平成28年度予算審査特別委員会(3月16日_教育費)
○委員長(中島里司) これより、第10款、教育費、173頁から228頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。
学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 学校教育課が所管しております新年度予算につきまして、特に説明を要する点について説明させていただきます。
まず、10款は幼稚園費も含めますが教育費全体では1,306,386千円で、一般会計に占める割合としまして16.6%となっております。その中の学校教育課に関わる予算は934,967千円で、前年度と比較しまして107,522千円の減となっております。
それでは、主な増減理由についてご説明させていただきます。
予算書の175頁をお開きください。
1項、教育総務費の中の2目、教育振興費は前年度対比3,068千円の増となっております。内訳としましては教育振興事業におきまして英語指導助手の交代がありますので、それに伴う普通旅費の増と178頁の中ほどのコンピュータ教育事業につきましては、前年度より8,774千円減となっております。その主な理由としましては、23節、北海道市町村備荒資金組合償還金(学校パソコン分)につきまして、中学校分の償還が終了したため、大幅な減となっております。
なお、中学校パソコン更新につきましては平成29年度更新に向け、ICT機器の効果的活用について、清水町教育研究所で検討いただくこととしているところでございます。
179頁の就学支援事業としまして、奨学金貸付金10,000千円を計上しております。行財政改革により貸付凍結しておりました奨学金につきまして清水町総合戦略施策のひとつとして再開するもので、大学等を卒業され、本町に戻り、農業後継者、商工業後継者及び医療従事者に加えまして、介護福祉士等に就かれ、5年以上在住することにより償還免除をすることとしており、人口減少対策としてその効果を期待しているところでございます。
また、同頁の高校振興事業でございますが、清水高校振興会補助金につきまして、総合学科間口維持のための従来の補助金2,000千円に加えて、総合学科である清水高校の魅力を更にアピールするため、広報看板設置をするために1,300千円を追加するものでございます。
次に2項、小学校費につきまして説明します。181頁をお開きください。
1目、小学校管理費ですが、前年対比で484,256千円の増額となっております。御影小学校開校100周年を迎えられることとなりましたので、報償費を含まさせていただいているところですが、主な理由としましては186頁の小学校施設改修整備事業として、町民水泳プールの老朽化により小学校プールとして建て替えようとするものです。学校施設とはなりますが、学校施設開放として多くの町民の方々にご利用いただけるようにしてまいりたいと考えているところでございます。
なお、この事業につきましては、予算に関する資料の16頁の主要事業施策シートに記載されているところでございます。
また、清水小学校の窓改修として55,000千円を計上しております。2年前に大規模改修工事を終えているところでございますけれども、より気密性を高め暖房効率を上げるため二重窓にすることにより、子どもたちの教育環境改善をしようとするものでございます。
さらに清水小学校の野球場バックネットにつきましても経年劣化により危険性がありますので、ネットの全面改修を行うため1,988千円を計上しております。
次に中学校費に移ります。中学校管理費は前年度と比較し601,139千円の減額となっております。
主な理由といたしましては、清水中学校の大規模改修が完了しまして、620,000千円の減となったところでございます。
191頁をお開きください。
2目、スクールバス管理費でございますが、2,733千円の減額となりました。新年度におきましても本年度と同様に中型バス1台の更新を計画しておりまして、修繕料を含めて諸経費の改善が図られるものと考えております。
なお、この事業につきましても予算に関する資料の17頁の主要事業施策シートに記載されているところでございます。
最後に223頁まで恐れ入りますが飛んでいただきまして、学校給食管理費でございます。前年度と比較しまして3,126千円の増額となっております。
主な理由としましては227頁をお開きください。給食センター施設維持管理事業の15節、工事請負費におきまして、厨房の冷房設備を設置し、調理環境を整えるとともに、アレルギーのお子さんの対応を充実するため施設の一部を区切り、専用の調理室として整備をいたしたいと考えております。異物混入など、児童生徒の皆さんや関係者の皆さんには大変ご心配やご迷惑をおかけいたしておりますけれども、調理環境を整え、今後とも施設の衛生管理に努めるとともに、地元食材の活用と食育の取り組みを更に進めてまいりたいと思います。
以上、簡単ではございますけれども学校教育課に関わる予算についてのご説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○委員長(中島里司) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) 自らの健康管理が悪く、先週の金曜日は議会を欠席いたしまして申し訳ございませんでした。今日、予算委員会で出席させていただきました。よろしくお願いをいたします。
社会教育課に関わりましては196頁の5目、社会教育費、それから216頁の6項、保健体育費の2項でございます。この部分の新規事業につきましてご説明を申し上げます。
202頁をお開き願います。
5項、社会教育費、3目、文化会館費の文化会館施設管理の13節、委託料、26番、設備等点検調査委託料3,113千円を計上いたしました。文化センターを利用される皆さんに今後とも安全で快く利用していただけるよう施設を大規模改修したく、平成28年度につきましてはボイラーの配管、電気設備等、施設の細部にわたる状況を点検、把握したく、次年度以降の基本設計、実施設計、大規模改修工事につなげたいと考えております。
209頁をお開きください。
5目の中央公民館費の中でございますが、中央公民館施設管理で18節の備品購入費の中で12番、中央公民館用備品としまして2,379千円。このうち2階の会議室のいすを更新したく2,049千円をこのうち計上しております。
なお、古いいすにつきましては他の町の施設の再利用を考えているところでございます。
216頁をお開き願います。
6項、保健体育費の関係でございます。1目の保健体育総務費の217頁の一番下の欄をご覧ください。
保健体育事業の8節、報償費の中の218頁、14番、ラジオ体操普及啓発事業報償関係でございますが、NHKのラジオ体操を6月12日、朝6時半に御影小学校グラウンドで実施することとなりました。その関係でピアノを移動する費用等を200千円程度計上させていただきました。ピアノの移動が1回動かしてまた元に戻すという費用になることでございます。
同じ頁の2目、体育施設費の219頁下の方にございます、社会体育施設運営事業の220頁をご覧ください。
15節、工事請負費の関係でございますが、この中の14番、町民野球場改修工事につきましては、昨年度のグラウンド部分に引き続き、今年度は管理棟及び外構工事の費用を計上いたしました。内訳につきましては、別添の予算に関する資料の18頁、主要事業施策シートをご覧いただきたいと思います。
