北海道清水町議会

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平成28年第5回臨時会会議録(11月10日_日程第5)

○議長(加来良明) 日程第5、議案第83号、平成28年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹)  議案第83号、平成28年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定につきまして、説明をいたします。

 総額に66,000千円を追加し、それぞれの総額を9,969,055千円とするものでございます。

 歳入よりご説明を申し上げます。6頁をお聞き願います。

 14款2項7目、災害費国庫補助金につきましては、災害廃棄物の収集経費に対します補助金10,000千円を追加するものでございます。

 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算にかかります補正額56,000千円を追加するものでございます。

 下の頁にまいりまして、歳出につきましてご説明をいたします。

 7款1項1目、商工振興費につきましては、台風10号災害により、町内消費が低迷している中、消費喚起と町民並びに商工業者支援として、商品券事業のプレミアム率を10%から15%に引き上げ、また発行組数の増加を実施するために地域活性化生活応援商品券事業補助金7,857千円を追加するものでございます。

 次に15款1項1目、災害応急費でございます。3節20番の時間外勤務手当につきましては、災害復旧事業への対応により8,000千円を追加するものでございます。

 13節50番、災害廃棄物収集委託料につきましては、がれきや倒壊した家屋の解体による廃棄物等の収集経費として20,000千円の追加でございます。

 また、2目、災害救助費につきましては、台風10号により被災した農業者と商工業者への見舞金の追加でございます。

 まず、農業者災害見舞金につきましては、農業用施設等の被災を対象といたしまして、農業施設の全壊、流失、100千円。半壊、床上浸水は50千円。それにトラクターまたは自走式の大型機械の全損は30千円を支給するものでございます。予算額は1,040千円の追加となります。

 次に、7頁下から8頁に進みますが、商工業者の災害見舞金につきましては、施設、備品等の被災を対象として、工場、ゴルフ場、観光施設、また大型倉庫の大規模損壊並びに店舗、施設、倉庫の全壊が100千円。店舗、施設、倉庫の半壊が50千円。また店舗、施設、倉庫の浸水による設備・資材等の損失で30千円を支給するものでございます。

 続きまして、2項2目、農林施設災害復旧費にまいります。18節10番、災害復旧事業用車両購入費につきましては、農地等の災害復旧事業を進めるにあたりまして、悪路でも比較的安定に走行できるタイプの中古車1台を購入するために1,500千円を追加するものでございます。

 4節20番の臨時職員共済費と7節10番、臨時職員賃金につきましては、町営育成牧場におきます直営での災害復旧作業等のために、短期臨時職員6名の任用期間を1か月間延長する経費として追加するものでございます。合わせまして1,560千円の追加となります。

 次に、3目の公共施設災害復旧費にまいります。15節12番、衛生車庫解体撤去工事につきましては、ペケレベツ川氾濫による損壊のために、解体撤去経費3,478千円の追加でございます。

 9頁に進みまして、15節12番、少年自然の家敷地内土砂等除去工事2,463千円。13番、剣の郷創造館敷地内土砂等除去工事5,476千円につきましては、敷地内に流れ込んだ土砂等の除去経費の追加でございます。

 15節13番、農業研修会館暖房設備復旧工事費につきましては、浸水により温風暖房機器が全損となったために、更新経費12,420千円を追加するものです。

 15節10番、移住体験住宅解体撤去工事につきましては、ペケレベツ川氾濫による損壊のために、解体撤去等の経費1,296千円を追加するものです。

 10頁・11頁につきましては、今回の補正にかかります給与費明細書でございます。

 以上、一般会計補正予算(第10号)の説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願い申し上げます。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 1点お尋ねいたします。

