平成17年第1回臨時会(2月4日)
○議長(田中勝男)平成17年第1回清水町議会臨時会を開会します。本日の会議を開きます。
○議長(田中勝男)日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は会議規則第119条の規定により議長において
1番 橋本晃明議員
2番 西山輝和議員
3番 口田邦男議員を指名いたします。
○議長(田中勝男)日程第2、会期決定の件を議題といたします。
おはかりいたします。本臨時会の会期は、本日1日間にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。よって、会期は本日1日間に決定いたしました。
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○議長(田中勝男)日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。
(事務局長朗読)
○議長(田中勝男) これで諸般の報告を終わります。
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○議長(田中勝男)日程第4、行政報告を行います。
町長から行政報告の申出がありました。これを許可いたします。町長。
○町長(高薄渡) 行政報告を1件申し上げたいと思います。国有財産の取得につきまして、ご報告申し上げます。
昨年6月11日開会の第4回清水町議会定例会におきまして、国設日勝スキー場及び日勝キャンプ場の用地を取得し、植樹等を行い、自然観察林として町民に開放して参りたい旨の行政報告をさせていただき、併せて関連する補正予算の提案をさせていただいたところであります。
その後、当該地の取得に向け、森林管理署との協議を重ね、周辺国有林野との調和を図りつつ、森林浴や植樹・枝打ち等の森林づくり体験、歩くスキー等の野外スポーツの場などとして、町民が気軽に楽しめる森林レクリェーションのゾーンとして活用を図ることを目的に取得することで協議が整ったところであります。
当該地の取得後は、「町民レクリェーションの森」と位置付け、誰もが手軽に親しめる健康づくりや体験学習の場、そして、心安らぐ憩いの場として整備を進めて参りたいと考えております。
なお、本臨時会に関係する財産取得の議案及び補正予算を提案させていただいておりますので、ご審議の程よろしくお願い申し上げます。
以上、国有財産の取得についての行政報告といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(田中勝男) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可いたします。質疑ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。これで行政報告を終ります。
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○議長(田中勝男)日程第5、常任委員の選任を行います。
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○議長(田中勝男) 暫時休憩いたします。 (午前10時09分)
○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。(午前10時40分)
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○議長(田中勝男) おはかりします。
常任委員の選任の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、総務文教常任委員会委員に、2番西山輝和議員、3番口田邦男議員、5番中島里司議員、7番小谷裕一議員、12番荒木篤司議員、17番安田薫議員といたします。
次に、厚生常任委員会委員に、1番橋本晃明議員、6番森田慎治議員、9番伊藤成一議員、13番下関誠議員、15番池戸二議員といたします。
次に、産業建設常任委員会委員に、4番林巖雄議員、8番加来良明議員、11番奥秋康子議員、14番妻鳥公一議員、16番浅野克哉議員、18番田中勝男議員、以上でございます。
以上のとおり指名したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしましたとおり、常任委員に選任することに決定いたしました。
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○議長(田中勝男) 発言をしたいと思いますので、副議長と交替をいたします。
○副議長(安田薫) 18番、田中勝男議長から発言を求められておりますので、許可いたします。
18番、田中勝男議長。
○議長(田中勝男) お許しをいただきましたので、発言をさせていただきます。
ただいま、産業建設常任委員に選任されたのでありますが、議長はその職席上、どの委員会にも出席する権限を有しているほか、可否同数の際における採決権など、議長固有の権限を考慮する時、1個の委員会に委員として所属することは適当でなく、また、行政実例でも議長については辞任を認められており、更に運用例71条において辞任することを例としていることから、産業建設常任委員の辞任を願い出るところであります。
よろしくご審議をいただきたいと思います。
○副議長(安田薫) ただいま、議長から産業建設常任委員辞任の発言がございました。
おはかりします。この際、田中議長の常任委員辞任の件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(安田薫) 異議なしと認めます。よって、田中議長の常任委員辞任の件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
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○副議長(安田薫)追加日程、常任委員の辞任についてを議題といたします。地方自治法第117条の規定によって、田中議長の退場を求めます。
○副議長(安田薫) 産業建設常任委員、田中議長から、議長の職務を行う都合上、常任委員の辞任を願い出ておりますので、やむを得ないものと認め、同意したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(安田薫) 異議なしと認めます。
よって、田中議長の産業建設常任委員の辞任については同意することに決定しました。
除斥中の田中議長の復席を求めます。
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○副議長(安田薫) 18番、田中議長の発言にかかわる審議は終了しましたので、議長と交替します。