また、その工事と並行しまして、21番、旧町民テニスコート解体工事も行いたく9,042千円計上したところでございます。
18節、備品購入費の17番、施設管理用芝刈機2,420千円につきましては、体育館前パークゴルフ場、野球場及び有明公園多目的広場等を管理する乗用タイプの草刈機を更新するものでございます。
同じ頁のアイスアリーナ等施設運営事業の221頁、15節、工事請負費につきましては、施設設備の老朽化に伴うもので、冷却器の更新等5件の工事で、合計22,131千円を見込んでいるところでございます。
簡単ではございますが、社会教育課に関係する予算の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司) 御影支所長。
○支所長(細田秀夫) 教育費のうち御影支所が所管する6目、御影公民館費についてご説明申し上げます。
頁数は209頁から211頁でございます。
前年対比で4,711千円の減額となっておりますが、大集会室の舞台装置の改修工事が終了したことが主な要因となっております。
以上、よろしくお願い申し上げます。
○委員長(中島里司) これから、順次質疑に入ります。
第10款1項1目、教育委員会費、173頁から175頁までの審査を行います。
質疑ありませんか。
木村委員。
○委員(木村好孝) 教育指導事業についてよくわからないものですから教えていただきたいと思うんですが、教育指導幹の設置がなされていますけれども、この任務内容等で教育委員会内でどのように位置付けられているのかを伺います。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 教育指導幹は過去にはアドバイザーという位置付けだったんですけれども、現在は学校と教育委員会とのパイプ役をメインにやっていただいて、定期的に学校訪問をしまして学校の様子を伝えていただきますし、学校教育課程の部分についての指導や具体的なアドバイスも行っているところでございます。また、清水町教育委員会で進めております教育の四季の普及等に努めておりますし、また、幼保・小の連携の事業についても中心になって進めていただいているところでございます。
○委員長(中島里司) 木村委員。
○委員(木村好孝) 学校との関わりで、教育に対する指導の部分が関わりあってくるのではないかと思うんです。そういう面で学校長との指導権限の関わりというか、例えば学校要請があってから出向くとか、そういう権限との関わりはどうなっているのかを伺います。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 本来であれば指導主事等を国からの方は設置を求められているところでございますけれども、経費的にも配置ができない状況であります。特にこちらから期間を設けて学校に指導に入るというよりも日常的に学校の現場で起こるいろいろな問題について把握をしながら、その中で過去のご自身の経験も踏まえながら適切に指導いただいておるところでございます。
私ども事務方としてはこういう存在がないとなかなか現場の様子が把握できない部分がありますので、非常に貴重な存在となっているところでございます。
○委員長(中島里司) 木村委員。
○委員(木村好孝) そうすると、指導権限そのものよりもカウンセラー的なあるいは教師の相談を受けるとか、そういうような役割が重視されているということで押さえてよろしいでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) もちろん、定められた教育課程に基づいて実際運営されているかどうかを点検、確認をしていただいているところでございます。それに基づいて、仮にそれにそぐわない部分があればもちろん教育長に報告をした上で教育委員会として改めて指導することになろうかと思います。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
北村委員。
○委員(北村光明) 173頁の下の段の旅費というところで、学校歯科医等費用弁償というふうにありますが、これはどういった内容のものでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 学校医それから学校薬剤師等の職務内容ということでございますが、学校における内科検診や歯科検診というような業務をしていただいております。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) 項目が違うのかもしれませんけれども、ちょっとお聞きしますが、小学校だと思うんですが、いわゆる洗口の問題、口をすすぐという問題に該当する部分はどこになりますか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) ただいま、委員の質問はフッ化物洗口の関係だと思いますけれども、小学校費の方で組んでいるところでございます。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款1項2目、教育振興費、175頁から180頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
木村委員。
○委員(木村好孝) スクールソーシャルワーカーの活用事業について伺いますが、昨年と同様に道からの委託金として400千円もついているということで、今年度の活動で具体的にはどのような活動内容がなされたのか、概略でいいですから教えてください。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) スクールソーシャルワーカーの活動内容です。今年度につきましては、町内の中学校に定期的に訪問するスクールソーシャルワーカーと案件に応じて来ていただくソーシャルワーカーの2名体制で取り組んでまいりました。帯広から来ていただく案件に応じて対応いただくスクールソーシャルワーカーについては、今のところ26回程度小学校、中学校等に訪問して、案件のある子どもたち、それから保護者、先生方と面談等を行ってきたところでございます。
もう1名につきましては中学校に週3回、4、5時間くらい訪問しておりまして、例えば不登校の状況にある子どもの家庭訪問ですとか、そんなようなことで子どもたちの状況を把握しながら指導などを行っているところでございます。
○委員長(中島里司) 木村委員。
○委員(木村好孝) 先日の一般質問との関連で言いますと、道からの委託金本来も含めての本来の役割から考えていきますと、貧困者とか問題を抱えている子どもたちだとか、そういう子どもたちの援助・対策・調査というのが主要な任務になっていると私は押さえているんですが、その辺はどうでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 業務内容としては、確かに道教委はそういったような形で設定をされています。清水町におきましてもそのような対応の想定はしておりますけれども、学校等で相談等の依頼がある中では今のところございません。
○委員長(中島里司) 木村委員。
○委員(木村好孝) そういたしますと、現在問題になっている子どもの貧困対策も含めながら、その実態調査というか、実態全てではなくても学校を通じての実態特徴というのは把握可能ではないかなというような考えを持つんですが、その辺はどうでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 貧困状況等の実態把握については現在のところしておりません。
