北海道清水町議会

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平成18年第4回臨時会(3月29日_日程第4)

○議長(田中勝男) 日程第4、行政報告を行います。
 町長から行政報告の申し出がありました。これを許可いたします。町長。

○町長(高薄 渡) 本日、お配りの報告と併せて2件、ご報告申し上げるしだいでございます。
 1点目、故清水町名誉町民元清水町長矢地広三氏に係る町葬の執行につきまして、ご報告申し上げます。
 故矢地広三氏の訃報につきましては、去る3月20日に遺族を通じ、3月19日午後3時13分に入院先の新札幌パウロ病院にて84歳をもってご逝去されたとの連絡がありました。
 その後、札幌市におきまして近親者のみで密葬を行い、過日、遺骨となられ帰町されたところであります。
 故矢地広三氏につきましては、昭和40年2月28日から平成5年2月27日までの7期28年の長きにわたり清水町長として、その優れた識見と確かな行動力をもって、本町の発展に情熱を注がれ、多大なるご尽力をされ、この功績を称え平成9年10月1日に清水町名誉町民の称号が授与されたところであります。
 ここに生前の矢地広三氏の偉大な功績と人柄を偲び、清水町名誉町民条例第7条第2号の規定に基づき、来る4月8日午前10時より、清水町文化会館大ホールにおきまして、町葬を執行いたします。
 なお、今臨時議会に関係補正予算につきまして、ご提案させていただいておりますので、ご審議の程よろしくお願いいたします。
 加えて、口頭でありますけれども、生前から叙勲の対象者でありましたけれども、それをすべて辞退し、亡くなられた後もご遺族のほうから申出がありましたので、付け加えさせていただきます。以上、町葬の執行についての行政報告といたします。
 2点目でございますけれども、去る3月25日、口頭でありますけれども、御影消防団員が交通事故によりまして負傷するという事件が発生いたしました。本来なら西十勝消防組合議会にて報告を詳しくするところでございますが、私に、町へということでの消防団長から報告がございましたので、議会に報告をさせていただきたいと思うしだいでございます。
 去る3月25日午前10時40分頃、字羽帯南2線110番地先の国道38号におきまして、消火作業を終えた消防団員6名が乗車した指揮車(ワゴン車)が、御影分遣所に帰所するため取付道路から国道38号を御影方向に右折しようと進入したところ、新得方向に直進中の大型トレーラーが指揮車右側面に衝突し、乗車中の消防団員全員が負傷する事故がありました。
 消防団員6名の負傷程度につきましては、骨盤骨折が1名、右下顎骨折及び右肺挫傷が1名で、両名は町内医療機関に収容後、帯広市内の医療機関に転院し、入院されました。
 また、肋骨骨折及び肺損傷疑いが2名、肋骨骨折、右肩及び右足打撲が1名で、これら3名は町内医療機関に収容後、入院されました。
 更に1名は腰部、右足打撲で町内医療機関に収容されましたが、受診後帰宅し、通院治療となりました。
 負傷された団員の方々にお見舞い申し上げますとともに、1日も早い快方を願うものであります。なお、相手方トレーラーの運転手に怪我はありませんでした。
 負傷された団員の方々につきましては、消防団員等公務災害補償の適用を申請するとともに、相手方の車両修繕及び御影消防団指揮車修繕につきましては、西十勝消防組合が加入しています保険会社と協議し、対応してまいりたいと考えております。
 今後は、このような事故が起きないよう消防団員の安全管理に一層注意を払い、事故防止に努める所存であります。
 以上、御影消防団員の交通事故における負傷についての行政報告といたしました。
 なお、直ちに6名の入院先にお見舞いを申し上げたと同時に、相手方の会社社長はじめ運転手に深くお詫びを申し上げてきたしだいでございます。幸いに命に別状はなかったということで、不幸中の幸いではなかったかとこのように思いますけれども、けがをされた団員の心痛を考えると深く痛みを感じるところでございます。どうぞよろしくお願いいたします。

○議長(田中勝男)
 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可いたします。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
 これで行政報告を終わります。

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