平成18年第3回定例会(3月14日_日程第2)
○議長(田中勝男) 日程第2、請願第24号、上限関税断固反対などWTO農業交渉に関する請願について、請願第25号、森林・林業基本計画と地球温暖化防止対策の推進等に関する意見書の提出を求める請願について、請願第26号、平成18年度酪農畜産政策・価格対策の確立に関する請願について、計3件を一括議題とします。
委員会報告書を朗読させます。事務局長。
(事務局長朗読)
○議長(田中勝男) 本件について、産業建設常任委員長より報告を求めます。
委員長、浅野克哉議員。
○委員長(浅野克哉) それでは、3月10日に産建に付託になりました請願の関係を説明してまいりたいと思います。
まず請願24号、内容については局長のほうから説明がありましたようなことでございますが、これは上限関税の問題でございまして、日本の食料の自給率カロリーベース40%というようなことで、農業の多面的機能の関係、輸入農産品の関税については適切な国境措置を講じてほしいというのが趣旨でございます。上限関税では、現在は砂糖は379、澱粉が583、これは普通の加工澱粉です。澱原の関係ですね。雑豆が403、乳製品が218、小麦が252ということで、この関税率をひとつ維持してほしいという願いです。それで我が委員会としては、願意に即して全会一致で採択いたしました。
2番目に、森林・林業の関係でございますが、ご承知のとおり、森林・林業を取り巻く問題については、意見書があとで出ますけれども、環境問題、それから森林・林業が生産活動ができるような形にしてほしいという請願の内容でございます。これらについては、また意見書の段階でご審議をいただきたいと思います。この願意については、全会一致で採択といたしました。
それからもう1本、26号で酪農畜産の関係、非常に現在、乳製品がだぶついているわけでございまして、脱粉については適正な在庫が36,000トン、これが現状では93,000トンが在庫している。バターについては、適正在庫が19,000トン、これが35,000トンが在庫しているということで、諸対策を確立してほしいということで、この請願が出たわけでございます。我が委員会としては全会一致で採択としました。また後日意見書の内容でご審議のほどよろしくお願いしたいと思います。
○議長(田中勝男) これより、一括して質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより一括して、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
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○議長(田中勝男) これより、請願第24号、上限関税断固反対などWTO農業交渉に関する請願についてを採決いたします。
本件に対する委員長報告は、採択です。
請願第24号は、委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、請願第24号は、委員長報告のとおり採択と決定しました。
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○議長(田中勝男) これより、請願第25号、森林・林業基本計画と地球温暖化防止対策の推進等に関する意見書の提出を求める請願についてを採決いたします。
本件に対する委員長報告は、採択です。
請願第25号は、委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、請願第25号は、委員長報告のとおり採択と決定しました。
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○議長(田中勝男) これより、請願第26号、平成18年度酪農畜産政策・価格対策の確立に関する請願についてを採決いたします。
本件に対する委員長報告は、採択です。
請願第26号は、委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、請願第26号は、委員長報告のとおり採択と決定しました。
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