北海道清水町議会

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平成27年第5回定例会(9月8日_日程第6)

○議長(加来良明) 日程第6、報告第2号、健全化判断比率の報告について、報告第3号、資金不足比率の報告について、以上2件を一括議題とします。

 提出者より提案理由の一括説明を求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) おはようございます。

 報告第2号、健全化判断比率の報告について及び報告第3号、資金不足比率の報告の2件につきまして、一括してご説明させていただきます。

 健全化判断比率及び資金不足比率は、いずれも地方公共団体の財政の健全化に関する法律、一般的には財政健全化法と言っておりますが、これに基づきまして、監査委員の審査を経て議会に報告させていただき、公表することが義務付けられているところであります。

 平成26年度の決算による各比率を報告するものでございます。

 健全化判断比率及び資金不足比率につきましては、それぞれ算定結果と合わせまして、説明資料を添付させていただいておりますので、簡単に説明をさせていただきます。

 最初に報告第2号、健全化判断比率についてご説明いたします。報告いたします健全化判断比率につきましては、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率と将来負担比率の4つの指標でございます。議案1頁の上段、1.健全化判断比率の状況(平成26年度決算)をご覧いただきたいと思います。この表につきましては、左側が本町の算定比率で、右側が法令に定められている早期健全化基準、財政再生基準となる比率でございます。財政の健全化といたしまして、早期健全化比率は黄色信号、財政再生基準につきましては赤信号と言われるものでございます。

 各比率の状況でございますが、中段2の実質赤字比率・連結赤字比率の状況(平成26年度決算)に記載のとおり、一般会計の収支が黒字か赤字を示す実質赤字収支比率につきましては、実質収支額178,658千円で黒字となってございます。一般会計の他、すべての特別会計の収支を足し合わせまして、町のトータルとしまして収支が黒字か赤字かを示す連結赤字比率につきましても実質収支額と資金剰余金の合計金額が318,111千円で黒字となってございます。

 1頁にまいります。

 3番目の実質公債費比率の状況(平成26年度決算)でございますが、ご承知のとおり、実質公債費比率は一般会計の標準的な年間収入が借金の返済にどの程度あてられたかを過去3か年平均で示す指標となってございます。算定結果といたしましては、平成24年度から平成26年度までの3か年平均で9.6%となったところであり、前年度決算値、算定値11.2%に対しまして、1.6%下がったところでございます。

 3頁にまいりまして、将来負担比率の状況(平成26年度決算)でございますが、将来負担比率は地方債の現在高などの一般会計が背負っている将来負担額、いわゆる借金が一般会計の標準的な年間収入に比べ、どの程度の大きさであるかを示す指標でございます。平成26年度の算定結果につきましては39.5%で、前年度算定値48.9%を9.4ポイント下回ったところでございます。

 続きまして報告第3号、資金不足比率の報告につきましてご説明させていただきます。

 議案の1頁、1.資金不足比率の状況(平成26年度決算)をご覧いただきたいと思います。

 資金不足比率は、公営企業会計における事業規模に対する資金不足の割合のことで、公営企業の経営状況を示す指標でございます。算定の対象となります上水道、簡易水道、公共下水道、集落排水の会計は、いずれも資金剰余金が生じ、資金不足は発生しておりませんので資金不足比率もございません。したがって、ハイフンで表示となってございます。

 以上、報告第2号及び報告第3号の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 私の説明の中で数値を誤ってご説明いたしましたので、訂正させていただきます。健全化判断化比率の2頁の2番目、実質赤字比率・連結赤字比率の状況の関係で、一般会計の剰余金につきまして間違ってご説明しましたので、正しい数値をお知らせいたします。そこに記載のとおり178,650千円の黒字となってございます。訂正させていただきます。よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) 報告事項ですが、質疑がありましたら許可します。

 質疑ありますか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) 報告第2号及び報告第3号は報告済みとします。