北海道清水町議会

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平成27年第5回定例会(9月15日_日程第1_一般会計商工費追加)

○議長(加来良明)日程第1、認定第1号、平成26年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号、平成26年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、平成26年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号、平成26年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号、平成26年度清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号、平成26年度清水町集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号、平成26年度清水町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号、平成26年度清水町上水道事業会計決算の認定について、以上合計8件の各会計決算の認定についてを一括議題とし、昨日の議事を続けます。

 

○議長(加来良明) ここで、昨日西山議員から要求のありました交流人口拡大支援事業補助金に関する資料について、執行側から提出がありましたので、お手元に配付しております。

 配付資料の説明を求めます。

 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 昨日、西山議員から資料請求の要請がありました関係書類につきましてご説明をいたします。

 西山議員からの要望につきましては、平成26年度の実績報告にかかる審査経過がわかるような資料ということのご提示でございました。こちらで内容を勘案いたしまして、今回お手元に配付した資料をその該当資料として提出をいたします。

 表題は、平成26年度特定非営利活動法人清水町スポーツツーリズム協会の事業及び予算執行状況にかかる調査事項及び改善要求事項という表題の資料でございます。裏表で6頁にわたる量になっておりまして、項目も多岐に渡っておりますので、内容等はなかなか詳細に説明できませんが、概要説明をさせていただきます。

 このような資料を作成する経過でございますが、平成25年度のスポーツツーリズムの実績に関しまして、監査等からご指摘をいただいたものがございまして、それを私どもが事務処理を正確に行うという観点からこの書類をつくりまして、事務を円滑に進めるように配慮をいたしました。平成26年度につきましては、できるだけ早い時期からスポーツツーリズムの事務内容を把握したいという関係がありまして、昨年の9月18日頃に9月分までの書類を一度見せていただき、内容を確認してそれを返納しております。更に、12月までの書類を提出をお願いいたしまして、この表示にありますとおり、調査事項に該当する内容を書類をもとにこちらで内容を審査した結果をこの表のとおり載せております。その該当事項といたしましては、調査事項の番号にあります整数のものでございます。それを1月30日までにこちらで審査をいたしまして、その内容についてスポーツツーリズムに内容を報告いたしまして、その回答をいただいたのが2月20日でございます。それから、その結果を踏まえてスポーツツーリズムで更に事業を進めていたという関係がありまして、実績報告書の提出が4月30日でありました。全体的な事業が終了した結果をこちらに提出していただきましたので、再度12月までの資料と実績報告書にかかる部分を審査いたしました結果が、追加事項として残っているものでございます。それにつきましては、改善要求事項として改めてスポーツツーリズムの方に内容の改善要求とこちらで算定いたしました改善額を提示いたしまして5月8日にスポーツツーリズムの方に通知をしたところでございます。

 それに伴いまして、5月13日にスポーツツーリズムの役員の方々と協議をいたしまして、今回の結果として実績報告書様式2に決算書の収入のところに記載されている補助金の減額分84万4,735円が減額となったものでございます。

 さらに、この資料で最後の方に数字が79万4,026円と載っておりますが、これは減額した額と一致するものではございませんので、5月13日までに調整した額で紆余曲折があったということをご理解いただきまして、この数字と84万4,735円は同一ではないということでご理解を願いたいと思います。

 

○議長(加来良明) ただいま配付しました資料につきまして説明を受けましたけれども、西山議員質疑ありますか。

 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) 膨大な資料を出していただいてありがとうございます。

 この資料を見て、いかに団体がきちんと事務事業ができていないか。会計も見ると非常に合わなかったり、課長のやりくりが大変だったということがよくわかると思います。われわれもスポーツツーリズムのことをいつまでも言っているということは非常にまずいなということはよくわかっております。スタートの時点からこの事業は無理だということをはっきり言っているわけです。その中で無理に事業を始めて、これだけ課長から指摘をされ、何回言われても領収書が出てこなかったり、そういうことがたびたび行われるということが、いまだかつて補助金を出していてこんな団体は一度もないと思います。

 

