平成28年度予算審査特別委員会(3月16日)
○委員長(中島里司) ただいまの出席委員数は12名です。定足数に達しておりますので、これより、平成28年度予算審査特別委員会を開催いたします。(午前10時00分)
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○委員長(中島里司) ここで質疑のお願いを申し上げたいと思います。
質疑は質問と異なり、議題となっている事件について疑問点や不明確な点を質すためのものでありますので、一問一答方式で簡素に行っていただくようお願いいたします。
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○委員長(中島里司) 昨日に引き続き一般会計予算土木費の審査を行います。
これより、第8款、土木費、154頁から168頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。
建設課長。
○建設課長(菅野靖洋) 私の方から8款、土木費における建設課で計上いたしました関連予算の中で、特に説明を要する点につきまして説明申し上げます。
はじめに157頁をお開きください。
8款2項1目、道路維持費、19節、負担金、補助及び交付金の11番、函渠はく落対策工事負担金5,000千円であります。これは、東日本高速道路株式会社が町道及び国道274号と高速道路が交差する函渠、ボックスカルバートの側面のコンクリートはく落を防止する工事に対し負担金として支払うものです。
次に159頁から160頁になります。
8款2項3目、道路新設改良費、15節、工事請負費の関係であります。これは道路の改良及び舗装等の整備を行うもので、清水地区では清和団地2号道路と清水北2条仲道路、御影地区では御影停車場線道路西側の整備計画となっております。
工事費につきましては、清和団地2号道路は31,600千円、清水北2条仲道路は21,000千円、御影停車場線道路西側は28,525千円を計上させていただいたところです。
町道わだち掘等舗装補修工事34,900千円につきましては、清水3丁目道路、下佐幌西1線道路、美蔓西23線北道路、羽帯16号道路を行います。
橋梁修繕工事59,000千円につきましては、橋梁長寿命化修繕事業として新錦橋の工事を昨年に引き続き行います。施行箇所につきましては、予算審査特別委員会説明資料を配付させていただいておりますので、ご参照いただきたいと思います。
19節、負担金、補助及び交付金の11番、橋梁点検業務負担金61,000千円であります。これは5年に1度定期点検を行うもので、町道にかかる270橋につきまして平成28年度は130橋、平成29年度140橋を点検するものです。市町村橋梁点検一括発注として費用の負担をするものであります。
次に167頁をお開きください。
8款5項1目、住宅管理費、15節、工事請負費の関係であります。これは公営住宅等の管理業務を行うもので、10番、町営住宅改修工事8,705千円につきましては、清和団地4棟、16戸につきまして屋根及び外壁の塗装工事を老朽化対策として実施するものであります。
また14番、町営住宅火災報知器取替工事5,951千円につきましては、住宅内に火災報知器を設置して10年が経過する7団地につきまして取替工事を実施するものです。
次に168頁をお開きください。
2目、住宅建設費、13節、委託料、53番、町営住宅長寿命化計画見直し委託料4,800千円の関係でございます。町営住宅長寿命化計画につきましては平成22年度から平成31年度までの10年間となっておりますが、社会、経済情勢や町の財政状況の変化により5年ごとに見直しを行うこととなっており、平成28年度に計画の見直しを行うものです。
以上、建設課に関わる土木費予算の説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いします。
○委員長(中島里司) これから、順次質疑に入ります。
第8款1項1目、土木総務費、154頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第8款2項1目、道路維持費、155頁から157頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第8款2項2目、除雪対策費、157頁・158頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第8款2項3目、道路新設改良費、158頁から160頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原委員。
○委員(原 紀夫) 1、2点お尋ねをいたします。
今年も道路の改良工事が数多く出されておりますが、昨年も一部指摘をさせていただきました。歩道が凍結の関係で上がったり下がったりということが結構目につきすぎるということがあって、一部の業者にも話しかけをしたことがありますが、国の基準等によってなかなか難しいところがあるという話も聞いています。このことについて、今後行う工事の中でなんとかしばれ上がっても大丈夫なような方法を考えようとしているのか、従前どおりなのか、致し方ないのか、この辺について簡潔にお願いします。
○委員長(中島里司) 建設課長補佐。
○建設課長補佐(内澤 悟) 今の報道の凍上の関係なんですけれども、実際的に国の補助金等とあとは起債を含めて借りる場合にはどうしても国の基準というものが必要になってきます。単独事業でいくのであれば、もちろんその辺の基準というのは該当にならないので、改善の余地はできるような形になります。最終的には町全体の歩道改修にかける経費等を含めた中で、今現在は御影地区の方で若干、桜ヶ丘なんですけれども歩道の改修を行ってきているような形がありますので、それも含めていろいろと協議をしていきたいということで考えておりますので、よろしくお願いします。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) 私も気になったらいろいろとうちの町以外も見たりするんですけれども、他の町で新設して歩道をつくったりしているところを見ても1、2年はびくともしなくて、きれいになっているのを見ると、何でうちの町の工事はこんなに上がったり下がったりするのかなと疑問がありまして、そういうことがなくなる方向に向けて努力をしてもらうような方向は何かないのかなというようなことがあってお尋ねをしているんですが、清水町が特に他の町から見ると湿地帯が多くて圧をかけても何かうまくいかないということがあれば別ですが、もしそういうことがないとすれば何とか改良した方が5年、6年ではなく何十年も使うわけですから、その辺をもうちょっと考えてほしいなということで、あえて質問をさせていただいているんですが。
○委員長(中島里司) 建設課長。
○建設課長(菅野靖洋) 今の道路の新設につきましては、基準は他の町村も清水町も同じということで工事を行っています。委員が指摘されました歩道につきましては確認させていただきまして、それを見て対策を考えていきたいと思います。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 工事請負費の10番、町道わだち掘等舗装補修工事の関係なんですけれども、これらについてはわだちの舗装の補修がメインだと思うんですが、例えばそういう部分についてはどういう基準で判断されて、例えばわだちが5センチとか10センチあった段階なのか、利用頻度なのか、それらを含めて優先順位を付けているのか、それだけお聞かせください。
○委員長(中島里司) 建設課長補佐。
○建設課長補佐(内澤 悟) 今の委員の質問なんですけれども、一応町の基準としましては主要幹線をある程度優先しながら町全体の路線数がかなりありますので、それを見て基準的な何センチというものは実際にはもってはいないんですが、ある程度パトロールの中で確認を取りながら進めているのが現状であります。
○委員長(中島里司) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) なんぼか私も相談をされて、建設課にも相談をした経緯がございますが、全てをやりだすときりがないのはこの工事だと思いますので、ある程度基準を持った方が逆によろしいのかなと思ったりして、今お話をさせていただきました。ただ、優先順位は付けているということで理解してよろしいですか。
○委員長(中島里司) 建設課長補佐。
○建設課長補佐(内澤 悟)
優先順位をある程度現場のパトロールの中で決めて順次進めてきているような形です。ただし、経費のある範囲内で進めているということだけご協力のほどよろしくお願いしたいと思います。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
安田委員。
○委員(安田 薫) 御影停車場西道路の工事なんですけれども、昨年度もやって、今度は西側をまっすぐ行った既存の道路の関係ではぐっと曲がっていくようになっているんですが、そのまま工事されるんでしょうか。
○委員長(中島里司) 建設課長補佐。
○建設課長補佐(内澤 悟) 御影停車場線の西側道路で、今安田委員が言われているのはJRがありましてすぐ横のクランク状になっているところでしょうか。
それに関しましては昨年用地確定をしまして、JRの用地を取得しました。それで、直角型じゃなくてある程度斜めにいけるような形の中で解消するというような形で進めておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) 次に、第8款3項1目、河川改良費、161頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第8款4項1目、都市計画総務費、161頁・162頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第8款4項2目、公園管理費、163頁から165頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 第8款5項1目、住宅管理費、165頁から167頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第8款5項2目、住宅建設費、168頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第8款6項1目、下水道費については繰出金のみの予算ですので、下水道事業会計で審査を行います。
○委員長(中島里司) これで、土木費の審査を終わります。
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○委員長(中島里司) ここで休憩します。 (午前10時17分)
○委員長(中島里司)休憩前に引続き会議を開きます。(午前10時17分)
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○委員長(中島里司) これより、第9款、消防費、169頁から172頁の審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。
総務課長。
○総務課長(小笠原清隆) 特に説明を要する部分があればということですので、消防費につきまして私の方からご説明させていただきます。
1目、消防負担金につきましては、昨年までは西十勝消防組合負担金として計上しておりましたが、本年4月から本格的にとかち広域消防事務組合の運用が始まったことから、同組合員の消防負担金として1目、消防負担金、更に2目に消防団事務が町の事務となったことから消防団費、そして3目に消防施設費の整備にかかる消防施設費、最後に4目といたしまして西十勝消防組合の解散に伴う消防団の清算費の4目を計上させていただいてございます。
1目、消防負担金につきましては、457,160千円の減額となってございますが、清水消防庁舎建設事業の完了が大きな減額の要因となってございます。
2目、消防団費につきましては、22,524千円を計上しております。この金額につきましては、西十勝消防組合に消防団として負担していた金額とほぼ同額を計上させていただいたところでございます。団員の報酬及び共済費並びに費用弁償、更に保有車両の運行経費等の費用となってございます。
171頁下段をご覧いただきたいと思います。
3目、消防施設費で1,407千円につきましては、消火栓1か所の設置費用が主な経費となってございます。
172頁をご覧願います。
4目、消防団清算費1,689千円は西十勝消防組合の解散により、3月31日をもって会計が打ち切りとなりますことから消防団費の支払未了につきまして、これに計上させていただいたものでございます。
以上、消防費についての説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○委員長(中島里司) これから、順次質疑に入ります。
第9款1項1目、消防負担金、169頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第9款1項2目、消防団費、169頁から171頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第9款1項3目、消防施設費、171頁・172頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第9款1項4目、消防団清算費、172頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、消防費の審査を終わります。
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○委員長(中島里司) ここで休憩します。 (午前10時23分)
○委員長(中島里司)休憩前に引続き会議を開きます。(午前10時26分)
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○委員長(中島里司) これより、一般会計関連条例の審査を行います。
議案第17号、清水町立清水幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例の制定についてを審査します。
それでは、改正内容を説明願います。
子育て支援課長。
○子育て支援課長(真野 篤) 議案第17号、清水町立清水幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例の制定について提案理由の説明をさせていただきます。
例規集では第2巻821頁になります。
改正の内容といたしましては、清水町立清水幼稚園保育料等徴収条例(昭和57年清水町条例第16号)の一部を次のように改正するものでございます。別添配付の議案説明資料20頁をご覧いただきたいと思います。
清水町立清水幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例の新旧対照表においてご説明いたします。
第6条中、「規定で定める場合に該当する」を「前項によるもののほか特別の自由があると認める」に改め、同条を「同条第2項」とし、同条に第1項として次の一句を加える。「次の各号に掲げる園児に係る保育料については、それぞれ当該各号に定める額を免除する。
(1)同一の世帯において兄又は姉を持つ園児 保育料の全額
(2)ひとり親世帯(母子及び父子並びに寡婦福祉法(昭和39年法律第129号)第17条及び第31条の7に規定する配偶者のない者で現に園児を扶養しているものの世帯をいう。)に属する園児で、前号に該当しない園児 保育料の半額
附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行するものでございます。
町内の子育て世帯の負担軽減のために、平成27年度より同一世帯に小学校3年生までの姉・兄がいる園児の保育料を援助しておりました。国からの情報で多子世帯の保育料負担軽減といたしまして、多子計算に関わる年齢制限を撤廃し、第2子半額、第3子以降無料を実施するということから、町といたしましては子育て世帯の更なる拡充を目的に平成28年度から年齢制限を撤廃し、第2子以降の保育料を免除するものでございます。また、国では平成28年度から年収360万円未満のひとり親世帯の児童の保育料、幼稚園保育料を半額とする予定でございます。この件につきましても、町といたしましては国の政策を拡充し支援を行うため、年収を要件とせずに保育料を半額とするものでございます。
このたびの第2子無料化の拡充に係る負担軽減額対象世帯また対象児童数の状況についてご説明いたします。負担額軽減におきましては2,160千円、現行1,901千円に対しまして、259千円の増となります。
対象世帯数におきましては、現行20世帯に対し、23世帯、比較増減で3世帯の増となります。
対象園児数におきましては、現行20人に対して25人、比較で5人の増となります。
また、ひとり親世家庭における第1子の保育料免除に関わる対象世帯は、幼稚園はございません。
以上、説明に代えさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、関連条例の審査を終わります。
