平成27年第5回定例会(9月14日_日程第1_一般会計商工費)
○議長(加来良明) 第7款、商工費、第1項、商工費、171頁から176頁の質疑を行います。
質疑ありませんか。
10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) 172頁の交流人口拡大支援事業補助金に対しまして、補助金交付先のNPO法人スポーツツーリズム協会から出ています平成26年度の事業計画並びに実績報告書の資料の提出を請求いたします。
○議長(加来良明) 担当課にお尋ねします。
資料はありますか。
商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 議員ご指摘の書類については私どもで取得して、現在保管しております。
○議長(加来良明) 皆さんにおはかりします。
ただいま奥秋議員から要請のありました資料につきまして議会として資料を請求し、皆さんに配付するということでご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明)異議なしと認めます。
資料はすぐに用意できますか。
商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 10分程度お時間をいただきたいと思います。
○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。
○12番(西山輝和) 同じく資料提出をお願いします。
審査経過がわかる資料があれば提出していただきたいです。
○議長(加来良明) 商工観光課長、ただいま要請のある資料はありますか。
○商工観光課長(高金信昭) 平成26年度決算に伴いまして、こちらで審査をした経過の書類はございます。
○議長(加来良明) 皆さまにおはかりします。
ただいま西山議員から要求のありました資料について、議会全員に配付すると要求することにご異議はありませんか。
商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 申し訳ございません。
西山議員からご指示がございました書類につきましては、審査経過の膨大な資料となっております。内容等についてはこちらで慎重審議をした結果でございますが、今一度お時間をいただきまして提出すべきか検討させていただきたいと思いますが、ご検討のほどよろしくお願いします。
○議長(加来良明) 西山議員にお尋ねいたします。ただいま課長から説明がありましたけれども、検討の上、提出するかしないかを決めたいという発言がありましたけれども、決算審査をする上ですぐには出せないということになると思いますが、西山議員いかがでしょうか。
○12番(西山輝和) よろしいです。検討してください。
○議長(加来良明) それでは、ただいま西山議員から申し出がありました資料につきましては、検討して後で提出していただくということでよろしいでしょうか。
商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 検討した結果、どのような状況で提出できるか、もしくはできないかということをご返事したいと思います。
○議長(加来良明) それでは、検討の結果が出しだいご報告をお願いいたします。
商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 早急に検討いたしましてご報告を申し上げます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) ここで休憩します。
(資料配付)
○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) 先ほど資料請求いたしました資料が届きましたので、皆さまに配付させていただきました。
それでは、西山議員の資料要求に対する対応について、商工観光課長から説明をお願いいたします。
○商工観光課長(高金信昭) お手間を取らせまして申し訳ございませんでした。
西山議員からご指示のございました資料請求でございますが、内容を検討した結果、個人情報的な情報や第三者的な情報がございまして、一度内容を精査させていただきたいと思います。現時点ではそういう観点から配付することができないということを了解願いたいと思います。
○議長(加来良明) 高金課長、いつ頃までに出せるかということは言えますか。
商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 申し訳ございませんでした。明日、議会早々に配付できるように今日中に検討し、資料を整備したいと考えております。
○議長(加来良明) 西山議員、ご了承をいただきたいと思います。
○12番(西山輝和) よろしいです。
○議長(加来良明) それでは、ただいま配付されました資料について説明を受けます。
商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 改めまして、奥秋議員から資料請求がございました資料についてご説明を申し上げます。
今回、2部お手元に配付させていただきました。1部につきましては平成26年度補助金交付申請書でございます。資料添付といたしましては、添付書類にあります資料を添付しておりますが、この中で定款は頁数が大きいもので定款だけは割愛して配付させていただいております。
続きまして、清水町交流人口拡大支援事業補助金実績報告書になります。添付書類につきましては、4、5、6については割愛をして、1、2、3のみ添付させていただいておりますことをご了解願いたいと思います。
○議長(加来良明) それでは、ただいまより第7款、商工費、第1項、商工費、171頁から176頁の質疑を行います。
質疑ありませんか。
10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) 資料の提出ありがとうございました。