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○議長(田中勝男)日程第6、議会運営委員の選任についてを議題といたします。
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○議長(田中勝男) 暫時休憩します。 (午前10時49分)
○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。(午前11時40分)
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○議長(田中勝男) おはかりします。
議会運営委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、5番中島里司議員、8番加来良明議員、9番伊藤成一議員、12番荒木篤司議員、13番下関誠議員、16番浅野克哉議員、以上のとおり指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしましたとおり議会運営委員に選任することに決定いたしました。
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○議長(田中勝男) 広報特別委員全員から、委員を辞任したいとの申出があります。これを急施事件と認め日程に追加し、議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、広報特別委員の辞任についてを急施事件と認め日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
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○議長(田中勝男) 暫時休憩します。 (午前11時42分)
○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。(午前11時44分)
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○議長(田中勝男)追加日程、広報特別委員の辞任についてを議題といたします。地方自治法第117条の規定により、広報特別委員5名の退場を求めます。
職員に辞任願を朗読させます。事務局長。
(事務局長朗読)
○議長(田中勝男) おはかりします。
本件は申出のとおり辞任を許可することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、辞任願のとおり広報特別委員の辞任を許可することに決定いたしました。
除斥者の入場を許可します。
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○議長(田中勝男) おはかりします。
広報特別委員の選任についてを急施事件と認め日程に追加し、議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、広報特別委員の選任についてを急施事件と認め日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
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○議長(田中勝男)追加日程、広報特別委員の選任についてを議題といたします。
おはかりします。
広報特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、1番橋本晃明議員、2番西山輝和議員、4番林巖雄議員、6番森田慎治議員、7番小谷裕一議員、11番奥秋康子議員、以上6名を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました6名を広報特別委員に選任することに決定いたしました。
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○議長(田中勝男) 暫時休憩します。 (午前11時48分)
○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後1時21分)
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○議長(田中勝男) 追加日程、諸般の報告を行います。
休憩中に各常任委員会、議会運営委員会及び広報特別委員会において、委員長及び副委員長の互選が行われ、その結果の報告が議長の手元に参りましたので報告いたします。
総務文教常任委員会委員長、荒木篤司議員。
総務文教常任委員会副委員長、口田邦男議員。
厚生常任委員会委員長、伊藤成一議員。
厚生常任委員会副委員長、森田慎治議員。
産業建設常任委員会委員長、浅野克哉議員。
産業建設常任委員会副委員長、妻鳥公一議員。
議会運営委員会委員長、下関誠議員。
議会運営委員会副委員長、中島里司議員。
広報特別委員会委員長、奥秋康子議員。
広報特別委員会副委員長、森田慎治議員。
以上のとおり互選されましたので報告をいたします。
これで、諸般の報告を終ります。
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○議長(田中勝男)日程第7、選挙第1号、西十勝消防組合議会議員選挙についてを議題といたします。
おはかりします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって、指名推薦にしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推薦で行うことに決定いたしました。
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○議長(田中勝男) おはかりします。
指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、議長が指名することに決定いたしました。
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○議長(田中勝男) 西十勝消防組合議会議員に、口田邦男議員、荒木篤司議員を指名したいと思います。
おはかりいたします。
ただいま、議長が指名いたしました方を、西十勝消防組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました、口田邦男議員、荒木篤司議員が、西十勝消防組合議会議員に当選されました。
当選された方々が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知をしますので、ご承諾を願います。