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○委員長(中島里司) これより、第10款、教育費、173頁から228頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。
学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 学校教育課が所管しております新年度予算につきまして、特に説明を要する点について説明させていただきます。
まず、10款は幼稚園費も含めますが教育費全体では1,306,386千円で、一般会計に占める割合としまして16.6%となっております。その中の学校教育課に関わる予算は934,967千円で、前年度と比較しまして107,522千円の減となっております。
それでは、主な増減理由についてご説明させていただきます。
予算書の175頁をお開きください。
1項、教育総務費の中の2目、教育振興費は前年度対比3,068千円の増となっております。内訳としましては教育振興事業におきまして英語指導助手の交代がありますので、それに伴う普通旅費の増と178頁の中ほどのコンピュータ教育事業につきましては、前年度より8,774千円減となっております。その主な理由としましては、23節、北海道市町村備荒資金組合償還金(学校パソコン分)につきまして、中学校分の償還が終了したため、大幅な減となっております。
なお、中学校パソコン更新につきましては平成29年度更新に向け、ICT機器の効果的活用について、清水町教育研究所で検討いただくこととしているところでございます。
179頁の就学支援事業としまして、奨学金貸付金10,000千円を計上しております。行財政改革により貸付凍結しておりました奨学金につきまして清水町総合戦略施策のひとつとして再開するもので、大学等を卒業され、本町に戻り、農業後継者、商工業後継者及び医療従事者に加えまして、介護福祉士等に就かれ、5年以上在住することにより償還免除をすることとしており、人口減少対策としてその効果を期待しているところでございます。
また、同頁の高校振興事業でございますが、清水高校振興会補助金につきまして、総合学科間口維持のための従来の補助金2,000千円に加えて、総合学科である清水高校の魅力を更にアピールするため、広報看板設置をするために1,300千円を追加するものでございます。
次に2項、小学校費につきまして説明します。181頁をお開きください。
1目、小学校管理費ですが、前年対比で484,256千円の増額となっております。御影小学校開校100周年を迎えられることとなりましたので、報償費を含まさせていただいているところですが、主な理由としましては186頁の小学校施設改修整備事業として、町民水泳プールの老朽化により小学校プールとして建て替えようとするものです。学校施設とはなりますが、学校施設開放として多くの町民の方々にご利用いただけるようにしてまいりたいと考えているところでございます。
なお、この事業につきましては、予算に関する資料の16頁の主要事業施策シートに記載されているところでございます。
また、清水小学校の窓改修として55,000千円を計上しております。2年前に大規模改修工事を終えているところでございますけれども、より気密性を高め暖房効率を上げるため二重窓にすることにより、子どもたちの教育環境改善をしようとするものでございます。
さらに清水小学校の野球場バックネットにつきましても経年劣化により危険性がありますので、ネットの全面改修を行うため1,988千円を計上しております。
次に中学校費に移ります。中学校管理費は前年度と比較し601,139千円の減額となっております。
主な理由といたしましては、清水中学校の大規模改修が完了しまして、620,000千円の減となったところでございます。
191頁をお開きください。
2目、スクールバス管理費でございますが、2,733千円の減額となりました。新年度におきましても本年度と同様に中型バス1台の更新を計画しておりまして、修繕料を含めて諸経費の改善が図られるものと考えております。
なお、この事業につきましても予算に関する資料の17頁の主要事業施策シートに記載されているところでございます。
最後に223頁まで恐れ入りますが飛んでいただきまして、学校給食管理費でございます。前年度と比較しまして3,126千円の増額となっております。
主な理由としましては227頁をお開きください。給食センター施設維持管理事業の15節、工事請負費におきまして、厨房の冷房設備を設置し、調理環境を整えるとともに、アレルギーのお子さんの対応を充実するため施設の一部を区切り、専用の調理室として整備をいたしたいと考えております。異物混入など、児童生徒の皆さんや関係者の皆さんには大変ご心配やご迷惑をおかけいたしておりますけれども、調理環境を整え、今後とも施設の衛生管理に努めるとともに、地元食材の活用と食育の取り組みを更に進めてまいりたいと思います。
以上、簡単ではございますけれども学校教育課に関わる予算についてのご説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○委員長(中島里司) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) 自らの健康管理が悪く、先週の金曜日は議会を欠席いたしまして申し訳ございませんでした。今日、予算委員会で出席させていただきました。よろしくお願いをいたします。
社会教育課に関わりましては196頁の5目、社会教育費、それから216頁の6項、保健体育費の2項でございます。この部分の新規事業につきましてご説明を申し上げます。
202頁をお開き願います。
5項、社会教育費、3目、文化会館費の文化会館施設管理の13節、委託料、26番、設備等点検調査委託料3,113千円を計上いたしました。文化センターを利用される皆さんに今後とも安全で快く利用していただけるよう施設を大規模改修したく、平成28年度につきましてはボイラーの配管、電気設備等、施設の細部にわたる状況を点検、把握したく、次年度以降の基本設計、実施設計、大規模改修工事につなげたいと考えております。
209頁をお開きください。
5目の中央公民館費の中でございますが、中央公民館施設管理で18節の備品購入費の中で12番、中央公民館用備品としまして2,379千円。このうち2階の会議室のいすを更新したく2,049千円をこのうち計上しております。
なお、古いいすにつきましては他の町の施設の再利用を考えているところでございます。
216頁をお開き願います。
6項、保健体育費の関係でございます。1目の保健体育総務費の217頁の一番下の欄をご覧ください。
保健体育事業の8節、報償費の中の218頁、14番、ラジオ体操普及啓発事業報償関係でございますが、NHKのラジオ体操を6月12日、朝6時半に御影小学校グラウンドで実施することとなりました。その関係でピアノを移動する費用等を200千円程度計上させていただきました。ピアノの移動が1回動かしてまた元に戻すという費用になることでございます。
同じ頁の2目、体育施設費の219頁下の方にございます、社会体育施設運営事業の220頁をご覧ください。
15節、工事請負費の関係でございますが、この中の14番、町民野球場改修工事につきましては、昨年度のグラウンド部分に引き続き、今年度は管理棟及び外構工事の費用を計上いたしました。内訳につきましては、別添の予算に関する資料の18頁、主要事業施策シートをご覧いただきたいと思います。
また、その工事と並行しまして、21番、旧町民テニスコート解体工事も行いたく9,042千円計上したところでございます。
18節、備品購入費の17番、施設管理用芝刈機2,420千円につきましては、体育館前パークゴルフ場、野球場及び有明公園多目的広場等を管理する乗用タイプの草刈機を更新するものでございます。
同じ頁のアイスアリーナ等施設運営事業の221頁、15節、工事請負費につきましては、施設設備の老朽化に伴うもので、冷却器の更新等5件の工事で、合計22,131千円を見込んでいるところでございます。
簡単ではございますが、社会教育課に関係する予算の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司) 御影支所長。
○支所長(細田秀夫) 教育費のうち御影支所が所管する6目、御影公民館費についてご説明申し上げます。
頁数は209頁から211頁でございます。
前年対比で4,711千円の減額となっておりますが、大集会室の舞台装置の改修工事が終了したことが主な要因となっております。
以上、よろしくお願い申し上げます。
○委員長(中島里司) これから、順次質疑に入ります。
第10款1項1目、教育委員会費、173頁から175頁までの審査を行います。
質疑ありませんか。
木村委員。
○委員(木村好孝) 教育指導事業についてよくわからないものですから教えていただきたいと思うんですが、教育指導幹の設置がなされていますけれども、この任務内容等で教育委員会内でどのように位置付けられているのかを伺います。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 教育指導幹は過去にはアドバイザーという位置付けだったんですけれども、現在は学校と教育委員会とのパイプ役をメインにやっていただいて、定期的に学校訪問をしまして学校の様子を伝えていただきますし、学校教育課程の部分についての指導や具体的なアドバイスも行っているところでございます。また、清水町教育委員会で進めております教育の四季の普及等に努めておりますし、また、幼保・小の連携の事業についても中心になって進めていただいているところでございます。
○委員長(中島里司) 木村委員。
○委員(木村好孝) 学校との関わりで、教育に対する指導の部分が関わりあってくるのではないかと思うんです。そういう面で学校長との指導権限の関わりというか、例えば学校要請があってから出向くとか、そういう権限との関わりはどうなっているのかを伺います。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 本来であれば指導主事等を国からの方は設置を求められているところでございますけれども、経費的にも配置ができない状況であります。特にこちらから期間を設けて学校に指導に入るというよりも日常的に学校の現場で起こるいろいろな問題について把握をしながら、その中で過去のご自身の経験も踏まえながら適切に指導いただいておるところでございます。
私ども事務方としてはこういう存在がないとなかなか現場の様子が把握できない部分がありますので、非常に貴重な存在となっているところでございます。
○委員長(中島里司) 木村委員。
○委員(木村好孝) そうすると、指導権限そのものよりもカウンセラー的なあるいは教師の相談を受けるとか、そういうような役割が重視されているということで押さえてよろしいでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) もちろん、定められた教育課程に基づいて実際運営されているかどうかを点検、確認をしていただいているところでございます。それに基づいて、仮にそれにそぐわない部分があればもちろん教育長に報告をした上で教育委員会として改めて指導することになろうかと思います。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
北村委員。
○委員(北村光明) 173頁の下の段の旅費というところで、学校歯科医等費用弁償というふうにありますが、これはどういった内容のものでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 学校医それから学校薬剤師等の職務内容ということでございますが、学校における内科検診や歯科検診というような業務をしていただいております。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) 項目が違うのかもしれませんけれども、ちょっとお聞きしますが、小学校だと思うんですが、いわゆる洗口の問題、口をすすぐという問題に該当する部分はどこになりますか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) ただいま、委員の質問はフッ化物洗口の関係だと思いますけれども、小学校費の方で組んでいるところでございます。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款1項2目、教育振興費、175頁から180頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
木村委員。
○委員(木村好孝) スクールソーシャルワーカーの活用事業について伺いますが、昨年と同様に道からの委託金として400千円もついているということで、今年度の活動で具体的にはどのような活動内容がなされたのか、概略でいいですから教えてください。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) スクールソーシャルワーカーの活動内容です。今年度につきましては、町内の中学校に定期的に訪問するスクールソーシャルワーカーと案件に応じて来ていただくソーシャルワーカーの2名体制で取り組んでまいりました。帯広から来ていただく案件に応じて対応いただくスクールソーシャルワーカーについては、今のところ26回程度小学校、中学校等に訪問して、案件のある子どもたち、それから保護者、先生方と面談等を行ってきたところでございます。
もう1名につきましては中学校に週3回、4、5時間くらい訪問しておりまして、例えば不登校の状況にある子どもの家庭訪問ですとか、そんなようなことで子どもたちの状況を把握しながら指導などを行っているところでございます。
○委員長(中島里司) 木村委員。
○委員(木村好孝) 先日の一般質問との関連で言いますと、道からの委託金本来も含めての本来の役割から考えていきますと、貧困者とか問題を抱えている子どもたちだとか、そういう子どもたちの援助・対策・調査というのが主要な任務になっていると私は押さえているんですが、その辺はどうでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 業務内容としては、確かに道教委はそういったような形で設定をされています。清水町におきましてもそのような対応の想定はしておりますけれども、学校等で相談等の依頼がある中では今のところございません。
○委員長(中島里司) 木村委員。
○委員(木村好孝) そういたしますと、現在問題になっている子どもの貧困対策も含めながら、その実態調査というか、実態全てではなくても学校を通じての実態特徴というのは把握可能ではないかなというような考えを持つんですが、その辺はどうでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 貧困状況等の実態把握については現在のところしておりません。
先日の一般質問等で議論等がありました中で検討を考えましたけれども、ある程度その過程なりアンケート調査的なようなものを取り組まないと把握できないのかなというふうに考えております。
現在のところはまだそういったようなアンケート調査を取り組むという予定はしてございません。
○委員長(中島里司) 木村委員。
○委員(木村好孝) その調査自体は非常に難しいと思うんです。プライベートな問題もありますし。各地域での調査実態を見ますと、例えば入学の時の家庭状況とか世帯の状況、収入状況、そういうのは調査・把握ができます。そういうところを中心にやっているところもありますし、再度先生方の家庭訪問の状況等を集約しながら、それらの概要を押さえた実態調査を行い始めているところもあります。管内的にもその実態調査を今後始めるところが出てきていると思うんですが、今後、実態調査を何らかの方法で行っていく検討はできないものかどうかを伺います。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 一般質問の中でもお答えしたとおり、現在は就学援助ということで申請をいただいた部分については対応しているところでございますけれども、例えば申請を上げづらいご家庭の事情もあろうかと思いますので、そういう事情が学校から直接お聞きすれば何らかの対応をすることとしまして、私どもは今の段階ではどういうような調査をしたら把握ができるのかが思い当たらないものですから、他の町が調査をどういうふうにしているのかを今後聞きながら、本町でできるかどうかを更に検討したいと考えております。
○委員(木村好孝) よろしくお願いします。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
北村委員。
