北海道清水町議会

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平成28年第4回定例会会議録(9月27日_日程第6)

○議長(加来良明) 日程第6、議案第59号、専決処分の承認を求めることについて、議案第60号、専決処分の承認を求めることについて、議案第61号、専決処分の承認を求めることについて、議案第62号、専決処分の承認を求めることについて、以上4件を一括議題とします。

 本案について、提案理由の一括説明を求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 議案第59号、議案第60号、議案第61号、議案第62号の専決処分の承認を求めることについて、ご説明を申し上げます。

 補正予算の内容につきましては、台風被害にかかります災害復旧等の予算追加となります。

まず、議案第59号、専決処分の第4号、平成28年度清水町一般会計補正予算(第4号)につきましてですが、8月17日から18日にかけましての台風7号被害にかかります災害復旧費の補正予算でございます。総額に2,628千円を追加し、それぞれの総額を7,996,201千円とするものでございます。

 歳入よりご説明を申し上げます。6頁をお開き願います。

 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、補正予算の調整額2,628千円を追加するものです。

 7頁、11款2項1目、農業用施設災害復旧費につきましては、明渠排水路土砂上げ工事4か所、更には法面修復工事3か所にかかります工事請負費で2,482千円の追加と、牧場管理道路の復旧用切込砂利146千円を追加するものでございます。

 次に、議案第60号、専決処分第5号、平成28年度清水町一般会計補正予算(第5号)です。8月17日から23日にかけましての台風7号、9号、11号の被害にかかります災害復旧費の補正予算です。総額に23,511千円を追加し、それぞれの総額を8,019,712千円とするものでございます。

 歳入よりご説明を申し上げます。6頁をお開き願います。

 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、補正予算の調整額23,511千円を追加するものです。

 7頁の歳出でございます。

11款1項1目、道路橋梁災害復旧費につきましては、旭山南12線道路ほか単独災害復旧工事につきましては、砂利の流失、側溝閉塞、横断管破損等の被害23か所の復旧工事費として15,088千円を追加するとともに、直営による砂利敷き10か所になりますが、これにかかります切込砂利代1,258千円を追加するものでございます。

 2項1目の農業用施設災害復旧費につきましては、明渠排水路土砂上げ工事3か所、法面修復工事3か所にかかります工事請負費で3,460千円を追加するとともに、路盤砂利流失による御影農業用水管理道路単独災害復旧工事費3,705千円を追加するものでございます。

 なお、補正予算第5号にかかります災害復旧は、工事完了前に台風10号による被害を受けておりますことから、工事の進捗に応じて部分的に執行していくものとなり、復旧費用は台風10号にかかる災害復旧費として計上していくものとなります。

 次に、議案第61号、専決処分第6号、平成28年度清水町一般会計補正予算(第6号)でございます。8月30日から31日にかけての台風10号被害にかかる補正予算ですが、復旧には複数年を要する状況となりますことから、15款、災害費を新設しております。また、この補正予算第6号は、被災初期段階での災害応急救助費、災害復旧費を暫定的に形状したものでございます。総額に280,000千円を追加し、それぞれの総額を8,299,712千円とするものでございます。

 歳入よりご説明いたします。6頁をお開き願います。

 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、補正予算の調整額280,000千円を追加するものです。

 7頁にまいります。

 15款1項1目、災害応急費につきましては、応急対応経費として職員の時間外勤務手当、需用費等合わせまして21,000千円の追加でございます。職員手当の詳細につきましては、9頁・10頁をご参照願います。

 2目、災害救助費につきましては、災害救助法に基づきます避難所の運営経費等ということで9,000千円の追加でございます。

 7頁の下の段から8頁にかかります、2項、災害復旧費につきましては、1目、公共土木施設災害復旧費、2目、農林施設災害復旧費、3目、公共施設災害復旧費、4目、水道施設災害復旧費を設けまして、総額で250,000千円を追加するものでございます。

 なお、各目の予算計上は先ほども申し上げましたとおり、暫定的なもので、公共土木施設災害復旧事業費、農林施設災害復旧事業費の関係法令に基づく補助災害の適用を受けるための測量調査設計委託料と、被災箇所の拡大防止や早急な対応を要する部分の工事費を概算で計上したものでございます。

