北海道清水町議会

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平成28年度予算審査特別委員会(3月15日_商工費)

○委員長(中島里司) これより、第7款、商工費、148頁から153頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 7款、商工費、1項、商工費、1目、商工振興費及び2目、観光費、148頁から151頁までについてご説明を申し上げます。

商工費総額は107,841千円であり、前年対比10,583千円の増額となっております。このうち、商工観光課所管分につきましては、人件費を除き148頁、1目、商工振興費の商工振興事業73,994千円。149頁にございます地域活性化事業9,567千円及び2目、観光費、149頁から150頁にございます観光振興事業23,965千円。151頁にございます北海道日本ハムファイターズ応援大使活用事業9,600千円となっており、合計額は108,486千円となっており、前年対比22,879千円の増となっております。

 主な増減につきましてご説明をいたします。

 まず148頁、1目、商工振興費の商工振興事業については、商工会補助金(商工会分)121千円の減となっております。中小企業近代化資金利子補給等補助金は500千円の減となっております。商工業活性化店舗開店等支援事業補助金は582千円の減となっております。地域活性化生活応援商品券事業補助金につきましては1,884千円の増となっております。

 続きまして149頁の地域活性化事業につきましては、企業立地促進促進補助金589千円の減。起業・雇用促進補助金3,600千円の増となっております。

 続きまして、同じく149頁から150頁にかけてございます、2目、観光費の観光振興事業については、地域おこし協力隊員4名分の共済費、賃金、委託料、使用料及び賃借料10,976千円の増。観光協会補助金3,000千円の増。情報発信拠点整備検討・実践事業補助金3,311千円の増となっております。

 続きまして151頁、応援大使活用事業につきましては、平成28年の1年間応援大使2名の活用を各種事業を開催しながら、本町を広く宣伝する新事業として960千円を計上しております。

 次に事業ごとの歳出につきましてご説明を申し上げます。

 まず、148頁からでございますが、商工振興費商工振興事業の8節、報償費、10番、地域住宅リフォーム・太陽光発電システム導入奨励金につきましては、平成25年7月から制度を開始し、本年3月31日を持って制度が終了する予定でありましたが、清水町人口ビジョン・総合戦略の事業として継続することとなりましたので5,000千円を計上しています。

 続きまして、19節36番、清水町商工業活性化店舗開店等支援事業補助金におきましては、対象区域を清水地区は公共下水道認可計画区域まで、御影地区は御影集落排水処理計画区域までに拡大し、新規分土地取得及び新築に対する2,000千円と継続分の家賃2軒217千円、計2,217千円を計上しております。

 同じく19節38番、地域活性化生活応援商品券事業補助金につきましては、商工会の商品券販売事業における事務手数料を現行3%から1%に引き下げることによって生じる事業運営経費等に係るものとして7,270千円を計上しております。

 以上、1目、商工振興費商工振興事業についてのご説明といたします。

 失礼いたしました。1点訂正をさせていただきます。

 前段の説明の中で151頁の日本ハムファイターズ応援大使の活用事業の総額を9,600千円と申しましたが960千円の誤りでございます。訂正いたします。

 続きまして、149頁、商工振興費地域活性化事業の歳出についてご説明申し上げます。

 19節30番、企業立地促進補助金につきましては、継続1社の固定資産税分1,176千円と雇用分720千円及び新規1社の雇用分720千円、計2,616千円を計上しております。

 同じく19節31番、起業・雇用促進補助金につきましては、継続2社の雇用分3,100千円及び新規1社の設備投資分1,000千円と雇用分2,600千円、計6,700千円を計上しております。

 続きまして、2目、観光費、149頁の下段から150頁までの観光振興事業の歳出についてご説明を申し上げます。

 地域おこし協力隊(観光・移住推進員)に係る4節、共済費、7節、賃金、13節、委託料、14節、使用料及び賃借料につきましては、平成28年は協力隊員4名体制といたしまして、移住・定住促進の他、情報発信拠点整備に向けた観光推進員にも活用を図るため、計14,249千円を計上しております。