○委員(北村光明) 英語指導助手の関係なんですが、今は確か2名の方がいらっしゃると思います。先に来られた方が今年の夏くらいと伺っておりますが、その後の後任とかの予定とか、こういう方はどういうような選考をされるのかをお聞きしたいと思います。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 英語指導助手につきましては2名体制で、小学校それから中学校の英語の授業、それから公民館等の講座を含めて活動をしております。1名は3年目ということで、今年の8月というふうに考えておりました。毎年英語指導助手につきましては1年ごとの更新なものですから、毎年11月くらいから1月にかけて次年度の更新状況について確認をするということになっています。来年度に向けて2名について意思確認をしたところ、2年目の1名についても来年の8月で英語指導助手を降りたいということで、来年度は2名新しく英語指導助手が交替するという形になります。
そのうちの1名につきましては、JETという日本国内の英語指導助手について取りまとめをいただいている団体がございますが、そこのあっせんを受けて今の2名も来ています。1名につきましては新潟で現在3年目で英語指導助手をしている方が北海道に来たい、国内移動をしたいという申し出があって、道庁を通じて清水町に打診がありましたので、情報等を収集して確認した中で次年度は新潟県の上越市で勤務されている方を予定してございます。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) 英語指導助手の後任の関係についてはわかりました。
今お話がありました公民館講座などにも講師をお願いしているというような存在の方であります。今日的には英語教育に関して全般的に強化が求められている時代背景だと思います。それで、同じ款になると思うんですけれども、国際交流関係で過去にも一般質問をさせていただきましたけれども、更に強化していくような考え方はあるんでしょうか。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 国際交流協会への補助金を現在出しておりますけれども、メインの関係はチェルシーへの受け入れとこちらからの派遣がメインの事業だと思います。2代目の英語指導助手の出身地であるということから今日まで事業が続いてこられたと思います。団体としてもこの間、取り組まれておりますので、その部分についての団体の補助金は続けてまいりたいと思います。
団体として今後どのように活用されるかを聞きながら、もし拡大を検討されているようなことがあれば相談を受けながら考えていきたいと思います。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) 昨年もかつてのミシガン州の講師の縁で国際交流が学生さんで行った人、それからその父兄を中心にして交流の事業をお願いしているような状況だと思うんですが、お話によりますとなかなか受け入れ先などの負担が大きいというお話しも聞いていますので、もうちょっと広がりをつくって交流事業そのものを拡大しながら関わるような人を増やしていくようなことが必要ではないかと思っていますが、そこら辺はいかがでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 団体と十分に協議をしてまいりたいと考えております。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
髙橋委員。
○委員(髙橋政悦) 176頁の学校情報メール配信システム利用料というものがありますけれども、これはどんな情報をどのくらいの頻度で、誰宛に配信するのでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課総務係長。
○学校教育課総務係長(大尾 智) この配信システムにつきましては、保護者の方にメールの登録をしていただきまして、その登録された保護者あてに、例えば暴風雨等で休校になりますという特別な事情が起きた時に、朝に一斉に配信させていただくという形になります。それから、スクールバスの関係もございますので、スクールバスに乗っている方にも登録していただいて、万が一スクールバスが出られない、走れないという状況になった時にはそこに一斉に配信させていただくという形を取っております。
○委員長(中島里司) 髙橋委員。
○委員(髙橋政悦) 結局受け取る側が登録しなければこの情報は入ってこない。要するに、あとはFAXとか直接電話とかでやっているんでしょうけれども、伝達方法が何種類にもなると送る側、受け取る側が戸惑うと思うんですが、その辺の解消策というのは何かありますか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 実は、これは今年度の12月から予備費を活用させてもらって始めたばかりでございます。将来的には全保護者の方に登録をしていただければいいんですけれども、やはり現在学校によっては6割程度の学校もあります。まだ100%になっていないわけですけれども、きっかけがやはり、最近の異常気象で大雨や大風、吹雪、大雪ということに少しでも早急に対応しようということで予備日を使わせていただきまして、登録を始めたところでございます。目標としては100%登録で、メールを見ていただいて、それぞれの保護者にはそれぞれのお子さんの判断に役立てていただきたいと思いますが、現状のところはリレー方式の電話と並行してやっている状況でございます。理想的には100%登録していただきたいということを考えているところでございます。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
原委員。
○委員(原 紀夫) 179頁の清水高校の振興会補助金の関係でお尋ねをさせていただきます。今回、広報看板を設置するということですが、これは学校からの要請でしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 今回の看板の設置につきましては、高等学校の振興会の役員会等の議論の中で、来年度が総合学科20周年ということもありますし、生徒確保、4間口維持という部分から清水高校の教育内容や生徒たちの例えば部活動等の頑張りについて周知をする方法のひとつとして看板を設置したいといった議論がありまして、今回計上させていただきました。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) 百数十万円かけてつくる看板ということらしいんですけれども、相当大きな看板なのか、または複数の看板を設置しようとしているのかとなるとどうなんでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) まず、設置数については2か所を想定してございます。1,300千円で2か所ということですので、大きさについてはおおむね150センチ×3メートルというような感じの2か所というふうに考えております。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) あまりここは深入りしないようにしたいと思うんですが、私は過去に現在の校長さんとも直接お話をしたことがありまして、生徒を集めるのには私は看板では集まらないと思っています。今言われたような情報をあまり大きくもない看板に書いたところで、それに魅力を感じてくる人がいるとなると、私は考えられないと思います。したがって、学校サイドから子どもにかかる費用の部分について町が補助をして、なおかつそれに合わせて学校が学力を上げるような形を進めていくということの方が何倍も効果があるということは直接校長にも申し上げたことがあるので、補助してほしいということでの要請は看板以外ではないんですか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 現在の高校振興会において2,000千円補助をしております。その中で清水高校の生徒の資格取得や模擬試験等にかかる費用についての一部を補助金の中から振興会が負担をして、生徒たちが資格取得、進学等も含めた対応について、しやすいような形を支援しているということでございます。
支援内容につきましては、振興会や清水高校の校長先生、教頭先生それぞれと協議をしながら決めているというところでございます。
昨年、総合学科を語る集いというものを開催させていただきました。その中で旭川南高等学校という総合学科の学校ですが、その学校の職員の方と、総合学科に関わって、今は大学の教授をされている方の講演をいただきましたが、旭川南高校については進学型の総合学科ということで、そのような取り組みの話をしていただきました。清水高校につきましても、今、校長先生、教頭先生、振興会の中で協議をしている中では、進学部分についての強化、例えば習熟度別の授業展開ですとか、そういったようなことについても取り組んでいくというふうに聞いてございます。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) あと1問でやめます。
学校サイドから先ほど私が触れましたように、この部分について補助してほしいというのはなかなか言いづらいものだと私は思います。したがって、教育委員会サイドからこの辺について、子どもを多く集めるために町も支援したいと思っているんだがどうかというような打ち出し方をすると喜んで受けてくれると私は考えているんです。したがって、看板にお金をかけるよりもそちらの方にお金を向けるのが本筋ではないかということを申し上げて、反論があれば言っていただいて終わりにします。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 反論はもちろんございませんが、支援内容につきましては高校と十分協議をしながら進めていきたいと思ってございます。
○委員長(中島里司) 他に質疑はありませんか。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) ここで質問をしていいかどうかなんですけれども、細かい話で恐縮なんですが、まだ報告が終わっていない調査中の総務文教委員会で先日視察させていただいた時に、雑談の中で御影中学校の中からQ-Uテストを進めているという形を、去年の予算委員会の中でもあったかなというふうに思っております。現状では3校だけとお伺いをしたんですが、今回の予算の中では4校で入れているのかをまずそれを確認したいと思います。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) Q-Uテストにつきましては、学級運営の中でどういうふうな子どもたちの考えがあるかを把握しながら学力向上に向けて活用しようという調査でございます。昨年度も今年度につきましても小学校費、中学校費それぞれに2校ずつの経費を計上しております。
○委員長(中島里司) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 現実的には御影中、清水中が実施をして、清水小学校も実施をしている。しかしながら御影小学校だけが実施をしていないという現状があるんですが、ただそれぞれの学校でその後にお話を聞いていますと、非常にいい、現場の中でもいろいろな子どもたちのメンタル面も含めていろいろなところが生かされるテストだと。残念ながら御影小学校はやられていないということなんですけれども、清水小学校がやって御影小学校がやらない。清水中学校がやって御影中学校がやっていると、どうしても若干問題点がないわけでもないかなと思いますが、これの取り組みについて、学校の校長の裁量にもなると思いますけれども、これについてどういうふうにするかだけお聞きして終わりたいと思います。
○委員長(中島里司) 学校教育課長補佐。
○学校教育課長補佐(斉木良博) 学校における学級数段のアセスメントということで、実はQ-Uについては平成27年度から始めました。平成26年度中に学校からこういうようなツールがあって実施したいということで、細かくは調査しておりませんが、管内でも半分以上の学校等で実施をされているという状況ですとか、それに得られた分析結果等についてすごく有効だということで、平成27年度4校でそれぞれ年に2回ほど実施をしようということで、全児童生徒分の予算を確保させていただいております。
春からQ-Uの実施について、4月に合同校長教頭会議というものを開催して、平成27年度の実施内容について教育委員会の予定している部分を説明させていただくんですけれども、その中でQ-Uにつきましては予算を確保しているということで各学校に実施できると周知しています。その後、各学校において実施に向けての調整をしていただきまして、委員がおっしゃるように3校については実施をしましたが、御影小学校についてはなかなか調整が整わなくて未実施という状況になっています。教育委員会としては4校、清水町の子どもですから平等に実施をしていくというふうな考えを持っておりますので、御影小学校につきましても実施に向けてこちらから働きかけをしていきたいと思っています。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) ここで休憩します。 (午前11時15分)
○委員長(中島里司)休憩前に引続き会議を開きます。(午前11時25分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 次に、第10款1項3目、教員住宅費、180頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款1項4目、特別支援教育費、180頁・181頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款2項1目、小学校管理費、181頁から187頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
奥秋委員。
○委員(奥秋康子) 187頁の小学校の関係で改修工事なんですけれども、先ほどご説明をいただいたわけですが、ガラスを取り替えるというお話しでしたが、一昨年の大改修の時に確かに窓ガラスも含めて改修をされたのかなというふうに理解をしておりましたけれども、この窓ガラスの部分においては当時のまま使っていたために不具合が生じて取り替えたいということでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 先ほどご説明した内容といたしましては、今回、窓を二重にしたいということでございます。2年前の大規模改修の時には既存の窓自体は変えておりません。一部はめ殺しに変えた部分もありますけれども、基本的には窓は変えておりません。暖房システムを改修したりして、何とか子どもたちの学習環境が保てるであろうということで設計をして、施行したところなんですが、やはり、今回特に清水中学校の大規模改修したところ、暖房効果が二重窓ですと相当違うということがあえてわかりまして、清水小学校の窓の間から若干砂埃等が入るという状況等を考えまして、やはり二重窓化が当時は想定できなかったんですけれども、二重窓化にしようということで計上させていただいたところでございます。
○委員長(中島里司) 奥秋委員。
○委員(奥秋康子) 二重サッシというものがありますが、今はまっているガラスは取って、新たに二重窓にするということですが。それとも今あるところに外か中からもう1枚足すということかどちらでしょうか。
○委員長(中島里司) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 今考えておりますのは廊下や教室も含めて内側に加えるということです。外でしたら足場を組まなければならないということがありますので、それはなしにして内側から新たに窓を設置して二重にしようという計画でございます。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) 次に、第10款3項1目、中学校管理費、187頁から191頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款3項2目、スクールバス管理費、191頁から193頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原委員。
○委員(原 紀夫) スクールバスの関係で若干お尋ねをさせていただきます。数年前、確か文教委員長の時にも一度お尋ねをいたしましたが、近年スクールバス以外でもオペレーターの大変な事故が起きております。新聞報道で大きく出ていない部分もありますけれども、スクールバスの事故というのは表面切って出ていないだけで結構あるという認識を私はしております。そこで、清水町のスクールバスは委託をして行っておりますが、過去にもお尋ねをいたしましたが、オペレーターの関係についての年齢制限を65歳くらいをという話を聞いております。現在のオペレーターの年齢構成についてはどのようになっているのかをまず教えてください。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 運転手の構成につきましては、一番若い人で57歳で実働運転手でございます。高齢につきましては68歳が2人おりまして、50代は1人でございます。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) 補助的な運転手さんを入れて全員で何名いるんですか。もうちょっと詳しく教えてください。
