平成28年度予算審査特別委員会(3月14日_総務費①)
○委員長(中島里司) これより、第2款、総務費①の審査を行いますが、この款は数課にまたがりますので、分割して審査を行います。
先に、1項2目、会計管理費、54頁、5目、生活安全推進費、58頁・59頁、7目、住民活動推進費、64頁・65頁、8目、支所費、65頁・66頁、9目、公平委員会費、66頁、10目、固定資産評価審査委員会費、66頁・67頁、2項1目、税務総務費、71頁から73頁、3項1目、戸籍住民基本台帳費、73頁から75頁、6項1目、監査委員費、79頁・80頁を審査します。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。なお、発言をする際は挙手をし、「委員長」と呼び、発言の許可を求め、款などによる審査区分の最初の発言の際にだけ、職名を言っていただきますようお願いいたします。
町民生活課長。
○町民生活課長(中村富志男) 第2款、総務費の町民生活課関係につきましてご説明を申し上げます。
58頁から59頁をお開き願います。
1項5目の生活安全推進費につきましては、予算の構成、内容は昨年と大きな変更はありませんが、昨年から実施の廃屋解体撤去事業につきまして、本年度も引き続き3,000千円の計上をしているところでございます。
次に64頁から65頁をお開き願います。
1項7目の住民活動推進費につきましては、御影鉄南地域集会所の塗装の工事及び東地域集会所へのいす・テーブル等の備品購入が終わりましたことから、前年度と比べて2,242千円の減額となってございます。
次に73頁から75頁になります。
3項1目の戸籍住民基本台帳費につきましては、社会保障・税番号制度によりますマイナンバーカードが昨年10月の個別番号通知から開始されたところですが、このことにより個人番号カードの発行と事務交付金が2,542千円の減額となり、1目全体では前年度と比べ2,681千円の減額となっております。
以上、総務費にかかります町民生活課関係の説明とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司) 続きまして、税務課長。
○税務課長(菅野 隆) 私の方から、税務課に関わります歳出につきましてご説明を申し上げたいと思います。
71頁から73頁の2項1目、税務総務費につきましてご説明を申し上げたいと思います。
71頁をご覧いただきたいと思います。
目全体の前年対比は3,853千円の増となっております。その要因といたしましては、主に人件費による増と、72頁の中ほどをご覧いただきたいと思いますが、委託料の中の不動産鑑定評価業務等委託料2,214千円の部分が新規計上となっており、これらが増額の主な要因となっております。
この不動産鑑定評価業務等委託料につきましては、平成30年度に迎える固定資産の評価替えに向けての準備業務としまして、町内の標準宅地の適正な時価を調査するため専門業者に委託するものです。
以上、簡単ですけれども税務総務費の概要説明とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司) これから順次質疑に入ります。
第2款1項2目、会計管理費、54頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
髙橋委員。
○委員(髙橋政悦) すみません。間違えました。
○委員長(中島里司) 挙手の取り消しがありましたので、他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第2款1項5目、生活安全推進費、58頁・59頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
木村委員。
○委員(木村好孝) 廃屋解体撤去事業の補助金についてお伺いしたいことがあります。
今年度と同じ予算3,000千円という枠内なんですが、今年度の実績はどのくらいになっているのかお分かりでしたらお知らせ願います。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
町民生活課参事。
○町民生活課参事(高橋覚史) 当初予算については3,000千円で、500千円を限度として6か所を予定しておりましたが、現在8件の実績申請がございました。金額的には残り540千円、執行額は2,460千円で、エリア的には清水が6件、御影が2件となっております。
○委員長(中島里司) 木村委員。
○委員(木村好孝) そうすると、3,000千円の予算の中では申請がきちんとある方なので今年も3,000千円ということですよね。
もう1点だけお伺いしたいんですが、個人からの申請の場合はわかるんですが、町としてこの廃屋が危険だという判断の場合はどういうふうな対応がされているか、もしあればお伺いしたいと思います。
○委員長(中島里司) 町民生活課参事。
○町民生活課参事(高橋覚史) 対応ということですけれども、今回は防犯面、特に火災や災害、犯罪等を懸念される関係の事案について、条件を1から10、補助事業として実施しております。
