北海道清水町議会

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平成28年第2回定例会会議録(6月14日_日程第12)

○議長(加来良明) 日程第12、議案第51号、工事請負契約の締結について、議案第52号、工事請負契約の締結について、以上2件を一括議題とします。

 本案について、提案理由の一括説明を求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 議案第51号、議案第52号、2件の工事請負契約の締結につきまして、提案内容の説明をさせていただきます。

 初めに、議案第51号の工事請負契約の締結でございます。

 1、工事名は清水小学校水泳プール建設(建築主体)工事でございます。

 2、契約の方法につきましては、平成28年5月26日に3建設工事共同企業体によります公募型指名競争入札の結果、落札によるものでございます。指名業者につきましては、ナリタック・八木沼特定建設工事共同企業体、田村・紺野特定建設工事共同企業体、河井ローダー・永井特定建設工事共同企業体でございます。

 3、契約の金額は消費税を含めまして266,760,000円となってございます。

 契約の相手方は田村・紺野特定建設工事共同企業体。代表者につきましては、清水町南4条西4丁目11番地1、田村建設株式会社代表取締役 田村敏裕。構成員につきましては、清水町南3条8丁目1番地、紺野建設株式会社代表取締役 紺野 宏でございます。

 工期につきましては、契約の日から平成29年1月31日までを予定しております。なお、落札率につきましては、96.83%となってございます。

 続きまして、議案第52号についてご説明いたします。

 1、工事名につきましては、清水小学校水泳プール建設(機械設備)工事でございます。

 2、契約の方法につきましては、主体工事と同様に平成28年5月26日、3建設工事共同企業体によります公募型指名競争入札の結果、落札によるものでございます。指名業者につきましては、奥原・道東設備特定建設工事共同企業体、三洋・川端特定建設工事共同企業体、フジ・笹川特定建設工事共同企業体でございます。

 3、契約の金額につきましては、消費税を含みまして84,240,000円となってございます。契約の相手方につきましては、奥原・道東設備特定建設工事共同企業体でございます。代表者につきましては、帯広市西20条北1丁目3番30号、株式会社奥原商会代表取締役 奥原宏。構成員につきましては、清水町南3条西3丁目18番地、道東設備工業株式会社代表取締役 高橋智則でございます。

 工期につきましては、主体工事と同様、契約の日から平成29年1月31日を予定してございます。

 なお、落札率につきましては、97.44%となってございます。

 なお、本件にかかる工事概要ですが、建築面積といたしまして930.25㎡、鉄骨平屋造りのプールでございます。一般用プール25メートルが5コース、他に低学年用プールと幼児用プールを備えた建物となってございます。

 以上、議案第51号、議案第52号、2件につきまして提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 町民や子どもたちが待ちに待ったプールができるということは非常にいいことなんですが、3グループによる落札により、今回、代表者と構成員がこのように決定したのですが、現行のプールを以前見せてもらったこともございますが、プールの水が漏れるなどよく言われておりました。公営住宅を建てる際にも私はよく指摘をしているんですが、基礎工事をやる、型枠をやる資格もないということも含めて、全くそういうふうに手が及んでいない状況のなかで、今後、清水町の業者がやるわけですけれども、1年、2年ではなくて何十年も使わなければならないものなので、この辺の実行団体、工事を行っていく中でその辺の監督等についてはどのような形でやるのか、ちょっとお尋ねをさせていただきます。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 工事の管理委託につきましては、岡田設計に委託をして工事・監督を行っていくことにしております。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 公営住宅を含めて岡田設計さんにお願いしているようですけれども、ここはプールの建設等について幅広くやっている業者なのかはわかっているんでしょうか。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(菅野靖洋) 管内のプールの工事をしていると認識しております。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 当初予算から学校プールという位置付けで取り組んできました。その時の説明で、補助金などがあって学校プールですよと、その方が有利ですということで、私は記憶しているんですが、補助金は当初予定していたとおり決定しているのかをお伺いしたいのが1点。