先日の一般質問等で議論等がありました中で検討を考えましたけれども、ある程度その過程なりアンケート調査的なようなものを取り組まないと把握できないのかなというふうに考えております。
現在のところはまだそういったようなアンケート調査を取り組むという予定はしてございません。
○委員長(中島里司) 木村委員。
○委員(木村好孝) その調査自体は非常に難しいと思うんです。プライベートな問題もありますし。各地域での調査実態を見ますと、例えば入学の時の家庭状況とか世帯の状況、収入状況、そういうのは調査・把握ができます。そういうところを中心にやっているところもありますし、再度先生方の家庭訪問の状況等を集約しながら、それらの概要を押さえた実態調査を行い始めているところもあります。管内的にもその実態調査を今後始めるところが出てきていると思うんですが、今後、実態調査を何らかの方法で行っていく検討はできないものかどうかを伺います。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 一般質問の中でもお答えしたとおり、現在は就学援助ということで申請をいただいた部分については対応しているところでございますけれども、例えば申請を上げづらいご家庭の事情もあろうかと思いますので、そういう事情が学校から直接お聞きすれば何らかの対応をすることとしまして、私どもは今の段階ではどういうような調査をしたら把握ができるのかが思い当たらないものですから、他の町が調査をどういうふうにしているのかを今後聞きながら、本町でできるかどうかを更に検討したいと考えております。
○委員(木村好孝) よろしくお願いします。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
北村委員。
○委員(北村光明) 英語指導助手の関係なんですが、今は確か2名の方がいらっしゃると思います。先に来られた方が今年の夏くらいと伺っておりますが、その後の後任とかの予定とか、こういう方はどういうような選考をされるのかをお聞きしたいと思います。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 英語指導助手につきましては2名体制で、小学校それから中学校の英語の授業、それから公民館等の講座を含めて活動をしております。1名は3年目ということで、今年の8月というふうに考えておりました。毎年英語指導助手につきましては1年ごとの更新なものですから、毎年11月くらいから1月にかけて次年度の更新状況について確認をするということになっています。来年度に向けて2名について意思確認をしたところ、2年目の1名についても来年の8月で英語指導助手を降りたいということで、来年度は2名新しく英語指導助手が交替するという形になります。
そのうちの1名につきましては、JETという日本国内の英語指導助手について取りまとめをいただいている団体がございますが、そこのあっせんを受けて今の2名も来ています。1名につきましては新潟で現在3年目で英語指導助手をしている方が北海道に来たい、国内移動をしたいという申し出があって、道庁を通じて清水町に打診がありましたので、情報等を収集して確認した中で次年度は新潟県の上越市で勤務されている方を予定してございます。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) 英語指導助手の後任の関係についてはわかりました。
今お話がありました公民館講座などにも講師をお願いしているというような存在の方であります。今日的には英語教育に関して全般的に強化が求められている時代背景だと思います。それで、同じ款になると思うんですけれども、国際交流関係で過去にも一般質問をさせていただきましたけれども、更に強化していくような考え方はあるんでしょうか。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 国際交流協会への補助金を現在出しておりますけれども、メインの関係はチェルシーへの受け入れとこちらからの派遣がメインの事業だと思います。2代目の英語指導助手の出身地であるということから今日まで事業が続いてこられたと思います。団体としてもこの間、取り組まれておりますので、その部分についての団体の補助金は続けてまいりたいと思います。
団体として今後どのように活用されるかを聞きながら、もし拡大を検討されているようなことがあれば相談を受けながら考えていきたいと思います。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) 昨年もかつてのミシガン州の講師の縁で国際交流が学生さんで行った人、それからその父兄を中心にして交流の事業をお願いしているような状況だと思うんですが、お話によりますとなかなか受け入れ先などの負担が大きいというお話しも聞いていますので、もうちょっと広がりをつくって交流事業そのものを拡大しながら関わるような人を増やしていくようなことが必要ではないかと思っていますが、そこら辺はいかがでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 団体と十分に協議をしてまいりたいと考えております。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
髙橋委員。
○委員(髙橋政悦) 176頁の学校情報メール配信システム利用料というものがありますけれども、これはどんな情報をどのくらいの頻度で、誰宛に配信するのでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課総務係長。
○学校教育課総務係長(大尾 智) この配信システムにつきましては、保護者の方にメールの登録をしていただきまして、その登録された保護者あてに、例えば暴風雨等で休校になりますという特別な事情が起きた時に、朝に一斉に配信させていただくという形になります。それから、スクールバスの関係もございますので、スクールバスに乗っている方にも登録していただいて、万が一スクールバスが出られない、走れないという状況になった時にはそこに一斉に配信させていただくという形を取っております。
○委員長(中島里司) 髙橋委員。
○委員(髙橋政悦) 結局受け取る側が登録しなければこの情報は入ってこない。要するに、あとはFAXとか直接電話とかでやっているんでしょうけれども、伝達方法が何種類にもなると送る側、受け取る側が戸惑うと思うんですが、その辺の解消策というのは何かありますか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 実は、これは今年度の12月から予備費を活用させてもらって始めたばかりでございます。将来的には全保護者の方に登録をしていただければいいんですけれども、やはり現在学校によっては6割程度の学校もあります。まだ100%になっていないわけですけれども、きっかけがやはり、最近の異常気象で大雨や大風、吹雪、大雪ということに少しでも早急に対応しようということで予備日を使わせていただきまして、登録を始めたところでございます。目標としては100%登録で、メールを見ていただいて、それぞれの保護者にはそれぞれのお子さんの判断に役立てていただきたいと思いますが、現状のところはリレー方式の電話と並行してやっている状況でございます。理想的には100%登録していただきたいということを考えているところでございます。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