○委員長(中島里司) 給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 補助の代替等を含めまして、総勢で12名の登録でございます。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) もうちょっと詳しくとお願いしたのは、先ほど50代が1名で、あとは68歳と言っただけで、あとの年齢構成は全くわからないような状況だったのでその辺を明確にしてほしいということで申し上げたんですが。
○委員長(中島里司) 給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) すみません。
12名のうち40代が1名。代替登録を含めて12名で、先ほど申し上げた50代というのは常時運転手でございます。50代が3名。具体的に年を申し上げますと、61歳、64歳、62歳、65歳、57歳、65歳、68歳、同じく68歳で、ここからは代替等の運転手なんですが、74歳、56歳、56歳、48歳となっております。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) 以前、上限をだいたい65歳にしたいというお話を私は受けているんですが、これはオペレーターがどうしても集まらなくてこうせざるを得ないという状況なのか、努力不足なのか、この辺はどうですか。
○委員長(中島里司)給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 私の方から委託会社の方に年齢構成等を考えて要望をしているんですけれども、結果として人数が集まらなくて今言った状況となっております。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) やめようと思ったんですが、なかなかやめられるような状況ではありませんので、もうちょっとお許しをいただきたい。
前段で申し上げた何があってもおかしくない。例えば、本人が健康だと言っても大動脈解離を起こしてどえらいことになるというような時代ですから、健康管理については特に重要だという認識をしておりますので、これらの方の健康管理はどのようになっているのかを教えてください。
○委員長(中島里司) 給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 運転手等の健康診断につきましては、年に1回健康診断を実施している状況でございます。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) 健康診断を年に1回やるのは常識中の常識なんですが、一連の事故で問題になっている部分も含めて精密検査というか、詳しく検査をしているのかどうかということになるとどうなんでしょうか。
○委員長(中島里司) 給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 一般の健康診断を受診されています。
○委員長(中島里司) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 今答弁をさせていただきましたけれども、一般的な健康診断でも異常があれば精密検査とかいろいろなことを受けなければならないという状況だと思いますので、それは会社の健康管理という部分では義務付けられたものと認識しているところであります。その辺も含めてこちらの指導も含めて徹底していかなければいけないなと。特に65歳以上の方が何名かおりますので、特に気を付けなければいけないということを認識しながら、会社にも要請をしていきたいと思います。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) 私は75歳になったんですけれども、新得警察署で厳しい審査を受けて今にあるんですが、本人は大丈夫だと思っていても全く違う結果が出るというのは、年を取ると間違いなく出てくる。車を止めてまっすぐ止まっているつもりが斜めに止まっているというのが私の今の状況で、相当注意を払っているんですが、特に65歳、68歳、68歳、74歳という高齢の方は健康体でやっておられるんでしょうけれども、扱っているのは子どもですから、何かあった時には取り返しがつかないことになるという立場から、極端な言い方をすると優秀な運転手を確保する方法としてどういう方法を取ったらいいかを含めて広く公募するなりして、優秀な人材を集めて、安心して子どもの命を守るという立場で、ここではこれ以上厳しく言いませんけれども、再度そういうことで努力をしてほしいと思うんですが、どうですか。
○委員長(中島里司) 教育長。
○教育長(伊藤 登) ご指摘のとおり、やはり高齢になると何が起きるかわからないというのが人間の体かなと思っています。その部分についても委託業者ときちんと打ち合わせをしながら、若い人材の確保に向けて努力していただきたいということも申し上げながら、安全運転に心掛けたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
桜井委員。
○委員(桜井崇裕) 一般質問の時にもちょっとお伺いをしたんですけれども、熊牛保育所が閉所になります。新たな送迎も必要となりますので、どういった運行になるのか詳細を教えていただきたいと思います。
○委員長(中島里司) 今の桜井委員の質問は熊牛保育所が閉所になるので、園児のその後の送迎はスクールバスでどういう対応をするのかということですが、それは民生費で保育所の費用になります。
○委員(桜井崇裕) わかりました。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) 次に、第10款4項1目、幼稚園管理費、193頁から196頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款5項1目、社会教育総務費、196頁から199頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款5項2目、文化振興費、199頁から201頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款5項3目、文化会館費、201頁から203頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
北村委員。
○委員(北村光明) 文化会館の管理運営費がかなり増えてきているのではないかというふうに思います。これまでの予算審査委員会の中での話もありましたけれども、今年度から公共施設等総合管理計画を策定して管理していくということで考えていきますと、他の款にもありましたように公共施設の改修費が増えています。そういった中で、やはり文化センターも含めてのこれからの管理の仕方を今までの延長線上でやっていかれようとしているのかどうなのか、考え方をお聞きしたいと思います。
まちづくりをやる。あるいは高度強靭化のためのインフラの長寿命化を図るなど総合的に経費との兼ね合いでやはり考えていかなければならない状況ではないかと思います。それで、総務課長にもお尋ねをしたんですけれども、今年度から公会計をやるためにそのシステムを入れるからやれると言いますが、システムが入る、入らない以前の問題として、そういう管理の考え方が必要じゃないかと思っていますが、その辺はどのようにされていくかをお願いしたいと思います。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいま文化会館費の中の施設管理方法についての今後どうするかという部分でございました。私どもの考えでは現状のままで進めていく形でございます。あと、役場全体の中で違う流れになれば全体の中で協議いただくという形になるかと思います。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) 社会教育の担当としてはそういったお考えなのかなとは思うんですが、これからのまちづくりというか、TPP、プランのパートナーづくり、PFIといったことを考えていった時に、例えば文化センターの運営に関しても検討しなければならない状況があるのではないかと思いますけれども、そういったことについての今後の考え方を、しようというところがあるかどうかお聞きしたいと思います。
○委員長(中島里司) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいま、委託等の考えもあるのかというご質問だと思います。
施設の管理方法につきましては、今現在はこの方法で進めてまいりますが、今後、そういったいろいろな事情もありまして、状況を見ながら、今後はどういった管理方法がいいのかを検討してまいりたいと思います。
また、すでに体育施設につきましてはNPOに指定管理をしておりますので、そういった前例もございますので文化センター等につきましても種々検討しながら管理方法につきましては検討を進めてまいりたいと考えております。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) センターについてをお聞きしたんですけれども、そのことを一つ考えるにしても総合的な計画の策定が必要だと思うんですが、その辺のご答弁を町長かそれくらいの方からいただきたいと思います。
○委員長(中島里司) 財政係長。
○財政係長(藤田哲也) 今委員の方から大枠の全体での考えということでございますが、財政の上から公共施設の管理計画という部分のご発言もございましたので、私の方から基本的な考え方をお話しさせていただきたいと思います。
まず、公共施設の管理計画につきましては基本的に老朽化対策、いわゆるハード整備の補完、再投資をどうしていくか。今、委員の方からご指摘があったのは、この施設ももちろんそうなんですが、運営費に関してもコストをどう低減していくのかということをどう取り組むのかということだと思います。この点について、まず地方交付税の制度の中では平成28年度からトップランナー方式、いわゆる施設管理のあり方についても委託を国はどんどん進めて、交付税の単位費用も管理経費も含まさってくるからそれを下げていこうという動きが出てきています。もちろん、今お話があった文化センターも管理は委託方式を行っておりますが、更に指定管理委託のように運営面も含めて施設管理と運営を含めて一括する指定管理方式もございます。ただ、これを役場一本で、清水町はこの方式一本でいきますよという方針が立てられるかということになりますと、基本的に各施設の部分でどのような形で管理するのが一番いいのか、それぞれ検討せざるを得ないだろうというふうに私は考えてございます。
例えば、保育所などの運営ですと、直営でやるのか民営でやるのかというような形で運営についても直営、民営といった選択肢もございます。これは地域の実情であるわが町の特徴でもあるので、全国的動向、管内的動向だけでこの方向に行きますよというようなことを一貫して町全体でこの方向に進むとは言いきれるものでもないのではないのかなというふうに考えておりますので、各施設の再投資を考える際に、運営コストについても合わせてどういった手法があるのか、そういったものを一つひとつ検討していくということになっていくのではないかなというふうに考えているところでございます。
○委員長(中島里司) 北村委員。あるのであれば速やかに挙手をしてください。
北村委員、予算審査です。文化会館費の項目でやっています。たまたま今、それに関わった部分でご意見がありましたけれども、今全町的な部分に質問が変わってきています。ここまで広がっていくと一般質問的な部分になってくる可能性がありますので、予算審査ということを踏まえた中でご質疑を続けていただければと思います。
○委員(北村光明) 町長に答弁を求めたんですけれども、ないならないでそう言ってください。
○委員長(中島里司) 町長は挙手をしていません。他が答えたんです。一般質問ではなく予算審査ですから資料を作った担当者から答弁をいただいております。それで次のステップということになると思います。ただし、当委員会は予算審査ですからそこら辺を十分踏まえた中で質疑を続けていただければと思います。
質疑ありますか。
○委員(北村光明) 終わります。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
奥秋委員。
○委員(奥秋康子) 1点だけお伺いをしたいと思います。
舞台の製作材料費ということが予算計上されておりますけれども、文化センターの舞台は確か3年ほど前に床を張り替えていただいたというふうに思います。しかし、今年度に入ってあの舞台に上がってみますと、もう床が非常に逆剥けをして、舞台ですから靴を履いて踊るということはあまりありませんが、足袋を履いたりして踊る場合に足に刺さったということが現実にありました。そういう中で、いくら職員さんが努力してコストを下げようと思っても、やはり利用者、住民の皆さまのご協力をいただかなければこれは成り立たないわけでございますので、そこら辺について今後どのように考えておられるか、お考えを伺いたいと思います。
○委員長(中島里司) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいま、舞台の床がかなりひどくなっている状況でございます。委員ご指摘のとおり、床がかなり消耗しまして劣化している状況です。担当職員が日ごろから点検をしっかりと重ねまして、利用者の皆さんにけがのないように対処はしているところですが、幾分古いものですから見落としをする時もたまにございます。
今後の改修計画で委託料がございますので、この委託料の中で順次どう修繕をしていったらいいかという部分をこの調査の中で検討しまして、今年度につきましては今の状況を係がしっかりと点検をしながら利用者に迷惑をかけないような形を継続してまいりたいと考えております。
○委員長(中島里司) 奥秋委員。
○委員(奥秋康子) 改修をしてまだ年月が浅いわけですので、その利用者の方々が舞台に上がる時に、普通であれば土禁ですよね。そういう部分において、そこでも使っていただく皆さんに心掛けていただくように呼びかけていただきたいというふうに思いますので、壊れたら直せばいいということではなかなか難しいと思いますので、そこら辺のお考えがあれば。
○委員長(中島里司) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいまのご指摘の件でございます。
利用者にもご協力をいただきながら良い方法で使用してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) 次に、第10款5項4目、図書館・郷土史料館費、203頁から207頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
北村委員。
○委員(北村光明) 図書館及び郷土史料館の関係で、管理等でお伺いいたします。
以前、一般質問をしました大まかなところはいきませんけれども、このまま現状どおりでやるつもりなのかをお答えいただきたいと思います。
○委員長(中島里司) 図書館長。
○図書館長(阿部剛裕) 図書館・郷土史料館の施設の2階部分、郷土史料館部分ですけれども、今後2階部分については検討という部分もありますが、現状のところは現状の郷土史料館ということで運営を行ってまいります。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) 今の活用の現状をお伺いいたします。運営費的に効果が出ているものなのかどうかの認識をお願いいたします。
○委員長(中島里司) 図書館長。
○図書館長(阿部剛裕)
現状の利用でございますけれども、平成26年度につきましては、利用者の方は来館者の郷土史料館の部分は120名ということで、平成27年度現在はまだ年度の統計は取っておりません。それで、昨年並みということで、ただ郷土史料館の方につきましては小学校の3年生、4年生の社会科の中で見学コースのひとつになっておりまして、今年度は清水小学校3年生ということで郷土史料館の方に児童が41名、引率教諭3名ということで来館されています。なかなか清水の歴史という部分を子どもたちに教えるという部分ということでは展示室は重要なところかなと考えています。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) ここで休憩します。 (午前11時55分)
○委員長(中島里司) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後1時00分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 次に、第10款5項5目、中央公民館費、207頁から209頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
奥秋委員。
