北海道清水町議会

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平成28年第2回定例会会議録(6月21日_日程第1)

○議長(加来良明) 日程第1、議案第56号、平成28年度清水町一般会計補正予算(第2号)の設定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 議案第56号、平成28年度清水町一般会計補正予算(第2号)の設定について、ご説明を申し上げます。

 総額に3,666千円を追加し、それぞれの総額を7,991,493千円とするものです。

 歳入よりご説明を申し上げます。7頁をお開き願います。

 14款2項4目、土木費国庫補助金につきましては、橋梁長寿命化修繕事業にかかります補助金の交付決定により8,382千円を減額するものです。

 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算調整額として48千円を追加するものです。

 21款1項3目、土木債につきましては、橋梁長寿命化修繕事業にかかります補助金の減額並びに歳出事業費の増額に伴い、町債12,000千円を追加するものです。

 8頁にまいります。歳出の補正です。

 8款2項3目、道路新設改良費、13節50番、橋梁修繕詳細設計委託料につきましては、額確定により3,690千円を減額し、15節、工事請負費につきましては、橋梁工事にかかります積算基準が6月1日に改正されましたことから7,356千円を追加するものでございます。

 次に地方債の補正につきましてご説明いたします。

 3頁までお戻りを願います。

 第2表、地方債補正です。ただいま、歳入におきまして町債の説明をいたしましたが、橋梁長寿命化修繕料につきましては、過疎対策事業となっており、発行限度額を666,500千円から678,500千円に12,000千円引き上げをするものです。

 以上、一般会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 国の補助金が減額されるということについては、過日の議会でもプール関係についてもだめだったということがありました。当初予算を組んでいる段階では、上限を多くみて国の方へ要請しているということはないと思っておりまして、最低限町が考えている額に近いものが国の助成金として交付されるんだろうという予想を立てているのですが、今後、これ以外の部分についてもこの流れでいくと、いろいろな面で相当減額されていくのではないかという心配をしているのですが、担当課を含めてそういう心配はないのか、もしあるとすればこれからの予算執行について相当シビアに削れるものは削ると、止めるものは止めるという努力もしなければならないのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(菅野靖洋) 今の補助金の減額についてですが、申請段階では補助率が決まっていますので、その補助率で申請を上げています。今回は限度いっぱいで上げて、結果として国の方で減額されるという状況であります。事業につきましては、そのような状況になっております。

 

○議長(加来良明) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 今、補助金のこれからの見通しも含めてご質問をいただきました。現状でこれだけ下がるというのは、これほど下がるという予定はしていなかったということでございます。また、事業によっては道路は延長や変えるなど方法はあるんですけれども、橋は途中で止めるということにはなりませんので、地債を借りて完成をさせるということで運ぶところでございますが、今後、ますます補助については厳しくなっていくかと思います。そこら辺は一般財源の持ち出しをなるべく抑えるような事業の執行をしていかなければならないかと思っております。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 橋の関係で予想以上に減額されたので、ひょっとしたらこれも相当減るのではないかと予想される事業は今のところあるんでしょうか。

 

○議長(加来良明) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 今ここで何々事業とは申し上げられないんですが、例えば水道関係で事業施設の関係で石綿管を2本くらいやります。その辺の補助金も落ちてきております。石綿管の残りはあと8キロ残っているということと、重要施設を結ぶということで配水管の入れ替えをするんですが、そこら辺は補助金が落ちてきています。これについては年度を伸ばして、500メートルやるのを300メートルにするとか、そういうことで対応していきますが、いろいろな事業で想定されるかなとは思っております。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第56号、平成28年度清水町一般会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。