原委員。
○委員(原 紀夫) 179頁の清水高校の振興会補助金の関係でお尋ねをさせていただきます。今回、広報看板を設置するということですが、これは学校からの要請でしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 今回の看板の設置につきましては、高等学校の振興会の役員会等の議論の中で、来年度が総合学科20周年ということもありますし、生徒確保、4間口維持という部分から清水高校の教育内容や生徒たちの例えば部活動等の頑張りについて周知をする方法のひとつとして看板を設置したいといった議論がありまして、今回計上させていただきました。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) 百数十万円かけてつくる看板ということらしいんですけれども、相当大きな看板なのか、または複数の看板を設置しようとしているのかとなるとどうなんでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) まず、設置数については2か所を想定してございます。1,300千円で2か所ということですので、大きさについてはおおむね150センチ×3メートルというような感じの2か所というふうに考えております。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) あまりここは深入りしないようにしたいと思うんですが、私は過去に現在の校長さんとも直接お話をしたことがありまして、生徒を集めるのには私は看板では集まらないと思っています。今言われたような情報をあまり大きくもない看板に書いたところで、それに魅力を感じてくる人がいるとなると、私は考えられないと思います。したがって、学校サイドから子どもにかかる費用の部分について町が補助をして、なおかつそれに合わせて学校が学力を上げるような形を進めていくということの方が何倍も効果があるということは直接校長にも申し上げたことがあるので、補助してほしいということでの要請は看板以外ではないんですか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 現在の高校振興会において2,000千円補助をしております。その中で清水高校の生徒の資格取得や模擬試験等にかかる費用についての一部を補助金の中から振興会が負担をして、生徒たちが資格取得、進学等も含めた対応について、しやすいような形を支援しているということでございます。
支援内容につきましては、振興会や清水高校の校長先生、教頭先生それぞれと協議をしながら決めているというところでございます。
昨年、総合学科を語る集いというものを開催させていただきました。その中で旭川南高等学校という総合学科の学校ですが、その学校の職員の方と、総合学科に関わって、今は大学の教授をされている方の講演をいただきましたが、旭川南高校については進学型の総合学科ということで、そのような取り組みの話をしていただきました。清水高校につきましても、今、校長先生、教頭先生、振興会の中で協議をしている中では、進学部分についての強化、例えば習熟度別の授業展開ですとか、そういったようなことについても取り組んでいくというふうに聞いてございます。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) あと1問でやめます。
学校サイドから先ほど私が触れましたように、この部分について補助してほしいというのはなかなか言いづらいものだと私は思います。したがって、教育委員会サイドからこの辺について、子どもを多く集めるために町も支援したいと思っているんだがどうかというような打ち出し方をすると喜んで受けてくれると私は考えているんです。したがって、看板にお金をかけるよりもそちらの方にお金を向けるのが本筋ではないかということを申し上げて、反論があれば言っていただいて終わりにします。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 反論はもちろんございませんが、支援内容につきましては高校と十分協議をしながら進めていきたいと思ってございます。
○委員長(中島里司) 他に質疑はありませんか。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) ここで質問をしていいかどうかなんですけれども、細かい話で恐縮なんですが、まだ報告が終わっていない調査中の総務文教委員会で先日視察させていただいた時に、雑談の中で御影中学校の中からQ-Uテストを進めているという形を、去年の予算委員会の中でもあったかなというふうに思っております。現状では3校だけとお伺いをしたんですが、今回の予算の中では4校で入れているのかをまずそれを確認したいと思います。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) Q-Uテストにつきましては、学級運営の中でどういうふうな子どもたちの考えがあるかを把握しながら学力向上に向けて活用しようという調査でございます。昨年度も今年度につきましても小学校費、中学校費それぞれに2校ずつの経費を計上しております。
○委員長(中島里司) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 現実的には御影中、清水中が実施をして、清水小学校も実施をしている。しかしながら御影小学校だけが実施をしていないという現状があるんですが、ただそれぞれの学校でその後にお話を聞いていますと、非常にいい、現場の中でもいろいろな子どもたちのメンタル面も含めていろいろなところが生かされるテストだと。残念ながら御影小学校はやられていないということなんですけれども、清水小学校がやって御影小学校がやらない。清水中学校がやって御影中学校がやっていると、どうしても若干問題点がないわけでもないかなと思いますが、これの取り組みについて、学校の校長の裁量にもなると思いますけれども、これについてどういうふうにするかだけお聞きして終わりたいと思います。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 学校における学級数段のアセスメントということで、実はQ-Uについては平成27年度から始めました。平成26年度中に学校からこういうようなツールがあって実施したいということで、細かくは調査しておりませんが、管内でも半分以上の学校等で実施をされているという状況ですとか、それに得られた分析結果等についてすごく有効だということで、平成27年度4校でそれぞれ年に2回ほど実施をしようということで、全児童生徒分の予算を確保させていただいております。
春からQ-Uの実施について、4月に合同校長教頭会議というものを開催して、平成27年度の実施内容について教育委員会の予定している部分を説明させていただくんですけれども、その中でQ-Uにつきましては予算を確保しているということで各学校に実施できると周知しています。その後、各学校において実施に向けての調整をしていただきまして、委員がおっしゃるように3校については実施をしましたが、御影小学校についてはなかなか調整が整わなくて未実施という状況になっています。教育委員会としては4校、清水町の子どもですから平等に実施をしていくというふうな考えを持っておりますので、御影小学校につきましても実施に向けてこちらから働きかけをしていきたいと思っています。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) ここで休憩します。
