎年10億円からどんどん上がっていっているということにまだ上乗せをするということになるのではないかという心配を真摯にしていますから、当然、業界の方もいるのでなかなか大変なことだということは重々承知をいたしますけれども、そういうことを含めて全体的に考えてほしいということを言っているんですが、いかがでしょうか。
○議長(加来良明) 副町長。
○副町長(金田正樹) おっしゃっていることは重々承知をしております。先ほど町長も言いましたけれども、命を守るという政策は第一にやらなければならないですけれども、そこら辺は優先順位を決めて、過度な設備投資はしないで進めていく考えでおります。
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○議長(加来良明) ここで休憩します。
○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(加来良明) ここで、原議員の一般質問の最初の質問の中で企業名がありましたので、議長においてその発言を取り消すことを命じます。
一般質問を続けます。
7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) 企業名を出したということでお叱りを頂戴しましたが、この件について私が当初の質問で申し上げましたような理解でいいのかをお尋ねします。
○議長(加来良明) 質問内容をもう一度詳しくお願いします。
○7番(原 紀夫) 私が当初申し上げたのは、過去5年前にさかのぼって、その前はずっと5年間減少していたものがここ5年間は年々増加をして5,000万円になっているということを含めて、企業名を出してしまったということでありますが、このことについて私の認識のとおりでいいのかとお尋ねをしています。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
税務課長。
○税務課長(菅野 隆) 収入未済額の関係でございますが、平成26年度決算におきましては5,100万円余りの収入未済額がございます。この額につきましては、約81%が固定資産税の未済額でございます。中でも3、4件の大口の滞納がございまして、その部分が大半を占めているという状況でございます。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) 多額の未済額について、一部納税された部分があると聞いているんですが、このことについても正しいのかお尋ねします。
○議長(加来良明) 税務課長。
○税務課長(菅野 隆) 先ほども申し上げました大口の滞納があるわけでございますが、平成27年度に入りまして部分的ではございますけれども一部納入がございます。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) 5年目にして一部あったというのは何か特殊な事情があっての納入だと理解しているのか、なぜ納入されたのか全くわからないのか、この辺についてお聞きします。
○議長(加来良明) 税務課長。
○税務課長(菅野 隆) この件につきましては、先方の方から連絡等がございまして、分割納付をしたいので納付書を送っていただきたいという旨の申し出がございました。現在、納付できるようになった状況というのは、その中では把握はしてございません。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) 今後、分割をしてということですので、額は別にして納入されていくのだろうなという認識を担当課としてされていくのか。
○議長(加来良明) 税務課長。
○税務課長(菅野 隆) 今年に入りまして3か月連続して一定額ずつ入っておりますので、今後につきましても入れていただけるものと担当課の方では考えております。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) わかりました。もう1点だけお尋ねをさせていただき、この項目については終えたいと思います。
私も過去に長く公務員生活をしていたので、所得税、町民税、道民税含めて、給料をもらうときには「高いな」と常々思っておりました。昔はよく「十五三」ということが言われていて、「十」がサラリーマンで、100%取られる、「五」が事業者、「三」が農家という感じがありましたが、清水町の税収を見た中で、現状を100とした場合に、私が今言ったようなかたちでパーセンテージで表すと、昔と変わらない数字なのか、変わっているのか。
○議長(加来良明) 税務課長。
○税務課長(菅野 隆) 町民税ベースで考えますと、昨年、個人の町民税につきましては3億6,000万円ほどの税収がございました。そのうち、サラリーマン層(給与所得者層)につきましては約68%を占めております。また、農業関係者の所得関係ですが、概ね22%程度、以下商業者や年金受給者等というふうに考えております。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) 商業者、年金所得者の数字が今言われなかったんですけれども、相当数字が低いということで外されたんですか。
○議長(加来良明) 税務課長。
○税務課長(菅野 隆) 失礼いたしました。
商業者関係で5.6%、その他年金受給者等で4%というふうに認識しております。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) わかりました。
次の質問に移ります。
○議長(加来良明) 起立の上お願いします。
○7番(原 紀夫) 失礼いたしました。