その他には消防法の関係など、そういった形でこの事案以外には指導や面談をしている事案もありますので、そういった流れで平成27年から3か年については防犯面等についての補助を進めていきたいと考えております。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 同じ廃屋の解体の関係なんですけれども、まだそこまで運用はしていないと思うんですが、これが全国的にできた時には、例えば固定資産税が危険な部分については割り増しするというような。ただ、町はそこまで運用はしていないと思うんですけれども、すでに御影や清水においても危険だなと思われる建物というのは随分あると思います。これらに対しては現実的にどういう対応を今後されていくのか。また、把握をしているかどうかということをまずお聞かせください。
○委員長(中島里司) 町民生活課参事。
○町民生活課参事(高橋覚史) 把握については、以前にも100軒ほどありまして、その部分が幹線道路沿いということで、今回のこの補助事業については清水市街、御影市街のエリアに限って執行させていただいております。今回については住宅という形で限定させていただいておりますので、その他に例えば事業所跡などについての危険、窓が割れているなど、管理者はわかっているんですが、そういったところについては現在の法律の中で指導・面談をして、所有者の方に適正な管理をしていただくようにお願いをしているところです。
○委員長(中島里司) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 適正な指導をされているという形ですけれども、その適性な指導をした結果、改善されているんでしょうか、されていないんでしょうか。
○委員長(中島里司) 町民生活課参事。
○町民生活課参事(高橋覚史) 10件、20件と多くの事案はありませんけれども、清水市街でいけば1件、年1回か2回、所有者の方に「当面取り壊す予定はありますか」などを聞き、面談をしている事案がありますし、御影についてもそういった事案があり、パトロール等で事案を確認して、消防や支所等と協議をしながら、今、所有者と協議をして、「極力危険な建物については適正に管理をしていただきたい」ということで、お話をさせていただいております。
○委員長(中島里司) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) ということは、現実的に改善された、もしくは危険だなと思われるところは改善されたということはないと判断してよろしいでしょうか。持ち主は危険だと思っていても実際には手を加えていない、実際にはこのままになっているという案件もあるということで理解してよろしいでしょうか。
○委員長(中島里司) 町民生活課参事。
○町民生活課参事(高橋覚史) こういった事案を対応して、すぐにできないいろいろな事情があります。それから、相続の問題等である事案もありますので、それについてはお話を聞いていただいたということで、終わってはいないけれども進んでいる途中だということでうちの方は捉えております。
○委員長(中島里司) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) ちょっとしつこいようなんですけれども、ちょっとした地震やもしくは何かがあった時に周りに被害が被るという状況が数件見られている。たぶん、同じような認識をされている部分もあるかなと思うんですけれども、町としては積極的にそれに関与するというのは確かに法的に難しいのかなと思っているんですが、そうすると、例えば危険な建物と認定された上で固定資産税が上がるというシステムが確かあると思うんですが、それを実質導入するという考えはあるのかないのか、お聞かせ願いたいと思います。
○委員長(中島里司) 町民生活課参事。
○町民生活課参事(高橋覚史) 議員も廃屋解体撤去に補助しますというチラシを見られたかと思いますけれども、一番下の方に米印で「住宅解体撤去に伴い、固定資産税の軽減がなくなる場合があります。」ということで、その都度税務課の方と協議をさせていただいて、うちの方も税金の滞納がないというチェック項目がありますので、そういったことで関係者とお話をする場合もありますし、固定資産税の軽減措置、今書類はあれですけれども、200㎡以上の場合はそういった対象になるとか、条件というか軽減がなくなる場合があるので、そういったことも申請者に対して説明をしているところです。
○委員長(中島里司) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) ということは、まだそこまでいく案件はないと判断して今までやっていないということで理解する以上ほかならないんですけれども、要はそこまで一歩踏み込む予定はあるのかないのかお聞かせ願いたいと思います。そろそろ黙っていても動かないのであれば思い切ってやるべきものだと思っているんですけれども、いかがでしょうか。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
町民生活課長。
○町民生活課長(中村富志男) 議員が聞かれているのは事業者でしょうか。うちでやっているのは、個人の住宅の関係なんですけれども、工場や旅館ではうちで把握している部分もあります。そういう部分も今後やらなければならないというのは理解をしていますけれども、現段階では進んでいないのが実情です。
今後については、その方向でも進めていきたいというふうには考えております。
現状としては、参事が言ったとおり話をしており、税金が上がるなどの話もしております。危険であるので撤去をしてほしいという話もしていますけれども、そういう面で制裁ということではないですが、そういう形で進めていきたいという考えではおります。
現状では進んでおりません。