○委員長(中島里司)休憩前に引続き会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 次に、第10款1項3目、教員住宅費、180頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款1項4目、特別支援教育費、180頁・181頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款2項1目、小学校管理費、181頁から187頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
奥秋委員。
○委員(奥秋康子) 187頁の小学校の関係で改修工事なんですけれども、先ほどご説明をいただいたわけですが、ガラスを取り替えるというお話しでしたが、一昨年の大改修の時に確かに窓ガラスも含めて改修をされたのかなというふうに理解をしておりましたけれども、この窓ガラスの部分においては当時のまま使っていたために不具合が生じて取り替えたいということでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 先ほどご説明した内容といたしましては、今回、窓を二重にしたいということでございます。2年前の大規模改修の時には既存の窓自体は変えておりません。一部はめ殺しに変えた部分もありますけれども、基本的には窓は変えておりません。暖房システムを改修したりして、何とか子どもたちの学習環境が保てるであろうということで設計をして、施行したところなんですが、やはり、今回特に清水中学校の大規模改修したところ、暖房効果が二重窓ですと相当違うということがあえてわかりまして、清水小学校の窓の間から若干砂埃等が入るという状況等を考えまして、やはり二重窓化が当時は想定できなかったんですけれども、二重窓化にしようということで計上させていただいたところでございます。
○委員長(中島里司) 奥秋委員。
○委員(奥秋康子) 二重サッシというものがありますが、今はまっているガラスは取って、新たに二重窓にするということですが。それとも今あるところに外か中からもう1枚足すということかどちらでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 今考えておりますのは廊下や教室も含めて内側に加えるということです。外でしたら足場を組まなければならないということがありますので、それはなしにして内側から新たに窓を設置して二重にしようという計画でございます。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) 次に、第10款3項1目、中学校管理費、187頁から191頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款3項2目、スクールバス管理費、191頁から193頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原委員。
○委員(原 紀夫) スクールバスの関係で若干お尋ねをさせていただきます。数年前、確か文教委員長の時にも一度お尋ねをいたしましたが、近年スクールバス以外でもオペレーターの大変な事故が起きております。新聞報道で大きく出ていない部分もありますけれども、スクールバスの事故というのは表面切って出ていないだけで結構あるという認識を私はしております。そこで、清水町のスクールバスは委託をして行っておりますが、過去にもお尋ねをいたしましたが、オペレーターの関係についての年齢制限を65歳くらいをという話を聞いております。現在のオペレーターの年齢構成についてはどのようになっているのかをまず教えてください。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 運転手の構成につきましては、一番若い人で57歳で実働運転手でございます。高齢につきましては68歳が2人おりまして、50代は1人でございます。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) 補助的な運転手さんを入れて全員で何名いるんですか。もうちょっと詳しく教えてください。
○委員長(中島里司) 給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 補助の代替等を含めまして、総勢で12名の登録でございます。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) もうちょっと詳しくとお願いしたのは、先ほど50代が1名で、あとは68歳と言っただけで、あとの年齢構成は全くわからないような状況だったのでその辺を明確にしてほしいということで申し上げたんですが。
○委員長(中島里司) 給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) すみません。
12名のうち40代が1名。代替登録を含めて12名で、先ほど申し上げた50代というのは常時運転手でございます。50代が3名。具体的に年を申し上げますと、61歳、64歳、62歳、65歳、57歳、65歳、68歳、同じく68歳で、ここからは代替等の運転手なんですが、74歳、56歳、56歳、48歳となっております。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) 以前、上限をだいたい65歳にしたいというお話を私は受けているんですが、これはオペレーターがどうしても集まらなくてこうせざるを得ないという状況なのか、努力不足なのか、この辺はどうですか。
○委員長(中島里司)給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 私の方から委託会社の方に年齢構成等を考えて要望をしているんですけれども、結果として人数が集まらなくて今言った状況となっております。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) やめようと思ったんですが、なかなかやめられるような状況ではありませんので、もうちょっとお許しをいただきたい。
前段で申し上げた何があってもおかしくない。例えば、本人が健康だと言っても大動脈解離を起こしてどえらいことになるというような時代ですから、健康管理については特に重要だという認識をしておりますので、これらの方の健康管理はどのようになっているのかを教えてください。
○委員長(中島里司) 給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 運転手等の健康診断につきましては、年に1回健康診断を実施している状況でございます。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) 健康診断を年に1回やるのは常識中の常識なんですが、一連の事故で問題になっている部分も含めて精密検査というか、詳しく検査をしているのかどうかということになるとどうなんでしょうか。
○委員長(中島里司) 給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 一般の健康診断を受診されています。
