平成28年第7回定例会会議録(12月20日_日程第6)
○議長(加来良明) 日程第6、意見案第6号、JR北海道への経営支援を求める意見書についてを議題とします。
職員に意見書案を朗読させます。
事務局。
○主任(鴇田瑞恵) 意見書本文を朗読いたします。
JR北海道への経営支援を求める意見書
11月18日、JR北海道は、現在の営業路線のおよそ半分となる10路線13線区を単独では維持が困難であると発表した。
この路線のいずれかが廃止となれば、その地域の過疎化が促進され、地域の経済や住民のくらしを破壊することになる。公共交通機関としての役割を放棄するものであるといわざるをえない。
JR北海道は発足当初から、国の経営安定化基金により経営を維持しており、積雪寒冷地という気象条件もかさなり、設備の維持管理には多額の費用が必要である。
よって国においては、地域住民の日常生活に重要な移動手段である鉄道を北海道において公共交通機関としての役割を発揮できるように、JR北海道の経営が自立できるよう財政支援等を図るよう強く要望する。
以上です。
○議長(加来良明) 本案について、提案理由の説明を求めます。
髙橋政悦議員。
○4番(髙橋政悦) この意見書については、北海道町村議会議長会からの提出要請でございます。北海道の主たる交通手段の確保のためにもこの意見書の提出について採択していただきたく、お願い申し上げます。
○議長(加来良明) これから、質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、意見案第6号、JR北海道への経営支援を求める意見書についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、意見案第6号は原案のとおり可決されました。
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、国土交通大臣とします。