 もし、それがなければ、私は社会教育施設でよかったのではないかと思います。管理は学校プールだから学校がすると思います。学校プールでありながら現実は社会教育課で面倒を見ているという場面も聞いております。運営管理の規則では責任者は学校長になっているのに、社会教育で管理しているという経過があります。新しく建て替えるわけですから、それらも先を見た上で位置付けしていくべきではないかと思うんですが、この3点について私が違った質問をしていればはっきり否定していただいて結構ですので、お答え願いたいと思います。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 補助金の部分につきましては、道教委を通じて文科省の補助の申請をさせていただいたところですけれども、結果としては地方債の対応ということで考えてございます。

 管理については学校で、現実的には社会教育ということでございますが、町民プールという利用もございますので、社会教育課が担っています。学校の授業等については支障なく行っているところでございます。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 1点目についてなんですが、補助事業をあてにしていてなくなったからという部分が現実問題として、議会で予算の協議をしていて、今言われた学校プールにしておく必要があるのかということなんです。その辺については、いかが捉えておられますか。

 

○議長(加来良明) 教育長。

 

○教育長(伊藤 登) 当初、補助事業でやりたいということで申請をしたところでありますが、ご案内のとおり文科省の補助金が今になって足りなくなり、予定していた事業ができないという状況も踏まえて検討した結果、どちらが有利かということで申請はしたんですけれども、社会体育施設として建設した場合も含めて検討させていただいて、文科省の学校プールの方が補助率もいいということで当初計画をしたところでありますが、昨今の補助金の厳しい状況の中で外されたということでありますので、その時点から社会体育施設として補助金の申請はできたかというと、そうでもないということでありましたので、代替として地方債で建設すると。ご存じのとおり水漏れ等しておりまして、喫緊を要することでありましたので、そういう形で事業を実施するという方針を立てまして、実施に向けて今回提案をさせていただいたところであります。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 先を見てという部分では疑問を感じますが、管理運営に関して、そういうふうになってくると矛盾しているんです。運営がどうなっていくのかはまだ見えない部分はありますが、その辺についても学校なら学校という部分で、要するに管理をあっちこっちということではなく、一体化すべきだろうというふうに思うんです。それは途中から社会教育施設にして、できないのかもわかりませんが、補助金はもらっていないのでネーミングはどうにでもなるのかなと思います。有利さということからいうと、どっちにしても地方債だと言っているんだから、補助金がもらえなかったらどっちでやっても同じではないかという思いがあって、管理運営に関して、主として使う側のところが管理運営すべきというふうに思いますが、改めて2点目の運営についてお聞きしたいと思います。

 

○議長(加来良明) 教育長。

 

○教育長(伊藤 登) 管理・運営につきましては、町民プールがあった時点では社会教育施設として、御影の学校プールも同じなんですが管理委託をしていたという部分であります。一応、社会体育施設としての位置付けも御影小学校プールの場合はあるということから、授業で使うということも含めて管理は学校ではなく社会教育で行っていたということが現状であります。今後の管理につきましても学校プールと言えども、社会体育施設としての利用も考えていますので、その辺の利用も含めまして1年間検討して統一した管理・運営体制にしていきたいと思っているところでもあります。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 今のプールの建設についてお伺いいたします。

 清水町として、何か特色あるものを盛り込まれるのかについてお聞きしたいと思います。例えば、オリンピックでは国産材を使うなどの特色がありますが、清水町として学校プールも兼ねて行うということもございますので、清水町の特色のあるものはどういった形で生かされるのかというものがありましたらお知らせいただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 施設の内容については、先ほど総務課長の方から若干お話をしてございますけれども、25メートルが5コース、幼児用プール、低学年プールを整備していくというような計画でございます。特徴的な部分は特にございませんけれども、幅広い年代の方に使っていただけるような施設ということで考えてございます。

 

○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第51号、工事請負契約の締結についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第52号、工事請負契約の締結についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。