 続きまして、19節30番、清水町観光協会補助金6,190千円の主な内訳についてご説明申し上げます。まず、今回この予算の中に盛り込んでございますのは、新規事業といたしまして商店街の観光マップ作成、それからハーモニープラザ線路側に看板を設置いたしましたので、その看板の終了後に差し替える看板の差し替え代とそれから道産子プラザ、東京有楽町でのマーケティングサポートの催事事業、札幌オータムフェスティバル8丁目ふるさと広場の出店にかかる経費、7月に行われます新幹線開業イベントへの出展事業、観光協会事務局がハーモニープラザに移転する関係もございまして、その維持管理費、その他継続的な負担金、主催事業でありますやきもの市及び元気まつりの経費、あとは広告・宣伝費等を計上している内容でございます。

 同じく19節35番、情報発信拠点整備検討・実践事業補助金につきましては、清水町観光協会の機能をハーモニープラザに移転するため、事務用品、物産販売及びイベント用備品の購入並びに電話工事等に係る経費3,311千円を計上しております。

 以上、2目、観光費観光事業にかかるご説明といたします。

 終わりに2目、観光費、新たな事業として取り組むものでございますが、151頁、北海道日本ハムファイターズ応援大使活用事業の歳出について説明を申し上げます。昨年11月に2名の応援大使の決定を受け、平成28年の1年間応援大使を活用した地域活性化事業の推進に向け、平成27年12月議会にて議決をいただきました補正予算により、一部事業を執行し、更に平成28年度において町民参加を持って実施する事業に関わるものとして960千円を計上しております。主な実施予定の事業といたしましては、応援大使トークショー、なまらうまいっしょグランプリを5月13日から15日にドーム球場のイベント会場で行われます。観戦応援ツアー、ベースボールアカデミー(野球教室)を予定してございます。

 以上、7款、商工費の商工観光課所管分にかかる歳出の説明といたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○委員長(中島里司) 建設課長。

○建設課長(菅野靖洋) 商工費における建設課で計上いたしました関連予算の中で特に説明を要する点につきましてご説明いたします。

 152頁をお開きください。

 3目、観光施設費、15節、工事請負費の12番、日勝展望台擁壁補修工事1,200千円につきましては、日勝峠第一展望台の擁壁コンクリートが経年劣化等によるひび割れ箇所が発見されましたので補修工事を実施するものです。

 以上、建設課に関わる予算の説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いいたします。

○委員長(中島里司) これから、順次質疑に入ります。

 第7款1項1目、商工振興費、148頁・149頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。

○委員長(中島里司) 次に、第7款1項2目、観光費、149頁から151頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 髙橋委員。

○委員(髙橋政悦) 詳しく教えてほしいんですけれども、150頁の下段、情報発信拠点整備検討・実践事業補助金は説明によると観光協会がハーモニープラザに移るためのものだと聞きましたけれども、実際観光協会の組織というのはハーモニープラザに常駐することになるのか。どんな体制で事業を行うのか、その辺を教えていただきたいと思います。

○委員長(中島里司) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 現在観光協会の事務に携わっているのは商工観光課の職員でございます。ハーモニープラザに私ども職員が事務局として移りまして、観光振興にいろいろと携わるということで、そこを拠点にしていろいろな施策を会員とともに講じていくような内容になってございます。

○委員長(中島里司) 髙橋委員。

○委員(髙橋政悦) 地域おこし協力隊が増員になって配置されるということなんですけれども、一つだけ去年と比べると住宅借上料が昨年に比べて10倍になっている理由というのを教えていただきたいと思います。

○委員長(中島里司) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 基本的には、公共的な施設、いままでは教員住宅の空き状況によって借りていたということもございますが、教員住宅につきましては先生の異動によって充足が不可能な場合もあるということで民間の住宅を借りるというような形で、更には人数も増えたということで額が増額になっております。

○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。

 原委員。

○委員(原 紀夫) 商工関係に町として力を入れてやるということについて、場所を移し替えて専門的にやるということですから、非常に理想的なことになるのかなという気がしますが、ハーモニープラザに移動する職員は何名なんでしょうか。

○委員長(中島里司) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 基本的には商工観光課職員が事務局に全員あたってございますので、当初から行く者とひと月くらいおいてから行く者と分かれておりまして、基本的には全員がハーモニープラザに移るような予定で事務を考えております。

○委員長(中島里司) 原委員。

○委員(原 紀夫) 入ってすぐに管理人さんがいるような場所がありましたけれども、場所的にどこなのかなと。そんなに広いスペースがあるところがあるのかという気がするんですが、場所はどこに移動するんでしょうか。

