北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成18年第3回定例会(3月23日_日程第2)

○議長(田中勝男) 日程第2、議案第23号、清水町御影診療所条例を廃止する条例の制定についてを議題とします。
 委員会報告書を朗読させます。事務局長。

(事務局朗読)

○議長(田中勝男) 本案について、厚生常任委員長より報告を求めます。
 委員長、伊藤成一議員。

○委員長(伊藤成一) 3月10日、本会議初日に当委員会に審査の付託を受けました、議案第23号、清水町御影診療所条例を廃止する条例の制定についての審査内容についてご報告をさせていただきます。
 審査結果につきましては、ただいまの事務局長の朗読のとおり、全会一致で原案可決となったところです。
 御影診療所の件につきましては、昨年9月と今回3月の議会定例会におきまして、町長より行政報告があったところです。御影診療所荒井院長が今後における地域住民医療確保のために、院長が退いた後も医師の確保ができる体制の確立に向けて、法人化するための廃止条例であります。
 審査の過程について、報告させていただきます。まず10日に委員会を開催し、審査の方法についての検討を行い、会期中に執行側の出席を求めて、結審することにいたしました。3月20日、予算審査特別委員会終了後、委員会を開催し審査を行いました。助役他、担当課職員の出席を求め、昨年からの協議結果などの説明を受けました。
 主な内容につきましては、昨年2月に、荒井院長から法人化を目指したいとのお話があり、その後6回にわたり協議を重ね、法人化に向けてのスケジュール、施設の貸付の条件等について協議を行ってきたとのことでありました。更に文書にて、医療体制について、十勝保健事務所との協議が具体化し、医療法人の前提であります、個人開業のめどがついたので、御影診療所の用途廃止並びに建物土地の貸付についての要請があったところです。
 これらを受けて、町は6月に御影診療所の今後の運営について、御影地域づくり推進協議会と協議を行い、7月には同協議会より、御影地域における今後の医療体制のあり方について、御影診療所は現在まで御影地域の医療の中心として地域住民の安心安全を担ってきており、町として今後においても地域医療の堅持に努力願いたいとの要望がありました。
 今回、荒井院長と協議が整ったことから、本年3月に協議会に昨年からの経過並びに今後の運営について説明をし、今回御影診療所の条例を廃止し、施設を貸し付けることの了解を得たところです。
 なお、法人化にあたっては、個人医院としての開業の実績がなければ、認められないことから、まず個人医院として4月に契約をすることになるとのことであります。
 また、施設等の貸付料につきましては、規定に基づき計算し、土地と建物を併せて年額1,436,800円との説明がありました。
 以上が、委員会での主な審査内容の報告であります。議員各位の賛同をお願いいたします。報告を終わります。

○議長(田中勝男) これより質疑を行います。
 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第23号、清水町御影診療所条例を廃止する条例の制定について採決します。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
 本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、挙手願います。

(賛成者挙手)

○議長(田中勝男) 挙手多数です。
 よって、議案第23号は可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