○委員長(中島里司) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 今答弁をさせていただきましたけれども、一般的な健康診断でも異常があれば精密検査とかいろいろなことを受けなければならないという状況だと思いますので、それは会社の健康管理という部分では義務付けられたものと認識しているところであります。その辺も含めてこちらの指導も含めて徹底していかなければいけないなと。特に65歳以上の方が何名かおりますので、特に気を付けなければいけないということを認識しながら、会社にも要請をしていきたいと思います。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) 私は75歳になったんですけれども、新得警察署で厳しい審査を受けて今にあるんですが、本人は大丈夫だと思っていても全く違う結果が出るというのは、年を取ると間違いなく出てくる。車を止めてまっすぐ止まっているつもりが斜めに止まっているというのが私の今の状況で、相当注意を払っているんですが、特に65歳、68歳、68歳、74歳という高齢の方は健康体でやっておられるんでしょうけれども、扱っているのは子どもですから、何かあった時には取り返しがつかないことになるという立場から、極端な言い方をすると優秀な運転手を確保する方法としてどういう方法を取ったらいいかを含めて広く公募するなりして、優秀な人材を集めて、安心して子どもの命を守るという立場で、ここではこれ以上厳しく言いませんけれども、再度そういうことで努力をしてほしいと思うんですが、どうですか。
○委員長(中島里司) 教育長。
○教育長(伊藤 登) ご指摘のとおり、やはり高齢になると何が起きるかわからないというのが人間の体かなと思っています。その部分についても委託業者ときちんと打ち合わせをしながら、若い人材の確保に向けて努力していただきたいということも申し上げながら、安全運転に心掛けたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
桜井委員。
○委員(桜井崇裕) 一般質問の時にもちょっとお伺いをしたんですけれども、熊牛保育所が閉所になります。新たな送迎も必要となりますので、どういった運行になるのか詳細を教えていただきたいと思います。
○委員長(中島里司) 今の桜井委員の質問は熊牛保育所が閉所になるので、園児のその後の送迎はスクールバスでどういう対応をするのかということですが、それは民生費で保育所の費用になります。
○委員(桜井崇裕) わかりました。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) 次に、第10款4項1目、幼稚園管理費、193頁から196頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款5項1目、社会教育総務費、196頁から199頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款5項2目、文化振興費、199頁から201頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款5項3目、文化会館費、201頁から203頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
北村委員。
○委員(北村光明) 文化会館の管理運営費がかなり増えてきているのではないかというふうに思います。これまでの予算審査委員会の中での話もありましたけれども、今年度から公共施設等総合管理計画を策定して管理していくということで考えていきますと、他の款にもありましたように公共施設の改修費が増えています。そういった中で、やはり文化センターも含めてのこれからの管理の仕方を今までの延長線上でやっていかれようとしているのかどうなのか、考え方をお聞きしたいと思います。
まちづくりをやる。あるいは高度強靭化のためのインフラの長寿命化を図るなど総合的に経費との兼ね合いでやはり考えていかなければならない状況ではないかと思います。それで、総務課長にもお尋ねをしたんですけれども、今年度から公会計をやるためにそのシステムを入れるからやれると言いますが、システムが入る、入らない以前の問題として、そういう管理の考え方が必要じゃないかと思っていますが、その辺はどのようにされていくかをお願いしたいと思います。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいま文化会館費の中の施設管理方法についての今後どうするかという部分でございました。私どもの考えでは現状のままで進めていく形でございます。あと、役場全体の中で違う流れになれば全体の中で協議いただくという形になるかと思います。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) 社会教育の担当としてはそういったお考えなのかなとは思うんですが、これからのまちづくりというか、TPP、プランのパートナーづくり、PFIといったことを考えていった時に、例えば文化センターの運営に関しても検討しなければならない状況があるのではないかと思いますけれども、そういったことについての今後の考え方を、しようというところがあるかどうかお聞きしたいと思います。
○委員長(中島里司) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいま、委託等の考えもあるのかというご質問だと思います。
施設の管理方法につきましては、今現在はこの方法で進めてまいりますが、今後、そういったいろいろな事情もありまして、状況を見ながら、今後はどういった管理方法がいいのかを検討してまいりたいと思います。
また、すでに体育施設につきましてはNPOに指定管理をしておりますので、そういった前例もございますので文化センター等につきましても種々検討しながら管理方法につきましては検討を進めてまいりたいと考えております。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) センターについてをお聞きしたんですけれども、そのことを一つ考えるにしても総合的な計画の策定が必要だと思うんですが、その辺のご答弁を町長かそれくらいの方からいただきたいと思います。
○委員長(中島里司) 財政係長。
○財政係長(藤田哲也) 今委員の方から大枠の全体での考えということでございますが、財政の上から公共施設の管理計画という部分のご発言もございましたので、私の方から基本的な考え方をお話しさせていただきたいと思います。
まず、公共施設の管理計画につきましては基本的に老朽化対策、いわゆるハード整備の補完、再投資をどうしていくか。今、委員の方からご指摘があったのは、この施設ももちろんそうなんですが、運営費に関してもコストをどう低減していくのかということをどう取り組むのかということだと思います。この点について、まず地方交付税の制度の中では平成28年度からトップランナー方式、いわゆる施設管理のあり方についても委託を国はどんどん進めて、交付税の単位費用も管理経費も含まさってくるからそれを下げていこうという動きが出てきています。もちろん、今お話があった文化センターも管理は委託方式を行っておりますが、更に指定管理委託のように運営面も含めて施設管理と運営を含めて一括する指定管理方式もございます。ただ、これを役場一本で、清水町はこの方式一本でいきますよという方針が立てられるかということになりますと、基本的に各施設の部分でどのような形で管理するのが一番いいのか、それぞれ検討せざるを得ないだろうというふうに私は考えてございます。