○委員長(中島里司) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) まさしく、玄関を入って正面のパーテーションで区切ってあって奥が見えない部屋になっております。過去には生活情報センターなどがございましたが、そこの部屋を使うことになります。面積的にはさほど大きくありませんが、入れる事務機を工夫いたしまして、職員が入りましてそこで事務を執行するような形を考えております。

○委員長(中島里司) 原委員。

○委員(原 紀夫) 随分極端に考えたなという気がちょっとするんですけれども、管内の情勢を見て、例えば観光に力を入れようということで本庁舎から別のところに移して専門的にやっているというところがあるんでしょうか。

○委員長(中島里司) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 直近で情報が見えましたのは中札内村が今の道の駅の中に事務局を移すというふうになっております。委員のお気づきの点で多いのではないかというようなお気づきだと思うんですが、今回は前にもお話をしたかと思うんですが、情報発信の拠点をハーモニープラザと千年の森とで、2つ合わせながら連携をしてやっていくということで、人員のローテーションを考えるということで、そこ2つが常駐することによって人員が効率的な配置を考えていきたいということで、そこに拠点を移すという考えでございます。

○委員長(中島里司) 原委員。

○委員(原 紀夫) 拠点を駅のすぐ横ということで、場所的に駅を中心にして町が栄えていった時代であれば、非常に集客力があって、そこに人がドーンと集まるという気がするんだけれども、なかなかそうではないなという気がしているんです。それで、この間も一部出ていましたが、駅前の一番目立つところに何十年もやった旅館がある。あの旅館が営業されていて、泊まれるという形ならいいんだけれども、へき地も含めて、スタンドがあった場所も含めて、火が消えたような状態になっているところへ観光課をドンと持っていって、果たして効果があるのかなと私は疑問があるのと、前も言ってありましたが、駅の中に鳥観図的なものがありますよね。あれをひっそりと中に入れて、どうしてああいうことをするのかなと前にも言ったんですが、例えば牛玉ステーキ丼と書いてありますよね。あの中に3年連続優勝したとかバーンとイメージ的に書いてあれば「おおそうか。食べていくか。」となるけれども、そういうところの努力が全く足りない。極端に言って申し訳ないですけれども、そういうことを考えてやらないと、なかなか観光客といっても駅前の火が消えたみたいなところで本当に大丈夫なのかなと。かえって役場の前の文化センターの方が国道にも近いしという感覚でいるんだけれども、あそこに移した一番の利点は何だと思っているんでしょうか。

○委員長(中島里司) 商工観光課参事。

○商工観光課参事(當瀬一夫) 今回の情報発信拠点整備検討・実践事業というのは、基本的には町内に横断的な、これは昨年作成いたしました清水町観光再生ビジョンの中で部会を設置することになっていました。このビジョンは情報発信拠点の設置、そこから道の駅の登録を志しましょうというところを示したビジョンでございますが、その中の部会について、今考えているのは町内の横断的な商工課、企画課、農林課を束ねて、それと一番実益的に関係があると思われる観光協会、商工会といった方々を含めて部会を設置したいと。これについては、私よりもっと若い係長級で、商工会とかも全てそうなんですが、群雄割拠で横断的に検討・実践事業を進めていこうと。ひとつには設置場所の検討、それから運営主体の検討。これは道の駅などを視野に入れますので、こういうことを検討しながら特産品の販売を実践していきましょうと。それで検討・実践事業という形にしています。その検討の中には、38号線沿いにするか、ルート274沿い、この両方に季節的にアンケートなり設置できるような簡易なものを設備して、それで今の拠点としてある観光情報の案内所が駅横のハーモニープラザにありますよ。あるいは千年の森でもそういった機能がありますよというようなことを2年間検討・実践していこうということであります。

