北海道清水町議会

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平成28年度予算審査特別委員会(3月14日_民生費)

○委員長(中島里司) これより、第3款、民生費、81頁から110頁の審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。 

 支所長。

 

○支所長(細田秀夫) 民生費のうち、御影支所が所管する世代間交流センター費についてご説明申し上げます。

 頁数は96頁から97頁でございます。

 前年対比1,289千円の減額となっておりますが、2階の学童プレイルームの床の改修工事が終了したことが主な要因となっております。

 以上、よろしくお願い申し上げます。

 

○委員長(中島里司) 子育て支援課長。

 

○子育て支援課長(真野 篤) 児童福祉費における主な概要についてご説明申し上げます。

 まず、児童福祉総務費の頁100頁から101頁でございますけれども、比較増減でいきますと、前年度に対しまして2,975千円の減額となっております。主には職員の人件費等の増減でございます。

 また、需用費では子育てファイル事業といたしまして、発達支援の増加、障害者の多様化による出産から就学前、小学校、中学校、高等学校、更には就労までの記録を目的に子育てファイルを作成し、母子手帳等の交付と合わせて世帯に配布するものでございます。

 また、印刷製本費では従来の子育てガイドブックの拡充はもとより、改めて新たに子育てガイドブックリーフレットを作成し、町の子育ての情報を提供し、子育てに優しい町との認知度のアップを求め、更には定住移住に促すものでございます。

備品購入費では、従来のチャイルドシート等の無料貸し付けをやっておりましたけれども、更なる子育て世帯の負担軽減を目的に、育児用のベビーカー、ベビーラックなどそういったものを新たに備えまして、チャイルドシートの更新等も行いながら、無料で従来どおり貸し付けを行うものでございます。また、チャイルドシート等は長期にわたってお貸しするものもあります。1年間ですけれども、戻ってきた部分に対してクリーニング等をやって、新たに希望する世帯に改めて貸すというようなことを計上させていただいております。

 それから、保育所運営費でございます。頁は102頁から105頁ですけれども、昨年に比べまして10,711千円ほどの減額となっております。主な要件といたしましては、3月末に閉所いたします熊牛保育所の運営費の減でございます。

また、委託料では、第1、第2にそれぞれ熊牛の地域から通われるお子さんが生まれます。それに伴いまして通所タクシーの委託を新たに2路線計上させていただいております。

また、施設管理におきましては、委託料といたしまして、第2保育所の温風ダクト内の清掃作業を予定しております。また、請負工事では、第1、第2の夏場における室温の高温対策といたしまして、特に体温調節の難しい乳幼児の健康管理を目的にエアコンの設置移設工事を予定しております。

 また、施設の老朽化に伴いまして、第2保育所の遊戯室の床の張り替えを実施するものでございます。

 主だった内容でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○委員長(中島里司) これから順次質疑に入ります。

 第3款1項1目、社会福祉総務費、81頁から83頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(中島里司) 次に、第3款1項2目、社会福祉施設費、83頁から85頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 奥秋委員。

 

○委員(奥秋康子) それでは、83頁の福祉館の管理人の報酬についてちょっとお尋ねをしたいと思います。

 管理人の業務内容というのは、どのようなことをされているのかをお尋ねしたいと思います。

 

○委員長(中島里司) 福祉係長。

 

○福祉係長(野々村徹) 福祉館の管理人の業務といたしましては、利用の申し込みを管理していただきまして、その利用の申し込みに合わせて鍵の開錠・施錠をしていただく。また、日常的に清掃ですとか、管内の維持管理に努めていただくというのが主だった業務となります。

 

○委員長(中島里司)  奥秋委員。

 

○委員(奥秋康子) 84頁の福祉館の管理業務委託料1,926千円がありますけれども、これは福祉館の管理人さんの報酬とプラスになるのかどうか。

 これはまた違いますか。

 

○委員長(中島里司)  福祉係長。

 

○福祉係長(野々村徹) 先ほどご質問がありました報酬につきましては、5館ございますけれども、北清水、人舞、羽帯、神居、上清水の福祉館の管理に関しましては、管理人の方を地域から推薦をいただきまして、個人の方へ管理を委託するという方式を取っております。ですから、こちらの方で報酬という形で予算を計上しております。

 その他の福祉館につきましては、地域に管理をお願いしておりますので、こちらの委託料ということで計上させていただいております。

 

