北海道清水町議会

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平成17年第2回定例会会議録(3月11日_日程第7)

○議長(田中勝男) 日程第7、陳情第10号、日本郵政公社を存続するよう貴議会での意見書提出を求める陳情についてを議題とします。
 委員会報告書を朗読させます。事務局長。

(事務局長朗読)

○議長(田中勝男) 本件について、総務文教常任委員長より報告を求めます。委員長、荒木篤司議員。

○委員長(荒木篤司) この件につきましては、前委員会からの引継ぎ事項でございましたので、郵政事業の現状と民営化後の姿について勉強会を行い、委員として共通理解のもとに協議していくという考え方から、2月7日に委員会協議会を開催して、町内3郵便局長に出席していただき、いろいろ詳しく説明いただきました。
 説明によりますと、道内すべての郵便局が現在赤字で、日本全国トータルで黒字経営ということになっているということで、民営化されれば、利益追求、株主重点主義ということになり、ユニバーサルサービスの維持は困難ではないかということが言われました。
 当委員会としては、清水町民にとって、現在の形がいいのかどうかという観点からいろいろ協議しました。ますます高齢化社会を迎えることから、その利便性を考慮したとき、現在の4局体制を維持することが望ましく、旭山郵便局が簡易郵便局となり、地域住民が不便になったという現状、また町内で働いている郵便関係者約50名のうち7割近くが町内に住まわれているということを考慮して、郵政公社になって間もなく、間がないのでありまして、当初予定していた19年までに時間をかけて議論するということが望ましいという結論に達しまして、全会一致で意見書を提出するということが、当委員会として決定しましたのでよろしくお願いいたします。

○議長(田中勝男) これより質疑を行います。質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

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○議長(田中勝男) これより陳情第10号、日本郵政公社を存続するよう貴議会での意見書提出を求める陳情についてを採決いたします。
 本件に対する委員長報告は、採択です。
 陳情第10号は、委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、陳情第10号は、委員長報告のとおり採択と決定しました。