北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成28年第4回定例会会議録(9月27日_日程第5)

○議長(加来良明) 日程第5、報告第1号、健全化判断比率の報告について、報告第2号、資金不足比率の報告について、以上2件を一括議題とします。

提出者より提案理由の一括説明を求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 報告第1号、健全化判断比率の報告について及び報告第2号、資金不足比率の報告についての2件につきまして一括してご説明をさせていただきます。

 健全化判断比率及び資金不足比率につきましては、すでにご承知のとおり、いずれも地方公共団体の財政の健全化に関する法律、一般的には財政健全化法と言っておりますが、これに基づきまして監査委員の審査を経て議会に報告させていただき、公表することが義務付けられているところでございます。平成27年度の決算によります各比率を報告するものでございます。健全化判断比率及び資金不足比率につきましては、それぞれ算定結果と合わせて説明資料を添付させていただいておりますので、簡単にご説明をさせていただきます。

 最初に、報告第1号、健全化判断比率につきましてご説明申し上げます。報告いたします健全化判断比率につきましては、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費率と将来負担比率の4つの指標でございます。議案1頁目の上段、1、健全化判断比率の状況(平成27年度決算)をご覧いただきたいと思います。この表につきましては、左側が本町の算定比率で、右側が法令で定められている早期健全化基準、財政再建基準となっている比率でございます。財政の健全性として、早期健全化基準は黄色信号、財政再建基準につきましては赤信号と言われるものでございます。

 各比率のことの状況でございますが、中段に実質赤字比率、連結実質赤字比率の状況(平成27年度決算)に記載のとおり、一般会計の収支が黒字か赤字かを示す実質赤字比率につきましては、実質収支額195,494千円で黒字となっており、一般会計の他、本町の全ての会計の収支を足し合わせて、町のトータルとしましても収支が黒字か赤字かを示す連結実質赤字比率につきましても、実質収支額と資金剰余金の合計額が403,572千円で黒字となってございます。

 2頁にまいりまして、3、実質公債費比率の状況でございます。平成27年度決算でございますが、ご承知のとおり、実質公債費比率は一般会計の標準的な年間収入が借金の返済にどの程度充てられたかを過去3年間の平均で示す指標となってございます。算定結果といたしましては、平成25年度から平成27年度までの3か年平均で7.9%となったところであります。前年度算定値9.6%に対しまして、1.7%下がったところでございます。

 3頁にまいりまして、4、将来負担比率の状況(平成27年度)でございますが、将来負担比率は、地方債の現在高などの一般会計が背負っている将来負担額(借金)が一般会計の標準的な年間収入に比べ、どの程度の大きさであるかを示す指標でございます。平成27年度の算定結果は、28.1%で、前年度算定値39.5%を11.4%下回ったところでございます。

 続きまして、報告第2号、資金不足比率の報告についてご説明させていただきます。議案1頁、1、資金不足比率の状況(平成27年度決算)をご覧いただきたいと思います。資金不足比率は、公営企業会計におきます事業規模に対する資金不足額の割合のことで、公営企業の経営状況を示す指標でございます。平成26年度決算までは上水道、簡易水道、公共下水道、集落排水の4会計がございましたが、平成27年度からは上水道事業、下水道事業の2会計となり、いずれも資金剰余金が生じ、資金不足は発生しておりませんので、資金不足収支比率もございません。したがって、ハイフン表示というような形でなってございます。

 以上、報告第1号及び報告第2号の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) 報告事項ですが、質疑がありましたら許可します。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) 報告第1号及び報告第2号は、報告済とします。