次の質問に移らせていただきます。スプレー缶の関係ですが、実は私も年齢が結構高いことから、家の中もそろそろ整理しなくてはならないなという感覚で物置を整理し、軽トラック山盛り一杯積んで焼却場に持って行ったんですが、その中でスプレー缶が出てきまして、中に結構入っているスプレー缶がたくさんありましたので、穴を開けるというのは重々認識をしておりましたので、長い釘を持ってスプレーを空にして出すというのは原則で、当然そのとおりなんですが、いっぱい入っているのにもかかわらず噴霧しないというのが年数が経つとそういうことになるので、出ないんです。それで、私も比較的度胸がいい方なので、釘を見つけて手を伸ばしてシュッとハンマーで叩いたところ、メガネをかけていたからよかったんですが、まともに殺虫剤が飛んできて、「これはおっかないな」という経験がありました。その他にも、去年買った、部屋の中に一度噴霧すると蚊が落ちるというものなんですが、押しても出なく、2本だけ処理したんですが、あの小さいものが飛び出るような圧で出たので、これはおっかないと思い、申し訳ないんですが、ごみの中に袋を別にして持っていき、その他のものは焼却場に持って行ったんです。ところが、お尋ねをしたところ、焼却場では穴を開けていないものは受け付けるわけにはいかないということで、持ち帰り、今も家にあるんですけれども、なかなかおっかないものなんです。町長も先ほど危険だと言っていましたけれども。そのことを踏まえて、町内会でちょっとお尋ねしたところ、缶に穴を開けるのは嫌だという方が結構いまして、空にするとたいしたものではないし、両方を押さえてやれば大丈夫という器具もあるということもわかりましたが、私も含めてお年寄りが年数が経って入っているガスを噴霧できないものに穴を開けるのは、結構度胸がいるものなんです。後段に書いてあるように、そういうものについては消防にお願いをして開けてもらうという町もありますので、担当課でもいいですが、このことを踏まえて考え方を聞かせていただきたいと思います。
○議長(加来良明) 町民課参事。
○町民課参事(高橋覚史) 今言われた具体的な事例は新聞報道等の後にお年寄りの方から議員から言われた同じような事案がありました。何年か置いてあり、ノズルの部分が錆びて押せなく、残量はあるようなんだけれどもというものについては、役場に持ってきていただいて、うちの方で処理をした例があります。
先ほど町長からも答弁をいたしましたけれども、将来的にくりりんに入れる部分のルールづくり等がありますが、高齢の方が町内で3割いる中で、ごみの出し方について検討をしまして、出す立場から危険がないような取扱い周知方法をしていきたいと考えています。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) うちの町の焼却場で、過去にスプレー缶に穴を開けないまま搬入したことによって危険な事案は全くないんでしょうか。
○議長(加来良明) 町民課参事。
○町民課参事(高橋覚史) 清掃センターの施設の中ではありませんけれども、運搬する際にパッカー車がある程度圧力をかけて容量を抑えるんですけれども、その際にたまたまスプレーの残りがあったものがあり、火災まではいかないまでも小火ということで、一時的にそういった事案の報告があります。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) 仮に私が穴を開けないで中に入っているスプレー缶を一般のごみと一緒に入れて出しても町は回収しますよね。
○議長(加来良明) 町民生活課参事。
○町民生活課参事(高橋覚史) 不燃の有料袋に入れて、表などにスプレー缶の存在が確認できた場合には、収集業者が一応チェックをして、穴が開いていると確認できたものはそのままパッカー車等に入れますが、目視で確認した場合にはその場で収集業者が穴あけするという指示をしております。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) 先ほど焼却場に行ってお話をしたという話をしましたが、その際も一般の収集業者が持ってきているごみがあり、袋にスプレー缶がいっぱい入っていたものがあったので、「それは穴を開けているのか」と聞いたところ、「これは、完全に穴を開けてくれるところから出ているから」という言い方をされていたので、信頼をして穴を開けているということが前提にあって処理をしているということがあったので、一般の方が穴を開けないでごみの中に入れてもわからないので、そんなことで処理をして何かあったときにどうするのかなということがあったので、一連の中でお尋ねをしています。先ほど私が言ったように、これから先、消防署の話もしましたが、提案として町内会の衛生係に持って行って、衛生係が消防署に届けるという配慮をしてもいいのではないか、そのことで危険な行為が減るということになるとなればという個人的な判断もありますが、このことについてはどうでしょうか。
○議長(加来良明) 町民生活課参事。
○町民生活課参事(高橋覚史) 今言われた方法もあるかと思いますけれども、いずれにしてもスプレー缶の中身を使い切っていただければ危険なことはありません。いずれにしても缶に穴を開けて、収集のときの危険の部分もありますけれども、出す側として屋外で穴あけをするのであれば、危険な状態ではないところでやっていただくとか、そういった啓発のチラシ等を準備しておりますので、そういった取り扱いをしていきたいと思います。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) わかりました。一連のいろいろな話をさせていただきましたけれども、そのようなことも踏めて町民に危険が及ぶという行為が少しでも減るように努力をお願いしたいということで、この質問については終わらせていただきます。