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○議長(田中勝男)日程第8、議案第1号、きたくま文化蔵条例の制定についてを議題とします。
提案者より本案について提案理由の説明を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(寺本栄二) 議案第1号、きたくま文化蔵条例の制定について提案理由の説明をいたします。本条例は、新設条例でありますので、提案にいたる経緯についてご説明をさせていただきます。
旧北熊牛小学校の閉校後の活用について、庁舎内に閉校施設等活用検討委員会を設置し、協議をしてまいりました。その結果、昨年の11月に議員各位に報告しましたとおり、社会教育施設として位置付け、文化芸術作品等の保存、展示及び創作活動を支援するための施設として活用するものであります。施設の名称は、旧北熊牛小学校の転用であることから、地域名を引用し、ひらがなで「きたくま」とし、文化芸術作品等の保存、展示をすることから、収蔵する漢字「蔵」を組み合わせ、「きたくま文化蔵」として条例を制定いたしました。
新設条例は全12条と附則より構成されております。旧教室の転用による用途については、別途配付してあります資料1、2を見ていただきたいと思います。別途資料1ですけれども、施設の活用、管理について概要を記載させていただきました。
次に、A4の横長の用紙ですけれども、資料の2、これは教室の用途の図面ですけれども、これについて説明をさせていただきます。これで右のほうが網掛けになっておりますけれども、そこが玄関ですけれども、その玄関を入りまして、左側にA、B、CのCがC・C・CとなっておりますけれどもそのC・C・Cというのが、郷土作家の部屋として3教室、廊下も含めて、これは町縁の画家より寄贈を受けた作品を展示する場所としました。
その横、ひとつ飛んで、Bという、ローマ字のBという数字がありますけれども、それは「第九の部屋」として今まで5回の演奏がありまして、第九に関わる資料の展示をしたいなと思っております。
その隣にAとありますけれども、そのAというのは「100年の部屋」で開町100年記念のときの寄贈を受けた写真を展示したいと考えております。
その隣、Dと廊下にありますけれども「北熊牛の思い出」ということで、現在は、今までの学校に関わる思い出の作品等が展示されておりまして、地域の方にもお願いして、現状のまま管理したいとこのように考えております。
一番左側、Eですけれども、これは「芸術の部屋」という名称ですけれども、これは町民が創作活動をしたり、個展を開催するなどの貸出スペースと考えております。この部屋だけは有料貸付にしたいと考えております。それと、ずっと右上のほうに資料2と書いてありますけれども、だいたいその辺の場所なんですけれども、ここに体育館があります。ちょうど玄関に入って渡り廊下途中でなくなっていますけれども、これがつながって、ちょうど資料2と書いてある辺りになるんですけれども、これは地域住民の健康づくりの場として現状のままこれは使用したいとこのように考えております。
以上、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(田中勝男) これから質疑を行います。質疑ございませんか。
12番、荒木篤司議員。
○12番(荒木篤司) これは新設条例ということですから、委員会付託になると思いますので、中身については、そのときお聞きしますけれども、只今課長のご説明の中で、経過、ここに資料館を造るということについての経過、検討委員会で検討した結果、ここに造ることになったということなんですが、これは1月26日に新聞に報道されました。新聞報道されてから、いろんな人からこの資料館を造ることについて、いろいろ疑問の声が寄せられました。どれだけの人の声を集めてこういうことに決めたのかということがね、学校があるからなんとかしなきゃならないということが優先して、こういう資料を置きたいとかいうことを含めて、町内の関係している人達の意見を聞いたのかどうかということをまずお聞きしたい。
高薄町政の基本になる協働のまちづくりという部分でいえば、どこかで検討委員会つくってこう決めましたから、やりましたという話でなくて、できるだけ吸い上げた中で、こういうことを決定するべきだというふうに僕は思っていますので、本当にそういうことについてどういう経過でこういうふうに決めたのか、検討委員会の中で文化蔵に関わる関係者が入っていたのかどうか、まずひとつお聞きしたいなというふうに思います。
それからもうひとつ、以前に協議会などで、北熊牛小学校の利用の方法について、教育施設として利用したいというようなことで話があった経過があります。その辺はどういうふうになって、こういう形になったのか、その辺もちょっとお聞かせ願いたいというふうに思います。以上2点です。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。総務課参事。
○総務課参事(草野和好) 2点目のほう関わってくるかと思いますけれども、社会教育課長のほうから若干経過が説明されました。その中で閉校施設の検討委員会で検討してきたというようお話をしているわけですけれども、もちろん閉校施設の検討委員会だけじゃなくて、地域連合会といいますか、地域との検討につきましては、平成15年10月に懇談会を持ちまして、その中で町の素案として示しました、社会教育施設というような形で今後詰めていきましょうと、こんなような経過で平成16年に入りまして、11月に1回、12月に1回と今回の内容を地域とともに固めてきたというところでございます。
当初、教育施設といいますか、具体的に不登校の子供たちのそんなような施設にもというようなお話も、当然案の中に持っておりまして、そんなお話もさせていただきましたが、主として社会教育施設と、その有効活用の中で、不登校施設というような押さえ方をしてきたところでございます。なかなかこの不登校の部分の教育活動につきましては、不登校施設というような思い切った形で前面に出す部分では、いろいろ利用者にも抵抗があるのではないかという議論もしてきたところでございます。
そういったなかで、今回提案のような内容になったわけですけれども、活用の中でそういった不登校の方にも利用していただけるような、そういった事業も考えていく、いかなければならないという形で押さえているところでございます。
○議長(田中勝男) 次に助役。
○助役(五十嵐順一) 検討委員会のなかで関係者とも協議というお話でございました。検討委員会につきましては、あくまでも庁内組織というなかでやってきた経過がございまして、そのなかで参事からお話ありましたように、社会教育施設という位置付けをしまして、まずは地域と協議をさせていただいて、大枠を決めさせていただいたと、そのなかで一部、関係する団体とのお話も伺ってはというお話もございましたので、担当としましては、それぞれ関係するところに一部お伺いしているという、第九の関係でございますけれども、そういうこともありました。その収蔵するものについての具体的な関係団体との協議ということはしてはございません。あくまでも、庁内検討委員会で進めてきたということでございます。
