北海道清水町議会

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平成17年第2回定例会会議録(3月11日_日程第11)

○議長(田中勝男) 日程第11、議案第15号、清水町議会議員の報酬、期末手当及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定について、議案第16号、非常勤職員の報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定について、議案第17号、実費弁償支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第18号、清水町職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第22号、清水町在宅ねたきり老人等介護手当支給条例を廃止する条例の制定について、議案第24号、清水町敬老祝金支給条例及び清水町福祉手当支給条例を廃止する条例の制定について、議案第28号、平成17年度清水町一般会計予算の設定について、議案第29号、平成17年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、議案第30号、平成17年度清水町老人保健特別会計予算の設定について、議案第31号、平成17年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、議案第32号、平成17年度清水町公共下水道事業特別会計予算の設定について、議案第33号、平成17年度清水町集落排水事業特別会計予算の設定について、議案第34号、平成17年度清水町簡易水道事業特別会計予算の設定について、議案第35号、平成17年度上水道事業会計予算の設定について、以上、14件を一括議題とします。
 提案者より提案理由の説明を求めます。助役。

○助役(五十嵐順一) 平成17年度の清水町予算審査特別委員会において、今後予算案及び関係議案の審議をお願いするにあたりまして、予算の概要をご説明申し上げたいと思います。
 お手元にあります、予算に関する資料の1頁をお開きいただきたいと思います。平成17年度の一般会計の予算総額につきましては、6,760,000千円、前年度当初予算と比較しまして、790,000千円、10.5%の減となっております。
 一般会計の歳出の内容につきましては、2頁の平成17年度一般会計予算案総括表をご覧いただきたいと思います。款ごとに対前年度比較の主な内容をご説明申し上げたいと思います。
 1款議会費は8,906千円の減であります。主な減額の内容につきましては、議員1名欠員によります、報酬、費用弁償等の減となっています。
 次に、2款総務費は132,124千円の減、主な減額の内容は、職員数の減による給料等の減、町史編さん事業の完了による減、参議院選挙及び町長選挙費用の減などとなっています。
 3款民生費、39,664千円の減につきましては、主な減額の内容では、重度心身障害者医療給付制度改正に伴う給付費の減、へき地保育所3箇所閉所による運営費の減などで、主な増額の内容は、介護保険給付費の増加による、介護保険特別会計繰出金の増、障害者居宅等支援利用者の増による支援費の増、児童手当制度拡充に伴う給付費の増などであります。
 4款衛生費、36,501千円の減につきましては、主な減額の内容では、国民健康保険基金繰入による国民健康保険特別会計繰出金の減、清掃センター資源ごみ圧縮転用機設置事業等工事の完了によります減などでございます。主な増額の内容としましては、老人医療費の増加に伴います、老人保健特別会計繰出金の増、上水道事業資本的収入不足額補填による、上水道事業会計出資金の増などであります。
 5款労働費、10,338千円の主な減額の内容は、緊急雇用対策事業の終了による減などとなっております。
 6款農林業費、151,417千円の減につきましては、主な減額の内容では、農業生産総合対策事業、耕畜連携・資源循環総合対策事業完了による減、高速道路工事に伴います、町営牧場雑用水管移設工事の完了による減、同じく高速道路工事に伴う営農用水移設工事による減、農道整備事業による減、畜産業費で畜産環境保全対策関連対策事業の完了による減などとなっております。また、主な増額の内容では、公社営畜産基地建設事業導入によります事業委託料の増、道営下美蔓地区担い手支援畑地帯総合整備事業着手による営農用水事業負担金の増などであります。
 7款商工費は18,575千円の増となっていますが、主な増額の内容としましては、しみず温泉ボイラー入れ替え工事などの増となっております。
 8款土木費、140,762千円の減につきましては、主な減額の内容では、道路新設改良事業これの完了による減、更には道路改良事業の完了による減、公共下水道事業資本費平準化債借入れに伴う公共下水道事業特別会計繰出金の減、町営住宅改修事業工事費の減などとなっております。
 9款消防費は3,013千円の増となっております。主な増額内容につきましては、北海道消防総合訓練大会出場関係経費の増となっております。
 10款教育費、111,401千円の減につきましては、小学校閉校事業終了による補助金の減、教育用コンピュータのリース経費及び奨学金貸付金の減、へき地小学校4校閉校による運営経費の減、スキー場廃止による運営経費の減となっております。
 11款災害復旧費の総額は前年度と同額であります。
 12款公債費、165,019千円の減につきましては、減税補填債借り換えの終了によります元金の減、起債未償還元金の減少によります利子の減などとなっております。
 13款諸支出金、15,456千円の減につきましては、時間外手当の削減及び臨時職員賃金の削減による減、庁舎煙感知機取替え工事終了によります工事費の減となっております。 
 次に表の右側に、歳出の財源内訳を載せておりますが、国庫支出金から諸収入までの特定財源の合計は、1,563,945千円となっております。主な特定財源の項目につきましては、前年度との比較について説明を申し上げます。
 国庫支出金21,447千円の減につきましては、三位一体改革による国庫負担金補助金の一般財源化に伴う、老人措置費負担金等の廃止による減が主な内容になっております。
