平成28年度予算審査特別委員会(3月14日_衛生費)
○委員長(中島里司) これより第4款、衛生費、111頁から125頁の審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。
保健福祉課長。
○保健福祉課長(細野博昭) 4款、衛生費のうち保健福祉課の所管する予算のうち、特に説明が必要だと思われる部分について説明をさせていただきます。
予算書112頁をお願いいたします。
112頁の中段、13節及び15節に御影診療所リハビリ棟増築工事がございます。これについて説明をさせていただきます。
現在、御影診療所では60㎡の部屋を13名の定員で通所リハビリを実施しているところでございます。しかし、待機者が昨年末で15名、更に今後利用ニーズが高まるということから、御影診療所から町に対しましてリハビリ施設の建設要望があり、町が所有している施設であることから町費で建設をすることとして、今回、予算を計上したところでございます。
建設予定のリハビリ施設につきましては、現在の院長住宅を解体した跡地に総面積170㎡程度。内訳といたしまして、リハビリ室、相談室、台所、浴室、休憩スペースなどを予定しております。実施設計を経て平成28年度末までの工期とし、平成29年度からの運用開始を予定しているところでございます。
設計委託料、工事費の合計で52,955千円を計上したところでございます。
次に114頁をお願いいたします。
中段、13節、18節の健康管理システムについてご説明をいたします。
現在、町民の健康管理につきましては、各種検診の受診歴、予防注射の状況など、約4,000名の町民の方の履歴を紙ベース(台帳)により管理しているところでございますけれども、未受診者の検索あるいは受診勧奨、個人の履歴検索などに非常に時間を要しているという実態がございます。これらを解消するために個人の履歴データを全てデータ化することにより、また今後のデータにつきましてもデータ入力することにより各種健康管理事業への迅速な対応をするため、今般予算を計上させていただいたところでございます。
導入業務委託料及び備品購入費として、合計14,971千円を計上したところでございます。
続きまして117頁をお願いいたします。
上段、20節10番、妊婦健診助成費でございます。妊婦健診につきましては、現在14回の健康診査と6回の超音波検診の経費85千円を助成しているところでございますけれども、医師の診断によりまして超音波検査が6回以上必要な場合が出てくることがございます。その分が自己負担となっていることから、この経費について全額町費で助成をし、妊婦健診の検診料につきましては清水町の町民の方は無料で受けられるというふうに新規でするものでございます。
続きまして、同じ節の20番、不妊・不育症治療助成費でございます。不妊治療費につきましては、健康保険の対象外であることから治療費が500千円あるいは600千円になる場合がございます。従来、北海道と町で助成をしていたところでございますけれども、今般、北海道の助成額が増額になったことを受けまして、町からの助成額を従来の200千円から上限300千円まで増額いたしまして、これにより自己負担額がほぼなしで受けることができるようにするものでございます。
また、この項目の中に新規に男性の不妊治療の場合の助成費300千円及び不育症、育たないという不育でございます。不育症治療費助成といたしまして200千円を新たに計上したところでございます。
この2つの事業につきましては、人口ビジョン・総合戦略掲載の事業として計上したところでございます。
以上、4款、保健福祉課に関わる新規・拡充事業につきまして説明をさせていただきました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司) 町民生活課長。
○町民生活課長(中村富志男) 第4款、衛生費の町民生活課に関係しますことにつきまして、ご説明を申し上げます。
117頁をお開き願います。
はじめに、1項3目の環境衛生費全体につきましては、昨年度に対しまして11,830千円の増額となったところです。
次に、事業ごとで特に大きな変更がありました内容につきましてご説明を申し上げます。
118頁から119頁をお開き願います。
葬斎場管理につきましては、1号炉の主燃焼炉のセラミック全面張替え等や2号炉の主燃焼路の拡大のための改修工事費用などにより13,287千円の増額となっております。
次に119頁にあります墓地管理費につきましては、墓地樹木剪定等が終了しましたことから1,475千円の減額となっております。
同じく119頁から121頁までをご覧いただきたいと思います。
1項5目、公衆浴場管理費につきましては、工事請負費にて屋根塗装工事、給湯ポンプ等交換工事、トイレ便座改修工事を実施いたしますが、昨年度実施の自動制御設備機器更新工事等が終了いたしましたことから、2,043千円の減額、5目全体では3,828千円の減額となったところでございます。
次に121頁から122頁をお開き願います。
2項1目の清掃費につきましては、収入証紙ではある程度の在庫が必要なことから、印刷製本費が前年度に比べ増となっております。また、し尿処理事業におきましては、十勝環境複合事務組合への負担金が7,491千円の増となりますことから、1目、清掃費では前年度に比べ2,622千円の増額となっているところです。
次に、123頁から125頁をご覧願いたいと思います。
