平成28年第4回定例会会議録(10月6日_日程第2)
○議長(加来良明) 日程第2、議案第67号、清水町中小企業近代化資金融資条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
商工観光課長。
○商工観光課長(高金信昭) 議案第67号、清水町中小企業近代化資金融資条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明を申し上げます。
例規集につきましては、第2巻5,001頁から登載してございます。
議案説明資料10頁をご覧ください。
当該条例中、附則第10項の次に次の1項を加える改正であります。第11項として、平成28年12月1日から平成29年11月30日までの間に第3条第1号に規定する運転資金について、第8条の規定による申し込みをしたものに係る利息の補給については第7条の規定にかかわらず利息に相当する額(100円未満の端数があるときは、その金額を切り捨てる。)を交付するものとする。
附則、この条例は平成28年12月1日から施行するという規定でございます。
提案理由としましては、平成20年9月にアメリカ合衆国の投資銀行リーマンブラザーズの破たんに起因する経済状況の悪化に伴い、町内商工業者等の経営環境に必要な運転資金の借り入れを安定的に支援するために、借り入れた運転資金に限り利息額の全額補給を継続するものであります。
本町の経済状況につきましては、一昨年の消費税増税による駆け込み需要の反動により減少した消費行動が昨年販売いたしました地域活性化地域住民生活等緊急支援交付金による20%プレミアム商品券などにより、個人消費が喚起され、また賃貸住宅を含め個人新築住宅着工件数も昨年並みに推移しておりますが、国の経済対策による公共投資や各種政策の推進などが確実に本町経済動向に反映されているとは言い切れず、また確実に判断できるものがない中で、本町独自の経済対策として域内景気を何とか回復させたく、本定例会に当該条例の一部改正案をご提案するものであります。
その中で、期間を1年間延長する中で、運転資金に係る利息相当額の全額補給を行い、商工業者様の経営体制を維持・確保し、本町住民に安定的な経済環境を提供してまいりたいと考えております。
以上、提案理由とさせていただきますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) これより、質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、議案第67号、清水町中小企業近代化資金融資条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。