北海道清水町議会

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平成18年第3回定例会(3月10日_日程第10)

○総務課長(荒木義春) 日程第10、議案第18号、有給吏員退隠料、遺族扶助料の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第24号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第26号、平成18年度清水町一般会計予算の設定について、議案第27号、平成18年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、議案第28号、平成18年度清水町老人保健特別会計予算の設定について、議案第29号、平成18年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、議案第30号、平成18年度清水町公共下水道事業特別会計予算の設定について、議案第31号、平成18年度清水町集落排水事業特別会計予算の設定について、
議案第32号、平成18年度清水町簡易水道事業特別会計予算の設定について、議案第33号、平成18年度清水町上水道事業会計予算の設定について、以上、10件を一括議題とします。
 提案者より提案理由の説明を求めます。助役。

○助役(五十嵐順一)
 それでは今回一括提案されました、平成18年度予算関係にかかわります議案等について、特に予算の大綱についてご説明をさせていただきます。 
 予算の編成にかかわりましては、行財政健全化実行プランの緊急3ヵ年2年次にあたりますことから、その計画を基本として予算編成をしたところでございます。
 予算に関する資料の1頁をお開きいただきたいと思います。
 平成18年度一般会計の予算総額は6,627,000千円、前年度当初予算と比較しまして、133,000千円、2.0%の減となっております。
 一般会計の歳出の内容につきましては、2頁の平成18年度一般会計予算(案)総括表をご覧ください。
 款ごとに対前年度比較の主な内容をご説明します。
 まず1款議会費、3,684千円の減であります。主な減額の内容は、改選後の議員定数削減による報酬、費用弁償等の減となっております。
 2款総務費、23,479千円の主な増額の内容につきましては、一般管理費職員数及び税務費職員数の増による給料等の増、町議会議員選挙及び知事・道議会議員選挙費用増などとなっています。
 3款民生費、19,173千円の増につきましては、主な増額の内容として、介護保険給付費の増加による介護保険特別会計繰出金の増、西十勝障害程度区分認定審査会設置に伴う負担金の増、障害者施設入所及び居宅サービス事業利用者の増による扶助費の増、児童手当制度拡充に伴う扶助費の増、保育所通所タクシー委託事業の開始による委託経費の増などです。
 また主な減額の内容としましては、人舞へき地保育所閉所による運営費の減。重度心身障害者医療給付制度改正によります給付費の減などであります。
 4款衛生費、28,491千円の主な増額の内容につきましては、国民健康保険税収入不足分の補てんによる国民健康保険特別会計への繰出金の増、老人医療費の増加に伴う老人保健特別会計への繰出金の増、美蔓簡易水道事業拡張に伴う施設整備費の増及び元利償還金の増による簡易水道事業への繰出金の増などとなっております。
 5款労働費につきましては、27千円の減でほぼ前年度と同額でございます。
 6款農林業費、69,968千円の減につきましては、主な減額の内容では、国営土地改良事業償還負担金の一部繰上償還による負担金の減、また主な増額の内容としましては、公社営畜産基地建設事業委託事業費の増、集落排水事業で資本費平準化債未発行によります集落排水事業特別会計への繰出金の増などでございます。
 7款商工費、19,725千円の主な減額の内容として、しみず温泉ボイラー入替工事等の完了による減などでございます。
 8款土木費、78,397千円の主な増額の内容は、公共下水道事業資本費平準化債未発行によります、公共下水道事業特別会計への繰出金の増、御影大平道路改良舗装事業による工事費の増などとなっております。
 9款消防費、8,725千円の減の主な減額の内容では、北海道消防操作訓練大会終了による関係経費の減などとなっております。
 10款教育費、16,593千円の主な増額の内容につきましては、教員住宅火災報知器設置経費の増、中学校耐震基本調査委託料の増となってございます。
 11款災害復旧費の総額は、前年度と同額でございます。
 12款公債費、187,291千円の主な減額の内容につきましては、一般廃棄物処理事業債等の償還完了による元利償還金の減、更には地域総合整備事業債の一部繰上償還による元利償還金の減となっております。
 13款諸支出金、9,713千円の主な減額の内容につきましては、北海道市町村備荒資金組合負担金積立金の減であります。
 次に表の右側に、歳出の財源内訳を載せておりますが、国庫支出金から諸収入までの特定財源の合計は、1,410,482千円となっております。
 主な特定財源の項目につきまして、前年度との比較について説明します。
 国庫支出金は、2,827千円の減となっております。
 三位一体改革による国庫負担金補助金の一般財源化に伴い、公営住宅家賃対策補助金の廃止による減、児童手当国庫負担率の引き下げによる減などが主な内容となっております。
 道支出金、24,628千円の主な減額の内容につきましては、重度心身障害者医療給付事業医療費の減に伴う補助金の減、農業経営基盤強化資金等の利子補給額の減に伴う補助金の減、町有林整備事業等林業関係事業費の減に伴う道補助金の減、国勢調査終了に伴う統計調査委託金の減などとなっております。
 町債、59,400千円の主な増額の内容につきましては、道営熊牛中地区担い手育成畑地帯総合整備事業により湿潤・肥培用水の管路工事量の増による増、道路整備事業として御影大平道路改良舗装事業新規着工による増となっております。
 分担金等、9,425千円の主な減額の内訳は、土地改良事業国営事業受益者負担金繰上償還額の減が主なものでございます。
