平成17年第5回臨時会会議録(7月15日_日程第4)
○議長(田中勝男) 日程第4、行政報告を行います。
町長から行政報告の申出がありました。これを許可いたします。町長。
○町長(高薄 渡) おはようございます。それでは私から行政報告1件でありますけど、申し上げたいと思います。まず、構造改革特別区域計画の認定についてでございます。
第4回清水町議会定例会におきまして、行政報告いたしました構造改革と区別区域計画「文化と人が響き合う清水町教育特区」につきましては、去る7月7日、内閣府より認定の内示がありましたので、ご報告申し上げたいと思います。
計画につきましては、旧熊牛小学校を活用して、単位制・広域制による通信制高等学校を設置するものであり、一般教科を学ぶ普通コースのほか本町の特徴である芸術文化の取り組みをカリキュラムに取り入れた芸術コースを設けて、生徒が興味を持って卒業まで学び続けられる新たな形態の通信制高等学校の設立を目指すものであります。
認定されました特例措置につきましては、学校設置会社による学校設置事業であります。2つ目は校地・校舎の自己所有を要しない小学校等設置事業でありまして、3つ目が市町村教育委員会による教員の特別免許状を授与できる事業であります。この3つともすべてクリアいたしまして、認定の内示を受けまして、7月19日が認定日となりまして、今後、平成18年4月の学校開設に向け、株式会社日本教育工房と連携を図り、諸準備を進めてまいりたいと考えております。なお、7月19日の認定には、5時から私もまいりまして、総理大臣から認定書を受け取る予定になっているところでございます。以上、構造改革特別区域計画の認定についての行政報告とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(田中勝男) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可いたします。質疑ございますか。
12番、荒木篤司議員。
○12番(荒木篤司) 今、特区の認定について町長から報告がございましたけれども、来年の4月の開校に向けて、いろいろ準備を進めているということですが、今後、この件に関しては、どのような流れになっていくことになっているのか、ちょっと教えてください。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 今の行政報告で町長が申し上げました3つの、3件の特例事業につきましては、今後1点目の「学校設置会社による学校設置事業」に関わりまして、この学校設置の審査を行う学校審議会の設置を清水町として審議会の設置をいたします。更に「教育委員会による特別免許状授与事業」に関わりまして、特別免許状授与審査会の設置、更に学校の校舎の教育施設の整備基金条例、使用料でいただいたものを基金条例を設けて、その教育施設の整備に基金上積んでいくという条例の制定、これらを次回の議会に提案させていただき、ご審議をいただき、その後、学校設置会社から学校の申請を受け、それぞれ条例を提案し、議決いただいた後、審査をいただいて、学校審議会で審査をして、学校の許可だとか特別免許状の許可、更には校地・校舎の貸付け、こういった事業をやっていき、来年4月の開設に向けて、事業を進めていきたいというふうに考えているところでございます。
○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで質疑を終ります。
○議長(田中勝男) これで行政報告は終りました。