 議案の9頁、災害復旧で移住体験住宅解体工事をすることになっておりますが、建てて間もない素晴らしい建物で、河川の堤防についてどういう形になるのかわからないのだろうなという気もするのですが、あの位置を現状に復旧して、もともと河川があったところであの住宅が生き延びられるようなところで、堤防をつくるということであればちょっと傾いていますが復旧できないのかなと。大変な災害を受けて修復して生き延びた建物だということを広く注意喚起を含めてするようなこととして生かせられないのかなということを考えたものですから、傾いているやつを平らにするのはいとも簡単なことなんですが、果たして堤防を災害があったところまで広げてしまうということになると、これまた問題なのかなという気がいたしますが、そうではなく、雨や水にあたってどうにもならないから壊すという部分もあるのかなという気もするのですが、この辺、もう少しここに至った経緯を含めてわかりやすい説明をお願いいたします。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 今、原議員ご指摘のとおり、あの建物をこの災害の戒めというのか、注意喚起の部分で残しておいて、災害にあたるためのモニュメントとして残すという考え方もあると案は考えてございました。ただ、実際の建物の中身、現状等を確認した段階で、かなり水をかぶっています。更には傾斜がございます。堤防の改修が数年後に来る予定でございますが、そこまであの建物を残しておくべきかという論議を私どもでさせていただきました。やはり、ベケレベツ川沿いの被災者の感情を考えれば、ああいうものを残しておくということで、やはり悲しみが繰り返されるのではないかという強い思いがあるのではないかということで、これはいち早く撤去をして、新たな気持ちを呼び起こすという観点がよろしいのではないかということで、私どもが撤去費用を計上させていただいたところでございます。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 今、課長の言われたことは、私は例えば、あの箇所で被災にあって亡くなられたとか、そういう痛ましい人災があって語り継がれるということであれば、そういう面が出てくるだろうと私も思います。大川小学校は裁判沙汰で揉めていますけれども、あそこも壊す、壊さないで相当揉めていた経緯があります。したがって、今言われたことについては、もし河川が従前と同じところを走る、堤防が走るということであれば、私は今言われたことはあまり当たらないのではないかなと。逆に生き延びているということの強みの方が、修復してこういう施設なんだとモニュメントして扱った方がいいのではないかなという気がするんですが、どうも河川が広がって、堤防がずっとこっちにくるのかなと。私有地がどれくらい絡んでいるのかわかりませんけれども、そういう気がしたものですから、そのような質問をさせていただいたのですが、どうでしょうか。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) ご意見は重々受け止めさせていただきますが、やはりあの建物を改めて移動させて修復するという費用を考えますと、莫大な費用が掛かります。それを災害のための戒めとして残しておくということの観点はちょっと違うものだというふうに考えますので、今回提案させていただいたように、早くこの施設を撤去いたしまして、リセットして町の復興を目指していくという考え方に立っていきたいと考えております。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 2点お伺いしたいと思います。

 1点目は、災害に関わってのことですけれども、職員の時間外手当が大変大きな数字で補正されている。これに対してうんぬんという気はありません。これだけ時間外をしなければ災害復旧がスムーズにいかない。この辺については十分理解はできるわけですが、その辺が実際に職員の実務時間を減らすという意味ではなく、よりスムーズに仕事を流すという意味からもぜひ私は現場等について、今、農業もそうですし、橋、土木関係、全般にわたって先ほど申し上げた職員は現場、そして経理等全部こなすという部分からいくと、当然時間外が増えてくる。それを少しでもこれ以上増やさないという意味から、私はそれぞれの団体のOB、農協、役場、建設業の現場経験者など、そういう方々で、毎日ではなく必要に応じて検討していただいて、職員の時間外がこれ以上増えないように少しでも工夫をしていく必要があると思いますので、それについて1点。

 もう1つは、非常に膨大な補正予算で、実際に工事がかかっております。これらについて、基本的には地元業者を考えて発注されているし、応急的なものも地元業者に多大な協力をいただいていたということが災害のさなかの現状だったと私は理解しています。

 その辺について、支払いが実際にスムーズにされているのか。会計法でいう40日以内、それにこだわっていいんだと考えているのか、災害復旧については膨大な金額ですから、地元の会社も賃金等を払うのがいまだかつてない支払いになっていると私は思っています。その資金繰りを会社に負担をかけないよう、請求が出てきたら速やかなるチェック、これも職員のやることですから、忙しいからチェックはしてられないということのないように、請求書が上がってきたらスムーズな支払いを業者にできるような手当も考えるべきだろうと思います。聞くと、地元業者も仕事はたくさんあってありがたい。でも、費用的に請求してもスムーズにお金が入って来ない場合がある。大きな会社は多少中でやりくりできるかもしれないけれどもという話をちらっと聞きました。それらについて、そういう意識をぜひ持って支払い事務にあたってもらいたいと思います。その辺について2点の質問になるのか、お願いになるのかわかりませんが、2点についてお答え願います。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

 

○町長(高薄 渡) 1点目の方だけ私の方からお答えしたいと思います。

 ただいま、ご提案いただいたわけでありますけれども、1点目につきましては何らかの形で検討しながら、職員が現実に足りない部分がありますので、今は道並びにそれぞれのところから派遣要請をしておりますが、存分にいっておりません。来年度は開発建設部の方から職員の派遣ということも含めてお願いをしているところでありますが、現状としては非常に厳しい中で、即座に運用というよりも仕事がお手伝いできるような体制づくりをどうするかということで検討を重ねていきたいと思いますので、もうしばらく時間の猶予をいただかなければならないかなということで、OB含めて嘱託の方がいいのかということも含めて検討してまいりたいと思います。

 