○委員長(中島里司)  奥秋委員。

 

○委員(奥秋康子) 福祉館は今のところ全部でいくつあるんですか。

 

○委員長(中島里司)  福祉係長。

 

○福祉係長(野々村徹) 福祉館は合計で12館ございます。

 

○委員長(中島里司)  奥秋委員。

 

○委員(奥秋康子) そうしますと、あとの7館はこの1,926千円ということの地域から推薦された管理人に業務委託料を払っているということになるわけなんですけれども、その地域によって使用状況というものがあると思いますが、その使用状況の格差があるのか、ないのか。そういう中で、この管理委託料だけで適正なのかなというふうにも思いますけれども、使用状況というのはどうでしょうか。福祉館によって違いがあるのかどうか。

 

○委員長(中島里司)  福祉係長。

 

○福祉係長(野々村徹) それぞれの福祉館は地域におきまして、もちろん利用される方の人数ですとか、活動されている方の団体の数というのは異なってまいりますので、それぞれ管理される方の業務の量というのは当然変わってくるかと思いますが、予算につきましては個人の方に委託をさせていただく場合につきましても、地域にお願いをする場合につきましても月額20千円ということを基準に予算を計上しています。

 もう一言申し付けますと、管理業務の委託料につきましては、それぞれの福祉館で冬期間に除雪の作業がございます。こちらにつきましては福祉館の除雪面積の多いところ、小さいところというのがございますので、そこにつきましては福祉館に応じて多少の金額の差を付けた中で、地域の方に作業のお願いをしているというところでございます。

 

○委員長(中島里司)  奥秋委員。

 

○委員(奥秋康子) ひとつの福祉館に20千円ということなんですが、特に冬期間はしばれますので、使用頻度が多いところに対して一律の20千円というのはどんなものかなというふうにも思いますけれども、今後、もう少し適正な報酬というものを検討していただけるということにはならないでしょうか。

 

○委員長(中島里司)  保健福祉課長。

 

○保健福祉課長(細野博昭) 多い金額を払っていた時期もあったかと思いますけれども、行財政改革うんぬんということで減額をして皆さんにお願いをしているところでございます。たくさん出せればいいんでしょうけれども、管理していただいている方も使用者の一員であるので、ぜひ地域の皆さんで管理をしていただきたいということから、若干金額は少ないわけでございますけれども、ご協力いただいているというふうに思っております。

 また、利用の頻度はそれぞれの施設によって当然違ってきますけれども、それに応じて支払うということになりますと、毎月数字を動かさなければなりません。前年度実績や前月実績ということになりますので、そういった形ではなくて、年間このくらいでということでお願いをしているということが実態でございますし、今後も地域の皆さんで福祉館を守っていただきたいという思いからこのような形でお願いをしたいというふうに考えております。

 

○委員長(中島里司)  他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司)  質疑を終わります。

 

○委員長(中島里司)  次に、第3款1項3目、老人福祉費、85頁・86頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司)  質疑なしと認めます。

 

○委員長(中島里司)  次に、第3款1項4目、障害福祉費、86頁から89頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 先にお願いをしてありますので、挙手は速やかにお願いしたいと思います。 

北村委員。

 

○委員(北村光明) 87頁なんですけれども、請求審査業務ソフト賃借料というのは、どこに支払うものなんでしょうか。

 

○委員長(中島里司)  答弁を求めます。

 福祉係長。

 

○福祉係長(野々村徹) 支払先につきましては、ソフトの提供事業者にお支払いをするという部分でございます。平成27年度におきましても同様の賃貸契約をしておりまして、平成27年度におきましては株式会社ニックというところに支払いをしております。

 

○委員長(中島里司)  北村委員。

 

○委員(北村光明) このソフトを運用するにあたって、操作しているというか、使っているのは庁舎内にあるということで理解してよろしいでしょうか。

 

○委員長(中島里司)  福祉係長。

 

○福祉係長(野々村徹) おっしゃるとおり、福祉係の職員がこの機器を操作しております。

 

○委員長(中島里司)  他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司)  質疑を終わります。

 

○委員長(中島里司)  次に、第3款1項5目、在宅支援費、89頁から91頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 木村委員。

 