○委員長(中島里司) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 何回も申し訳ないんですけれども、たぶん、その仕組みづくりが必要だと思います。最近は、激しい風が吹いたり、天変地異などが想定されると、他の方の財産の損傷なども当然考えられる。法的にはやられ損なところもありますので、ぜひシステムとしてできるだけ早く運用していただきたいと思います。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
町民生活課長。
○町民生活課長(中村富志男) 議員の言うように、今後、そういう方向でできるだけ早く取り組めるよう、建設課等も関係してきますので、協議しながら進めていきたいと思います。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第2款1項7目、住民活動推進費、64頁・65頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
桜井委員。
○委員(桜井崇裕) 7目の中で町内会長農事組合長報償というのがございますが、農事組合に1名しかいなくても組合長報償というのは当たるんでしょうか。お伺いしたいと思います。
○委員長(中島里司) 町民生活課長補佐。
○町民生活課長補佐(川上 均) 1人というところは現在ありませんが、数が一桁のところにも支払っているところでございます。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 町内会の関係で、同じく質問いたします。
前に私も一般質問をさせていただいたんですけれども、町内会の構成というのが非常に少なくなってきているところも多くあって、活発化がなかなか今後望めないという状況の町内会組織があると思います。あくまでも自治会なので、自分たちがどうするこうするというのは、それぞれの町内会が決めなければならないんですけれども、方向としてこのまま何もせずに活動が停滞していく状況を見ていくのか、それとも担当として何かしらの手を加えた中で活性化できるような仕組みを考えているかどうかをお聞きしたいと思います。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
町民生活課参事。
○町民生活課参事(高橋覚史) 議員が言われる以前に一般質問をしていただきまして、その後11月中頃になりますけれども関係団体の町内会連絡協議会、御影地域づくりの役員さんと情報交換をさせていただきました。まだまだ、何年か前にも「ブロック別に連合会組織をつくりたいんだ」ということで、行政の方から提案をした経過がありますが、いろいろな事情がありまして、なかなか進んでいない状況です。そういった面についても今後は何回か話をさせていただいて、今後の町内会活動、自治体活動を進めていただけるような流れをつくっていきたいと考えています。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第2款1項8目、支所費、65頁・66頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第2款、1項9目、公平委員会費、66頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第2款1項10目、固定資産評価審査委員会費、66頁・67頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第2款2項1目、税務総務費、71頁から73頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 73頁の十勝市町村税滞納整理機構運営経費負担金について、昨年と比べて若干増えている部分と、これに対する増えた理由とどのようにここと連携されてやっているのか、詳細は言えないと思いますが、全体的な雰囲気でも教えていただければと思います。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
納税係長。
○納税係長(前田 真) 滞納整理機構の負担金ですが、算定方法というのが十勝で一律に決められております。均等割と実績割と件数割というのがございまして、均等割100千円、実績割100千円というのがあります。平成26年度、一昨年の実績に基づいて実績の5%というものが実績割としてカウントされます。平成26年度の滞納整理機構の徴収の実績が多かったために840千円になっているということでまずひとつご理解ください。
それと、機構との連携ですが、現在、清水町は7件の高額滞納者を滞納整理機構に引き継いでおります。もともと清水町役場でやっていて、それでもなかなか高額で難しい案件を引き継いでおりまして、滞納整理機構の方も頑張って徴収していただいて、だいたい引継ぎ案件の20%から30%くらいは徴収をしていただいているという感じです。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第2款3項1目、戸籍住民基本台帳費、73頁から75頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第2款6項1目、監査委員費、79頁・80頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで総務費のうち、会計管理費、生活安全推進費、住民活動推進費、支所費、公平委員会費、固定資産評価審査委員会費、税務総務費、戸籍住民基本台帳費、監査委員費の審査を終わります。