 使用料等、122千円の増につきましては、主な増額の内訳としては、きずな園児童デイサービス使用料単価の改定に伴う使用料の増、農業用水使用料の増、牧場使用料の増などとなっております。また、主な減額の内訳としては、しみず温泉入浴料等の使用料の減などでございます。
 財産収入、7,647千円の主な増額としては、旧熊牛小学校及び旧へき地教員住宅に係る建物貸付料収入の増などでございます。
 繰入金、227,305千円の減につきましては、公共施設建設等基金繰入金の減、更には減債基金繰入金の減などとなっております。
 諸収入、43,553千円の主な増減内容は、公社営畜産基地建設事業の事業費増に伴う受託事業収入の増でございます。
 次に3頁をご覧ください。
 一般財源の内容について説明します。
 一般財源の総額は、5,216,518千円となっています。
 町税は11,317千円の増でございます。主な増額の内容は、税制改正に伴う恒久減税2分の1の廃止による個人町民税の増、たばこ税の税率改正による増などとなってございます。
 地方譲与税、43,000千円の主な増額の内容につきましては、国庫負担金補助金の一般財源化に伴い、税源移譲されることによる所得譲与税の増でございます。
 利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、地方消費税交付金、ゴルフ場利用税、自動車取得税交付金、地方特例交付金及び交通安全対策特別交付金については、平成17年度交付見込額を基本に、地方財政計画で示された増減率により予算計上しております。
 地方交付税は、110,000千円、3.5%の減で計上してございます。
 減額の内訳は、普通交付税110,000千円、3.7%減の見込み、特別交付税につきましては、平成17年度予算と同額を見込んでいるところでございます。
 使用料及び手数料は、6,292千円の減につきましては、町営住宅使用料等特定財源への充当残の減などとなっています。
 財産収入は、6,946千円の増額の内容は、町有地売払収入・町有林売払収入の増などとなっております。
 繰入金は、115,605千円の増につきましては、財政調整基金繰入金の増でございます。
 諸収入は、5,597千円の増につきましては、奨学金貸付金収入の増などとなっております。
 町債、27,200千円の主な減額の内容につきましては、普通交付税の振替分である臨時財政対策債の減、恒久減税2分の1廃止に伴う減税補てん債の減などでございます。
 次に、4頁と5頁をご覧いただきたいと思います。
 一般会計の款別節別の内訳は記載しております。ご覧いただきたいと思います。
 更に6頁をご覧いただきたいと思います。
 需用費及び役務費について、さらに細かい内訳を記載してございます。
 需用費のうち重油等の燃料費が、高騰によりまして、15,449千円の予算増となっております。
 続いて、7頁以降につきましては、主な普通建設事業及びソフト事業を一覧として掲載しております。ご覧いただきたいと思います。
 次に、特別会計の説明をさせていただきますので、1頁のほうにお戻りいただきたいと思います。
 国民健康保険特別会計につきましては、88,800千円の増となっています。
 退職被保険者の増加に伴う医療給付費の増が主な内容となっております。
 老人保健特別会計につきましては、66,194千円のとなっていますが、医療給付費の伸びによるものであります。
 介護保険特別会計につきましては、77,500千円の増となっております。
 介護保険利用者の増加によります保険料給付費の増が主な内容となっております。
 次に、公共下水道事業特別会計につきましては、9,700千円の増となっております。
 終末処理場機器更新事業工事費の増加による増が主なものでございます。
 次、集落排水事業特別会計につきましては、4,300千円の減となっていますが、公債費支払い元金及び利子の減によるものが主でございます。
 簡易水道事業につきましては、87,100千円の増となっています。熊牛地区の飲用水供用開始に向けた、簡易水道施設配水管及び給水管工事費の増加に伴う増でございます。
 公営企業会計上水道事業につきましては、3,400千円の増でございますが、企業債支払い元金及び利息の増によるものでございます。
 以上、平成18年度各会計予算(案)の概要を申し上げましたけれども、関連する条例2件と併せまして、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○議長(田中勝男)
 おはかりします。
 ただいま、議題となっております10件の議題につきましては、議長を除く16人の委員で構成する、平成18年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することにしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、一括議題となっております10件の議案につきましては、議長を除く16人の委員で構成する平成18年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することに決定しました。

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○議長(田中勝男) 暫時休憩します。       (午後2時19分)

○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後2時20分)

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○議長(田中勝男) おはかりします。
 ただいま設置されました、平成18年度予算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定によって、お手元に配布の名簿のとおり指名したいと思います。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、平成18年度予算審査特別委員会の委員は、お手元に配布の名簿のとおり選任することに決定しました。

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