○委員(木村好孝) 91頁の高齢者のタクシー乗車券助成2,940千円について質問したいんですが、1点目は、今年度の予算が3,600千円で660千円の減になっているんですが、予算減は利用実績によるものとして理解してよろしいでしょうか。

 

○委員長(中島里司)  在宅支援係長。

 

○在宅支援係長(薩摩佳子) タクシーチケットの乗車券の関係なんですが、実績に基づいて上げているということです。

 

○委員長(中島里司)  木村委員。

 

○委員(木村好孝) この助成の要件として65歳以上の要支援と要介護認定者になっています。町民、特に高齢者の方々の中で、この要件に当てはまらないんですけれども、85歳とか90歳とか非常に高齢になっていて、日常的に利用をしたいという希望者も私の方の生活相談の要望では結構いらっしゃるんです。今後、そういうことへの対象拡大を考えていらっしゃらないかどうかをお伺いしたいと思います。

 

○委員長(中島里司)  答弁を求めます。

 保健福祉課長補佐。

 

○保健福祉課長補佐(青木光春) タクシー乗車券の助成ですけれども、これにつきましては当初から要介護認定、要するに要支援と要介護を受けた人を対象とするということで予算化させていただいたところであります。それ以外にももちろん高齢の方がいらっしゃいます。そういった方は私どもの方といたしましてはコミュニティバス等の活用をする中で、町内の移動等をしていただいた方がよろしいのではなかろうかというふうに考えて

おります。

 

○委員長(中島里司)  木村委員。

 

○委員(木村好孝) 例えば、拡大をしていくにしてもいっぺんに年齢を下げるということではなく、現実に膝に故障を持っているとか、バスの通路に合わないというような場合もあるわけですよね。そういう実態の相談に乗った上で判断をしていくということも可能ではないかなという感じはするんですが、今すぐやる、やらないではなくて、ご検討を願いたいなと思っています。

 

○委員長(中島里司)  答弁を求めます。

 保健福祉課長補佐。

 

○保健福祉課長補佐(青木光春) 先ほど申したとおり、要支援と要介護ということを対象に一定の線を引いた中で、この制度を使わしていただいたところです。いろいろな実態があろうかと思います。それについては、いろいろな声を聞いた中でもし必要があればということで、その中で判断をさせていたいただきたいと思います。

 

○委員長(中島里司)  他に質疑ありませんか。

 北村委員。

 

○委員(北村光明) 90頁なんですけれども、委託料ということでケアマネジメント支援システム保守委託料と、これも先ほどと同じようにソフトを運用する業者と運用する人の関わりがあると思うんですが、これも庁舎内にあって使っているということでよろしいでしょうか。

 

○委員長(中島里司)  在宅支援係長。

 

○在宅支援係長(薩摩佳子) 今の件についてお答えしたいと思います。

 事務所の中にありまして、その中で我々がこのマネジメントシステムを使用しています。

 

○委員長(中島里司)  北村委員。

 

○委員(北村光明) そうしますと、例えば介護予防ケアプラン作成も委託料ということになっていますよね。これも同じようなプラン作成のためのソフトを運用するのに委託料を払うということですか。

 

○委員長(中島里司)  在宅支援係長。

 

○在宅支援係長(薩摩佳子) 介護予防ケアプラン作成の委託料というのは、機械ではなく、プランを要支援の方に我々が立てているんですが、たくさんいらっしゃるということで他の事業所、居宅事業所さんの方にプランの方を委託している委託料の件です。

 

○委員長(中島里司)  北村委員。

 

○委員(北村光明) そうしますと、委託している事業体は何箇所くらいあって、もう一つはそういったものを個別、スタンドアローン的に動かしているのか。例えば、データをどこかで集約するとか、そういうことはあるんでしょうか。

 

○委員長(中島里司)  在宅支援係長。

 

○在宅支援係長(薩摩佳子) 今の件ですが、居宅事業所は日赤病院、せせらぎ荘、社会福祉協議会の3つあります。これは、その方の生活状況とか身体状況に合わせて、その人に必要なサービスのプランを立てています。そのプランを立てる委託ということで、機械には入力はしますが、それはそこそこでやっていますので、委託料というのはプランを立てるという委託料の部分だけで計上させていただいております。

 

○委員長(中島里司)  北村委員。

 

