北海道清水町議会

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平成18年第6回定例会(6月15日_日程第2)

○議長(田中勝男) 日程第2、請願第29号、熊牛郵便局の集配業務等の存続を求める請願についてを議題とします。
 委員会報告書を朗読させます。事務局長。

(事務局長朗読) 

○議長(田中勝男) 本件について、総務文教常任委員長より報告を求めます。委員長、荒木篤司議員。

○委員長(荒木篤司) 最初に申し上げますけれども、郵政民営化とは何かということについては議論をしておりません。
 2007年10月の完全民営化に向けて、今、郵政公社は集配業務を拠点化するため、道内141の郵便局を廃止するというふうに提案がされており、今回の郵政公社北海道支社から十勝管内11の郵便局を廃止するということの中に、その熊牛郵便局が含まれているというふうなことの連絡があったということでございました。町長部局としては、このことを対象地域の対象者の方々に説明し、無集配化に伴う地域住民の生活に影響が出るなどの理由で要請活動を展開していくということになったということが、行政報告などで報告されました。
 今回、このことについて、本会議に請願書が出されたことを受けて、付託を受けた当委員会で協議をいたしました。いろいろとご意見はあるかと思いますが、当委員会としては郵政民営化の法整備された民営化は、法整備された既定路線で、民営という観点からみれば、採算重視の営業路線に変わることもある程度はしかたないことであるという展開でございますが、地域住民の方々の気持ちは理解できるということで容認できるという内容でございます。
 ただ、熊牛地区に新しく開校しました通信制高校は郵便局が近くにあるということも条件の1つだったことを鑑みて、議会としてはそうした特殊事情を全面的に考えて今後も集配業務を続けていただくべく、執行・地域住民代表の方々と共に議長が北海道支社に要請に行くことが望ましいのではないかという結論に達しました。以上でございます。

○議長(田中勝男) これより質疑を行います。
 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより請願第29号、熊牛郵便局の集配業務等の存続を求める請願についてを採決いたします。
 本件に対する委員長報告は、採択です。
 請願第29号は、委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、請願第29号は、委員長報告のとおり採択と決定しました。

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