○議長(田中勝男) 12番、荒木篤司議員。
○12番(荒木篤司) 地域とは話をしたと、しかしあとは庁内のなかの話し合いだということですよね。廃校、これから4校出てくるわけですけれども、廃校が誰のものだという部分があるんですよね、廃校した後、地域の人達の了解を取れば、それでいいんだという考え方もひとつありますよね。それからそうじゃなくて、町民全体の財産なんだと、その活用について、町民全体の声をまとめていくんだという考え方あると思うんですけれどもね、その辺の押さえかた、どういうふうに押さえているのかなと思うんですよ。問題はこれは資料館にしてオープンして、条例案をみると、土・日を開館して、よその人にきていただいて、観ていただくというのが狙いですよね、この文化蔵。そうするとやっぱりここに資料を展示する部分の関係者とも協議して進めるべきじゃないかなと思うんですけれども、何もしていないということは、どうも協働のまちづくりとは何なんだという話になってしまう。地域がいいと言えば、いいと問題にはならないと思うんですよ、これで言えば。その辺、それらについても、これからでもいいですから、意見を集約して提案をしてもらわなきゃ審議のしようがないんじゃないかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
それから、総務課参事から説明ございました。教育委員会にお聞きしたいんですが、不登校児の、言いかた問題あるかどうかわからないですが、再教育の場に使いたいというお考えだったと思うんですけれども、開設しながらここを活用していくということになるのかどうか、その考え方は、今参事が説明されたように、進むものなのかどうかちょっとお聞きしたいんですけれども。不登校の子供たちを受け入れる形で活用しながら、展示場もやっていくんだというようなことで進んでいくのかどうかということについて、お聞きしたいと思います。
○議長(田中勝男) 助役。
○助役(五十嵐順一) ここの蔵の関係でございますけれども、故人になられた方々から多くの遺作といいますか、絵画等の寄贈を受けている状況がございます。今展示するスペースがないということで、研修会館の書庫のほうに保管をしていると実態がございます。更には100年記念事業でやりました縁の写真、これも一度展示しましたけれども、それもそっくり保存しているという状況もございます。今回はそういう埋もれている作品等について小美術館的な感覚ということになりますけれども、そういう施設の中で展示して多くの人に観ていただきたいということがまずひとつの考え方でございまして、そういう意味合いでは相談するといいますか、そういうところとの協議については考えていなかったというのが実態でございまして、必要であればそういうところとの協議もさせていただかなければならないと思っておりますけれども、考え方はそういうところから出発しているということでございます。
○議長(田中勝男) 次に教育長。
○教育長(横山一男) 学校に行きにくくなっている子供が町内にもいることは前にもお話をしましたようにはっきりしていて、何人かいるわけでございます。そういった子供たちに対する対応の仕方は学校教育課の中におります生涯学習アドバイザーが核になって対応しているところでございますが、今、きたくま文化蔵のこのいろいろな部屋の活用試案が提示されておりますが、そういった部屋、スペース等を使ってそういった子供たちと学習といいますか、ふれあいといいますか、ものづくりと申しますか、体験をする場としての活動も視野に入れてございます。
○議長(田中勝男) 12番、荒木篤司議員。
○12番(荒木篤司) しつこいようですがね、僕は、なんで広く町民の意見を聞かなかったんだということを聞いているんですよ。経過のことでなくてね。ここに資料館として残すという部分でいえば、いろんなことで言えることだろうと思うんですけれども、そういうところが何か軽視的に終っている。やっぱり情報公開とかなんとかっていろいろ言っているけれども、町民に関係している人達、最低でもそこに関係している人達の文化団体とかその人達の意見ぐらいは聞いてこういうものを決めていくべきでなかったのではないかなというふうに思うのですが、そういう考えを僕は持ってもらいたいし、そういう考えを聞こうとしなかったのは何でなのかなと思うんですけれども、その辺について。
○議長(田中勝男) 社会教育課長。
○社会教育課長(寺本栄二) 関係する団体にどうして意見聞かなかったというお話、確かにこれは大事だと思いますけれども、私ども担当としては、先にそこに話すのがいいのかどうかということいろいろ考えました。そのなかでこれが議決になったあかつきには、当然、私が考えるのには、地元には素晴らしい絵を描く絵画サークルもあります。そのサークルに在籍する美術愛好者による現在芸術の広場実行委員会という組織がありますので、これが議決後ですね、今提案している施設についても、芸術の広場実行委員会とも今後相談しながら協力を得て、良い方向性を見出したいとこのように考えております。
○議長(田中勝男) はい、総務課参事。
○総務課参事(草野和好) 今のまちづくりの決定システムの中で、住民参加のプロセスが問題だと思うんですけれども、今回の閉校施設につきましては、この学校だけではなくて、閉校施設の全体の部分を見渡したなかで、閉校施設の活用に関する基本方針というものを定めさせていただきました。そのなかで第1にそういう学校が地域から無くなるというようなことで、閉校に伴う地域環境の大きな変化のなかで、地域住民が本当に必要とする施設、そういったものを中心に地域住民の要望、意見を第1に尊重して検討していこうと、そういうのが主眼にあって進んできたというのが実情でございます。議員ご指摘のように、今後における住民参加のプロセスについては、現在検討中のまちづくり基本条例ではそういう政策決定のなかで住民参加、意見をいろいろいただくという仕組みをつくっていかなければならないというような部分もありまして、おおいに反省するところは反省して今後とも取り組んでいきたいなというふうに考えております。
○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。13番、下関誠議員。
○13番(下関 誠) 北熊牛小学校閉校に伴っての利用について、検討委員会とか地域の要望とか含めて制約ある中で練り上げてきたものではないかなと思っております。基本的には賛同できますけれども、疑問点についてお伺いします。