 次に、議案第62号、専決処分第7号、平成28年度清水町水道事業会計補正予算(第2号)です。台風10号による水道施設被害の応急復旧分の補正予算です。説明の前に、開会前に補正予算等の訂正差し替えをしていただきました。ありがとうございました。今後は十分に留意して事務を進めてまいります。説明に入ります。

 第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、収入及び支出の既定額にそれぞれ30,000千円を追加しまして、水道事業収益総額を337,000千円、水道事業費用総額を326,183千円とするものでございます。

 第3条につきましては、一般会計からの補助金の使途を明らかにするために条文を追加するもので、30,000千円全額を災害復旧費用として受け入れをするものです。

 2頁をお開き願います。

 収益的収入につきましては、災害応急復旧工事の財源として一般会計からの補助金30,000千円をその他特別利益として計上するものでございます。

 収益的支出につきましては、災害応急復旧工事として30,000千円をその他特別損失として計上するものです。

 なお、台風10号災害にかかります予算につきましては、今後、復旧費用等の精査状況に応じまして歳出予算の追加や補助災害にかかる国庫支出金、災害復旧事業の起債などの歳入予算を追加する補正予算を編成していくものでございます。

 以上、専決処分を求めることについての一括提案の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 災害応急救助費の7頁の関係でお尋ねをしたいんですが、今回、全職員がよもやこんな災害が起きるとも予想しないような大災害で、先ほども中島議員の方から話がありましたけれども、大変な努力をしたということを私自身も評価しているんですが、何を言いたいかというと、超過勤務手当の関係なんですが、相当長い期間、職員の拘束をし、出勤をさせて努力をしたわけですけれども、今回、激甚災害に指定されたことによって超過勤務手当が国で満額保障してくれるような措置があるのかどうか。もし、そういうことではないとすれば町は相当努力をしなければならない部分があるんだろうと思いますが、この辺について調べきれなかったんですけれども、0ではないのではないかということもあったんですが、この辺についてもしわかれば努力をしたことについてはしっかりと支払ってもらうというのは当然のことだろうと思うので、この辺についての考え方を聞かせていただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) ただいまの超過勤務手当が補助の対象になるかというご質問かと思いますが、救助法の中に関わります、例えば避難所に関わる職員の超過勤務手当については救助法の中での手当はされます。ただ、それ以外に関わります現場復旧ですとか、そういった形にかかります超過勤務については現在のところ法律上では手当されるものがございませんので、例えば、特別交付税の中で算定の1条としてもらって、その分を加算していただくと。ただ、全額出るかということは、今の段階ではなかなか申し上げられることではございません。ただ、交付税の算定の中に入れてもらうという形で考えてございます。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 当然、超過勤務手当、日々命令行為を起こすものだろうと思いますが、現段階でこの災害に関わっての職員の超過勤務時間についてはしっかりと押さえているという理解をしてもいいのか、この辺はどうでしょうか。

 

○議長(加来良明) 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 救助法の関係でかなり詳細な超過勤務手当の内容などが求められますので、そういった関係についての書類の精査はしてございます。

 

○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 4番、髙橋政悦議員。

 

○4番(髙橋政悦) これらの補正予算、災害復旧に携わった建設関係、設備関係業者に対する経費の支払いについてですが、各業者とも通常業務を投げ打って復旧にご尽力をいただいたと思いますが、ほぼ1月収入がない状態で会社を運営されているんだろうと推察されますけれども、これをどのようなスケジュールで支払っていくのかを確認したいと思います。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 休憩します。        

 

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 今確認しましたら、単費の部分での予算はここですでに専決させていただきましたので、請求が上がってくればすぐに支出ができる体制になっております。一部はすでにきているようでございます。

 

○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。

討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第59号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。

 おはかりします。

 本案は、承認することにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第59号は承認することに決定しました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第60号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。

 おはかりします。

本案は、承認することにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第60号は承認することに決定しました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第61号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。

 おはかりします。

本案は、承認することにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第61号は承認することに決定しました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第62号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。

 おはかりします。

 本案は、承認することにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第62号は承認することに決定しました。