 それで、できれば3年目にはこの部会を改組して、それらの知見が高まったところで、更に実際のできれば法人格をもつ観光物産協会を視野に入れながら事を進めていきましょうということで、決して俗人的にならず、今後、当町の観光を末永く広げていける。牛玉ステーキ丼は民間の有志の中で原先生も一緒に動いていただきましたが、ああいう形の中で取り組んで3連覇を取ったもの。それから、牛とろ丼についても商品ポテンシャルが非常に高いという形の中で、全国的にも認知度が高まっているというようなことで、食と特産品、これをまず当面の突破口として、これによって全体の町内の観光振興をしていこうと。レベルを引っ張り上げていこうというような事業になっています。原委員がご指摘の場所についての選定は、昨年策定しました観光再生ビジョンというのが、今言ったビジョンの大枠ですが、昨年、清水町人口ビジョン・総合戦略という中で、町に人の流れをつくるというようなことで、十勝千年の森における取り組みが重要視されております。

 もう1点は、4項目目なんですが、安心して生活しやすいまちづくりとともに、広域連携を推進するということで、ハーモニープラザにおける取り組みというのもあげさせていただいておりまして、皆さまにもご了解いただいたと思っているところです。これは先に言った観光再生ビジョンともリンクしますけれども、既存施設の有効活用というようなところに重きを置きました。そういうようなことで、とにかく打って出て、この観光を引っ張り上げたいと。観光によってうちのまちを活性化させていきたいという思いでございます。

○委員長(中島里司) 原委員。

○委員(原 紀夫) わかりました。

 役場から位置を変えて駅前のハーモニープラザに移るのはわかりました。

 それで、国道あちこちから清水町の商工観光関係は一手に引き受けている場所はここだよというような場所の明示というか、そちらへ誘導するような形もある程度そうなると必要な部分も出てくるのではないかという気がするんですが、案として今いろいろなことを考えているのかどうか。駅前に相当目立つようなものをボンと表示するとか、国道からの誘導をどうするかとか、いろいろそういう面については何か考えていることはあるんでしょうか。

○委員長(中島里司) 商工観光課参事。

○商工観光課参事(當瀬一夫) 今ご指摘の点でございますが、まずは駅という部分での掲示ということになりますと、すでに取り組みが始められておりますが、ハーモニープラザのJR側に今は日本ハムの応援事業で大きな看板を付けさせていただきました。これがまた時を変えて割と簡単に、骨組みもくっついていますから張り替えて観光発信拠点というような、あるいはうちのまちの観光をPRのような掲示とか、こんなことができるかなというふうに思っています。

 もう一つはルート38、ルート274沿いの、あるいは観光協会の方々のお店が張り付いている部分もありますので、そういうところに割と集客力の高いところを狙ってサテライトの観光パンフの設置のゲージなどを置いて、ハーモニープラザで観光案内ができますよという話をして、食だけに限らずハーモニープラザではうちのまちの体験的な取り組みをやられているところ、あるいは日常生活の生き様というか、町民の方々がいろいろスポーツも含めて毎月チラシで出していただいているようなアリーナ通信なども配置しながら、うちの町は面白いんだよと。良いものがたくさんあるよというようなことでPRしていきたいと考えております。

○委員長(中島里司) 原委員。

○委員(原 紀夫) 三丁目広場がありますが、前は駅の横のシャッターが下りているところ、先ほど問題提起をしましたけれども、火が消えたようになっていますよね。ある程度観光客が来て、商工会でいろいろと聞いてみようと思って来たときに、すぐ横に店があって清水の新鮮な野菜がドーンとあるとか、そういう形というのはかえって望ましいのではないかという気がするんですが、今の場所よりもこちらの方がいいようなイメージが、昔始めた時も非常に盛況だったということがあって、そういうことを含めて場所を変えたらどうかという提案をしているんだけれども、そんなことは考えたことがあるのか、ないのかをお聞かせください。

○委員長(中島里司) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) まさしく三丁目広場さんとは、私どもが連携をしてまちのPRということで頑張っていただいているような事業体でございます。その中で今私どもが進めようとしている部分の中でどう組み込んでいけるか、それとも共同でできるかということは今後の課題としては思ってございますが、今のところ今の形態を変えてすぐに駅前にまた来てくださいというような状況は生まれていないということで、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。

○委員長(中島里司) 原委員。

○委員(原 紀夫) 先ほど言った、あれは駅の施設ですけれども、シャッターが年中下りていますよね。見づらいですよね。あそこに例えば清水の名産品をでーんと借りて、全部陳列することはどうなんでしょうか。