○委員(奥秋康子) 1点伺いたいと思いますが、今回、209頁の18節、備品購入費で中央公民館の備品を約2,400千円ほど計上しておりますが、先ほど説明をいただいたわけですが、いすの購入をされるということでございます。いすを購入した後、既存のいすを他の施設で使うという説明でしたが、このいすは全部入れ替えるということなんでしょうか。
○委員長(中島里司) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいまのいすの質問でございます。全部替えるのかということですが、中央公民館の替える場所につきましては2階の会議室でございます。あそこの部分については部分的にどんどん傷んでいまして、30年以上が経っていまして入れ替え、捨てたりしている部分もありますが、今回は会議室の部分のいすを全て入れ替えるという予定になっています。
○委員長(中島里司) 奥秋委員。
○委員(奥秋康子) 数も相当あると思うんですけれども、他の施設でまだ使えるんだったらもう少し、あと1年か2年でも遅らせてもいいのかなと考えておりますが、今回予算を計上したわけでございますので、他の方でも使えるということで利用価値はあるということですか。
○委員長(中島里司) 社会教育課長。
○社会教育課長(山下清美) ただいまの質問でございます。まだ使えるという部分がございます。今回、農業研修会館の方のいすもございまして、農業研修会館も今後どうしようかという部分がございまして、農業研修会館の方に今回の会議室のいすについては移して活用をしながら使っていきたいと考えております。今回の会議室部分だけということで考えております。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) 次に、第10款5項6目、御影公民館費、209頁から212頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款5項7目、地域学習施設費、212頁から214頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款5項8目、農村環境改善センター管理費、215頁・216頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款6項1目、保健体育総務費、216頁から218頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原委員。
○委員(原 紀夫) 1点聞かせてください。先ほどのラジオ体操の関係でお話をされておりましたが、これは御影というお話でした。場所的に町にNHKから要請があって、会場についてはどちらでもいいのでとなっているのか、向こうから指定をされているのかということになると、どうなっているんですか。
○委員長(中島里司) 社会教育課長補佐。
○社会教育課長補佐(高橋英二) 場所については、NHKの方からは指定はありません。今回、御影小学校に決定したというのは、御影小学校が開校100年を迎えるということで、その記念という部分もありまして御影小学校のグラウンドに決定をしております。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) 次に、第10款6項2目、体育施設費、218頁から223頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) 次に、第10款6項3目、学校給食管理費、223頁から227頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
髙橋委員。
○委員(髙橋政悦) まず1点目、平成28年度冷房設備の設置工事が行われる予定になっていますけれども、施行時期はいつを考えられておられますか。
○委員長(中島里司) 給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 施行時期につきましては、資材等の搬入もございまして、夏休み期間中ということで建設課と協議をしているところでございます。
○委員長(中島里司) 髙橋委員。
○委員(髙橋政悦) 一番暑い時期を考えずにそんな時期にした理由というのは資材搬入が早くできないのでその時期なんでしょうか。
○委員長(中島里司) 給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 資材調達については発注後にできるんですけれども、施工期間につきましては期間を要するということで、こちら側からとしては建設サイドに設計等をお願いをし、要請はしたんですが、施工期間を要するということで夏休み期間を予定しております。
○委員長(中島里司) 髙橋委員。
○委員(髙橋政悦) 昨年、総務文教常任委員会で視察させていただいて、その時に教育長を含め、管理職の皆さんからその辺は改善していくという約束を取り付けて、それなりに調理員の皆さんにも来年からは涼しいところでというか、環境の良いところで仕事ができますよという話をしたにもかかわらず、予算の関係があるとはいえ夏休み期間中、つまり一番暑くなる5月、6月、7月をほっといて、過酷な労働条件のまま、せっかく付くということが決まっているにもかかわらず我慢しなさいというような対応というのはちょっとずさんすぎるのではないかなという気がしますが、その辺はどうでしょうか。
○委員長(中島里司) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 確かに、施工時期については質問のとおりかと思いますけれども、いかんせん4月から給食の提供があるので、その現場の中で取り付けるものですから、衛生面も含めるといかがなものかなと感じたものですから、なるべく早くという気持ちはあるんですけれども、その辺は施工の期間の問題については研究しながらなるべく早い時期にできれば費用対効果も上がるということですので、その方がいいかなと思っていますので、ちょっと検討する期間をいただければと思います。
○委員長(中島里司) 髙橋委員。
○委員(髙橋政悦) よろしくお願いします。
次の質問に移ります。給食センターの中で臨時調理員及び代替調理員の年齢構成等を教えていただきたいと思います。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 臨時調理員7名おります。平成28年度に誕生日を迎えられる満年齢で報告させていただきます。60歳、59歳、49歳、40歳、42歳、43歳、48歳です。
代替につきましては、30代が3名、50代が1名、代替については年齢の資料を持ってきておりませんので、答弁を終わらせていただきます。
○委員長(中島里司) 髙橋委員。
○委員(髙橋政悦) なぜこんな質問をしたかというと、採用にあたって子どもさんの年齢とか、例えば小学校に行っている方、中学校に行っている方といろいろいると思うんですけれども、それが偏っているんじゃないか。要するに、「小学校の参観日だから私は今日休みます。」これが5人も6人もいたとしたら、残された59歳、60歳にはそんな人はいないと思うんですが、2人、3人で仕事をしなければならないという事態に陥っていないかどうか、そこが心配だったので聞いたんですけれども、実際のところ、そういう不満等は出てきていないんでしょうか。
○委員長(中島里司) 給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 委員のおっしゃるとおり、年齢構成が学校行事等で休み等が重なる部分がございまして、調理員からはその辺を考慮してほしいという要望は上がっております。こちらにつきましては、代替調理員を新たに登録を求めまして、何とかそういったことを解消していきたいと考えております。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
西山委員。
○委員(西山輝和) 今の給食のことでお聞きしたいんですけれども、最近、メニューがあまり変わらない、同じようなものがずっと続いているというようなことがあって、ちょっと油っこいものが続きすぎるというご意見が結構あるんですが、少し工夫してほしいと思います。
○委員長(中島里司) 給食センター所長。
○給食センター所長(石津博徳) 給食メニューにつきましては、栄養価、カロリーベース等を考慮しながら献立をつくっているわけでございますが、そういった状況があるのであれば改善等をしていきたいと思います。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) これで、教育費の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) ここで休憩します。 (午後1時15分)
○委員長(中島里司) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後1時16分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) これより、第11款、災害復旧費、229頁の審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。
○委員長(中島里司) 特にないようですので、質疑に入ります。
第11款1項1目、道路橋梁災害復旧費、229頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、災害復旧費の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) これより、第12款、公債費、230頁の審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。
○委員長(中島里司) 質疑に入ります。
第12款1項1目、元金、230頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原委員。
○委員(原 紀夫) 公債費、年々借金は少なければいいのは越したことはないんですが、現下のわが町の情勢ではなかなかそうもいかないということで、財政を組んでいる方には大変ご苦労をかけているのではないかと思うわけであります。
お尋ねをしたいのは、ここ数年の流れを見ていると前年対比で減るよりも増えるという方向にあるんだろうと思っています。地方交付税が年々増額をされるということであれば好ましいのでありますけれども、今後についても逆だろうと考えておりますので、今後の財政について担当する方でこういう方向で組んでいきたい、あるいはなるべく額を少なく抑えて、より効率的な運営をしていきたいということを含めて、清水町の過疎地域自立促進計画等も出ておりますので、これも絡めた考えについて、短い時間で結構ですのでお話をいただきたいと思います。
○委員長(中島里司) 財政係長。
○財政係長(藤田哲也) 委員の質問の点でございますけれども、まず元金、利子含めまして公債費の動向につきましては、ただいま委員の方からご指摘がありましたとおり平成28年度の当初予算において前年度対比増という形になってございます。元金、利子を合わせまして21,175千円の増となりました。背景には西十勝消防組合からの債務の継承という部分で6,600千円程度増額要因がありますけれども、そのような部分についてはここ2、3年の起債の発行が償還に跳ね返ってきているという状況でございます。
行革を行い始めた平成14年度以降、公債費は抑制という形の中でずっと下がってきたということでございます。これが平成28年度予算から上に上がっていくという動向に切り替わったという点については、財政の振り分けといたしましては大変大きい転換になったという認識でございます。委員ご指摘のとおり交付税につきましても平成28年度予算で前年度対比100,000千円程度の減という予算を組んでいますけれども、もちろん厳しいという見方でございます。
また、予算に関する資料としてお配りしております公債費の動向として14頁に地方債・債務負担行為年度別償還予定表をお示しさせていただいております。この表は平成28年度予算にかかるところまでの発行した起債について償還の動向を記載しているものです。また、債務負担行為、ご承知のとおり御影畑総の償還を行っております。これの動向も含めて一覧で記載してございますが、今申し上げました形の中でいきますと、平成28年度は増えましたけれども、一般会計ではこの表では平成29年度は更に10,000千円強増えていく。平成30年では逆に640,000千円とこれは位置的にぐっと下がります。そこからぐっと上がっていくだろうというふうに今は見ています。だいたい平成36年くらいまでは今後の設備投資の起債の活用の仕方によって動向は動きますけれども、その程度まで上がっていくだろうというのが財政担当としての推測でございます。
おおむね900,000千円程度まで上がるのではなかろうかと、この時点での実質公債費率はおおむね10%程度まで上がってくるという見通しを持っています。
一方で債務負担行為の欄に国営土地改良事業償還分とこの表にございますけれども、この点では平成36年、前年度204,000千円が154,000千円、約50,000千円程度償還が落ちます。平成37年でこの償還を155,000千円弱にしますと、平成38年度からこの償還がなくなってくるという流れになっていますので、公債費全般、更に債務負担行為、いわゆる借金の返済というのを見た時には、平成36年度まで設備投資の費用をいかにして平準化にしていくのかということが必要になってくるという考えでございます。
他の委員からもご指摘を受けておりますけれども、今後、公共施設の設備投資とかマネジメントをしていく際に起債を活用していかざるを得ません。これは世代間の公平の問題、財源の調達の問題がございますので、この時に額のベース、優先順番といったものを加味しながら一定程度抑制というものを前提に起債の活用はしていくと。
また、今度は上がっていきますので、そうすると返済する財源は何だというと、もちろん一般財源、地方交付税、町税を占める。これがぐんと下がるという危機感というのは持っている半面で、ぐんと下がるだろうということで逆にそう決めてしまって設備投資を後手後手にはいかないだろうなという考えもございます。こういうでこぼこというものも一部財政調整基金からの繰り入れですとか、場合によっては決算剰余金を減債基金の方に積み回して、減債基金という公債費を平準化していくための基金の活用をしながら、その年の予算編成をしていくというようなことが必要となってくると考えているところでございます。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) わかりました。相当先々のことを考えて努力をされているということは以前から認識をしておりました。公営住宅についてもこれから検討するということもありますし、文化会館も出ておりましたけれども、あの大きな建物を果たしてどのくらいの改修費をかけてやろうとしているのか。また御影の学校、御影の消防ありとあらゆるところ数多くあるわけで、この辺を誤って積み増しをどんどんしていくと、まさに元来た道に戻ってしまうということは間違いなくあり得るわけなので、ここはもちろん国が交付税を特別清水町に多くくれるということがあれば別ですけれども、ここはどなたが受けても大変なところなので、より細心の注意を払ってこれからの計画を組む際に頑張ってほしいと常々思っておりますので、ここはよろしくお願いをしたいと思います。
○委員長(中島里司) 財政係長。
○財政係長(藤田哲也) 公共施設の施設投資は当然今施設名もあげていただいた上で増えてくると。当然、委員の方からお話等あった施設を私自身も近い中で設備投資が出てくるということは考えているところでございます。その上で、公債費につきましては、以前に私800,000千円程度で推移をさせていくことが実質公債費を10%以下でずっと推移させていくことになっていくだろうということでお話を申し上げた経過がございます。若干増えるという経過が出ました。これは最大の要因は消防庁舎、これについて緊急減債防災事業債を活用して基金の繰り越しを取りやめたという点が最大の要因でございます。これは、交付税債にもあってあるんですけれども、交付税制度ありますが、最終的にそういった背景を含めれば今申し上げました平成36年に9,000,000千円をある程度上限という捉え方の中で推移をさせていく。これが実質公債費率を10%で留めていくことにもなっていくのかなと。10%の水準の良し悪しについてはいろいろとお考えもあろうかと思いますけれども、それをひとつの目安として、また地方交付税の動向も十分毎年見ながら予算編成、公債費の管理を進めてまいります。
施設投資につきましても施設だけではなくて、各種ソフト事業についても見直すなり、削減していくなり、前に出すものは出す、後ろに下げるものは下げるというソフト事業も含めて予算編成の中で各課とも協議を進めたいと考えてございます。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) 次に、第12款、1項2目、利子、230頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、公債費の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) これより、諸支出金、231頁から235頁の審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。
