平成28年第2回定例会会議録(6月14日_日程第4)
○議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。町長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。
町長。
○町長(高薄 渡) 第2回清水町議会定例会におきまして、行政報告を2件申し上げたいと思います。
最初に熊本地震に係る南阿蘇地域への支援についてでございます。
平成28年4月14 日以降に熊本県をはじめとする九州各地で、相次いで発生した大規模な地震により、多くの尊い人命が失われました。亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、負傷された方、避難生活を余儀なくされている方々に心よりお見舞いを申し上げます。
熊本県南阿蘇地域と西部十勝4町は、昭和51年から26年間に渡り「勤労青年国内研修」を実施し、その後も「少年少女国内研修」に発展する等、様々な相互交流を行ってまいりました。今回の地震により南阿蘇地域が大きな被害に見舞われたことから、4町共同で出来る限りの対応をしたいと考え、支援物資( 飲料水、インスタント食品、ブルーシート、土のう袋、衛生用品等)を積みこんだトラック2台と職員らによる輸送隊が、4月28日に本町を出発、フェリーと陸路を利用しながら4月30日に熊本県入りし、南阿蘇関係町村に物資を届け、5月3日の深夜に無事帰町いたしました。
支援に要した本町分の経費54万2千円につきましては、予備費から充用し対応したところです。
現在も余震や猛暑が続き、更には車中泊やテント生活等で困難な生活を強いられている方々が大勢おられるとは存じますが、一日も早く、復旧・復興されますことを心からお祈り申し上げます。
以上、熊本地震に係る南阿蘇地域への支援についての行政報告とします。
次に6月1日現在の農作物の生育状況等につきまして、ご報告申し上げます。
今春は、3月の好天により雪解けが進み、5月上旬には馬鈴薯等の植え付けも順調に終了いたしました。
しかし、4月中旬の強風により春まき小麦5ヘクタール、5月上旬に同じく強風によりてん菜の直播200ヘクタール移植40ヘクタールに被害がおよび、補植やまき直し作業が行われ、その内100ヘクタールについては、小豆やデントコーンなど他の作物に変更を余儀なくされるという被害が発生いたしました。
更に、度重なる強風により、牛舎7棟、育成舎1棟、格納庫2棟の屋根やシャッターが破損するなどの被害についても報告を受けております。
一方、デントコーンや豆類の播種作業につきましては、デントコーンは5月15日、大豆は5月16日、小豆は5月21日、菜豆類は5月28日にそれぞれ播種最盛期を迎える等、平年より2日から3日早いという進捗状況となっております。
主な作物の6月1日現在の生育状況は、てん菜は4日早めではありますが活着の良否で「並」、大豆は9日早く出芽の良否で「良」、牧草も3日早く「良」、秋まき小麦は7日早い「良」となっており、4月から5月の好天により順調な生育となっております。
以上、6月1日現在の農作物の生育状況等についての行政報告といたします。
なお、今後におきましでも、農業関係機関と連携のもと適正な管理作業などの指導に万全を期してまいりたいと考えております。
以上2件を行政報告とさせていただきます。
○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑があったら許可します。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
これで行政報告は終わりました。