 道支出金、69,709千円の減につきましては、主な減額の内容では、国庫支出金と同様に三位一体改革による一般財源化に伴う、老人措置費負担金等の廃止による減、更には農業生産総合対策事業完了による減、耕畜連携・資源循環総合対策事業完了による減、畜産環境保全関連対策事業完了による減、農道整備事業1路線完了によります減などとなっております。
 町債239,500千円の減につきましては、農業基盤整備事業の完了等によります減、農道整備事業の完了によります減、減税補填債借り換え完了によります減などとなっております。
 分担金等は3,006千円の減となっております。主な減額の内訳は、へき地保育所運営費負担金の減、土地改良事業国営事業受益者負担金の繰上償還額の減などとなっています。
 使用料等は2,947千円の増となっています。主な増額の内訳としましては、牧場使用料の増や農業用水使用料の増などとなっています。
 財産収入は322千円の減。
 寄附金は増減なしであります。
 繰入金は41,738千円の減となっていますが、主な減額の内容は、公共施設建設等基金繰入金の減、教育基金繰入金の減によるものでございます。
 諸収入は3,925千円の減となっております。主な増減の内容につきましては、高速道路建設に伴う農業用水移設補償収入の減と更に公社営畜産基地導入に伴う受託事業収入の増となっております。 
 次に3頁をご覧いただきたいと思いますが、一般財源の内容について、説明を申し上げたいと思います。
 一般財源の総額は、5,196,055千円となっております。町税は27,222千円の増で、主な増額の内容につきましては、農業所得の伸び等による町民税等の増などとなっています。地方譲与税は22,000千円の増となっていますが、国庫負担金補助金の一般財源化に伴い、税源移譲されることによる所得譲与税の増であります。利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、地方消費税交付金、ゴルフ場利用税交付金、自動車取得税交付金、地方特例交付金及び交通安全対策特別交付金については、平成16年度交付見込額を基本に地方財政計画で示された上限率により予算計上したところでございます。地方交付税につきましては、240,000千円、7.1%の減で計上しているところでございますが、主な減額の内訳は普通交付税で185,000千円、5.8%の減、特別交付税で55,000千円、24.4%の減で推計したところでございます。使用料及び手数料6,354千円の減につきましては、町営住宅使用料等特定財源の充当残の減などとなっております。財産収入6,898千円の増につきましては、町有地売払収入の増となっております。繰入金は144,604千円の減となりましたが、主な減額の内容につきましては、財政調整基金繰入金の減であります。諸収入7,628千円の増につきましては、奨学金貸付金収入の増となっております。町債88,700千円の減につきましては、普通交付税の振替分である臨時財政対策債発行額の減などとなっております。
 次に、4頁、5頁をご覧いただきたいと思いますが、これは一般会計の款別節別の内訳は記載してあるとおりとなっています。
 更に6頁につきましては、事業費及び役務費につきまして、更に細かい内訳を記載しておりますので、ご覧いただきたいと思います。
 続いて、7頁以降につきましては、主な普通建設事業及びソフト事業の一覧を掲載しておりますので、ご覧いただきたいと思います。
 次に特別会計の説明をさせていただきます。1頁にお戻りいただきたいと思います。
 国民健康保険特別会計につきましては、23,400千円の減となっています。退職者医療及び老人拠出金の減額による減が主な内容となっております。老人保健特別会計につきましては、82,400千円の増となっています。老人保健の給付対象者は最少年齢の引き上げにより減少するところでありますけれども、医療給付費の伸びが高く、増となったところでございます。
 介護保険特別会計につきましては、76,400千円の増となっております。要介護認定者と施設入所利用者の増加による保険給付費の増によるものでございます。
 公共下水道事業特別会計につきましては、74,100千円の減となっています。終末処理場機器更新事業工事の減による減、更に汚水管敷設工事終了による減などとなっております。
 集落排水事業特別会計につきましては、9,000千円の減となっています。公債費、元金及び利子の減による減が主な内容でございます。簡易水道事業につきましては、32,400千円の減となっております。御影地区老朽管更新事業の完了による減となっているところでございます。
 最後に、公営企業会計上水道事業につきましては、14,300千円の減となっております。これも老朽管更新事業との工事費の減による減が主な内容となっているものでございます。
 以上、簡単でございますけれども、平成17年度各会計予算案の概要についてご説明を申し上げました。ご審議のほどよろしくお願いします。

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○議長(田中勝男) おはかりします。
 只今、議題となっております14件の議題につきましては、議長を除く16人の委員で構成する、平成17年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することにしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、一括議題となっております、14件の議案につきましては、議長を除く16人の委員で構成する、平成17年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することに決定しました。

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○議長(田中勝男) 暫時休憩します。       (午後1時49分)

○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後1時50分)