総務課長。
○総務課長(小笠原清隆) 諸支出金につきまして前年度と比較しまして変更点について若干説明をさせていただきたいと思います。
231頁、1項1目、行政費で5,497千円の増額でございます。主な増加要因につきましては、時間外手当におきまして、対象職員の増加、更にとかち広域消防事務組合に派遣します職員の時間外手当につきまして、一時的に派遣元で負担するというようなことから2,000千円の増額をみているところでございます。
さらに、臨時職員賃金、共済費におきまして、臨時職員退職報償費1名が増員となりまして2,236千円の増加となってございます。
役場庁舎の管理におきまして、平成27年度におきましては煙突の笠木補修ですとかトイレの改修等が終了しましたが、平成28年度におきましては庁舎の水切り改修工事、それから屋外看板、宣言塔の修繕工事等がありまして、ほぼ同額を計上しているところでございます。
その他、行政共通費につきまして計上しておりますが、節約に努めながら運営してまいります。
以上、諸支出金にかかります説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司) 質疑に入ります。
第13款1項1目、行政費、231頁から234頁までの審査を行います。
質疑ありませんか。
原委員。
○委員(原 紀夫) 1点お尋ねをいたします。
電気料の関係で、予想だにしないような事態が起きて、4月からいろいろな方向に変わるのかなと。安い電気料をわが町も活用してやるようになるのではないかと期待をしていたんですが、そういう形にはならないような条件になっているということは理解をしておりますが、今後、今契約しているところと違う箇所等で将来安定的な電源が出てきて、それもまた格安であるというようなことの状況の中では、率先して取り組むというのか、要注意で様子を何年も見るという感覚なのか、この辺を若干お願いします。
○委員長(中島里司) 総務係長。
○総務係長(鈴木 聡) 庁舎におきます新電力の導入に向けてのご質問かと思います。ご存じのとおり新電力に関わりまして、今月に入りましていろいろな報道がされております。新電力の制度自体についての欠陥というわけではなく、参入している業者の財務体制の問題、会社の運営のやり方等が問題になっているのかと思います。その中で新電力の制度自体はやはり有効なものではないかという判断はしております。ただ、本町においてどのような施設にどのような形で導入していったらいいのかというものを詳細に検討していかなければならないのかなと思っております。
4月から家庭向けも始まりますけれども、それの低圧、高圧、いろいろな面の施設をどのような形で選択し組み合わせた形で、どのような入札等で業者を選んでいったらいいのかを含めて検討していきたいと考えています。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
北村委員。
○委員(北村光明) 清水町の公共施設における電力の契約先は4月以降はもう決まっているんでしょうか。端的に言うと、ほくでんなのか新電力なのか、そこら辺をお聞かせ願いたいと思います。
○委員長(中島里司) 総務係長。
○総務係長(鈴木 聡)
本町の4月以降につきましては今のところほくでんの契約となってございます。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) そうしますと、ロジテックの破産申請だとかということで契約をしていた管内の自治体なども困っているというような新聞報道がありましたけれども、契約そのものについては問題はないのかもしれませんが、費用的にどうなのかなという心配が一方ではあるんですけれども、そこら辺はどうなんでしょうか。かえってほくでんが高い料金を言っているとかという話もありますけれども。
○委員長(中島里司) 総務係長。
○総務係長(鈴木 聡) 電力につきましては、4月以降ほくでんもいろいろな契約方法を打ち出してきているかと思います。その中で、新電力にいろいろな会社が参入してまいりますので、やはり選択する会社によってはかなり節約等もあるかもしれません。その部分につきましては、導入する施設も含めまして検討しまして、有効であるとなれば年度途中でも契約の変更なりは取り組んでいきたいと考えています。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) 電力契約は、例えば庁舎においてはどこそこ、学校についてはここだとかという複数契約もあり得るということでしょうか。
○委員長(中島里司) 総務係長。
○総務係長(鈴木 聡) 契約の方法につきましては、基本的には施設ごとになるかと思います。ただ、施設によってはメリットの出る施設、デメリットとなる施設といろいろありますので、その組み合わせの仕方によってはいろいろな料金計算のパターンになりますので、単独で入れるパターンもありますし、いろいろな施設を複数組み合わせた形で契約するということも出てくるかと思います。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) 次に、第13款2項1目、基金費、234頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、諸支出金の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) これより、第14款、予備費、236頁の審査を行います。
質疑に入ります。
第14款1項1目、予備費、236頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、予備費の審査を終わります。
○委員長(中島里司) これをもって一般会計歳出の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) ここで休憩します。 (午後1時36分)
○委員長(中島里司) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後1時38分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 一般会計予算、歳入の審査を行います。
第1款、町税、13頁・14頁の審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。
税務課長。
○税務課長(菅野 隆) 私の方から町税に関わります、特に説明を要する事項につきましてご説明を申し上げたいと思います。
10頁をお開きいただきたいと思います。
町税の款全体ですけれども、前年度対比で見ますと41,639千円の減、率に換算しますと3.4%の減となっているところでございます。町税の各税目ごとの計上額につきましては13頁から14頁のとおりでございますが、先般の町政執行方針の中で自主財源の確保として各税目の税収見込みについて触れておりますので、この場での説明の重複は避けたいと思いますが、税収減の大きな要因となっております固定資産税につきまして、若干補足して説明させていただきます。
13頁をご覧いただきたいと思います。
固定資産税でございますが、前年度対比で45,000千円の減となっておりますが、平成27年度補正予算後と比較しましても29,900千円の減となっております。この税収減の主な要因としましては、大規模工場の閉鎖による影響が大きく、加えまして固定資産税のうち約4割を占めます償却資産の新規取得の減少や現行資産の減価償却などによりまして減収となる見込みでございます。貴重な自主財源であります町税につきまして減収との計上となっておりますが、平成28年度におきましても徴収率の向上に一層努めるなど、財源確保を図ってまいりたいと思います。
以上、1款、町税の概要につきまして説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、町税の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 次に、第2款、地方譲与税、15頁、第3款、利子割交付金、16頁、第4款、配当割交付金、17頁、第5款、株式等譲渡所得割交付金、18頁、第6款、地方消費税交付金、19頁、第7款、ゴルフ場利用税交付金、20頁、第8款、自動車取得税交付金、21頁、第9款、地方特別交付金、22頁、第10款、地方交付税、23頁、第11款、交通安全対策特別交付金、24頁、以上、第2款から第11款までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。
○委員長(中島里司) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、第2款、地方譲与税から第11款、交通安全対策特別交付金までの審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) ここで休憩します。 (午後1時43分)
○委員長(中島里司) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後1時45分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 第12款、分担金及び負担金、25頁の審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。
○委員長(中島里司) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、分担金及び負担金の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 第13款、使用料及び手数料、26頁から29頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。
○委員長(中島里司) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、使用料及び手数料の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 第14款、国庫支出金、30頁から32頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。
○委員長(中島里司) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、国庫支出金の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 第15款、道支出金、33頁から36頁の審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います
○委員長(中島里司) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、道支出金の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 第16款、財産収入、37頁・38頁の審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。
○委員長(中島里司) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、財産収入の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 第17款、寄附金、39頁の審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。
○委員長(中島里司) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、寄附金の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 第18款、繰入金、40頁の審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。
○委員長(中島里司) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、繰入金の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 第19款、繰越金、41頁の審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。
○委員長(中島里司) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、繰越金の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 第20款、諸収入、42頁から45頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。
○委員長(中島里司) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、諸収入の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 第21款、町債、46頁の審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。
○委員長(中島里司) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、町債の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 地方債、1頁、第2条、8頁、第2表の審査を行います。
特に説明があればお願いします。
○委員長(中島里司) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、地方債の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 一時借入金、1頁、第3条の審査を行います。
特に説明があればお願いします。
○委員長(中島里司) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、一時借入金の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) 歳出予算の流用、1頁、第4条の審査を行います。
特に説明があればお願いします。
○委員長(中島里司) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、歳出予算の流用の審査を終わります。
○委員長(中島里司) 以上で、議案第24号、平成28年度清水町一般会計予算の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) ここで休憩します。 (午後1時52分)
○委員長(中島里司) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後2時06分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) これより、議案第25号、平成28年度清水町国民健康保険特別会計予算、255頁、262頁から291頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。
町民生活課長。
○町民生活課長(中村富志男) 国民健康保険特別会計に関わりますご説明を申し上げます。
255頁をお開き願います。
予算の総額は1,561,000千円で、前年度予算に比べ16,000千円の減額。率にして1%の減となっております。
予算の構成、内容につきましては、例年同様であり、大きな変更はございません。
260頁から261頁をお開き願います。
増減の主な要因につきましては、歳入ではまず3款の療養給付費等交付金につきましては、退職者医療制度の段階的廃止に伴う交付金の減額が見込まれ、33,000千円の減としております。
5款の道支出金につきましては、近年の交付実績から13,815千円の減額。
6款の共同事業交付金につきましても同様に、近年の実績から20,000千円の増額を見込んでいるところでございます。
8款の繰入金につきましては、主に歳出における保険給付費等の増加を見込んで6,894千円の増額としているところでございます。
次に、歳出についてですが、2款の保険給付費につきましては、過去4年間の医療実績、特に退職者医療費の減少から全体で24,361千円の減額の見込みを立てているところです。
3款の後期高齢者支援金等につきましては、社保基金のシミュレーション結果により5,849千円の減。
6款の介護納付金につきましては、国のシミュレーション結果により3,852千円の増額としております。