○議長(加来良明) 西山議員、質疑をお願いします。

 

○12番(西山輝和) 見てもわかるように、あまりにも膨大な資料でまだ皆が読む時間がないと思いますが、25の追加の9のところ、8月、9月業務日報に17回あり、合宿施設計画事務の反省または資料提出を願います、いつ、どこで、誰としたか具体的に記載していますかということで、簡易結果はありますかということを指摘しているんですけれども、全然ない。

12月の業務日報に10回あり、次年度以降計画打ち合わせの成果または資料を提出願いますとなっていますが、ここは全然出ていないんですか。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 今の件につきましては、この説明資料には載せてございませんが、最終的には実績報告書の中で提出をいただいております。

 

○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) 32番、33番の4月17日、18日に総会懇親会の出席の必要性と書いてありますが、これは何の総会に出席しているかわかりますか。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) これは帯広北高校のサッカー部の総会でございます。サッカーにつきましては、スポーツツーリズムの根幹となる種目でありまして、十勝のサッカーをリードする帯広北高校のサッカー部の総会に招へいされて出席したということで聞いております。

 

○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) これを見ているときりがないというくらいいっぱい指摘があるんですが、ツーリズム協会でも監査はちゃんと行われているんですよね。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 法人でございますので、必ず監査は受けた後に実績報告書を提出されていると受け取っております。

 

○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) スポーツツーリズム事業はサッカーやバレーだけに限らず、いろいろな事業をやらなければならないとうたわれているんですけれども、昨日いただいた書類の中にも平成26年度の事業計画の中に合宿や関連施設の検証などがうたってあるんですが、合宿誘致の会合というのは町にも相談があって、会合はしたことはあるんですか。他のスポーツ団体とも連携して会議を持たれたことはあるんでしょうか。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 合宿所に関わります町との協議はございません。もう一つにつきまして、各関係団体との協議につきましては、報告書等には載せてございませんが、会の運営上必要とある場合にはされているというふうには想定をしております。

 

○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) やはり、会員募集にしても増強ということもうたわれていて、チラシを町内に出して会員募集はされなかったんでしょうか。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) その辺は私どもも憂慮しておりまして、会ともお話をし、ぜひ会員増強をということでいろいろとご提言申し上げましたが、結果としてそういうことはされておりません。

 

○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) 町長にお伺いします。今日、提出していただいた資料をご覧になって、どう思われますか。

 

○議長(加来良明) 町長。

 

○町長(高薄 渡) 実は私も初めて見たものですから、所見を述べるのは難しいと思います。丁重に担当課長が接触して、不足している部分を指摘し、役員の方にもお話をされているということでございますので、それしか今のところ感想は述べられません。

 

○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) スポーツツーリズムも最初はうまくいけばいいなと願っていたんですけれども、反対をした我々がスポーツツーリズムをかえって潰してしまったのではないかというご指摘もあります。批判した我々が会の運営をうまくいかせなかったのではないかという指摘もされています。でも、町民の大事な税金をこうやって使う中で、我々は一番心配して指摘していたことなので、そういうことではなく、やはりつくったものはちゃんと皆で協力をしなければということもありますけれども、できるものとできないものがあって、町民にもそれはまずいだろうとはっきり言われて、我々も中身を精査して考えてこうやってやっているわけですから、何もいつまでも言いたくはないんです。これだけ課長が苦労をしてこの団体にこれだけの指摘をし、一生懸命やってもらったのいうことは、本当に我々も頭が下がります。こういうだらしのない団体に...(中断)。

 

○議長(加来良明) 質疑をお願いします。

 

○12番(西山輝和) こういうことはこれから二度とないようにしっかりと精査をして取り組んでいただきたいと思います。

 これで私の質問を終わります。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 西山議員がおっしゃったことについては、私たちも重々重く受け止めております。担当でありました私どもの力不足というところも否めないところでございます。補助金の大切さというのは、重々私どもはわかりながらやっておりますが、何とかできなかったということで痛感の極みでございます。

 

○議長(加来良明) この資料に関して他に質疑があればお受けしたいと思います。

 質疑ありますか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。