最初に、当初予算の補助金でございましたが、補助金は5,386千円ということでございました。その中で106万3,735円の減額となっていたわけでございます。
最初に当初の予算の人件費351万円の決算が減額した理由は何でしょうか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 減額した要素でございますが、本来決められた日数を勤務するという条件で、月かけ25万円の支出を認めておりましたが、年が明けて2月、3月になりますとまとめて年休を処理されておりました。基本的に労働者でありますので、年休処理は認められるところでありますが、この補助金を支出した内容は業務にあたるということを前提に25万円の支出を認めておりましたので、年休はNPO法人で認めたものであって、こちらで認めたものではないということで減額をさせていただきました。
○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) 月25万円の報酬ですけれども、それを減給した以外の日数は何日働いておりましたか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 月ごとでよろしいでしょうか。それともまとめた方がよろしいでしょうか。
○10番(奥秋康子) まとまったもので結構です。
○商工観光課長(高金信昭) まとめて計算しておりませんので、4月は22日、5月は21日、6月は21日、7月は22日、8月は20日、9月は20日、10月は22日、11月は18日、12月は21日、1月は18日、2月は6日、3月は16日となっております。
○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) これは、勤務実態が非常勤だと思いますが、非常勤ということでとらえてよろしいですか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) NPOの方では常勤扱いということで、専務理事という役職があたっているかというふうに考えております。
○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) これだけの人件費がかかっておりますけれども、これは源泉徴収がなされているのかということもお尋ねをします。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 税務処理につきましては、私どもの方では関知しておりませんが、前年度につきましては確定申告をしているというふうに理解をしております。
○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) 平成26年度は3つの事業をされたということですが、それぞれ参加された方たちからは参加費は徴収しておりますか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 参加料は徴収しておりません。
○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) 参加費を徴収していないのは、町内も町外からも合わせて徴収をしていないととらえてよろしいですか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 答弁に間違いがございましたので、訂正させていただきます。
8月2日、3日のバレーボール大会においては参加料はございました。申し訳ございません。8月11日のサッカー教室と3月25日のバレーボール講習会につきましては参加料はございません。
バレーボールにつきましては、町外の選手がほとんどでございますので、町外の方からはすべてチームとして参加料はいただいております。
○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) この3つの事業は事業効果としては交流人口の拡大に寄与したということでございますけれども、スポーツツーリズムというものは本来経済効果が出なければあまり評価のできるものではないと思います。経済効果はいくらでましたか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 実際に経済効果というものが発生しましたのは、小学生のバレーボール大会でございまして、参加料や農業研修会館への宿泊料、飲食関係で約100万円の町への効果がございました。
○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) 100万円ほどの経済効果があったという評価をしてございます。経済効果というものをやはり追求していく必要があります。そうした中で多額の人件費を使って経済効果が出たという評価がされていますが、スポーツツーリズム協会の本来の目的はまたまだこれではなかったと思います。サッカー場をつくり、まだまだ大きな経済効果が出ると、平成28年度から事業実施に向けて事業を進めると、私たちに提案してきたときはございましたが、これによるとサッカー場用地の目途が立たなかったとここに書かれていますが、理由は何だったんでしょうか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 設置を予定したい該当の所有者との交渉が不調に終わったということでございます。
○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) 不調の一番の根拠は何ですか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 基本的には当該所有者の方の計画があると聞いております。
○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) 町外の方がそこの用地を使うという計画があったということですか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 明確にはお答えをいただけませんでしたが、そのようなニュアンスでこちらは受け取って、不調という判断をいたしました。