条例の4条の中に、「文化蔵に館長、その他必要な職員を置く。」という文言があります。それから資料の1に、管理体制として、地域またはシルバー人材センターに管理を委託というのがあります。この辺の整理なんですけれども、こういう施設管理とか運営に関して、先程お話ありましたけれども、町長の協働のまちづくりとか、NPO法人の育成とか、民間にお願いしていくというようなことが今後必要ではないかなと思います。そんなことで、4条における館長とか必要な職員というのは、常駐という意味の捉え方をするのか、それとも兼務という意味なのか、この条例に基づいても、ボランティア団体等の管理運営というのは可能なのか、お尋ねします。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(寺本栄二) 今ご質問にありましたこの第4条の関係ですけれども、ここで館長その他必要な職員云々とありますけれども、今考えておりますのは、現在の職員を兼務発令ということで考えております。それと館長は館長として置くんですけれども、その他に、管理体制として、できれば地域の人に管理をお願いしたいと今地域とお話しているんですけれども、それができなければ、シルバー人材センターにお願いしようと思っていますけれども、これについては、館長は置きますけれども、11時から17時までの開館するまでの間のその中でのいろいろ掃除をしたり、案内をしたり、そういう面での管理部門ということで考えました。
○議長(田中勝男) 13番、下関誠議員。
○13番(下関 誠) 今ですね、施設管理運営というのを民間委託していく時代、それも町民の有志とか非営利法人であるとか、あと指定管理者制度とかいろんなものが生まれてきています。この施設に限らず、今後そういう形に問題を広げていくといいますか、そういう考え方、もう1点は、行財政改革というような視点からの施設管理運営という捉え方もあると思うんですけれども、それら含めてどう考えていらっしゃるのかお伺いします。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 今のご質問でございますけれども、行財政健全化実行プランにおきましては、今ご指摘の指定管理者制度について、例えばアイスアリーナだとか更には町営育成牧場、これらについての今後そういった部分での検討をしていきたいというプランをたててございます。その他の町のいろんな施設ございますが、今お話の非営利法人あるいは指定管理者制度について、その施設がそういう制度を活用することによるメリット、デメリットこういったものを今後研究していきたいというふうに思っておりますのでよろしくお願い申し上げます。
○議長(田中勝男) 13番、下関誠議員。
○13番(下関 誠) ちょっとくどくなりますけれども、この件に関して言うと、20年後の職員数ということからいうと、大幅に減っていくんですね。ですから、将来的な町の規模というものが縮小されていくというようなスケジュールというか目標があるわけですから、ぜひ今の件をこの段階から進めていっていただきたい、体制をつくっていっていただきたいと考えていますが、如何でしょう。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 今お話のように、将来133名程度の一般会計の職員の目標立てております。当然、今回の施設でいえば、専任の職員を配置するわけではございませんが、当然職員が減ってくれば、業務も残った職員にかかってくるということが事実でございます。先程お話申し上げましたように、いろんな制度の活用について、更に研究させていただきたいと思っております。
○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。14番、妻鳥公一議員。
○14番(妻鳥公一) このきたくま文化蔵についてですが、今まで何人かが質疑を行っているわけですが、私はこれの状況の中で、端的にお伺いしたいのですが、ひとつはこういう形で開館をして町民に開放すると、そういう施設なんですけれども、心配しているのは、この利用する方がどれだけいるのかなという心配があるんですよ。そこら辺、管理人置いてやっていくということなんで、経費の見積もりはどれだけしているのかということ、大変心配になるわけですが、教えていただきたいと思います。郷土作家の作品の部屋、それから100年記念の写真、第九の部屋と、かなり限定されております。芸術の部屋というのがありますが、これは本当に利用状況があるのかなと心配をしております。だいたいこれは絵画を中心にするんだろうと思っていますが、この利用状況がどうなるんだろうかなという心配をしております。その辺のところを、いろいろ議論あったでしょうが、今眠っているから、それを出して、そして町民に観ていただこうという話はわかるんですけれども、まず最初に教えていただきたいと思うのですが。
○議長(田中勝男) 社会教育課長。
○社会教育課長(寺本栄二) 只今のご質問に答弁いたします。郷土作家の部屋3教室、今までの作品等の展示なんですけれども、どれだけ来るかというお話ですけれども、私どもも来てくれるように願っております。今ここで何人来るかというのは未知数なので私はちょっとわかりませんけれども、それは議員もわからないと思いますけれども、私もわからないので、来てくれることを期待しております。
それと管理人置いて云々という話ありましたが、これは財産、絵に傷をつけられても困るし、例えば絵にスプレーかけられても困るし、掃除のこともあるし、いろんなそういう面で管理人を置かなければだめだろうということで、内部的に協議をしました。お金がいくらぐらいかかるというお話ありましたけれども、一応今年度の予算としましては、本来でいくと、5月から10月まで、資料1に書いてありますけれども、今年は展示期間だとか準備期間がありますので、8月から10月の3ヶ月みて20万円と今年は計上しました。ごめんなさい。今年ではなく新年度、17年度です。17年度は3ヶ月で20万として計上しました。
それと芸術の部屋、これは先程説明しましたように、創作活動だとか、個展を開いたりする部屋として設けましたけれども、絵画だとか、書だとか、写真だとか、陶芸だとか、いろいろあるかと思いますけれども、なるべくきてくれるように、これも期待しております。以上です。
○議長(田中勝男) 14番、妻鳥公一議員。
○14番(妻鳥公一) 関連してですが、今回は北熊牛小学校ですね、あと今年4校閉校になるということなんですが、この4校についても検討されていると思うんですが、あの1校1校事情があって別だと思うんですが、前の回に質問したときに、今回は社会教育施設として使うということになっていますが、年数的には10年を経過しているので、公共施設として使用する場合はいいと、幅が広くなっているんだというふうに聞いておりますので、もっと幅を広げて、ひとつはね、4校の検討状況どうなっているのかと、これがひとつです。もっと幅を広げて、公共施設とかその他のものにも転用できるという(途中中断)
○議長(田中勝男) 妻鳥議員、質問中でございますけれども、これはきたくま文化蔵条例の関係でございますので、関連で他の施設云々というのはちょっと拡大だと思いますので、質問の内容を改めてください。