○委員(北村光明) だいたいわかりましたけれども、これから日赤や御影診療所にもあるということですので、そういう方のデータ取りということは、今後考えていらっしゃらないんでしょうか。トータル的に町民の健康データというか何と言っていいかわからないんですが、そういうお考えはありますでしょうか。

 

○委員長(中島里司)  保健福祉課長補佐。

 

○保健福祉課長補佐(青木光春) この委託料は、介護保険の要支援認定を受けた方のケアプランにつきましては、地域包括支援センターが介護保険上では策定するということになっております。ただ、その一部を民間といいますか、居宅介護支援事業所は先ほど言った3か所ですけれども、そちらの方に委託をして、要支援に該当された方のケアプランの作成を委託できるということになっておりまして、それの委託料でございます。

 この委託料の中で健康管理ということではなく、要するに介護サービスを受けるためのケアプランを作成する部分の委託料だということでございます。

 

○委員長(中島里司)  北村委員。

 

○委員(北村光明) そうしますと、必ずしもその委託を受けているところは自分のところで、例えばシステムが違うコンピュータを使って管理しているとか、そういうことと直結はしていないということですね。

 わかりました。

 

○委員長(中島里司)  答弁を求めます。

 保健福祉課長補佐。

 

○保健福祉課長補佐(青木光春) 直結はしておりません。

 

○委員長(中島里司)  北村委員。

 

○委員(北村光明) そうしますと、そこの事業所は自前で機械を購入しなければならない場合は購入するとか、手でやっている場合は用紙表と言いますか、そういうものでやっているだけで終わっているということですか。

 

○委員長(中島里司)  在宅支援係長。

 

○在宅支援係長(薩摩佳子) プランはそこの事業所で立てていますが、そのプランは私たちの包括の方で管理しなくてはいけませんので、紙ベースでいただいて、こちらで確認をしてお返しをするという方法を取っております。

 

○委員長(中島里司)  北村委員。

 

○委員(北村光明) そうしますと、今の段階としては、医療ベースとのつながりはシステム上ではないということで理解をしてよろしいですか。

 

○委員長(中島里司)  保健福祉課長補佐。

 

○保健福祉課長補佐(青木光春) そのとおりでございます。

 

○委員長(中島里司)  他に質疑ありませんか。

 安田委員。

 

○委員(安田 薫) 1点だけお聞きします。

 91頁の紙おむつ購入費助成は在宅の方だと思うんですが、何名分になりますか。

 

○委員長(中島里司)  答弁を求めます。

 在宅支援係長。

 

○在宅支援係長(薩摩佳子) 現在のところ30名を対象に考えております。

 

○委員長(中島里司)  他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司)  質疑を終わります。

 

○委員長(中島里司)  次に、第3款1項6目、老人福祉センター運営費、91頁から93頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司)  質疑なしと認めます。

 

○委員長(中島里司)  次に、第3款1項7目、保健福祉センター費、93頁から95頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司)  質疑なしと認めます。

 

○委員長(中島里司)  次に、第3款1項8目、世代間交流センター運営費、96頁・97頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司)  質疑なしと認めます。

 

○委員長(中島里司)  次に、第3款1項9目、国民年金事務費、97頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司)  質疑なしと認めます。

 

○委員長(中島里司)  次に、第3款1項10目、社会福祉医療費、97頁・98頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司)  質疑なしと認めます。

 

○委員長(中島里司)  次に、第3款1項11目、乳幼児等医療費、98頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司)  質疑なしと認めます。

 

○委員長(中島里司)  次に、第3款1項12目、臨時福祉給付金費、99頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司)  質疑なしと認めます。

 

○委員長(中島里司)  次に、第3款2項1目、児童福祉総務費、100頁・101頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司)  質疑なしと認めます。

 

○委員長(中島里司)  次に、第3款2項2目、保育所運営費、102頁から105頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 北村委員。

 

○委員(北村光明) 保育所の無料化に伴いまして入所者が増えているというお話を昨年の一般質問でさせていただきました。その後、保育所の増員といいますか、そういった確保については今年度新しく何か計画は予定されておりますでしょうか。

 

○委員長(中島里司)  答弁を求めます。

 子育て支援課長。

 

○子育て支援課長(真野 篤) 今の北村委員のお話でございますけれども、特に正職の退職に伴いまして新規採用等は行う予定で、今年は3人新規で採用させていただきますけれども、同じく退職する保育士も正職で2人ほどいますので、そういうような状況でございます。