○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) そもそもこの計画を立てるときに、補助金を要求してくるときに用地の確保の裏付けも当然あってしかるべきだったと思います。何もない中でこのような事業を始めようとしていたのは、本当に勇気がある行動だったと思いますが、それらについて町長はどのようにお考えでしょうか。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 当初、この計画が始まるときには、先方さまの感触が良いというお話しの中でこのような計画が遂行されていったと思われますが、会社の中身がいろいろと変わっていく中ではやはり優先する順位としてはこちらの考え方が低くなって、先方さまが考えるような内容が先行し、こちらの意図するところが成就しなかったというふうに考えております。
○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) 相手のあるお話しですから、なかなか難しい話だとは思います。今、NPO法人スポーツツーリズム協会は清水町で実態はあると思いますが、構成メンバーなどは変わっていませんか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 今議員のお手元にお配りいたしました、平成26年度の申請書類の中に会員や役員名簿が載せてございます。平成27年度におきましては役員改選がございまして、会長の梶様は変更ございません。他の役員の方も変わられている方はいらっしゃいます。専務理事は高橋様から杉村様に変わっております。
○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) これは平成26年度の名簿でしょうけれども、平成27年度はこれよりも減になったということですか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 基本的には辞められた方はおりませんが、入れ替わった方はございます。
○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) 町民の期待もあったかと思いますが、当初の大きな計画が簡単に崩れ落ちてしまいました。今後、スポーツツーリズム協会は交流人口拡大支援事業に向けてサッカー場の建設などに向けて取り組もうとされているのかをお伺いします。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 基本的には現在もスポーツツーリズム協会は活動を継続中でございまして、定款も変わってございませんので、当初の目的を達成すべく、会員様が一致団結して邁進中であるというふうに考えております。
○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) 事務局である高橋豊志様ですが、今清水町には籍はあるかわかりませんけれども、取り巻きのご町内の方などは町内会にも入っていらっしゃらないというお話しも聞きますし、ほとんど留守ということも聞きますけれども、町内ではなく他の場所でこの事業に向けてのお仕事をされているのかということをお聞きします。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 申し訳ございませんが、その発言ができる立場にはございませんので、ご容赦いただきたいと思います。
○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。
12番、西山輝和議員。
○12番(西山輝和) この事業は3回やっているんですが、1回ずつの事業費はいくらかかっているかを教えてください。
○議長(加来良明) 答弁できますか。
商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) お答え申し上げます。
サッカー教室につきましては5万750円、バレーボール大会72万9,147円、バレーボール後援会26万8,892円です。
○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。
○12番(西山輝和) 支出の事業費と104万8,789円とあっていますね。
これから、町としてNPOとどういう場合に関わりがあってやっていくのか、何か方針はありますか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) NPO法人のスポーツツーリズムという考え方は、これから先を考えるにあたりまして、交流人口や商工業の発展に伴いまして、必要な考え方だというふうには思っております。補助金等は町から支援はございませんが、町民有志の方たちの発意がこのような行動を引き続きされているということで、少なからず商工観光課としては何らかの協力をし、この活動が継続できるように支援してまいりたいと考えています。
○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。
7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) 私はこの事業が出た段階で修正動議を提出させていただき、町長の考えておられることも縷々この場でお聞きをし、加えて私自身説明後に質問も受けてきた身であります。この全体の事業、経済効果が何億円もあるこの事業がなんとか町長が言われるように、自分の公約だからやらせてもらうと、職員にはしたがってもらうと言ったものが急遽このようなかたちになって非常に残念だなという思いをしております。