○委員長(中島里司) 町長。

○町長(高薄 渡) 私の方から経過だけお話ししようと思います。

 跨線橋のエレベーターに関わりまして、先般、釧路支社長が減両の関係で釧路支社から普通列車を3両から2両にするというお話で説明に来た折に私の方からこういうことで観光の部分がそこに入って少し明るくしてまいりたいというお話をした中で、エレベーターが無理だという状況の中で取り組める方法としては人的に荷物を運んであげられるような人が設置できないかどうか、可能かどうか。もしできなければ町の方で嘱託かまたは何かの方法で協力隊の隊員も含めて考えられることもありますということから、あの駅舎を少しきれいにしたいと思うんですけれども、お金はどうでしょうかということになりました。駅舎と跨線橋を飾ることができないかどうかと申し入れました。それから、元キヨスクがあった部分を物産のウインドーを設置して、そこを貸していただけるかどうか。もうひとつは、その前に入っていた三丁目広場の場所がまだ保線の人が休憩する場所になっているんですが、それをずっと使うのかどうか。もし使わないのであれば何らかの方法で貸していただける方法を取れないかということもお話しさせていただいております。その件については、先般、日ハム大使の激励会に私が行きまして、その時にたまたまテーブルにJRの社長がおりまして、エレベーターのことについてもかねがね要請しているんだけれども新幹線だとかさまざまな問題点があるものですから、非常に言いづらいんですけれども、この席でありますがちょっとお話ししておきますといったら、「このことについては聞いています。釧路支社から駅舎のことだとか、キヨスクのところなども聞いています。今、協議しておりますので時間はかかるかもしれませんけれども、何らかの回答をしていきたい。」お互いにまちとJR清水駅との連携協調をしっかりとしていくことによって、あそこの周りがきれいになってきて、特急が停まった時に入れ違いするところなものですから、看板も担当の吉田係長も一緒でしたから写した写真を見せまして、「こんな素晴らしいものを作ってくれたんですか」というようなこともお話ししながら、なんとか皆で協力していきたいなという話はさせていただきました。そういうことで、横については一応お話はしているということでございますので、ご理解いただきたいと思います。

○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。

 北村委員。

○委員(北村光明) 情報発信拠点整備事業のお話を伺ったんですが、清水町における観光資源をどう生かしてこれから産業を創出していくかということで、私も一般質問をさせていただきましたけれども、縷々お話いただいた中での5%でもお話しいただければ多少は自分の気持ちも変わったかなと思うので、非常に残念に思っています。

 1点お尋ねしたいのは、これを進めるにあたって観光協会なり商工会とお話をされていますけれども、どういった状況の受け止め方をされているのかだけ、町側の認識を伺いたいと思います。

○委員長(中島里司) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 観光協会及び商工会との協議は私どもが進めていくというか、お互いがお互いの前に進む清水町の優位性をそこで発信するということで理解をしていただいているというふうには認識しております。今ここでこういう方向の活動がなければ今までどおり、あまり外からお客様に知られないような状況が、今と同じような状況が続くのではないかという危機感を持ちつつあります。観光のビジョンができたということも発信の私たちの意思を固めた内容になっております。そういう様なビジョンに持つポテンシャルというのか、方向性の転換を観光協会並びに商工会も理解をしていただいているというふうに私どもは考えて、今のような考え方で事業を展開する考えでございます。

○委員長(中島里司) 北村委員。

○委員(北村光明) お話を伺ったところでおおむね私も賛成でありまして、以前から情報センターがなくなった後、あそこに観光協会が入ったらいいなという思いを抱いていたんですけれども、現実問題として今回の情報発信の整備の中で観光協会の位置というか窓口はどこに行くんでしょうか。特にはありませんか。

○委員長(中島里司) 答弁を求めます。

商工観光課長。 

○商工観光課長(高金信昭) 観光協会の事務を一括司どる場所がハーモニープラザの1階の場所になると。そこで私ども事務局並びに観光協会もしくは商工会の方たちとも連携をしながら、あの中で私どもが同居をさせていただきまして事業を展開していくという形でございます。

○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。

 安田委員。

○委員(安田 薫) 1点だけ。

 僕、去年何回かスタンド跡の草刈りのことを言ったんですけれども、去年ですとフキが結構大きな葉っぱになるまで置いてありました。それで、やきもの市の前には何とか刈りたいということだったんですが、今年はもっと早めに処理する考えはありますか。