2項2目の清掃センター費につきましては、本年度におきましても最終処分場の残容量を鑑みながら、広域化に向けて延命を図り、必要最小限の修繕を行うものです。
工事請負費におきましては、排ガス処理設備改修工事、耐火物張替工事を実施しますが、前年度の大型工事が終了しましたことから45,415千円の減となりましたが、25年以上使用のホイールローダーを広域移行後も使用することから購入するなどするため、2目の清掃センター費全体では43,636千円の減額となったところでございます。
以上、衛生費にかかります町民生活課関係の説明とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
○委員長(中島里司) 次に、水道課長。
○水道課長(堀 秀徳) 水道課が所管いたします予算の主な変更場所についてご説明申し上げます。
119頁をお開きください。
1項4目、水道施設費でございますが、19節、負担金補助及び交付金の家庭用浄水器等購入補助金につきましては、平成28年4月1日より補助要綱の一部変更に伴いまして40千円の増となっております。
以上が主な変更箇所となっております。
ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司) これから順次質疑に入ります。
第4款1項1目、保健衛生総務費、111頁から113頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原委員。
○委員(原 紀夫) 112頁の御影診療所のリハビリ棟の建設関係について、若干お尋ねをさせていただきます。
リハビリ棟を増築するということについて反対するものではありませんが、今、説明を受けた中では、現在13名がいるんだと。待機しているのが15名いるということでありました。新たに増築をすると、その分リハビリを担当する理学療法士などを増員させて、しっかりとやるというようなことになっているのかどうか。この辺は全くわからないんですが、どういうことでしょうか。
○委員長(中島里司) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(細野博昭) 施設を増築することによりまして、待機者は15名ですけれども、週に1回あるいは2回といろいろなケースがあると思いますが、それらの人すべてに対して対応できるという見込みでございます。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) 現状のリハビリを担当している人を増員をせずにこの15人の待機者も中に入れてできるという情勢でしょうか。
○委員長(中島里司) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(細野博昭) 御影診療所におきましては、すでに専門のスタッフを増員しているところでございます。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) 本町と御影は住民の数からしても本町の方が多いという認識をしているんですが、本町において御影ではなくて日赤の診療所の関係の補助金でも相当いろいろ出ている中でありますけれども、町の状況を見た時に、これらに該当して病院へ通ったあと、リハビリが必要な患者さんが相当多くいて、その対応に困っているという話はないんでしょうか。
○委員長(中島里司) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(細野博昭) 現在のところ清水地区におきましては清水赤十字病院がその任を担っていただいておりますので、十分と言えるかどうか具体的な数字までは把握しておりませんけれども、日赤においてもその業務を拡大していくということで、主に清水地区の患者さんに対して対応していただけるものと思っております。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) 日赤病院は92床で大きな施設ですけれども、この中でリハビリをする際に何名くらい収容できるリハビリ室があるとか、そういうことについては認識をされているのかどうか。この辺はどうですか。
○委員長(中島里司) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(細野博昭) 申し訳ございません。具体的な数値は持ち合わせておりません。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) 御影の診療所に対して、今50,000千円近くの補助をして増築をすると。それを日赤病院が聞き及んで、「ぜひ、うちの日赤もリハビリ者を扱うために、現状では狭いからなんとか広げたい。増築ということも考えている」ということになったら、同じような対応をできますか。
○委員長(中島里司) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(細野博昭) 新たな診療科という形になるかと思いますので、日赤がどの程度利用があって、部屋が狭いのかどうかということも確認をしながら、日赤も空いている部分もあるかと思いますので、それらの活用計画も含めながら、日赤からそのような要望があれば対応をしていかなければならないというふうに考えております。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