7款の共同事業拠出金につきましては、北海道国保連合会が示す高額医療費共同事業、保険財政共同安定化事業の拠出金見込額で11,573千円の増額としております。
最後に、国保会計は本来、国保税や基金、国、道などの各種交付金で運営されることが望ましい形です。しかしながら基金の減少などにより、一般会計から繰り入れさせていただかなければなりませんことに、引き続きご理解をお願い申し上げます。
以上、国民健康保険特別会計に関わっての説明とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司) これから、歳入歳出一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、議案第25号、平成28年度清水町国民健康保険特別会計予算の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) これより、議案第26号、平成28年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算、308頁から317頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。
町民生活課長。
○町民生活課長(中村富志男) 後期高齢者医療特別会計に関わりましてご説明を申し上げます。
303頁をお開き願います。
予算の総額は158,700千円で、前年度予算と比べまして1,100千円の減額となったところです。
308頁をお開き願います。
歳入の1款、保険料につきましては、平成28年度から2か年の保険料改訂期に入りますが、均等割及び所得割ともに減額改訂となっていますことから、前年度に比べまして375千円の減額となっています。
309頁、2款の繰入金につきましても、前年度と比べまして725千円の減額となっています。
以下の歳入につきましては、前年度と同様になっているところでございます。
次に、歳出に入ります。313頁をお開き願います。
1款の総務費、次に315頁の2款、広域連合納付金は、いずれも前年度に比べて減額となっているところです。以下の歳出につきましては前年度と同様になっているところでございます。
以上、後期高齢者医療特別会計に関わっての説明とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司) これから、歳入歳出一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
木村委員。
○委員(木村好孝) 確認のために伺いますが、保険料が減額になったということで、これは0.01%下がって、一人あたりにすると現行の65,716円より2,333円ほど下がるというふうに聞いているんですが、そう押さえてよろしいんでしょうか。
○委員長(中島里司) 保険係長。
○保険係長(角谷貴良) 今委員お答えのとおりで間違いございません。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) これで、議案第26号、平成28年度清水町後期高齢者医療特別会計予算の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) これより、議案第27号、平成28年度清水町介護保険特別会計予算、327頁、333頁から358頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。
○委員長(中島里司) これから、歳入歳出一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、議案第27号、平成28年度清水町介護保険特別会計の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) ここで休憩します。 (午後2時15分)
○委員長(中島里司) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後2時16分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) これより、議案第28号、平成28年度清水町水道事業会計予算、370頁・371頁、379頁から389頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。
水道課長。
○水道課長(堀 秀徳) 水道事業会計につきまして、主な変更箇所について説明申し上げます。
379頁をお開き願います。
収益的収入である水道事業収益につきまして、1項1目の給水収益については1,561千円の増額。
2目、その他営業収益については、審査並びに検査手数料の増を見込み90千円の増額です。
2項の営業外収益でございますが、5目、他会計補助金の減額等により151千円の減額です。
次に381頁をお開き願います。
収益的支出である水道事業費用の前年度との比較についてご説明いたします。
1項の営業費用でございますが、総額で15,622千円の増額です。
1目の原水及び浄水費については、382頁、7節、修繕費で施設修繕箇所変更により2,452千円の減により1,963千円の減となってございます。
2目の排水及び給水費については、383頁、4目の修繕費の配水管等修繕費の減により1,269千円の減。
4目の減価償却費については、有形固定資産減価償却費は増となりましたが、無形固定資産減価償却費が減となり、総額で16,719千円の増。
5目の資産減耗費については、有形固定資産除却費により1,923千円の増となっております。
2項の営業外費用については、総額で3,194千円の減額です。
1目の支払利息及び企業債取扱諸費において、企業債償還利息減により861千円の減。
2目の消費税及び地方消費税は、支払消費税の減により4,190千円の減。
3目、雑支出は特定仮払消費税の計上により1,857千円の増となっております。
3項の特別損失は、前年度計上しておりました賞与引当金繰入額は初年度に発生する費用のみのため、今年度は未計上により528千円の減額です。
次に388頁、1款の資本的収入でございますが、総額で14,700千円の増額です。
1項の企業債は配水管更新事業等の増により17,400千円の増ですが、4項、出資金の一般会計出資金は3,000千円の減です。
次に389頁、2款の資本的支出でございますが、総額で26,100千円の増額です。
1項、建設改良費は総額で29,105千円の増額です。
1目、施設費では、配水管布設替等工事及び浄水場機器更新工事の増により24,688千円の増。
2目の営業設備費では、1節、メーター設置費でメーター取替件数増及び2節、固定資産購入費により4,417千円の増額となっております。
2項、企業債償還金は、1目、企業債償還金の減により3,005千円の減額となっております。
以上、水道事業の予算の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○委員長(中島里司) これから、収入支出一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑なしと認めます。
○委員長(中島里司) これで、議案第28号、平成28年度清水町水道事業会計予算の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) これより、議案第29号、平成28年度清水町下水道事業会計予算、407頁、415頁から431頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。
水道課長。
○水道課長(堀 秀徳) 続きまして、下水道事業会計の主な変更箇所についてご説明申し上げます。
415頁をお開き願います。
公共下水道事業の収益的収入である事業収益につきまして、1款1項、営業収益でございますが、総額で3,200千円の減です。
1目、下水道使用料については、処理水量減により1,940千円の減。
2目、一般会計負担金は、雨水分の企業債償還金減により1,260千円の減です。
2項、営業外収益でございますが、総額で21,300千円の減です。
2目、一般会計補助金は汚水分の企業債償還金の減によるものでございます。
416頁をお開き願います。
収益的支出である事業費用についてご説明いたします。総額で9,400千円の減です。
1項、営業費用のうち2目、処理場管理費で302千円の減で、これは前年度実績等によるものです。
4目、減価償却費は有形固定資産減価償却費の増により215千円の増です。
2項、営業外費用ですが、総額で8,082千円の減です。
1目、支払利息及び企業債取扱諸費は、既借入企業債利息の減により2,858千円の減です。
2目、消費税及び地方消費税は、事業実施に伴い支払消費税が減となったことにより5,224千円の減です。
3項、特別損失ですが、前年度計上しておりました賞与引当金繰入額が水道同様初年度に発生する費用のため、今年度は未計上により1,255千円の減額です。
422頁をお開き願います。
資本的収入は総額で14,800千円の減です。これは、3項1目の出資金であります一般会計出資金が減額となったためです。
423頁、1款、資本的支出は、総額で28,300千円の減です。
1項、建設改良費は、1目、施設費のうち3節、処理施設等機器購入費として水質検査機器購入のための新設に伴い1,180千円の増ですが、2項、企業債償還金は、1目、企業債償還金の既借入企業債償還金減により29,480千円の減額によるものです。
次に集落排水事業の収益的収入である事業収益についてご説明いたします。424頁をお開き願います。
1款、収益的収入である事業収益は、総額で3,200千円の増です。
1項、営業収益でございますが、1目、下水道使用料については240千円の増。
2項、営業外収入でございますが、2目、一般会計補助金は起債等元利償還金として643千円の増。
3目、長期前受金戻入は、減価償却組合分収益額として2,315千円の増となっております。
425頁をお開き願います。
収益的支出である事業費用は、総額で200千円の増です。
1項、営業費用でございますが、2目、処理場管理費は前年度実績等に伴い517千円の増。
3目、総係費は昨年度人事異動に伴い240千円の減。
4目、減価償却費は、構築物等有形固定資産増加に伴い3,471千円の増。
5目、資産減耗費は、有形固定資産除却費により2,152千円の減によるものです。
2項、営業外費用でございますが、1項、支払利息及び企業債取扱諸費で既借入企業債利息の減により838千円の減です。
3項の特別損失でございますが、1目1節、不納欠損金の減と2目、賞与引当金繰入額は、初年度に発生する費用のため、今年度未計上により551千円の減です。
430頁をお開き願います。
1款、資本的収入でございますが、総額で3,500千円の増です。
1項1目、下水道事業債は補助事業費の増加に伴い13,400千円の増。
2項、国庫補助金も同じく13,500千円の増ですが、3項、出資金は一般会計出資金で、臨時財政特例債元金、資本的収支不足分及び資本強化資金として、運転資金分23,420千円の減。
4項、分担金及び負担金は、農業集落排水事業受益者分担金賦課増により22千円の増となっております。
431頁、資本的支出でございますが、総額で30,200千円の増です。
1項1目、施設費は農業集落排水事業機器更新事業にかかる排水処理場機器更新工事の増、汚水管布設替等工事は減となり28,418千円の増です。
2項1目、企業債償還金は、借入企業債償還分で1,782千円の増となっております。
以上、下水道事業会計の公共下水道と農業集落排水の事業ごとの説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司) これから、収入支出一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
原委員。
○委員(原 紀夫) 最後ですので1点お尋ねをさせていただきます。
下水道の使用料の関係から見ると前年比で1,940千円ほど減少しております。戸数から見ると3,350戸ということで、清水町は人口が減少しているとはいえ、世帯数についてはそう減らないで増えているような現象にあるんだろうと思います。
しかし、世帯の構成人員が非常に少なくなっているために人口も減っているということだろうと思うんですが、この面から見て、今後、何年先は別として、使用戸数も順次減少し、それによって営業収入も下水道の使用料も下がっていくだろうというような想定をしているのかどうかについてお尋ねをいたします。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
水道課長補佐。
○水道課長補佐(山本 司) ただいまの質問でございますけれども、確かに市街地の人口は減少傾向にございます。世帯数はというと、人口ほど世帯数の方は減少してございません。ただいまの委員の質問でございます使用料の見通しでございますけれども、一般家庭そのものの世帯数なり下水道使用者の人数はそんなに減っていないんですが、今回、前年度と比較して大きく減っているという要因は、町内にございます製造業の事業者からの排出汚水の部分の減少が響いて、予算総体として減少したということで、今後もその事業所が経済状況を見ながら生産活動においてどの程度排出量が増減するかということが影響して大きな差が生じる可能性はございます。
今後も下水道としては、大きく、使用料が増えるという可能性は見込んでございません。少しずつ減少するものというふうに考えてございます。
○委員長(中島里司) 原委員。
○委員(原 紀夫) 1点と言って申し訳ありません。
それに付随して施設等に相当これから費用を要していくんだというような予想というのはあるんでしょうか。
○委員長(中島里司) 水道課長。
○水道課長(堀 秀徳) 今後の施設の更新事業にかかるご質問かと思います。
現在、下水道関連でいきますと、御影の集落排水事業につきましては、補助事業を活用して平成25年度から7年間の整備を行っている最中でございます。それが終わりますと、当面の機器更新はないものと考えております。
本町の公共下水道につきましては、今の集落排水事業が終了する年までの間に新たな更新等の事業と老朽化を含めた検討をした中で、今後考えていきたいとは思っておりますが、今現在はそこの更新を考えている状況ではございませんので、中の機器の修繕等で対応していく予定でございます。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) これで、議案第29号、平成28年度清水町下水道事業会計予算の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) ここで休憩します。 (午後2時33分)
○委員長(中島里司) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後2時35分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司) これから、全会計をとおしての総括質疑を行います。
質疑ありませんか。
髙橋委員。
○委員(髙橋政悦) 一つだけ質問したいと思います。
予算書の中に散見されます各課にわたって、臨時職員の人件費というのがあるんですけれども、臨時職員について若干質問をさせていただきます。
臨時職員の採用要件には町内在住ということをうたっていると思いますが、実際に住所だけを置いておいて、実際居住地は他市町村にあって、その人にしてみたらリスクを負いながら通って仕事をしていただいているという事実があるということを聞いているんですけれども、執行側にあたってはその実態を把握されているのかどうかということを質問したいと思います。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
副町長。
○副町長(金田正樹) 総括ですので私からお答えさせてただきます。
今、臨時職員の採用条件のお話でございます。全体として、要件としては住所を置くようにということでありますけれども、実態についてはそれぞれの担当部署で把握しているかと思います。
○委員長(中島里司) 髙橋委員。
○委員(髙橋政悦) 実際にそういう事実があるとは聞いているんですけれども、実際の話で、通っていただいている方は途中で事故が起きても何の保障もなく通っていただいているということで、その人にとってもリスクは多いし、ルールはルールということで町で決まっていること。それを見て見ぬふりをするということがあってはならないと思います。早急に執行としては、臨時職員ですから1年ごとの雇用契約になると思いますから、その都度調べてもらって、そういう事実があったらその方は採用になりませんということを伝えるような形をつくっていただきたいと思います。
よろしくお願いします。
○委員長(中島里司) 副町長。
○副町長(金田正樹) 先ほど、それぞれの担当課で調査をしてもらうというお話をさせていただきました。現実にそういうことがあるのであれば、今委員が言われたように1年の更新でございますから、特殊事情がある場合は別としまして、当然町としても事故に遭わないとかそういう条件を整えていく義務というのはあるかと思いますので、それについては本人に対しての話はさせてもらいます。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 全般的な支出関係でちょっとお聞きをしたいと存じます。
