平成17年第2回定例会会議録(3月11日_追加日程)
○議長(田中勝男) 次に、浅野克哉議員他賛成者4名から、意見案第2号、平成17年度酪農畜産政策・価格対策に関する要望意見書についてが提出されました。
これを日程に追加し、議題にしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
意見案第2号を日程に追加し、追加日程として、議題とすることに決定いたしました。
○議長(田中勝男) 追加日程、意見案第2号、平成17年度酪農畜産政策・価格対策に関する要望意見書についてを議題といたします。職員に意見書案を朗読させます。事務局。
(事務局朗読)
○議長(田中勝男) 本案について、提案理由の説明を求めます。
浅野克哉議員。
○提出者(浅野克哉) 本件につきまして、内容をちょっとご説明しておきますが、現在、国に運動中でございまして、中央運動としては、3月17日頃に価格が決定するという見通しですので、今日議案を出して、それぞれ送付したいということでございます。
本町の酪農状況を若干申し上げますが、昨年の1月から12月までの生乳の数量、これは売った数字ですね、88,030トンということで、酪農の町でございます、171戸の人が飼育しております。飼育頭数は経産牛で10,711頭、育成牛は9,133頭、合計2万頭くらいの牛ということでございます。
この政策的な意見の中身ですね、これについて若干申し上げますと、今年は加工原料乳の枠が減るのではないかということで危惧しているわけでございます。現在は、16年は210万トン、今年は脱粉の在庫が非常に多いということで危惧しているわけでございますが、そういう中で、この210万トンというのは、補給金の補償トン数でございます。だいたい北海道で90%が、北海道の加工原料乳でございますから、北海道は加工原料の地帯でございます。この210万トンの90%は北海道で使われている。それから2番目にですね、この意見書の中身にありますように、脱脂粉乳の在庫が非常に多い。これは雪印の関係の事件もありまして、それ以後、事業が減退したということで、年間の適正在庫というのは3万6千トンくらいでございますが、実際に現在在庫しているのは、9万4千トンということで、約3年分脱粉が在庫してしまったと、系統としてのホクレン、全農等で、今年は2万5千トンくらいを脱粉から変えて販売対策をしていきたいと、それから3つ目は、環境対策でございますが、本町の場合も76%くらいは家畜排泄物法に基づく、それぞれの対策をやってきたわけでございますが、また、若干残っているとこういうことで、リース事業、その他の補助事業を続けてほしいということで、その中身でございます。焦点はその3つでございまして、そういう中で意見書を送らせていただきたいと、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(田中勝男) これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより、意見案第2号、平成17年度酪農畜産政策・価格対策に関する要望意見書について採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、意見案第2号は、原案のとおり可決されました。
なお、提出先は、衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・農林水産大臣・財務大臣といたします。
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○議長(田中勝男) 暫時休憩します。 (午後2時22分)
○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後2時35分)
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