 また、当然、各施設に正職、臨時職員での対応、代替職員における対応となっていますけれども、臨時職員の応募がなかなかなくて、継続的に募集をかけているというのが実情でございます。

 

○委員長(中島里司)  北村委員。

 

○委員(北村光明) トータル的に子育て支援が必要だと、清水町の人口対策と言いますか、定住する方を増やすことも含めて、そこら辺の評価を求められていると思います。また、熊牛の保育所が統合されていくということになりますと、よりいろいろな意味合いで入所者が増えるということを想定した対応をしなければならないかと思うんですが、そこら辺に現状のままでよろしいと認識されているんでしょうか。

 

○委員長(中島里司)  子育て支援課長。

 

○子育て支援課長(真野 篤) 私どもは第2子無料、それからそれぞれの家庭における母親の就労機会の取得によって、年度途中も含めて増えているというのが実情でございます。

 ただ、やはり1歳、2歳児の低年齢化という部分ではこれからも予想されます。更に支援を要するお子様の体制も十分今もやっているつもりでございますけれども、先ほど言いましたように臨時が足りない部分を代替で対応をしなくてはいけない。大事なお子様を預かっている以上、保護者の方の同じ職員にしっかりと見てもらいたいという思いも現場から伝わってきていますし、その旨の対応はこれからも十分やっていきたいと思いますが、先ほど言いましたように、引き続き人員の確保については募集をかけて、足りない手立ては補給したいと思っております。

 

○委員長(中島里司)  北村委員。

 

○委員(北村光明) 募集をかけているけれども、応募をされる方というかやっていただける方がいないということなのかなと聞いたんですが、ベテランの方が3名辞められて、新しい方が新規で3名ということであれば、現実的問題としては戦力が低下するというふうに思うんですが、そこら辺を補完的に何か手立ては考えていらっしゃるんでしょうか。

 

○委員長(中島里司)  副町長。

 

○副町長(金田正樹) 今、スタッフの関係でお話があったかと思います。課長の答弁でスタッフが少ないような言い方をしておりますけれども、そういうことは決してございません。定数に見合っただけの職員はきちんと配置しているつもりでございます。

それと、正職、臨時職員の区別の話がありましたが、臨時職員もすべて資格を持っている職員でございます。何らかの都合で通年で入れないということがありますけれども、そういうスタッフで対応をしております。

さらに、特別支援の関係につきましては、特に注意をして人を加算して進めております。

 

○委員長(中島里司)  北村委員。

 

○委員(北村光明) 重複的なことになるかもしれませんけれども、子育て支援というか、ひとり親のお母さんの育児に対する負担というか、精神的な負担も含めて今は広がっている状況でありますし、ぜひともそこら辺を現状や実態を把握した上で副町長の答弁は答弁として受け止めますが、町民のことを考え、今後の清水町のことを考えて善処していただきたいと思います。

 必要がないということであればそれはそれでいいですけれども。

 

○委員長(中島里司)  副町長。

 

○副町長(金田正樹) 貴重なご意見として承っておきます。

 

○委員長(中島里司)  他に質疑ありませんか。

 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 103頁の通所タクシーが10,000千円近く計上されていますが、これは現状何名なんでしょうか。

 

○委員長(中島里司)  児童保育係長。

 

○児童保育係長(奥田啓司) 委員の質問に対しまして、次年度予定しております児童数は、第1保育所においては15名、第2保育所においては19名、御影保育所においては3名というふうに予定をしております。

 

○委員長(中島里司)  原委員。

 

○委員(原 紀夫) 送迎に関する時間というのは結構いるので、相当早くに出てあちこち回って集めてくるということになると、結構長い時間かかるという理解でよろしいんでしょうか。

 

○委員長(中島里司)  児童保育係長。

 

○児童保育係長(奥田啓司) 現状としては、おおむね30分から45分ほど送迎に時間はいただいているところでございます。ただ、児童にも負担はかけられませんので、私どもの配慮も必要だというふうに思っています。

 

○委員長(中島里司)  原委員。

 

○委員(原 紀夫) 何年先までみているのかは定かではありませんが、この数というのはここ2、3年増えているのか、減っているのかということになると、今後を含めてどうなんでしょうか。

 

○委員長(中島里司)  児童保育係長。

 

