平成18年第3回定例会(3月10日_日程第11)
○議長(田中勝男) 日程第11、請願第24号、上限関税断固反対などWTO農業交渉に関する請願について、請願第25号、森林・林業基本計画と地球温暖化防止対策の推進等に関する意見書提出を求める請願について、請願第26号、平成18年度酪農畜産政策・価格対策の確立に関する請願について、請願第27号、患者負担増計画の中止と保険で安心してかかれる医療を求める意見書の提出を求める請願について、計4件を一括議題とします。
請願文書表を朗読させます。事務局長。
(事務局長朗読)
○議長(田中勝男) 請願第24号について、紹介議員の説明を求めます。
3番、口田邦男議員。
○3番(口田邦男) それではご説明を申し上げます。ただいま事務局から申し上げたとおりでございまして、本件については、WTO農業交渉に関する請願の内容でございます。内容については、お手元の資料のとおりでございまして、WTO交渉が4月末のモダリティ確立について今進行中でございます。それにつきましては、上限関税や重要品目について安易な妥協をしないでほしいという内容でございます。よろしくご審議のほどお願いします。
○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) おはかりいたします。
ただいま議題となっています、請願第24号、上限関税断固反対などWTO農業交渉に関する請願については、産業建設常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、請願第24号は、産業建設常任委員会に審査を付託することに決定しました。
○議長(田中勝男) 次に、請願第25号について、紹介議員の説明を求めます。
4番、林巖雄議員。
○4番(林 巖雄) ただいま事務局のほうからも説明をいただきましたけれども、森林・林業基本計画と地球温暖化防止対策の推進等と木材関連産業政策に関する意見書でございます。
趣旨は近年のこの温暖化防止ということで、地球温暖化問題は人類の生存基盤を揺るがす重大な環境問題というふうに考えております。京都議定書の国際公約でございます、この温暖化につきましては、森林を吸収源としてこの3.9%の約束がありますが、現状の森林の整備水準で推移しました場合、この3.9%は守れない、2.6%にとどまるのではないかという予測がされています。そういった一方で近年の森林・林業木材関連産業につきましては、木材価格の低迷などによって、森林所有者の経営意欲が減退していると、こういった状況もあります。地域住民の暮らしを守るという視点からも、ぜひ趣旨をご理解いただきまして、ご賛同のほどよろしくお願いします。
○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) おはかりいたします。
ただいま議題となっています、請願第25号、森林・林業基本計画と地球温暖化防止対策の推進等に関する意見書提出を求める請願については、産業建設常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、請願第25号は、産業建設常任委員会に審査を付託することに決定しました。
○議長(田中勝男) 次に、請願第26号について、紹介議員の説明を求めます。
6番、森田慎治議員。
○6番(森田慎治) 先程事務局のほうから申されたとおり、酪農畜産政策・価格安定対策に対する請願でございます。現行、今年度3月末に畜産においては、乳量が北海道で10,000トン削減、うち帯広が5,200トンであります。清水町においては320トンの削減が求められているのが現況であります。畜産農家の経営安定のために、請願するものであります。よろしくお願いします。
○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) おはかりいたします。
ただいま議題となっています、請願第26号、平成18年度酪農畜産政策・価格対策の確立に関する請願については、産業建設常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、請願第26号は、産業建設常任委員会に審査を付託することに決定しました。
○議長(田中勝男) 次に、請願第27号について、紹介議員の説明を求めます。
14番、妻鳥公一議員。
○14番(妻鳥公一) 患者負担増計画の中止と保険で安心してかかれる医療を求める意見書の提出について、趣旨をお話したいと思います。
今国会に提出されている医療制度改革法案は、患者と高齢者に大幅な負担を求めるものとなっております。この内容の特徴は高齢者や重症患者への負担の増であります。本年10月に70歳以上の窓口負担がいわゆる現役並みの所得者といわれる方々に2割から3割の負担を求めることになっています。2番目に平成20年度から70歳から74歳のすべての人の窓口負担が1割から2割になります。3番目に入院や手術で医療費が高額になると高額療養費で患者負担がありますが、これが増額されることになります。また人工透析の月額負担が2倍になるというふうなことも言われております。4番目に75歳以上のすべての人を組み込んだ高齢者医療制度というのが別につくられることになっております。約1ヵ月6,000円の負担を年金から天引きをするという制度がつくられようとしております。この改正の次の特徴は混合診療の導入であります。今まで混合診療は差額ベッドとその他特殊な例外的にありましたけれども、今度は高度な医療、新しい新薬、そういうものと一緒に診療を受けることができる、こういう制度であります。こういう治療を受けられるというのは、お金持ちの人とお金のない人が保険だけで終るという区別が出てまいります。人の命がお金で差がつくようなことがないように、安心して医療が受けられる現在の保険制度をしっかりと維持していっていただきたいということで、この意見書の提出をお願いしているわけでございます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) おはかりいたします。
ただいま議題となっています、請願第27号、患者負担増計画の中止と保険で安心してかかれる医療を求める意見書の提出を求める請願については、厚生常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、請願第27号は、厚生常任委員会に審査を付託することに決定しました。
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