○委員長(中島里司) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 日石の関係の会社が所有者でございます。そこに連絡をいたしまして整備の方をお願いしているという形でございます。そこの会社につきましては、シルバー人材センターや大心に委託をして草刈り等を行っているんですが、タイミング的にこちらとしてはできるだけ早く、お客様の目につくところなのでというようなお話はしているところでございます。

○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 私も一般質問をした関係なのでちょっとご質問を何点かしたいと思います。負担金補助金及び交付金の清水町観光協会の補助金がおおよそ倍になって、その使い方につきましては先ほど説明をいただきました。一般質問でもしましたけれども、観光マップとかその他にチラシをつくる予定があったかなと思いますが、これらについては何かのイベントの際に、行った時に手に実案がなければ何もやることはなくなってしまうのであれですけれども、この中で、例えばWEBをしっかりと活用してくださいというお話をさせていただきましたが、それらの経費が計上されていないような気がしたんですけれども、その辺はどうなっていますでしょうか。

○委員長(中島里司) 観光振興係長。

○観光振興係長(吉田寛臣) WEBの経費については既存のままで、観光協会がやっているままなんですけれども、今回、予算を付けましたのが今まで観光のマップと観光ガイドはあったんですが、なかなか移住の協議会で移住促進フェアとか行くと清水町を紹介するものが無くて観光パンフを見せたりしていたんですが、今回、2、3年前につくった清水スロウというのがありまして、これは清水町の歴史やアイスホッケー、文化、特産品とか詳しく書いてある物がありまして、今度はこれに清水町の歴史や文化も足して観光情報と一緒に移住の関係もこれを使って宣伝していこうと思っております。この経費に今回新規に510千円かけております。

○委員長(中島里司) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) それは了解いたしました。

 もう一つ聞きたいのは、ハーモニープラザ内の1階のところの電話とか、その形状はどちらになるんでしょうか。電話もしくはネット回線等々こちらに入っているのかだけ確認します。

○委員長(中島里司) 観光振興係長。

○観光振興係長(吉田寛臣) 電話の設置などは全て観光協会の方で管理します。インターネットの回線も観光協会が設置して管理します。ハーモニープラザ内でも皆さんが利用できるようにWi-Fiを設置します。

○委員長(中島里司) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 商工観光の仕事をそこでするのに観光協会の経費を使うのは逆にいいのか悪いのか。同じ財布だからいいんでしょうけれども、住み分けをする必要はないにしてもそこは商工観光課として入っていく状態の中で、どっちが先かはあれですけれども、観光協会に乗っているという形がいいのか悪いのかがちょっとわからないんですが、そこら辺の整理はどういうふうになるんでしょうか。

○委員長(中島里司) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 鈴木委員がおっしゃるどちらが先かということなんですが、私どもがあそこに入る名目は観光協会の事務局として入るというのが前提で、あそこの施設が使えるということになっております。ただし、私どもは事務局員でもありますが商工会との連携もしなければならないということで、あそこの施設の利用ということは商工会との連携業務もしっかりしなければならないということで、経費の部分については案分という部分があってしかるかと思うんですが、メインは観光協会の事務、それに付随して商工会の事務もある。同列な部分もあるかと思うんですが、その辺の内容は連携しているということでご理解いただきたいと思います。

○委員長(中島里司) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) わかりました。

 それがもし、観光協会に関係のない商工会員もしくはそのような人から見ればなかなか相談しづらいような状況にならないように、その辺の住み分けはたぶん何らかの形でなることになると思うので、ぜひやっていただきたいと思います。

 最後に日ハムは今年1年なんでしょうけれども、この前一般質問でも聞きましたが、これはどういうふうに生かしていくか。全体の中で観光とどういうふうにタイアップしていくか、この前も聞いたんですがもしもう一回整理されているんでしたらお聞きしたいと思います。

○委員長(中島里司) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 応援大使につきましては、日本ハムというネームバリューを生かして、その名称がつくということで宣伝効果は高いというふうに思っております。その宣伝効果を使いながら事業を展開していくということで、いろいろなニュースソース、それから町民へのアピールが可能だと思いますので、それが活性化につながる。個人に対する、野球に対する思いも大きくなっていったり、日ハムを応援したいという気持ちが醸成されたり、それによっていろいろな効果が生まれるというふうに考えております。

