北海道清水町議会

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平成18年第3回定例会(3月23日_日程第16)

○議長(田中勝男) 日程第16、意見案第6号、上限関税断固反対などWTO農業交渉に関する要望意見書についてを議題とします。
 職員に意見書案を朗読させます。事務局。

(事務局朗読) 

○議長(田中勝男) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 浅野克哉議員。

○提出者(浅野克哉) 意見案第6号については、今、朗読説明を受けたとおりですが、上限関税断固反対ということで、WTOの農業交渉、これが非常に難航しているようで、今日も全中の宮田会長一行がジュネーブへ行っているという状況で非常に難しくなっているという状況です。
 日本は穀物の最大輸入国でございまして、その中でアメリカは輸出国の一番大きいところでございますが、例えばアメリカの言っていることは高関税品目については9割関税を下げなさいと、かつ上限関税は75%だと、こういうことを言っているわけです。澱粉の場合は、あまりここは生産地ではないですが、関税率が583%、これは加工澱粉ではなくて普通の澱原の澱粉ですね、それが583%、これを58%まで落とせということで、これは1割ですが、最高9割削減しなさいと、上限関税は75%、最悪の場合は75%までしか認めない、こういうことでアメリカは輸出国は非常に強くやっているわけです。
 日本の輸入国については、上限関税を撤廃されたら困るということで交渉をしているんですが、なかなか難航しているようです。それで、こういう農民団体からも上限関税断固反対ということで、意見書を出していくということで、ご審議いただいて、可決されてそれぞれの機関に提出していただきたいと思います。以上です。

○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、意見案第6号、上限関税断固反対などWTO農業交渉に関する要望意見書について採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、意見案第6号は原案のとおり可決されました。
 なお、提出先は、内閣総理大臣・外務大臣・農林水産大臣・経済産業大臣といたします。

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