北村委員。
○委員(北村光明) 私も御影のリハビリ病棟の増床についてお聞きしたいと思います。率直に申し上げて、日赤の助成問題では事務部長をお呼びして説明を受けるなど、かなり厳しい対応をしてきたのではないかというふうに思います。これを見るとどうも不公平という感じがします。ここら辺はどうですか。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
町長。
○町長(高薄 渡) そのように拝見されると思うんですけれども、実はそうではないんです。以前から赤十字病院を含めて他の医療機関も含めて、改築なり改修なり計画があるのであれば、あるいは新たに婦人科や耳鼻科を置くなどがあれば、そういったものもすべて含めて助成措置をしていきますよということを私の前の前の代からずっとなっておりまして、議会もそのことについてはご理解をいただいているところであります。
日赤さんとしましては数年前に広げているんですけれども、それは今の既存のままでやるということでございました。診療所も既存の中で広げてきたんです。院長個人が出してくれて、今はいいからということになったんです。ところが、先ほど増えてきたというのは、旭山学園のあさひ荘でやっていたんですが、本当はうまくないんですが鉄南側だけだったらいいですよということになって引き受けてくれたんです。ところが、それがやれないという状況になりました。それで診療所の方にということになったんですけれども、診療所はそこまで想定していなかったんですけれども、そうなりました。それで私も見てきたんですけれども、大変だなということになりました。院長の住宅も古いから何とかしてあげなければならないなと思っていたんですが、院長は「それは私がやるからリハビリの方だけ増築してもらいたいんだ。」ということになりました。そういうことで、なんら差をつけているわけではありませんので、日赤さんとはそういうことになっておりますので、ご理解いただければと思います。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) ここで日赤の助成問題をお話しするつもりはございませんけれども、実際問題としては、清水町における医療機関なり福祉施設の連携の中で物事を考えていかなければならないという状況に今日至っていると思います。これまであさひ荘などの福祉施設でやっていた介護の関係は去年制度が変わった中で給付がなくなったということが背景にあるのかなと思います。金が出なくなったらやらないというのは民間ですからあり得るかなと思いますけれども、そうしますと、そう簡単に当初町民の健康をどのように守っていくかという総合計画的なものは町として持っていなければなりませんし、どういったニーズがあるかということを把握しなければならないと私は思うんです。そういう中でこのことが検討されてきたのかどうなのかといいますと、総合計画にも載っていないのに唐突にポンと上がってきたと。一方、清水町の医療も含めて、日赤に関して言えば経営状況が3年くらい悪くなっている中で、年度末で努力した結果赤字が出たら補てんするよというような話だけでいっていて、抜本的な経営改革のために手を貸していないのではないかという思いを私は持っています。その辺でいくと、この辺の対応の差はいかがなものかなと思います。実際問題として、清水町の全体の構想ということで考えていく必要はないと思っているのでしょうか。施設はそういう要望があったら全部やるんですか。そこら辺をちょっと疑問に思うんですけれども、町長にお答えいただきたいと思います。
○委員長(中島里司) 町長。
○町長(高薄 渡) この件につきましても、医療の懇談会でずっと話をしてきたことなんですが、今後、基本に変わってきた状況の中で赤十字病院としましてはあくまでも赤十字本社というのが医療の元締めをしているわけでございまして、我々の中であまり口出しをすることができなかったということが事実でございます。しかし、今日に至って、地域と密着した医療体制、地域と密着した医療福祉体制、介護体制、在宅支援、訪問看護、訪問医療を含めてやっていかなければならないということに変わってきているわけであります。私どもといたしましても地域包括ケアシステムもありますので、それも含めて今後きちんとした医療の整備計画を各医療機関からもお聞きをして、その構想に乗れるように計画体制をつくらなければならないのではないかというふうに踏んでおります。そういう意味では、非常に今までは医療機関に頼っていたということがありまして、その辺を反省しながら次のステップにつないでいきたいとこのように思っています。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) 先ほどの課長の答弁で言いますと、町の施設だから町営で増築をするようなお話でしたけれども、町内にあるそういった施設の運営に関しまして、財産や土地などもありますけれども。どういったかたちでやるのが望ましいかということは町として考えるべきではないかと思うんですが、そこら辺は現場からそういう声があって、先生がやってくれると言ったから。それはないよりあった方がいいに決まっているわけです。それは誰も否定しないと思います。町として助成する優先順序がくるっているんじゃないでしょうかという認識なんですけれども、どうなんでしょうか。
○委員長(中島里司) 町長。