○14番(妻鳥公一) はい、そうですね。一般質問ではないですからね、わかりました。それで提案があるんですが、いろんな文化クラブがあります。書道とか絵画とか陶芸、言いましたが、もっと広げて展示をしたいというサークルがあるんじゃないかと思うのですが、そこら辺を広げる余地はないのでしょうか。
○議長(田中勝男) 社会教育課長。
○社会教育課長(寺本栄二) 今のご質問は、平面図でいうところの一番左側のオープンスペース、芸術の部屋の部分で言っているご質問ですね。これにつきましては、創作活動ですから、個人であろうと団体であろうと、今私が言いました陶芸だとか書だとか絵画だとかいろいろありますけれども、それ以外にあれば、ここは有料ですから、当然枠は広げてもかまわないと思っております。以上です。
○議長(田中勝男) よろしいですか、はい。他に質疑ありませんか。
4番、林巖雄議員。
○4番(林巖雄) 2点ほどお聞きしたかったのですが、4条とこの資料との関係、だいたいお聞きをしまして、ほぼ理解できました。
そこはいいのですが、今度10条に関係する分、ちょっとお尋ねしたいのですが、北熊牛小学校これ建設以来相当年数経過していますね。この間、例えば昭和56年風水害の問題だとか、その後釧路沖地震だとか、十勝沖地震だとかこういった大きな地震なんかも閉校までの間に結構あったというふうに記憶してます。こういう予期できないような風水害や地震、こういったものをたどってきている建物なんですが、今こういう文化蔵として多くの方に利用していただこうということで計画されたんですが、利用していただくにあたって、10条では例えば使用にあたって、現状使用して壊れれば現状に回復するというような部分とでの繋がりでいえば、今の状態そのままで使われるのか、一定程度の年数経過している状態のものを使いやすいような状態にある程度直してから一般の方に使っていただくとこのような考え方を持っておられるのか、ちょっと確認をしたいのですが。
○議長(田中勝男) 社会教育課長。
○社会教育課長(寺本栄二) 確かにこれは校舎が古くございます。ただ今まで使っている部分については修理等しておりますので、今まで使っておりましたけれども、今後使う場合も修理費として新年度予算に100万円ほど計上しております。今の校舎の形をそのまま残すということが基本で考えております。今の校舎をそのまま北熊牛の校舎を残すというのが基本、それから教室そのものも変えないというのも基本で考えています。ただ、天井だとか壁だとかシミがついていてどうしても塗装しなければならない部分だとか、平面図に書いてありますけれども、真ん中くらいに物品庫、これはちょっと字が小さいですが保健室と校長室の間に間仕切りがあったのをそれをとっぱらってしなければならない部分だとか、それだとか、いろんな棚とかそういうのをちょっと撤去しなければならないだとか、そういうもので、大枠は原形をそのままにして使うということです。10条でいうこの原状回復というのは、使う方が、なんかいろいろ大工道具とか、いろいろ創作活動したときに、一部分そのまま置いていったら困る部分は原状に復しなさいという意味の第10条であります。私も説明不足かもしれませんが、そういう意味です。
○議長(田中勝男) 4番、林巖雄議員。
○4番(林巖雄) 学校としてこれを使っている間に、逐次修繕をしながら利用してきたので、今そのまま、再度利用するにあたってもそう支障はないと、こういうふうにお話をされておりますから、理解はします。
つい最近、厚岸で震度5という非常に大きな地震がありました。ある地方では、古い建物については、耐震検査といいますか、そういったことをやってみようと、やろうと、いうところもあると聞いてます。ここは有料ということですから、お金をいただいて、利用いただく場所があります。そういうようなことからいえば、耐震検査をするなんてお考えはお持ちじゃないんでしょうか。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。
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○議長(田中勝男) 暫時休憩します。 (午後2時08分)
○議長(田中勝男) 再開いたします。 (午後2時09分)
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○議長(田中勝男) 社会教育課長。
○社会教育課長(寺本栄二) 大変申し訳ありません。避難施設として、利用する場合は耐震検査云々いりますけれども、美術館や資料館として使う場合は特に今回はしないということで考えております。
○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで質疑を終ります。
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○議長(田中勝男) おはかりします。只今議題となっています、議案第1号、きたくま文化蔵条例の制定については、総務文教常任委員会に付託し、閉会中も審査する継続審査にしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、議案第1号は、総務文教常任委員会に付託の上、閉会中も審査する継続審査とすることに決定しました。
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○議長(田中勝男) 暫時休憩します。 (午後2時10分)
○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後2時26分)
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○議長(田中勝男)日程第9、議案第3号、財産の取得について、議案第2号、平成16年度清水町一般会計補正予算(第8号)の設定について、以上、2件を一括議題とします。
提出者より本案について、提案理由の一括説明を求めます。
まず議案第3号について、総務課長。
○総務課長(荒木義春) 議案第3号、財産の取得について、提案理由のご説明を申し上げます。
1、物件の所在地、お手元にお配りさせていただいております資料3の1、3の2をご覧いただきたいと存じます。実はこれ1枚ものなんですけれども、3の1の右側に3の2が繋がる形になります。赤線で囲んだ区域でございます。上川郡清水町(十勝西部森林管理署管轄)の22林班、ひらがなで、は、む、カタカナで、ロ、ハ、ニ、23林班、ひらがなで、へ、と、よ、た、カタカナでイ、ロ、ハ、ニ、ホ、チ、リ、25林班、カタカナのロ、ハ、ニ、ト。
2、面積、337,348.41平方メートル。
3、立木在籍、1,783.21立方メートル。
4、取得方法、売買。