お尋ねをしたいのは、毎年議会が議会報告会をする折に、必ずこのことについては議会側に問われるということになっておりますので、議員が聞かれたときに明確に答えられるようなかたちにしておきたいと思っておりまして、一連の奥秋議員、西山議員もお尋ねをしておりますが、これらのことも含めて、当初516万円の補助決定額があったものが、精算した額では430万円に落ちていったということも含めて、どうも町民の皆さんに説明がしづらいので、担当課長でもどなたでも結構ですから、このように町民に説明したら理解してくれるのではないかというようなことを答弁いただきたいと思います。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 原議員のご指摘の点は重々私どもも考えておりまして、先に西山議員の方から資料請求がございました審査の経過がその内容に合致するものと考えておりまして、明日お示しした中で説明をさせていただきたいと思います。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) わかりました。
もう1点お尋ねをしたいんですが、どうも頭が悪いので理解ができないんですが、清水町が補助金を出している団体は相当数がありますし、総額が3億円を超えると言われていますからあるはずなんですが、今回、当初決定した補助決定額が最終決算の段階で相当数減額をされてこういったかたちになって説明をされたということは、過去の補助金行政の中で相当あるのか知りたいんですが。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
副町長。
○副町長(金田正樹) 補助金の精算の関係だと思いますけれども、事業費補助につきましては事業が遂行できなかったということもありまして、精算した例はあるかと思います。今、何件というかたちではお答えはできませんが、運営費補助につきましてはだいたい予定の交付申請どおりに交付しているという状況だと思います。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) 私は500万円もの補助金が3月か4月か5月かわかりませんが、分割なのか一括なのかで交付されているんだという認識をしておりました。したがって、その後の3月段階までツーリズム協会が3月まで予算を処理しきった段階までそのお金が動いているという判断をしていたものですから、その中で片やツーリズムで監査も終えているだろうしということも考えると、今回の決算書の中で八百何十万円が減額されて、どこかの方に戻っているのかなという認識をしていたんですが、全くそうではなくて、会計年度の中で適正に処理をされているようになっているものですから、どうしてもここが解せないものですから、こういうことというのはよくあるのかとお尋ねをしています。
○議長(加来良明) 原議員、今の質問の中で減額額が八百何十万円と言いましたが八十何万円と訂正させていただいて結構ですか。
○7番(原 紀夫) はい。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
副町長。
○副町長(金田正樹) 八十何万円の詳細につきましては明日提出させていただきますが、先ほど課長が説明をした中では、特に人件費の部分で有給休暇の話が出ました。ツーリズムの中ではある程度年休は認めていたんでしょうけれども、年休というかたちでお金を払っていたんでしょうけれども、うちの補助金の中ではそれは認めておりませんので、その辺については一度支出はしているんでしょうけれども、返還をしてもらったということです。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) 協会の事業というのは相当幅広くありますので、宿泊施設なり競技場がないからといって、そこに落ち込むのではなく、他の方に事業を広めていって何とか頑張ろうというようなことをやられているかについてはどうですか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 多岐に渡りましていろいろなスポーツ団体、バレーボール、サッカーもしくは他の種目に対していろいろなつてを使いながら清水町に合宿や大会誘致を図っているような営業活動をされております。
○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。
○7番(原 紀夫) 古い書類なのでよくわからないんですが、当初のスタートした段階では会員を増やしていくという計画があったはずなんですが、現在、このことで会員が増えているのかなと思っていたんですが、どうもこの中ではそのようなかたちが出てきていないんですが、この辺はどのようにされておられるんでしょうか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) それにつきましては、私どもも何度か協会の役員の方たちとお会いしまして、ぜひ会員増強をお願いしているところでありますが、なかなか会員増強につながっていかないという状況が現在も続いているところでございます。
○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
質疑ありませんか。
3番、北村光明議員。
○3番(北村光明) 設立された経緯については詳細に知らない部分もあるんですが、本来のNPO法人が設立されて目標とされてたことは、現在としてはその事業がある意味では到達しないにしても進行していると、目的が達せられつつあると認識されているんでしょうか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 達成度はあえて申し上げますが高くはございません。努力をしている段階でありまして、なかなかその努力が報われるような現実的には至らない状況が続いていると認識しております。
○議長(加来良明) 3番、北村光明議員。