○町長(高薄 渡) 北村委員はご存知かご存知ないかわかりませんが、実はこれは御影村時代からの直営診療所で、合併して国保診療所としてずっと運営してきたわけです。医師も町が配置をして全部やってきたという経緯があります。今の医師も誘致してきたという準公立公的機関であります。それが、以前の院長が自分の方で独立して運営していきたいと。ただし、家主は町であるけれども、中身は公設民営なんです。これで来ているわけでありまして、これはやはり、御影地域の住民への健康や命を守ることについては必要不可欠な措置であります。ですから、町立病院と同じだったんですけれども、現在は公立で、建物が町、運営は民間ということになっているわけであります。したがって、赤十字病院や他の病院とは形態がちょっと違う。しかし、先ほども申しましたように、以前から申し上げますけれども、町内の医療機関がさまざまな要件で住民の健康を守るような施設をきちんと作ってくれるのであれば町として支援をしていくのは当然だというふうに押さえているところであります。ただ、計画にどうかということになりますと、医療機関の経営母体がそれぞれ違うわけでありますから、町が勝手に出て行くわけにはいきませんけれども、ただ、こういう体制で地域の命を守る、健康を守るというスタンスのもとに大きな構想は必要だということをこれから地域包括ケアシステムも含めて求められるだろうと思っておりますので、協議をしていきたいと思っております。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) 公設民営の施設であろうが、BFIであろうが町として必要なものに関しては助成するというのはあっていいと思うんですけれども、今日的に言うと本当にそこを優先的にやらなきゃならないものなのか。建物にしても公設の施設と民間の施設と合築状態でも可能なわけでして、そういった研究もされない中でいきなりそういうことをやるかなと言ったら、やるからお金を出しますよという約束でいいのかなというふうに思うんです。計画的には清水町全体としてどうするのかという議論が一切ない中でやっているんじゃないですか。
○委員長(中島里司) 町長。
○町長(高薄 渡) この件については、地域住民の願いなんです。診療所を充実してほしいというのは。私どもの一存でするのではなくて、次の医師もやはり委ねないとならない部分もあるし、町として要請活動を強めなければならないということもあります。これは、結論的に言うと自治体の中の一町立的なものであるということだけは認識として持っていなければならない。すべて運営してもらうのであれば民間として同じような形をとるわけでありますけれども、やはりそこで自主性を尊重しなければならない。しからば、数年前にあそこを改築いたしました。これは全て町で行っているわけです。ですから、これと同じような形を今回もとらせていただいているということだけはご理解いただければとこのように思うので、よろしくご理解いただきたいと思います。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) リハビリの問題は通所でやるのか通ってリハビリをするのか、在宅のままそういうことができるようにするのか。本人の選択の自由度も必要なわけでして、そのことを考えた時には在宅のリハビリということも考えていかなければならないというふうに思うんです。そういったことで考えると、今まであった施設がやらなくなったからということで荒井先生は地域のことを考えたらドクターの感覚としてはそれはやらざるを得ないかなと、自分がやらざるを得ないかなというふうに思ったんだと思うんです。そこら辺の思いをくみ取ったって言えばそうなんですけれども、それにしてはもうちょっと全体のことを考えるというか、同じように医療機関でドクターもいるわけですから、そこら辺のところの配慮が足りないんじゃないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○委員長(中島里司) 町長。
○町長(高薄 渡) 答えるわけにはいかないんですが、経過としては一番存じているので申し上げているんですけれども、いわゆるリハビリ施設が御影で整っていなかったというのが実情でございます。それで、地域住民に不便をかけないようにということで私どもとして、御影のお風呂がなくなったときに御影の鉄南地区の人たちを対象にお風呂を入れてもらえないだろうかというところからスタートしているんです。今度は送迎をやっていただいて、またお風呂に入るように範囲を広げてくれたわけです。その結果、デイケアの方もやっていただけないだろうかということになりまして、お願いをしてきたという経緯があります。今度はだんだん在宅や病院から出てきてリハビリをしなければならないという事態がだんだん増えてまいりました。そこで診療所としましてもこれは大切なことだということで、院長自ら前にあった部分を拡充し、さらに個人で出していただいてやってきたんですけれども、さらに増えてきたと。これからも増えるだろうということで相談がありまして、私どもといたしましても住民の希望に答えていかなければならない。これからの在宅も含めてそういうこともやっていかなければならないということから、それではリハビリの施設の増設に力を出していかなければならないんじゃないかということでスタートしたわけです。その際に、先ほどちょっと申し上げましたけれども、院長住宅はどうするかということになったんですけれども、院長は自分の住宅はつくるからリハビリ棟を住民のために、希望を呈するように考えてほしいということで、最低限の中で財政も考えていただいてしたという経過でございまして、決してすぐ端的に出たわけではないということだけはご理解いただきたいなと思います。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) 町長のお気持ちもわかりました。通所のリハビリ病棟が必要だということを否定するわけではありませんけれども、今日的には在宅でリハビリができるような体制を清水町としては御影地区だけではなく、全体として考えていかなければならない状況を差し置いてやるというところに私は納得できないので、もうちょっと今後とも考え方を変えていただきたいなと思います。