○委員長(中島里司) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) ぜひ、つなげるように頑張っていただきたいのと、私は常に先日の一般質問からWEB対策は後々の財産になると思います。清水町に来る方は、牛玉ステーキ丼を食べに来る方はすでにわかってて来るんです。黙って駅に来る人なんて基本誰もいないと思うんです。もちろんそういう人を増やしていかなければならないなと思っていますので、パンフはイベントの時に必要ですけれども、町内に来る人は町内でご飯を食べる人は絶対に何があるだろうと思ってパンフを見る人はいない。最初から牛玉ステーキ丼を食べに来るんです。今のところはそういうことなんですが、後々それが使えるようにしていただきたいなというところと、最後に観光協会の先ほどの一番最初に戻りますけれども、約倍額になって今度は、昨年もやっておりました8丁目広場とか、道産子プラザが今回初でしたので、これについては当面継続していかなければならないとは思うんですが、今の段階で複数年にわたってやるという考えがあるかどうかだけお聞きして終わりたいと思います。

○委員長(中島里司) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 道産子プラザで行われるマーケティングサポート催事事業が今年2月に私と参事で現地を確認してまいりました。ちょうどバレンタインデーの前くらいの週に行きまして、かなり盛況でありました。そこでサポート催事ということでこちらが提案したいものを短い期間ではありますが、販売実践をしていくことになります。効果的な販売が促進されれば継続的なものにつながっていくということで、効果がある事業の場所だというふうに思っていますので、町内にも本当にいいものがたくさんありますので、このサポート催事を使うなり、テスト販売を使うなりして直接道産子プラザで扱っていただけるような方策は、今後継続して考えていきたいと思います。

○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。

 佐藤委員。

○委員(佐藤幸一) ちょっと心配なんですが、今回の日本ハムファイターズの応援大使活用事業ということが予算に出ていますが、私も北海道に日本ハムが来て応援しております。家族全部で応援しています。そこで心配なんですが、当初からハムの事業については地元に昔の竹岸ハム、今のプリマハムが存在している関係上、こういった大きな事業として清水町がこぞって日本ハムを応援することについて、最初から来ているプリマハムとの関係性は考えていますか。

○委員長(中島里司) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) ご心配ありがとうございます。これを決定した11月に私と當瀬参事でプリマハムさんに伺いまして、こういうことで応援大使を受けて清水町の活性化のためにいろいろと事業をさせていただきますというお話をしてまいりました。その際、総務課長さんだったんですが、町を活性化する事業であれば私どもは何ら考えるところがないので一生懸命やってほしいというようなことは承っています。

○委員長(中島里司) 佐藤委員。

○委員(佐藤幸一) だいぶ前からプリマハムさんは清水町においでいただいて、清水町にだいぶ貢献をしていただいております。そういったことでちょっと心配をしていましたから、そういう話があるのでありましたらよくわかりました。

○委員長(中島里司) 答弁は何かありますか。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) やはり気を使わなければならないことが多々ございます。こちらで気づかないところもございます。できるだけ皆さまに日本ハムの良さをアピールしながら、でも清水にはプリマハムさんがあるということも忘れず、事業を実施したいと考えております。

○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。

 西山委員。

○委員(西山輝和) 情報発信拠点をハーモニープラザに移すということですので、よろしいんですが、シーニックバイウェイの関係もあって、どうせハーモニープラザに移るんでしたら、自転車を貸し出して清水町の観光拠点を回れるようなサイクルルートを考えてやったらいいんじゃないかと思うんですけれども、どうですか。

○委員長(中島里司) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 情報発信拠点の整備を考えるところにありましては、いろいろな要素を、これから本町ができるものを考えていかなければならないというふうに思います。今、委員からご提案いただいたものもひとつのアイテムとして考えなければならないと思いますので、今後組織されます検討委員会の中でどういうことが実施できるかということを含めながら検討してまいりたいと思います。

○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中島里司) 質疑を終わります。

○委員長(中島里司) 次に、第7款1項3目、観光施設費、151頁・152頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。

○委員長(中島里司) 次に、第7款1項4目、消費経済費、152頁・153頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。

○委員長(中島里司) これで、商工費の審査を終わります。