例えば、保育所などの運営ですと、直営でやるのか民営でやるのかというような形で運営についても直営、民営といった選択肢もございます。これは地域の実情であるわが町の特徴でもあるので、全国的動向、管内的動向だけでこの方向に行きますよというようなことを一貫して町全体でこの方向に進むとは言いきれるものでもないのではないのかなというふうに考えておりますので、各施設の再投資を考える際に、運営コストについても合わせてどういった手法があるのか、そういったものを一つひとつ検討していくということになっていくのではないかなというふうに考えているところでございます。
○委員長(中島里司) 北村委員。あるのであれば速やかに挙手をしてください。
北村委員、予算審査です。文化会館費の項目でやっています。たまたま今、それに関わった部分でご意見がありましたけれども、今全町的な部分に質問が変わってきています。ここまで広がっていくと一般質問的な部分になってくる可能性がありますので、予算審査ということを踏まえた中でご質疑を続けていただければと思います。
○委員(北村光明) 町長に答弁を求めたんですけれども、ないならないでそう言ってください。
○委員長(中島里司) 町長は挙手をしていません。他が答えたんです。一般質問ではなく予算審査ですから資料を作った担当者から答弁をいただいております。それで次のステップということになると思います。ただし、当委員会は予算審査ですからそこら辺を十分踏まえた中で質疑を続けていただければと思います。
質疑ありますか。
○委員(北村光明) 終わります。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
奥秋委員。
○委員(奥秋康子) 1点だけお伺いをしたいと思います。
舞台の製作材料費ということが予算計上されておりますけれども、文化センターの舞台は確か3年ほど前に床を張り替えていただいたというふうに思います。しかし、今年度に入ってあの舞台に上がってみますと、もう床が非常に逆剥けをして、舞台ですから靴を履いて踊るということはあまりありませんが、足袋を履いたりして踊る場合に足に刺さったということが現実にありました。そういう中で、いくら職員さんが努力してコストを下げようと思っても、やはり利用者、住民の皆さまのご協力をいただかなければこれは成り立たないわけでございますので、そこら辺について今後どのように考えておられるか、お考えを伺いたいと思います。
○委員長(中島里司) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいま、舞台の床がかなりひどくなっている状況でございます。委員ご指摘のとおり、床がかなり消耗しまして劣化している状況です。担当職員が日ごろから点検をしっかりと重ねまして、利用者の皆さんにけがのないように対処はしているところですが、幾分古いものですから見落としをする時もたまにございます。
今後の改修計画で委託料がございますので、この委託料の中で順次どう修繕をしていったらいいかという部分をこの調査の中で検討しまして、今年度につきましては今の状況を係がしっかりと点検をしながら利用者に迷惑をかけないような形を継続してまいりたいと考えております。
○委員長(中島里司) 奥秋委員。
○委員(奥秋康子) 改修をしてまだ年月が浅いわけですので、その利用者の方々が舞台に上がる時に、普通であれば土禁ですよね。そういう部分において、そこでも使っていただく皆さんに心掛けていただくように呼びかけていただきたいというふうに思いますので、壊れたら直せばいいということではなかなか難しいと思いますので、そこら辺のお考えがあれば。
○委員長(中島里司) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいまのご指摘の件でございます。
利用者にもご協力をいただきながら良い方法で使用してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) 次に、第10款5項4目、図書館・郷土史料館費、203頁から207頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
北村委員。
○委員(北村光明) 図書館及び郷土史料館の関係で、管理等でお伺いいたします。
以前、一般質問をしました大まかなところはいきませんけれども、このまま現状どおりでやるつもりなのかをお答えいただきたいと思います。
○委員長(中島里司) 図書館長。
○図書館長(阿部剛裕) 図書館・郷土史料館の施設の2階部分、郷土史料館部分ですけれども、今後2階部分については検討という部分もありますが、現状のところは現状の郷土史料館ということで運営を行ってまいります。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) 今の活用の現状をお伺いいたします。運営費的に効果が出ているものなのかどうかの認識をお願いいたします。
○委員長(中島里司) 図書館長。
○図書館長(阿部剛裕)
現状の利用でございますけれども、平成26年度につきましては、利用者の方は来館者の郷土史料館の部分は120名ということで、平成27年度現在はまだ年度の統計は取っておりません。それで、昨年並みということで、ただ郷土史料館の方につきましては小学校の3年生、4年生の社会科の中で見学コースのひとつになっておりまして、今年度は清水小学校3年生ということで郷土史料館の方に児童が41名、引率教諭3名ということで来館されています。なかなか清水の歴史という部分を子どもたちに教えるという部分ということでは展示室は重要なところかなと考えています。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) ここで休憩します。
○委員長(中島里司) 休憩前に引続き会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 次に、第10款5項5目、中央公民館費、207頁から209頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
奥秋委員。
○委員(奥秋康子) 1点伺いたいと思いますが、今回、209頁の18節、備品購入費で中央公民館の備品を約2,400千円ほど計上しておりますが、先ほど説明をいただいたわけですが、いすの購入をされるということでございます。いすを購入した後、既存のいすを他の施設で使うという説明でしたが、このいすは全部入れ替えるということなんでしょうか。
○委員長(中島里司) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいまのいすの質問でございます。全部替えるのかということですが、中央公民館の替える場所につきましては2階の会議室でございます。あそこの部分については部分的にどんどん傷んでいまして、30年以上が経っていまして入れ替え、捨てたりしている部分もありますが、今回は会議室の部分のいすを全て入れ替えるという予定になっています。
○委員長(中島里司) 奥秋委員。
○委員(奥秋康子) 数も相当あると思うんですけれども、他の施設でまだ使えるんだったらもう少し、あと1年か2年でも遅らせてもいいのかなと考えておりますが、今回予算を計上したわけでございますので、他の方でも使えるということで利用価値はあるということですか。