3問目であります。まさか清水町の墓地にそのような施設があるとは私も認識をしていませんでしたし、担当課にそういう話を聞きまして、どんなところか探したんですが、それらしきものが全く見つからずに戻ろうとしてぐるっと回ったところにその建物らしきものがあり、横に碑があったのでこれかなという感じで見ていました。清水町のお墓も広い面積の中にあり、ぐるっと回った印象から見て、今回、お墓の持ち主がどうなっているのかということで、去年から努力をされておりますが、お墓に花を供えても、町から出している封書を持ち去らないというようなところもたぶんあるはずです。したがって、大変苦労されているんだろうなということは重々わかりました。今の答弁された箇所については、町長も言われたとおり、骨箱から骨を出して入れる必要はないということは、まさに今いろいろと苦労されている市や町がありますが、非常に良い方法だなと、あの場所で修理するところは修理し、町民から見て素晴らしいものができたなという印象ができれば、反対する必要はないと思いますので、早急に詰めてほしいなと思い、町長にお尋ねをします。当初、2、3年と言っておられて、来年で2年目ですが、来年あたりに方向としてどういう結論でいくかわかりませんが、町民でもこだわっている人もおりますし、議会報告会でも出ておりましたので、町民の願いを叶えるということから、前向きに努力をして早めたいなという考えは町長にありますか。
○町長(高薄 渡) 確認したいんですが、私が昨年言ったときに2、3年と言っていないと思います。「近い将来、町は必要性があれば」ということで、近い将来とは言いましたが、2、3年とは言っていません。将来的には必要になるかもしれませんというお話を12月にしました。
これは、早急にということで、使用料をいただく場合は使用料等審議会をやらなければなりません。そこら辺のところは、私たち執行の方で考え、早ければ12月にでも提案をする準備を進めています。
○7番(原 紀夫) 私も年とともに記憶が衰えたなという印象を受けているんですけれども、私の記憶では町長の答弁で近い将来と言われたので、近い将来とはどのくらいのことを言っているのかを聞いたと思っていて、将来は2、3年と記憶していたんですが、私の記憶違いだと思いますので申し訳ないことをしたと思っておりますが、再度確認をしてみたいと思います。
そういうことであれば、そのことで進めていただきたいと思います。
4点目であります。全般を通して自治大学校へ研修にやることもなく、職員を配置しても全く過去の例から照らして問題はないし、十分機能していけるというような答弁だろうと思いますが、そういうことでよろしいですか。
○町長(高薄 渡) 先ほども申し上げましたけれども、管理職になった方に研修に行く意思があるか公募で確認をさせていただいております。ない場合は、北海道の割り当てがありますので、その割り当ての中でどうしても足りないということになれば「行ってくれないか」というお話をして研修をしていただいています。
○7番(原 紀夫) 心配する必要はないなという感じはいたしますが、先ほど研修が1部から3部まであると言われておりました。管理職の知識を高めて、その場所に順応できるということを考えたときに、係長層の研修等もありますが、今後、わが町としては一連の課長職に就いたあとの研修も含めて、今までより受講者を増やしていこうという考えはあるのかないのか、この辺はどうですか。
○町長(高薄 渡) 先ほども申しましたように、私どもの方は指名ではなく、研修に意欲を持った方が公募するという申し出制度になっております。と言いますのは、業務が複雑で行けない場合もあり得るわけです。出やすい方がいくのか、家族的にも相談して行ける場合は行くし、職場にも相談をして行けるということもあります。官庁のように指名して行ってきたら必ずポストに就けるよということではないので、あくまでも本人の希望によってやっています。
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○議長(加来良明) ここで、先ほど原議員の質疑の3項目目の中で「2、3年先」ということについて、町長からの答弁がありましたが、この答弁に対して町長からの申し入れがありますので、受けます。
町長。
○町長(高薄 渡) 先ほど原議員が「2、3年のうちに町長はやる」というふうに言ったということで、それは言っていないと記憶しておりましたが、議事録を調べてみましたら「やる」ということではなく、「住民へのアンケート調査などをしていく必要があるということで、少なくても2、3年は要するだろうと思うしだいでございます。」ということで、私も答弁がまずかったかもしれませんが、それをお許しいただきたいと思います。「思うしだい」では答弁にはならないと思います。答弁がまずかったので、そういうふうに押さえられたのかなと思いまして、そのことについて申し訳なく、ここで訂正をさせていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) 私は今回、この質問全般をとおして、私の性格的なものは外して優しくいろいろと質問をしてきたつもりであります。先ほど町長からこの件について、私がそのようなことを言っていないという認識があったがために、横の議員にどうだったか尋ねたところ、町長が答弁をされているときにということで私に厳しく物言いをされたと認識をしておりますが、私は町長も総務課長の方へ行って相談をしたり、あるいは副町長の方へ相談をしたりということは常々見ておりますので、世間話を議会の中でしているわけではなく、自分が言ったことについてそういう認識でいたがために、言ったという認識のもとに申しておりますので、町長も今後、横は一切見ない、後ろを見ないということであれば私も横を一切見ないという感覚でいるので、もう一度お願いします。
○議長(加来良明) 町長。
○町長(高薄 渡) これは、売り言葉に買い言葉でありませんけれども、私どもは執行側としての協議をしています。議員さんの場合は、質問をするのは各々個人でありますから、その辺はお許し願いまして、違うということだけは私としては押さえておりますので、それがだめだということであればルールの中でまた議会の方でご判断をしていただきたいと思います。この場では避けさせていただきたいと思います。ただ、私は一生懸命説明をしているものですから、それは申し訳ないと思っていることは確かでございます。あとは、議会運営委員会の中でどうするかご審議を賜れば幸いかと思います。
○議長(加来良明) 原議員と町長に申します。この議会の中ではお互いの立場を尊重しながら、秩序と品位を持って質疑答弁をお願いいたします。
この件につきましては終わらせていただきます。