5、取得価格、22,180,000円。この内訳でございますが、土地にかかる部分が11,260,000円。立木にかかる部分が10,920,000円でございます。
契約の相手方、札幌市中央区宮の森3条7丁目70、北海道森林管理局、局長亀井俊水。
本物件は現在、国設日勝スキー場並びに日勝キャンプ場用地として十勝西部森林管理署より使用許可を受けている用地でございますが、取得後につきましては、町長より行政報告をさせていただいておりますとおり、周辺の国有林野との調和を図りつつ、町民レクリエーションの森として、誰もが手軽に親しめる健康づくりや体験学習の場、憩いの場として、年次的に整備を進めていくものでございます。以上、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願いいたします。
○議長(田中勝男) 次に、議案第2号について、助役。
○助役(五十嵐順一) それでは私のほうから、議案第2号の平成16年度清水町一般会計補正予算(第8号)の設定について、ご説明させていただきます。
補正の内容につきましては、歳入歳出予算の補正でございまして、既定額に歳入歳出それぞれ28,416千円を追加しまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,671,450千円とするものでございます。
初めに、歳出予算の内容からご説明申し上げますので、9頁をお開きいただきたいと思います。
9頁、まず2款1項3目、財産管理費の13節委託料504千円の減につきましては、執行残の補正でございます。17節の公有財産購入費につきましては、先程説明申し上げました、国有財産の取得に関わる額につきまして追加するものでございます。
次の頁に移ります。7款1項1目19節3,826千円の追加補正につきましては、中小企業近代化資金利子補給等補助金につきまして、融資件数が見込みより増加したことによりまして、それに関係する補正でございます。当初30件程度予定しておりましたけれども、見込みで45件程度が見込まれるということでございますので、その分の追加補正ということになってございます。
次に、7款1項5目709千円の追加補正につきましては、重油及び灯油の価格が、昨年6月以降、値上げとなりましたので、その分についての不足額につきまして、補正をするものでございます。
次の頁、11頁、教育費10款1項2目8節、394千円の追加でございます。中学生の各種大会におきまして、優秀な成績を収めたことによりまして、全道大会への参加が増えたことによりまして、追加補正をするものでございます。アイスホッケー、スキー、バドミントン等があります。
次に12頁、諸支出金の13款1項1目8節、641千円の追加につきましては、臨時職員の退職報奨金につきまして、退職者1名に関わります積算不足分について追加補正をさせていただくものでございます。13節、委託料、1,170千円の追加につきましては、改正の例規が89件ということでございました。その中には様式の改正、それから全部改正8件など、相対的に改正する頁が増えたことによりまして、その増加した分につきまして、追加補正をさせていただくものでございます。
次に歳入に移りまして、7頁をお開きいただきたいと思います。7頁、繰入金でございます。18款1項1目1節財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正に関わりまして、不足となる財源につきまして、財政調整基金を追加するものでございます。26,416千円を追加しまして、繰入後の平成16年度の見込財調につきましては、約680,000千円程度を予定しているところでございます。次の頁、雑入でございまして、諸収入雑入の関係でございます。2,000千円の追加補正でございますけれども、清水町百年史2月下旬に発刊となりますけれども、事前に予約を取っております。その段階で200冊程度の予約がございますので、その分について、今回追加補正をさせていただくものでございます。以上、一般会計補正予算(第8号)の説明に代えさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(田中勝男) これより一括して質疑を行います。質疑ございませんか。
14番、妻鳥公一議員。
○14番(妻鳥公一) 先程、議案3号が出ました。国有林の取得ということでございます。一般会計にも予算化がされていました。先程、町長、行政報告で書かれました。町民レクリエーションの森として、取得するということのようであります。それはそれなりの理由があると思いますが、そういうこの誰もが気軽に親しめる健康づくりや体験学習の場としてというものでありますが、これから整備していくと、進めていきたいということで取得をするんだということでございます。これでお伺いしたいのは、具体化がまだ進んでいないようなんですが、これを進めるにあたって、町民の方々、こんなことをするのかなというふうにはわかるけれども、具体的な内容というのが町民に示されないということで、6月議会でもお話したんですが、順次計画を町民とともに考えていくんだというように言われております。具体的な進め方とか、町民との話合いとかということが進んでいないようなんですが、そこら辺のところをどんなふうに進めようとしているのか、町民に示すことが必要でないかと思われるのですが、どんなふうに考えているのかお伺いしたいと思います。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(荒木義春) 町民レクリエーションの森の整備の関係でございますが、平成17年度から整備をしていきたいというふうに考えているところでございます。ご質問の具体的に整備するにあたりまして、当然植樹等々も進めて、森林整備も進めていくわけでございますので、そういった中で、どんな樹木を植栽していくだとか、これに関わって、この計画は計画として、もう少し町民の皆様のいろいろなご意見をいただくという部分も必要かと思います。今後、この計画を策定させていただいておりますけれども、この実施にあたりましては、見直すところは見直しをしながら、町がつくった計画でございますけれども、広報で掲載するなり、更には関係する機関の方々とのお話合いをするなどして、この実施に努めていきたいというふうに考えております。
○議長(田中勝男) 14番、妻鳥公一議員。