○委員長(中島里司) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいまの質問でございます。まだ使えるという部分がございます。今回、農業研修会館の方のいすもございまして、農業研修会館も今後どうしようかという部分がございまして、農業研修会館の方に今回の会議室のいすについては移して活用をしながら使っていきたいと考えております。今回の会議室部分だけということで考えております。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) 次に、第10款5項6目、御影公民館費、209頁から212頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款5項7目、地域学習施設費、212頁から214頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款5項8目、農村環境改善センター管理費、215頁・216頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款6項1目、保健体育総務費、216頁から218頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原委員。
○委員(原 紀夫) 1点聞かせてください。先ほどのラジオ体操の関係でお話をされておりましたが、これは御影というお話でした。場所的に町にNHKから要請があって、会場についてはどちらでもいいのでとなっているのか、向こうから指定をされているのかということになると、どうなっているんですか。
○委員長(中島里司) 社会教育課長補佐。
○社会教育課長補佐(高橋英二) 場所については、NHKの方からは指定はありません。今回、御影小学校に決定したというのは、御影小学校が開校100年を迎えるということで、その記念という部分もありまして御影小学校のグラウンドに決定をしております。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) 次に、第10款6項2目、体育施設費、218頁から223頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款6項3目、学校給食管理費、223頁から227頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
髙橋委員。
○委員(髙橋政悦) まず1点目、平成28年度冷房設備の設置工事が行われる予定になっていますけれども、施行時期はいつを考えられておられますか。
○委員長(中島里司) 給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 施行時期につきましては、資材等の搬入もございまして、夏休み期間中ということで建設課と協議をしているところでございます。
○委員長(中島里司) 髙橋委員。
○委員(髙橋政悦) 一番暑い時期を考えずにそんな時期にした理由というのは資材搬入が早くできないのでその時期なんでしょうか。
○委員長(中島里司) 給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 資材調達については発注後にできるんですけれども、施工期間につきましては期間を要するということで、こちら側からとしては建設サイドに設計等をお願いをし、要請はしたんですが、施工期間を要するということで夏休み期間を予定しております。
○委員長(中島里司) 髙橋委員。
○委員(髙橋政悦) 昨年、総務文教常任委員会で視察させていただいて、その時に教育長を含め、管理職の皆さんからその辺は改善していくという約束を取り付けて、それなりに調理員の皆さんにも来年からは涼しいところでというか、環境の良いところで仕事ができますよという話をしたにもかかわらず、予算の関係があるとはいえ夏休み期間中、つまり一番暑くなる5月、6月、7月をほっといて、過酷な労働条件のまま、せっかく付くということが決まっているにもかかわらず我慢しなさいというような対応というのはちょっとずさんすぎるのではないかなという気がしますが、その辺はどうでしょうか。
○委員長(中島里司) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 確かに、施工時期については質問のとおりかと思いますけれども、いかんせん4月から給食の提供があるので、その現場の中で取り付けるものですから、衛生面も含めるといかがなものかなと感じたものですから、なるべく早くという気持ちはあるんですけれども、その辺は施工の期間の問題については研究しながらなるべく早い時期にできれば費用対効果も上がるということですので、その方がいいかなと思っていますので、ちょっと検討する期間をいただければと思います。
○委員長(中島里司) 髙橋委員。
○委員(髙橋政悦) よろしくお願いします。
次の質問に移ります。給食センターの中で臨時調理員及び代替調理員の年齢構成等を教えていただきたいと思います。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 臨時調理員7名おります。平成28年度に誕生日を迎えられる満年齢で報告させていただきます。60歳、59歳、49歳、40歳、42歳、43歳、48歳です。
代替につきましては、30代が3名、50代が1名、代替については年齢の資料を持ってきておりませんので、答弁を終わらせていただきます。
○委員長(中島里司) 髙橋委員。
○委員(髙橋政悦) なぜこんな質問をしたかというと、採用にあたって子どもさんの年齢とか、例えば小学校に行っている方、中学校に行っている方といろいろいると思うんですけれども、それが偏っているんじゃないか。要するに、「小学校の参観日だから私は今日休みます。」これが5人も6人もいたとしたら、残された59歳、60歳にはそんな人はいないと思うんですが、2人、3人で仕事をしなければならないという事態に陥っていないかどうか、そこが心配だったので聞いたんですけれども、実際のところ、そういう不満等は出てきていないんでしょうか。
○委員長(中島里司) 給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 委員のおっしゃるとおり、年齢構成が学校行事等で休み等が重なる部分がございまして、調理員からはその辺を考慮してほしいという要望は上がっております。こちらにつきましては、代替調理員を新たに登録を求めまして、何とかそういったことを解消していきたいと考えております。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
西山委員。
○委員(西山輝和) 今の給食のことでお聞きしたいんですけれども、最近、メニューがあまり変わらない、同じようなものがずっと続いているというようなことがあって、ちょっと油っこいものが続きすぎるというご意見が結構あるんですが、少し工夫してほしいと思います。
○委員長(中島里司) 給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 給食メニューにつきましては、栄養価、カロリーベース等を考慮しながら献立をつくっているわけでございますが、そういった状況があるのであれば改善等をしていきたいと思います。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) これで、教育費の審査を終わります。