北海道清水町議会

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平成28年第4回定例会会議録(10月3日_日程第1_一般会計商工費)

○議長(加来良明) 第7款、商工費、第1款、商工費、175頁から180頁の質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 4番、髙橋政悦議員。

 

○4番(髙橋政悦) プレミアム付き商品券の発行についてなんですけれども、執行側はこれの発行に対する町民の不満をご承知でしょうか。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 今、髙橋議員からのご質疑の中で、町民の中の声が聞こえているかということでございますが、不評・不満については私の耳に届いてはございません。

 

○議長(加来良明) 4番、髙橋政悦議員。

 

○4番(髙橋政悦) この商品券を購入する側の不満として、いざ買いに行った時にはもう売り切れてない。一部の人にだけ購入する機会が与えられるというか、早い者勝ちということで、後で買いに行ったらなかったという不満がありますが、今後、その不満を解消するための方策等を考えておられますか。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 販売につきましては、即日完売という状況はなかったというふうに聞いております。ある一定の日数をかけて販売をいたしました。ただ、時間的に余裕がなくて、その期間で来れない方のご不満はあったかと思いますので、販売される商工会とも協議いたしまして、お客様に不都合がないように検討してまいりたいと思います。

 

○議長(加来良明) 4番、髙橋政悦議員。

 

○4番(髙橋政悦) 購入するにあたって、お金のある方はとめどなく買うことができる状況であると思います。本来は限度があると思いますが、実際の話、お金がある人は100万円分買うと20万円もらえる。そういうことがないようにやっているみたいですけれども、実際はそういうことになっているようにも聞いていますが、いかがでしょうか。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 議員のお話しですが、商工会が販売しておりまして、そういうことがなく、限定した販売額となっておりますので、1家庭の限定額のみの販売という形で進めているということなので、そういう事情があればこちらとしてはあってはならないことだと思っておりますので、注意して進めたいと考えております。

 

○議長(加来良明) 4番、髙橋政悦議員。

 

○4番(髙橋政悦) よろしくお願いします。

 逆に、清水町内の業者さんが使用されて、それを換金する際に換金手数料を取っていると思うんですけれども、業種によっては利ざやが少ないものに対して、同じように使用されると経営上困る業者もあると思うんですけれども、そこの工夫はされていないんでしょうか。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) その件につきましても、従前からいろいろとお話を伺っておりまして、平成27年度のプレミアム商品券の販売につきましては3%の手数料から1%に下げてございます。

 

○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

1番、鈴木孝寿議員。

 

○1番(鈴木孝寿) 176頁の34の項目、中小企業近代化資金利子補給等補助金の関係なんですけれども、平成27年度の決算を経て、現在の平成28年度実施していると思います。今後、平成29年度については全くこれまでと違った災害があったという中で、今、非常に言われているのが、資金需要が、特に交通災害で人が来ないといったところには、復旧の関係でどうしても資金需要が旺盛になっているところもありますし、逆のところも当然あると。その中において、清水町の運転資金が500万円という形になっています。他町村を見てみますと、1,000万円、もしくは2,000万円を運転資金でやっているところもありますけれども、今後、今回の決算を受けて来年度に向けてどのように考えられているのか、もし考えているのであれば教えていただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 鈴木議員の質疑につきましては、まず成果表の135頁で、平成27年度の中小企業近代化資金の補給状況を載せてございます。事業の概要で、平成27年度に借り入れいただいたのが41件で、継続して利子をお支払いしていただいているのが181件でございます。過去におきましても平成25年度が45件、平成26年度が43件という状況がありまして、借入実績というのは安定したもので、利用がある程度効率化、効果をあげているというふうに思われます。

 ただ、議員がおっしゃるとおり、資金需要がいろいろな業種帯によって千差万別がございますが、もう少し枠を広げてほしいというお話しも聞いてございます。その辺で、私ども内部でも今までこの制度を運用してまいりましたが、そのことも鑑みて平成29年度におきましては何とか制度の見直し等を図って、他町との状況も把握しながら検討している状況でございまして、それがまとまればなんとか平成29年度でご提案をしていきたいという考えでございます。

 

○議長(加来良明) 1番、鈴木孝寿議員。

 

○1番(鈴木孝寿) 災害に限ってやるというような方向性も考え方の一つであると思いますし、ただ、幅広く、実際に例えば農業というところでは法人的な部分や飲食店も非常に厳しい状況になっているということも聞いています。逆に、今度は建業等は資金需要があると。ただ、その間に入っていない事業者も間接的に悪い方もしくは良いところも出てくるのではないかという予想はされるところなんですが、お願いとしては、災害に限った制度ではなく、ある意味時限的、何年から何年間でも構わないんですけれども、できるだけそういう需要に対応する制度づくりをしていただきたいと思います。最後にそれを聞いて終わりたいと思います。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 今、鈴木議員がおっしゃることは私の前段の説明不足だったと思います。

 私が前段でご答弁申し上げましたのは、通常の制度、通常の条例の中の運用を幅を持った中で制度化しようという考えでございまして、今回の災害等に関わる部分はまた別枠で考えるということで、全体的な枠組みの中では別というふうにお考え願いたいと思います。できるだけ需要供給先であります商工業者さんのニーズに合ったもので検討したいと考えますので、

よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、商工費の質疑を終わります。