○議長(加来良明) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 2点目の地元業者の皆さんに支払いがスムーズにされているかどうかということでございますけれども、現在のところ遅れているという話は聞いておりませんが、確認もしておりません。再度、そこら辺についてご迷惑をかけていないかどうか確認をしまして、資金繰りがなかなか厳しいところは町にはあるんですが、いろいろな方法がございます。速やかに支払いができるように強く進めてまいります。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 1点目のOBの関係なんですが、町長が言われる関係機関、役所、国、道あるいは札幌市という話も出ておりましたが、これらについては実際には中の話なんです。技術的な中での話で、私がお話ししているのは、職員が直接やらなければならない現地とのいろいろな、当然、工事がかかれば現地の方から話は多少出てくると思います。そういう部分を経験者の方に入っていただくことによって、どちらにしても地元同士ですから、そういう部分の苦情対応、方法対応というのを考えてもらいたい。本格的に毎日OBの方を置けと言っているのではなく、1週間のうち何日か、月で何十万円ではなく、何万単位の範囲の中で、私は時間をかけなければ検討できないという問題ではないと思いますので、その辺について今一度、事先での町民との苦情とは言いませんが、要望を聞くということで、先ほど町長が言われたような視点ではなくて、現場という部分で捉えていただきたいということでお話をしているところなんですけれども、しつこいですが、町長、その辺も含めて一度お願いします。

 

○議長(加来良明) 町長。

 

○町長(高薄 渡) 担当課あるいは担当者とよく事情等を把握しながら進めてまいりたいと思います。その上で時間的な余裕をいただかなければならないかなと言ったしだいでございますので、ご理解いただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

11番、安田薫議員。

 

○11番(安田 薫) 1点だけ。町営牧場もかなり被害を受けて、先ほどの議案第82号では牧柵の修理とあったんですが、重機2台を復旧のために借りている関係もありましたので、臨時職員がその重機に乗ることはあるんでしょうか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(池守輝人) 今、重機の借り上げの関係で臨時職員が重機に乗ることがあるのかというようなご質問でございますが、ございます。

 

○議長(加来良明) 11番、安田蒸議員。

 

○11番(安田 薫) 私も何回か見ておりますので、牧柵の修理程度ならいいんですけれども、重機を使ってバックホー等を使えば川の近くなどの仕事もあるのかなと思います。そういうことは十分な注意を払ってやってほしいと思うんですが、その辺の指導はどのようになっていますか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(池守輝人) 指導の方ですけれども、もちろん正職員の場長と主任の2人がおりますが、その2人が必ず指導をする立場ということで、無理をさせないようにさせてございますし、もし事故があったら大変ですので、その辺は複数で作業するように指導しているところでございます。

 

○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 1番、鈴木孝寿議員。

 

○1番(鈴木孝寿) 災害復旧費の15款2項の関係なんですけれども、全般に言えるのは、撤去するなりいろいろ直すなりは全く問題はないし、災害復旧ですから全然必要だと思うんですけれども、ただ、例えば直してもしょうがないという箇所があるのか。例えば、牧場であれば、我々では全然手が付けられない状況というのが発生しているのかどうかをお聞きしたいのが1点。

 もう一つは、例えば、農業研修会館の暖房復旧工事で12,000千円みていますが、これは直すべきだと思うんですが、施設自体が老朽化している中でこれをかけるということは、この後も利活用を十分していくということも含めての復旧という位置付けで捉えなければならないと思うんですけれども、まずは直すというところで、その辺の考えがちゃんとあった上で直すのかというところの2点をお聞きしたいと思います。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(池守輝人) ただいま、牧場の施設等がかなり壊れている中で直す必要がないところもあるのではないかというようなご質問でございます。

 まだまだ牧場の方は使わせていただきたいというふうに考えてございます。確かに牧柵等が流されて、それを持ってきて直すというのは無理なんですが、新しい資材を買い入れて自分たちの力で作り直すという方向で今やってございます。そういうことでご理解いただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 次の答弁を求めます。

 社会教育課長。

 