○3番(北村光明) 当初から交流人口拡大ということでは、この事業を進めることによって清水町の経済的効果なり観光的な意味合いと言いますか、スポーツ振興が進められるべきものだと思うのですが、NPO法人ですから収支のめどを当初から立てていたんでしょうか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) あくまでも会員の協力によって収支ということについては、予算の中で事業が推進されるというふうに進めたというふうに考えております。
○議長(加来良明) 3番、北村光明議員。
○3番(北村光明) 先ほど原議員からもありましたが、こういった団体に対する町からの助成というのは、いわば報告を見てみますと人件費が主に支出の大勢を占めているかのように感じるんですが、そういった他の団体もあるんでしょうか。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
副町長。
○副町長(金田正樹) 他に人件費をメインにした団体があるかということでございますけれども、例えば社会福祉協議会やシルバー人材センター、町内会連協あたりがある程度人件費がメインとなった団体ではないかと思います。
○議長(加来良明) 3番、北村光明議員。
○3番(北村光明) そうしますと、今回は交流人口拡大支援事業ということで、町民の中でも話題になっているようですが、ある程度議会としての責任もあるのかなと思いますし、今後も他の事業も含めこの事業の推移も含めてしっかりとしていかなければならないのかなと思っています。もう少しお聞きしたいのは、事務局長をなさっていた方が今役員を外れたわけですよね。これだけの支出をしながらこの事業が達成できないという状況に対して、この法人としてどのような意思表示というか、責任感、町に対してのそういうものをもっていらっしゃるのでしょうか。お聞かせ願えればありがたいです。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 責任のあり方については、スポーツツーリズム協会さんは重々重く感じ受け取っていてくださっております。前任の高橋専務理事につきましては、役職は降りられましたが会員として残られておりまして、平成27年度以降の協会の活動にいろいろと自分の持っているものを使って協会の運営、推進に寄与していくという考え方で協働していくということでやっているようです。
協会としては、今後もやはり2年間の補助をいただいたという責任がまだまだ足りない部分もある中で、自分たちがなしうることをできるだけ努力してやろうという姿勢がありますので、今後とも見守っていただきたいと思います。
○議長(加来良明) 3番、北村光明議員。
○3番(北村光明) 前の事務局長が役員として残られるということですか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 役員は降りられましたが、一会員として残られているようです。
○議長(加来良明) 3番、北村光明議員。
○3番(北村光明) 一会員として残られているということは、それはそれとして受け止めたいと思います。法人としての今後の取り組み方、事務局長の活動の内容や人件費分のものというのは引き続きやるということですか。
○議長(加来良明) 事務局長ではなく専務理事という立場だと思いますが、それでよろしいですか。
○3番(北村光明) はい。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 人件費を今後は当たらないような状況で、本当に一ボランティアとして現杉村専務理事は活動していくように聞いております。
○議長(加来良明) 3番、北村光明議員。
○3番(北村光明) 500万円程度の助成は大きいのか小さいのかわかりませんし、簡単には言えないとは思いますけれども、ある意味では町に対して返済という責任が発生する事案ではないかと思います。もう少し言いますと、住民監査請求が起きた場合はあり得るような内容ではないかなと思いますが、いかがですか。認識をお伺いしたいと思います。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 補助金の使用につきましては、精査をしまして、交付要綱に則りまして支出しておりますので、監査請求が来た段階でもその範囲の中でやっているということでお答えしたいと思います。
○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。
6番、木村好孝議員。
○6番(木村好孝) 先ほどの質問とも関係があるんですが、補助金と人件費の関係で中身を見ていきますと、今までの団体の中でシルバーの例も出されましたけれども、普通は勤務条件が常勤であり、勤務内容が明確であり、勤務時間等がはっきりしているんだと思うんです。ですから、人件費に関わっても補助を認めていたという経過になるんだと思います。今回の場合は、先ほども奥秋議員も質問されていましたけれども、お答えの中では非常勤だと...(中断)
○議長(加来良明) 先ほどの答弁で常勤と直しています。
○6番(木村好孝) 日数ははっきりしているんですが、勤務時間、その他の雇用条件が明確になっていないという感じがしたんですが、その辺はどうでしょうか。
○議長(加来良明) 商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 今の件につきましては、常勤というかたちで出勤簿や勤務表の書類がこちらにございます。
○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
ここで、先ほど資料要求しております西山議員から求められている資料につきまして、明日の朝開会時に配付ということになると思いますけれども、その資料についてはそのときに質疑を受けますが、それに対する質疑を行いたいと思いますが、原議員も質疑ありますか。
○7番(原 紀夫) 資料を見てみないと即答しかねます。
○議長(加来良明) それでは、資料が出た段階で審査をしていきたいと思いますので、皆さんご了承をお願いいたします。
以上で、商工費の質疑を終わります。