今般、総予算の中、特別大きな予算組みが何点かございます。昨年と比べても大きなものは大きいというところでございまして、本日の公債費の説明の中において、財政係長より当面の平準化を含めていろいろ試行錯誤しながらやっていきたいというお話をいただきましたけれども、現実的に今度は会社でいう一般経費というか固定費というか、それについては昨年と比べるとだいぶ圧縮してやられているというところでございますけれども、これについてはたぶん、今の状況においてはこれ以上下がらない。経済的な状況以下によっては、多少前後はしたけれども、かかる経費の根本はもう下がらないであろう。ということは、先ほどの公債費の中の説明でソフト面の整備をしていかなければならないというところもございましたが、全体を通じて今後、似たような事業、今回の予算委員会の中でもお話しさせていただきましたけれども、全体の予算の中で似たような支出項目、無料にしている事業、更には一般該当者にお渡しする補助金なりなんなりという形を、そろそろ事業の経過とともに見直しをしなければならない時期に当然来ているというふうに思っています。でなければ、このまま財政はそのまま変わらず、人口が多少少なくなることはあっても基本的な支出というものは変わらなくなっていく。その中においてやはり効果的な事業の再構築というのは当然全体を通じて今後必要になってくると思っております。それは、例えば予算の強弱で、相手に対する強弱であったり、事業に対するインパクトであったり、そういうものも今後必要になってくると思いますが、この考え方は今の中でこのまま追っていくと、予算の肥大化というか肥大化というよりはこのまま固定していく、そして収入が少なくなっていく。どこかで手を打っていかなければならないというふうに考えておりますが、この辺について、総務課で今年いろいろな事業を新しく着手しますが、それらを含めて建物だけではなくソフト事業に関しても圧縮するような方法もしくは全体的な取りまとめというものを考えていらっしゃるかどうかをお聞きしたいと思います。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
総務課長。
○総務課長(小笠原清隆) 予算編成にあたって、あまり肥大にならないようにということの中で、どういった視点で予算編成をしているのかなというようなご質問かと思います。
委員おっしゃるように、経常経費についてはかなり絞り込んでいる場合がございますので、これ以上絞り込むというのは難しいのかなと。ただ、経常収支比率の中では、その取り方によって事業量が増えれば当然経常収支比率は下がるというような部分もございますので、それとは別に、やはり事務事業の見直しの中で、予算編成前に総合計画の実施計画のローリングをやってございます。そういった中で、厳しく見ていかなければならないのかなと。ただ、財政面でいけば、なんぼ総合計画の中で実施計画に載せられていても、限られた財源ですので、その辺は地方債さらに基金等を使いながら、借金等を返上しながらやっていかなければなくなりませんので、やはり総合計画に出た事業であっても吟味して、優先順位を付けながら予算編成をしていかなければならないのかなというふうには考えてございます。
○委員長(中島里司) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 私も議員になって丸1年経って、予算委員会は2回目でございます。その中で何が言えるのかという話でもないんですが、ただ、びっちり見ていく中で本当にこれ以上どうにもならないなというのが正直今年の感想でございます。
私の感想を聞いているわけではないんでしょうけれども、ただ、今中でやっていくと、本当に大変なことになっていくだろうなということは容易に想像できる。事業のマネジメントをやらないと、建物のマネジメントをいくらやってもそれは知れていると思います。最終的に事業マネジメントについてしっかりと吟味をしていかないと、立ち行かないと思います。やっていらっしゃるのは当然わかっているんですが、それ以上に今後、財政再建をより清水町の未来を見据えてた中で手を付けていかなければならないかなと思いますが、それについてはどうでしょうか。
○委員長(中島里司) 副町長。
○副町長(金田正樹) 今、事業のマネジメントのお話がございました。
ソフト面をやるというお話でございますが、その前にハード面も実際にこなしていかなければなりません。また、経常経費につきましは総務課長がおっしゃいましたように、これ以上は厳しいところがあります。もちろん、まだまだ全職員考えを出し合って、効率的に進めていきますが、組織の見直し、横の連携を強化することも含めて効率的な事業の再構築に向けては検討してまいります。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
北村委員。
○委員(北村光明) 私も鈴木委員が言われたことに同じ思いを持つ者ですが、1期目の議員として2回目の予算審査委員会に関わったのですが、勉強の仕方が足りないと言えば足りないことなんですけれども、どうもわかりづらいと。先日、原委員も言われておりましたように、町の総合計画とかのチェックシートもありますし、そういうもの等の検証結果と予算組みとの関係をもう少しわかりやすく、予算説明をする時にもしていただけるとありがたいなと思います。
こういったものの事業コードもあると思いますし、予算書との兼ね合いの中でそのことがわかるようにしていただけると、議員の立場としてはありがたいというばかりではなく、本来、町民がわかりやすいものでなければならないと思うんです。ですから、これからのまちづくりは町民揃って、力を合わせてやっていかなければならないという状況の中では、もうちょっと工夫をお願いしたいということと、単に執行側に運営のマネジメントをやれということだけではなく、二元代表制を持っている議会議員の方にもやはりそういったマネジメントをしていく責任があるんだろうと思っています。そこら辺はある意味ではお互いの立場を尊重しながら研究していく必要があると思いますので、ぜひともそこら辺のところをお考えいただけるかどうかお願いしたいと思います。
もう1点です。全体の...(中断)。
○委員長(中島里司) 一問一答です。
答弁を求めます。
副町長。
○副町長(金田正樹) 議会議員に対してどうのこうのというのは私は一切申し上げません。職員の関係でございますけれども、今回、予算の説明資料並びに説明にあたっては至らない点が私も含めて多々あったかと思います。今後、いろいろと課長会議等がございます。今回の反省をしまして、書類の提出方法ですとか、説明の方法だとか、ここら辺は委員をはじめ町民の皆さまにもわかりやすくしていくと。一緒にまちづくりをお願いしていくという考えで進めてまいります。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) せっかく総合計画というものがありまして、それもチェックシートで検証されていると思います。そのこととちゃんと結びくような形でお願いしたいというふうに思っています。
それにつきまして、その事業をする中にはコンピュータなどが必要だと思うんですけれども、各部署におけるコンピュータの導入が多くなっておりますし、委託やソフトの運営もあるんですが、町として全部とは言いませんけれども、オープンソースのソフトウェアを導入するというような考え方はないんでしょうか。
○委員長(中島里司) 総務課長。
○総務課長(小笠原清隆) いろいろな電算システムの中でオープンソフトを使ってはどうかというご発言だと思いますが、今、うちのシステムそのものがパッケージの中のシステムを使っている部分がございまして、それとの整合性等もございますので、一概にソフトが使えるかどうかというのはわかりませんので、安価に入るようなものがあれば研究させていただきたいなというふうに思います。
○委員長(中島里司) 北村委員。
○委員(北村光明) コンピュータなどについては議会も含めて有用なものをICT化と言いますか、それも検討していく必要があるというふうに私も認識していますし、オープンソースを使うにしてもマイナンバーのように国からの事業もありますので、一律にはいかないと思いますけれども、そういったものをどうやっていくかという研究が必要かなというふうに思うんですが、そういった場がつくられるか、前向きに捉えていただけるかどうかお答えいただきたいと思います。
○委員長(中島里司) 北村委員、今、予算の関係で総括質疑を受けています。全会計について。今の質疑は全体的とはいえ別の機会に質問できる案件ではないかと思います。
平成28年度全会計の総括質疑です。ですから、今、北村委員の思いをお話しされておりましたけれども、これは委員として別の機会に質す方法があると思いますので、予算の総括質疑ということからちょっと外れるかなと思うんですが。
北村委員。
○委員(北村光明) 後段の質疑については取り下げます。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
原委員。
○委員(原 紀夫) 一部私の思いと同じような意見を鈴木委員に指摘をしていただきました。私が感ずるところ、一連のこの予算審議をとおして、以前も副町長にお話をしたことがありますが、全体を含めて一度全職員に以前、大合理化を進めた際に職員の意見を相当数多く出していただいて、改善したことがあります。現状、どう見てもこの作業は外してもいいのではないかというような気がしてなりません。したがって、今日、明日やれということではありませんけれども、一度その辺をしっかり見渡していただいて、再度、ここも変えた、ここも変えたというようなことで改善をしていただきたいと思います。そのことによって先ほど北村委員が言われたことについても相当事務改善をすることによって見やすい文書にもなるだろうし、非常に町民にもわかりやすいことになるのではないかと。これは、やはり下から上までの疎通がやはり欠けている部分が間違いなくあると思うんです。私も町長に以前に単刀直入にズバズバ言った時代があって、この場で職員と話をしてほしいということを言われて、この頃は余計なことまで下までいって話をするようにもなっていて、非常にお互いにパイプの根詰まりをなくすように努めているわけなんですけれども、やはり一部の職員から見て、私が話をすると、「私に言わないでくれ」と「参事や課長に言ってくれ。私に言われてもどうにもならない」というような職員も現実的におられますので、こういうことが極力ないように努力をしてほしいということを、この一連の予算審議をとおして要望しておきたいと思います。
○委員長(中島里司) 答弁を求めます。
副町長。
○副町長(金田正樹) 要望ということでお話を伺いました。全職員力を合わせまして良い体制に持っていくように努力をしてまいります。
○委員長(中島里司) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 質疑を終わります。
○委員長(中島里司) 以上をもって、議案第10号、議案第11号、議案第17号、議案第18号及び議案第24号から議案第29号までのすべての審査を終了します。
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○委員長(中島里司) おはかりします。
本委員会に付託された全議案の審査が終了し、このあと、順次採決を行ってまいりますが、委員会における討論につきましては、先例により省略することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司) 異議なしと認め、本委員会での討論は省略することとします。
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○委員長(中島里司) これより、議案第10号、清水町消費生活センター条例の制定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(中島里司) 起立多数です。
よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
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○委員長(中島里司) これより、議案第11号、清水町行政不服審査法施行条例の制定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(中島里司) 起立多数です。
よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
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○委員長(中島里司) これより、議案第17号、清水町立清水幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(中島里司) 起立多数です。
よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
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○委員長(中島里司) これより、議案第18号、清水町保育所条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(中島里司) 起立多数です。
よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
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○委員長(中島里司) これより、議案第24号、平成28年度清水町一般会計予算の設定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(中島里司) 起立多数です。
よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。
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○委員長(中島里司) これより、議案第25号、平成28年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(中島里司) 起立多数です。
よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
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○委員長(中島里司) これより、議案第26号、平成26年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(中島里司) 起立多数です。
よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
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○委員長(中島里司) これより、議案第27号、平成28年度清水町介護保険特別会計予算の設定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(中島里司) 起立多数です。
よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
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○委員長(中島里司) これより、議案第28号、平成28年度清水町水道事業会計予算の設定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
委員長(中島里司) 起立多数です。
よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
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○委員長(中島里司) これより、議案第29号、平成28年度清水町下水道事業会計予算の設定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(中島里司) 起立多数です。
よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
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○委員長(中島里司) 以上で、平成28年度予算審査特別委員会に付託された案件は全て審査を終了しました。
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○委員長(中島里司) これで、平成28年度予算審査特別委員会を閉会します。(午後3時45分)