○社会教育課長(上出 進) 農業研修会館についての今後を見越した上での復旧に関してのご質問なんですけれども、私どもも少なくても老朽化しておりますので、今後もこの施設のあり方についても含めてこの度の災害対応について十分に検討いたしました。確かに、利用人数は他の施設から見ても少ないのが現状でございますし、この施設、体育館も含めて今後検討しなければならない施設ではありますけれども、災害の状況でいいますと、地下にある機械室が水没して、その関係で暖房関係の機械が全てだめになりまして、合わせて消防関係の防火用水をくみ上げる施設もだめになったと。当初、夏だけの利用で何とかならないのかと検討しましたけれども、消防関係の防火水槽が使えないということは、冬、夏関係なく、あの施設に人を入れることがだめになってしまうということがありました。この施設については、先ほども申し上げたように、そう多く利用はないんですけれども、例えばソシアルダンスやチアバトン等の団体の利用や陶芸を楽しまれている団体等が利用しておりますし、特に冬場が多いんですけれども、少年団の宿泊学習等にも利用しておりまして、十分にこの施設については古いけれども活用されているという状況もあります。今後のこの施設のあり方、体育館も含めて検討をしていかなければならないですけれども、この災害をもってただちに施設を使えないような方向には今の段階では私どもとしてはできない。使っていただきたいという考えで、この度の計上をさせていただいているところでございます。

○議長(加来良明) 1番、鈴木孝寿議員。

 

○1番(鈴木孝寿) まず、最初の町営牧場の話をしましたけれども、実は町営牧場の話は今お答えいただいたところで十分わかりました。関連して言いたいところは、例えば清水公園も土砂が崩れて使えない状況。使えないイコールやはりあの近辺は危険なんだろうなというところで、今回に限ってはその災害復旧は出てきていないし、その後はどうしていくのかというところがまだ明確ではない。こんなのはいっぱいあると思うんですけれども、これらの方向性を最終的にはどの程度まで今年度もって行けるか、積み上げていけるのかがちょっと心配なところなんですが、それの目先、今後の流れ、4月、5月になって年明けてからまた水が入ったりして、今まで見えていなかったところの災害がもしかしたら出てくる時の対応も含めて、それはどうなっていくのか、その部分についての方向性を教えていただければと思います。

 

議長(加来良明) 答弁を求めます。

 公園だけに限らず、災害復旧についての今後の取り組み方です。壊すもの、続けるもの、再生するもの等の総合的な考え方ということですね、鈴木議員。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) いろいろな施設を含めて、今後どうしていくかということでございますけれども、現在、今回の被害にあっては、再度詳しくいろいろと調べております。そして、復旧にあたっていくらかかるのかということも計算をしております。

 復興の委員会を設置しました。実は11日までに各課から報告を出す予定をしております。その結果を見て必要性ですとか、道路にしてもそうですけれども、利用度も含めて、橋も含めて総体的にその委員会の中で検討をしていくことになるかと思います。

 

○議長(加来良明) 1番、鈴木孝寿議員。

 

○1番(鈴木孝寿) 今の件につきましては、後々後悔のないようにというか、雪が降ってなかなかできなくなってくる部分もいっぱい出てくると思うんですけれども、ぜひ機動的にお願いしたいと思います。

 2点目の将来の部分なんですけれども、例えば、その前に羽帯少年自然の家などももちろん、この後どうしていくんだという疑問にもつながっていくんですけれども、やはり、今あるということは地域に非常に支えられてやっているということは理解していますし、農業研修会館につきましてもあそこ自体が本来であれば避難場所の一部として使われるはずである場所だったということも含めて、使い方も含めて、安全性と同じようなことが起こらないための対策を今後考えなければならない。特に公共施設に関しては。それらも含めた対策ということも検討していくのかどうか。まずは農業研修会館の部分だけ考えさせていただいて、この後、来年に向けて、今の直すだけではなくて、その後どういうふうに考えていくかということを基本的に聞いておけばほかもわかると思いますので、そこの答弁をいただいて終わりたいと思います。

 

○議長(加来良明) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 今、農業研修会館の関係のお話を伺いましたが、これは事前に教育委員会を含めまして大分悩んだところでございます。避難所としても指定をしておりますが、施設自体を考えますとそんなに何十年も活用していく施設ではないなと考えておりました。今回の温風機の関係でいきますと、現状に復旧しますと2,000万円かかります。2,000万円かけて現状まで戻すのはどうかということで、ボイラー2基のうち1基を直して、あとは補助暖房で今までの行事にはそんなに支障がないような形で運転をする予定でおります。全てが今までどおり復旧するということではなくて、当然、近い将来を含めて継続していくのかも含めてこれから検討していくことになるかと思います。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 災害を受けて、町からいろいろな災害があったという報告を受けた時に、この件をお聞きしたいと思うんですが、鳥獣を捕獲するための檻が全部流されたという報告を受けているんですが、その間、熊やアライグマが出るということもあったと思いますが、そういう対応というのは今までどういうふうに対応したのか教えていただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(池守輝人) 衛生の車庫に置いてあった檻については全部流されたという状況でございます。今、対応しているのは、予備として貸し出してあったものや設置してあったものをやりくりしながらやっているという状況でございます。

 

○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

 

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

 

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第83号、平成28年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

 (賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。