○委員長(中島里司) 町長。
○町長(高薄 渡) 先ほどもちょっと述べておりますけれども、今後、十分それも力を入れていかなければならないと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
西山委員。
○委員(西山輝和) 衛生費の113頁、15番、清水赤十字病院運営費補助金についてお聞きしたいいんですけれども、この間お話をして改善計画などは出てきているんでしょうか。
○委員長(中島里司) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(細野博昭) 先日お配りした資料の後に新たな資料は出てきておりません。
○委員長(中島里司) 西山委員。
○委員(西山輝和) 残念ですね。
日赤の本社もコンサルタントも在宅医療の強化だとか人件費の削減とうたっているにも関わらず、そういう場に経営努力というのが非常に欠けていると思うんですけれども、その中で補助金だけ出してあげるということは必要だとは思うんですが、もう少し努力があってもいいんじゃないかなと思うんです。
○委員長(中島里司) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(細野博昭) 確かに大きな額の補助金でございますので、その意見もごもっともかと思います。日赤も努力をしているのは皆さんご承知の通りだと思います。例えば、医師の確保にいたしましても、毎年一人ずつということで計画がありましたけれども、昨年は4月1日、8月1日ということで1年にお二人の医師を確保できたということは、皆さんで評価をしてあげなければならないということだと思います。ただ、医師が戻ってきたからといってすぐお客さんは戻って来ないという状況にございますし、内部の意識改革ですとか、さまざまな部分で経営努力をしているということも資料から見受けられます。
ただ、経営状況を考えた時に、まだまだ努力はしていただかなければならないということは、我々事務レベルでも担当者と会った時にはそういうようなお話もしておりますし、日赤側としても頑張るということで、今後一層町民の支援を受けているのだから、何とか応えられていけるようにしたいということで頑張っておりますし、当然頑張っていただけるものと信じて、我々は補助金を出していきたいというふうに考えております。
○委員長(中島里司) 西山委員。
○委員(西山輝和) こちらも努力をしてほしいとは思うんですけれども、やはり、せっかくお医者さんが見つかってもその結果が全然出てきていないという残念な結果が出ているわけですから、やはり3か月は仕方がないとは思うんです。3か月過ぎたら徐々に患者さんが増えてくるくらいの努力が足りないと思うんです。もう少し努力をしていただきたいなと思います。
○委員長(中島里司) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(細野博昭) 考え方を変えれば、病院が暇だということは町民は健康だという考え方もできないではない。これはちょっと、不穏当発言というか、不適切な発言と捉えるかもしれないですけれども、人口が少しずつ減っていく中で、医療機関の数は変わらないわけですから、担当課長としてこの発言は何を言っているのかと怒られるかもしれませんけれども、そういう見方もしてもいいのではないかなと。ただ、数字だけ見ますと、なかなか従来の形に戻っていないということもございますので、繰り返しになりますけれども、一層の努力を求めていきたいというふうに思います。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) 次に、第4款1項2目、保健予防費、113頁から117頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第4款1項3目、環境衛生費、117頁から119頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第4款1項4目、水道施設費、119頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第4款1項5目、公衆浴場管理費、119頁から121頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第4款2項1目、清掃費、121頁・122頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第4款2項2目、清掃センター費、123頁から125頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、衛生費の審査を終わります。