○14番(妻鳥公一) 6月の議会でこれを町有地として買い取るということになると、その後、お金の負担があるのではないかという、管理や整備など、質問したことあるんですが、そこら辺の検討を十分にされたのかどうかというのが若干心配になっています。確かに、一時的にお金はかかるけれども、町有地としての重荷にならないかと財政負担にならないかということをお聞きしたことがあるんですが、具体的にこういう事態になって、そこら辺のところをどういうふうに考えられたのか、お答え願いたいと思います。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 例えば、このスキー場用地、キャンプ場用地を即時返還した場合、原状回復が求められます。そういった経費と、今回取得し整備を図っていった場合の財政的な負担については、協議をさせていただきました。確かに議員がおっしゃるように今財政的に許すんであれば、原状回復しながらお返しする方法もあろうかと思いますが、現況の本町の財政状況では、購入して、現在10ヵ年程度で整備をしていきたいと考えています。そういった中で、年次的に財政的なお金を投入しながら、年次的な整備を図っていきたいというふうに考えたところでございます。
ちなみに、仮に原状回復をした場合、当然解体をし、植栽をして、更にスキー場として借り入れていた起債の繰上償還等も出てまいります。こういった部分で、今回購入して整備していくとの比較させていただいた中で、今回このような形で進めさせていただくことになりましたということでございます。
○議長(田中勝男) 14番、妻鳥公一議員。
○14番(妻鳥公一) ちょっと具体的でないんですが。10年かけて整備をするということですね。ここに書いてあるだけでも、かなり体験学習の場とか、それから憩いの場、それから健康づくりと、本当にやっていこうとしたら、かなりの経費がかかるのではないかと、町民の方々のこれを見て、やっぱり具体的なものをわからないと、これだけではちょっと困るなと思うんですよ。どっちが本当に町民にとっていいのか、私こういう施設としては千年の森がぴしっとあってやっている、そういう形で。それに競合するような形でなるわけですから、町民の方々、これは変だなというふうにどうしても出てくるんでないかと思うんですよ。だから、これはやっぱり取得ありきで進んできているからこうなっちゃったんですね。一時的に財政は大変だけれども、というところを私は町民に理解していただいてやるのが僕は筋だし、その過程で話し合いのものが持たれていなければならないと思うわけです。そこのところが具体的には、町民の方々といろいろ相談してこういうふうにやるよというのをいつ頃までに示されるのか、ということがひとつありますね。この前には、こういうふうな形なんだということを示してから議題になると、なお良かったなというふうに思っております。私達が審議した中でこうだよということが町民の方にわからないとね、説明が出来ないです私も。いつ頃、時期的にやるのか、話し合いをするのかということを中身を具体化するのかなというふうに思いますが、そのことをひとつお聞きしたいということです。やっぱりこういう形でやるということは僕はあまり賛成できないと思っております。以上です。お願いします。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 先程申し上げましたけれども、今回財産取得にあたりましては、国有地の財産取得にあたりまして、町としてどういう使い方をする、何のために必要かということが当然求められるわけでございまして、そのために町民レクリエーションの森として整備管理していくという計画をつくらせていただきまして、取得に向けて、現在協議をさせていただいているところでございます。
この計画につきましては、年度内に用地の取得について、図れるようになるわけですけれども、その後、全体計画につきましては、広報等を通じて町民の皆様にお示しをするとともに、植樹について、議員お話のように、昨年6月に町長からも答弁申し上げておりますが、植樹のする際の木の種類のついて、広く植樹の方法なども含めて関係する方々との協議はしてまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで質疑を終ります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第3号、財産の取得についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議がありますので、挙手により採決をします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は、挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(田中勝男) 挙手多数であります。
よって、議案第3号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第2号、平成16年度清水町一般会計補正予算(第8号)の設定について、採決します
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議がありますので、挙手により採決をします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は、挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(田中勝男) 挙手多数であります。
よって、議案第2号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) おはかりします。
ただいま、総務文教常任委員会、厚生常任委員会、産業建設常任委員会、議会運営委員会より、所管事務等の調査についてが提出されました。
これを急施事件と認め、日程に追加し、直ちに審議することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 暫時休憩します。 (午後2時48分)
○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後2時50分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 所管事務等の調査については、急施事件と認め、日程に追加し、追加日程として直ちに審議することに決定いたしました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男)追加日程、所管事務等の調査についてを議題といたします。職員に申出書を朗読させます。事務局長。
(事務局長朗読)
○議長(田中勝男) 所管事務等の調査の申出については、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、本申出のとおり承認されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これで本日の日程は全部終了しました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 会議を閉じます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 平成17年第1回清水町議会臨時会を閉会いたします。
(午後2時52分閉会)