○児童保育係長(奥田啓司) ただいま、原委員からありました質問でございますが、傾向的には児童数は横ばいでございます。ただ、農村部のお子様、いわゆるへき地の保育所を閉所しているお子様をお預かりしている状況でございまして、今後の児童数の状況も確認はしなければいけないんですが、傾向としては若干減る見込みで担当課としてはみております。

 

○委員長(中島里司)  他に質疑ありませんか。

 鈴木委員。

 

○委員(鈴木孝寿) ちょっとお尋ねをしたいんですけれども、本来、保育所のあり方というのは自宅でどうしてもみれない時に保育所に預ける。そして、お父さん、お母さんのどちらかがいる時は本来は自宅で。ただ、最近でいけば一時保育とかリフレッシュ保育というものがあって、現実的には時間から時間まで保育所に預けているという現状があって、それが本来の保育事業と若干精神としてずれてきているというふうに聞いたことがあります。これについて、保護者に対する何かの案内もしくはそういうことはされているんでしょうか。

 

○委員長(中島里司)  答弁を求めます。

 子育て支援課長。

 

○子育て支援課長(真野 篤) 今の鈴木委員のご回答でございますけれども、やはりそれぞれの家庭における環境の変化や経済的な変化の中で、やはり家庭のそれぞれの事情があろうかと思います。ただ、子どもさんを少なくてもおしめのとれるまでだとか、ある程度の時期までは家庭で、お母さんやお父さんの見守りの中ですくすく育っていくのが昔の子育ても含めてあったかと思うんですが、やはり今は、先ほど言いましたように家庭の経済状況等も含めて、私ども預かる側としましては入所説明における細部の説明をしながらご理解をいただき、逆に私どもの状況も説明しながら取り進めているというのが現状でございます。

 

○委員長(中島里司)  鈴木委員。

 

○委員(鈴木孝寿) 言いたいことは、要は何でもかんでも受けて、それが子育て支援には僕はつながらないと思います。たぶん、これがお父さん、お母さんと父親・母親学級というのをもうちょっと充実させた中で、本来の保育というのをちゃんと勉強させないと、何でもかんでも保育所に預ければいいという時代になってしまっていますから、そこについては難しいところだとは思うんですけれども、ぜひ入所前、もしくは入所してからも、現場では言える雰囲気ではないと思うんですが、何かにつけてそういう部分の啓蒙も必要かなと思いますがいかがでしょうか。

 

○委員長(中島里司)  子育て支援課長。

 

○子育て支援課長(真野 篤) 委員のおっしゃる部分もあるかと思います。先ほど言いましたように、現場の保育士も日頃から朝の声かけ、昼間の出来事等もしっかりと保護者の方に説明をしながら、それぞれコミュニケーションを取っている部分があります。保護者の説明ももちろん大事ですけれども、やはりあらゆる会、保護者会もありますし、いろいろな機会にそういった意見交換や保護者のニーズも把握しながら、今後もまた取り進めてまいりたいと思います。

 

○委員長(中島里司)  他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司)  質疑を終わります。

 

○委員長(中島里司)  次に、第3款2項3目、児童措置費、105頁・106頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司)  質疑なしと認めます。

 

○委員長(中島里司)  次に、第3款2項4目、きずな園運営費、106頁から108頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司)  質疑なしと認めます。

 

○委員長(中島里司)  次に、第3款2項5目、学童クラブ運営費、108頁から110頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 木村議員。

 

○委員(木村好孝) 1点だけ質問をいたします。

 108頁の地域おこし協力隊員の学童クラブ協力員の設置事業というのがありますけれども、他の協力隊員と違った資格、経験、その他の要件があるのかどうなのかを伺います。

 

○委員長(中島里司)  子育て支援課長。

 

○子育て支援課長(真野 篤) 昨年の6月から採用させていただいているものでございますけれども、特に学童の直接的な指導も含めて進めていただき、最終的には地域の方々のボランティアをいただきながら、過去カワウソ教室だとか放課後児童クラブといった部分の企画立案的な部分の検討的な部分も視野に入っておりますので、特に資格うんぬんという部分ではございません。

 

○委員長(中島里司)  他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司)  質疑を終わります。

 

○委員長(中島里司)  次に、第3款3項1目、災害救助費、110頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(中島里司)  質疑なしと認めます。

 

○委員長(中島里司)  これで民生費の審査を終わります。